2018年10月17日

ペンス副大統領の中国に対する演説は、アメリカの総意か!!??

ペンス副大統領が2018年10月4日に発表した中国政策に関する発言は、トランプ大統領とその政府筋側近の考えであって、アメリカ政府、アメリカの言論、米国国民の多くが有する意見とは信じがたい。

民主主義国にあっては、常に一部過激な少数派の意見が勢いが良いのは常識であるが、ペンス副大統領の発言は、現在、アメリカではどうとらえられているのであろうか。

しかし、現大統領がこのような意見であるということは真実であろう。

アメリカのごく一部の方は、中国だけではなく、日本に対しても角度は違うが同じような意見を持っているのであろう。しかし、多くの方はそういう意向を多少持ちながらも、理性ではそれをカバーしてきていたものである。

この副大統領の発言は、簡単に検索できるので、読んでいただきたい。



 

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他国の内政に干渉しているのは一体誰か/人民日報

中国のメディア「人民日報」は続けてアメリカ政府批判を行った。どうも、中国はアメリカとの喧嘩を本腰でやる気になったのであろう。

この喧嘩は中国に義があろう。アメリカが売った喧嘩であり、アメリカ以外の国に対しても売った喧嘩と言える。

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他国の内政に干渉しているのは一体誰か
人民網日本語版 2018年10月16日16:04

最近、ペンス米副大統領の中国に関する演説が中米各界で強い反応を引き起こしている。ペンス氏は演説で上から目線で全方向から中国を非難し、中国の顔に泥を塗った。ペンス氏が中国に着せたい罪を列挙しても、米国が中国を抑圧しようとしている事実を覆い隠すことはできない。演説は一方的で馬鹿げてすらいる論調に満ちていた。その最も典型的なものが、米国の選挙への中国のいわゆる「干渉」に対する不当な非難の繰り返しだ。(文:王棟・北京大学中米人文交流研究基地執行副主任、孫氷岩・北京大学国際関係学院博士課程。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)


中国が米国の内政に「干渉」しているとのペンス氏の主張には論拠が2つある。まず、ペンス氏は中国が米国との貿易戦争の中でやむなく打ち出した反撃措置を、米中間選挙への「干渉」行為だと言いなした。ペンス氏は米中西部の農業輸出の盛んな州に対する追加関税は、中国政府として同地域でのトランプ大統領と共和党への支持率を故意に弱める行為であるため、米選挙への「干渉」だと考える。次に、ペンス氏は米国における中国のパブリック・ディプロマシーと人的・文化的交流の活動を、中国が社会レベルから米国民に影響を及ぼし、米有権者を操ろうとするプロパガンダ手段として描写する。


不当な対中非難の背景には、ペンス氏とその保守派の盟友の政治的考えもあれば、米国の現政権と共和党の政治的考えもある。まず、ニューヨーク・タイムズは以前トランプ批判記事を掲載したが、ペンス氏がその「内部告発者」なのではないかと疑う人は多い。ペンス氏は中国を非難することで自らの「忠誠」を示し、「冤罪」を晴らすことができるうえ、「ロシア疑惑」への米国民の視線を中国にそらすこともできる。しかし米国土安全保障長官ですら、中国が米国の選挙に干渉した証拠は見つかっていないと公言している。


次に、ペンス氏が「中国干渉論」をぶち上げたのには、トランプ氏と共和党の政治的利益を守る考えもある。対中貿易戦争が全面的に始まる中、共和党の固定支持層の一部は、米政権が仕掛けた貿易戦争のマイナス効果をすでに感じ始めている。彼らは今年の中間選挙で、政府の貿易政策に反対する可能性が高い。選挙情勢、特に下院選が極めて危うい状況にある中、ペンス氏は貿易戦争の発動を主導したのが明らかな米政府を、果敢に中国に挑み、国民の命を救う勇士として描き、中国がやむなく打ち出した反撃措置を米選挙への「干渉」行為として描いている。ペンス氏の干渉論は白を黒と言い、被害者中国を加害者として描くことで、貿易戦争で打撃を受けた有権者の激しい怒りを中国に転嫁するものだ。


他国への内政干渉を好むのは一体誰か。ペンス氏は新中国成立後の米国による中国への頻繁な内政干渉には一言も触れず、「一つの中国」に対する長年にわたる米国の妨害には一言も触れず、中国と周辺国の領土紛争への米国の干渉には一言も触れず、国内外の反中勢力に対する米国の公然たるまたは秘密裏の支持には一言も触れなかった。最近も米国は台湾への新たな武器売却を整えたばかりだが、「自己正義感」に満ちたペンス氏とその背後の共和党保守派は、他国の内政と主権に対する米国の乱暴な干渉には知らないふりをしている。


演説の最後にペンス氏は中国の文豪・魯迅先生の言葉を引用した。魯迅先生はかつて当時の中国人の一部について、他者と接する際にこびへつらうか、軽視し傲慢に振る舞うかのどちらかであり、真に平等に接することを知らないと批判した。だが皮肉なことに、魯迅先生のこの言葉が今日最も当てはまるのは、まさに共和党保守派自身だ。現政権発足以来、共和党保守派は思考において唯我独尊であり、行動において身勝手で、至るところで圧力を加え、他国の利益を顧みず、自らが意気揚々と歩むことしか考えていない。これはまさしく魯迅先生の批判した、軽視し傲慢に振る舞うことしか知らず、平等に接することを知らない人々ではないのか?ペンス氏とその共和党保守派の友人らが、もし本当に魯迅先生の説いた平等な接し方を自らしたいのなら、中米関係の歴史と現状をよく研究し、近年自国が中国にしてきた全ての行いをよく省察し、見せかけだけではなく真の平等原則を中米関係において貫徹して、中米関係が相互尊重、向き合った協力、互恵・ウィンウィンの健全な軌道に戻るよう確保すべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月16日


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インド海軍と加賀(かが)、電(いなづま)編隊共同演習写真

インド海軍のFFG「サヒャドリ」、対潜コルベット「カドマット」、ミサイルコルベット「キルヒ(Kirch)」、補給艦「シャクティ」、潜水艦と、ヘリ空母「加賀(かが)」、DD「電(いなづま)」は2018年10月7日から10日にかけて港フェーズ、11日から15日にかけて海上フェーズの演習を行った。インド東岸のヴィシャーカパトナム港、およびその沖合のベンガル海で実施した。

