2017年04月27日

中央日報が報道/【社説】ロシアの潜水艦浮上させた韓国海軍…北はSLBM挑発放棄を

この記事、軍事オタクや小生のような艦船ファンのブログではあるまいし、韓国の大マスコミを代表する「社説」の記事である。

ロシアの潜水艦を78時間追跡したことを誇りとしているが、フォールイーグル演習を監視していたロシア潜水艦であり、公海の海域である。ロシア潜水艦から見ると、「ロシアの潜水艦と分かるだろう、いい加減追跡しないでくれよ」とのことであろう。小生が記したように韓国海軍は音紋を調査整理していないのであろうか。また、北朝鮮のSLBMに対する見通しなど、ホントカイナである。



【社説】ロシアの潜水艦浮上させた韓国海軍…北はSLBM挑発放棄を
中央日報日本語版2017年04月26日09時19分 

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  先月末東海(日本名・日本海)で韓国海軍の海上哨戒機(P−3)が水中にいるロシアの潜水艦を78時間の追跡の末に引っ張り出す成果を上げた。ロシアの潜水艦はP−3の粘り強い哨戒作戦に結局水上に浮上してしまった。隠密性が武器である潜水艦が追跡に勝てず浮上したのは戦闘で敗北したのと変わらない。問題の潜水艦はディーゼルエンジンで運航するキロ級(3950トン)でロシア海軍の在来式潜水艦の主力だ。水深300メートルまで潜水でき、水中で時速31〜46キロメートルで航海する。ロシアのキロ級潜水艦が浮上せず水中で逃げ続けたなら海軍は作戦規則通りに爆雷で撃沈させただろう。 

   海軍が東海でロシアの潜水艦を見つけ出したように北朝鮮の潜水艦が浸透する時も首根っこを押さえるのは明らかだ。北朝鮮のコレ級潜水艦が弾道ミサイル(SLBM)を発射するには鬱陵島(ウルルンド)・独島(ドクト、日本名・竹島)の下まで南下してこなければならない。近く配備される高高度防衛ミサイル(THAAD)の迎撃範囲を避けなければならないためだ。今回発揮された韓国海軍の能力を見れば北朝鮮の潜水艦は移動過程で探知され撃沈されるのがおちだ。 

  北朝鮮はこれ以上の挑発を放棄しなければならないだろう。さらに厳しい状況を迎える前に対話の場に出てこなければならない。すでに米空母カール・ビンソンが韓半島(朝鮮半島)海上に復帰した。きのうは原子力潜水艦ミシガンが釜山(プサン)基地に入港した。この潜水艦には2500キロメートルを飛行し10メートル以内を打撃するトマホークミサイル154発が積載されている。こうした状況で北朝鮮はSLBM発射などいかなる挑発も自滅を呼ぶだけだ。 

  振り返ればこれまで密かに浸透し漁民が設置した網にかかったり潜望鏡を発見した漁師の通報で北朝鮮や中国の潜水艦が見つかったケースはあった。だが今回のように韓国海軍の哨戒機が直接ロシアの潜水艦を引っ張り出したのは初めてだ。誇らしいことであり国民に安堵感を与えるのに十分だ。北朝鮮の核・ミサイル危機で韓半島の緊張がいつになく高まっている。韓国軍が海と空、陸地でさらに隙のない警戒で敵の挑発意志を事前に折っておくことを期待する。



ヘリ空母「いずも」、DD113「さざなみ」は5月15日開催のシンガポール観艦式に参加する!!

海上幕僚監部HP2016年4月26日より。

ヘリ空母「いずも」、DD113「さみだれ」は2017年5月15日に開催されるシンガポール海軍主催国際観艦式に参加する。

派遣部隊は、ヘリ空母「いずも」、DD113「さざなみ」の2隻で、人員は約700名。指揮官は第1護衛隊群司令の伍賀海将補。

国際観艦式に合わせて実施される多国間洋上訓練にも参加する。 

アメリカ空母に「あしがら」「さみだれ」護衛写真2枚、韓国海軍はなぜ参加しないのか!!??

