2018年06月

2018年06月30日

リムパック演習に参加するアジア・インドの艦船は7カ国で、フィリピン、マレーシアが初参加!!

リムパック演習は長年アジアからは海上自衛隊と韓国海軍のみであった。今回は26回目。

1971年からリムパック演習は始まった。当初は、アメリカ海軍、オーストラリア海軍、カナダ海軍、ニュージーランド海軍の4国で行われていた。日本はご存じのように1980年の第7回演習から参加した。韓国海軍は、その10年後の1990年第12回目演習から参加した。

途中からニュージーランド海軍が参加を中止(政体が変化したため)したので、例えば、1992年はアメリカ、オーストラリア、カナダ、日本、韓国の5カ国が参加している。参加国は少なく、かなり充実した艦船を有する海軍国家であるため、演習はかなりタイトなことで有名となっていた。

2000年頃から南米の海軍が参加するようになった。そして、2008年からシンガポール海軍が参加するようになった。そして、リムパック演習がにぎやかになったのは2012年であった。

この年、南米中米からチリ海軍、メキシコ海軍が参加し、太平洋地域からはフランス艦艇が、ニュージーランド海軍も参加した。そしてロシア海軍が初参加した。

2014年はさらににぎやかになった。ロシア海軍はこの年3月のクリミア半島一方的編入問題で参加は断られたが、中国海軍が参加した。南米中米からはチリ、メキシコ、コロンビア海軍が、アジア地域からは日本、韓国、中国、シンガポールの他、インド海軍が初参加し、インドネシア海軍、ブルネイ海軍も初参加し、アジア・インド地域から7カ国が参加することとなった。

2016年はブルネイ海軍は艦船派遣を中止し、アジア・インド海域からは6カ国であった。

2018年の今年は、南中国海における航行の自由問題で、中国海軍が招待を断られ、日本、韓国、シンガポール、インドネシア、インドの5カ国に加え、マレーシア、 フィリピン海軍が参加し、史上最大の7カ国となった。今後もアジア・インド海域の参加国は増大するものと思われ、中国の対応が問われると言えよう。

ma2221 at 13:16|この記事のURLComments(0)

中国海軍とアセアン10カ国海軍は年内に海上連合演習を実施する!!

中国国防部HP2018年6月28日より。

6月28日午後、国防部は定例記者会を開催し、国防部新聞局局長、国防部新聞発言人である呉謙大佐(大校)は記者の問いに答えた。

記者/外国の媒体の報道によると、中国とASEANは海上連合軍演を開催するとのことであるが、その内容を教えて欲しい。

呉謙/中国とASEAN(東盟)の各国の防衛担当部門は話し合い、中国とASEAN10カ国は年内に海上連合演習を開催する。演習目的は、両者の交流を拡大することであり、当地域の和平を維持することである。 

ma2221 at 12:17|この記事のURLComments(0)

中国海軍日本海パトロールが常態化!!

中国海軍DD113「青島」が6月24日に対馬海峡を北進し、日本海に入った。そして統合幕僚監部は27日にP−1(厚木)が上対馬の北東約140キロの海域を南西進する「青島」を確認し、29日に対馬海峡を南下した。この艦は6月24日に対馬海峡を北進していたと発表した。

なお、「青島」の同級艦112「ハルビン」は4月24日に対馬海峡を北進し、29日に南下した。

2月26日にFFG549「常州」が対馬海峡を北進し、28日に南下している。

また、1月28日にはFFG532「荊州」が対馬海峡に近接し、29日に対馬海峡を北進し、一時的に日本海に進出し、同日対馬海峡を南下していた。

このように単艦での航海が今年に入って顕著になったのである。これまでは補給艦を伴った基本3隻の動きであったが、単艦でのパトロールは日本海警備が中国海軍の一つの常態任務となったものと思われるが、中国国防部HPでは個別的具体的には報道していない。



 

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リムパック2018演習参加の外国艦船は14カ国、水上艦24隻、潜水艦2隻

USNI News2018年6月26日より。

今回は全体で47隻が参加する。国名毎に記す。艦種などは小生が記した。

★★オーストラリア海軍

空母型揚陸艦アデレード(L−01)
FFG05「メルボルン」
潜水艦「ランキン」(SSG78)
補給艦「サクセス」(OR304)
FFH156「トゥーウムバ」

★★カナダ海軍
FFH341「オタワ」
FFH331「ヴァンクーヴァー」
MM705「ハワイトホース」
MM706「イエローナイフ」(この2隻は南カリフォルニア海域で演習と思われる)
民間補給艦「MVアステリックス」

★★チリ海軍
FF07「アルミランテ・リンチ」

★★フランス海軍
F731「プレリアル」

★★インド海軍
FFG49「サヒャドリ」

★★インドネシア海軍
ドック型揚陸艦590「マカッサル」
FFG331「マルタヂナタ」(補記USNINewsではOPVとしているが、アメリカ海軍HPのハワイに入港する「アメリカ海軍太平洋艦隊Flickr」で紹介されていた艦種FFGであった。2017年に就役したばかりの新型艦)

