2017年03月23日

フランス海軍遠洋練習・実務艦隊のフリゲート「クールベ」がシージャックされた貨物船に支援活動

アメリカ、イギリス、フランスの軍艦はアデン湾に行けば、海賊対策に従事でき、北アラビア海で麻薬船とおぼしきに船に対し臨検ができ、麻薬があったら押収することができる。つまり、その地に行けば、スムーズにEU NAVFOR艦隊、CTF150艦隊に転籍ができるのである。さらに、この例は、中東に限っているが、地中海ではリビア沖の避難民支援・警備活動にも参加できる。

これらは、いずれにしろ軍事行動と言うより、国連安保理決議に従った警備活動であり、日本も、国民の判断、認可のもとにこういう動きができないものであろうか?? まあ、じっくり討議が必要ではあろうが。

さて、EU NAVFOR艦隊HP2017年3月18日より。

見出しは「貨物船アリス13号の船員は、EUのアタランタ任務を遂行しているフランス海軍フリゲートのクールベ乗員の確認訪問を歓迎する」

クールベ海賊対策その2 2017.3




















Photo/EU NAVFOR

貨物船燃料タンカー「アリス13」号に接近するフリゲート「クールベ」のRHIB。

「アリス13」号は4日間、海賊によってシージャックされていた。そして、安全な港に航行中である。

フランス海軍の乗員は飲料水と他のサプライを提供し、さらに支援が必要かと訊ねた。

情報概要は以上。

クールベ 海賊対策その3 2017.3




















Photo/EU NAVFOR


クールベ 海賊対策2017.3
 



















Photo/EU NAVFOR

「クールベ」と「アリス13」号

このフリゲート「クールベ」は来日する遠洋練習・実務艦隊の「ジャンヌ・ダルク」艦隊2隻のうちの1隻である。

空母型強襲揚陸艦「ミストラル」も海賊対策に従事しているのであろうか。 

米韓海軍演習写真、アメリカは空母を入れて4隻、韓国も4隻参加

アメリカ海軍HP2017年3月22日より。


32746202404_dc05b7c02c_z
























Photo/US Navy

空母「カール・ヴィンソン」を中心に、7隻の水上艦が遊弋している。「ヴィンソン」の右はDDG108「ウエインE・メイヤー」、その右は韓国のDD971「広開土大王(クワンゲトデワン)」、最右端の艦船はCG57「レーク・シャンプレーン」である。CGは長らく佐世保で、多分補修していたのであろうが、この演習に参加している。

今回の「ヴィンソン」の随航艦は、この2隻と、ハワイ所属のDDG112「マイケル・マーフィー」である。同艦は、3月17日に「てるづき」と南中国海で通過時演習をしている。

33432325282_4fce203f2b_c
 Photo/US Navy


32774665983_6e9ac86fee_c 

Photo/US Navy

空母の前方左右に潜水艦が視認されるであろう。空母の左を行くアメリカ国旗を掲げるのはDDG63「ステザム」である。こちらは横須賀所属。その左は李舜臣級、最左端はインチョン級。一番後ろを行くのはウルサン級フリゲートと思われる。



33548465396_f1d90956e2_c 

Photo/US Navy

DDG63「ステザム」とDD976「文武大王」。976はやや不完全。李舜臣級であることは確かであるが。


32746196194_c317f31b3b_z 






















Photo/US Navy

108「ウエインE・メイヤー」である。拡大写真では乗員が艦橋付近にいることが視認できる。 

米日がNATOをアジア太平洋に招待、各自の狙いとは?/チャイナネットが報道

このチャイナネット2017年3月22日の5月にテニアン島で開催される演習内容と、4月末にグアム沖で開催される日仏米英演習が違うのか、現在時点では分からない。推測ではあるが、4月末の演習は艦船演習で、5月のは揚陸演習である。


米日がNATOをア太に招待、各自の狙いとは?
チャイナネット2017年3月22日より。
 
*********************
 
ロイター通信によると、日本の自衛隊が今年5月に米軍と、西太平洋のテニアン島で合同演習を行う。これまでの米日合同演習と異なり、今回は英国とフランスという欧州2カ国も参加する。軍事専門家の杜文竜氏は、中国中央テレビ(CCTV)のインタビューに応じた際に「米国はNATO加盟国をアジア太平洋の軍事演習に招待することで、米国の同地域における求心力を強化しようとした。日本はこの合同演習により身分を高め、日本の正常化に慣れさせようとしている」と分析した。

報道によると、5月にテニアン島で行われる演習には、通常の海上訓練のほか、敏感な上陸訓練が含まれる。うちフランスは先進的な性能を誇るミストラル級強襲揚陸艦を、英国は輸送ヘリ2機を派遣。報道によると、日本は中国を念頭に置き、英仏との合同演習に上陸訓練を盛り込んだ。

米日両国はアジア太平洋の演習にNATO加盟国を抱き込んだが、これにはそれぞれどのような狙いがあるのだろうか。

杜氏は「米国は現在、日韓などのアジア太平洋諸国と形成する軍事同盟だけに満足しておらず、これらの同盟国の軍事力を不合格と考えている。NATO加盟国にも同地域で強い軍事的存在感を示させれば、米国の同地域での求心力をさらに高めることができる。日本は各国との合同演習により、身分を高めようとしている」と述べた。