以前から指摘しているが、日本帝国が満州に侵略した際、当時の国際連盟は日本に強い制裁を行い、その侵出を阻止すべきであったが、しなかった。調子に乗り、横暴となった日本帝国はその後、中国本土まで侵略し、厖大な殺戮と甚大な被害を与え、米英などと戦うこととなるのである。また、日本人自身も多大な犠牲を受けた。小生の父の実家では、5名の男兄弟中、2名が戦死し、戦後、その妻子の生活は大変であった。


極東アジアの異変に、なぜアメリカ空母が参加しなければならないのか、アメリカの平和主義者も、そうでない人も思うであろう。多くのアメリカ人にとって、遠い遠い異境の話しである。北朝鮮も、アフガニスタンも、多くのアメリカ人にとっては同じような国に思えるのであろう。

北朝鮮の核実験、ミサイル発射で影響を受けるのは、韓国であり、日本である。ではなぜ日米韓3カ国が一緒に空母「カール・ヴィンソン」を護衛しないのか。 3カ国が緊密に連携してこそ、北朝鮮の脅威や挑戦への強力な対抗策となるのに。


以下の写真2枚は、アメリカ海軍HP2017年4月26日より。



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Photo/US Navy

4月26日フィリピンを行く空母「カール・ヴィンソン」である。左はDDG178「あしがら」、その後ろはDD106「さみだれ」、右はCG57「レーク・シャンプレーン」、その後ろはDDG112「マイケル・マーフィー」。


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Photo/US Navy








 

2017年04月26日

DDG「ちょうかい」と「フィッツジェラルド」、日本海で共同訓練写真

アメリカ海軍HP2017年4月25日日本海発信より。

前方展開部隊のDDG62「フィッツジェラルド」とDDG176「ちょうかい」は日本海で2国間訓練を行っている。

情報概要は以上。


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Photo/US Navy

どうも後から理解されようが、RHIBから撮影したようである。2隻の特性が良く分かるすばらしい写真と言えよう。



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Photo/US Navy

「フィッツジェラルド」から見た「ちょうかい」。


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Photo/US Navy

日本海で北朝鮮対策であるから、すわBMD演習をしているのかいなと思っていたら、RHIBで巡回であろうか。

向こうにあろのは、もちろん「ちょうかい」。


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Photo/US Navy

「ちょうかい」を離れ、「フィッツジェラルド」に向かっているところであろうか!!??









 

中国海軍が2隻目の空母を進水!!

中国2隻目の空母が進水
新華社日本語版2017年4月26日より。

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4月26日、中国2隻目の空母の進水式が中国船舶重工集団公司大連造船所で開催された。写真は空母の進水式の現場である。

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情報概要は以上。



2隻目の空母が進水 

写真/新華社

 中国の場合、艦名が決まるのは就役時であるから、まだ決まっていない。


負け惜しみとなるが、空母はカネがかかる。中国は就役後が大変である。 


朝鮮日報が報道/中国メディア「北は積まれた爆薬の前でマッチ擦るな」

中国メディア「北は積まれた爆薬の前でマッチ擦るな」
朝鮮日報日本語版2017年4月26日より。 

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 中国の主な官営メディアは25日、北朝鮮の朝鮮人民軍創設記念日に合わせ、北朝鮮に「火遊びはやめろ」と強く警告した。

 環球時報は社説で「北朝鮮が万一、6回目の核実験を行うならば、もう取り返しがつかない状況を迎える。それによる最大の被害は北朝鮮が受けることになる」と指摘した。同紙はまた、「核実験後の北朝鮮は前例のない厳しい国連の制裁で産業全体が打撃を受け、経済発展も止まることになる。万一米国が外科手術的な攻撃に及べば、北朝鮮は生死の岐路に立つ」と主張。さらに、「(米国の外科手術的な攻撃に)北朝鮮が韓国に報復するという冒険に出れば、韓米は躊躇(ちゅうちょ)なく北朝鮮の政権を(攻撃)目標にするだろう」とも書いた。その上で、同紙は「北朝鮮の核・ミサイル問題は爆薬とガスが積み上がった状態に等しい。北朝鮮は絶対にその前でマッチで火をつけてはならない」と警告した。

 英字紙チャイナ・デーリーは「状況の対する判断の誤りが韓半島(朝鮮半島)の最大のリスクだ」と題する社説を掲げ、「北朝鮮の政権は自身の力を過大評価し、韓半島の非核化に向けた国際社会の意志を過小評価することで自らを危険に陥れる愚を犯すな」と忠告した。人民日報海外版も同日、トランプ米大統領と習近平国家主席が北朝鮮問題で2回の電話会談を行った事実を取り上げ、「米中首脳の電話会談で中国が真っ先に伝えるメッセージは『中国は決然と韓半島の非核化を主張し、国連決議案に違反する北朝鮮の行動に反対する』という点だ」と指摘した。

 一方、中国外務省の耿爽副報道局長は同日、定例会見で「現在の韓半島情勢は複雑でデリケートで高度に緊張している。中国は関係国が冷静さと自制を維持し、情勢を緊張させる行動を慎むことを求める」と語った。

