2019年08月

2019年08月31日

2018年中国ASEAN共同演習に参加した艦船、2019年米ASEANはいかに

ASEANは11カ国で構成されている。つまり、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、インドネシア、シンガポール、東チモールである。うち海軍を有しない国は内陸国のラオスのみで、10カ国が海軍を有している。

2018年10月22日〜28日に行われた中国ASEAN共同演習(中国では「中国・東盟海上連演2018」と称している)には、シンガポール海軍はFF「ストルワート」、ベトナム海軍はコルベット015「チャンフンダオ」、フィリピン海軍は揚陸艦「ダグパンシティ」、タイ海軍はFF「タクシン」、ブルネイ海軍は航洋哨戒艦「ダルタックワ」の5カ国である。

マレーシア海軍が参加していないのではであるが、同時期の10月20日〜29日まで、マレーシアにおいて、「和平友誼2018」中国・マレーシア・タイ共同演習を開催している。

 「中国・東盟海上連演2018」は中国の湛江港で開催された。中国の参加艦はDDG「広州」、FFG「黄山」、補給艦「軍山湖」であった。

「和平友誼2018」中国・マレーシア・タイ共同演習に参加した中国艦船はDDG「武漢」、FFG「運城」であった。



2019年のアメリカASEAN共同演習は9月2日から6日までの5日間であり、ベトナムのカマウ岬沖(タイ湾)で実施する。各国の艦艇は8隻以上が参加する。集結地はタイのサタヒップ海軍基地。

フィリピン海軍はFF「ラーモン・アルカラズ」を参加させる。8月29日(木)にマニラを出港している。


 

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アメリカ海軍 ASEAN海軍と初の演習を9月2日から開始

米・ASEAN海軍合同訓練、9月2日から 
日本経済新聞2019/8/23 18:21
 
【バンコク=岸本まりみ】タイ海軍は23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)と米海軍による初めての合同軍事演習の日程が9月2〜6日に決まったと発表した。複数のASEAN加盟国と中国が領有権を争う南シナ海に近いベトナム南部カマウ省沖を中心に展開する。南シナ海に進出する中国をけん制する。

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日本経済新聞情報は以上。この演習に関し、読売新聞は8月31日に詳報を掲載した。見出しは「ASEAN安保 米中両にらみ」。副題は「米と初演習・中国主張の境界外」。

読売新聞の新情報は、各国の艦艇8隻以上が参加するということと、演習内容は「南中国海で違法活動を行う不審な舟を発見したという情報を共有し、調査のための特別合同部隊を設置して対処する訓練」というものである。

中国は昨年10月に中国の湛江沖でASEANと中国海軍が演習を行っている。中国とばかりではということで、今回のアメリカとの演習となったもの。中国海軍は、さらに、今年4月の中国海軍創設70周年記念観艦式ではASEANとの公式演習ではないようであるが、共同演習を実施している。 


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米国最新の迎撃ミサイルSM3ブロック2A、日本に73発売却へ

米国最新の迎撃ミサイル、日本に73発売却へ
中国網日本語版(チャイナネット)2019-08-30 

 米国はこのほど、迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」(以下「同ミサイル」)73発の日本への売却を承認した。米国が日本に同ミサイルを売却するのは今回が初めてではないが、数は過去最多となった。専門家によると、同ミサイルは軍艦から発射するほか、イージス・アショアに搭載し地上から発射することも可能だ。迎撃の標的には、中距離・長距離弾道ミサイルが含まれる。日本がこのミサイルを導入することで、地域の緊張情勢をさらに激化させる。

 AFP通信の27日の報道によると、朝鮮が米国の同盟国を脅かしうる一連の新型弾道ミサイルの実験を行ったことを受け、米政府は33億ドル分の迎撃ミサイルの日本への売却を承認した。米国防総省によると、日本はレイセオン製の同ミサイルを73発購入する。これらのミサイルは弾道ミサイルを迎撃するため、イージス艦から発射することができる。今回の武器販売は、攻撃的ミサイルの能力を朝鮮が増強していることが原因だ。朝鮮は過去2年で、中日米を射程範囲内に収める中・長距離弾道ミサイルを発射できることを証明しており、かつこれらのミサイルは核弾頭を搭載できる。朝鮮は今月、新型短距離ミサイルの発射実験を7回実施しており、うち少なくとも1回の実験は十分に日本を射程範囲内に収めていた。

 ロシア・スプートニクは28日、今回の契約には同ミサイルの他にその発射機となるMK29が含まれると報じた。しかし中国の専門家は「MK29は発射機ではなく、ミサイルを収容できる保管・発射ボックスだ。通常はミサイルをボックス内に保管し、密閉する。中には不燃性ガスがあり、ミサイルの部品の老朽化を防ぐ。配備の際にはミサイルを収めたボックスを垂直発射システム内に吊り下げる」と述べた。

