2012年12月

2012年12月31日

中国海軍2014年リムパック参加と、中国専門家の本音!!

2012年12月13日付け「朝雲新聞」。詳細は朝雲新聞を!!

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中国海軍の張永義副司令員が12月6日、ワシントンで米海軍作戦部のジョナサン・グリンナート部長、マーク・ファーグソン副部長と会談し、2014年の環太平洋合同演習(リムパック)への中国の参加問題などについて協議した。8日付香港紙・文匯報などが伝えた。

 英BBCなどによると、米海軍長官のレイ・メイバス氏は11月28日の訪中の際、リムパックへの中国の参加を歓迎すると述べた。レオン・パネッタ米国防長官も今年9月、中国海軍艇1隻の派遣を招請した。

 国防長官の申し出に中国側は明確に回答しなかったが、28日の2回目の招待には中国は直ちに反応し、国防部の耿雁生報道官が翌29日、積極的に検討すると述べた。中国海軍のリムパック参加はほぼ固まったといえそうだ。

 リムパックは米国主導の世界最大規模の海上軍事演習で2年に1回行われる。海賊取り締まり、機雷の掃海、海上救難などの一般的な訓練と、火砲の射撃、ミサイル攻撃、反潜水艦作戦、艦隊による防空作戦など高度な演習の両方が行われる。参加国は06年の8カ国から12年は22カ国に増え、ロシア海軍も12年に初めて参加した。環太平洋諸国で中国は唯一の未参加国になっている。

 中国海軍は1998年に、オブザーバーを派遣した。中国海軍情報化専門家委員会主任の尹卓少将によると、当時、中国のオブザーバーが見学を許されたのは、海上救難や反テロ活動など実質的な意味のない項目ばかり。尹少将は「中国は14年のリムパックにあまり期待しない方がよいが、行かないよりはまし。現代的な海軍、空軍の状況や共同作戦を学ぶ機会となる。特に米国は実戦の経験が豊富だ」などと語った。

 中国海軍は、空母「遼寧」など先進的な艦艇を持つが、長い歴史を持つ海軍強国と比べて経験不足。海軍軍事専門家の李傑氏は「米国主導の演習はいかなるものでも、米国の戦略的利益に奉仕するもの。中国の招待も、発展を続ける中国海軍の状況を探るためだ」と指摘した。一方で、「中国海軍はリムパックへの参加を通じ、米国など海軍強国の状況を直接理解でき、自国の足りないところを見つけられるだろう」と語り、米中双方にとり利益になるとの見方を示した。
 (台湾=中岡秀雄)

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この海軍軍事専門家の李傑氏の発言は興味あるところであり、尹卓少将の発言も本音を語っており、興味あるところだ。

どうも中国筋の発言は建前が多く、ホントカイナと思わせるものが多いが、この朝雲新聞のこの記事は、ナルホドネである。

フランスのフリゲート「スルクフ」に、イギリスのへり部隊が乗艦

こちらはイギリス海軍HP2012年12月21日である。

イギリス海軍の815リンクス部隊がフランスのフリゲート「スルクフ」に乗艦している。そこで、その部隊のブログを「読んで」との記事である。

スルクフ イギリスのヘリ部隊2

記念写真であろう。イギリスのリンクス部隊は12名とのことで、この記念写真はフランスのクルーも入っているのであろう。

ブログはイギリスとフランスは任務や運用の仕方が似ているが、こんな点で違っているなどと興味ある「フランス体験」を記事としている。

スルクフ イギリスのヘリ部隊

「スルクフ」におけるイギリスリンクス部隊。ヘリの塩を洗浄しているのであろうか。間違っていたらご指摘ください。

この「スルクフ」、イギリス海軍HPでは「GULF」となっており、一応常識的にはペルシア湾のことを言うが、EU NAVFOR情報では、現在EU海賊対策艦隊で動いており、それでいくとアデン湾・ソマリア沖にいることになる。

まあ欧米では、アデン湾でとかペルシア湾でとか、細かいことは言わず、ちょくちょく往き来をしているようである。

このリンクス部隊のブログにしろ、さらに興味ある方は「スルクフ」のブログを御覧あれとなっており、欧米の情報公開にはかなわない。




イギリスヘリ空母「イラストリアス」、マルタを訪問。先に訪問したばかりだが??

