2020年06月04日

空母「ルーズベルト」はグアムに戻った、任務再開前にグアムに残っていた兵員を乗艦っせるために!!

USNIニュース2020年6月3日より。

空母「セオドア・ルーズベルト」と乗艦している航空部隊は、任務に復帰しようとしている。空母航空試験(Carrier Qualification)を完遂したので。空母における2ヶ月の新型コロナウイリス感染の後に。

空母「セオドア・ルーズベルト」は現在、グアムに寄港している。乗員の残りの兵員を乗艦させるために。

情報概要は以上。空母「ルーズベルト」は今年1月17日にインド太平洋任務でサンディエゴを出港していた。通常の空母の任務期間は8ヶ月前後であるから、9月頃まで任務するであろう。 

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フィリピン海軍の初の遠航編隊と火災発生でインドに長期修理滞在の動き

そもそもこのフィリピン海軍の動きと意図が良く分からない面もあるが、時系列的に見てみる。

▼Baird Maritime2020年1月15日より。

フィリピン海軍は2隻を中東に出港すべく命令した。その出港は、アメリカとイラン間の緊張増大によりフィリピンの市民を撤退させるためである。

その派遣は、タルラック級のドック型揚陸艦「ダヴァオ・デル・スル」(LD602])とグレゴリオ・デル・ピラー級の航洋哨戒艦「ラモン・アルカラズ」(PS16)であり、1月14日(火曜日)に400名以上の船員と海兵隊を乗せて、マニラ南港を出港した。2隻の艦船は、サウジアラビアのジッダに到着する予定である。25日の航海で、スリランカへの短期補給での寄港を交えて。

▼Inquirer.net2020年2月25日より。

2隻はオマーンのマスカットに寄港した。この編隊は1月15日にマニラを離れた。そして、2月6日にオマーンに到着する前にスリランカに短期寄港を行っている。2隻はオマーンにいるフィリピン人のために2日間の公開日を設けた。

▼Naval Todayより。

フィリピン海軍の航洋哨戒艦「ラモン・アルカラズ」は5月7日にインド洋で火災となった。事件は、マニラに向かってドック型揚陸艦「ダヴァオ・デル・スル」と共に、インドのコーチンを出港した僅かの時間で発生した。 

幸いにも、乗員は迅速に動き、10分間で消火させた。2名の船員が負傷した。

多分、「ダヴァオ・デル・スル」(LD602)は、フィリピン人の避難民を乗せ、フィリピンへの航海を継続するであろう。LD602はマニラ南港に5月23日に到着する予定である。

▼New Indian Express2020年5月31日より。

コーチ発信・フィリピン海軍の艦船は火災発生のため、コーチに期間延長の滞在をしたが、5月27日に修理が完了したため、帰航の途についた。

「ラモン・アルカラズ」と「ダヴァオ・デル・スル」は5月6日にコーチの海軍工廠基地に寄港した。そして5月8日に「ラモン・アルカラズ」に帰投の途中で、火災が発生した。その後、コーチで修理に従事していた。

▼Srilanka Navy News2020年5月29日

29日午前、フィリピン海軍の「ダヴァオ・デル・スル」と「ラモン・アルカラズ」は、今朝、コロンボに到着した。スリランカに滞在しているフィリピン人のグループを伴い。

2隻の艦船は、スリランカに滞在しているべきフィリピン人のグループを連れて来た。その人たちは、世界を震撼させている新型コロナウイルスのために世界中の国際的飛行が中止となっているためである。

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情報概要は以上。日付は現地時間の都合で、異なっている場合があるようである。なお、Naval Todayでは、火災発生に伴い、「アルカラズ」は修理のため、インドに留まるが、揚陸艦はそのまま帰投するのではと報道しているが、実際は揚陸艦もインドに留まっていたようである。

なお、1月15日の出港時点ではサウジアラビアのジッダに向かうとしていたが、実際はオマーンのマスカットに寄港したようである。マニラ出港時点で、「25日の航海」で現地にとあり。1月15日出港、オマーンのマスカットに2月6日であるなら、25日間弱であるため、期間的には合致している。

また、この2隻は2月上旬より、4月下旬頃まで、おおよそ3ヶ月の期間、何をしていたかである。これに関し、Ipdefenceforum.Com2020年3月9日では、「艦船の派遣は移動の目的だけではなく、フィリピン政府のために浮いている作戦中枢であることもある」としている。なお、フィリピン人で海外で働いている人は1000万人であるとのこと。

 

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フィリピン海軍の最新FFG「Jose Rizal」が引き渡された!!