CCTVの報道によると、日本は近年いわゆる「中国の脅威」を口実とし、英国やフランスなどのNATO加盟国を抱き込み、アジア太平洋事業に介入しようとしている。英空軍のタイフーン戦闘機4機が昨年10月、日本の三沢基地に到着し、空自と初となる共同訓練を行った。日本政府はさらに、英国と協力中の次世代空対空ミサイル技術の開発を完了する予定だ。

杜氏は「正常でない国の日本は、他国軍との合同演習により、日本の正常化に慣れさせようとしている。東中国海や南中国海で同時にこのような演習を行えば、周辺諸国に暗示と影響をもたらすことになる。また日本はNATO加盟国のブランド効果を利用し、国産兵器の国際市場を切り開こうとしている可能性もある」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月22日

**********************
この報道は3月17日発のロイター電による。

このテニアン島で揚陸演習の記事は3月17日発であるので、安倍首相が20日に4月末にグアム沖で4カ国演習を発表した以前の記事である。

開催月日もグアム沖演習が4月末、テニアン島揚陸演習が5月中旬であるので、ここでは両者を実施するかは判断できない。

 


2017年03月22日

イギリス海軍は再び東アジアに戻って来るか!!??

2017年4月末に日仏米英海軍共同演習がグアム沖で開催されるとのこと。

イギリスがスエズ以東から軍事力撤退を宣言したのは1967年のことであった。しかし、ご存じのようにフランス軍は今日(こんにち)まで、フランス艦船をアジアに派遣し、しばしば日本、中国、韓国、東南アジア諸国を訪問しているのは周知のことと言える。

であるから、第2次大戦後、イギリスの経済力が漸減していくなかで、東アジアから撤退していったのはやむを得なかったであろうが、それが正しかったかは検証の余地があろう。

イギリス海軍の当時最新鋭DDG「デアリング」が世界一周の旅に出たのは、2013年5月27日であった。

「デアリング」はハワイでミサイル実験を行った後に、ハワイでかなり長期に滞在した後、オーストラリアに向かい、10月にストラリア海軍創設100周年記念観艦式に参加している。

シンガポールを訪問した際、11月にフィリピンのレイテ島、セブ島などを台風が襲った。そして、「デアリング」は急遽、台風支援に参加している。この台風支援には日本からは補給艦「とわだ」、ヘリ空母「いせ」、全通型揚陸艦「おおすみ」が参加している。また、中東にいたヘリ空母「イラストリアス」も長距離はせ参じている。

その後12月1日から3日にかけて東京港に入港した。ホストシップは最新鋭DDG「てるづき」であった。

さらに12月5日韓国の釜山に寄港した。ここに集結したのは、韓国海軍のイージス艦「ユルゴク・イ・イ」、アメリカ海軍CG「シャイロー」であった。イギリス海軍は、知ってはいたが、現実には驚いたであろう。

日米英の海軍は第2次世界大戦で血みどろな戦いをした。だから、日本の実力は分かっていたであろう。だが、戦後、アメリカの譲渡艦を運用していた韓国海軍が1万トンのイージス艦を保有しているのである。それも3隻。

目の前にして、かなりびっくりしたであろうことは十分に理解される。

デアリング、釜山に集結2013.12















Photo/YONHAPNews

手前からCG「シャイロー」、韓国海軍イージスDDG「ユルゴク・イ・イ」、一番向こうが「デアリング」

「デアリング」は12月10日には上海を訪問している。

デアリング 上海に到着2013.12.10















写真/新華社

上海に入港する「デアリング」である。


デアリング上海入港
















Photo/UK Navy

こちらの写真はイギリス海軍HPより。

ホスト艦であり、通過時演習相手は054A級FFG「徐州」であった。


デアリング、徐州と演習



















写真/中国国防部

一番向こうが「デアリング」、その手前が演習相手である530「徐州」である。

その後、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシアを訪問し、2014年2月に帰港している。

いずれにしろ、イギリスは再度、東アジアに目を向けようとしている。










 

グアム沖で4月末に行われる日仏米英共同演習に参加するイギリス艦船は??

2017年4月末に行われると発表された日仏米英海軍共同演習は、グアム沖で実施される。

この演習に参加するフランス海軍艦船は、ジャンヌ・ダルク遠洋練習・実務艦隊の空母型強襲揚陸艦「ミストラル」とフリゲート「クールベ」である。2月28日にツーロンを出港している。

訪問先は、順不同で記されているが、ベトナム、シンガポール、スリランカ、ジブチ、そして日本とグアム、最南端方向ではオーストラリア北岸であり、24,000マイルの航程である。



この4カ国共同演習に参加するイギリス艦船は、いずこであろう。

現在、中東に赴任している艦船はヘリ空母「オーシャン」、強襲揚陸艦「ブルワーク」であり、多目標DDG「デアリング」である。

「オーシャン」と「ブルワーク」は2016年9月20日に出港し、「オーシャン」は6.5カ月任務期間である。であるから、そろそろ帰航の途につくか、ついているであろう。「オーシャン」は、イギリス・アメリカ・フランスからなるCTF50艦隊の旗艦に2016年11月25日になっている。その前の旗艦は、当時シリア・イラクのISILに対する空爆を行っていた空母「アイゼンハワー」であった。

