2017年11月

2017年11月30日

中国海軍DD「シンセン」大改装なる

新浪軍事2017年11月29日より。

中国海軍のDD「シンセン」は大改装後初めて公開された。

同艦は1995年建造開始、1995年に南海艦隊に就役し、艦番号が167であった。中国海軍では初の満載排水量が6,000トンを越える艦船であった。しかし、近年続々と新型艦船が就役するに伴い、「シンセン」の役割が弱まり、2014年のドック入りし、現代化改装が開始された。

情報概要は以上。

シンセン 大改装2017.11 









写真/新浪軍事

シンセンアメリカ艦船と演習




















写真/新浪軍事

この写真の中国・アメリカとの交流が何時行われたかは、新浪軍事には記されていない。多分、間違っていると思うが、小生の資料では、グアムに2003年に行っており、その際の写真ではとなるが、どうも、判らない。


シンセン 日本を初訪問2007.12















写真/新華社

2007年11月に晴海を訪問した「シンセン」。戦後初の中国艦船の日本への訪問であった。その後、多少の交流は行われたが、尖閣諸島問題が発生し、日中間の艦船交流は実施されていない。


シンセン大改装後2017.11

















写真/新浪軍事

大改装後の「シンセン」























Photo/US Navy













 

ma2221 at 07:50|この記事のURLComments(0)

2017年11月29日

イギリスのロンドンを訪問した第26次海賊対策編編隊が南西諸島を通過!!

やっと中国艦船の動きが読めてきた。

統合幕僚監部HP2017年11月28日発表。

11月28日午前6時頃、「たかなみ」(横須賀)およびP−3C(那覇)が、宮古島の東約100キロの海域を北西進する中国海軍054A級フリゲート577「黄岡」、同「揚州」、補給艦966「高郵湖」の3隻を確認した。

その後、東中国海に向けて北西進した。

情報は以上。この編隊は中国国防部発表によると4月1日に舟山を出港し、統合幕僚監部が4月2日に南西諸島を南進するのを確認していた第26次海賊対策艦隊で、8月23日に第27次編隊と任務を交替すると、地中海に向かい、ベルギーに9月14日、デンマークに9月25日、イギリス・ロンドンに10月3日、フランス・ツーロンに10月15日に寄港していた。

この編隊は、任務交替後、逐一その動きを中国国防部では報道していたが、10月19日にツーロンを出港した後、約1カ月半の期間、何らその動きを報道されていなかった。

通常では、期間的に既に帰港しているものと推測すべきであるが、この編隊は、舟山港所属の東海艦隊であり、往路時にも、南西諸島を通過しているので、未だしであろうと小生は記した。そしてその通りとなった。

なお、フランスのツーロンから無寄港で帰投したのか、どちらかに訪問しているかは、現在のところ判らない。いずれにしろ、11月29日か30日に舟山に帰港するであろうから、その復路の状況が報道されよう。

 

ma2221 at 17:45|この記事のURLComments(0)

現代版「狼が来た!!」 中央日報が報道/北ミサイル発射の瞬間、韓半島では韓日米情報戦

現代の軍事常識では、衛星から見える情報、まして地上型ミサイルは単なるエモノと言える。
これって脅威なのか、まあ、考え方によるが。単に3カ国の標的、最大級の訓練ではないだろうか。

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北ミサイル発射の瞬間、韓半島では韓日米情報戦 
中央日報日本語版2017年11月29日14時07分 


  北朝鮮が75日ぶりに弾道ミサイルを発射した29日、韓半島(朝鮮半島)とその周辺では激しい情報戦があった。韓国・日本・米国は自国の先端資産を動員し、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を発射する前から注視していた。 

  実際、発射前から韓半島の上空では米空軍のRC−135SコブラボールとE−8ジョイントスターズ、韓国空軍のE−737ピースアイが飛行中だった。 

  RC−135Sコブラボールは赤外線センサーと光学カメラ、先端通信設備を搭載した偵察機だ。弾道ミサイルの軌跡を追跡しながらミサイルを撮影でき、落下地点まで計算できる能力も備えている。冷戦時代、米国は旧ソ連が新型ICBMを試験発射するたびにこの偵察機を出撃させた。 