Naval News2020年5月22日より。

韓国の現代重工業は発表した、フィリピン海軍の最新フリゲート「Jose Rizal(ホセ・リサール)」を引き渡したと。その艦は5月18日にフィリピンのスービックに向けて出港する。

2,600トンで、最高速度25ノットであり、フィリピンの最初のFFGである。 

情報概要は以上。


ジョセ・リザイ現代重工業が引き渡し2020.5




















Photo/Naval News

艦影から見て、テグ級FFGをモデルとしているようである。最高速度は25ノットとあるが、テグ級は30ノットである。

主要仕様・装備は全長107.5m、全幅13.8m、最高速度25ノット、巡航速度15ノット、航続距離4,500ノット(8,330キロ)、76mm単装速射砲1基、30mmCIWS1基、12.7mm機銃4基、対艦ミサイルSSM−700k2(海星)連装2基、ミストラルSAM連装発射機2基(または1基)、3連装短魚雷発射機2基。

いずれにしろ、海軍の整備を急速に進めているフィリピン海軍にとって、待望の新艦である。

現在、2番艦も建造中。


 

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ロシア海軍黒海艦隊の「アドミラル・グリゴロヴィッチ」編隊がスリランカを訪問

中国海軍が、アメリカ海軍の南中国海展開、台湾海峡通過などに対する警戒で、インド洋への動きが不活発になっているのに対応するかのように、ロシア海軍のインド洋への動きが盛んになっている。

日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」より。

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2020年6月3日8時51分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はコロンボ港泊地へ入った】

インド洋エリアでロシア連邦旗のデモンストレーションの任務を遂行している黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、必要な物資・資材の在庫を補充する為にスリランカ民主社会主義共和国の首都・コロンボ港の泊地へ到着した。

在庫を補充した後、「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、与えられた課題に沿って任務の遂行を続ける。

以前、フリゲートと救助曳船の乗組員は、インド洋エリアで対空防衛及び仮想工作員の攻撃を撃退する演習を実施した。

黒海艦隊を代表する双方の技術的能力により、南方緯度で指示された任務の遂行が可能となり、乗組員は、この海域での航行経験を積む。

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このスリランカ訪問は、2020年3月4日にバルト海艦隊のフリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」と航洋曳舟「ヴィクトール・コネツキー」によるコロンボ港への3日間訪問(6日出港)、さらに立て続けに、太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」が 3月7日にコロンボ港訪問(4日間訪問)したばかりである。

さらにそれ以前では、ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」編隊が2019年4月3日に世界一周航海で、コロンボに寄港していた。 



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2020年06月03日

ロシア軍機が東地中海でアメリカのP−8Aに2ヶ月で3回の超近接飛行を実施

東アジアでは、アメリカ海軍の南中国海における航行の自由任務、台湾海峡の通過など、中国に対する挑戦が激しいが、欧州方面では、ロシア軍のアメリカに対する挑戦が盛んなようである。

アメリカ海軍欧州・アフリカ司令部HP2020年5月26日より。

地中海発信・2ヶ月で3回目のことである。ロシアのパイロットは、Unsafeな、かつプロフェッショナルではない飛行を行った。5月26日にアメリカ海軍第6艦隊のP−8A航洋哨戒機に対し。

5月26日に、アメリカ海軍のP−8Aは東地中海の公海上空を飛行していた。そこで、2機のロシアのSu−35機によって、65分間、インターセプトされた。

情報概要は以上。1回目は4月15日に、やはり同じP−8Aに同じ海域で同じSu−35によって行われ、4月19日に、P−8Aが、Su−35によって近接飛行をされた。こちらは100分間であった。

その4月19日の場合、1回目は安全な近接飛行のようにみえたが、2回目はUnsafeでUnprpfessionalであり、高速かつハイパワーで飛行した。 25フィート内に離れてといった具合の飛行で。

4月15日も4月19日も、公海上の飛行であり、ロシアの行動に対し挑発的な動きをしていなかった。 

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中国国産空母「山東」は黄海北の海域で慣熟訓練を実施中!!

