2018年02月

2018年02月28日

中国はだれが責任を負うのか/空母「カール・ヴィンソン」のベトナム・ダナンに寄港で

中国による南中国海(南シナ海)の喧噪は2012年4月上旬にフィリピンの軍艦がスカボロー礁(黄岩礁)で、(フィリピンから見て)違法操業をしている中国漁船を逮捕しようとしたら、2隻の中国の哨戒船(SurveillanceShips)によってブロックされたとフィリピン政府が発表したことから始まった。その後6月まで同海域で対峙したが、戦力に弱小なフィリピン海軍は撤退してしまい、「弱小軍事力のフィリピンがしっぽをまいてしまった」と中国マスコミは揶揄した。

東中国海(東シナ海)の喧噪はそれまでの経過があるものの、2012年9月に、時の野田首相が尖閣諸島(魚釣り島)の国有化宣言をしたことに発する。

日本と中国は世界の強国同士のにらみ合いであるから、政治的に解決すればよいのであるが、中国対フィリピンでは軍事力の差が歴然であるため、中国の強引なやりかたが世界に披瀝された。

2018年3月初めにアメリカ海軍空母「カール・ヴィンソン」機動艦隊が、ベトナムのダナンに寄港するという。ベトナム戦争が終結して以来、初の空母の寄港である。

宿敵であった、アメリカとベトナムをつなげたのは中国の強引な南中国海に対する介入であったと言っても言い過ぎではないであろう。

さらに、米日豪印の協力連携が進み、世界のあちこちと多方面外交を展開しているシンガポールでさえ、中国マスコミはアメリカ寄りと報道するようになっては、中国は東アジアで、どこと友好国なのかと言わざるを得なくなってきている。

特に今回のアメリカ空母のベトナム寄港は、東南アジア諸国の動向を見る上でエポック的事態であり、なぜ、中国は東アジア、東南アジアで外交的失策を展開してしまったかを検討する必要がある。

伸びるあたらしい覇権大国中国と、20世紀の覇権大国アメリカの覇権争いは、古代から続く事例と言えよう。しかし、中国の周辺国家と言える東南アジアの有力国家である、フィリピン、ベトナムと、表面的友好関係はともかく、心底の信頼関係が無いことは、中国にとってマイナスである。

アメリカ空母のベトナム寄港を中国はどう報道していくか、注目されるところである。 

ma2221 at 12:13|この記事のURLComments(0)

フランス海軍フリゲート「ヴァンデミエール」は2月26日〜3月2日香港に寄港

2月8日に東京・晴海に入港した、フランス海軍在太平洋のフリゲート「ヴァンデミエール」は2月12日に出港し、ホストシップの「ゆうぎり」と12日、13日の両日、関東南方海域で共同演習を実施した。

さらに、バシー海峡を通過と思われるが、2月26日に香港を訪問した。滞在期間は3月2日まで。2月27日には艦船公開を行った。

以下、South China Morning Post2018年2月21日より。

2月26日に香港を訪問する。3月2日まで滞在する。

「ヴァンデミエール」は3カ月任務でアジアパトロールを実施しており、インドネシア、韓国、中国本土、グアムを訪問する。既に、カナダ、アメリカとの共同演習に参加しており、直近では東京に2月8日から12日まで寄港した際に、海上自衛隊と実施している。


情報概要は以上。この情報の中で、アメリカとは1月29日に、空母「カール・ヴィンソン」機動艦隊の一員DDG「マイケル・マーフィー」と実施している。しかし、カナダ海軍との演習は分からないが、実施したとすれば、アジアに派遣されている潜水艦とであろう。

この「ヴァンデミエール」の航程が良く分からない。グアム(「マイケル・マーフィー」との演習)、東京、香港の順であろうか。続いて、中国本土、韓国、そして南下し、インドネシアか。香港に行く前に韓国に寄ったほうが、効率的にあるが確認ができない。

ma2221 at 08:50|この記事のURLComments(0)

護衛艦「あさひ」は7日に、潜水艦「せいりゅう」は12日に就役式典開催

海上幕僚監部2018年2月27日発表。

1)3月7日に護衛艦「あさひ」の引渡式および自衛艦旗授与式が実施される。

造船所は、三菱重工長崎造船所。艦長は高岡智2佐。


2)3月12日に潜水艦「せいりゅう」の引渡式および自衛艦旗授与式が実施される。

造船所は三菱重工業神戸造船所。艦長は平間武彦2佐。
 

ma2221 at 07:44|この記事のURLComments(0)

2018年02月27日

フリゲート「綿陽」などが春節中に合同演習!!

海軍南海艦隊、春節中に空海合同救援演習を実施
中国網日本語版(チャイナネット) 2018年2月27日


 2月18日午前9時、南海艦隊某支隊の艦隊は南中国海を波を切って進み、空海合同救援演習を開始した。

情報は以上。さて、この下の写真は艦船は何であろうか。搭載艇の番号が528−2とある。他の写真を見ると、この艦は、艦番号がH−528であり、053H3型の「綿陽」であった。


南海艦隊春節演習2018


ma2221 at 17:20|この記事のURLComments(0)

2018年02月26日

中国のインド洋遠征編隊は帰港した!!

中国国防部HP2018年2月26日より。

2月25日、25日間航海を経て、南海艦隊遠海訓練編隊(インド洋遠征編隊)は遠海訓練任務を終え、湛江基地に帰港した。

今回の遠海訓練は、DDG「長沙」、FFG「衡陽」、ドック型大型揚陸艦「井岡山」、補給艦「駱馬湖」で構成され、2月の初めに三亜、湛江基地を出発した。編隊は、南海(南中国海)、東インド洋、西太平洋の海域を進み、遠海訓練を実施した。航海日数は25日、総航程は8,000余海里であった。

情報概要は以上。小生は「井岡山」はジブチ基地からの帰投での参加ではと記したが、最初からの参加のようである。最初から4隻編制であったようだ。

何しろ、今回はおおざっぱな報道しか行っておらず、それがどういう意味なのかは、分からない。報道していないという点では、海賊対策帰りの27次編隊もアルジェリア、チュニジア、モロッコを訪問までは熱心に報道していたが、1月28日にモロッコを出港してからは、何ら報道が無い。

であるから、懸案中のモルディブにこのインド洋遠征編隊または27次編隊が接近中と話題になったのである。

この「報道せず」は視点を変えれば、編隊に新華社などの中国マスコミ記者が同乗しなくなったからとも推測できるが、この推測、結構間違えるので、なぜ、中国国防部HPが報道しないかは「分からない」としておく。 

ma2221 at 15:58|この記事のURLComments(0)