  平常時は米本土のネブラスカ州オファット空軍基地に駐留するが、北朝鮮の弾道ミサイル発射が迫れば沖縄嘉手納空軍基地に展開する。 

  2003年3月2日に北朝鮮元山(ウォンサン)から240キロ離れた公海上で偵察中だったRC−135Sコブラボールに北朝鮮空軍のミグ29機(2機)とミグ23(2機)の戦闘機4機が15メートルまで接近したこともある。それほど北朝鮮は自国の弾道ミサイルを手相を見るようにのぞくこの偵察機を嫌う。 

  E−8ジョイントスターズは地上偵察レーダーを搭載し、250キロ離れた地上の標的およそ600個を同時に監視できる。キルチェーン(戦争が迫った時に北朝鮮のミサイル・ロケット砲を先制攻撃するシステム)の「目」に適していて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月の韓米首脳会談でこれと似た偵察機の導入意思をトランプ米大統領に打診した。 

  E−737ピースアイは空を飛行しながら敵を監視し、管制までできる空中早期警戒管制機だ。軍関係者は「29日、北のミサイル発射を最初に探知したのはE−737ピースアイだった」と伝えた。 

  これら航空偵察資産が総出動したのは韓日米が北朝鮮の異常兆候を把握したからだ。日本政府は北朝鮮の弾道ミサイル発射の準備とみられる電波信号を感知し、警戒を強化していると、共同通信が28日に伝えた。政府消息筋は「27日に北朝鮮がミサイル発射ボタンを押す時に出る電波が捕捉された。平壌(ピョンヤン)周辺で移動式ミサイル発射台(TEL)も見えた」と話した。米国防総省のマニング報道官も27日(現地時間)の定例記者会見で、北朝鮮のミサイル発射の可能性を「注視している」と明らかにした。 

  米国はさまざまな偵察衛星で北朝鮮を眺めている。映像を撮影する偵察衛星のほかにも、宇宙から地上の弾道ミサイルを監視する静止軌道早期警報衛星(DSP)、宇宙赤外線システム衛星(SBIRS)、宇宙追跡・偵察システム衛星(STSS)などを運用している。これら衛星は弾道ミサイル発射時に火炎を感知したり(DSP・SBIRS)弾道ミサイルの飛行を追跡する。 

  日本もレーダー衛星4機、光学衛星3機の計7機の偵察衛星で韓半島を監視している。


ma2221 at 14:52|この記事のURLComments(0)

新華社が報道/バングラデシュ海軍主催のインド洋多国間演習に「運城」が参加

中国網日本語版(チャイナネット)2017年11月28日による。

見出しは「インド洋海軍フォーラム多国間訓練、中国海軍が初参加」であり、本文は「インド洋海軍フォーラム多国間海上捜索救難訓練の開幕式が27日、バングラデシュ・コックスバザールで開催された。中国海軍の初参加は、各国から注目され高評価された」である。


運城 インド洋海軍開幕式に参加2017.11 

写真/新華社

残念ながら、この艦とその向こうの艦船の特定はできていない。だが、M95との艦番号であるので、特定はそう難しくはないであろう。その向こうの艦番号は421である。軍艦旗はバングラデシュである。M95はイギリス建造の「シャプラShapla」であった。

そこで、新華社を離れて、このフォーラムに関し、他の報道を見てみると、次のようである。

バングラデシュの首都ダッカの「ダッカトリビューン」2017年11月27日による。

(バングラデシュ)のハミッド大統領は、開幕式典の後、海軍演習に参加する41隻を巡閲する。この演習には32カ国の41隻が参加している。バングラデシュ海軍が主催し、月曜日と火曜日にベンガル湾で実施される。

この演習には23カ国のメンバー国と9カ国のオブザーバー国が参加する。

この演習は正式には、IONS Multilateral Maritime Search and Rescue Exercise2017(IMMSAREX17)である。演習は、火砲射撃も含みながら、事故(故障)およびその救援、また、沈没したフネや沈没した航空機に対する深海での捜索などを実施する。

火曜日と水曜日にベンガル湾で41隻が参加し実施される。その演習には、インドから5隻、イランから2隻、インドネシアおよび中国から1隻が参加する。また、3機の海上哨戒機、4機のヘリが参加する。 

このIONSの参加国は、バングラデシュ、フランス、インド、インドネシア、イラン、ケニア、モルジブ、モーリシャス、モザンビーク、ミャンマー、オマーン、パキスタン、サウジアラビア、セイシェル、シンガポール、南アフリカ、スリランカ、タンザニア、タイ、チモール、レソト(Lesotho)、UAE、イギリスの23カ国である。