Naval News2020年6月2日より。

中国の最初の国産空母「山東」(ペナント番号17)は大連造船所を5月25日に出港した。 黄海の北部海域でのSeaTrialをするために。

サウスチャイナモーニングポストによると、最初は「山東」の最初Sea Traialはコロナウイルスの拡散によって中絶となっていた。しかし、昨年に就役して以来、フネは今や最初の訓練を実行できるようになっていた。

「山東」の副艦長であるLi Yongxuanは、中国の国営メディアCCTVに語った。「山東」はその性能を発展させるために緊急に訓練が必要である。

情報概要は以上。何と言うことはなく、ステロタイプの報道中味であるが、新型コロナウイルスのために、訓練が中断していたとは初見である。 

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2020年06月01日

近代化されるロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"の洋上試験は延期される


日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」より。どうも、この記事を読むと、これまでの「アドミラル・トリブツ」などの改装と異なり、エンジン、レーダー、戦闘システムだけでなく、艦影、武器装備も変更される大規模改装のようである。

「トリブツ」の場合、エンジン、レーダー、戦闘システムなどの改装であった。

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近代化されるロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"の洋上試験は延期される
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年6月29日10時0分配信
【フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」の試験は延期される】

大型対潜艦からフリゲートへ近代化される最初のプロジェクト1155となる「マルシャル・シャーポシニコフ」の試験出航は、近代化の特殊性が故に延期される。
『Mil.Press FlotProm』は業界の消息筋より伝えられた。

対談者によると、「マルシャル・シャーポシニコフ」の出航は6月に計画されていたが、その作業量の故に延期された。
試験開始の正確な時期は未だ不明である。

現在、乗組員と工場員は主動力装置の試験を行なっている。
航行用エンジンは点検を成功裏に終え、今、増速用(エンジン)のテストが進められている。
一連の他のシステムの作業も滞りなく進められている。

5月に太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は、今年後半に係留試験が始まると発表した。
彼は、『ダーリザヴォード』の艦を定期的に訪れている事を強調した。
以前、太平洋艦隊は、フリゲートが年末までに艦隊へ引き渡されると発表した。

近代化される艦はミサイル複合体を受け取り、ミサイル「カリブル-NK」及び「オーニクス」、そして将来的には極超音速ミサイル「ツィルコン」を使用できるようになる。
今、太平洋艦隊司令官によると、それは対潜艦としての能力と高精度有翼ミサイルの搭載が組み合わせられる。

大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は1983年にカリーニングラードの造船工場『ヤンターリ』で起工され、1985年1月に進水した。
艦は1985年2月15日に海軍へ加入した。
2015年から『ダーリザヴォード』(ウラジオストク)で大規模修理と近代化が行なわれている。


ma2221 at 14:43|この記事のURLComments(0)

アメリカ海軍LPD「ニューオーリンズ」が上海沖でShowofForceを実施

アメリカ海軍は横須賀所属のDDG「ステザム」2019年6月に転属させた。そして、長年佐世保に配備されていたLHD6「ボノム・リシャール」の短期替わりにLHD1「ワスプ」を2018年1月に配置したが、きわめて異例の配備であった。

というのは、「ワスプ」はF−35Bが運用できるLHDとして初の艦であり、長年そのための整備を行い、訓練をしてきたのであるが、アメリカ東海岸のノーフォーク所属であった。であるから、佐世保への配備には4ヶ月半かかって移動したのであった。つまり、F−35Bの運用の実戦化を試すことが目的であり、アメリカ海軍の意気込みが理解されよう。

そして、「ワスプ」は2019年8月27日に佐世保を出港し、そして再びノーフォークへ3ヶ月の航海で「戻った」のである。

「ワスプ」の後身は、初めからF−35Bが運用できるようになっていたLHA6「アメリカ」であった。2019年12月6日に佐世保に到着した。そしてそれとほぼ同時期の2019年12月1日にヘリ輸送・ドック型揚陸艦LPD18「ニューオーリンズ」が佐世保に到着した。

小生は以前から配備のLPD20「グリーンベイ」の代替と思っていたが、「グリーンベイ」は2020年6月1日現在、未だ佐世保に配備され、つい最近はLHA6「アメリカ」と共に、南中国海を航海している。

さて、「ニューオーリンズ」であるが、この艦は、佐世保にしばらくいた後の2020年4月25日に佐世保を出港し、横須賀に寄港した後、西に向かった。そして東中国海で、空母「セオドア・ルーズベルト」の一員として派遣されていたDDG115「ラファエル・ペラタ」とPhoto Exerciseを5月24日に実施した。



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Photo/US Navy 

そして、この航海中に上海沖120海里の東中国海で「Show of Force」を行ったと「ニューオーリンズ」の航海記録で報道したのであった。

このアメリカ海軍の報道で「Show of Force」という文字は2回目である。

3月15日に「ルーズベルト」「アメリカ」そして「グリーンベイ」の3隻が南中国海海で行ったPhoto Exerciseの時点で使っているのである。


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 Photo/US Navy

3月15日に行った3隻の迫力ある写真である。 この時点で、Show of Forceを行使したと記しているのである。

左から「グリーンベイ」、真ん中が゜「ルーズベルト」、右が「アメリカ」。「アメリカ」の飛行甲板にはF−35Bが視認される。 

ma2221 at 07:40|この記事のURLComments(0)

