2018年12月15日

外交部、カナダ人2名を法に基づき拘束/人民日報

外交部、カナダ人2名を法に基づき拘束
人民日報日本語版2018-12-14
 
外交部(外務省)の陸慷報道官は13日の定例記者会見で「中国側はカナダ人2名について、中国の国家安全を脅かす活動に携わった容疑で、法に基づき拘束した」と述べた。

陸報道官は「カナダ国民のマイケル・コブリグとマイケル・スパバは中華人民共和国の国家安全を脅かす活動に携わった容疑があると、私は把握している」と指摘。

「中華人民共和国刑法と中華人民共和国刑事訴訟法の規定に基づき、北京市国家安全局と遼寧省丹東市国家安全局はそれぞれ10日、両人に対して法に基づき拘束した。現在、事件の捜査・処理中だ」と述べた。

また「すでに北京市国家安全局と遼寧省国家安全庁はそれぞれ在中国カナダ大使館にこの状況を通知したと、私は把握している」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月14日


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2018年12月13日

北朝鮮船舶の運航急減 国際社会の制裁が影響=米メディア/朝鮮日報

北朝鮮船舶の運航急減 国際社会の制裁が影響=米メディア
朝鮮日報日本語版2018/12/13 14:30
    

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮に対する国際社会の制裁により、北朝鮮船舶の運航が今年急減している。米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が13日、アジア太平洋地域での外国船検査(PSC)に関する協力体制(東京MOU)の資料を基に伝えた。

 2018年1月から12月12日まで、中国とロシアの港で実施された北朝鮮船舶に対するPSCは116件だった。17年同期(238件)のほぼ半分、16年同期(309件)の約3分の1にとどまる。これは海外の港を運航した北朝鮮船舶全体が減ったことを意味する。

 VOAは国際社会による制裁の影響と分析した。国連安全保障理事会は17年8月に、北朝鮮の主要輸出品である石炭をはじめとする鉱物の輸出を全面的に禁止する制裁決議を採択している。

聯合ニュース


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麻薬対策、海上警備のCTF150艦隊の足跡、仏、英、豪、加、パキスタンが常連司令官国

現在、多国籍艦隊と言うと、一番歴史のあるのはNATOのSNMG(Standing NATO Maritime Group)1艦隊、NMG2艦隊である。艦隊名は変更されているが。1960年代に創設されている。

つづいては、アメリカ主導のCMF(Combined Maritime Forces)がある。このCMFには3つの艦隊があり、紅海、西インド洋、アラビア海、ペルシア湾で麻薬対策、海洋警備を実施するCTF150艦隊、アデン湾ソマリア沖で海賊対策を実施するCTF151艦隊、さらにペルシア湾岸(アラビア湾)諸国でその海域を警護するCTF152艦隊がある。CTF150艦隊は2001年にスタートし、CTF151艦隊は2009年1月、CTF152艦隊は2004年3月ににスタートしている。

さらにEUが初の軍事部隊として設立された海賊対策部隊のEU NAVFOR艦隊があり、2008年12月に創設されている 

日本は2013年12月よりCTF151艦隊に参加し、2015年5月に伊藤弘海将補が第26代CTF151艦隊司令官に就任し、第2次世界大戦後初の多国籍艦隊の司令官となっている。

その後お二人の海将補がCTF151艦隊司令官となり、日本は3名の司令官が就任している。このCTF151艦隊司令官には、艦隊創設当初から参加している韓国、トルコ、パキスタン、シンガポールの4カ国が主な司令官国であったが、韓国海軍は2016年末に離脱し、EU NAVFOR艦隊に参加することとなった。その後の動きは既に他で紹介している。

CTF150艦隊は、その構成国は、オーストラリア、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、オランダ、ニュージーランド、パキスタン、ポルトガル、シンガポール、スペイン、トルコ、イギリス、アメリカの16カ国である。多国籍艦隊ではあるが、その参加は自発的であり、何らかの義務を負わせられることはない。(CMFのHPより)

CMFへの参加国は33カ国であるから、おおよそ、その半分の国と言える。上記のCTF150艦隊参加国で、欧米系の国は12カ国、残りは韓国、パキスタン、シンガポール、トルコの4カ国である。この4カ国は、CTF151海賊対策艦隊の常連司令官国とぴったりと合致している。

CTF150艦隊の司令官国は、2009年4月から、フランス、パキスタン、オーストラリア、イギリス、カナダの5カ国が司令官国を占めていた。占めていたと記したが、その派遣費用は、その海軍国の負担であるから、占めていたというより担ってきたと言うべきであろう。

2009年4月から、フランスは5回、オーストラリアは7回、パキスタンは8回、イギリスは5回、カナダは3回就任している。この5カ国の他に、サウジアラビアが初めて2018年8月にCTF150艦隊司令官に就任している。今後、中東諸国が司令官に就任するかは注目されるところと言える。

上記CTF150艦隊参加の16カ国のうち、常連司令官国のフランス、イギリス、オーストラリア、カナダ、パキスタンの5カ国を除き、さらにCTF151艦隊の主要司令官国である4カ国のうち、パキスタンがダブル司令官国であるため、トルコ、韓国、シンガポールを除くと、デンマーク、ドイツ、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、スペインとなる。アメリカはCMF司令官である。

イタリア、スペイン、オランダはEU NAVFOR艦隊常連国である。であるからCTF150艦隊司令官国に就任する余裕はない。ポルトガル、ニュージーランドは派遣できる艦船が少なく、であるから、ポルトガルはEU艦隊に、ニュージーランドはCTF150艦隊に派遣している。デンマークはNATOで動いている。

であるから、CTF150艦隊の司令官国は、フランス、イギリス、オーストラリア、カナダ、パキスタンとなっていくわけである。ではあるが、欧州主要海軍国のドイツはどうしたのかである。

ドイツはEU NAVFOR艦隊の主要国であり、フランスと共にEU政府の主軸であった。ではあるが、フランスはシリア、イラクのISIL攻撃に参加し、空母を派遣するなどに注力するようになると、ドイツはそのEU NAVFOR艦隊から後退していくのである。この微妙な動きは東アジアの日本にはどうも伝わって来ないのは残念である。

