2016年03月

2016年03月31日

アメリカ海軍空母「ステニス」次の任務は!!

アメリカ海軍空母「ステニス」は2016年3月25日に、日本海における韓国海軍との共同演習「フォールイーグル」を終え、27日に韓国海峡(対馬海峡)を西進し、東中国海に入った。

この空母の次の任務は分からないのである。

これまでは、中東に行く往路時の各国海軍との演習任務・寄港であった。そして、もちろん復路時も同じであった。であるから、往路時は中東に行くまでの過程であった。

しかし、今回の「ステニス」は何も記されていないのである。あるのは、新しい燃料を使用した「Great Green Fleet」任務とあるが、では、どこに、何をするかはさっぱり記されていないのである。

もちろん、今回の「ステニス」は中東には行かない。現在、「トルーマン」が赴任しており、次は「アイゼンハワー」が控えている。「トルーマン」はノーフォークを2015年11月16日出港であるから、8カ月任務期間なら、7月に帰港予定であり、まだまだ任務半ばである。

であるから、この「ステニス」の次の任務は、興味深いのである。



CG「アンティータム」、CG「チャンセラーズヴィル」が3月28日に南中国海航海から帰港

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Photo/US Navy

アメリカ海軍HP2016年3月29日より。

横須賀港に憩うCG54「アンティータム」とCG62「チャンセラーズヴィル」。3月28日に帰港した。



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Photo/US Navy

「アンティータム」、「チャンセラーズヴィル」、その向こうは佐世保所属のLSD42「ジャーマンタウン」である。

「アンティータム」は、2016年1月23日に横須賀を出港し、インド東岸のヴィシャーカパトナムに2月4日に到着し、インド海軍国際観艦式に参加。その後、タイのプーケットに寄港し、マラッカ海峡を2月18日から19日にかけて通過した後、南中国海を2週間パトロールした。

3月8日にはフィリピンのマニラに4日間訪問で寄港。エンジントラブルなどあったようであるが、3月28日に横須賀に帰港した。

一方、「チャンセラーズヴィル」は2016年1月15日に出港、沖縄に海兵隊移送で寄港。その後、1月25日に帰港。

3月1日に横須賀出港、グアムで開催される「マルチセイル」演習に参加のため、アプラ港に3月4日から7日にかけて寄港、3月14日にスリガオ海峡を通過し、南中国海に入った。

3月16日にマレーシアのコタキナバル港に5日間訪問で寄港。その後、3月24日にルソン海峡を東進、3月28日に横須賀に帰港している。

2隻とも同日に帰港とは、マニラ沖あたりで航海を共にしたのかは分からない。

新華社日本語版、「フィリピンで軍事パレード 粗末な装備」と報道!!

見出しは「フィリピンで軍事パレード 粗末な装備」、新華社日本語版2016年3月30日より。 

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  近ごろ、パキスタンでの盛大な軍事パレードが注目を集め、パキスタンは武装力に対する自信を示した。軍事パレードには各種の先進的な主力装備が登場し、他国の情報を覆い隠すほど精彩を放った。また、フィリピン陸軍もこのほど軍事パレードを実施したが、その様子はやや見劣りした。

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情報概要は以上。言いたいのはパキスタンの状況ではなく、フィリピンの軍事パレードであろう。確かに下の写真を見ると、おっしゃるとおりであろうが、中国を代表するマスコミが見出しでけなすことであろうか!!??