2020年05月30日

横須賀所属のDDG「マスティン」がパラセル諸島で航行の自由任務を実施

USNIニュース2020年5月28日より。

DDG89「マスティン」 は5月28日に南中国海のパラセル諸島において、航行の自由任務を実施した。

中略

中国軍事公式筋はパラセる諸島付近を通過した「マスティン」の任務に関し、異なる見解を有している。

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情報概要は以上。

 

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中国海軍052C級DDG「済南」編隊は5月29日に太平洋入り

統合幕僚監部2020年5月29日より。

5月29日午前6時頃、「ゆうだち」(大湊)、「くろしま」(沖縄)およびP−3C(鹿屋)が、宮古島の北東約160キロの海域を南東進する中国海軍052C級DDG152「済南」、054A級FFG531「湘潭」および補給艦886「千島湖」の計3隻を確認した。

その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島の間の海域を南下し、。太平洋へ向けて航行したことを確認した。

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情報概要は以上。この3隻は訓練で出港したのか、どこかの国に寄港・訪問のためかは不明。

中国海軍が、太平洋に出ての訓練・演習は、2020年に入り、4月10日に空母「遼寧」編隊が052D級DDG「西寧」、同「貴陽」、054A級FFG「棗庄」、同「日照」、補給艦「呼倫湖」を率いて南西諸島を通過して以来のことである。同編隊は4月28日に南西諸島を北進している。

南西諸島を通過しての運航は、中国海軍の北海艦隊(青島)、東海艦隊(上海近くの舟山)であるが、湛江基地をメインとする南海艦隊は、南海遠航編隊を1月に派遣しているが、この編隊の編成、動き、日程に関しては未発表である。ただし、中国国防部は行ったとのみ報道している。

2019年末期の太平洋入り訓練を見ると、052D級DDG「成都」、054A級FFG「揚州」、同「南通」、補給艦「巣湖」が11月27日に太平洋入り、12月16日に南西諸島を北進している。


 

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2020年05月29日

アメリカ空母2隻がフィリピン海で展開、LPD「ニューオーリンズ」編隊が東中国海で!!

アメリカ海軍FLICKRより。

2020年5月27日、アメリカ海軍空母CVN76「ロナルド・レーガン」はフィリピン海で展開中。

同日、新型コロナウイルスでグアムに避難していた空母「セオドア・ルーズベルト」もフィリピン海で展開中。

5月26日、サンアントニオ級ヘリ輸送・ドック型揚陸艦「ニューオーリンズ」もDDG115「ラファエル・ペラルタ」と行動中。

また、DDG89「マスティン」は南中国海のパラセル諸島海域で、インド太平洋海域の安全と安定を守るべく、作戦行動中。 

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ベトナムに2隻目のハミルトン級カッターが譲渡!!/ハノイタイムズ

小生は、1968年10月21日に六本木の防衛庁前で、ベトナム戦争反対デモで逮捕された。懲役10ヶ月、執行猶予2年であった。当時、取り調べ検事から、取り調べ最終段階で、今後、ベトナム戦争の影響で、東南アジア地域が赤化してしまったらとしてどう思うかと問われたことがある。それは、小生のような、ノンポリを有罪化しても無罪化しても、どういうことも無いという確証があって、問いたことであろう。その時点で、この問いに、来たなと思ったが、小生の生き方まで関わることと、クソ真面目にそして一瞬後に、「アメリカがベトナム戦争に関わることが間違っていること、であるから、今後、東南アジアが将来赤化するなら、それはそれで東南アジア各国の選択であろう」というようなことを答えた。 

ベトナムに中国が後押しし、武器、補給面で多大な貢献をしたことは、アメリカ軍がベトナムから敗北し、撤退せざるを得ない大きな要因の一つであったろう。

しかし、政局というか時局というか、 検事が問いた東南アジアの赤色化もなく、中国はフィリピンとの西沙諸島における領土争いは続き、さらにベトナムとももう以前に戻れない状況となってしまった。

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ベトナムのハノイタイムズ2020年5月29日より。

「ベトナムとアメリカの防衛連携は、ますます前向きとなっている」とベトナムの外務大臣は語った。

アメリカの沿岸警備隊のWHEC726「ジョン・ミッドゲット」は、ベトナムの沿岸警備隊に引き渡された。2017年に1隻目のWHEC722「モルゲンハム」が引き渡されてから2隻目である。2隻ともハミルトン級カッターである。 

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ロシア海軍大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は単艦でどこへ行くのか!!??