インド海軍の水上艦はいずれも日本を訪問しており、なじみの艦である。

この演習写真はインド海軍Twitter、海上自衛隊Twitterおよび海上自衛隊報道「日印演習」2018年10月15日付けに発表されている。


かがベンガル湾演習その1























写真/海上自衛隊

上記3つの媒体に掲載されている写真である。手前からFFG「サヒャドリ」、真ん中に「キルチ(キルヒ)」、向こうにヘリ空母「かが」である。海上自衛隊報道では真ん中の艦は「カドマット」としているが、明らかに間違いでミサイルコルベットの「キルチ」である。「キルチ」は満載排水量1,350トン。「カドマット」は満載排水量3,500トンであり、対潜コルベットである。「サヒャドリ」はグアム沖で日米印マラバール演習に参加し、その後ハワイでリムパック演習、さらにオーストラリアでカカドウ演習に参加してきたところである。「カドマット」はマラバール演習に参加し、その後インドネシアなどを訪問した後、帰港していた。


かがベンガル湾その2






















写真/海上自衛隊

海上自衛隊報道10月15日付けのみに掲載されている写真である。右側部隊はインド海軍で、手前から潜水艦、「サヒャドリ」、補給艦「シャクティ」、潜水艦に追尾しているのは「キルチ」、真ん中にいるのは「カドマット」。

日本側は説明の必要はないが、念のために手前からDD「いなづま」、「かが」である。


かがインド洋いなづま




















写真/海上自衛隊Twitter

「いなづま」とインド海軍「シャクティ」の補給風景である。インド海軍Twitterにも掲載されている。


かがベンガル湾シャクティ




















写真/海上自衛隊Twitter

インド海軍補給艦「シャクティ」である。何回も日本に来航しているが、このヘリから見た「シャクティ」は新鮮な風景と言える。こちらもインド海軍Twitterに紹介されている。どうも、いずれも日本の艦載ヘリが撮影したのではないかと思われる。それをインド海軍Twitterに掲載しているようであるが、間違っていたら訂正致します。


かがベンガル湾インドヘリ




















写真/インド海軍Twitter

ヘリ空母「かが」に着艦したインド海軍ヘリである。


かがベンガル湾記念写真






















Photo/Indian Navy

ヘリ空母「かが」で記念写真。帽子の記章から後ろ左、右の方がインド海軍。前段の真ん中、最右の方がインド海軍である。10月15日撮影。

中央のインド海軍将官は、Karambir Singh中将である。10月13日には韓国海軍観艦式に参加していた。この将官は東部艦隊コマンド司令官と海上自衛隊報道ではなっている。

インド国防省発表では、この艦隊指揮官は、東部艦隊FlagOfficerCommandingのDinesh K Tripathi少将と発表しており、10月8日に行った共同記者会見では、そのトリパッチ少将と思われる方が福田少将と記者会見を行っている。

中央の左がこの編隊の指揮官である第4護衛隊司令の福田達也少将(海将補)である。

「かが」艦長は水田英幹1佐、「いなづま」艦長は落水酉紀2佐である。


かがベンガル湾インド将官が乗艦















































Photo/Indian Navy


このような写真は日本でも撮影しているであろうが、掲載されていない。















 

ma2221 at 11:52|この記事のURLComments(0)

「中国を再建した」米国の謎の自信には警戒必要/人民日報

この種の報道は、ペンス発言以来、かなり報道されてきたが、この報道(論文)はその集大成ではないかと小生は思っている。

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「中国を再建した」米国の謎の自信には警戒必要
人民網日本語版 2018年10月16日08:31

米国のペンス副大統領はこのほど発表した対中国政策についての演説は、歴史的事実の間違いや論理的間違い、引用のミスなどが多々あり、おかしいところだらけで、中国のインターネットで次々に「神反応(絶妙な反応)」を引き起こし、「中国国民総笑い」の効果を上げた。だが演説の随所にみられる「中国の発展や強大さは米国の支援によるもの」というどこからくるのかわからない謎の自信には警戒が必要だ。たとえばペンス氏は、「中国を世界貿易機関(WTO)に加盟させた」と言い、中国が世界2位のエコノミーになったのは、「米国の対中投資のおかげによるところが大きい」と言い、さらには「米国はこれまで25年にわたり中国を再建してきた」と言ってのけた。(文:賈晋京・中国人民大学重陽金融研究院院長補佐。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

相次ぐ誤り、混乱した論理、中米関係を正確に理解していないこの演説は、世界観に問題ありと言わざるを得ない。中国が発展して強くなったことは何によってもたらされたか。米国はそこでどんな役割を発揮したか。これは過去約40年間の世界情勢の変化をどのようにみるかという大きな問題に関わってくる問いで、歴史と世界との2大座標の中におくと答がはっきりみえてくる。ペンス氏が中国の発展は米国のおかげと言うのは、まったく荒唐無稽だが、これは米国世論の一部を代表する見方でもある。これに対し、私たちは事実を列挙し、道理を説き、こうした誤った見方の根源を追求し、誤りの背後にある荒唐無稽な世界観の本質をはっきりと認識しなければならない。


現在の世界で、中国は古代文明国が復興の道を探っている代表例といえ、米国は若い国が超大国になった典型例といえる。中国の改革開放スタート以来40年間にわたる高度成長は、世界経済という外的要因と不可分だが、中国共産党が中国国民を奮い立たせて行動し、努力し続けてきたことこそが、決定的な役割を果たした内的要因だ。中国が「豊かになった」のは、経済グローバル化のプロセスの中、中国が米国を含む世界と相互に促進し合い、共に利益を得たことの結果であり、誰かが一方的に恩恵を与えたわけではない。第二次世界大戦後、米国は国際経済構造を形成し、経済グローバル化プロセスをスタートする上で多大な貢献を行い、これにより国際ルールの主要な制定者になり、数十年にわたり世界最大の市場国の地位を保ってきた。だが米国の権力をもったエリートがこれにより自分たちのことを国際ルールの「審判員」だとみなし、世界経済の「中枢」だと考えるようになったなら、時代が分からない幻覚に陥っているに違いない。


世界の多くの国・地域と同様、中国の開放拡大により、米国はより大きな市場を獲得したのであり、長年にわたり中国から高品質低価格の商品を大量に輸入してきた。米国の伝統的産業の代表である自動車産業と新興産業である携帯電話産業を例に挙げると、2017年に米ゼネラルモーターズ(GM)は中国大陸部で404万台の自動車を販売し、同年の世界販売量は890万台だったので、中国市場だけで45%を占めたことになる。米アップル社は18年第3四半期の決算によると、18年上半期の純営業収入は1144億ドル(1ドルは約111.9円)に上り、このうち大陸部と台湾・香港・澳門(マカオ)地区は225億7500万ドルで19.73%を占め、アップルにとって最大の海外市場だった。