イギリスのヘリ空母「イラストリアス」がマルタのヴァレッタ港の到着した。5日間訪問である。

NAVAL TODAY12月30日より。

イラストリアス マルタ2回

あれ、しかし、この「イラストリアス」、地中海においてイギリスの機動揚陸艦隊「ブルワーク」などとともに、クーガー作戦を終え、イギリスに帰港したばかりであり、このマルタには演習の帰港時に11月20日に寄港している。

イギリス海軍HPを追っていれば容易に分かるのであるが、追っていなかったので、「あれ」である。しかし、艦船ファンにとっては、こういうのが面白い。

なぜ出たかである。ロシア海軍と同じくシリアであろうか。
イラストリアス マルタに

こちらは11月20日のマルタ入港時の写真。ROYAL NAVY情報より。

乗員は1500名以上(海兵隊を含む)。満載排水量20,600トン、全長209m、ほぼ日本のヘリ空母「ひゅうが」級と同じ大きさである。

どうも「イラストリアス」は親善訪問のようであり。マルタの3市を訪問する。これは先代の空母「イラストリアス」が1941年1月に地中海で攻撃を受け、大破した際、マルタで修理したことによる。

1月10日、シチリア東方でドイツのJu87急降下爆撃機で命中弾6発と至近弾3発を受けたのである。その日のうちにマルタに着いたが、その後も、1月16日にも空爆されている。後、エジプトのアレクサンドリアに向かい、修理し、完全な修理のため、スエズ運河を通過し、南アフリカ経由でアメリカのノーフォークに向かい、12月にアメリカを離れている。

いや、NAVAL TODAYでは、12月30日投函とあるが、この文章は、11月20日の文章と同一であった!! 完全なガサネタか、時期を間違えた記事であった。削除しても良いのだが、こういうこともある一例として紹介しておく。気がついて良かった。





2012年12月30日

ロシア軍機、航空自衛隊、お互いに鮮明写真!!

出所は、中国の軍事ブログ「新浪軍事」である。

題名は「日本派F−2A F−15J戦機撮載ロシア軍図214R偵察機」

記事は、日本防衛省統合幕僚監部発表によると、12月17日ロシアの偵察機が日本海で日本を偵察したため、航空自衛隊のF−2A戦闘機とF−15J戦闘機が緊急発進した。下の写真は、ロシアの偵察機214Rが撮影した日本の戦闘機。

日本航空機偵察機

いやー近いですね。

この統合幕僚監部の発表は、12月18日発であり、期日も18日で、17日では無い。

これは、「新浪軍事」の元は、ロシア・モスクワ発であるからと思われる。

日本の戦闘機が増補タンクを捨てて無いのが、嬉しい。

さてロシアに対抗し、日本の撮影写真はこうである。motono0229

写真が鮮明でないのは小生の責任である。コピーのコピーからだからである。写真が記録できるようになっていないからコピーとならざるを得ない。

統合幕僚監部発表では、TU−214であるとしている。

しかし、こう互いに相まみえている写真は、なぜかホッとする。尖閣諸島問題も、どこかの時期に政府レベルで話し合ってもらいたいものである。



2012年12月29日

2012海上自衛隊よもやまばなし(続)中国筋に紹介されなかった日米実動演習記念写真

中国筋の軍事情報はアメリカ、日本サイドの訓練写真をしばしば掲載する。

しかし、2012年11月5日から16日にかけて行われた日米実動演習の最後に行う記念航海の写真は掲載しなかった。

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これらの写真である。大部分が日本の艦船である。日本からはひゅうが級ヘリ空母2隻、おおすみ級も参加している。しかし、ここに参加しているのは、日本護衛艦の1/3程度である。

もし中国筋の情報網が掲載していたら、お知らせください。