2014年05月

2014年05月31日

海上自衛隊、ヘリ空母と全通型揚陸艦の運用、機動的展開が可能に!!

2013年5月出港、そして6月にアメリカ西岸で行われた揚陸演習(島嶼防衛)「ドーンブリッツ」には、ヘリ空母「ひゅうが」、全通型揚陸艦「しもきた」、イージス艦「あたご」が参加した。

また、11月にフィリピンを襲った台風支援活動では、ヘリ空母「いせ」と全通型揚陸艦「おおすみ」が参加し、多くの活躍をしたことは既に掲載した。

また、支援活動終了期には、同じく支援活動を行ったイギリスのヘリ空母「イラストリアス」と交流会を開催している。


2014年5月10日〜27日にかけて行われた島嶼防衛実動演習には、ヘリ型護衛艦「くらま」、イージス艦「あしがら」、掃海母艦「ぶんご」、全通型揚陸艦「しもきた」が活動した。この演習に関しては写真らしい写真は自衛隊では発表していない。

そして、今回「くにさき」がパシフィック・パートナーシップに参加である。

アデン湾ソマリア沖海賊対策では、オランダ、スペイン、フランスなどのドック型揚陸艦がしばしば旗艦として参加し、大活躍している。また、この「おおすみ」と同じ全通型揚陸艦であるイタリアの「サンジョルジュ」級3隻は、3番艦「サンジュスト」がEU艦隊旗艦として、2番艦「サンマルコ」がNATO艦隊旗艦として派遣され、その有用性が大いに実証されていた。

であるがゆえに、「おおすみ」級は一度は海賊対策に参加してもらいたいものであるが、ヘリ運用に関しては常設の搭載ヘリ運用ができるようになっていないだけに残念なことである。この「おおすみ」級は改装のことも計画ありとされているようである。さて、このヘリ運用はいかにである。



全通型揚陸艦「くにさき」、医療支援のパシフィック・パートナーシップ2014の主力艦として出港

この東南アジア・太平洋州に対する医療支援・インフラ支援「パシフィックパートナーシップ(PP)2014」に関しては、自衛隊もそれなりの広報活動を行っている。

今年のPP2014の特徴は、日本の全通型揚陸艦「くにさき」がその支援活動の主力艦として展開することである。アメリカ海軍HPおよび統合幕僚監部発表による。


もっともこのPP2014自体は2014年5月26日にインドネシアのクパングでその開催式典が開催されている。


パシフィックパートナーシップ2014インドネシア


















第9回PP開催式典には、シンガポール、ニュージーランド、インドネシア、そしてアメリカの関係者が参加し、開催された。後ろにいる方々であろう。写真提供はアメリカ海軍。


くにさき呉出港5.23






















5月23日呉を出港する「くにさき」と見送る家族。写真提供は自衛隊。以下同じ。多くの写真が統合幕僚監部HPに掲載されていますので、ご参照下さい。

くにさき呉出港その2



















おなじく5月23日出港風景。こどもの泣き顔にはまいる。


くにさき出港アメリカ兵も手伝い




















横須賀に到着したのは5月26日、それからアメリカ兵とともに協働作業である。


くにさき出港風景




















5月29日横須賀出港である。ベトナムには6月6日〜15日。カンボジアには6月19日〜28日。フィリピンには7月4日〜15日。60間演習である。

くにさき出港20145.29






















横須賀のアメリカ基地から出港なので港にいるのはアメリカ兵であろう。


くにさき出港アメリカ兵も


























「くにさき」に乗艦しているアメリカ兵。









2013年11月23日に自衛隊機が撮影した中国軍機

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アナログ派の小生には、自衛隊の発表写真はコピーができない。よってスキャナーで得た映像で画像が悪い。

2013年11月23日に中国軍機が東シナ海で飛行した際、日本の戦闘機が撮影した中国の「Tu−154」である。

中国国防部は、日本軍機が10mまで近接し、その証拠もあると発表している。

下は同日飛行したY−8である。


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 中国発表の「自衛隊機が中国軍機に対し異常接近」は事実で無い