2016年のイギリスのEU離脱決定は、ドイツの責任ではというのが欧州で言われているのではと小生は推測するが、いかがであろうか。いずれにしろドイツの指導性が退潮しているのは事実であろう。

多国籍艦隊は、ドイツのようにEUを主導しすぎたりすると、その運営は難しくなっていく。日本は多国籍艦隊運営に習熟していない。今後の課題と言えよう。


 

ma2221 at 08:51|この記事のURLComments(0)

2018年12月11日

日本が空母保有を検討、軍備競争のスイッチを押す/中国網日本語版(チャイナネット)

この記事は、刺激的な文章から始まる。日本の軍事記事を、すべて日本人から聞いているのはミソと言えよう。

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日本が空母保有を検討、軍備競争のスイッチを押す
中国網日本語版(チャイナネット)2018-12-10 

 空母「赤城」と「加賀」を失い、旧日本海軍は敗戦後に解体された。日本自衛隊は平和憲法のもと、「専守防衛」の原則を守り続けた。ところが明治大学の山田朗教授(軍事史)は「海上自衛隊は自衛隊のなか、旧日本軍の伝統をそのまま引き継いだ」と述べた。旧日本海軍の掃海部隊は戦後も米国の意向により残され、日本沿岸部に残留する機雷の撤去を担当したという。

 1950年に朝鮮戦争が勃発すると、日本は米国の要請を受け特別掃海隊を発足させ、朝鮮半島沖の任務に派遣した。1951年には旧日本海軍の人員でつくる「Y委員会」を設立し、米国から日本への艦艇貸与などの問題を議論した。新たな海上防衛組織を作るため、1952年には海上自衛隊の前身となる海上警備隊が設立された。

 埼玉大学の一ノ瀬俊也教授(日本近現代史)は、「これは旧日本海軍の伝統的な組織を継承しており、空母に対するこだわりもかつてと変わらない。各国海軍は、空母を持ってこそ一流の海軍という考えを持っている。旧日本海軍の意識が強い海上自衛隊も、空母保有を強く願っている。安倍政権の意図と国際情勢の変化が結びつき、空母保有の問題に関する議論が始まった」と指摘した。

 日本政府は1988年に国会で、「攻撃型空母の保有を認めない」という見解を示したが、空母保有を目指してきた。1998年には大型ヘリの発着艦が可能な飛行甲板を持つおおすみ型輸送艦が就役し、2009年にはさらに大型のひゅうが型ヘリ搭載護衛艦が就役した。2015年には全長248メートル、排水量1万9500トンのいずも型護衛艦が就役した。

 山田氏は「これは改造を前提にした建造だ。政府はいずもの改造を既成事実化し、空母の性能を持つ船を建造しようとしているのかもしれない」と話した。

 日米安全保障に関する著書のあるメディア関係者、大内要三氏は「空母保有は他国を攻撃するという宣言を意味する。自衛隊は専守防衛の組織ではなくなり、遠征軍になる」と述べ、この裏には米国の影があると指摘した。「海上自衛隊は米軍との広範な共同作戦を前提とし、空母保有計画を推進している」

 実際に米軍と海上自衛隊の一体化が近年、顕著になっている。いずもは昨年5月、房総半島沖で米海軍の補給艦と合流し、安全保障関連法に基づき米軍艦艇を保護する訓練を行った。海上自衛隊は今年10月、米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンと合同演習を行った。

 山田氏は世界の軍備競争を引き起こす影響について、「日本が軍備拡張に舵を切れば、中国を刺激することになる。中国が軍事力を強化すれば、インドやパキスタンなどの国が軍備を拡張する。日本は世界の軍備競争のスイッチを押すことになる」と懸念した。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月10日


ma2221 at 14:20|この記事のURLComments(0)

052C級DDG「鄭州」が12月8日に東中国海入り、すぐに戻ってしまった!!

統合幕僚監部HP2018年12月10日より。

12月8日午前7時頃、護衛艦「川内(せんだい)」およびP−3C(那覇)が、久米島の南約100キロの海域を北西進する052C級DDG「鄭州」を確認した。その後、東中国海に向かった。

この艦船は12月7日に太平洋入りしていた。

情報概要は以上。結局、「鄭州」は1日間だけしか、太平洋に航海しておらず、何の訓練であったかも不明である。 

ma2221 at 14:13|この記事のURLComments(0)

地球上で2番目に強い韓国海兵隊…日中が追い上げてくる/中央日報

韓国の軍事的記事でときどき興味深い記事に突き当たる。しかし、しばしば述べているが、文章の構成で肝腎な「起承転結」の「起承」は大変興味深く教えられること多々であるが、「転結」となると、韓国国内のチマチマした話となり、ガクッと来るのである。

この記事もやはり同じである。アメリカの海兵隊、日本の海陸機動団までは面白いのであるが、中国陸戦隊あたりから消化不足となり、韓国の海兵隊のこととなると、予算獲得の記事かと思ってくる。長くなるが全文を掲載する。

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地球上で2番目に強い韓国海兵隊…日中が追い上げてくる
2018年12月10日15時50分 
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment53 sharemixi

 「モンテズマの間からトリポリの海岸まで…」。米国海兵隊の公式軍歌「海兵隊賛歌」はこのように始める。歌詞の冒頭に出てくるリビアのトリポリは、米海兵隊が草創期の1805年に海外で初めて勝利したダーネの戦いを意味する。 

  19世紀初め、トリポリをはじめとする北アフリカのイスラム海賊に米国はまさに「カモ」だった。今では想像もできないが、米国は当時はまだ弱小国だった。1783年に英国から独立した米国はこれという軍隊を保有していなかったからだ。 

  このためイスラムの海賊は星条旗を掲げた商船を狙った。米国はイスラム海賊に米国商船を略奪しないでほしいとして毎年、相当な貢物を献上していた。 

  トーマス・ジェファーソンが1801年に大統領に就任すると、トリポリの海賊はより多くの貢物を要求した。ジェファーソンは「貢げばさらに頻繁な襲撃につながる」と述べた。そして苦労しながら北アフリカ遠征隊を構成して戦争をした。弱小国の米国が決起したのだ。 