こうした例からわかるのは、米国の自動車産業も携帯電話産業も中国市場から多大なリターンを得ているということが分かる。だが別の明白な事実もある。それは中国市場ではGMやアップルなどの米国ブランドは一介の参加者に過ぎないこと、不可欠とはいえないことだ。米国の対中投資をみると、2000年以降、米国の対中投資額が中国の実行ベース外資導入額に占める割合が低下を続け、以前は10%前後あったのが最近は2%前後に低下している。15年、16年、17年の中国の実行ベース外資導入額の国別番付における米国の順位は、8位、6位、8位だった。ここからわかるのは、中国の発展で米国の投資が果たした役割は必ずしも「大きい」とは言えないことだ。


経済グローバル化が高度に発展した今日にあって、製品は多方面の協力の結晶という場合が多くなった。たとえば携帯電話1台の生産には米国のタッチセンサIC、韓国のディスプレイ、日本のイメージセンサが必要で、これに中国での組み立てが加わって初めて完成する。これは実際のところ、各方面がそれぞれ「生態的ニッチ」を備えたシステムであり、各方面がすべて「生態」全体の中から利益を得ているということだ。もしも誰かが自分は不可欠であるとして、別の誰かから奪い取るようなことをしたなら、その結果として最も可能性が高いのは、奪われそうになった側の屈服ではなく、奪おうとした側の退場だ。各方面が奪おうとした側によって存在を被るからであり、システム全体にとって最も損害が少ない解決策は別の参加者を探して奪おうとした側の代わりにすることだ。


今の世界では、平等な協力によってしか共同の発展は達成できないし、世界秩序の唯一の制定者という者はもはや存在しない。米国はすでに世界最大の市場国ではないし、世界各国にとってはビジネスの選択肢の一つに過ぎず、もはや必然的な選択肢ではない。世界の発展の道は決して1本だけではなく、互恵・ウィンウィンを提唱しなければ助けを得て道を進むことはできない。自分の意思を押し通すために他人に強制したり無理な要求をしたりすれば、助けを得ることはできず道を進むこともできない。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月16日

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米中関係は両国の政治家、国防担当者、軍人、海軍によって、緊張関係はありながらも交流が進められてきた。2014年、2016年のリムパック演習招待はその最たるものであったと言える。

トランプ大統領の米中貿易戦争開始宣言は、中国にとっても、これまでと違った決断が必要となってきたのかも知れない。

この報道はそのことを示すものと言えよう。 「米国はすでに世界最大の市場国ではないし、世界各国にとってはビジネスの選択肢の一つに過ぎず、もはや必然的な選択肢ではない。」という文章はそのことを示している。


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海上境界線のNLLを死守する/韓国軍合同参謀本部

韓国軍合同参謀本部「海上境界線のNLLを死守する」
朝鮮日報日本語版2018年10月16日
    
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部のノ・ジェチョン広報室長は16日の定例会見で、黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)について、「北がどのように主張しようと、黄海のNLLはわれら戦友が血をもって守ってきた実質的な海上境界線」と述べた。また、「わが軍はゆるぎなく、わずかのすきもなく、完全に死守する」と強調した。北朝鮮はNLLそのものを認めず、別の海上境界線を主張しており、最近もこの線を基準に韓国船舶が侵入したと主張したことに関し記者団から問われ、このように答えた。

 北朝鮮は14日、艦艇間ホットライン(国際無線通信網)を通じ、韓国の船舶が北朝鮮水域を侵犯したと主張した。

聯合ニュース


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2018年10月16日

空母「レーガン」は韓国海軍と演習せず、インド海軍・カナダ海軍と演習する!!

Yonhap2018年10月14日より。

済州島という観光の島で行った国際観艦式は日曜日にその5日間の日程を終えた。韓国海軍は語った。

12カ国からの10,000名の兵士、46カ国からの海軍代表者は済州の国際観艦式に参加した。

19隻の外国からの艦艇、アメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」を含む、月曜日か火曜日に済州港を離れるであろう。

韓国とアメリカは過去に共同演習を行っていた。韓国の海域で航海しているときは何時でも。しかし、韓国海軍は今回は演習をしないと語った。その代わり、海軍は、インドとカナダと共同演習を行うと語った。

情報概要は以上。 

ma2221 at 17:27|この記事のURLComments(0)

オーストラリア海軍、カナダ海軍が撮影した韓国観艦式の外国参加艦!!

韓国海軍観艦式は、韓国の艦船、航空機に関してはしっかり撮影されているのであるが、外国から来た艦船の観閲式の動画は小生がアナログ派のためであろうか、いまだ見ていない。

外国海軍の参加は当初12カ国の17隻であったが、マレーシア、フィリピン艦船が当日不参加となったため、10カ国の15隻となった。そして、韓国の日刊紙によると、ABC順に観閲を受けたとのこと。

外国艦船の受閲部隊は、韓国海軍のDDH「チェヨン崔瑩」を先頭に進んでいた。


カルガリーが撮影した韓国観艦式

























Photo/Canadian Navy

外国艦船は10カ国の15隻が参加とのことである。

上記写真で写っている艦船は14隻。先頭は韓国海軍DDH「崔瑩チェヨン」である。一見では外国艦船は12隻に見えるが、重なっている艦船があるようで、外国艦船は13隻である。良く見ると空母の前に重なって写っている。

続いての外国艦船は国名のABC順とのことであるから、その参加国を追っていくと次のようになる。

先頭の次は、オーストラリア、そしてBのブルネイ、さらにCのカナダ。最後はUのアメリカであり、空母「レーガン」が一番最後であり、その前にDDG「ベンフォルド」とCG「チャンセラーズヴィル」が走っている。

その前の方をロシア海軍巡洋艦「ワリャーグ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」がある。補給艦の「ボリス・ブートマ」は写っていない。またインドネシア海軍の練習帆船も写っていないと言える。であるから参加艦隻数は13隻と言える。

カナダ海軍が撮影した艦船を追っていくと、先頭の次はオーストラリア海軍のFFG「メルボルン」、2番目はブルネイ海軍の多分、航洋哨戒艦、3番目はカナダ海軍のFFH「カルガリー」である。