北京=李吉星(イ・ギルソン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


福田達也海将補指揮下のCTF151艦隊がアデン湾で4カ国共同訓練を実施

海上幕僚監部2017年4月21日、CMF(Comibined Maritime Forces)HP2017年4月24日より。

4月20日に、海賊対策のCTF151艦隊司令官の福田達也海将補指揮下で、4カ国共同訓練を実施した。

このCTF151司令官が統制して行う海賊対策共同訓練は、2015年12月以来で2回目とのこと。

共同訓練に参加したのは以下のとおり。

日本/護衛艦「てるづき」、P−3C1機。

アメリカ/LSD50「カーターホール」(佐世保所属の「ジャーマンタウン」や「アシュランド」と同級)

イギリス/FF「マンマス」

韓国/DDH「崔瑩(「チェヨン)」

演習はアデン湾で行われた。

情報概要は以上。


てるづき CTF151 4国間演習






















Photo/CMF

「マンマス」に乗艦しようとしている「チェヨン」のRHIBチーム。


てるづき CTF151 アデン湾で演習 2017.4






















Photo/CMF

艦は「マンマス」。


てるづき CTF151 その3






















Photo/CMF

「カーターホール」を除く3隻の満載排水量は、「てるづき」が6,800トン、「チェヨン」が約5,600トン、「マンマス」が約4,300トンである。




 

朝鮮半島の東西で「ちょうかい」と「フィッツジェラルド」が、「メイヤー」と「王建」が同時演習!!

海上幕僚監部2017年4月25日、アメリカ海軍HP2017年4月25日より。

朝鮮半島の東西で、アメリカ海軍は、海上自衛隊、韓国海軍と共同演習を行った。 

DDG108「ウェインE・メイヤー」と韓国海軍のDDH978「王建」は朝鮮半島の西海域で共同演習を行った。また日本の西海域でDDG62「フィッツジェラルド」とDDG176「ちょうかい」と共同演習を行った。

情報概要は以上。

ウエインE・メイヤーと広開土大王 2017.3












Photo/US Navy

アメリカ海軍HPに使用されているカット写真。

写真は、2017年3月の米韓演習「フォール・イーグル」のなかでの「ウェインE・メイヤー」と韓国のDDH971「広開土大王」。

「ウェインE・メイヤー」は、所属の空母「カール・ヴィンソン」機動艦隊に随航していないので、どこにいるのかいなと思っていたら、先行して、朝鮮半島にいた。

間違っていたら訂正するが、「カール・ヴィンソン」機動艦隊が4月15日にスンダ海峡を南進した時点では、DDG「マイケル・マーフィー」が随行しており、南進に向かった時に、「メイヤー」は北進したものであろう。

 

ベトナム寄港中の空母型強襲揚陸艦「ミストラル」にEU大使が乗艦、次は日本へ

現地のハノイタイムズ2017年4月25日より。

フランス海軍のジャンダルク練習・実務編隊の空母型強襲揚陸艦「ミストラル」とFF「クールベ」は4月15日にホーチミン港に訪問したが、4月21日にベトナム海軍と共同演習を行った。

さらにこの訪問中、EU代表団の大使が「ミストラル」に乗艦した。

この編隊は、今後日本に向かう。

情報概要は以上。



ミストラル ホーチミン市2017.4 




















Photo/HanoiTimes

ホーチミン港を訪問した「ミストラル」



ミストラル ホーチミンその2 2017.4


























Photo/HanoiTimes

在ベトナムのフランス大使とEU大使、写真説明ではどちらの方がEU大使かは記されていない。

 

2017年04月25日

アメリカ海軍空母3隻「ニミッツ」、「セオドア・ルーズベルト」、「ロナルド・レーガン」の出港時期は??

現在、空母「カール・ヴィンソン」は北上中で今週末にも日本海入りをするようである。

そこでは韓国艦船と演習を行うということであるが、何らかのアクションをするとしたら、小生は少なくとも2隻態勢で行うのではと見ている。

そこで、他の空母の動きを見ると次のようである。

まず、「ロナルド・レーガン」は1月10日より4カ月中期整備を実施中である。その乗員は、2017年4月24日にヘリ空母「いずも」を訪問している。

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Photo/US Navy



空母「ニミッツ」は、Composite Training Unit Exercise(Comptuex)を4月21日に完了したとアメリカ海軍HPは報道している。 また「セオドア・ルーズベルト」はTailoredShipsTraining and FinalEvalutionProblemを行っている。アメリカ海軍HPでは「ルーズベルト」の進捗ぶりを大きく取り上げている。

