2010年04月

2010年04月30日

ソマリア沖で、日中が軍事交流、派遣開始以来初めて


またまた秋幸華さん情報である。お礼申し上げます。

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4月28日現地時間12時30分、現在ソマリア沖・アデン湾方面で海賊対処活動に従事中の我らが海上自衛隊の第6護衛隊司令以下5人の海上自衛官が「さわぎり」の内火艇に乗って、中国海軍の「広州」を訪問、中国海軍側の護衛部隊指揮官と海上での軍事交流を行った模様であります。

これは日中両国の護衛部隊指揮官による初めてのアデン湾洋上における軍事交流とのことであります。会談の後、司令以下の一行は「広州」を見学したとのことであります。

日中がソマリア沖・アデン湾において共同護衛ないしは共同訓練・演習を実施するような日はやってくるのでありましょうか(中露みたいに)? 興味津々であります。

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参加艦国家同士の交流は、どんどんした方が良い。



日本が海外基地 2

宮嶋茂樹さんの本によると、P-3C部隊は、基地はWランプというところで、P-3C2機を留め置くスペースと、先遣隊が設置した窓もないコンテナハウス10棟があり、それでは困るのでプレハブ基地を設営中であったとのことである。

また、宿泊施設はイラク戦争に際し、アメリカが作った大規模な基地キャンプ・レモニエに宿泊していた。宮嶋さんが取材していた時点では。宮嶋さんは昨年6月15日に帰国の途についた。

さて、この施設も宿舎も、いずれも臨時の仮設施設みたいなものである。ジブチは防衛をフランスに託し5000人の部隊が駐留しており、米軍も3500人がいる。

熱帯地域でP-3Cを飛ばすには、しっかりした施設が必要であり、通信施設も必要であろう。

すると新華社の情報は、確かなものであった。大変失礼であった。秋さんを含めお詫びいたします。もし小生の推測が正しかったらであるが。

2010年04月29日

日本、海上自衛隊が海外基地??!!多分、食糧調達所、ではなくてP−3C用施設?

新華社通信 秋幸華さん情報であるが、基地、これはないでしょ。しかし、ガサネタを含め、大変興味ある情報であるので、お知らせします。

しかし、日本派遣のP-3C用施設である可能性が高いので修正させていただきます。30日。その理由は下記に追加修正させていただきます。
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新華社通信がシンガポールの「聯合早報」を引用する形で「我らが海上自衛隊」についての面白い話を伝えていました。

紅海の南端にあるジブチにおいて約4000万米ドルを費やして建設している海上自衛隊初の海外基地は来年の初めにも落成する模様であります。これで日に日に活動が活発化しつつあるソマリア・アデン湾の海賊どもに打撃を与えることができるとのことであります。

あとこの部門・配置の責任者でもある海上自衛官の「北川敬三」上校(一等海佐?)のインタビュー記事も載せております。「これは日本が外国において設ける唯一の基地であり、アフリカにおいてももちろん初めての基地であり、我々のこの配置においては、海賊に打撃を与えて自衛することである。日本は海洋国家であり、毎年2万隻の船舶がアデン湾を通過しており、この海域における海賊の活動は人をして憂慮させている−−−」

シンガポールの報道を引用しているとはいえ、海幕長や自衛艦隊司令官、護衛艦隊司令官でもなく、将官でさえない海上自衛官(1等海佐?)の名前及びその発言が新華社配信の記事で紹介されるというのはある意味非常に光栄かつ名誉な事ではないかと思います。

あと「基地」の完成が非常に楽しみであります。(でもそれは海上自衛隊がこの海域で当分の間は活動を継続するということでありましょう………。)

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どういうガサネタかわからないが、新華社が配信しているとは興味惹かれるところであり、多分基地ではなく、食糧の補給手配所(調達)程度と思われる。これならあり得る。

1等海佐が話しているところからも、そんな感じである。法律的にどうかは多分合法であろう。

これで考えられるのは補給艦の派遣がそう遠くない時点で実施されるということであろう。

「世界への貢献」は、民主党の国是である。多分この1等海佐は、「基地」とは述べていないだろうが、記者がそう受け止めたのである。ともかく、これはビッグニュースである。

