◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

昼時にJR大森駅前〜と来れば、営業日だっただけに「ケララの風2でランチミールス」を狙ってみたものの、かなりの混雑ぶりの行列で断念ー。仕事の合い間の空き時間が短かったので、トボトボ大森駅にトンボ返りしつつ、偶然目に飛び込んできたのが「こく旨パクチーうどん・そば」の写真だった。

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「なんだかうまそう〜」と飛び込んだのが立ち喰いそば・うどんの店「麦の城」。入口前にあるメニュー紹介など読んでみると、「関西風昆布だしのうどん(かすうどん)」がウリの店らしい。「関西風だしとパクチーそばってどんなんだろう?」と早速券売機で「こく旨パクチーそば」(580円)のボタンを押してみた。

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まずサプライズ的な驚きをくれたのが、「おいおいって〜ライム添えだよ〜!」。完全にタイ&シンガポールの風が私の脳裏で吹き始めている。そして「こく旨パクチーそば」も、単にパクチーをたっぷりトッピングするだけじゃなく、小エビ、モヤシ、ガーリックチップにトウガラシが添えられ、特製アジアンソースなるスイートチリソースがベースのほんのり辛くて香りがあるオリジナルソースがかかっている。

インド料理「アーグラー 御徒町駅前通り店」は御徒町駅〜上野駅間のJR高架下で長らく営業している老舗である。エリアで昭和から続くインド料理店といえば、還暦越えのデリーは別格として、続くのは「アーグラー」だけだ。今回7〜8年ぶりぐらいに出かけてみたが、流行りのインド料理店とは一線を画す、“昭和の香りが残るアーグラー”ならではの独特の空気感を感じることができた。

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写真はランチセットから、2カレーとし、「マトンカレー」(辛さ5=メニューには究極の辛さとある)、とベジタブルの「ナブラタンカレー」(辛さ2=やや辛め)を選びナンでお願いしたもの。ナンの焼き加減とモチモチした食感は、さすがの老舗のこだわりのようなものが感じられた。

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カレーは、右の「マトンカレー」は、主役のマトンはダイスカットの小ぶりが数片入り、カルダモンの爽やかなスパイシーさと、辛さを強めたことでのホット感も高く、いい意味で無難においしい。

問題は「ナブラタンカレー」か。見た目通りの久々に出合った冷凍ミックスベジタブル(ダイスカットのニンジン、コーン片、グリンピース)が印象的〜。これこそ昭和スタイルではないだろうか。最近スーパーなどでも見かける機会が少なくなった気がするが、それこそ昭和50年代〜には「冷凍食品といえばミックスベジタブル」のように一般的だった。今回はほかにカリフラワー片も入っていたが、私自身がミックスベジタブル入りのカレーを食べるのが10年近くぶりなので、意外な新鮮さもあって今回はアリかなぁ〜などと(懐かしいので)感じてしまった。

平日の仕事帰りに「カレーハウス 横浜ボンベイ高田馬場店」に出かけてきた。ちょうど10日ほど前の日本テレビ系「嵐にしやがれ!」で「激辛グルメデスマッチ」として、看板メニューの「薬膳ボンベイカレー」が紹介されたばかり。さらには放送での元ネタとなった「激辛グルメ祭り」(大久保公園)が週初めまで開催されていたこともあって、「女性客(グループやおひとりさん)でにぎわう」店内となっていた。

ボンベイ2

皆さんオーダーは「薬膳ボンベイカレー」(写真上)。赤茶褐色で、ホールスパイスなどもごろごろ入っているネーミング通りの薬膳スタイルで、本家デリーには存在しない「ボンベイオリジナル」のカレーである。たぶん初体験の方も多いのだろう。「辛いけどおいしい〜」なんてグループ客からの声が聞こえたり、明らかにこれまで何度か寄らせてもらったディナー時の雰囲気とは違う感じだ。店内も常時満席で待ちも数組って〜やはり「嵐にしやがれ!」での反響によるものだろう。

ボンベイ4

と、実は私が今回頼んだのは「薬膳ボンベイカレー」ではなく、こちらの写真の「カシミールカレー(超激辛3)」。1枚めの「薬膳ボンベイ&カシミールカレー」の写真は5月にランチ訪問した時のもの。その「カシミール(辛さノーマル)」と色味を比較すると、まったく別のカレーのような「ほぼ真っ黒」なのには驚いた。

「カシミール(超激辛5)」まで食べたことがあるが、以前にも増して黒味が深くなっているような気がする。どちらかといえば、「デリーのカシミールカレー」よりも、「ラホールのブラックカレー」に近いような色味だ。