「ブルワーク」は2016年12月のクリスマス前に帰港している。




「デアリング」は2016年9月2日に出港し、中東任務につき、2月にはパキスタン・カラチで開催された「アマン2017」演習に参加している。任務期間は9カ月。5月末頃帰港の予定である。

その交替艦として、FF「マンマス」が2017年3月10日に出港している。多分「マンマス」は4月1日前後に到着すると思われる。これまでの恒例として、途中で訓練をしながら地中海を東進している。

4カ国共同演習は4月末グアム沖であるから、十分、間に合うのであるが、この種の予測記事、結構小生は外れている。さていかにである。 

「ジャンヌ・ダルク」遠洋練習艦隊が来日し、4月末に日仏米英共同演習を開催


この「ジャンヌ・ダルク」練習艦隊との日仏米英海軍共同演習を、中国筋の「チャイナネット」で掲載紹介するとは
何ともであるが、まあ中国とは隣国である。緊張関係ある交流促進をぜひ進めるべきである。



日仏首脳会談、南中国海での共同訓練を確認
チャイナネット2017年3月21日より。

**********************
 
安倍晋三首相は現地時間20日夜、フランスのオランド大統領とパリの仏大統領府で会談した。日本メディアが伝えた。

安倍首相は同日、海洋安全保障でフランスとの協力を深化させる考えを示した。日仏両政府は来月月末に仏海軍の練習艦隊が訪日し、米国や英国を加えた本格的な共同訓練を実施することでも合意した。

オランド大統領は春の大統領選挙に不出馬を決めており、安倍首相との会談はこれが最後となる。両首脳間では2013年に日仏の外務・防衛担当閣僚級協議(2プラス2)を発足させ、安全保障分野での協力体制を強化した。両政府は1月にパリで開いた2プラス2でも、物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉開始で合意している。

海洋安全保障の問題に関して、安倍首相は「インド太平洋地域の広大な海域を国際公共財として維持する」と述べ、「日仏が緊密に連携していく」と強調。オランド大統領は「両戦力の共同運用をより容易にしなければならない。南中国海の共同演習なども実施する」と話した。

4月末にはフランスの練習艦隊「ジャンヌダルク」が訪日し、米英を加えた4カ国で初の全面訓練を予定する。関係者によると、フランスの艦隊は南中国海を通って共同訓練に参加する。安倍首相は共同訓練に関し「極めて意義深いことだ」と述べた。

日仏は経済・文化についても協議した。米トランプ政権の誕生で世界で保護主義が台頭するなか、日本と欧州、米国が主導して自由貿易を推進していく必要性で一致した。

安倍首相はその上で「日EU・EPA(経済連携協定)の早期の大筋合意を実現することで一致した」と強調した。オランド大統領も「フランスはできる限り交渉をフォローする」と応じた。

日仏政府は首脳会談後に、民間用原子力の協力を強化する協定に署名した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月21日


*********************
演習海域はグアム沖とのこと。 


2017年03月21日

米軍が朝鮮半島に原子力潜水艦展開 北朝鮮に圧力/聯合ニュースが報道

アメリカのSSNが朝鮮半島に展開ということを記事にする韓国マスコミのセンスが小生には分からない。
韓米海軍演習で対潜演習をすれば、SSNまたは韓国のSSは何時もいるであろうに。それでなくとも、アメリカのSSNはしばしば韓国を訪問しているのである。



米軍が朝鮮半島に原子力潜水艦展開 北朝鮮に圧力
2017年3月21日聯合ニュース日本語版
 
******************

【ソウル聯合ニュース】韓国軍の関係者は21日、米国が先ごろ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦「コロンバス」(満載排水量約7000トン)を朝鮮半島に展開したことを明らかにした。韓米の海軍が野外機動訓練「フォールイーグル」の一環として19日から朝鮮半島周辺の全海域で実施している大規模海上訓練に加わっているとされる。

 コロンバスは数千キロ離れた地上のターゲットを精密攻撃できる巡航ミサイル「トマホーク」や対艦ミサイル「ハープーン」、魚雷などを搭載している。2012年、14年にも朝鮮半島に展開され、訓練に参加した。

 原子力空母「カール・ビンソン」、長距離戦略爆撃機「B1B」に続く戦略兵器の朝鮮半島展開で、米国が北朝鮮への圧力を強める姿勢を示したとの見方が出ている。

tnak51@yna.co.kr

***********************
SSN762「コロンバス」は1993年の就役で、艦齢は24年である。 


南中国海「岩礁埋め立てで一定の主導権を獲得」、尖閣諸島「常時パトロールが可能となった」と中国海軍が分析

埼玉新聞2017年3月21日より。この記事に関しては短く報道されている記事は多々あるが、この埼玉新聞の記事は一番長く、分かりやすい。「尖閣諸島」まで言及しているのは、この埼玉新聞の記事だけである。