  米海兵隊はトリポリに上陸した後、当時のイスラム海賊に反感を抱いた現地住民を集めて蜂起を起こした。ダーネの戦いはこうして始まった。米海兵隊は少ない兵力でも銃弾が飛び交う中で突撃を敢行し、イスラム海賊の砲台を掌握した。 

  ダーネの戦いは、海兵隊がどんな軍隊であり、どんな作戦に投入するかをよく見せている事例だ。「普段は少数精鋭(A Few Good Men)の兵力を強化する。必要なら海外に送って国の利益を守る。この部隊で多数の敵と戦って勝つ」というのが海兵隊運用の公式だ。 

  その後、米海兵隊は地球のどこにでも出動した。世界各地の米国大使館も米海兵隊が守る。米大統領が乗るヘリコプターは「海兵1号機(Marine One)」だ。 

  世界およそ50カ国の海兵隊のうち最強の米海兵隊が認めている海兵隊がある。大韓民国の海兵隊だ。両国の海兵隊の深い関係は「DNAを共有する兄弟関係」とも呼ばれる。 
  兵力2万8500人の韓国海兵隊は地球上で米海兵隊(17万人)に次ぐと評価される。北東アジアには比較する相手がいない。いや、「いなかった」が正しい表現だ。日本と中国が海兵隊を育成している最近の状況を考慮すればだ。いま韓日中の「海兵隊三国志」が始まっている。 

  ◆戦車と砲を減らしながらも海兵隊を創設した日本 

  日本の平和憲法は攻撃用武器と先制攻撃概念の戦闘部隊を禁止している。その日本で海兵隊は憲法違反だ。このため日本は便法を使った。今年3月、陸上自衛隊のもとに水陸機動団を創設したのだ。しかし他国は水陸機動団を日本の海兵隊と呼ぶ。 

  水陸機動団の誕生の背景には、東シナ海、尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる中国との領有権紛争がある。2012年に尖閣諸島をめぐる紛争が激しくなり、日本は「島奪還」能力を持つ部隊が必要だと判断した。 

  在日韓国大使館の武官を務めたクォン・テファン国防大教授は「岩田清文元陸上幕僚長(韓国の陸軍参謀総長に該当、2013−2016年)が戦車と砲の数を減らしてまで作ったのが水陸機動団」とし「それだけ貴重な戦力であり戦略的な含意が大きい部隊」と説明した。水陸機動団は3個水陸機動(大隊級)、1個輸送大隊、1個砲兵大隊、1個支援部隊で構成された。2020年まで旅団級3200人に兵力が増える。 

  水陸機動団の主要装備としてAAV7水陸両用車52台を確保する。この水陸両用車は韓国海兵隊もKAAV7という名称で200台ほど保有している。また中型ヘリコプターCH−47J(3機)とティルトローター輸送機MV−22オスプレイ(16機)を運用する計画だ。特にMV−22が注目される。 

  ティルトローターはヘリコプターと固定翼機(一般航空機)の長所を生かした航空機。ヘリコプターのように狭い空間で離着陸でき、固定翼機のような速度で遠い距離を飛行できる。MV−22は24人乗りで時速565キロ(最高速度)で1627キロ(最大飛行距離)まで飛行できる。 

  水陸機動団が16機のMV−22を保有する2020年には、最大408人の兵力を北東アジアのどこにでも投入できる。それも短い時間にだ。この兵力は韓国や中国への本土侵攻とは距離がある。しかし独島(ドクト、日本名・竹島)や尖閣諸島(中国名・釣魚島)のような島の上では相当な規模だ。 

  日本は水陸機動団が「専守防衛原則を越えない」と海外に強調した。この部隊が「離島対処防衛専用部隊」いう点も強調した。しかし水陸機動団が尖閣諸島を越えて深刻な脅威となる可能性が高い。水陸機動団は有事の際、早期に大規模な上陸作戦が可能な部隊に拡張する潜在力がある。水陸機動団の前身の陸上自衛隊西部方面隊普通科連隊時代だった2013年5月22日、陸・海・空自衛隊と合同訓練を実施し、尖閣諸島を想定した大規模な公開訓練をした。米海兵隊の協力なく単独で上陸作戦を遂行する能力をすでに確保したのだ。静岡県御殿場市の東富士演習場で8月26日に行われた自衛隊火力訓練に水陸機動団と水陸両用車が参加した。 

  クォン・テファン教授は「『自由民主主義と市場経済を採択した国の間では戦争は起こらない』というが、最近は韓日関係が悪化し、日本は潜在的脅威から現実的脅威に浮上する可能性がある」と指摘した。クォン教授は「日本はすでに軍事大国」とし「平和憲法を改正して防衛費(国防予算)が国内総生産(GDP)1%の壁を超えれば、好戦的で膨張志向的な対外政策を前に出す可能性がある」と懸念した。その時には水陸機動団が先鋒に立つのは明らかだ。

  ◆ベールに包まれた中国海兵隊 

  中国人民解放軍の海兵隊は海軍陸戦隊だ。ところが海軍陸戦隊に関する情報は多くない。現在、海軍陸戦隊兵力が何人かも秘密だ。部隊の位置と任務、装備などほとんどが外部に知られていない。推定だけが可能だ。 

  中国軍事専門家のキム・テホ翰林国際学大学院教授は「海軍陸戦隊が10万人に増えるという報道があったが、現在の兵力規模は3、4個旅団3万−4万人と推定される」と述べた。各旅団には1個機甲連隊、3個機械化歩兵大隊、1個歩兵大隊、1個特殊作戦大隊、砲兵大隊、技術化学大隊、通信・電子戦大隊があるという。 

  海軍陸戦隊は中国が自国で開発した水陸両用歩兵戦闘車ZBD−05を持つ。韓国と日本の水陸両用車KAAV7(AAV7)は米国製だ。この水陸両用車は防御力を犠牲にして最高速力を高めた。ウォータージェットを利用し、海を最高時速28キロで滑るように進む。KAAV7(AAV7)の海上最高速力は時速13キロ。30ミリ機関砲、12.7ミリ機関銃に対戦車ミサイルまで搭載している。 