フィリピン粗末な装備2016.3





























写真/新華社



フィリピン粗末な装備その2































写真/新華社


フィリピン粗末な装備その3































写真/新華社



2016年03月30日

「あけぼの」参加のインドネシア海軍主催のコモド演習とマレーシア旅客機MH370行方不明事件

アメリカ海軍DDG「ピンクニー」は2014年3月30日、インドネシア海軍主催の「コモド」演習に参加していたDD「あけぼの」と、僚艦「キッド」と共に演習を行った。Passex(通過時)演習である。場所は演習海域近くのシンガポールから目の前にあるバタム島沖である。

このコモド演習には、中国の大型ドック型揚陸艦「長白山」、ロシア海軍の大型対潜艦「マーシャル・シャポシニコフ」も参加しており、演習は3月29日から4月1日に行われた。

この演習にはアメリカ海軍も参加とあった。しかし、「ピンクニー」および「キッド」の航海記録ではこの演習参加は記されていないのである。であるからPassex演習とあるのだろうか。

この年、2隻のアメリカ海軍DDG「ピンクニー」と「キッド」は3月8日未明に発生したマレーシア旅客機MH370便捜索にいち早く3月10日に参加し、「ピンクニー」はタイ湾北海域で捜索し、「キッド」はタイ湾南西海域で捜索した。

さらに14日には「キッド」はインド洋に向かい、16日にはマラッカ海峡を通過し、インド洋のアンダマン海に入り捜索に参加することとなったが、17日には捜索を終了し、捜索海域から離れたのである。

多分、この海域では無いことが、アメリカ海軍は確定したのであろう。そして、この14日頃にベンガル湾かインド洋に不明旅客機は落下となり、さらにオーストラリア西方海域にとなっていったのである。

この捜索に一生懸命の時に、コモド演習は開催された。中国海軍はマレーシア旅客機捜索に「長白山」の同型艦「井岡山」を事件発生の翌日、9日午前3時に出港させ、さらにその後「崑崙山」も派遣している。

3月19日には「ピンクニー」はシンガポール港に、LHD「ボクサー」とLSD「ハーパーズフェリー」と一緒にいるのがアメリカ海軍HPで報道されている。「キッド」も同時期にシンガポールに停泊している。

2隻とも1月7日にサンデヂィエゴ出港であるから、それなりの整備・休養・補給をするべく、中期寄港を行ったわけである。

その後、日本の「あけぼの」と3月30日にPassex演習を行った。PAssex演習を実施した後、「ピンクニー」は5月5日に佐世保に寄港し、「キッド」は5月7日に佐世保に寄港している。

この2隻がコモド演習に参加したかは現状では良く分からない。だがアメリカ海軍が「参加」とはコモド演習のあちこちに記されている。2014年春はウクライナ問題など世界でさまざまな問題が発生した年であった。









北朝鮮が中朝国境の内陸部にミサイル発射!!

朝鮮日報日本語版2016年3月29日。見出しは「北朝鮮が短距離飛翔体1発発射 中朝国境付近に落下」

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が29日午後5時40分ごろ、南東部の江原道・元山一帯から北東方向の内陸地域に向け短距離飛翔体1発を発射した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。


 飛翔体は約200キロ飛行し、北朝鮮北部の両江道金亨稷郡に落ちた。


 金亨稷郡は中朝国境から60〜70キロしか離れておらず、今回の飛翔体発射は中国の反発を招く可能性があるとの見方も出ている。


 飛翔体が海ではなく内陸地域に落ちたのは、北朝鮮が飛翔体の命中精度を把握するために内陸に設置した標的に向けて発射したためとみられる。


 韓国軍当局は飛翔体について分析中だが、飛行距離を踏まえると口径300ミリの新型ロケット砲と推定される。韓国軍は北朝鮮の動向を監視しながら万全の態勢を維持している。


 北朝鮮は、21日にも北東部の咸興付近から東海に短距離飛翔体5発を発射した。北朝鮮はこれについて、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の立ち会いの下に行われた口径300ミリのロケット砲の最終発射実験だと説明し、実践配備が迫ったことを示唆していた。


 北朝鮮の飛翔体発射は今年に入り5回目で、合計16発に上る。来月末まで実施される韓米合同軍事演習への反発の可能性がある。


 また、朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米を翌日に控え、対北朝鮮制裁で連携する国際社会に対する武力示威を行ったとみられる。


聯合ニュース