2011年02月

2011年02月28日

朝雲新聞 23年度防衛省予算案(海上自衛隊分)

海上自衛隊の23年度予算(案)は、歳出が1兆1008億円で対前年度比486億円の増。内訳は人糧費3985億円(同15億円減)、歳出化経費5332億円(同279億円増)、一般物件費1691億円(同222億円増)。新規後年度負担は5416億円(同202億円増)となっている。

 【主要装備】
▽艦艇=2900トン型潜水艦(SS)、570トン型掃海艇(MSC)各1隻、曳船(YT)2隻を建造。

 潜水艦は、平成27年度に除籍が見込まれる「あさしお」の代替としてXバンド衛星通信能力を強化した「そうりゅう」型6番艦、掃海艇「とびしま」の代替として「えのしま」型の2番艦を建造。維持整備基盤に関する調査研究として潜水艦の増勢に関する調査を行う。

 また、護衛艦の体制維持のため、「はつゆき」型と「あさぎり」型護衛艦、「とわだ」型補給艦各1隻と、エアクッション艇の艦齢延伸の措置を実施する。

 ▽航空機=P1固定翼哨戒機3機、SH60K哨戒ヘリコプター3機、MCH101掃海・輸送ヘリコプター2機、T5初等練習機5機、TH135回転翼練習機2機を調達。

 将来の機雷戦任務に対応するため、掃海・輸送機MH53Eの後継として掃海・輸送機MCH101(掃海仕様)を整備。P3Cの代替として、飛行性能・哨戒能力を向上したP1を整備するとともに、除籍・減耗が見込まれるT5初等練習機5機、TH135回転翼練習機を調達する。また、固定翼哨戒機と回転翼哨戒機の体制を維持するため、P3CとSH60Jの機齢延伸措置を実施する。


ロシア国防省、2011〜2020の建艦計画を発表

ロシア海軍ブログによる。

当然のことであるが、この建艦計画どおりになるとは、まず考えられない。これまでもそうであったから。

しかし、その傾向は分かる。つまりロシア政府は今後の2011年から2020年の防衛計画をどう考えているかが分かるというものである。

それによると、20隻の潜水艦、35隻のコルベット、15隻のフリゲート、他に30隻の各種艦艇とのことである。

発表内容の概要は以上である。

現在ロシアを攻める国は、ほとんど無いと言えよう。あるとすれば旧ソ連邦国家の反撃であろうし、国内へのテロ攻撃であろう。ロシアと敵対するような国との軍事力の差は歴然であるから、必要なのは、「その他の艦艇」の揚陸艦の建造ということになろう。

主要国家を対象とした国家間では、やはり、攻める国はほとんど無いであろう。であるから、フリゲートクラスで見ると、現在の対空艦「ソブレメンヌイ」級6〜7隻、カシン級1隻の代替艦は、それほど必要ないということであろうか。

対潜艦「ウダロイ」級9隻、「クリバク」級4隻に近い多目的艦の建造は必要ということであろうか。この程度、つまり15隻ほどは必要ということであろう。北方艦隊5隻、太平洋5隻、バルト3隻、黒海2隻という配置か?

その主力は「アドミラル・ゴルシコフ」級ということになる。

コルベット35隻、こちらはかなり本気ということであろう。沿岸警備はどこの国も重要である。満載排水量2000トン程度の「ステレグーシティ」級を、これまでも述べているが、量産していくということであろうか。

潜水艦20隻は妥当なところであろう。これがSSBNを含むかわかりたくもないが、SSN、SSだけで見れば、現在、稼働中と考えられる40隻前後のSSN、SSの古い潜水艦の代替と考えると妥当な線と言える。

2011年02月27日

聯合ニュース、韓米演習を報道、空母は予想通り「ロナルド・レーガン」

聯合ニュースは28日から始まる韓米演習に関して次のように報じた。

***************************

【ソウル28日聯合ニュース】韓米連合指令部は27日、韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」を28日から11日間の日程で韓国全域で実施すると発表した。

 今回の演習には米航空母艦と在韓米軍を含む2300人、韓国軍は師団級以上の一部が参加し、全面戦と局地挑発に対する訓練を中心に行う。米母艦は2008年にも韓国に派遣されたロナルド・レーガン号(9万7000トン級)が検討されている。

「キー・リゾルブ」は、朝鮮半島の有事の際の米軍増員戦力を円滑に展開するために毎年実施されている。「キー・リゾルブ」と同時に、韓米合同野外機動演習「フォール・イーグル」も4月30日まで実施される。「フォール・イーグル」には1万5000人の米軍と韓国軍20数万人が参加する。

 一方、朝鮮中央通信は27日、「キー・リゾルブ」と「フォール・イーグル」が開催されるのを前に、北朝鮮軍の板門店代表部の声明を報じた。同声明では「訓練が我々の核およびミサイルの除去を目的にしている以上、核やミサイルで迎え撃つ」とした。さらに韓米が挑発を仕掛けてきた場合、「ソウルが火の海になるような戦闘になるだろう」と威嚇した。

*****************************
「ロナルド・レーガン」はリムパック2010にも参加している。今回の派遣は、小生の予想通りである。次の派遣空母は現在西海岸で訓練中の「ジョン・C・ステニス」である。

このような情報公開は日本も見習いたい。

現在、太平洋艦隊は6隻の空母を有するが、「アブラハム・リンカーン」は東南アジア附近、「カール・ヴィンソン」はアラビア湾(ペルシア湾)、「G・ワシントン」は3月末頃まで修理中、「ステニス」は上記のとおり、「ニミッツ」は修理中か?



イギリス海軍FF「カンバーランド」24日にベンガジを離れる!!

イギリス海軍の22型フリゲート「カンバーランド」は24日の木曜日遅く、イギリス人を乗員させ、マルタのヴァレッタ港に向け出発した。

同艦はベンガジ港にドック入りし、イギリス国民を乗船させたとしている。
「ドック」入りが何か意味があるかは分からない。

イギリス海軍HPによる。なお、イギリス海軍HPには、乗員するイギリス人の様子や、物資を支給している様子もビデオとなっており、報じている。

2011年02月26日

インド海軍はリビアに揚陸艦を派遣

いい酒の肴が手に入ったのでキングフィッシャービールでも飲みながら一息つきたいと思いまする。
秋幸華さんから、リビア情勢をめぐるインド海軍の情報をいただいた。
ありがとうございます。

*****************************

他国の海軍に負けじと、インド海軍も風雲急を告げるリビア方面に軍艦を派遣する模様でありまする。

インドのNDTVテレビが24日、報じたところによると、目下、リビアには約18000人のインド人が滞在、その多くが建設会社で働いているとのことでありまする。

また、報道は政府の事情通の話を引用して、インド政府は24日、2隻の駆逐艦とアメリカから購入して2007年に就役させた「ジャラシュワ(旧オースティン級)」級ドック型輸送揚陸艦からなる部隊をリビア方面に派遣、12日ほどで現地に到着、トリポリに滞在するインド人を軍艦に載せてエジプトのアレキサンドリアにまで移送するとのことでありまする。

秋めは寡聞にしてリビアにおいて日本人がどれくらい滞在しているのかは知らないでありまするが、極めて精強にして極めて規律厳正そして極めて士気旺盛な(のかどうか周辺諸国の海軍関係者もその実力を測りかねているらしい)海上自衛隊が同様の活動に乗り出すのかどうかますます気になってきたでありまする。

ここは要注目でありまする。

****************************
どうもテレビなんどでは、在リビアの日本人はそれほどいないようである。