このアメリカ空母の訓練課程を空母「ブッシュ」で見ていくと、同空母は2017年1月21日に出港し、中東任務についている。

「ブッシュ」は2016年7月に9カ月整備を終え、ノーフォーク海軍工廠を出る。その後、公試訓練を経て、2016年9月12日から10月2日にかけてTailoredShipsTraining and FinalEvalutionProblem訓練を実施し、11月28日から12月20日までComposite Training Unit Exerciseを行い、その後補給などの作業を経て1月21日に出港したわけである。

であるから、「ニミッツ」は5月20日頃の出港、「ルーズベルト」はほぼ4カ月後の8月末頃の出港である。ただし、「ルーズベルト」は2015年11月に中東任務を経てノーフォークからサンディエゴに母港変更し、帰港しているので、任務復帰にはかなり早いペースである。それがいかなる理由であるかは分からない。

ともかく、サンディエゴでは2隻の空母がそれなりのレベルという、近年には無かった盛況ぶりである。

これまでの中東任務空母の出港状況を見ると次のようである。

「ニミッツ」2013年4月18日出港

「トルーマン」2013年7月22日

「ブッシュ」2014年2月15日

「カール・ヴィンソン」2014年8月22日

「ルーズベルト」2015年3月11日

「トルーマン」2015年11月16日

「アイゼンハワー」2016年6月1日

「ブッシュ」2017年1月21日

アメリカ海軍空母がイラクのISILに対する空爆を開始したのは2014年7月であった。そして、「ルーズベルト」はマラバール演習に参加するため、後任の空母が到着する前に、持ち場を離れて、「空母不在」と大いに話題となったのである。「ルーズベルト」からは空爆任務離任から後継空母着任までの期間が常時空く状態となっている。
これはLHD級が空爆を代行しているからであるとされており、実際にAV−8Bハリアーが飛行している。




 

米韓演習中、ロシア潜水艦が韓国軍哨戒機に78時間追跡され異例の「降伏」

ロシア潜水艦、韓国軍哨戒機に78時間追跡され異例の「降伏」
朝鮮日報日本語版2017年3月25日より。

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 3月末に東海(日本海)海上で韓国海軍のP3海上哨戒機が、韓米合同軍事演習「フォールイーグル」(FE)の海上訓練を監視していていたロシア海軍の潜水艦を78時間にわたって追跡し、最終的にロシア艦が海面に浮上していたことが分かった。潜水艦の浮上は、事実上「降伏」を意味する。韓国軍が潜在的な敵国の潜水艦を追跡し、浮上にまで追い込むのは極めて異例。

 韓国海軍はロシア太平洋艦隊司令部に対し、この件について抗議の書簡を送り、ロシア太平洋艦隊は、同艦が韓米合同演習の情報収集のため出動した事実を認める異例の返信を行ったと伝えられている。

 3月22日、鬱陵島南方の公海で韓米合同軍事演習を行っていた米海軍の艦艇が、国籍不明の潜水艦と疑われる物体を探知し、韓国海軍に通報した。これを受けて韓国海軍の最新型海上哨戒機P3CKが直ちに出動し、問題の潜水艦と執拗(しつよう)な追撃戦を繰り広げたという。韓国政府の消息筋が24日に明らかにした。

 海上哨戒機は、およそ10回にわたり交代で出動した。最終的に潜水艦は、丸3日を超える78時間の追跡の末、海面へ浮上して「降伏」の意思を明らかにしたという。問題の潜水艦は、ロシアの通常動力タイプの主力潜水艦「キロ級」と確認された。キロ級は水中排水量3125トン、全長72.6メートル、全幅9.9メートル、乗組員の数は52人で、魚雷発射管6門、SSN27潜対艦ミサイルなどで武装している。

 こうしたケースは、1997年11月に西海(黄海)の小黒山島近海で発生した「明級」通常動力潜水艦(中国)の追跡事件以来、およそ20年ぶりだ。この当時、韓国海軍は「潜水艦の潜望鏡とみられる水上物体を発見した」という漁民の通報を受けてP3Cを出動させ、追撃を行った。

 韓国海軍は今回の事件の直後、キロ級潜水艦が所属しているロシア太平洋艦隊司令部に抗議の書簡を送り、ロシア太平洋艦隊側は「(同艦は)第三国との演習について情報を得るため活動していたもので、韓国海軍を監視しようとするものではなかった」という趣旨の返信を送ってきたという。当時、韓米両国海軍は空母「カールビンソン」機動部隊などが参加するFE演習の海上訓練を行っていた、