タイ料理で“森のカレー”と呼ばれるのが「ゲーン・パー」。ココナッツミルクが入らないタイプのゲーン(汁物)で、和訳からは、「森の幸でいっぱい〜」ぐらいのイメージだが、実は真逆で「ココナッツが採れない『森でも作れる』ゲーン」ということらしい。その分、タイのハーブ満載の香味とトウガラシの辛さもビシッときいており、「タイカレー屈指の激辛」という側面も持ち合わせている。

ゲーンパー シヤー

写真は上野駅前丸井そばのタイ料理「シヤートムヤムクンポーチャナー」の「ゲーンパー」。日本なので、森の幸満載と言うよりは、野菜たっぷり(キャベツやカリフラワー、ニンジン、茄子などがメイン。チキンも入る)+タイハーブ(タイバジルのホーラパーやこぶみかんの葉のバイマックルーなど)+トウガラシといったところ。辛さもひかえめだったが、そこは自家製カレーペーストにこだわる「シヤートムヤムクン」なので、タイの香り満載の「森の味わい」でもある。

昨2016年9月19日(月、祝日)は、朝からテレビでは「タイ料理満載」〜。「コウケンテツの幸せごはんinタイ」(RKB制作、TBS系全国28局ネット。朝9時55分〜、番組HP)が放映された。その内容も「ガパオライス」に「オートーコー市場」「ブルーエレファント」「鶏卵素麺似のフォイトーン」「マンゴータンゴ」など、バンコク好き、タイ料理好きにはたまらない番組だった。

フォイトーン

興味深かったのは、タイの俳優ジェームス・ジラユさんが、日本でタイ人の人気スポットとなっている(※タイでジラユさん主演の映画「タイムライン」の舞台となった)佐賀の祐徳稲荷神社を訪問。タイ人観光客が多いので権宮司がタイ語を勉強されたそうで、ペラペラだったのにも驚いたが、ここで福岡の「鶏卵素麺」を製造販売している和菓子工房を訪問。番組では「江戸時代にポルトガル、スペインから伝わった」と紹介されていたが、「いやいや、この鶏卵素麺は日本からタイに伝わったんですよ。タイ大使館お墨付きの話ですし〜(こちら)」と、もう少し踏み込んで欲しかったー。

オートーコー

また、バンコクの高級生鮮市場オートーコーの場面では逆に「フォイトーン」屋台も出てきたし、レッドカレーベースのパイナップルカレー(ゲーン・ペッ・サッパロ)が出てきたり、フルーツも短いながらも「ランブータン(ンゴ)、マンゴスチン(マンクゥ)の試食」があったりで、私もかなりの回数出かけているオートーコー市場なので、「今、すぐに行きタイ、食べタイ気分」になった。

マンゴタンゴ

ほかにも、「日本発祥でタイで大人気のカニカマ」(ブログ紹介はこちら)や、写真の「マンゴータンゴ」で「マンゴタンゴ」(フレッシュマンゴーの半身、マンゴーアイスクリーム、マンゴープリン(ホイップクリームがトッピング)の3種のワンプレート)も出ちゃったし(こちら)、「うれしいような、うらやましいような(自分も食べたいので)」複雑な気分に〜。番組では「マンゴタンゴ」のプレートが約500円とテロップが入っていたが、現在は140バーツらしく(※私が出かけた時は100バーツだった)、やはり少しずつ値上がりしているようだ(※東京・代官山に「マンゴータンゴ」が出店していた2007年当時は同じプレートが1200円ぐらいしたので、まだまだ現地がリーズナブルだがー)。

昨16年9月18日放送の「世界遺産」(TBS系、番組HP)では、タイ西部はミャンマーとの国境近くの「トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区」編だった。ヤマアラシ、ベンガルヤマネコ、インドシナトラなど初めて知った野生動物や自然の美しさが映像からたっぷり伝わってきた。そんなトゥンヤイ・ファイカケンの森の名物として紹介された食べ物は、なんと「タケノコ料理のフルコース」〜。

スップ ヤム

中でも、日本のタイ料理店でも定番であるタイ式春雨サラダ「ヤムウンセン」に、たっぷりのタケノコ(ノーマイ)入りで、テレビ画面からもおいしさと香りが来るような〜。確かにタイ現地での「ヤムウンセン」には、タケノコ(ノーマイ)が入っている店に出合うことがある(※写真はタイ・バンコクでの「ヤムウンセン」。ノーマイ入り)。

スップ2

あとは、タイ式カレーのゲーンとしても出ていたし、私の大好きな写真の和え物サラダ「スップノーマイ」も登場していた。この「スップノーマイ」だが、日本のタケノコではなかなかタイ式で作りにくく、当たりに出合う確率は極めて低かったりする。また、このヤムは東北部イサーンの名物でもあるのだが、アカワケギのホムデーンとフレッシュミントのサラネェ、炒ったもち米の粉のカオクアが必須であり、「手に入りやすそうで、意外に手間がかかる」ため(※安易にパクチーや赤タマネギで代用する店が多い)、日本ではハードルが高めである。