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は実に良く動く艦である。

2020年3月26日に多くの艦船と共に宗谷海峡を東進し、春の大演習に参加したと思ったら、5月17日に対馬海峡を単艦で南進し、長期航海に出たのであった。「パンテレーエフ」は5月5日にウラジオストックに春の大演習を終えて、帰投したばかりであったから、つかの間の休息であった。

さて、この艦はロシアの軍艦外交で出港となったのであろうが、ではどこへ行くかとなると、未だロシア軍筋からは報道されていない。

ロシア軍の動きはかなり公表されているのであるが、時々、ロシアの軍艦航海報道は公表されない時がある。それはロシアの政局に関与する可能性がある事態であるが、今回の「パンテレーエフ」の動きがそうだとは思えない。

思いつくのは、今春に出港した「アドミラル・ヴィノグラドフ」の航海である。2月12日に対馬海峡南進以来、その航海状況はさっぱり報道されず、しっかりした動きが判明したのは、3月7日にスリランカのコロンボ港に寄港した時点であった。

この時点で、緊張高まる南中国海では、空母「セオドア・ルーズベルト」とF−35B戦闘機を搭載した最新空母型揚陸艦「アメリカ」が西太平洋で合同演習を2月15日に実施していた。また、「ブルーリッジ」も航海し、タイで恒例の演習「コブラゴールド」が始まったのは2月25日であった。「アメリカ」とLPD「グリーンベイ」が参加していた。さ らに、空母「ルーズベルト」がベトナムのダナン港を訪問したのは3月5日であった。

であるから、現在になって見ると、「アドミラル・ヴィノグラドフ」はこのアメリカ艦隊の動きを警戒すべく、航海していたと言えよう。 

今回、横須賀駐在の空母「ロナルド・レーガン」は5月21日に恒例のパトロールに出港した。この空母の動きは例年、この時期にパトロールに出港しているので、「読めない」動きではない。しかし、この空母もまた南中国海に行くであろうことは充分に読める。とすると、「ヴィノグラドフ」、「パンテレーエフ」の動きは南中国海を意識してのものと考えられよう。 

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ボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦の1番艦クニャージ・ウラジーミルはロシア海軍へ納入された

ソ連崩壊後の混乱・経済破壊で、ロシア海軍が悲惨な状況下にあったが、水上艦を含め、2010年代に入り、戦後設計というか、崩壊後の新規設計による艦船が就役している。潜水艦で見ると、SSBNはボレイ級であり、SSNではヤーセン級、通常潜水艦ではラダ級やキロ級(1980年代から就役、そのソ連海軍を引き継ぐ形の最終シリーズは1994年就役であり、その後設計のタイプの1番艦は2014年就役で、その間20年の期間差がある。通常なら、別タイプとしても良いようであるが、636.3シリーズとしており、バリエーションシリーズとなっているので、ここではキロ級としておく)である。

日本語ブログ「ロシア海軍情報管理部」より。

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ボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦の1番艦クニャージ・ウラジーミルはロシア海軍へ納入された
【潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」の受領証書は5月28日に署名された】
モスクワ、5月28日/タス通信

戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」は5月28日にロシア海軍へ納入される。
『タス通信』は防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「本日(5月28日)、クニャージ・ウラジーミルの受領証書へ署名され、巡洋艦はロシア海軍へ納入されました」
対談者は話したが、(海軍)旗掲揚式典が何時行なわれるのかは明確にしなかった。

以前、北方艦隊は、巡洋艦が白海での検査試験を完了し、セヴェロドヴィンスクへ到着したと伝えた。
ミサイル及び水中射撃を含む「クニャージ・ウラジーミル」の試験の主な部分は2019年末に実施された。

「クニャージ・ウラジーミル」は、改プロジェクト955A「コード名「ボレイ-A」第4世代原子力潜水艦のトップ艦である。
プロジェクト955及び955A潜水艦は海洋工学中央設計局『ルビーン』(『統合造船業営団』へ加入)により開発された。
各艦は16基の大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を搭載する。

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情報概要は以上。ボレイ級(955)は3隻が既に就役しており、2012年から2014年に就役している。この改ボレイ級と言える955A級1番艦が就役したわけで、ロシア海軍にとって喜びは大きいであろう。