 仮想敵国の潜水艦の探知および浮上に成功するのは極めてまれなケースで、表彰されることもあり得る事案だが、韓国海軍はこの件を公開しなかった。今月11日にロシアのミサイル巡洋艦「ワリヤーグ」など2隻が釜山の海軍作戦司令部を訪問したのに続き、12日にはロシア太平洋艦隊のセルゲイ・アバキャンツ司令官(海軍中将)が2泊3日の日程で海軍作戦司令部を訪問するという、韓ロ軍事交流のスケジュールが組まれていたからだ。

ユ・ヨンウォン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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この種の偵察行動はどこの国でも行っており、日本も2014年8月にロシアの演習を偵察していたら、発見されたことがあった。ロシア海軍は「どこの国も行っているので、訓練の範囲」と軽く受け流したが、韓国は丸3日追跡したとのこと。

ここで、疑問に思うのは、海上自衛隊なら、領海外であろうから、丸3日も追跡したかという点。

さらにロシアの潜水艦と分かった時点で追跡を中止するであろうが、韓国はしなかったという点。つまり、韓国海軍は、各国の潜水艦エンジンの音紋を記録していないのであろうかという点である。この潜水艦を北朝鮮の潜水艦と間違って追跡したのであろうか。 

朝鮮日報の記者は、得意げに記事にしているが、ロシア潜水艦がスエーデンの領海に入ったならともかく、この3日間の追跡、世界常識ではいかがなものであろうか。

まして、ロシアは韓国の仮想敵国なのであろうか!!?? 


中国、アフガン軍基地の襲撃事件に対し強く非難

アフガニスタンは中国の隣国と言えば隣国である。基地が攻撃されたとは、いかにアフガニスタン政府軍が弱体化し、混乱しているかということであろう。ウイグルの過激派問題もあり、中国にとって、これも大きな問題点と言える。このような問題に対し、東中国海の尖閣諸島問題、南中国海の島嶼問題はある意味では、そう厄介な問題では無い。何しろ、銃撃戦は発生していないし、相手はレッキとした国家であり、国家間交渉で幾らでも解決がつくからである。



中国側、アフガン軍基地の襲撃事件に対し強く非難
新華社日本語版2017年4月25日より。

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  新華網北京4月25日(記者/孫辰茜)外交部の耿爽報道官は24日、定例記者会見で、中国側はアフガニスタンのある軍基地が先日に襲撃され、重大な人員死傷をもたらしたことにひどく驚き、襲撃事件に対し強く非難すると表明した。当日の定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。4月21日午後、アフガニスタン国民軍が北部バルフ州の州都マザリシャリフ付近に位置する軍基地が襲撃され、現在までに少なくとも140人が死亡し、160人余りが負傷した。タリバンはこれに対し、犯行声明を出した。中国側はこれに対し、どのように評するのか。

  耿報道官は「我々はこの襲撃事件が重大な人員死傷をもたらしたことにひどく驚いており、襲撃事件に対し強く非難します。」と述べ、また、中国側は犠牲者への深い哀悼と負傷者、遺族への心こもった見舞いの意を表したいと述べた。

  耿報道官はまた、中国側はアフガニスタン国内の暴力衝突のエスカレートに関心を持ち、アフガニスタン各サイドが「アフガニスタン人が主導し、所有する」という和解プロセスに積極的に参加し、国家の平和と発展を共に守っていくよう呼びかけると述べた。
 
(新華社より) 
 


聯合ニュース/米空母が今週末に韓国海軍と合同訓練 北朝鮮をけん制

米空母が今週末に韓国海軍と合同訓練 北朝鮮をけん制
聯合ニュース日本語版2017年4月25日10:03

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【ソウル聯合ニュース】韓国政府筋は25日、米原子力空母カール・ビンソンを中心とする空母打撃群が近く朝鮮半島東の東海に入り、今週末に韓国海軍と合同訓練を実施すると伝えた。

 カール・ビンソンとイージス駆逐艦2隻、ミサイル巡洋艦1隻からなる打撃群は、フィリピン沖の太平洋で日本の海上自衛隊のイージス艦「あしがら」、護衛艦「さみだれ」と実施した戦術・通信訓練を終え、現在は朝鮮半島に向け航行中だ。26〜27日ごろ東海に入ると予想される。韓国海軍と合同で、機動訓練のほか北朝鮮のミサイル発射を想定した探知・追跡・迎撃訓練も実施するという。