★★海上自衛隊
ヘリ空母182「いせ」

★★マレーシア海軍
FFG30「レキウ」

★★メキシコ海軍
給油艦A412「ウスマンチンタ」

★★ニュージーランド海軍

FFH111「テ・マナ」

★★ペルー海軍

警備艦PM211「フェレー」

★★フィリピン海軍

FF17「アンドレス・ボニファシオ」
ドック型揚陸艦LD602「ダヴァオ・デル・スル」

★★シンガポール海軍

F71「テネィシャス」

★★韓国海軍

DDG902「ユルゴク・イ・イ」
DDH977「大祚永」
潜水艦SS065「パク・イ」

外国からの艦船参加は、14カ国で、水上艦は24隻、潜水艦は2隻であった。

地域別ではアジア・インドから7カ国、オーストラリア・ニュージーランド・太平洋から3カ国(フランスを含む)、アメリカ大陸からチリ、メキシコ、ペルー、カナダの4カ国であった。

アメリカ海軍参加艦は、英語表記で掲載する。艦種が分かりづらいのは小生が記した。ここでは21隻が掲載されている。ただし、潜水艦は紹介されていない。アメリカ海軍HPでは水上艦は45隻となっているから、外国から24隻、アメリカ海軍21隻、計45隻で合致する。

USCGC Bertholf (WMSL-750)/コーストガード
USNS Carl Brashear (T-AKE-7 )/補給艦
USNS Charles Drew (T-AKE-10)/補給艦
USNS Henry J. Kaiser (T-AO-187)/補給艦
USNS Mercy (T-AH-19)/病院船
USNS Rappahannock (T-AO-204)/補給艦
USNS Sioux (T-ATF-171)/艦隊航洋曳舟
USS Ardent (MCM-12)/掃海艦
USS Bonhomme Richard (LHD-6)
USS Carl Vinson (CVN-70)
USS Dewey (DDG-105)
USS Halsey (DDG-97)
USS Harpers Ferry (LSD-49)
USS John P. Murtha (LPD-26)
USS Lake Champlain (CG-57)
USS Lake Erie (CG-70)
USS Momsen (DDG-92)
USS O’Kane (DDG-77)
USS Preble (DDG-88)
USS Sterett (DDG-104)
USS William P. Lawrence (DDG-110)








 

ma2221 at 06:44|この記事のURLComments(0)

2018年06月29日

リムパック2018演習で続々パールハーバーに入港する各国艦船

アメリカ海軍HPより。

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Photo/US Navy

オーストラリア海軍の空母型揚陸艦「アデレード」、6月25日入港。


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Photo/US Navy

カナダ海軍FFH「ヴァンクーヴァー」、オーストラリア艦船、ニュージーランド艦船と共に航行し、ハワイの西から入っていた。



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Photo/US Navy

フィリピン海軍の「アンドレス・ボニファシオ」


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 Photo/US Navy


シンガポール海軍のFF「テネイシャス」。以上が6月25日パールハーバーに入港している。


西からの部隊は、アメリカ海軍DDG「ウイリアムP・ローレンス」先導の下に、ヘリ空母「いせ」、シンガポール海軍FF「テネイシャス」、フィリピン海軍FF「アンドレス・ボニファシオ」、フィリピン海軍ドック型揚陸艦「ダヴァオ・デル・スル」、インド海軍のFFG「サヒャドリ」であった。

また、オーストラリア方面からは、オーストラリア海軍の空母型揚陸艦「アデレード」、同FFG「メルボルン」、補給艦「サクセス」、ニュージーランド海軍FFH「テ・マナ」 、カナダ海軍FFH「ヴァンクーヴァー」


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Photo/US Navy

インドネシア海軍FFG331「マルタヂナタ」。6月26日入港。アメリカ海軍HPではFFGとされているが、ディポネゴロ級であり、航洋哨戒艦または軽コルベットとされている。オランダで建造。この艦をこう間近で撮影されたのは珍しい。

補記/大変失礼しました。アメリカ海軍表記のFFGが正しかった。2017年に就役したばかりの新型で、艦前方はディポネゴロ級にそっくり。それも当然で、ディポネゴロ級はオランダがデザインし、オランダではシグマ級と呼称されているが、そのシグマ級のファミリーである。ディポネゴロ級は満載排水量約1700トン、全長90.7m、こちらは満載排水量2,365トン、全長105.11mである。


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Photo/US Navy

ヘリ空母「いせ」


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Photo/US Navy

ニュージーランド海軍の「テ・マナ」である。

なぜ2隻が1日遅れて6月26日なのかは分からないが、アメリカ海軍HPではそうなっている。

 

ma2221 at 15:36|この記事のURLComments(0)