水上排水量約15,000トン、水中排水量約19,000トンである。新規設計による、これだけの大型水上艦を建造する方針をロシア海軍は示しておらず、水上艦に対する戦略は未だ決まっていないとも言える。

現在復帰工事が進められている原子力ミサイル巡洋艦「アドミラル・ナヒモフ」、また2018年に現役復帰となったスラヴァ級巡洋艦「マーシャル・ウスチノフ」もソ連時代の艦であり、長く予備役となっていた。
 
 

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2020年05月28日

北方艦隊の航空機Il-38乗員は、バレンツ海において艦と協同で潜水艦の捜索へ取り組んだ

対潜訓練に広域を哨戒捜索できる航洋対潜哨戒機はぜひとも必要と言える。艦船の哨戒範囲はタカが知れているのだから。

ではあるが、中国海軍の対潜演習にこの航洋対潜哨戒機が多用されていることは無いようである。

日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」より。

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年5月24日19時43分配信
【北方艦隊の航空機Il-38乗員は、バレンツ海において艦と協同で潜水艦の捜索へ取り組んだ】

対潜航空機Il-38乗員は、バレンツ海で実施されている対潜演習において、北方艦隊の捜索打撃艦グループとの連携へ取り組んだ。

飛行士と軍事船員は、仮想敵潜水艦捜索の枠組みで情報交換を行なった。
更に彼らは、水上艦部隊による海域での敵潜水艦の捜索及び探知の戦術へ取り組んだ。

この3日間、バレンツ海では、コラ多種戦力小艦隊の水域防護旅団の小型対潜艦と、大型対潜艦「セヴェロモルスク」と共にロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」で構成される2個捜索打撃艦グループが戦闘演習任務を遂行している。
艦の乗組員は、仮想敵潜水艦を捜索する技量を向上させる。
北方艦隊の潜水艦部隊とコラ小艦隊の乗組員が、彼らに対抗する。

演習の各段階で、艦は更に、艦隊の航空・防空軍の遠距離対潜航空隊〜ヴォログダ州の飛行場で活動する航空機Tu-142の対潜飛行中隊〜との連携へ取り組む。



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台湾が南沙諸島島嶼を実効支配、遠航訓練支隊が訪問、井戸水飲む/2019年

今年の台湾海軍遠航訓練支隊は新型コロナウイルスで、旗艦である大型補給艦「盤石」の実習生・乗員がクラスター発生してしまい、大騒ぎとなっている。この記事は昨年の遠航訓練支隊の記事であるが、台湾が南沙諸島の島嶼を実効支配しているのは知らなかった。

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南シナ海・太平島は「島」 海軍が上陸、井戸水飲む/台湾
フォーカス台湾2019年6月6日 

(台北 6日 中央社)海軍の「敦睦遠航訓練支隊」は今年度の遠洋練習航海をこのほど終えた。中華民国(台湾)と外交関係を持つ3カ国を訪問した後、復路で国土の最南端にある南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の太平島に上陸。海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)東南沙分署南沙指揮部指揮官の鳳運昇上校(大佐)は、隊員と共に島の井戸水を飲むと、「太平島が島であり、岩ではないことの証明だ」と強調した。 

国防部(国防省)軍事新聞通訊社が5日付で伝えた。同隊は太平洋のパラオ、マーシャル諸島、ソロモン諸島を訪問。復路で太平島に立ち寄った。島での滞在中、空港の滑走路や気象観測所、農場、牧場、病院などを視察したという。 

太平島は南沙諸島最大の島で、台湾が実効支配している。2016年7月、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が、同島を「岩」とする判断を下したが、政府は台湾に対する法的拘束力はないとして反発している。 

(游凱翔/編集:楊千慧)

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台湾海軍の現有力は、かなりなものである。水上艦では、キッド級DDG4隻、O・H・ペリー級FFG(成功級)10隻、改ラファイエット級(康定級)FF6隻、その他ノックス6隻である。

この隻数は、オーストラリア、カナダを凌駕している。韓国とはほぼ同数と言える。

今年の遠航訓練支隊は、旗艦「盤石」、成功級「岳飛」、康定級「康定」。

 


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2020年05月27日

フランス、イタリア海軍が新しいEU活動を開始、リビア沖、西アフリカにも派遣

いずれもNaval Newsによる。

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(1)
Naval News2020年4月29日
イタリア海軍は、ギニア湾のパトロールで1隻のFREMMフリゲートを初めて派遣させた。 この派遣は、フランス海軍が西アフリカにおける海上警備活動を中断しているためである。