******************

【台北共同ー塩沢英一】中国人民解放軍の海軍幹部が、領有権争いのある南シナ海情勢について「岩礁の埋め立て工事後、中国は軍事戦略上へ一定の主導権を獲得した」と判断していることが海軍の内部刊行誌で20日、分かった。

米軍については「南シナ海で軍事衝突を起こす力量はない」と分析した。

中国は南シナ海で事実上の軍事拠点化を進めているが、軍の赤裸々な本音が明らかになるのは珍しい。民間機運航など表向きは「民間の活動」をアピールしつつ、実際には軍の影響力を強めていく方針がした。

情勢判断は、南シナ海を管する海軍南海艦隊の将校らが執筆。軍事主導権の獲得により「中国の威嚇効果が高まり、周辺国が軍事的に挑発してくる可能性は低くなった」
と指摘、ベトナムなど領有権を主張する国との"力比べ"で勝負はついたとの認識を示した。

 今後について「時間の経過とともに力のバランスはわが方に有利になる。軍は民間を隠れみのにするやり方で敵に対応し、こちらから第1発を撃ってはならない」と強調。

「民間」を前面に出す「持久戦」で実効支配を拡大する戦略を示した。

米軍との対立では「米軍はアジア重視戦略『リバランス』の布陣が未完成で、南シナ海で軍事衝突や戦争を起こす力量と意図はない」と分析。米中が互いに威嚇しあう状態が続き「軍事危機」が発生する可能性はあるが、当面は本格的な軍事衝突や戦争には発展しないと結論付けた。

日本政府による2012年の沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化後、中国側が直ちに周辺のパトロールを常態化させたことを「危機を巧みに利用した」成功例と紹介。南シナ海でも、危機を利用するだけでなく、危機を積極的につくり出すことで主導権を握り、国家利益を拡大すべきだとした。


2017年03月20日

日本ブランドを誕生させた「匠の心」/人民日報

中国マスコミは一見日本憎しなのではあるが、時々、そして本音で日本を誉めてくれる。

しかし、これらの本物の先祖となると、中国から伝わってきたものである。日本の誰もがそのことを知っている。


日本ブランドを誕生させた「匠の心」
人民網日本語版 2017年03月20日10:59
 
***********************

陸上競技の世界大会の砲丸投げで選手らが投げている砲丸の多くは「日本製」だ。1996年のアトランタ五輪から2004年のアテネ五輪まで、3大会連続で、男子砲丸投げで金、銀、銅を取った選手が全て日本製の砲丸を使っていた。世界トップレベルの砲丸投げのアスリートは、「日本製の砲丸はとてもミステリアスで、成績が1-2メートル伸びる」と声を揃える。高品質の砲丸のカギは絶妙な重心バランスにあるという。新華網が報じた。
驚くべきことに、アスリートらに好まれるこの砲丸は、埼玉県の小さな街工場で作られている。同じくあまり目立たない存在であるサッカーの審判が使っているホイッスルも「日本製」だ。82年のワールドカップ・スペイン大会以降、東京の小さな工場で作られているホイッスルが、公式ホイッスルとしてワールドカップで使用されている。

街工場で世界一流の製品を作れるという事実が、日本人が「匠の精神」を抱いていることの証となっている。日本人は「匠の心」をどのように育てているのだろう?それは仕事に対する情熱や敬意であり、自分や他人に対する責任を真剣に負おうとする心がその源ではないだろうか。日本人は、時には真面目すぎると感じるほど、何事にも真面目な姿勢できっちり取り組む。政府の人口統計データにおいて、1ケタ台まで正しく伝えようとするその姿勢からも「真面目さ」を垣間見ることができる。

日本人の「匠の精神」は、何事も向上に向上を重ね、一つの技を究めようとする取り組み方に表れている。報道カメラマンにとって、カメラのシャッタースピードやピントがどれほど合うかは非常に重要な要素で、それが事件やニュースとなる一瞬の出来事を捉えることができるかを左右する。フィルムを使っていた時代であっても、デジタルの時代であっても、キャノンと二コンは終始この2点を極めようと努力を続けている。各国のプロの報道カメラマンのほとんどがこの2社の製品を愛用しているのはそれが理由だろう。

日本人の「匠の精神」が実際に多くの有名ブランドを誕生させてきた。日本は応用技術を必死に研究し、極めようとする態度で、製紙や印刷、機械製造などの分野で世界を牽引している。そんな日本製品には「匠の風格」が漂っている。

「瓷器」は中国の代名詞と言っても良い産業だ。しかし、日本のファインセラミックに関する研究やその応用には驚嘆させられる。日本の京セラが開発したさびに強く、磨耗も少なく、酸やアルカリにも侵されないセラミック包丁やセラミックハサミはヒット商品となっている。ファインセラミック技術を応用して製造した人口宝石は、その成分や構造が天然の宝石と同じで、精巧で非常に美しい。ファインセラミックが持つ高度な生物体融合性を利用して開発した人工の歯や骨、関節もあるが、科学の進歩の人の健康に対する貢献に、本当に驚かされる。

世界において「真面目」の3文字ほど恐るべきものはない。中国にも昔は職人がたくさんいた。中国のブランドを育てる必要のある今、匠の文化と精神を継承、発揚し、確かな品質の製品を生み出だして、世界において中国製品の名を高めていく必要があるだろう。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月20日


明日から開催されるマレーシア海軍国際観艦式に中国海軍は、どの艦船を参加させるか!!??

