2019年08月28日

DDG「妙高」はなぜ8月13日から24日の長期間、空母「レーガン」と共同訓練を実施したか!!??

既にお知らせしているが、海上幕僚監部は2019年8月24日に、8月13日から24日の期間、バシー海峡から関東南方海域でDDG「妙高」は空母「ロナルド・レーガン」と共同訓練を実施したと報道した。アメリカ海軍HPもほぼ同じ内容のことを8月23日(ハワイ時間)に発表した。

発表写真は、以下の写真であり、日本の報道もアメリカの報道も他のアメリカ艦船が参加艦船名は具体的に記していなかった。

妙高レーガン修正版



















写真/アメリカ海軍

アメリカ海軍は柔軟に艦隊運用を変化させていくが、空母「ロナルド・レーガン」は5月22日に横須賀を出港した。途中は省略するが、最終的には7月にオーストラリアに行き、タリスマン・セイバー演習に参加している。この空母にCG62「チャンセラーズヴィル」がほぼ同行し、さらに同CG54「アンティータム」も同時期に動いていた。

この間、CG「アンティータム」は、主として東南アジアをパトロールしていた。そして、7月24日〜25日に台湾海峡を通過している。

オーストラリアでのタリスマンセイバー演習参加にあたり、何時ものとおり南中国海、オーストラリアへの航海途中では、さまざまな動きをしているが、LHD「ワスプ」揚陸機動艦隊も参加していた。つまり、「ワスプ」、ドック・ヘリ輸送型揚陸艦「グリーンベイ」、ドック型揚陸艦「アシュランド」も参加した。オーストラリアに行く航海途次また帰投時に、日本のヘリ空母「伊勢」と全通型揚陸艦「国東(くにさき)」が「グリーンベイ」と「アシュランド」は共同運航、共同演習を行っている。

オーストラリアのタリスマンセイバーでは、上記アメリカ艦船の他、DDG85「マッキャンベル」と西海岸から来たコーストガードカッター「ストラットン」(現在はインドに寄港中)、さらに、ハワイ所属のDDG110「ウイリアムP・ローレンス」が参加していた。

さて、空母「レーガン」は8月24日に3ヶ月任務を終え、横須賀に帰投した。同時期に動いていた艦船を見ると、空母に随航していたCG62「チャンセラーズヴィル」は8月21日に横須賀に帰投している。さらにCG「アンティータム」は8月25日に横須賀に帰投している。オーストラリアに行ったDDG85「マッキャンベル」は8月16日に横須賀に帰投している。

「グリーンベイ」は日本への帰投途中、8月23日に台湾海峡を北進している。

さて空母の直衛艦であるが、CG「チャンセラーズヴィル」は8月21日に帰港であるから、3日前に帰港である。途中で、道を急いだということであろう。CG「アンティータム」は8月25日に帰港であり、それ以前はフィリピン周辺にいたようである。

今回のDDG「妙高」と空母「レーガン」の8月13日から横須賀帰港の24日までの共同巡航(共同訓練)はバシー海峡からであるから、この「アンティータム」が付いていたということは想像できる。日本の艦船は、アメリカ空母の護衛に慣れているとは言え、日本の艦船だけが空母を護衛するとはなっていないであろう。

しかし、これほど長期の空母直衛は珍しいと言える。

なお、今回の「レーガン」の航海では、南中国海でヘリ空母「出雲」、DD「むらさめ」、同「あけぼの」と6月10日〜12日にかけて共同訓練を実施している。さらに6月19日から20日にかけてやはり南中国海で共同演習を実施している。


いずもレーガン共同演習2019.6その2























Photo/US Navy

6月19日に併走する2隻。















 

ma2221 at 18:06│Comments(0)

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