2009年04月

2009年04月20日

政治家の世襲制

表題の問題が話題となっている。

世襲を法律で禁止すべきとか。しかしどこか次元が違うような気がする。

投票者が世襲政治家を認めなければ良いのだ。立候補したら落とせばよいのである。そのような世襲政治家は、我々は認めませんと。当然、職業選択の自由があるのだから、政治家になりたいのなら、隣の選挙区から出れば良い。

要は世襲を認めないという投票者、市民のレベルの問題である。

ようやく選挙資金の流れなどが注目されるようになってきた。だが、政党政治、つまり有権者の意見を政党がくみ上げて、マニュフェストを策定していくというような仕組みにはなっていない。未だ企業政党であり、組合政党であり、下からの政党ではない。

民主党の良識ある政治家は、良く「我々はまだ足腰が弱いです、脆弱です」という。

そんなことを言っても、現実はという方がいる。しかし、最近小生、こうだよなということが、かなり後を追って来ているのである。

要は世襲政治家は弊害が多いし、特に一人区政治家では世襲は弊害が多すぎるということが皆に理解されれば良いだけのことである。



2009年04月06日

「文芸秩父」の終刊

「文芸秩父」が第145号をもって終刊するとのこと、同誌は季刊誌で、1972年に創刊された。「秩父文化の会」が発行していた。

終刊の弁によると、秩父事件100周年集会事業、田島梅子没後80周年記念集会が大きな事業であったと記している。その二つの集会には寄せてもらっているので、同会の節目の集会に参加させていただいたことは小生にとっても誇りである。

文芸秩父の事業力、継続性、編集の厚さにはいつも敬服せざるを得なかった。小生も雑誌の発行を手がけたことはあったが、10号で休刊している。

秩父文化の会のような会を結成できればと常日頃思っていたが、小生の力不足はどうしようもなかった。

埼玉県で、これほどの雑誌を出しているのは、飯能くらいなものだろうか、川越大宮でも出しているが、事業力などでは「文芸秩父」は大きく群をぬいていた。

終刊の理由は、編集人の高齢化によるとのこと。どんなすぐれた人も年々、年はとる。身体は弱体化する。だがバトンタッチしたくとも、それに応じた人はそうそう出るものではない。

それにしても、1972年から37年。何とも立派である。ここでは、お世話になりました。ありがとうございました。編集営業大変お疲れさまでしたと記したい。



2009年04月02日

久しぶりにソマリア沖 護衛艦の動き

いつも時代は激動の時代である。歴史をみればみるほどそう思う。

巨大軍事国家の日本がどこへ行くのかは、今後大きな問題である。

喫茶店に行き、昨日の日経新聞を見ていたら、太平洋戦争初期、首相を辞めた近衛氏が、初期の日本の勝利に「勝っているからと言って、いつまでも勝てると思わないほうが良い」と言っているのにショックを感じた。それほどの視点があっても、首相でさえ止められないのかと。いや、その程度の歴史的現実は知っていたが、あの近衛首相もそれほどの視点があったのかと。そういえば国際連盟を脱退した松岡氏(当時の外相)もアメリカ経験が長い。アメリカと戦争すれば負けるくらいは知っていたろうに。

世界への国際貢献は今後、日本にとって大きな役割をなすだろう。その時、日本はまた中国韓国朝鮮アジア諸国と別な路を行くのだろうか。中国と一緒の路とは決して中国と同じ路をいくことではない。互いに尊重しながら、アメリカ、NATO諸国(EU)、ロシア、世界諸国とのバランスを保ちながら、高圧的な路を進まずに行くことである。

ソマリア沖の派遣は、それへの試金石である。見ていると、派遣諸国の多くは、最新鋭の軍艦を出している。いわば軍艦外交である。世界の若者が、ともに一緒に世界平和をどう構築していけるかを現場で肌で体験してもらえば良い。

国連に国連軍はないとは以前記したと思う。だがいつかは国連軍は必要になる。

ソマリア沖派遣は、アフガニスタンにアメリカへ協力すべく、補給艦部隊を派遣しているのとは違うミッションである。今後の動向をみたい。