「てるづき」は2017年3月21日から開催されるマレーシア海軍国際観艦式および多国間海上演習に参加すると海上幕僚監部は17日に発表したが、ではこの国際観艦式に中国海軍はどの艦船を派遣させるのであろうかと、見ていくと現在、中国艦船はマレーシア海域にはどの艦船も航海していないのである。

ご存じのようにアメリカ海軍は東南アジアに多くの艦船を参加させており、不自由はない。戦術運動や立ち入り検査を行う多国間演習もするため、大きさからLCS「コロナド」でも良いし、3月17日に「てるづき」と通過時演習を行ったDDG「マイケル・マーフィ」でも良いであろう。

第25次海賊対策部隊(FFG「衡陽」同「玉林」など)は現地で任務中であり、中東4カ国を歴訪し、さらにパキスタン海軍主催のアマン2017演習に参加した第24次部隊(DD「ハルビン」など)は、3月5日大隅海峡を通過し、3月8日に帰国済みである。また、2月10日に出港したDDG「長沙」、DDG「海口」などの第3次インド洋遠海訓練編隊も3月7日に三亜に寄港済みである。

時期は早くなるが、ニュージーランド、アメリカ(サンディエゴでアメリカ海軍CGと演習)、さらにカナダに遠征したFFG「塩城」、「大慶」部隊は1月13日に帰航している。

というわけで、現在海外に赴任している部隊は第25次部隊のみである。

中国国防部HPを見ていても、艦船が出港したとは3月20日時点では分からない。さていかに。 

「てるづき」は21日よりマレーシア海軍国際観艦式に参加する!!

海上幕僚監部2017年3月17日より。

アデン湾ソマリア沖海賊対策任務で横須賀を3月11日に出港した「てるづき」は3月21日から26日にかけてマレーシアのランカウィにおいて、マレーシア海軍国際観艦式 および多国間海上演習を実施する。

海賊対策で出港の「てるづき」は南中国海で空母「ヴィンソン」艦隊の「マイケル・マーフィ」と演習!!!

欧米レベルではDDGと呼称してもおかしくはないDD116「てるづき」は3月11日、アデン湾ソマリア沖の海賊対策で横須賀を出港した。指揮官は第6護衛隊司令の近藤匡1佐。


てるづき 南中国海で演習2017.3

















Photo/US Navy

アメリカ海軍HP2017年3月17日、南中国海にて。海上自衛隊のDD116「てるづき」とDDG112「マイケル・マーフィー」は、通過時演習(PassingExercise)を行った。


32674839894_805329b31a_z






















Photo/US Navy

右は第27次海賊対策艦隊指揮官の近藤匡1佐、第6護衛隊司令。左はDDG「マイケル・マーフィー」艦長のロバートA・ヒーリー中佐。「てるづき」艦上にて。


32674836764_262bc937e1_z





















Photo/US Navy

なかなか精悍な艦影と言えよう。写真拡大版では「てるづき」の艦上にも多くの自衛隊員が撮影されているのが視認される。心当たりの方はぜひ拡大版を印刷されたし。


33135154640_ed1b069ac8_z






















Photo/US Navy



















 

韓米の大規模海上訓練 朝鮮半島周辺で始まる=米空母参加/聯合ニュースが報道

もし、中国海軍の巨大空母が多くの最新爆撃機、ステルス戦闘機などと共に、日本近海で、日本からの防衛目標であるとして大規模訓練を行ったら、日本はどう反応するであろうか。この毎年3月から4月にかけて行われている米韓大演習、北朝鮮の立場から見ると、さぞ嫌悪する演習であろう。

そして、中国の日本を敵視した大演習をさせないためには、緊張関係がありながらも日中交流を進めるしか無いということであろう。


韓米の大規模海上訓練 朝鮮半島周辺で始まる=米空母参加
聯合ニュース2017年3月19日より。

********************** 

【ソウル聯合ニュース】韓米両軍が19日、朝鮮半島周辺の全海域で大規模な海上訓練を開始した。

 北朝鮮の挑発に備えた連合海上戦闘団訓練と空母打撃群訓練が25日まで野外機動訓練「フォールイーグル」の一環として実施される。

 米原子力空母カール・ビンソン、韓国海軍のイージス駆逐艦(7600トン)、両国の水上艦、潜水艦など60隻余りが参加する。

 また、P3、P8哨戒機、対潜ヘリコプターのリンクス、海上作戦ヘリのAW159ワイルドキャット、MH60Sシーホーク、攻撃ヘリのAH1Sコブラ、AH64アパッチ、戦闘機のF15K、FA18、A10など空中戦力も大挙投入され、立体的な訓練が行われる。