タイ料理「ガパオライス」。タイのスパイシーなバジルのガパオ(ホーリーバジル)が肉片やシーフードと絡み、後味に爽やかなバジル香が持続する〜。辛さとタイ醤油(ナンプラーやシーユーカオ、シーユーダムなど)の旨みが炒める過程で加わり、バジル香とのマッチングが「ガパオ炒め」最大の特徴だろう。

ガパオバンコク1

写真はタイ・バンコクの高級フードコート「Eathai」(セントラルエンバシー内)での「牛肉のガパオライス」。ガパオの葉っぱがたっぷり使われていることが伝わってくる。また、日本ではあまりメニュー化されていない「牛肉のガパオライス」である。なぜに牛肉人気が高い日本で「牛肉のガパオライス」が、置いている店を探さなければ食べれない珍しい「ガパオライス」なのかはわからないが、日本での「ガパオライス人気」にさらに拍車をかけてくれるかもしれないのが、私は「牛肉」ではないかと感じている。

シヤー ガパオ1

そして、1枚めと2枚めの写真でのもう一つの大きな違いはといえば、バンコクのものには「目玉焼きカイダーオ」がないことだ。このブログでは何度も書いてきた事だが、「日本ではあたりまえのガパオライス+目玉焼き」の組み合わせは、タイ現地では基本はオプション。もちろん目玉焼きをつけるパターンが多いのは変わらないが、玉子焼きカイジャーオでもオッケーだし、シンプルに目玉焼きカイダーオなしでも普通なのである。

日本でもタイスタイルの伝統的なタイレストランでは、「ガパオライス」とは別にオプションで「目玉焼き」を選ぶ店も少数ではあるが存在する。「この店はガパオライスに目玉焼きがついていない。失礼な店だ〜」的なコメントを見かけることもあるが、まったく気の毒な話で、「タイ現地式」を導入してしまったゆえのことだ。


デリー上野店の金曜日限定カレーが9月9日から「デリー初期(昭和)のカレースタイル」に変わった。カレーの酒類はデリーカレー、インドカレー、カシミールカレーの3種類でスタートしている。現在のカレーとの大きな違いは、「初期は具として骨付きチキン使っていたこと」だそうで、2週目の昨16日に実食してきた。

デリー むかし1

写真が「初期のカレー」から、「カシミールカレー」(辛さベリーベリーホット)でリクエストしたもの。「カシミールカレー」自体は、「いつもの、おなじみのホット&スパイシーなカシミールカレー」に感じたが、具のチキンが「骨付き」に変わっただけでも、旨みのコク味がいつもと違うような〜。そして私自身も最近は「カシミールカレー」では、ポークをチョイスしていただけに、久々のチキンだと新鮮味があるのかもしれない。

デリー むかし2

また、薬味に「山牛蒡漬」「プロセスチーズ」というのも、「初期(昭和)スタイル」ならではのものだろう。「山牛蒡漬け」は食感が心地良く、「カシミールカレー」との相性はなかなかのもの。「プロセスチーズ」も棒状スタイルなので、食べやすく、チーズだけでも、やはりコク味がいつもの「カシミール」とは違う感覚。

「カシミールにプロセスチーズって、『デリー新川店』で見かけた時に斬新だと思った〜」のだが、実は「昭和スタイル」での薬味提供を採用していたことを今回改めて知った次第。

JR赤羽駅ナカのロメスパ「ナポリの旋風」に仕事帰りに寄ってみた。12年9月下旬にオープンしたので、そろそろ丸4年が経過することになる(※当時のエントリー こちら)。入店するのはほぼ1年ぶりとなるが、新メニュー「とろけるチーズの黒キーマカレー焼きスパ」の文字に反応しちゃったものだ。

キーマ 赤羽1

通勤で赤羽駅乗り換えしているので、店前を通る機会は結構多いが、夜の時間帯は変わらずの混雑ぶり。今回もそうだったが、女性のひとり客も多く、男性も年代は幅広い。豚丼専門店「浜とん」との兼業店だが、「ナポリタン」など焼きスパ目当ての「ナポリの旋風」の利用者の方が多い。

キーマ 赤羽3

写真は「黒キーマカレー 焼きスパ」の普通盛り(めん250g)。野菜多め(100円増し)+コールスロー(100円)のオーダー。店前の券売機で食券を購入するスタイル。大盛り(350g)を頼む人が圧倒的に多く、そこにメガ盛り(600g)の方や、私のような普通盛りは少数派だ(※最近は胃袋のキャパがこんなもんです)。