 政府筋は合同訓練について、北朝鮮が朝鮮人民軍創建85年(25日)を迎え核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射など大型の挑発に踏み切る可能性があるため、これをけん制する狙いがあると伝えた。

 カール・ビンソンは戦闘機や早期警戒機、電子戦機、輸送機など約70機の航空機を搭載している。共に航行中の駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー」と「マイケル・マーフィー」、巡洋艦「レイク・シャンプレイン」には艦対空ミサイルのシースパローや巡航ミサイルのトマホークなどが搭載されている。

 一方、米原子力潜水艦「ミシガン」も空母打撃群の一員としてこの日午前に韓国南東部の釜山港に到着する。同艦は射程2000キロ以上のトマホーク約150発を搭載しており、遠く離れた場所から北朝鮮の重要施設を攻撃できる。単独で訓練を実施する予定だという。

tnak51@yna.co.kr
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報道されなかった「徐州」「舟山」中国海軍遠航訓練編隊

3月23日に南西諸島を通過し、太平洋に出た054A級FFG「徐州」、同「舟山」、補給艦「翻陽湖」編隊は、4月18日に東中国海入りが自衛隊に確認されている。

しかし、この編隊、出港も帰港も中国国防部にも中国マスコミにも、1回も登場しなかった。どうも、中国海軍の動きのなかで、記者が乗艦しないためかどうかは分からないが、時々、報道されない航海がある。


中国国防部発表で毎日のように盛んに報道される南海艦隊によるインド洋遠海訓練編隊は、23日間(第1回2014年、第2回2016年)から25日間(第3回2017年)程度であるから、期間的には、今回の「徐州」編隊の動きは、同規模というより、26日間以上であるから、長期の航海である。


遠海訓練編隊と中国国防部が報じている動きを見ていくと、インド洋遠海訓練編隊を2014年に実施する前の2013年に南海艦隊遠海訓練編隊として3月19日に出港し、4月3日に帰港している。5,000海里を航海し、オセアニアのバス海峡を通過したとある。期間は2週間航海。参加艦は揚陸艦「井岡山」、DDG「蘭州」、FFG「玉林」、同「衡水」。

2014年には先に記したDDG「長春」、FFG「益陽」、同「常州」が2月28日に出港、補給艦「巣湖」も加わり3月10日に南西諸島を通過し、帰港している。おおよそ2週間航海。

2015年には、こちらも記したDDG「長春」、FFG「常州」、補給艦「巣湖」が7月17日出港、8月1日東中国海入りしている。こちらもおおよそ2週間航海である。


当然のことであるが、南海艦隊はしばしば南中国海で、東海艦隊および北海艦隊は黄海、東中国海で演習を実施しているが、これらの演習には遠海訓練編隊という名称は使用されていないようである。



今回の「徐州」編隊の動きは、小生のミスかも知れないが、何も報道されていない。これだけ長期で記されないのは珍しいと言えよう。

 

最多訪問国、最長航海期間のDDG「長春」など3隻の中国海軍遠航訪問編隊が出港

中国国防部は熱心に中国海軍の動きを報じている。記者が編隊に乗艦し、その動きを逐一掲載するのであるから、当然と言えば当然であるが。

以下、中国国防部HP2017年4月23日より。

2017年4月23日午前9時にDDG「長春」、FFG「荊州」、補給艦「巣湖」編隊は 、上海を出港し、アジア州、欧州、アフリカ州、太平洋州など20カ国以上を訪問する航海に出港した。

この航海は中国海軍史上、最も訪問国が多く、航海期間が長いものである。 

報道概要は以上。 


長春編隊出港2017.4 

写真/中国国防部


長春編隊出港その2 2017.4 

写真/中国国防部


艦は「長春」である、

この「長春」は、052C級3番艦であり、052C級の後期タイプ1番艦で2013年1月に大いに期待され就役した。2番艦の「海口」が2005年1月の就役であるから、実に8年の歳月の隔たりがある。

この「長春」の海外任務の初仕事はアデン湾ソマリア沖海賊対策で2014年3月24日出港で、FFG「常州」と補給艦「巣湖」の3隻編隊で出港した。指揮官は黄新建少将。

第17次編隊で、「常州」は2011年5月就役、「巣湖」は2013年9月就役の、新鋭艦ぞろいの編隊であった。「常州」は第12次(2012年7月出港)にも参加しており、これが2回目の海賊対策であった。

この17次編隊は帰航時にイラン、パキスタンを訪問し、10月22日に帰港している。


この「長春」は海賊対策出港前にFFG「常州」、同「益陽」の3隻で東海艦隊遠海訓練を行っており、2月28日に出港、3月10日に南西諸島を補給艦「巣湖」も加えて北西進しているのが確認されている。