4番目はABC順で見るとインド海軍であり、DDG「ラナ」が参加している。

5番目、6番目はかなりの大型艦であり、ロシア海軍の2隻であろう。

7番目はシンガポール(艦名不明であるが、艦容からフォーミダブル級FFと思われる)、8番目、9番目はタイ海軍のFF「タクシン」、航洋哨戒艦「クラビ」であろう。

その後に10隻目のベトナムのコルベット「チャン・フン・ダオ」が走っていると思われる。

その後にアメリカ海軍3隻である。結局、参加艦は13隻で、隻数的にはぴったり合致している。


メルボルンが撮影した韓国観艦式






















Photo/Australian Navy

外国艦船で最初を走るFFG「メルボルン」が撮影した外国艦船である。「メルボルン」の後ろにはブルネイ海軍の航洋哨戒艦。

その後ろはカナダ海軍のFFH「カルガリー」であり、良く見るとカナダ海軍の軍艦旗が見える。続いてインド海軍のDDG「ラナ」である。その後ろはロシア海軍の巡洋艦「ワリャーグ」、さらに大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が見える。

その後ろはぼんやりしているが、一番左を走っているのはアメリカ海軍DDG「ベンフォルド」であろう。


カルガリー乗員 空母に乗艦



















Photo/Canadian Navy

座乗艦に乗ったカナダ海軍が撮影したカナダ海軍のFFH「カルガリー」。















 

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マレーシアで中国、タイ、マレーシア3カ国演習を実施/中国ASEAN合同演習とは別に

「和平友誼−2018」合同軍事演習、マレーシアで開催へ
中国網日本語版(チャイナネット)2018年10月15日

   中国国防部新聞局が14日に発表した情報によると、中国、マレーシア、タイによる合同軍事演習「和平友誼−2018」が20−29日にかけて、マレーシアで開催される。

 3カ国の軍隊の共通認識に基づき、同演習は20−29日にかけてマレーシアのスンビラン州及びセランゴール州の海域で開催される。演習の課題は「共同強制平和行動」だ。中国側の参加兵力は、兵士692人、駆逐艦・護衛艦2隻、艦載ヘリ2機、Il-76輸送機3機、車両4台が含まれる。南部戦区海軍、駐香港部隊、駐マカオ部隊から派遣される。

 今回の演習は、南中国海の平和と安定を守るという3カ国に共通する願いを示し、相互間の実務交流と協力をさらに強化し、各種安全の脅威に共同対処する能力を高めることが目的だ。演習は特定の国を念頭に置かない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月15日

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どうも良く分からない。湛江沖で開催される中国ASEAN合同演習も10月22日〜29日にかけて実施される。3カ国演習と同時期である。

韓国の観艦式には、ASEANからシンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、 インドネシア、ブルネイの7カ国の艦船が参加しているのであるから、常識的に考えると、その6カ国の艦船がそのまま参加するであろう。(幾らASEAN諸国が豊かになったとは言え、艦船の派遣はカネがかかる。アデン湾ソマリア沖海賊対策派遣などで、しばしば現地のマスコミが記事にしている)

そこへ同時期に開催である。日本がインド洋東南アジアにヘリ空母「加賀(かが)」編隊を送っているのに、対応したものであろうか?? 


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2018年10月15日

カナダ海軍2隻が日米実動演習に参加、FFH「カルガリー」、MV補給艦「アステリックス」

カナダ海軍2隻が2018年10月29日から開始される日米実動演習「キーンソード2018」に参加すると統合幕僚監部、アメリカ海軍HPで発表されているが、韓国海軍の観艦式に参加したFFH「カルガリー」は間違いないが、もう1隻は分からなかった。

しかし、リムパック演習にFFH「オタワ」と同「バンクーバー」と共に参加し、オーストラリア海軍のカカドウ演習に「カルガリー」と共に参加したMV補給艦「アステリックス」が参加するものと思われる。

なぜなら、カナダ海軍Twitterに10月2日、カカドウ演習に参加した「カルガリー」と「アステリックス」、オーストラリア海軍のFFG「メルボルン」、アメリカ海軍DDG「マイケル・マーフィー」がオーストラリアからベトナムに向けて一緒に編隊行動をしている写真が掲載されていたのである。10月2日アップであるが、9月26日〜30日に「カルガリー」はベトナムを訪問しており、「メルボルン」は9月29日〜30日に中国の湛江に入港しているので、それ以前と思われる。

アステリックス北上ベトナムへ






















Photo/Canadian Navy

先頭は「アステリックス」、向かって右を走るのはFFG「メルボルン」、左は「カルガリー」、最後尾は「マーフィー」である。「カルガリー」は9月26日にベトナムのダナンに寄港している。

一方、「メルボルン」は9月29日に中国の湛江に寄港している。 

補記/10月16日、「カルガリー」は9月26日にダナンに入港しているが、同時に「アステリックス」も入港していると、ベトナムの現地紙にあった。しかし、済州基地で実施された韓国海軍観艦式には参加していないようである。

アステリックスベトナムへその2
























Photo/Canadian Navy

右から「アステリックス」、「メルボルン」、「カルガリー」、「マーフィー」である。

アステリックス北上その3






















Photo/Canadian Navy

艦の順序は上と同じである。


 

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立て続けに陸上自衛隊、海上自衛隊が揚陸演習を実施!!

なぜ、立て続けに陸上自衛隊と海上自衛隊が揚陸演習を実施しているのか、良く分からない。

初めは、統合幕僚監部発表。1)米比共同訓練への参加であった。カマンダグ演習への参加で、陸上自衛隊からは水陸機動団および中央即応連隊が参加している。アメリカからは第3海兵機動展開旅団、海軍揚陸艦「アシュランド」、フィリピンは第8海兵大隊、揚陸艦であり、訓練期間は9月10日から10月10日であった。フィリピンで実施された。

続いて海上幕僚監部発表。2)米共同訓練(ブルークロマイト)が10月5日から10月19日に行われた。 場所は種子島および周辺海域。

参加は全通型揚陸艦「大隅(おおすみ)」、陸上自衛隊は水陸機動団第2水陸機動連隊、第1ヘリコプター団などの約230名。

アメリカは第3海兵師団第4海兵連隊の約90名。 

3)10月15日から10月24日にかけて、統合水陸両用作戦訓練(実動訓練)を実施する。統合幕僚監部発表。

佐世保から種子島に至る海域。また同島から横須賀に至る海域。

訓練項目はボート、AAV、ヘリによる着上陸。LCACによる揚陸から沿岸支援地域確保までの一連の行動。

訓練参加部隊は人員約510名、艦艇は全通型揚陸艦「下北(しもきた)」、航空機2機。

陸上自衛隊、陸上総隊の人員約300名。CH−47JAが2機。 


以上であるが、これらは10月29日から実施される、グアム、テニアンで実施されるとアメリカ海軍が報道している揚陸演習(キーンソード日米実動演習の一環)へとつながるのであろうか。

日本語では水陸機動団というわけの分かったような分からないネーミングをしているが、英語では明解である。

AmphibiousRapidDeploymentBrigade(ARDP)である。 

まあ、この水陸機動団は2018年3月に新設されたばかりの部隊であり、整備中と言える。 具体的訓練実施となったと言うことであろうか。

ma2221 at 08:47|この記事のURLComments(0)

日本・米国が同時発表/カナダ海軍2隻が日米実動演習(キーンソード)に参加!!