小野寺防衛大臣は、中国国防部が2013年11月23日に自衛隊機が中国軍機に異常接近したとの報道に対し、30日の記者会見で次のように述べた。

Q:昨日、中国の国防省の報道官の会見の中で、11月に自衛隊機が中国軍機の10メートル前後まで接近したという話が出たようなのですが、これについて事実関係の確認をしたいのですが。


A:まず報道にあるような、このような至近距離に接近するという事実は一切ありません。中国の主張は、全く不当なものだと思っております。丁度この11月23日は、中国が「防空識別区」というものを一方的に発表した日でもあります。この日に中国の情報収集機が飛行しており、それはわが方としても確認をし、また公表もしております。ただ、わが方は常にしっかりとした安全対策をとっておりますので、中国が今回発表したような事実は一切ありません。全く不当な話だと思っています。

記者会見内容は以上。

小野寺防衛大臣が11月23日飛行の件に関し、発表している内容は次のとおり。11月26日の記者会見で次のように発表している。

Q:今回、中国のADIZ(防空識別圏)の設定を受けて、自衛隊側としてスクランブルの態勢を変化させるとか、あるいは強化するとかそういったお考えはございますでしょうか。また今回の設定を受けて、あの地域にかなり飛行機が飛んできたかと思うのですが中国側の変化というものは何か見られたのでしょうか


A:一つは23日、この「防空識別区」を設定した当日でありますが、既に公表させていただいておりますが、中国の偵察機と思われる2機が我が国領土に近いところまで接近をしたということ、もちろん領空侵犯ではありませんが、それを特異的な飛行ということで公表させていただきました。これが「防空識別区」の設置と関係あるかどうかは判断しかねますが、いずれにしてもその当日にこのような飛行が行われたということは、私どもは注視をしております。また、常日頃私どもとして警戒監視をしておりますので、今後ともその態勢をしっかりしていくということであります。


Q:かつて海南島での事件・事故があったりとか、この間は海軍の方でレーダー照射とか、割と私たちが考えている本来の常識から逸脱するような行為を向こうが見せたりすることが多々あるのですけれども、やはり同じような対処でいいのか。今の大臣の話だと警戒監視のままということなのですけれども、同じ対応のままでいいのか。また大臣として、自衛隊のスクランブル対処にあたる隊員達に対してどういった留意とか注意するとか、どういったことを考えていらっしゃいますか。


A:これまでも万全な対応を取るように指示をしておりますし、これからも同じように万全の対応をして欲しいという指示をさせていただいております。また、今般起きましたレーダー照射を含め、今回の「防空識別区」に関しても外務省と連携を取り、外務省の方から中国側に抗議をしてもらっている。また、国際社会の中でも例えば同盟国アメリカから国防長官、国務長官からの発言もございます。こういう中で、私どもとしては国際社会の中でしっかりとこの問題について中国側にものを申していくことが大切だと思っております。


Q:関連してなのですけれども、自衛隊の対領空侵犯措置で武器の使用が正当防衛、緊急避難などに限定されているということがこれでは十分な対処が出来ないのではないかという問題があるかと思うのですが、今回の事態を受けてこういったスクランブルにおける武器の使用について見直す必要性について大臣は何かお考えでしょうか。


A:私どもは、必要な対応を取っていくということであります。

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中ロ演習参加のロシア艦隊が対馬を29日に通過!!

統合幕僚監部2014年5月29日発表。

5月29日午前5時頃、「あさゆき」(佐世保)が下対馬の南西約110キロの海域を北東進するロシア艦隊の合計6隻を確認した。

その後当該艦艇が対馬海峡を北上したことを確認した。

情報概要は以上。当艦隊は5月16日に対馬海峡を南下している。なお、この16日の確認艦も「あさゆき」であった。

通過した艦船は、巡洋艦「ヴァリヤーグ」、DDG「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」、給油艦「イリム」、航洋曳舟「カラール」であった。

ウラジオストック帰港は9月1日とされている。

その写真も幕僚監部発表では掲載されているが、悪天候だったらしく、かなりぼんやりしており、とても紹介できる精度ではない。