 中国の専門家は「米国の日本への同ミサイルの販売は今回が初めてではない。米国務省は2018年1月、日本に同ミサイルを4発(総額1億3330万ドル)売却する計画を承認した」と指摘した。メディアの報道によると、米国務省は2018年11月に、日本にSM3ブロック1Bを8発、同ミサイルを13発売却することを承認した。総額は5億6100万ドルと見積もられている。最新の武器販売額を見ると、同ミサイルの単価は4520万ドルにのぼり、小型第3世代機の価格に相当する。射程距離がやや短いTHAADミサイルの価格は約1500万ドルで、パトリオットミサイルは約450万ドル。しかし専門家によると、これらの購入には通常、技術サポート、プロジェクト・広報支援サービスなどの費用が含まれる。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月30日


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2019年08月30日

中国はアメリカ艦船の寄港を今月2回拒否した

CNBC2019年8月28日より。

中国がアメリカのリクエストを拒否したのは、今月になって2回目のことである。第1回目は2隻のアメリカ艦船が香港に寄港するとリクエストするのを拒絶していた。イギリスの以前の植民地であった香港での政治的危機のため。

防衛筋は、寄港するはずの駆逐艦は日曜日に訪問する予定であった。しかし、中国はそうなる前にそのリクエストを拒否した、

アメリカ軍の艦船は度々中国を訪問する機会があった。もっとも直近では2017年であった。防衛筋は語った。

最近のアメリカ艦船の青島への訪問は2016年の「ベンフォルド」であった。

情報概要は以上。今月早く香港寄港を拒否されたのはドック・ヘリ輸送型揚陸艦「グリーンベイ」とCG「レーク・エリー」であった。今回青島寄港を拒否されたDDGの艦名は公開されていない。

だが、9月1日の日曜日に寄港予定であったとすると、現在横須賀に8月5日に寄港したDDG「ウイリアムP・ローレンス」か、8月23日にグアムに寄港した横須賀所属のDDG「バリー」であったかも知れない。
 

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軍艦外交躍如!! 「ウイリアムP・ローレンス」の4月〜8月の航海

明治維新前の頃、日本海域周辺には多数のアメリカ、イギリス、フランス、オランダ、ロシアの艦船が跋扈していた。その後150年以上経過し、中国の南中国海問題、北朝鮮の瀬取り監視活動では、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの艦船と共同演習をしたり、瀬取り監視活動に従事してくれているが、オーストラリアなどはイギリス+みたいなものであるから、海軍志向というのはそんなに変わらないその国民の習性なのかも知れない。

ハワイ所属のDDG110「ウイリアムP・ローレンス」は横須賀に2019年8月5日に寄港し、17日間の整備を行っていた。(24日間の整備に延長)

この「ローレンス」はアメリカ軍艦外交の最たるものを見せているが、中国海軍も、この程度の軍艦外交をそのうちやるかと思っていたら、未だ実施していない。

その動きを追ってみよう。

4月8日、ハワイを出港。

4月18日にグアムに寄港。4月26日にT−AKE9「MatthewPerry」と沖縄の東海岸沖で補給を実施。 4月28日〜29日にDDG63「ステザム」と台湾海峡を北進。

5月5日、Photo Exerciseに参加。ヘリ空母「いずも」、DD「むらさめ」、インド海軍DDG「コルカタ」、同補給艦「シャクティ」、フィリピン海軍のFF「アンドレス・ボニファシオ」と。南中国海を航行、ADMMプラス演習の一環として。5月8日、T−AKE4「RichardE・Byrd」と補給。

5月13日、シンガポールでIMDEX2019(海軍展示会)で5日間逗留した。5月19日にマラッカ海峡を北進。A630「マルネ」とアンダマン海で5月20日に補給を行った。

5月21日、Photo Exerciseを実施。参加艦はフランス空母R91「シャルル・ドゴール」、多目標DDGのD620「フォルバン」、対潜DDの「ラトウシュ・トレヴィル」(D646)、新鋭D652「プロヴァンス」、補給艦「マルネ」、ヘリ空母「いずも」、DD「むらさめ」、オーストラリア海軍FFH156「トゥーウムバ」、潜水艦SSG73「コリンズ」。ベンガル湾で実施した演習「ラ・ペルーズ」の終わりに。

6月5日、T−AO193「WalterS Diehl」と補給。南中国海で航海中。
6月15日、Tao194「John Ericsson」とフィリピン海で補給。

7月5日、オーストラリアのブリスベンに寄港。5日間訪問、隔年演習のタリスマンセイバー2019に参加するために。空母「ロナルド・レーガン」艦隊として。

8月5日、横須賀に寄港。24日間の整備である。

情報概要は以上。「レーガン」は8月24日、横須賀に帰投であるから、「ローレンス」は単独航海で日本に来たのであろう。「ローレンス」は8月5日から24日間の整備を実施中であるから、現在は横須賀に寄港中と思われる。



 

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