  また、人民解放軍海軍はヘリコプターの離着陸が可能な2万5000トン級071型(崑崙山級)強襲揚陸艦5隻を実戦配備し、1隻を建造中だと、米軍情報当局は把握している。米海兵隊をモデルに超水平線上陸作戦能力を導入しようとしているのだ。超水平線上陸作戦とは、敵の観測と射程距離から抜け、水平線の向こうの遠距離海上から海上と空中を通じて海兵隊を上陸させる作戦をいう。 

  海軍陸戦隊は台湾侵攻の核心戦力という。しかしキム・テホ教授は「現在の水準では不可能」と評価した。その代わり南シナ海、スプラトリー諸島(中国名・南沙諸島)、パラセル諸島(西沙諸島)を守ったり、東シナ海の尖閣諸島を攻撃する役割が与えられたと推定される。 

  しかし海軍陸戦隊の最終的な目標は米海兵隊のように大規模な海外遠征部隊に成長することだ。中国は米国とともに世界の覇権を争うG2と考える。キム・テホ教授は「中国がいつまでにこの目標を達成しようとしているのかは分からない」としながらも「現在、海軍陸戦隊の増強ペースが速いのは事実」と述べた。 

  中国中心の陸・海上経済圏を構築するという「一帯一路」上にあるアフリカのジブチとパキスタンのグワダル港に中国人民解放軍海外軍事基地が建設された。この基地を防御する任務を海軍陸戦隊が担っている。 

  中国人民解放軍は新たに海軍陸戦隊部隊を構成するのではなく、従来の陸軍部隊を海軍陸戦隊部隊に変えている。北京と東北3省、山東半島一帯を管轄する北部戦区の第77旅団が代表的だ。この旅団はもともと陸軍の自動車化歩兵旅団だった。昨年初め、この部隊は海軍陸戦隊に編入されたという。 

  第77旅団は韓半島(朝鮮半島)から近い山東半島に駐留している。このため第77旅団は有事の際、最初に韓半島に投入できる中国人民解放軍部隊に挙げられる。 

  海軍陸戦隊は昨年12月、韓半島有事を仮定した大規模な上陸訓練を実施した。中国軍網は海軍陸戦隊が山東半島の数カ所の港で海上運送と戦略物資積載上陸訓練をしたと報じた。当時の訓練に第77旅団が参加したとみられる。中国人民解放軍海軍陸戦隊の射程圏に南シナ海と東シナ海だけでなく韓半島が入っているということだ。 

  ◆小さくて強い軍隊を目指す韓国海兵隊 

  海兵隊は味方の基盤がない敵の海岸に砲火の中でも上陸する部隊だ。基本的に不利な戦況を仮定して作戦を立てる。リスクを負うのは基本だ。このため海兵隊ならではの独特の組織と文化が築かれた。海兵隊を海兵隊らしく成長させる環境を整えるのが国防部と合同参謀本部の役割だ。 

  しかし韓国海兵隊はこれまで向こう見ずに戦わなければならなかった。国防部国防改革室長を務めたホン・キュドク淑明女子大政治外交学科教授は「海兵隊が軍の内部でも少数であるため声も出せず、国防部や合同参謀本部が考える海兵に対する戦略的な価値も高くなかった」と説明した。しかしホン教授は「海兵隊は必要な時に最も柔軟に投入できる部隊であり、重要性はますます高まっている」と話した。 

  韓国が日本と中国を相手に全面戦争をする状況は現実的に考えにくい。しかし独島や離於島(イオド)など海上領有権紛争のため制限的な衝突は起こり得る。イ・ピョギュ檀国大海兵隊軍事学科教授は「米海兵隊の研究によると、海兵隊の攻撃は海兵隊が最もよく防御できるという」とし「上陸作戦ができる海兵隊の存在は周辺国に負担となり、武力の使用を避けるようになる」と述べた。 

  海兵隊は有事の際、北朝鮮に深く入り込んでいち早く大量破壊兵器(WMD)と関連施設に対応する「立体機動作戦」の核心戦力だ。また、韓国が国際社会の人道的支援と災害救助の責任を果たす場合、海兵隊を派遣することがある。海兵隊は米海兵隊が主管するカーンクエスト(Khaan Quest)とコブラゴールド(Cobra Golde)国際訓練に参加し、国際人道的支援と災害救助能力を高めた。 

  韓国海兵隊は現在、2個師団と2個旅団を持つ。ところが2個旅団のうち1個旅団(済州を守る第9旅団)は浦項(ポハン)の第1師団の1個大隊兵力を順に受ける部隊だ。全体的に陸軍の1個軍団規模にもならない。少子化で入隊する20代の成人男性が減る状況の中、海兵隊だけは定員を増やしてほしいと要求するのは容易でない状況だ。 

  難しい条件だが、海兵隊を充実させることは可能だ。海兵隊が以前から推進している空地機動部隊構造への改編だ。空地機動部隊とは、独立戦場で一定期間にわたり任務を遂行できるよう指揮部隊と地上・航空・軍需部隊を統合して編成した部隊をいう。 

  海兵隊は現在、旅団級空地機動型部隊を師団級に育てている。従来の連帯に情報中隊、装輪装甲車中隊、上陸型120ミリ迫撃砲中隊を加えて旅団にしている。また、2021年を目標に海兵隊航空団の創設を進めている。今年から上陸機動ヘリコプター約30機、攻撃ヘリコプター約20機を導入する。今年7月に上陸機動ヘリコプター「スリオン」1機が墜落し、人命事故が発生した。しかし今まで多くの挑戦を克服したように海兵隊は航空団の創設を実現させるだろう。 

  また海兵隊は装輪装甲車を導入して新型水陸両用車を開発している。新型水陸両用車は現在のKAAV7より速度は速く、火力はさらに強く設計される。そして海兵隊の上陸作戦ドローンボット戦闘システムと海兵隊ウォリアープラットホームを備える。 

  この程度なら、まだ不足するものの韓国海兵隊が北東アジア海兵隊三国志で有利な地位を確保できる。陸・海・空軍の隙間でも計画した通りに予算が確保されるという条件を満たせばだ。
 

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2018年12月10日

DDG「鄭州」の太平洋入り、中国潜水艦との演習か!!??