2015年には7月17日出港で「長春」、FFG「常州」、補給艦「巣湖」で、西太平洋遠海訓練を実施している。8月1日東中国海入りである。




2017年04月24日

環球時報、核施設を攻撃しても中国は軍事介入せず、ただし38度線を越え侵入したら反撃

中国紙「米国が北の核施設を攻撃しても中国の軍事介入は不要」
   朝鮮日報日本語版2017/04/24 09:13
    

 中国紙・環球時報は22日、「北朝鮮の核、米国は中国にどれだけ頼らなければならないのか」と題する社説で、米国の北朝鮮に対する軍事行動に中国がどのように対応するのかに関する「限界線」を示した。

同紙は「米国が北朝鮮の核施設に対し、『外科手術的な攻撃』をするならば、外交的手段で抑制することになるが、軍事的介入は不必要だ」と指摘した。これは北朝鮮が追加的な核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)による挑発を行った場合、米国の先制攻撃を容認する姿勢を示したと言える。

 しかし、「韓米両国の軍隊が38度線を超え、北朝鮮を侵略し、北朝鮮の政権を転覆させようとするならば、直ちに軍事的介入を行う」とし、「武力手段を通じた北朝鮮の政権転覆や韓半島(朝鮮半島)統一の試みは絶対に受け入れられない」とした。米軍が38度線を越えて中国と直接向かい合うか、中国の「緩衝地帯」である北朝鮮全体を占領しようとする場合にのみ軍事行動を取ると表明した格好だ。

 環球時報は共産党機関紙、人民日報の姉妹紙であり、米中首脳会談以降、北朝鮮に核の放棄を迫る社説などを相次いで掲載してきた。今回は中国が米国の北朝鮮の核に対する先制攻撃を容認するという趣旨の前例なき社説まで掲載した格好で、中国政府の内心を反映しているのではないかとみられている。

 こうした状況で、トランプ米大統領は23日夜、習近平国家主席、安倍晋三首相と相次いで電話会談し、北朝鮮に対する圧力をさらに高めた。習主席との今月6−7日の米中首脳会談以降、2回目の公式対話だ。米中が北朝鮮の核問題をめぐり、それだけ緊密に意思疎通を図っているとアピールする狙いがあるとみられる。

 AP通信は22日、平壌でガソリンの販売制限と値上げが起きていると報じたが、これも米国の圧力を受けた中国が北朝鮮の生命線である石油輸出中断のカードを切っていることを示している点で注目される。中国が実際に原油供給を削減したかどうかは確認されていないが、北朝鮮がそうした事態に備え、ガソリンの備蓄などを始めた可能性があるとみられている。

北京=李吉星(イ・ギルソン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版




環球時報がアメリカの核施設攻撃に、中国は関与せずと報道!!

【社説】米の北朝鮮核施設攻撃、中国容認の兆しは北への最後通告だ
朝鮮日報日本語版2017年4月24日09:15
    
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 中国共産党機関紙「人民日報」の姉妹紙「環球時報」がおとといの社説に「米国が北朝鮮の核施設に対する外科手術的攻撃をするなら、外交的な手段として抑制に出るが、(中国の)軍事介入は不必要だ」と書いた。これは米国の北朝鮮核施設に対する先制攻撃を事実上容認するという意味に受け取れる。環球時報は中国共産党が公式には述べにくいことを公表する際、よく動員されるメディアだ。この報道は、中国の従来の見解とは大きく異なる。中国と北朝鮮が1961年に結んだ中朝友好条約は、どちらか一方が侵略を受けた場合、軍事的支援をしなければならないと定められているが、これにこだわらないということだ。北朝鮮としては信じてきた大きな山が一つ崩れたとも言えるだろう。

 これはひとまず、中国が北朝鮮に対して「6回目の核実験はするな」と最後通告したものと受け止められている。もし、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が中国の警告を無視して核実験を強行するなら、米国の外科手術的な精密攻撃はもはや「机の上の代案」ではなくなることになる。状況によっては、非常に重大な局面に入る可能性もあるという意味だ。

 中国の見解は、今月7日のトランプ米大統領と習近平中国国家主席による米中首脳会談以降、何か意味があるかのように変化している。国際社会において北朝鮮に対する批判の声が高まり、トランプ大統領の北朝鮮に対する圧力が思ったより強いことから、習近平体制は対北朝鮮政策を見直しているところだと見られる。特に、2月に金正恩委員長が海外の空港で実兄を化学兵器で殺害したことは、中国指導部にも大きな衝撃を与えたという。

