2019年08月

2019年08月30日

中国海軍新型大型補給艦が参加、第33次海賊対策艦隊が出港

中国国防部2019年8月29日より。

29日午前、中国海軍第33次海賊対策護衛編隊は青島港を出港した。

この編隊は北部戦区海軍兵力で構成されており、052D級DDG「西寧」、054A級FFG「維坊」、そして大型遠洋総合補給艦「可可西里湖」からなり、艦載ヘリは2機、特戦隊員は数十名。乗員は600余名。

これまでの海賊対策護衛編隊は33次で106隻の艦艇で、2万8千余名が参加したこととなる。1,200余次の6,700余隻の護衛を実施した。 

情報概要は以上。 

ma2221 at 08:51|この記事のURLComments(0)

海空兵力は米艦の全過程を追跡・監視した/中国網日本語版

米艦が南沙島礁付近に進入、南部戦区がコメント
中国網日本語版(チャイナネット)2019-08-29 

 南部戦区報道官の李華敏大校によると、米海軍のミサイル駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー」が28日、中国政府の許可を得ず、わが南沙島礁付近の海域に無断で進入した。

 中国人民解放軍南部戦区の海空兵力は法と規定に基づき、米艦の全過程を追跡・監視し、証拠収集と識別を行い、警告を出した。

 米国のいわゆる「航行・飛行の自由」の実質が、国際法・ルールを無視した航行の覇権であることは事実により証明されている。中国の主権と安全の利益を大きく損ね、南中国海地区の平和と安定を大きく破壊している。我々はこれに断固反対する。我々は米国側に、不測の事態を回避するため類似する挑発行為を直ちに停止するよう求める。戦区部隊は職責と使命をしっかり履行し、必要なすべての措置を講じ、国の主権と安全、南中国海の平和と安定を断固たる姿勢で守る。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月29日

***************
中国網日本語版情報は以上。 もし、情報通り、「米艦の全過程を追跡・監視」したのであるなら、その進入を何時の時点で把握し、何時離脱したのであろうか。

何回も記すが、2017年後半からの中国海軍は沿海海軍に戻ったようで、外国展開(軍艦外交)は少なくなってしまったのである。その一因がアメリカ海軍の「航行の自由」任務の遂行と台湾海峡通過任務のためである可能性は高いのである。しかし、この軍艦外交の縮小は欧米メディアでは報道されていない。 



ma2221 at 08:30|この記事のURLComments(0)

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊艦船支隊はカムチャツカへ到着した

日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」より。

先の「ロシア海軍情報管理局」情報では、オホーツク海で演習をした際、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」が統合指揮を行ったとのこと。ということは、この複合測量艦は、アメリカ第7艦隊旗艦の「ブルーリッジ」のような機能を有するのであろうか。

大体、小生は、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」自体を知らないのである。

*******************

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年8月29日5時38分配信
【太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊艦船支隊はカムチャツカへ到着した】

複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、ロケット艇、病院船「イルティシュ」で構成される太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊艦船支隊は、ウラジオストクからカムチャツカ半島への基地間移動を行なった。

海上移動中に乗組員は、太平洋艦隊海上航空隊の航空機と協同で、支隊の対空及び対潜防衛の課題へ取り組み、ロケット艇打撃グループは、仮想敵艦船支隊への攻撃戦術に磨きをかけ、海上での救助、通信、合同戦術操艦の訓練を実施した。

短期間の停泊と完全水準までの物資補充の後、艦は一連の統合戦術演習の枠組みで、オホーツク海エリアにおいて計画されたミサイル射撃及び砲射撃を行なう。

*********************** 

複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」は、雑誌「世界の艦船」2015年6月号特集「ロシア海軍の現況」によると、「マルシャル・ネデリン」級の2番艦。ミサイル追跡艦であり、1990年に就役。1番艦は1993年に就役していたが、既に退役している。

指揮艦として運用可能とのこと。満載排水量24,893トン、全長212mである。 

マルシャル・クルイロフ 









写真/海上自衛隊

2019年8月24日から25日にかけて宗谷海峡を東進した際の写真。艦橋前の砲塔のような構造物はレーダードームのようである。いずれにしろ優れた統制機能を有しているのであろう。