 このほか、慶尚南道・鎮海湾一帯では同日から28日まで機雷戦訓練が、20日から31日まで韓米海軍連合救助戦訓練がそれぞれ実施される。

 韓国海軍の鄭鎮燮(チョン・ジンソプ)作戦司令官は「今回の訓練は韓米の海軍の相互運用性を強化し、北のさまざまな海上挑発に備えるため実施される。韓米海軍は韓国守護に向け敵のいかなる挑発も直ちに撃退できる強い意志と連合海上防衛態勢を維持している」と説明した。

hjc@yna.co.kr 

*********************
この空母艦隊、随航艦は、DDG「ウエインE・メイヤー」のみのようである。同じ、随航のCG「レーク・シャンプレーン」は、2月後半故障で修理を行い、3月3日に佐世保に寄港している。その後動きはさっぱり分からない。

同じく、DDG「マイケル・マーフィー」は真珠湾を出港し、フィジーなどを歴訪し、2月23日グアムに寄港、さらに3月5日南中国海で空母部隊を会合し、その後は分からなかった。「マイケル・マーフィ」の動向は別記事とする。 

2017年03月19日

THAADによる中国監視 現実的に不可能=韓国軍が反論/聯合ニュースが報道

この韓国軍の反論は、100%とは言えなくとも、高い確率で合っていると思える。


THAADによる中国監視 現実的に不可能=韓国軍が反論
聯合ニュース2017年3月19日より。
 
***********************

【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」に反発する中国の報復とみられる措置が続く中、韓国軍当局は19日、「中国のTHAAD反対に対する軍事的立場」との資料を通じ、最近の中国側のTHAADに対する間違った主張に反論した。

 軍当局は、THAADにより中国が監視されるとの主張について、現実的に不可能だと指摘した。THAADを中国に向けて運用するためにはレーダーや発射台など主要装備を中国方面に再設置しなければならないが、飛行制限空域の設定や迎撃ミサイルの安全距離確保、新たな敷地の確保など軍事的、技術的な制限事項が非常に多くなると説明した。

 米国側が制限事項について韓国政府と協議し、同意を求める必要があるため、北朝鮮の弾道ミサイル迎撃と異なる目的でTHAADを運用することは不可能だと指摘した。

 また、「在韓米軍がTHAAD配備の目的を(中国監視用に)変更するためには韓国国民を説得し同意を得なければならないが、これは現実的に不可能だ」とくぎを刺した。

 THAADが中国の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を迎撃するとの主張についても「THAADは、上昇段階で速度が十分増加した相手側の弾道ミサイルを追撃できない」とした上で、朝鮮半島に配備されるTHAADでは中国のICBMを迎撃できないと反論した。

 THAADのレーダーの探知範囲が2000キロを超え、中国の安全保障上の利益を害するとの主張については「THAADのレーダー(AN/TRY−2 TM)の有効探知能力は朝鮮半島に限られており、軍事的に中国の安保利益に与える影響はほとんどない」と説明した。

hjc@yna.co.kr

*****************
情報概要は以上。

この韓国軍の反論は、以下の中国外交部の論証に対するものである。

外交部:中国側の「THAAD」反対の理由は十分で正当
新華社日本語版2017年3月18日より。

************************

 新華網北京3月18日(記者/孫辰茜)中国外交部の華春瑩報道官は17日の定例記者会見で、迎撃ミサイル・システム「THAAD」の監視警戒範囲は中国の広大な領土を覆っているため、中国側の「THAAD」反対の理由は十分で正当だと表示した。

 華春瑩報道官は次のように述べた。「THAAD」問題に関していは、中国側は既に何度も反対する立場を明確
に表明し、その厳重な危害と結果を指摘した。中国側は自国の安全を守る韓国側の配慮を理解している。しかし、問題は「THAAD」が地域戦略のバランスを損害を与え、朝鮮半島の平和と安定のためにもならなく、韓国に更に不安全の境地に陥れる可能性もある。

 華春瑩報道官は更に次のように述べた。「もっと重要なのは、「THAAD」システムが配備するXバンドレーダーの探知距離は2000km以上になっており、監視警戒範囲は遥かに半島を上回って、アジア大陸の奥地を深く入り、中国の広大な領土を覆っている。それは韓国が外敵による核兵器の脅威を対応する範囲を遥かに超えている。」(翻訳/呉寒氷)
 
(新華社より)



イタリアで開催されたNATO対潜演習、ダイナミック・マンタの参加艦

NATOの対潜演習「ダイナミック・マンタ2017」は、今年はイタリア主催で、イタリアのシチリア東海域で3月13日から25日にかけて開催される。


ダイナミックマンタ2017航空写真 
















Photo/NATO 

この写真では潜水艦は6隻、水上艦は9隻が撮影されている。

この演習はNATO SNMG2艦隊Tu−02支隊が中心という変な組み合わせである。本来ならSNMG2艦隊が中心であるが、SNMG2艦隊本隊は、ドイツが旗艦・司令官でギリシアのエーゲ海で避難民支援・警備に当たっている。

であるからTu−02支隊が中心なのであろうが、どうも良く分からない。この支隊は、スペイン海軍イージスFFG「メンデス・ヌニエス」、カナダ海軍FFH「セントジョン」で構成されている。