統合幕僚監部は2018年10月12日次のように発表した。

10月29日から11月8日にかけて、水陸両用作戦、BMD/防空作戦、海上作戦を行う。

演習参加規模は自衛隊が47,000名、艦艇20隻、航空機約170機。
アメリカ軍は人員約9,500名。
その他にカナダ海軍が2隻参加する。

この演習は、1985年度から開始され、実動演習と指揮所演習を交互に実施され、実動演習は14回目。 
オーストラリア軍、カナダ軍、フランス軍、韓国軍およびイギリス軍からオブザーバー参加あり。

海上の演習海域は対馬および日本周辺海空域、グアム、北マリアナ諸島周辺海空域。

このキーンソードに関し、アメリカ海軍も2018年10月12日に発表している。何時ものように、アメリカ海軍の発表の方が、演習内容に関しては、日本と違って制約が少ないので具体的である。

1)カナダ海軍艦艇2隻が初めて海軍演習に参加する。

2)今年の特徴は、陸上自衛隊のAmphibiousRapidDeploymentBrigade(ARDB)が揚陸演習をグアムそしてTinian(テニアンか?)地域で実施する。アメリカ海兵隊は第3海兵遠征隊がサイドバイサイドで働く。

3)ほぼ10,000名の員数がキーンソード19に参加する。その部隊はアメリカ大平洋艦隊、在日アメリカ軍、第7艦隊、第5空軍など。日本本島、沖縄、グアム、テニアンとその周辺海域。


キーンソード2016















Photo/US Navy

キーンソード2016演習である。先頭の航空機は、第34遠征爆撃部隊からの1機のB−1爆撃機がFighterと編隊を組んでいる。艦船はアメリカ海軍と海上自衛隊。


キーンスワード2012















Photo/US Navy

キーンソード2012演習。


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Photo/US Navy

キーンソード2014演習。






 

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2018年10月14日

空母「レーガン」から見た済州基地

アメリカ海軍HP2018年10月12日より。

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Photo/US Navy

空母「レーガン」から見た済州基地。左側の埠頭には座乗艦または観閲艦となったLST、さらに補給艦、フリゲート、コルベットなどが並んでいる。

ともかく新しい港である済州港の様子が分かる写真となっている。








 

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2018年10月13日

アメリカ海軍が撮影した韓国海軍観艦式写真

さすがアメリカ海軍のマスコミュニケーションスペシャリスト陣である。すばらしい韓国海軍観艦式の写真をアップしてくれた。


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Photo/US Navy

横須賀在住のDDG「ベンフォルド」から撮影した観艦式である。「ベンフォルド」に続航するのはCG「チャンセラーズヴィル」、空母「レーガン」である。「レーガン」は外国艦船の一番後ろに位置している。CG「アンティータム」がこの観艦式に参加するタイ海軍艦船と東中国海で10月9日に共同演習しているのであるから、同艦も「レーガン」艦隊に随航しているものと思われるが、この観艦式には参加していない。

反航しているのは先頭から座乗艦の揚陸艦「日出峰」、観閲艦の同級艦「天子峰」、空母型揚陸艦「独島」である。最新潜水艦の「洪範図」も続いているが、ここでは見えない。



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Photo/US Navy

やはり「ベンフォルド」から撮影した2隻。迫力ある写真となっている。



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Photo/US Navy

同じく「ベンフォルド」から撮影したもので、座乗艦、観閲艦の3隻が写っている。「独島」飛行甲板の多数の参加者が視認できる。



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 Photo/US Navy

空母「レーガン」から撮影した受閲部隊の外国艦船である。外国艦船は日本の不参加と中国のドタキャンで、
12カ国の17隻となった。つまり、アメリカ3隻、ロシア3隻、タイ2隻、オーストラリア1隻、カナダ1隻、インド1隻、そしてインドネシア1隻、 ブルネイ1隻、シンガポール1隻、マレーシア1隻、フィリピン1隻、ベトナム1隻である。しかし、観艦式ではマレーシアとフィリピンの艦船が「事情により出航できず」(朝鮮日報2018年10月12日)となった。そのため、観艦式参加艦は10カ国の15隻となっている。

左側の艦は座乗艦、観閲艦と思われる。 



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Photo/US Navy

空母「レーガン」から見た受閲外国艦船と座乗艦、観閲艦である。


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Photo/US Navy

既に紹介ずみであるが再度掲載する。観閲艦の揚陸艦「天子峰」と向こうは韓国の受閲艦であるイージス艦「西冖成龍(ソエ・ユ・ソンリョン」である。



 

ma2221 at 07:44|この記事のURLComments(0)

韓国海軍観艦式の「国旗・軍艦旗」問題、またも朝日新聞・産経新聞の論調は同じに!!

韓国のメディアも、「韓国海軍の観艦式は軍艦旗ではなく、国旗で」という問題は、だいぶ気にしつつあるようであるが、「日本人をだました」という意識までは無い。これは今後、世界に活躍する韓国海軍にとって汚点である。

日本の論陣の左右を代表する朝日新聞、産経新聞を掲載する。

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韓国軍艦、豊臣軍破った李舜臣の旗を掲げる 国際観艦式
朝日新聞2018年10月12日18時44分牧野愛博=ソウル、古城博隆、竹下由佳

 韓国南部・済州(チェジュ)島で11日に行われた国際観艦式で、7カ国の艦艇が軍艦旗を掲揚していた。韓国の軍事関係筋が明らかにした。軍艦旗にあたる自衛艦旗(旭日〈きょくじつ〉旗)の掲揚自粛を求められた海上自衛隊は、自衛艦派遣を断念していた。

 観艦式には10カ国から、米原子力空母ロナルド・レーガンなど外国艦艇15隻を含む計39隻が参加。このうち豪州、ブルネイ、カナダ、インド、ロシア、シンガポール、タイの艦艇がマストや艦尾に軍艦旗を掲げた。日本政府関係者によると、残る米国、インドネシア、ベトナムは、もともと国旗を軍艦旗として使っている。「国際法に裏付けられた海軍の常識から見て、降ろす選択肢はない」(防衛省幹部)という。