なお、同艦に関しては、日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」が詳細な情報を紹介しており、そちらにコンタクトしてください。2017年に近代化改装を終えているとのこと。


 


ma2221 at 08:12|この記事のURLComments(0)

2019年08月29日

DDG「ウエインE・メイヤー」が南沙諸島で12海里内進入

多維新聞2019年8月28日より。

本日、アメリカ海軍のDDG108「ウエインE・メイヤー」が中国の南海(南中国海)の永暑礁の12海里内に進入した。

総合媒体8月28日報道、Reann Mommsenロイター電。 

情報概要は以上。

ロイター情報を見ると、第7艦隊発表である。 Reann Mommsenさんは第7艦隊のスポークスマンで中佐。永暑礁はFieryCross and Mischief Reefs(南沙諸島)である。

ロイターによると、アメリカ海軍は青島への寄港を要請したが中国は拒絶したとしている。 

ma2221 at 15:13|この記事のURLComments(0)

ロシア海軍太平洋艦隊の「アドミラル・パンテレーエフ」艦隊は複合戦術演習を実施した!!

あれれ、2019年8月24日から25日にかけて宗谷海峡を東進し、オホーツク海に入った大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、ロケット艇3隻、病院船「イルティシュ」艦隊は、先にオホーツク海に入っていた巡洋艦「ワリャーグ」、DDG「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」、同「アドミラル・トリブツ」と共同演習をしないの!!??

なお、統合幕僚監部は、この「アドミラル・パンテレーエフ」艦隊の宗谷海峡東進では病院船「イルティシュ」 を報道していない。

日本語ブログ「ロシア海軍情報管理局」より。さまざまな動きがこの夏の大演習で起こっているので、長くなるが、全文掲載させていただく。

**************************** 
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年8月27日5時23分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はオホーツク海で複合戦術演習を実施した】

オホーツク海エリアにおいて、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊は複合計画試験戦術演習を実施した。

複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、ロケット艇、病院船「イルティシュ」を含む艦船支隊は、海上移動中に全ての種類の組織的な防衛へ取り組んだ。
特に、仮想敵空中攻撃手段の攻撃を撃退する演習が行なわれた。

対潜演習の枠組みにおいて、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」と2隻のコルベットで構成される捜索打撃艦グループは、指定海域で潜水艦の捜索を行なった。
この目的の為、艦上配置対潜ヘリコプターKa-27PLと遠距離対潜航空機Tu-142が関わった。

3隻の艇から成るロケット艇打撃グループは、実際に兵器を使用せずにパッシブ妨害の設定を行ない、水上艦支隊への戦術ミサイル攻撃へ取り組んだ。

戦術グループ及び海上航空隊の行動の統制は、太平洋艦隊の複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」の艦内指揮所から行なわれた。

++++++++++++++++++++
ウラジオストク(金角湾)に駐留する第44対潜艦旅団に所属する大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、最近では、2019年6月にピョートル大帝湾で対潜演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜艦はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」は、2017年7月20日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

最近では、2019年8月初頭にヘリコプターの発着艦訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はピョートル大帝湾でヘリコプターの発着訓練を行なった]

ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットとしては2隻目となる「グロームキー」は、2018年12月25日に就役しました。
[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

就役後の「グロームキー」の動向は公表されていませんが(ウラジオストク周辺で乗組員の慣熟訓練を行なっていたらしい)、2019年6月21日にはピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"グロームキー"と小型対潜艦2隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

8月23日、この3隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と最新鋭コルベット2隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

その後、8月24日〜25日にロケット艇3隻と複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」と共に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」

そして8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。

演習の総指揮は、2017年に近代化改装を終えて復帰した複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)から行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフは近代化改装を終える]

++++++++++++
なお、オホーツク海には、以前にもロシア太平洋艦隊の大型水上艦が入っています。

8月8日:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」が宗谷海峡を通過
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月9日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

8月15日:太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」が宗谷海峡を通過
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表


ma2221 at 06:28|この記事のURLComments(0)