潜水艦は、フランス、ギリシア、イタリア、スペイン「ミストラル」、トルコ、アメリカからの参加である。計6カ国であり、6隻である。

水上艦は10隻であり、フランス、ギリシア、イギリス、イタリア、スペイン、トルコ、 アメリカが参加している。うち2隻は補給艦である。一番前と一番後ろに補給艦は航走している。。

分かる範囲で見ていくと、フランス海軍F459「モンカルム」、ギリシア海軍FF459「アドリアス」、スペインはFFG82「ヴィクトリア」、スペイン海軍補給艦「パッチーノ」、アメリカはDDG78「ポーター」(スペイン・ロタ所属)。

NATO SNMG2Tu02艦隊の2隻を含めると計7隻が判明している。 

ダイナミックマンタ2017












Photo/NATO

先頭は「ヌニエス」、続いてフランス「モンカルム」、続いてカナダ海軍FFH240「セントジョン」、4隻目はギリシア海軍F459「アドリアス」。

さて、この手の演習が行われると、その参加艦リストを作りたいブロガーが二つある。一つは小生ともう一人はトルコのブロガー「turkishnavy」である。なぜ、トルコ人はこの参加艦リスト作成が好きなのかは小生には分からない。

これまで調べた限りでは7隻の水上艦名が判明している。分からないのは、イギリス、トルコ、イタリアの艦船である。イタリアはDDG「デ・ラ・ペンネ」、トルコはFFG「ギレスン」、そして、turkishnavyにしても、イギリス艦船は分からないとのこと。

潜水艦はスペインはS80「ミストラル」、アメリカはSSN781「カリフォルニア」、ギリシアはS120「パパニコリス」、トルコはS360「ビリンジ・イヌイエ」、フランスはルビー級SSN、イタリアはS528「ピエトロ・ヴェヌーチ」。

また、イタリア海軍はPhoto演習に補給艦「エトナ」を参加させているとのこと。イタリア海軍のDDG「デ・ラ・ペンネ」を加えると、一番上の写真に登場している9隻の艦船名は判明したこととなる。

一番上の写真では、トルコ海軍はPhoto演習に参加していないとのこと。また、イギリス海軍艦船もこのPhoto演習には抜けていると説明している。そうなるとこのマンタ演習に参加した水上艦は11隻となる。
 

チャイナネットが報じたNATOの対潜演習「ダイナミック・マンタ2017」

「チャイナネット」は2017年3月17日付けで「NATO、イタリア沖で対潜合同演習を実施」という記事を報道した。

本文は、NATOは現地時間13日、イタリア・カターニア沖で、海軍対潜合同演習「ダイナミック・マンタ2017」を実施した。写真は対潜合同演習に参加した戦艦。


チャイナネット情報は以上。まあ「戦艦」は、ご愛敬である。英語では、WarShipであるから、こう訳すのはしょうがないであろう。



写真/チャイナネット

NATOが主催する対潜演習は主として二つあり、地中海で開催する、この「ダイナミック・マンタ」と、北大西洋でダイナミックマンタ演習2017開催される「ダイナミック・マングース」がある。

この「ダイナミック・マンタ」は例年、その年の前半期に開催される。今年は3月13日から25日にかけて開催され、NATO SNMG2艦隊Tu−02支隊が参加する。イタリアが主催し、カタニア海(シチリア島の東側にあるカタニア市の東側海域) で実施する。


上の写真は、一番手前がフランス海軍F642「モンカルム」(ジョルジュ・レイグ級3番艦)、右を行くのはカナダ海軍のFFH「セントジョン」、一番後ろはギリシアのフリゲート。 ギリシアのフリゲートはエリ級(元・コルテノール級)F459「アドリアス」と思われる。

2017年03月18日

アデン湾でハイジャックされた商船「アリス13」号は日本の航洋哨戒機が上空を飛び、安全を確認した!!

CMF(Combined Maritime Forces)HP2017年3月17日による。


アデン湾(ソマリア北海岸沖)で3月13日に「アリス13」は、武装した海賊に乗船され、ハイジャックされた。そして、船と8名の乗員の引き替えにカネを請求された。

日本がリード(司令官)するCTF151艦隊は3月17日に日本の航洋哨戒機から情報を得た。哨戒機はアリス13の上空を飛行し、船長は、彼と彼の乗員は怪我も無く、安全な港に向かっていると。

情報概要は以上。

現在、現地にいる艦船はスペイン海軍のドック型大型揚陸艦「ガリシア」、日本の「きりさめ」、韓国の「チェヨン」、中国の「衡陽」、「玉林」、補給艦「洪湖」のみである。

EU NAVFOR艦隊HPでは、EUの哨戒機が14日にジブチから発進し、上空を飛行し、無線(radio)通信を船長とした。何回か船を停止させたのであるが、連絡ができなかったとある。


 

中国外交部、日本は南中国海で騒ぎを起こすべきではない/新華社

外交部は日本軍艦の南中国海の軍事演習参加への応答:南中国海で騒ぎを起こすべきではない
新華社日本語版2017年3月17日より。

****************************
 
 新華網北京3月17日(記者/孫辰茜)中国外交部の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で、日本は歴史を反省し、南中国海で騒ぎを起こしたり、地域の平和と安定を損なうことを再度にすべきではないと表示した。