 韓国国防省は事前の通知で各国に、「中央マストに韓国と各国の国旗を掲揚してほしい」「艦首と艦尾には旗は掲揚しないでほしい」と要請。日本だけが返答していないと説明していた。このため、法律で艦尾に旭日旗の掲揚が定められている海自は、自衛艦の派遣を断念した。

 岩屋毅防衛相は12日の閣議後会見で、「他国軍の運用にコメントするのは適切ではない」とし、「韓国当局は今回の各国の対応を見てお考えになると思う。今後のあり方についてよく話し合っていきたい」と述べた。日韓の防衛交流については、「未来志向で関係を進展させたい」とする立場を強調した。

 また、韓国海軍は、文在寅(ムンジェイン)大統領が演説した艦艇のマストに、豊臣秀吉の朝鮮侵略で豊臣軍を撃破した李舜臣将軍が使ったものと同じデザインの旗を掲げた。韓国側は自国の国旗と韓国の国旗だけを掲揚するのが原則と通知しており、日本政府は外交ルートを通じ、国旗以外の旗を掲げたのは「極めて残念だ」として抗議した。外務省幹部が明らかにした。

 村川豊海上幕僚長は12日、済州島で開かれた西太平洋海軍シンポジウムに出席。村川氏は韓国の鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相とも会い、日韓防衛協力を続けていく考えを伝えた。鄭氏も「様々な難しい立場があるが、韓日関係を良い方向で発展させてほしい」と要請した。(牧野愛博=ソウル、古城博隆、竹下由佳)

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朝日新聞記事は以上。

続いて産経新聞を掲載する。


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国際観艦式で韓国「抗日」旗 日本政府が抗議
産経新聞2018.10.12 17:56

 政府は12日、日本が自衛艦派遣を見送った韓国での国際観艦式で、韓国艦艇に「抗日」を象徴する旗が掲揚されたことについて、外交ルートを通じ韓国側に抗議した。韓国は参加各国に自国と韓国の国旗のみを艦艇に掲げるよう要請したが自ら矛盾する対応をとり、政府は在韓、在日両大使館を通じ「残念だ」と申し入れた。

 韓国は11日に南部済州島(チェジュド)で開かれた観艦式で、文在寅(ムンジェイン)大統領が乗艦する駆逐艦の左舷のメーンマストに、抗日の象徴として英雄視される李氏朝鮮の李舜臣(イスンシン)将軍の旗を掲揚した。一方、参加国には自国と韓国の国旗のみを掲揚するよう通知。日本は「自衛艦旗の掲揚は義務だ」と主張し、観艦式への参加を見送った。

 海上自衛隊などによると、観艦式に参加した全ての各国海軍が韓国の通知を守らず、軍艦旗を掲揚して海上パレードに臨んだ。

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産経新聞記事は以上。

朝日新聞の方が詳細に報道している。記事の重要性から産経新聞はもっと力をいれても良いと思われるが、いかに。

さて、韓国大統領が乗艦した艦艇は、産経新聞は「駆逐艦」としているが、これは揚陸艦のあやまちである。 
 


ma2221 at 06:35|この記事のURLComments(0)

2018年10月12日

傾聴の価値あるコラム/対日外交、事実を客観的に

韓経:【コラム】対日外交、「感情」より「事実」を前面に出すべき
韓国経済新聞/中央日報日本語版2018年10月12日10時33分 

  1906年、日帝統監府は京畿道水原(キョンギド・スウォン)に農業試験場を設置した。1910年に韓国を強制的に占領した後には、朝鮮総督府がこの施設を前面に出して「優良品種」米の普及を試みた。熊本県の早神力、山口県の穀良都、栃木県の多摩錦のような単位面積当たりの生産量が多い品種の米を持ち込んだ。 

  1920年ごろには韓半島(朝鮮半島)でこれらの優良品種が全体の米生産の62%を占めた。そして、1910年代初めに1200万石水準にだった米生産量は1937年には2700万石へと倍以上に増加した。 

◆蔓延する「日本万悪説」 
  日本産米が韓半島に広まるために日帝の強要が決定的な役割を果たした。だが、当時、力の弱かった行政力を考慮すると、生産者(農民)の積極的な新品種の受け入れがなかったら、日本米の急速な拡散は不可能だった。在来種に比べて生産量が多く、病虫害に強い品種はこのようにして市場に広がった。今日、韓国鶏肉消費の90%以上を飼育生産性が高い米国産コーニッシュ交配種が占めているのと同じ論理だ。 

  経済史(農業史)の教科書の片隅に書かれていそうな古臭い話を改めて取り出したのは、最近、国内の放送番組やSNS等を通して「日帝が収穫量の少ない在来イネの品種を抹殺しようとする目的で日本米を普及させた」というような主張をあちこちで見聞きするためだ。韓国を支配下に置こうと忙しかった20世紀初頭、日本が在来イネの抹殺まで考えるほど緻密だったかどうかについての合理的な説明は見つけることが難しい。 

  問題は、在来イネの生産減少を扱う時に現れた感情的な「日帝万悪根源説」が社会の各分野で現在進行形として残っているという点だ。最近、韓日間の外交問題に飛び火した「旭日旗問題」が代表的な例だ。 

  韓国人の集団記憶の中で、旭日旗は日帝の侵略戦争を連想させる「気に食わない」存在であることだけは確かだ。だが、世界各国の軍艦が集まる観艦式に参加しようとしていた日本艦艇に「旭日旗を掲げるな」と要求するのは異なる次元の問題だ。 

◆批判は事実に基づくべき 
  日本と戦争をした米国や英国のような国々の日本に対する目線は、植民支配を受けた韓国と小さくない違いがある。日帝の蛮行を直接体験しなかったせいなのか、反人倫的人種抹殺政策を遂行したナチスドイツとは別物として扱う。第2次世界大戦後も、ドイツ軍の象徴に使われた鉄十字マークのように旭日旗を一般的な軍隊の標識と感じているのも事実だ。 

  だが「戦犯旗」という単語がここ5〜6年の間に韓国で作られた新造語という点まで考慮すると、旭日旗追放という主張が海外世論の共感を得るのは決して容易ではない。何より、韓国は日本が1952年に旭日旗を海上自衛隊旗に採用した時も、1998年と2008年観艦式で旭日旗掲揚艦船が入港した時も異議を唱えなかった。その時は大丈夫で、今回はダメだという客観的理由を果たして説明することができるだろうか。また、このような論争で得る実益は何か。昨年、ドナルド・トランプ米国大統領訪韓時も「独島(ドクト、日本名・竹島)エビ」で騒動が起きたことがあるではないか。 

  韓国では、長らく日帝あるいは日本は悪魔的存在として描かれた。「歴史に対する反省がない」という指摘も続いた。だが、本当に日本が反省・謝罪することを望むのなら、彼らも納得するほどの事実に基づいて批判しなければならない。よく調べれば「事実」だけでも日帝の蛮行を批判するに際して不足はない。過度に感情をむき出しにすることは韓国にとっても得ではない。 

  キム・ドンウク/東京特派員


ma2221 at 13:37|この記事のURLComments(0)

米中貿易戦争は今後どう動くか、日本、韓国も対象に!!