中国海軍052C級DDG「鄭州」が2018年12月7日に南西諸島を南進し、太平洋入りしたことは興味ある動きと言える。

中国海軍艦船が今年に入り、単艦で日本海入りし、その度に中国軍機が日本海入りしていることは既に何回も記している。

単艦での太平洋入りは当然それより以前から実施されていたが、気になっていたのは、054A級FFG「益陽」の動きであった。

統合幕僚監部によると、2017年12月7日午後1時頃、宮古島の東約110キロの海域を北西進する「益陽」を確認している。この艦が太平洋入りした時期に関しては、統合幕僚監部の発表は無い。

この時期、朝鮮半島緊張アップで、アメリカ空母3隻の演習などで、中国軍機の飛行が非常に活発化しているが、この「益陽」の動きとどうからまっているかは、判明できない。

そして、年が明けた1月より中国艦船の日本海入りが常例化すると共に、「益陽」は6月3日に太平洋入りし、6月4日に東中国海入りしている。さらに、6月17日に、この「益陽」は太平洋入りし、この際は6月24日に東中国海に戻っている。

ほぼ同時期に日米印マラバール演習が行われているが、微妙にずれており、それへの偵察ではないと言える。空母「ロナルド・レーガン」機動艦隊への監視追跡とも見えるが、3回「益陽」が出ているのは、ややおかしい。

何らかの「益陽」が実験的動きをしたと見た方が正しいと言える。

であるあるから、この3回の「益陽」の単艦での太平洋入りは何らかの目的があると見るのが妥当であろう。中国軍機との訓練では無く。

しいて言えば、中国潜水艦との演習はいかがであろうか。と考えるとかなり納得がいく。中国の弱点は、航洋哨戒機の少なさ、対潜演習の少なさ、対空演習の少なさであろう。対潜に関しては、中途半端な演習をしても、日本ほどにはいかない。思い切って、その実力を実際に検証した方が良い。であるなら、近海ではない、太平洋ではとなる。さていかに。
 

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EU NAVFOR艦隊旗艦不在のため、中国海軍は「崑崙山」を派遣したか!!

現在、アデン湾ソマリア沖では、EU NAVFOR艦隊の旗艦・司令官は、スペイン海軍が就任していたが、12月5日に離任しており、その旗艦であった大型ドック型揚陸艦「カスティリヤ」も帰投の途についている。

昨年の2017年にもEU NAVFOR艦隊の旗艦・司令官は12月6日に離任し、新司令官が就任したのは何と今年の2018年4月5日であった。その間、スペイン海軍の航洋哨戒艦が任務についていたものの、旗艦・司令官が不在であったことは現実である。

であるから、海賊対策任務の旗艦に最適の大型ドック型揚陸艦である中国海軍「崑崙山」の参加は、もしかしたら、EU NAVFOR艦隊司令部と相談の上で派遣したのかも知れない。

何しろ、2017年12月離任、2018年4月着任のEU NAVFOR艦隊であるが、その離任前の司令官・旗艦はいずれもイタリア海軍であったのであるから、やや不自然ということが了解されよう。これまでの経過を見てみよう。

2016年12月5日オランダ海軍Rene Luycks代将離任、旗艦は多目標FFG「トロンプ」

2017年2月24日スペイン海軍Rafel Fernandez少将着任、旗艦は「ガリシア」(ドック型揚陸艦)、5カ月任務
2017年7月25日第25次司令官はイタリア海軍のFabio Gregori少将着任、旗艦は「ファザン」(カルロ・ベルガミニ級)、4カ月任務。
12月6日離任

2018年4月5日イタリア海軍Simone Malvagna少将着任、旗艦は「カルロ・マルゴッチニ」(ベルガミニ級)、4カ月任務
2018年8月6日スペイン海軍Alfonso Nanclares少将着任、旗艦は「カスティリヤ」(ドック型揚陸艦)、4カ月任務

つまり、この2年間は、スペインとイタリアのみが旗艦司令官に着任していたことが了解されよう。これはEU艦隊として異常とも言える動きである。

とは言え、現実は現実である。そこへ、中国海軍の大型ドック型揚陸艦「崑崙山」の派遣は時機に応じた動きと言える。中国海軍は早くからソマリア国への緊急食糧支援をEUに協力して、護衛を行ってきた。であるから、この旗艦不在では、その不在に応じて、この「崑崙山」が派遣されたのかも知れない。






 

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中国海軍第31次海賊対策艦隊が出港、大型ドック型揚陸艦「崑崙山」が参加

中国国防部HP2018年12月9日より。

中国海軍第31次海賊対策艦隊が出港した。開始されて以来、10周年である。

9日午前に湛江軍港を出港した。今回の編隊は、大型ドック型揚陸艦「崑崙山」、054A級FFG「許昌」、総合補給艦「駱馬湖」である。艦載ヘリは3機、特戦隊員数十名、乗員は700余名。「崑崙山以外の2隻は初めての海賊対策任務である。

中国海軍は2008年12月26日に海賊対策に初出港していた。

情報概要は以上。中国海軍の大型ドック型揚陸艦は満載排水量25,000トンであり、全長210m。これはしばしばEU NAVFOR艦隊の旗艦となっているガリシア型ドック型揚陸艦の満載排水量約14,000トン、全長160mより、かなり大型である。このことはほぼ同級と言える、オランダ海軍のドック型揚陸艦「ロッテルダム」、「ヨハン・デ・ウイット」、この2隻もしばしば海賊対策に参加している。

この大型ドック型揚陸艦は海賊対策の司令塔に向いており、つまり、通信機能、ヘリ運用などで効率的である。

中国海軍は、このクラスは欧州海軍ほどは海賊対策に参加させておらず、これまで第6次(2010年6月出港)「崑崙山」、第15次(2013年8月出港)「井岡山」、第18次(2014年8月出港)「長白山」に参加させていた。このクラスは1番艦「崑崙山」、2番艦「井岡山」、3番艦「長白山」である。3隻とも南海艦隊所属。1番艦は2007年11月に就役。









 

ma2221 at 08:45|この記事のURLComments(0)

中国海軍の中堅駆逐艦が単独で太平洋入り、どんな演習をするのか!!??