 華春瑩報道官は次のように述べた。日本は自分の私利の為に、南中国海問題で絶えずもめ事を引き起こし、不満をあおり立て、南中国海のの安定を乱したことは既に中国人民の強い不満と反対を招いている。もし、日本が頑なに非を認めず、ひいては南中国海に軍事介入し、中国の主権と安全に危害を加え、地域情勢の緊張をエスカレートさせるならば、中国側は必ずや毅然とした態度で対応措置を講じることになる。

 「私は再び日本側に注意を与えますが、日本は南中国海問題の当事国ではありません。更に日本側は中国戦略戦争の間では中国の西沙諸島と南沙諸島を侵略し占拠したという面子の立たない歴史もありました。これ以上南中国海で騒ぎを起こしたり、地域の平和と安定を損なうことを再度すべきではありません。」と華春瑩報道官は述べた。

**************************** 

韓国に反対したり、日本に反対したりで大忙しである。しかし、このように隣国の反対運動に遭遇するのは、中国の外交方針がまずいからではないのだろか。 
 


外交部:中国側の「THAAD」反対の理由は十分で正当/新華社

外交部:中国側の「THAAD」反対の理由は十分で正当
新華社日本語版2017年3月18日より。

******************
 
 新華網北京3月18日(記者/孫辰茜)中国外交部の華春瑩報道官は17日の定例記者会見で、迎撃ミサイル・システム「THAAD」の監視警戒範囲は中国の広大な領土を覆っているため、中国側の「THAAD」反対の理由は十分で正当だと表示した。

 華春瑩報道官は次のように述べた。「THAAD」問題に関していは、中国側は既に何度も反対する立場を明確に表明し、その厳重な危害と結果を指摘した。中国側は自国の安全を守る韓国側の配慮を理解している。しかし、問題は「THAAD」が地域戦略のバランスを損害を与え、朝鮮半島の平和と安定のためにもならなく、韓国に更に不安全の境地に陥れる可能性もある。

 華春瑩報道官は更に次のように述べた。「もっと重要なのは、「THAAD」システムが配備するXバンドレーダーの探知距離は2000km以上になっており、監視警戒範囲は遥かに半島を上回って、アジア大陸の奥地を深く入り、中国の広大な領土を覆っている。それは韓国が外敵による核兵器の脅威を対応する範囲を遥かに超えている。」(翻訳/呉寒氷)
 
(新華社より)
 


まだまだあったソマリア沖のハイジャック活動、警備は今後も必要

アデン湾ソマリア沖で海賊対策を実施しているEU NAVFOR艦隊HPより。

3月14日発信(第1報)

ソマリア沖で活動しているEU NAVFOR艦隊は、コモロス籍のタンカー「アリス13」の船長からの緊急通信を受信した。そして、その船と乗員は、アルラ(Alula)近くの、プントランドの北海岸沖で、複数の武装した海賊達に現在拘束されていると。 

船長はアデン湾にいた船に2隻のスキッフ(小船)が接近し、メイデーアラートを発信したあと、攻撃を受けた。

メイデーアラートの受信を受けて、EU NAVFOR艦隊の哨戒機はジブチから発進し、タンカーの上空を飛行し、船長と連絡を行おうとした。船を何回か停止させたが、船長との連絡はできなかった。船内の状況は今日の午後まで不明であった。今日の午後、ロンドンのEU NAVFORの作戦司令部は船長と電話連絡ができるようになった。

船長は、武装した海賊は船上にいる、そして、彼らは船の解放にむけて、カネを要求している。EU NAVFOR艦隊は船主に連絡をとっている。 

アリス13




















Photo/EU NAVFOR

ハイジャックされた「アリス3」、舷が低いので海賊に攻撃されやすい。


3月16日(第2報)

EU NAVFOR艦隊は、タンカー「アリス13」と乗員は現在、ソマリア北海岸沖を安全な港に向けて航海中であると確認している。2017年3月13日にハイジャックした武装した海賊達が船を離れた後に。

船の乗員は4日間の拘束の間、怪我を受けなかったと船長は確認している。 

プントランドの海上保安部隊が船の解放に支援したと理解されている。

3月17日(第3報)

EU NAVFOR艦隊作戦司令官であるロブ・メイゴワン少将は、この事件を受けて、アデン湾、インド洋における海賊対策の重要性を繰り返し語った。 


アリス3ハイジャック2017.3




















Photo/EU NAVFOR



アリス3ハイジャックその2 




















Photo/EU NAVFOR 


ガリシア海賊対策




















Photo/EU NAVFOR

写真は、スペイン海軍「ガリシア」である。

一番上の夕焼けに映える艦船はドイツ海軍ザクセン級であろう。2番目の艦船は、近代化改装後のオランダ海軍のカレル・ドールマン級、そして上の写真は現在旗艦として赴任している大型ドック型揚陸艦「ガリシア」。というわけで、現在1隻しか派遣されていないアデン湾ソマリア沖にはまだまだ艦船を派遣する必要があると言っているのであろう。