初めて、フランス海軍は新型コロナウイルスのため、永続的な ミッション「Corymbe」を中断した。そして、1隻の艦船をその地域から撤退させた。

フランスのパトロール船「Liueutenant de Vaisseau Le Henaff」は、そのミッションは3月の初めに始まった。そして、この4月の終わりにフランスに帰投した。

この任務は、この地域に住む80,000名のフランス人の利益とを安全を守るべく永続的に実施している任務である。また、このパトロールは、海賊対策、さらに麻薬摘発任務にも従事していた。そこで、この任務を果たすべく、イタリア海軍はFれっMふりげーと「ルイージ・リッツォ」を派遣したのである。 

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(2)
Naval News2020年5月7日
フランスは地中海におけるEUのEUNAVFOR MED IRNI任務に参加している。フランスの国防大臣は本日、2隻のフリゲートを派遣したと発表した。

2020年5月4日以来、対空フリゲート「ジャン・バール」は、EUのEUNAVFOR MED IRNI任務に参加させた。
2020年4月1日に開始された予防的なこの任務の主要目的は、リビアの軍事通商禁止に関する2016年国連安保理決議によるものである。

フランスの艦船は中央地中海をパトロールする。

このダイレクトサポートは、数日後にラファイエット級のフリゲート「アコニト」も投入される。現在「アコニト」は地中海を航海中である。

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イタリア、フランスの海軍情報概要は以上。EUによるEUNAVFOR MED任務(通商Sophia)は、地中海、主としてリビア沖における北アフリカからの移民支援・監視任務であった。

このSophia任務は、2015年5月18日に開始され、開始当初からイタリア海軍が主導して実施されてきた。その結果、2016年に比べると、リビアから欧州に移動する移民の人数は90%まで落ち込んだのであった。

任務開始当初から4年半、その作戦司令官を担った、イタリア海軍のエンリコ・クレデンディノ中将(着任当時は少将)はこの2月21日、その成果を高く評価され、退任している。

どうも、この4月に開始された任務は、その次の任務のようである。Sophia任務は継続中。

現在、。釘佞魯▲妊麩僖愁泪螢沖の海賊対策(2008年12月開始。近年はスペイン、イタリアが主導)、■釘奸。裡腺孱藤錬辧。唯釘帖碧魅▲侫螢からの移民支援・監視任務、2015年5月開始。イタリアが主導)の2つの任務であった。しかし、EUの行動として西アフリカパトロール(イタリアフリゲート派遣)、ぃ釘佞稜ぬ海箸靴董▲螢咼△砲ける軍事通商禁止活動(フランスフリゲート派遣)、ゥ曠襯爛些ざにおけるEU有志国による警備活動(EU8カ国が参加表明、フランスが主導)の5つの任務を遂行していることとなる。

 

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2020年05月26日

中国国産空母「山東」が出港、8月の南中国海大演習に参加か?/多維新聞

多維新聞2020年5月25日より。

中国図最新ニュースより。5月25日、中国海軍第隻目の空母「山東」艦は大連造船所を出港した。

大連海事局発表によると、「山東」は大連の外海で9天(9日)の軍事任務を行うようである。

香港の「サウス・チャイナ・モーニングポスト」5月24日によると、中国軍は8月に台湾沖の東沙諸島沖で演習を実施する。その演習には上陸作戦演習も実施する。 「山東」はその夏の大演習に参加する可能性もある。

ma2221 at 09:24|この記事のURLComments(0)

2020年05月25日

太平洋艦隊の遠距離対潜航空機Tu-142M3は太平洋上空で12時間の計画飛行を実施した

ロシア海軍の遠距離対潜哨戒機Tu−142M3が2機が太平洋で12時間の飛行を行ったとのこと。その飛行距離は9,000キロである。これが何を意味しているかは、その飛行ルートが分かれば、それなりの意図が分かると思われる。

何時もお世話になっている日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」より。どうもこの哨戒機の動きが活発化しているようで、「日本語ブログ」がまとめてくれた情報をそのまま、お知らせさせてもらう。詳細は同ブログをご参照下さい。

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年5月23日9時21分配信
【太平洋艦隊の遠距離対潜航空機Tu-142M3は太平洋上空で12時間の計画飛行を実施した】


本日(5月23日)、太平洋艦隊海上航空隊の2機の遠距離対潜航空機Tu-142M3は、太平洋の中立水域上空で計画飛行を実施した。
飛行は、約12時間に渡って続けられた。
この時、航空機は距離9000キロメートルのルートを進んだ。

