2016年10月

2016年10月28日

新華社が胡椒の利いた報道/アジア最強? 米メディアが海自を持ち上げる

アジア最強? 米メディアが海自を持ち上げる
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-10-25 08:09:34 | チャイナネット | 編集: 吴寒冰 小中大
 米ナショナル・インタレスト誌(電子版)は16日の記事で、日本の海上自衛隊はアジア最強のシーパワーだと賞賛した。
 日本の安倍晋三首相は就任後、軍備拡張に取り組み集団的自衛権の行使を容認し、米国と日米防衛協力のための指針を見直し、自衛隊の海外活動と米国との共同作戦に向け地ならしをした。
 米国も日本の軍事力の強化を楽観しているようだ。アナリストは「現在の世界では、一つの超大国・複数の大国という構造に変化が生じていないが、大国の実力の強化に伴い、米国という超大国の相対的な実力が徐々に低下している」と指摘した。米国は戦略の中心をアジアに移転したが、自力でアジア太平洋全体を支えるのは力不足であり、地域の同盟国との協力に転じている。
 日本は理想的な後方支援国の一つだ。ある国の軍事力を持ち上げるのは、西側メディアの常套手段であり、その裏には往々にして深い政治目的がある。例えば英国の権威ある軍事誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーは昨年の記事で、中国のシーパワーは2015年に日本を抜くとしていた。中国のシーパワーを誇張し西側諸国の軍事費拡大の口実にするように、米メディアが日本のシーパワーを持ち上げ始めていると分析するメディアもある。これは海自が米国のアジア太平洋における急先鋒であり続けることを願っているからだ。
 
(チャイナネット)
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2016年10月20日

25DDの艦名は「朝日(あさひ)」であった、日露戦争時代の戦艦名

25DDの進水式・命名式が2016年10月19日三菱重工業佐世保造船所にて実施された。

その艦名は「あさひ」であった。

この艦名は、昭和30年に貸与されたDE(護衛駆逐艦)の「あさひ」「はつひ」と同じである。

しかし、「朝日」とすると、知っている人は知っている、日露戦争時の戦艦「朝日」である。戦前なら日露戦争時の戦艦は皆が知っていたであろう。

「三笠」「敷島」「富士」「初瀬」「八島」と「朝日」である。「八島」と「初瀬」は旅順港にて機雷で爆沈したため、4隻の戦艦が日本海海戦に参加した。

25DDは、26年度にも計画されており、順当なら「はつひ」であろう。27年度、28年度はイージスDDG艦である。

あさひ進水式2016.10.19 

写真/海上自衛隊 

サン紙/イギリス海軍は「クズネツォフ」艦隊を監視する!!

イギリスの大衆紙「サン」に関しては、「おおげさ」「でっちあげ」「激情をかきたてる書き方」などの批判を小生は見てきた。しかし、イギリスのEU離脱の一つの大きな理由として、「サン」が書く「偉大なイギリス(へのあこがれ)」の賛辞を見ていると、この国が戦後どう辿ってきたか、それをイギリス国民がどう感じたかを知るのである。

それゆえに高級紙とは違う、「サン」の記事を大衆が支持するのはなるほどねと思う。そういえば、 2014年1月4日に発表された、12月19日以来、ロシア海軍空母部隊がスコットランド沖に停泊していたことを記事にしたのは「デイリーメール」であった。

この記事も直情的であるが、心に訴える。2014年1月9日「DailyMail」より。

海軍は駆逐艦をスクランブル発進させた。イギリス海岸沖のロシアの艦船にチャレンジするために。しかし、そのためにはポーツマス基地から24時間かけて600マイルを直行させねばならなかった!! プーチンは我々の対応時間を試したのであろうか??

1)ロシアの艦隊は昨晩スコットランドから30マイル離れているところで探知された。
2)(ロシア艦隊に)対応できるのは、イギリスの南海岸のたった1隻の艦船。
3)緊張は高まった。空からの写真がミサイルで一杯の艦船群を写した時。

デイリーメール情報概要は以上。到着したのは12月19日、それ以来、ずっとスクランブル発進したDDG「デフェンダー」はロシア艦隊に対応していた。そのことをデイリーメールが新年を迎えた1月4日に報道、イギリス海軍HPが公表したのは1月9日であった。

以前にも記し、繰り返すが、イギリスが財政悪化で軍縮したのは2010年であった。空母「アークロイヤル」の退役を始め、22形バッチ3タイプ4隻のフリゲートを退役させた。さらに、航洋哨戒機までも退役させ、イギリスの捜索能力は著しく減勢したのであった。