統合幕僚監部2018年12月7日より。

12月7日、午前6時半頃、護衛艦「川内(せんだい)」(舞鶴)およびP−3C(那覇)が、宮古島の北東約130キロの海域を南東進する中国海軍052C級151「鄭州」を確認した。その後、太平洋に向かった。

情報概要は以上。同艦は東海艦隊所属。中国艦船の単独での航海は度々あるが、054A級がほとんどで、052C級クラスの中堅駆逐艦は珍しいと言える。

中国海軍艦船の日本海入り、さらにその後、中国軍機の日本海入りと対空訓練(艦船から見て)は常例化している。今回の単独での中堅駆逐艦の太平洋入りでどのような訓練を行うかは注目される。
 

ma2221 at 08:23|この記事のURLComments(0)

2018年12月09日

韓国の海軍士官学校生徒がイギリスの海軍士官学校を訪問!!

イギリス海軍HP2018年12月6日より。

韓国海軍の海軍士官学校(Korean Naval Academy)生徒の代表が12月6日にイギリスの海軍士官学校(Britania Royal Navy College、BRNC)を訪問した。

韓国幹部士官イギリスを訪問























Photo/UK Navy

情報概要は以上。この記念写真が良い。左の方は引率者であり、他の3名がMidshipmanである。

バックの入り口に、イギリス海軍の伝統を感じるのは小生だけではないだろう。



 

ma2221 at 07:07|この記事のURLComments(0)

空母ではない?…日本、空母に「多用途運用護衛艦」呼称つける/韓国・ハンギョレ新聞

空母ではない?…日本、空母に「多用途運用護衛艦」呼称つける
ハンギョレ新聞2018-12-06 修正2018-12-07 06:27

防御型空母→多用途運用母艦→多用途運用護衛艦 
名称変えても事実上航空母艦の本質は同じ 
自民党「自衛隊を憲法に明記」改憲案の年内提出は放棄

いずもハンギョレ新聞2018.12




















日本政府が空母への改造を推進中の護衛艦「いずも」=海上自衛隊ホームページより//ハンギョレ新聞社

 日本政府と与党が航空母艦に改造する「いずも」級護衛艦を「多用途運用護衛艦」と呼ぶことにした。空母の“母”の字も使わないという話だが、事実上空母だという本質は変わらない。

 自民党と公明党の防衛大綱作業チームは、5日の会議で空母に改造した護衛艦を「多用途運用護衛艦」と呼ぶことで意見が一致したと朝日新聞が6日伝えた。防衛大綱は、日本の防衛政策の基本方向を定める指針であり、今月中旬に閣議決定する予定だ。日本政府は、改定防衛大綱に空母運用宣言を公式化する内容を入れると見られる。

 自民党は、当初は「防御型空母」という名称使用を考慮していた。日本政府は専守防衛(攻撃を受けた時にのみ防衛力を行使し、その範囲は最小限とする)原則のために、攻撃型空母は保有しないという立場を維持しているためだ。しかし、連立与党の一軸である公明党が「空母という言葉はだめだ」と反対した。その後5月に自民党は「多用途運用母艦」という表現を持ち出した。公明党は「母艦」という表現が「空母」を連想させるとして再び反対した。連立与党の作業チームを率いる小野寺五典元防衛相は5日「多用途であり、あくまでも護衛艦の範囲で色々な運用が可能というのが作業チームの共通認識」と話した。だが、護衛艦の空母改造で専守防衛原則が形骸化されかねないという憂慮を名称の変更だけで払拭させるのは難しく見える。

 一方、自民党は自衛隊の存在を憲法に明記することを含む改憲案の年内国会提出をあきらめた。自民党は当初、年内に改憲案を衆議院憲法審査会に提出する予定だった。だが、野党が一方的推進に反発して審査会への参加を拒否しているために提出が難しくなった。改憲案の提出は来年に延期されると見られる。
東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


ma2221 at 06:28|この記事のURLComments(0)

2018年12月08日

CTF150艦隊司令官にカナダ海軍が就任

日本が参加するCMF(Combined Maritime Forces)には3つの艦隊がある。ペルシア湾、アラビア海、西インド洋、アデン湾ソマリア沖、紅海全域を担当し、海上警備、麻薬取り締まりを行うCTF150艦隊(常設艦船を派遣しているのはオーストラリア海軍)、アデン湾ソマリア沖で海賊対策を行っているCTF151艦隊、ペルシア湾(CMFではアラビア湾と称しているが)の湾岸諸国からなるCTF152艦隊からなっている。当然CTF151艦隊の守備範囲はペルシア湾およびアラビア海沿岸周辺海域。

さて、そのCTF150艦隊は2018年8月9日にイギリス海軍からサウジアラビア海軍のAl Shahrani代将が司令官となった。さらに、CTF151艦隊は9月30日にシンガポール海軍からクウェート海軍のAli Alrashidi大佐が司令官となった。また、CTF152艦隊は9月12日にサウジアラビア海軍からクウェートのコーストガードSaleh Alfodhary大佐が司令官となった。

CMF傘下の3艦隊すべてが湾岸諸国の国家が司令官となったのは、CMF結成上初めてのこととCMFでは報道した。 ここいらはアメリカ軍の戦略の巧みさと言えよう。

さて、CMFのHP2018年12月6日による。


CTF150艦隊のサウジアラビア海軍はバーレーンで6日、CTF150艦隊司令官職をカナダ海軍に引き渡した、

カナダCTF150艦隊司令官に2018.12





















Photo/CMF

カナダ海軍Darren Garnier代将は、サウジアラビア海軍のAl−Shahrani代将から司令官職を引き継いだ。
CMF副司令官のスティーブ・ダイントン代将が陪席した。

カナダ海軍がCTF150艦隊の司令官となったのは3回目である。ダーレン・ガルニアー代将は、「CTF150艦隊の新司令部のスタッフは、カナダとオーストラリアのジョイントチームであり、この新司令部の準備のために一生懸命動いてきた」と語った。