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と書き、1晩おいた30日、この施設、ジブチ国であるから、P-3C用乗員、整備員、警備員用施設であることに気がついた。確か、これまでは宮嶋茂樹著「不肖・宮嶋の[海上自衛隊ソマリア沖奮戦記]」(2009年9月発刊)によると、窓もない自衛隊先遣隊がコンテナハウスであったが、プレハブ基地を設営中である。また、隊員たちの宿舎は米軍基地の建物を借りているとのこと。このP-3Cは海上自衛隊100名、陸上自衛隊50名の陣容である。

とするとそれなりの施設・基地かも知れない。



韓国政府、国連安保理に「天安」沈没に関し問題提起へ

韓国政府は哨戒艦「天安」の沈没に関し、国際世論に訴えるために、以下のような施策を行っていくことを発表した。聯合ニュースによる。

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【ソウル28日聯合ニュース】政府は、海軍哨戒艦「天安」沈没事故の原因調査で結果が出れば、国連安全保障理事会常任理事国の中国とロシアに正式に報告書を送り、安保理への問題提起について事前に説明する方針のようだ。

 政府消息筋は28日、「中国とロシアは原因調査に参加していない上、安保的利害が異なるため、事前に十分な説明を行う必要がある」とし、こうした方針を明らかにした。今は決定的物証を確保することが最も重要だが、決定的物証が得られなくても一定の証拠が出れば、関連国の間で安保理への問題提起について論議が行われるだろうと述べた。

また、「破損した船体そのものも物証ではないか」と反問しながら、たとえ小さな破片でも、合金の成分比率を調べればどの国のものかすぐに判明すると強調した。原因調査に専門家を派遣している米国は、船体の破損状態などを撮影した立体映像を米海軍の専門分析施設に送り、精密分析に取り掛かったという。

 原因調査の最終結果が出るまでには1〜2カ月がかかると予想され、正式報告書は6月の統一地方選挙実施後に発表される可能性が出ている。政府は報告書を国連安保理非常任理事国にも送り、国際社会の理解と同意を求める計画だ。

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この国連安保理への問題提起は正しい判断であろう。韓国政府の冷静な判断に拍手を送りたい。



ロシア海軍、「アドミラル・チャバネンコ」の帰港、「ヴェリキー」と「モスクワ」が合流

ロシア情報2題、いつもの秋幸華さんからの情報提供である。ありがとうございます。

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1)ロシア語ではありますが、どうやら北方艦隊からソマリア・アデン湾方面に派遣されていたウダロイ2級大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」は4月29日にセベロモルスクに帰投する模様であります。

無事に大任を果たした遠征部隊の司令官、艦長以下乗員たちはきっとセベロモルスクにおいて子豚の丸焼きで歓待されることでありましょう。大役を果たした乗員の方たちに対しては「祖国と世界の海運業界のためにありがとうございました」との言葉を贈りたいと思います。そのうち英文版でも出ると思いまするがやはりロシア語版の方が掲載が早いのでお届けにあがりました。英文版と照らして内容が異なるようでありましたらお詫びをお届けいたします。


2)どうやらインド洋において「モスクワ」と「大帝」陛下がランデブーを果たした模様であります。現在のロシア海軍を代表する巨艦同士(残念ながら「クズネツォフ提督」はいませんが)の「夢のランデブー」であります。この2隻がはるばる極東にまで来るのであります。

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この2)の文章の後、秋さんは、その自衛隊のロシア海軍に対する歓迎方法を記しているがそれは省略させていただいた。子豚の丸焼きで歓待は、ブログ「ロシア・ソ連海軍報道情報管理部第六課」のシアさんから、教えていただいたものである。お国それぞれを知った次第。

2)「大帝」は説明の必要はないだろうが、原子力巡洋艦「ピョトール・ヴェリキー」のこと。1998年4月就役で、満載排水量24300トン。「モスクワ」は1982年12月就役で、満載11490トン。太平洋艦隊旗艦の「ワリヤーグ」は「モスクワ」と同級艦で、1989年12月就役。

多分、「ワリヤーグ」か他の太平洋艦隊の艦艇が、東南アジアかベトナムあたりまで迎えに行くであろうから、にぎやかとなるであろう。

ともあれ、これまでロシア情報はメモをしっかりしていなくとも、シアさんのを見れば確認できると思っていたが、今後はしっかりメモっておかねばならない。シアさんの復帰を期待したい。