また、9カ国のオブザーバー国は中国、ドイツ、イタリア、日本、マダガスカル、マレーシア、オランダ、ロシア、スペインである。

ダッカトリビューン情報の概要は以上。

このIONSの参加国はインド洋沿海諸国であるが、オーストラリアが入っていない。

さて、新華社報道にもどろう。

運城インド洋その2 

写真/新華社

バングラデシュ海軍およびパキスタン海軍は、中国の熱い尽力で、近年その勢力増強が著しい。上の2隻とも同型艦であり、中国建造または中国支援のもとバングラデシュで建造された大型パトロール艦のDurjoy級である。

左の艦船は、主砲の形状から、中国から譲渡された小型フリゲートと思われる。


運城インド洋その3 

写真/新華社

「運城」の艦上から見る観閲式会場である。一番向こうに見える大型艦が面白い。一見して判るように、インド海軍のラジプット級DDGである。日本にも何回も来ているので、なつかしい方も多いであろう。

ソ連時代に建造された、ごつごつした艦影は、カシン級DDGを思い出させる。 

ma2221 at 09:14|この記事のURLComments(0)

2017年11月28日

日英の密着…自衛隊が英軍協力、ミサイルも共同開発/中央日報

この記事では日英の近接を追っているが、日米英仏、さらにオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、インドとの共同の動きを、韓国は紹介すべきであろう。

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日英の密着…自衛隊が英軍協力、ミサイルも共同開発
中央日報日本語版2017年11月28日16時01分 

  日本政府が「準同盟国」の英国と共同でミサイル開発を始めるなど安保協力の強化に拍車を加えている。27日の読売新聞によると、自衛隊と英軍は互いの国で円滑に活動できるよう「訪問部隊地位協定(VFA)」の締結に向けた協議に入る方針という。 

  両国政府は12月14日にロンドンで開かれる外務・防衛閣僚会合(2プラス2)で共同訓練の強化を確認し、来年中に協議に入る。日本政府は「準同盟国」の英国と防衛協力を拡大し、韓半島(朝鮮半島)と東・南シナ海情勢に備えるという構想だ。 

  VFA協議は2014年の豪州に続いて英国が2番目となる。現在は英国軍が共同訓練のために日本に滞在する場合、携帯物品の関税免除、武器や弾薬の持ち込み許可などの手続きを踏まなければならないが、VFAを締結すればこうした過程を不要にしたり簡素化したりできる。 

  英空軍は昨年、日本で初めて両国共同訓練を実施した。来年は英海軍の最新空母を日本沖に展開して自衛隊と共同訓練を実施することも検討している。読売新聞は防衛省幹部の話を引用し、「日本・英国の信頼関係をアピールし、アジア太平洋の抑止力と結びつけようという狙いもある」と伝えた。 

  特に両国政府は来月の2プラス2で新型空対空ミサイルの試作についても合意すると、同紙は伝えた。試作品は2023年度ごろの完成を目標にする方針だ。英国など6カ国が共同開発した中距離空対空ミサイル「ミーティア」に日本の高性能センサーを搭載して精密度を向上させるというもので、試作品が成功すれば実用化のための共同開発も検討する。実際に共同開発が実現すれば、日本にとって同盟国である米国以外との最初のミサイル共同開発事例となる。 

  英国との安保協力は安倍政権で持続的に進められてきた。2013年7月に装備品の共同開発を推進する協定を締結し、14年度からミサイル技術の共同研究が始まった。今年1月には自衛隊と英軍が弾薬などを互いに融通できる物品役務相互提供協定(ACSA)を締結し、8月にはメイ英首相が日本国家安全保障会議(NSC)に出席し、両国の安保協力をさらに強化することを再確認した。

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情報は以上である。読売新聞の記事は、イギリスと対空ミサイルの共同開発を行うというものであった。

この中央日報の記事ではふれていないが、この春、日本に来た、フランス海軍の空母型強襲揚陸艦「ミストラル」に乗艦していた2機のイギリスヘリとその部隊が、かなり長期にわたり、日本、アメリカとグアム沖で揚陸訓練などをしていたことは特記しておかねばならないだろう。

統合幕僚監部は2017年4月28日に5月3日から22日にかけて、グアム沖、北マリアナ諸島周辺で実施したと発表している。この演習には、「ミストラル」の他、「くにさき」「グリーンベイ」も参加していた。

この演習は、あまり日本のマスコミにはとりあげられなかったが、4カ国の上陸演習、島嶼防衛演習は初めてのことであった。

 


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