サウジアラビア海軍司令官は2018年8月以来司令官に就任し、その期間、多くのCMF参加国の艦船は馳せ参じた。結果として、10,500キロのハッシシが摘発され、破壊された。その麻薬はテロリスト集団やケミカルネットワーク集団の資金源となっている。また、Al−Shahrani司令官はこの地域のCMFメンバー国のキーリーダーと忙しい中で多くの会合を持った。パキスタン、セイシェル、UAEなど。また、エジプトとは特に重要な会合を開催した。

情報概要は以上。日本はCTF150艦隊の司令官にはならないであろう。なぜならCTF151艦隊のみに入るようになっているからである。しかし、海外の常識では日本はCMFには加盟しているのである。CMFには33カ国が加盟しているが、その中には日本が入っている。

このCMFは集団防衛的なことは無い。先に記したようにCTF150艦隊の麻薬対策も緊急な任務である。このような任務には、与党、野党の区別無く、参加しても良いのではと思うが。

 

ma2221 at 16:03|この記事のURLComments(0)

アメリカ海軍の艦船黒海派遣、欧州のNATO海軍は動くか!!??

アメリカ海軍はスペインのロタ基地に2014年2月よりアメリカ海軍DDGを派遣させている。要領は横須賀基地の前方展開部隊と同じである。2014年にDDG「ドナルド・クック」と「ロス」が到着し、2015年には「ポーター」と「カーニー」が派遣されている。

2014年3月に発生したロシアのクリミア半島一方的併合事件では、黒海にこのロタ駐在DDGがいち早く派遣され、ロシアへの抗議となった。黒海ではウクライナ海軍と共同演習を行っている。その後、黒海へのアメリカ海軍艦船の派遣は継続的に実施されている。

一方、欧州におけるNATO国家は、ロシアへの配慮があり、黒海に軍艦らしい軍艦は派遣しなかった。ようやく派遣されたのはカナダ海軍のFFHとスペイン海軍のイージス艦が黒海入りした2014年9月であった。アメリカ海軍DDGも同時に入り、ウクライナ海軍と共同演習を行った。その後も、カナダ海軍は黒海入りして同様な動きを行っている。

さて、今回は動きの鈍い欧州海軍はいかがであろうか。

アメリカ海軍欧州・アフリカ司令部HPによると、ロタ駐在のDDG「ドナルド・クック」が11月19日に第8回目の欧州・地中海パトロールに出港している。 

ma2221 at 11:21|この記事のURLComments(0)

近い時期にアメリカ海軍は黒海に艦船を派遣!!

ARAB News2018年12月7日より。

アンカラ/アメリカ軍は、国防省にアンカラに通知するように要請した。ボスポラス海峡を通過して黒海海域に1隻の艦船を派遣することを。CNNが水曜日に報道した。 

アメリカの要請はモントルー条約によっている。そして、そのこと(アメリカ艦船の黒海入り)は、黒海周辺地域における緊張がより高まることを意味している。ウクライナ艦船が黒海とアゾフ海をつなぐケルチ海峡周辺で拿捕されていることにより。そして24名のウクライナ海軍船員がモスコーによって拘束されている。

情報概要は以上。 モントルー条約とは、艦船が海峡を通過する際、海峡を保持しているトルコの許可が必要と言うもので、黒海周辺の国家の艦船以外の国の艦船が、黒海に入る場合、その対象国艦船の黒海滞在日時は21日間とされている。ということで、アメリカ艦船が黒海に入る場合の滞在日数は21日間となっている。

また、空母は海峡を通過できないことは有名であり、そのため、ロシア海軍の空母「クズネツォフ」は巡洋艦扱いとなっている。



 

ma2221 at 07:14|この記事のURLComments(0)

駐ジブチ中国保障基地、スペイン海軍と医療訓練を実施/チャイナネットが報道


このニュースは、EU NAVFOR艦隊HPも報道している。チャイナネットはスペイン海軍としているが、EU NAVFOR艦隊旗艦として、中国と共同演習をしたとある。
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駐ジブチ中国保障基地、スペイン海軍と医療訓練を実施
中国網日本語版(チャイナネット)2018年12月7日
 
 駐ジブチ中国保障基地はスペイン海軍とこのほど、アデン湾から西の海域で合同医療訓練を行った。

 訓練はアデン湾の海域でハリケーンに遭遇したことを想定。スペイン海軍の「カスティーリャ」ドック型揚陸艦は被災海域で、多くの負傷者を収容した。カスティーリャは駐ジブチ中国保障基地に、医療支援を要請した。

 中国基地の医療チーム10人が午前8時、艦載ヘリで現場に急行した。4時間以上の訓練において、中国側の医療チームはカスティーリャの医療人員と合同チームを作り、合同医療救護を実施した。また重傷者を艦載ヘリ2機で基地の病院に搬送し、緊急治療を行った。

 双方は医療支援信号の受信、海上合同医療球後、ヘリ編隊による緊急搬送などを重点的に訓練した。さらにジブチ統合参謀本部、空軍参謀部の関係者、EUの対海賊作戦「アトランタ作戦」の駐ジブチ司令部の関係者が視察した。


カスティリヤ中国と医療演習その2EU写真




















Photo/EU NAVFOR
 

 今回の訓練で、駐ジブチ中国保障基地は初めてヘリ編隊を指揮し、負傷者を基地空港に搬送した。海外合同作戦の指揮制御、遠洋後方支援体制の運用方法を模索し、実践した。基地とスペイン海軍の交流・協力を推進し、地域内の合同人道支援能力を強化した。


カスティリヤ中国と医療演習その3EU撮影




















Photo/EU NAVFOR
 


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2018年12月07日

ロシア軍機が米軍機を「妨害」、黒海上空の国際空域/CNN

ロシア軍機が米軍機を「妨害」、黒海上空の国際空域
CNN2018.11.06 

ワシントン(CNN) 米海軍によると、黒海上空の国際空域で5日、米海軍の哨戒機がロシア軍戦闘機による危険なインターセプト(進路妨害)を受けた。海軍の発表に加え、米国防当局者3人が語った。

それによると、インターセプトは計25分間続いた。ロシアの戦闘機「Su27」はまず、米哨戒機「EP3」の前を高速で通過して乱気流を起こした。続いて再びEP3に接近し、エンジンの加速装置を吹かしながら機体を傾けて方向転換。EP3の乗組員らは振動を感じたとしている。