さて、「サン」2016年10月19日より。

見出しは「ロシアのメディアは我々の軍隊(forces)を小さな弱小なとバカにした」である。

イギリス海軍の乗員(水兵は、ロシア海軍艦隊を追跡している。彼らがスコットランド沖で爆撃演習を実行している時に。本日そのドラマティック映像が入手された。

我々の子どもたち(乗員のこと)プーチンの8隻の強力な艦隊を視界内にとらえている。ロシアのメディアが小さなイギリスの艦隊とバカにした丁度数時間後に。

ジャイアントな空母「アドミラル・クズネツォフ」はスホーイSu−27戦闘機をオークニー諸島のすぐ近くで飛行させていた。イングリッシュ海峡を通過する準備をしながら。

「リッチモンド」の乗員は北海で本日演習を行っているロシア艦隊を追跡している。乗員たちは北海を南下し、イギリス海峡に入り、ジブラルタル海峡を通過するまで追跡するであろう。

ロシア艦隊は今晩はスコットランド海岸沖のモーレイファースに錨を降ろすであろう。明日、北海に向かう前に。(中略)

イギリスは「イラストリアス」が2014年にスクラップされて以来、空母を有していない。しかし、31億ポンドのクイーンエリザベスが2017年5月に就役する。ハイテク空母は280mの全長であり、70,000トンを越える。クズネツォフの43,000トンよりまさっている。

情報概要は以上。


クズネツォフノルウエー沖2016.10


 Photo/ROYAL NAVY

右から原子力ミサイル巡洋艦「ヴェリキー」、その左で煙を吐いているのが空母「クズネツォフ」。

クズネツォフノルウエー沖その2


 Photo/ROYAL NAVY

「リッチモンド」と後方が「クズネツォフ」。

ノルウエー海軍イージスFFG「ナンセン」が空母「クズネツォフ」艦載機の離発着を監視!!

今回のロシア海軍空母「クズネツォフ」の出動は、実戦である。シリアのISILに対する空爆である。世界が注目するところとなろう。であるから、マジである。

日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」より。

ノルウエー沖のロシア空母艦載機の演習をノルウエー海軍のイージスFFG「フリチョフ・ナンセン」が監視しているとのこと。

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中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年10月19日9時20分配信
【ノルウェーは「アドミラル・クズネツォフ」航空団の訓練を監視する】

地中海へ向かう北方艦隊艦船グループの一員である重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の艦上航空隊は、大西洋北東部海域で訓練飛行を始めた。
10月19日・水曜日、『Lenta.ru』はノルウェーの『VG』紙を引用して報じた。

ロシア艦船グループを追跡しているノルウェーのフリゲート「フリチョフ・ナンセン」艦長ダニエル・トマッセンは、航空巡洋艦の甲板からの戦闘機の発着艦訓練が行われたと述べた。
公表された画像はフリゲートの艦上から撮影されており、発艦する戦闘機Su-33が写っていた。


トマッセンによると、ロシア軍はノルウェー人に安全な距離の保持を求めた。
「ロシアとの無線通信は慣例に基づいて行われ、我々は常に接触を維持しました」
フリゲート艦長は付け加えた。

『VG』紙によると、艦上航空隊は、10月19日・水曜日の午前にノルウェー沖の公海上の2万平方メートルの広さの海域で大規模な演習を開始する。
ノルウェー当局は、高度5000メートルで飛行する旨の通知を受けた。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」率いる北方艦隊支隊は10月15日・土曜日にセヴェロモルスクから出航した。
更に、地中海東部へは重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」と「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、そして支援船が向かっている。
彼等は、この海域のロシア海軍常設作戦連合部隊へ加入しなければならない。
航海は4〜5ヶ月間に渡って続く。

10月18日・火曜日、ブリテン王立海軍は、ロシア海軍空母群が接近するが故に警戒体制へ移行した事が知られるようになった。



2016年10月19日

ロシア海軍空母「クズネツオォフ」艦隊、ノルウエーを過ぎイギリスに近づきつつある/イギリス・サン紙

「サン」電子版2016年10月18日より。

ロシアの原子力艦隊が基地を出港した。そしてイギリスに向かっている。

プーチンの軍艦外交方針は、巨大な空母および原潜は8隻の艦隊に一緒に昨日ノルウエーを過ぎ、南に向かって航海しており、相変わらず、軍艦外交は継続された。


ロシア海軍旗艦、原子力空母「アドミラル・クズネツォフ」は、シリアのタルトゥス港に向かって8隻の艦船を率いている。 

艦隊はイギリス海峡を通過する予定である。イギリス海軍は艦船をスクランブル発進させている。

ロシアの旗艦・空母「アドミラル・クズネツォフ」は土曜日(15日)に北極海のセヴェロモルスクを出港した。

55,000トンの巨艦は、バトルクルーザー「ピョトール・ヴェリキー」、駆逐艦・大型対潜艦「ヴィセ・アドミラル・クラコフ」と航海している。

艦隊は、月曜日にノルウエーの哨戒機(スパイ機)によって、写真撮影されている。

The fearsome(この形容詞は微妙な意味があるので、ここではこのままとしておく)な艦隊は、地中海に向かう途上、スコットランド沖で海軍演習を行うことが計画されている。

クズネツォフ 2016.10航路 

Map/thesun.com 

情報概要は以上。空母が原子力推進となっているのはご愛敬であろう。