 環球時報は「北朝鮮が6回目の核実験を実施したら、中国は原油供給を大幅に縮小する」と書いた。AP通信は平壌発の記事で、平壌市内のガソリンスタンドで石油の供給が制限され、価格も大幅に引き上げられたと報じている。北朝鮮向けの原油供給が既に減っているか、または北朝鮮がこれに備えている可能性がある。北朝鮮の戦略的算法を変更するには、原油供給を中断し、存亡の岐路に立たせなければならない。中国は中断ではなく、縮小するとしているが、初めて原油供給縮小を公にしたことから、北朝鮮にとっては相当な圧力になると思われる。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


空母「カール・ヴィンソン」、フィリピン海(西太平洋)を北上写真3枚

アメリカ海軍HP2017年4月22日(東アジア時間23日)より。

フィリピン海を航海中(Transits)、海上自衛隊と2国間演習を行っている。

情報概要は以上。

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Photo/US Navy

1隻で行く空母「カール・ヴィンソン」。前方には何もないが、これが通常の空母の編隊行動なのであろう。

空母の編隊はCG「レーク・シャンプレーン」とDDG「マイケル・マーフィー」、日本のDDG「あしがら」、DD「さみだれ」である。これまで随航していたDDG「ウェインE・メイヤー」は現在は編隊から離れている。


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Photo/US 33391164734_3e5febb222_zNavy























Photo/US Navy




 

「ふゆづき」は4月11日にベトナム・カムラン国際港を訪問した!!

日本は、あまり海上自衛隊の動きを報道しないのを旨とする主義である。

昨年(2016)、DD「ありあけ」、同「せとぎり」、練習潜水艦「おやしお」編隊がフィリピンのスービックとベトナムのカムラン港(護衛艦のみ)を訪問し、火中の南中国海に行き、大いに騒がれたのは例外と言える。この編隊は外洋練習艦隊(飛行課程)であり、今年もベトナムを訪問した。

外洋練習艦隊(飛行課程)のDDG「ふゆづき」と練習潜水艦「みちしお」は2017年3月18日出港でマレーシアのコタキナバルとベトナムのカムラン湾港(ベトナムへは護衛艦のみ)を訪問し、4月27日に帰港の予定であり、現在は帰途の航海中である。

その「ふゆづき」編隊がコタキナバルに入港したのは4月4日のことであった。現地のkepkas.sabah.gov.my2017年4月7日り。4日間訪問であった。 

さらに「ふゆづき」は、4月11日にベトナムのカムラン国際港に到着した。en.cand.com.vn2017年4月13日より。


ふゆづき ベトナム着2017.4






















Photo/en.cand.com.vn

カムラン国際港に到着した「ふゆづき」。

多分以下は在ベトナム日本大使館が発表した資料によるものであろうが、en.cand.com.vnは次のように「ふゆづき」の性能を報道している。

あきづきクラスは、ひゅうが、いずも、こんごうをサポートするようにデザインされており、水上、水面下、空中の目標を破壊するようにできている。

さらに日本語訳が面倒なので、英文で紹介する。

The ship is equipped with sophisticated weapon systems such as anti-ship cruise missiles; anti-submarine missiles; semi-active radar; gunboat system; two anti-aircraft batteries; two light torpedo launchers; a hydro-positioning system and a helicopter.


 

中朝国境で中国爆撃機の活動が活発に? 中国国防部「事実ではない」/人民日報が報道

北朝鮮問題の緊張が高まっている折、中国にもさまざまな噂が出ているようである。4月12日にも「中国が中朝国境地帯に臨時に15万人を派兵」という噂が出て、外交部が否定したという記事が中国網(チャイナネット)に掲載されたばかりである。

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中朝国境で中国爆撃機の活動が活発に? 中国国防部「事実ではない」 
人民網日本語版 2017年04月22日11:22

中国国防部(省)新聞局は21日夜、公式微博(ウェイボー)アカウントで、「中国軍は中朝国境で正常な軍備・訓練状態を保っている」とコメントし、「中国空軍の爆撃機部隊の活動が活発になっており、『高度警戒態勢』に入ったとする報道は事実ではない」と報道を否定した。中国新聞網が報じた。

朝鮮半島の情勢緊張に備えて、中国の爆撃機部隊の活動が活発になっており、『高度警戒態勢』に入ったとの報道があったことに関して、あるメディアが事実確認をし、国防部が「事実ではない。中国軍は中朝国境で正常な軍備・訓練状態を保っている」と答えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月22日