当局者らによると、Su27がどのくらいの距離まで接近したか、同機が当時武装していたかどうかは不明。

国防総省の報道官は、EP3の通信装置はずっと作動していたが、Su27との間で交信はなかったと述べた。

一方、ロシアの在米大使館は5日、ツイッター上でこの件に関する声明を発表。Su27がEP3を発見し、ロシアへの領空侵犯を阻止するために随伴飛行したと述べたうえで、必要な安全手順は全て守っていたと強調した。

ロシア軍による危険な進路妨害としては今年1月にも、黒海上空でSu27が米海軍のEP3から1.5メートル以内の距離まで接近したとの報告があった。

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情報概要は以上。アメリカはウラジオストック沖のアメリカ海軍DDGによる「航行の自由」作戦の実施に続き、黒海における米軍機の飛行を実施した。

この動きが何を意味するかは現在時点では分からないが、今後の動向を見たい。 


ma2221 at 15:46|この記事のURLComments(0)

EU NAVFOR艦隊、現地戦闘司令官は指揮権を返上した!!

EU NAVFOR2018年12月5日より。

2018年12月4日、ジブチにて。EU NAVFOR艦隊のForce司令官、Alfonso Nanclares少将は、作戦司令部に指揮官権を返上した。この指揮官権返還セレモニーは、スペイン海軍のドック型揚陸艦「カスティリヤ」の艦上で開催された。EU NAVFOR艦隊が西インド洋での海賊対策10周年記念式典のレセプションの間に開催された。

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情報概要は以上。見出しは「EU NAVFOR completes the 29th Force Rotaion in Djibouti」である。ここでは29回目とある。小生の資料では、このスペイン海軍司令官は第27代目である。

かなりしつこく過去に調べたことがあるので、間違いはない。しかも、Rotationとある。通常なら、the 29th Force Commanderである。そして、第29代目の戦闘司令官の任務を完遂したであろう。

このEU NAVFOR艦隊にはForce CommanderとOperation Commanderがある。作戦司令官はイギリスのノースウッド司令部で、次期戦闘司令官や派遣艦などを決める。

であるから、任務的には、EU NAVFOR艦隊は継続しており、スペイン海軍の航洋哨戒艦などは現地で任務しているのである。過去2年間、EU NAVFOR艦隊艦隊の戦闘司令官は一時期不在となっていた。つまり、2016年12月5日から2017年2月24日まで、さらに2017年12月6日から、2018年4月8日まで、この戦闘司令官はいなかったのである。

これは推測であるが、海賊の攻撃は、2012年以降激減しており、その動きは、日本のP−3C部隊や、欧州のP−3C部隊が哨戒しているため、監視できるので、この冬の期間は、司令官不在でも対処できるとEU作戦司令部は判断したのではないだろうか。

であるから、Rotationとしては、先ほどの司令官不在の2期を入れると29回目のForce Rotationとなるのであろう。

指揮権返上時期は、2016年が12月5日、2017年が12月6日であり、2018年が12月4日であるため、この指揮権返上式典は計画的な動きであると言える。

EU NAVFOR艦隊艦隊は2008年12月にこの海賊対策艦隊が設立されて以来、10年が経過し、その長期的運営を考えると、見直しすべき時期であることを示している。

 

ma2221 at 07:06|この記事のURLComments(0)

米“航行の自由作戦”露国防省、100キロさえ近付かなかったと発表/日本テレビ

米“航行の自由作戦”露国防省「口先だけ」
日本テレビニュース2018.12.07

アメリカ海軍がロシア極東のウラジオストク沖で「航行の自由作戦」を行ったと発表したことに対して、ロシア国防省は6日、「通常航行を示威行為とした口先だけのものだ」と揶揄した。

アメリカ海軍は5日、ロシアが主権を主張するウラジオストク沖の「ピョートル大帝湾」付近で、アメリカのミサイル駆逐艦が「航行の自由作戦」を行ったと発表した。

これに対して、ロシア国防省は6日、声明を発表し、アメリカの駆逐艦は「ロシアの領海から100キロの距離にさえ近づかなかった」と主張。アメリカの発表について、「通常航行を示威行為とした口先だけのものだ」と揶揄した。

「ピョートル大帝湾」について、ロシアは自身の主権が完全に及ぶ海域だと主張しているが、アメリカや日本は認めていない。

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また、産経新聞では上記とほぼ同様な記事を掲載したのに加え、「米国の駆逐艦は露太平洋艦隊の艦船と航空機により監視され、コントロールされていた」と報道している。

この事案、ロシア軍の実力からして、ロシア国防省の発表を支持したいが、さてさて。 



ma2221 at 06:30|この記事のURLComments(0)

2018年12月06日

ウラジオストック沖のアメリカ海軍DDG「航行の自由作戦」実施にロシア軍はどう対応したか!!??

中国軍の広域航洋哨戒能力に関しては、小生、たびたび疑問符を呈してきた。南中国海におけるアメリカ海軍艦船の「航行の自由」作戦実施に対し、中国海軍の航洋哨戒機が追跡監視したという中国国防部筋の発表は一回も報道されていないからである。報道されているのは、中国艦船が探知、追跡し、その海域を去れと警告したと言うことであった。

であるから、宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡、南西諸島海峡を通過するロシア艦船、中国艦船を確認する際に、日本のP−3Cが追跡監視しているが、そういうことは中国軍の場合は聞いたことが無い。

さて、その点では、実績の多いロシア軍である。日本海の奥深くまで、アメリカ海軍DDG「マッキャンベル」が進入し、ウラジオストックのロシアが領海(小生はそういう海域がウラジオストック湾にあるとは知らなかった)と称する海域に進入した際、ロシアの航洋哨戒機がどのような動きをしたかはぜひ知りたいところである。 

黒海における場合は、ロシアの軍用機がかなりの近接飛行を行ったというのはしばしば実施されることであるが、今回は今のところ、そういう報道は出ていない。やはり、ここはロシア軍機の哨戒能力を示してもらいたいものである。 

ma2221 at 15:23|この記事のURLComments(0)