航空機の乗員は、水面上の飛行技量を磨いた。

飛行は、対潜航空機乗員の戦闘訓練プログラムの枠組みで実施され、空域使用に関する国際法規に厳密に沿って実施された。

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ソ連/ロシア海軍の遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊と太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
北方艦隊所属機はキぺロヴォ飛行場、太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に配備されています。

ロシア海軍航空隊のTu-142は、度々遠方海域へ進出しています。

北方艦隊のTu-142は、2016年6月初頭と2018年3月末に地中海東部へ進出しています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Tu-142M3はシリア上空で目撃された]
[シリア上空で目撃されたロシア海軍航空隊の長距離哨戒機Tu-142M3は、地中海で警備艦アドミラル・グリゴロヴィチと合同演習を行なっていた]
[ロシア海軍航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は地中海南東部で潜水艦探知演習を行なった]

2019年8月6日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ、カナダ及びアリューシャン列島沖を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Tu-142はアリューシャン列島、アラスカ、カナダ沖を飛行した]

2020年3月4日、北方艦隊の2機のTu-142がクリミア半島まで進出し、黒海艦隊航空隊と共に演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はクリミア半島上空で空中給油訓練を行なった]

2020年3月8日、北方艦隊の2機のTu-142が大西洋まで進出しました。
[ロシア海軍北方艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は大西洋上空の長距離飛行を行なった]

2020年3月9日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ周辺を長時間飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ周辺を長時間飛行した]

2020年3月11日、北方艦隊の2機のTu-142は再び大西洋まで進出しました。
[ロシア海軍北方艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は再び大西洋上空の長距離飛行を行なった]

3月14日、太平洋艦隊の2機のTu-142は北極海で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は北極海上空で長時間飛行を行なった]

4月29日、北方艦隊の2機のTu-142は、バレンツ海、ノルウェー海、そして北海へ進出しました。
[ロシア海軍北方艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はバレンツ海、ノルウェー海、北海の上空を飛行した]

5月23日、太平洋艦隊の2機のTu-142は太平洋で長時間飛行を行ないました。


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2020年05月23日

フランス海軍はFREMMフリゲート「ラングドック」がホルムズ海峡警備に参加する!!

アメリカとイランの緊張激化により、アメリカはホルムズ海峡の安全航行を目指し、ホルムズ有志連合を呼びかけたが、その参加国は7カ国で、欧米諸国ではアメリカ、オーストラリア、イギリスの3カ国にすぎず、他は中東のサウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)、バーレーンの3カ国、さらに東欧のアルバニアという構成であった。

しかし、ホルムズ海峡の警護は枢要であるから、日本、韓国は単独派遣、さらに欧州は8カ国からなる有志国(EMASOH EuropeanーLled Maritime Survellance Mission In The Strait Of Hrmuz)が艦船などを派遣することとなった。その8カ国は、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシア、イタリア、オランダ、ポルトガルである。

そこで、当初、フランス海軍はFF「クールベ」を、さらにオランダ海軍は多目標FFG「デ・ルイテル」を派遣していた。

Naval News2020年5月14日より。 見出しは《フランス海軍のFREMMフリゲート「ラングドック」はAGENOR作戦に参加する》

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5月10日から11日にかけての夜間にスエズ運河を通過した後、FREMMマルチタイプのフリゲート、アキテーヌ級の「ラングドック」はAGENOR作戦で、対空フリゲートの「フォルバン」のあとを継いで、インド洋に戻った。ホルムズ海峡のヨーロッパの交易を守るべく。

このミッションは、このFREMM艦がその訓練を終了した1週間後に役目を実施することとなった。4月25日にツーロンを出港した。このFREMM艦のBグループは、このフネを担当するようになった2月27日以来、2週間しか波止場にいなかった。実に、訓練期間を終了した後、4月25日にその最初の任務についたのであった。

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情報概要は以上。Naval Newsは、コメントとして、この「AGENOR」作戦はホルムズ海峡警備とあるから、EMASOH作戦である。フランス海軍が主導しており、フランス海軍基地があるUAEのアブダビを本部としている。TF474タスクフォースとなっている。

現在、2隻のフリゲート、フランス海軍の多目標FFG「フォルバン」、オランダ海軍の多目標FFG「デ・ルイテル」が現在任務している。さらに1 機のアトランティック航洋哨戒機なども派遣されている。

「フォルバン」が何時、この任務に参加したかは、現在のところ分からないが、このAGENOR作戦は2020年2月25日アブダビで正式発足しており、この作戦は、最悪ではイランからの対艦ミサイルが想定されるため、多目標対空艦の派遣が必要であり、「フォルバン」が派遣されたものと思われる。 

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