トランプ氏の大統領選出を歴史的にどうとらえるかは、未だ進行中の課題であろう。

だが少し見えてきたのは、2014年のアメリカ軍のアフガニスタン戦争敗退による撤退を見据えて、ロシアがウクライナとシリアへの積極的展開をしたということ。また、中国が南中国海でも同じような国有化活動を活発に展開してきたことはその序幕であったろう。

そのような動きに対し、特に欧州では、NATOは何らかの積極的対応をしなかったのは、これまで何回も記してきた。2014年3月のウクライナ・クリミア半島一方的編入問題では、その年、黒海にNATO SNMG2艦隊が少しも動かないため、怒った(小生の想像)カナダ政府は、SNMG2艦隊Unit02支隊を編成し、その支隊が9月に黒海に入り、ウクライナ海軍と演習をしたのであった。その支隊はカナダ海軍とスペイン海軍からなり、アメリカ海軍DDGも参加した。当時のSNMG2艦隊旗艦・司令官はドイツ海軍であった。

それらの反省を踏まえたのが、南中国海の「航行の自由」任務と言えよう。2015年5月からその発端があり、第1回目の航行の任務推進は2015年10月であった。

さてトランプ大統領の選出はその第2幕であり、発展する中国、北東アジア、そしてインド、さらに東南アジアという地政学的視点から見ると、アメリカ(南北アメリカを含む)、欧州、そしてアジアの勃興(オーストラリアなどの太平洋州を含む)という図式が見えて来る。

この3つの大陸がどう動くかは今後と言えようが、少なくともアメリカのトランプ大統領は、米中貿易戦争という経済闘争を中国に仕掛けた。その戦争対象は、トランプ大統領の目では、アメリカ対アジアの視座もあると言えよう。中国のみは現段階ではそうかも知れないが、中期的には日本、韓国を含む北東アジアが対象となっていると思った方が良い。 

それに対し、欧州、アジアが実質どう動くかは今後である。貿易戦争は始まったばかりと言える。しかし、今春から始まった米中貿易戦争により少し見えてきた視座がある。中国による日本への評価である。

日本帝国主義的視点から、専守主義国日本視点が徐々に高まってきていると言えよう。これがどう動いていくかは現時点では判断できない。小生の願望的考えを述べたところで何の意味も無い。即座に日本帝国主義史観が復活するかも知れない。 

アメリカ対アジアの貿易戦争が始まるとすると、アジアは欧州のように一致して動く必要がある。それへの動きはまったく出来ていない。 

ma2221 at 13:26|この記事のURLComments(0)

中国海軍はなぜ韓国海軍観艦式参加をドタキャンしたか/韓国海軍DDH「文武大王」が南中国海で航海した!!

朝鮮日報日本語版2018年10月10日(23時アップ)によると、10日に開催される韓国海軍の国際観艦式に参加予定であった中国海軍は「自国の事情で不参加を表明した」と報道した。

その後、その中止の事情を追っていたが、朝鮮日報以上の情報はまったく無かった。参加予定であった艦は、2013年就役の052C級DDG「鄭州」であった。

中国語情報の多維新聞は「中国艦隊は突然取り消した。韓国海上閲兵活動に」と言う記事を報道したが、その記事は朝鮮日報10月11日記事からの引用であった。 

中国国防部は報道せず、当然、中国メディアの新華社、人民日報なども報道せずであった。

しかし、こんな記事があった。日経アジアレビュー2018年9月28日より。

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北京・ソウルより/1隻の韓国の艦船は南中国海で今月、喧噪中の諸島近くを航海した。許可なしに中国の領海に入ったが、中国は了解した。

韓国海軍の駆逐艦「文武大王」は台風からの避退活動を行っていた。そして「航行の自由」任務を行っていたわけでは無かった。

韓国の政府筋は「その艦船はソマリア沖の海賊対策任務から帰投中であった。そして許可を得る時間がなかった」と語った。

中国国防相のスポークスマンは「その艦船は中国の法律を犯した。パラセル諸島の12海里領海内に入って。前もっての了解を得ること無しに。しかし、北京は韓国の釈明を受け入れた」と語った。

この行動は、9月16日頃に実施された。中略

イギリス艦船は8月にパラセル諸島で「航海の自由」任務を遂行した。パラセル諸島は中国の支配下にある諸島であるが、ベトナムが抗議している地でもある。フランス海軍5月にスプラトリー諸島近くでパトロールを実施した。その地は中国の支配下にあるが、多くの政府が所有権を訴求している地でもある。

アメリカとその同盟国は近年ますます、この南中国海での行動を強めている。中国が人工島を建設したり、軍事施設を増設してりしているのに対し。

しかし、韓国は南中国海問題ではほとんど静観の構えであった。黄海の排他的経済圏がある海域、所有権のある岩礁地域で、中国との確執があるにもかかわらず。国際的に知られているスコトラ岩礁で。

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どうも「文武大王」は台風を避けて10分間、中国が主張している島の領海に入ったようであり、他の軍事的任務はしなかったと中国国防筋は語っている。また、このことに関し、韓国の北京大使館とも話し合ったようである。

しかし、小生のブログの読者なら了解されようが、台風を避けて陸地近くに避退は理解できるが、領海内に10分間だけ入ったということは避退活動と言えるのであろうかということである。

この韓国の行動は、現地での中国艦船の事情を聞かないと事実は分からないであろう。



ma2221 at 09:30|この記事のURLComments(0)

空母「レーガン」が韓国海軍観艦式観閲を受ける


写真は、アメリカ海軍HP2018年10月12日より。

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Photo/US Navy

空母「レーガン」の前を行くのは、観閲艦である揚陸艦687「天子峰」。文在寅大統領が座乗している揚陸艦688「日出峰」はこの前を走っていると思われる。韓国ではこの観閲艦を試乗艦と名前を付けているが、観閲艦の方が分かりやすいので、そうする。

座乗艦「日出峰」に続く観閲艦は空母型揚陸艦「独島」、揚陸艦「天子峰」、潜水艦「洪範図」である。「日出峰」、「洪範図」とも2018年就役の最新艦である。

受閲艦はイージス艦「栗谷李珥(ユルゴク・イ・イ)」、DDH「大祚永」、DD「広開土大王」などで大きさの順に並んでいる。

向こうにあるのはイージス艦993「西冖成龍(ソエ・リュ・ソンリョン)」である。

外国艦船は国ごとに、アルファベット順にパレードに参加したが、最も大きい「レーガン」は最後尾にいる。
 

ma2221 at 07:44|この記事のURLComments(0)

「海洋強国が韓国の未来」 国際観艦式演説で文大統領/聯合ニュース

「海洋強国が韓国の未来」 国際観艦式演説で文大統領
聯合ニュース2018/10/11 15:35

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、南部・済州島で開かれている国際観艦式で演説し、「平和と繁栄という目的地に到達するために必要なのが強い国防力で、その中でも海軍力は開放・通商国家の国力を象徴する」と強調しながら「海洋強国が韓国の未来であり、海軍が朝鮮半島の平和を越え、北東アジアや世界の平和に寄与できるようさらに強くしていく」との姿勢を示した。

韓国観艦式文大統領演説















揚陸艦「日出峰」で演説する文大統領=11日、西帰浦(聯合ニュース)

 揚陸艦「日出峰」の艦上で演説した文大統領はまた、「(済州島にある)海軍基地を戦争の拠点ではなく、平和の拠点にする」として、「観艦式は世界の海軍の友情を深める祝祭を超え、人類の平和と繁栄の基盤になる」と強調した。

 朝鮮半島情勢については、「朝鮮半島は休戦状態であり、南北は軍事的な対決を終えることを宣言し、完全な非核化や恒久的な平和のための旅を始めた」として、「平和への道は決して平たんではないが、韓国はその道を最後まで進む」と力説した。

 一方、同島への海軍基地建設を巡り、長期間にわたって対立してきた地元の江汀村の住民に対し、「住民の苦痛や傷を癒やすことにも最善を尽くす」と呼びかけた。

 07年に建設計画が策定された同基地については、地元住民や市民団体らが建設に強く反発。政府は「済州民軍複合型観光美港」として開発する方針を発表し、10年に工事に着手した。住民らの反対集会などが続いたが、16年に完成した。クルーズターミナルなどもあり、規模は計約49万平方メートルに上る。

kimchiboxs@yna.co.kr


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韓国海軍海上パレード反対運動詳報/中央日報

朝鮮日報の記事などで海上パレード反対のデモがに違和感を持った人も多いと思われるが、この報道はその詳報であるので、紹介する。どうも基地建設当時から反対運動があったようである。

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<済州国際観艦式>39隻の世界軍艦の海上パレード…基地の外では反対の旗
中央日報日本語版2018年10月11日

「国際観艦式に反対する」。11日午前、西帰浦市江汀洞海軍基地で行われた済州国際観艦式の反対集会の旗。 11日午前11時、済州(チェジュ)海軍基地正門の前。近海と基地などで2018大韓民国海軍国際観艦式が開かれる中で観艦式の開催に反対する市民団体の反対集会が続いた。 

  江亭(カンジョン)の村海軍基地反対住民会と民主労組など市民社会団体で構成された「2018国際観艦式反対平和の島済州を守る共同の行動」(共同の行動)の住民と活動家約200人はこの日午前、基地正門の前でピケデモなどの集会を進めた。 

  一部のデモ隊は近海でカヤックに乗って海上デモに出たりもした。彼らはカヤックに乗ったまま、観艦式反対のカードセクションを利用したデモを行った。 

  共同の行動は「世界平和の島済州で軍事力の誇示なんてどうしたことか」「済州道は米国のチェスボードではない」などの内容が書かれたピケとプラカードなどを手にしてデモを続けた。彼らは「国際観艦式は最近、韓半島(朝鮮半島)の平和の雰囲気に合わない」として「口先では韓半島の非核化を叫んで核空母を招待した政府と海軍は何を考えているのか」と批判した。一部の市民はデモ中に行事場所に入るバスなどを遮ったりもした。この過程で一部の市民とデモを阻止する警察の間でもみ合いが起きた。カン・ドンギュン前会長は「住民たちは基地建設の葛藤で過去11年間、あまりにも苦痛を受けてきた」として「政府と海軍の合作行為から始まった観艦式の開催で分かれた村の住民たちがまた苦痛を強いられている」と話した。 

  一方、今回の観艦式を受け入れた江亭の村会は江亭の村が再び和合することができるという希望を抱えている。これに先立ち、政府の共同体回復事業の円滑な推進を条件付きで国際観艦式を受け入れたためだ。江亭の村会のカン・ヒボン会長は「政府と疎通して共同体回復事業が順調に進められれば、江亭の村が再び和合の道を歩むことができるだろう」と期待した。 

  海軍関係者は「10日から14日まで済州海軍基地の葛藤で苦痛を強いられてきた江亭の村住民たちとともに国際観艦式行事を進め、民軍和合と共生へ向かう転機をつくりたい」と明らかにした。 

  国際観艦式には米国の原子力空母「ロナルド・レーガン」とロシアの「ヴァリャーグ」、オーストラリア「メルボルン」、インドネシアの帆船「ビマスチ」など外国艦艇19隻、韓国艦艇など43隻が動員された。日本の海上自衛隊は国内外で浮上した旭日旗をめぐる論争で艦艇を派遣しなかった。中国も事情上、軍艦を派遣しないと通知してきた。この中で11日行われた海上パレードには艦艇39隻が参加する。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が参加した中で民軍和合と共生の意味をこめて西帰浦市江亭の村住民をはじめとする済州道民と国民パレード団に選ばれた一般国民500人も参加する。 

  海上パレードの代表である座乗艦は4900トン級「日出峰」だ。国民パレード団の試乗艦は「独島」(1万4500トン)と「天子峰」(4900トン)だ。新型揚陸艦「日出峰」は世界自然遺産である済州西帰浦市城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)の名にちなんだ。海軍は国際観艦式の済州開催を記念するために「日出峰」を座乗艦に選んだ。 

  一方、海軍はこの日、「米海軍『ドナルド・レーガン』が反対デモのために11日入港できなかった」という一部メディアの報道を受け、「米空母運用の日程上、最初から海上パレード以降入港する計画」だったとし「事実と違う」と一蹴した。


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