「黒キーマカレー 焼きスパ」は、想像していた「カレー炒め系」ではなく、うす味で炒めたシンプルな野菜入りスパゲティにシュレッドチーズをトッピングし、その上から「黒キーマカレー」をぶっかけるスタイル。


コンビニのローソン、ナチュラルローソンなどで16年8月23日からタイ料理風弁当「ガパオライス(五穀ごはん)」が発売されている(税込み498円)。
電子レンジ専用の弁当だが、ローソンのHPによると、「2種類の鶏肉(モモ、ムネ)を使用することにより、ほどよい肉粒感のある仕立てに仕上げた。味付けにはナンプラーとバジルをきかせ、スパイシーに仕上げた」とある。

ガパオ ローソン2

実際の弁当はこんな感じ。確かに鶏肉片のモモ、ムネ肉の使い方は粗みじんと細かいひき肉タイプが混在しており、タイ式の「鶏肉のガパオライス」を意識した作りだといえよう。また、“ガパオ=タイのホーリーバジル”の本物を使ってはいないようだが、鶏肉片にバジル葉片が混じり込んでおり、単純に「バジルソースで炒めた鶏肉片」の仕上げではない部分もタイ式を意識しているようだ。

ガパオ ローソン1

また、目玉焼きも単に「半熟仕上げ」で黄身を見せるスタイルでなく、どことなく「堅焼(揚げ)」なのも好感度としては良かった。味付けもナンプラー味なので、タイ料理の範ちゅうにあるレベルなので、これまでの大手コンビニでの「ガパオライス」では、タイ式寄りといえるだろう。ただ辛さが思いのほか弱いのがもの足りなさの部分だろうか。
あとはライスの五穀ごはんは、白米、大豆、押麦、白胡麻、玄米、キヌアの組み合わせだが、混じり加減からは、炊いた白米に後から加えたような感じがした。まあ普通に日本米の白米よりは、タイのインディカ米(長粒種)に近い食感には感じられたが、やはり違和感はぬぐえなかった。


浜松町の東京モノレールビルにあるカレー専門店「ジャンカレー要(かなめ)」。昭和期からつい6〜7年前までは「雀荘兼ランチタイムはカレー専門店」としてカレー好きにはなじみ深い店だった。地下一階の飲食店街のリニューアル時に雀荘はクローズ、「ランチタイムのジャンカレー要」のみ、同ビル2階の居酒屋「よってこ」に移転、現在も昭和期そのままのカレーが楽しめる。


ジャン1


写真は「大三元カレー」。ランチからがっつり食べてるねぇ〜と思われそうだが、これでもすべてライスはハーフサイズでお願いしたもの。「ジャンカレー要」では、カレーメニューもすべて麻雀の役からネーミングしており、写真上が 「倍満カレー」(ネパールのラムカレー)、左が「役満カレー」(特製ビーフジャワカレー)、下が「天和カレー」(チキン&ナス入りココナッツ風味のコールマンカレー=超激辛)とネーミングが凝っている+結構なマニアックなカレーのチョイスである。「コールマンカレー」なんて、新宿中村屋のイメージが強いが、「ジャンカレー」でも長らく人気メニューとなっている。

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その「コールマンカレー」である「天和カレー」(てんほー)は、単品で何度か食べたことがあるが、茄子とココナッツミルクが絡んだ、トマトベースの酸味と爽やかな辛さが良いバランスで、「鶏肉がなぜだか唐揚げ」であることを除けば結構好きな味で、「大三元カレー」は5〜6年ぶりだが、「天和カレー」は半年ぶりぐらいぶりでの喫食タイミングとなった。大ぶりカットの「茄子」がいい味と存在感を出してくれている。



北千住駅近のタイ料理「ライカノ」にランチ訪問してきた。「来たのはどれぐらいぶりだろう?」とブログで回顧してみたら、なんと12年12月以来だった(こちら)。というのも、ちょうど「マッサマンカレー」を食べに出かけた翌週にかの「孤独のグルメ シーズン2」で「足立区北千住のタイカレーと鶏の汁なし麺」が放映され、ランチ訪問も相当にハードルが高い人気店に変貌してしまった。もちろんその間にも何度か店前を通るタイミングはあったのだが(ディーナー時も含め)、その度に喧騒のにぎわいと行列〜。いやいや「孤独のグルメ」おそるべし〜だ。

ライカノ2

放映から3年半経っても、にぎわいは変わらずなのか、今回もレイトランチの時間帯にもかかわらず(※午後2時近く)、そとで10分弱は待っただろうか。外で待つ間にメニューをじっくり見させてもらったが、いつの間にかメニューもマイナーチェンジしているようで、12年当時には私がイチ推しで食べていた「牛肉のガパオライス」が消え、今回注文した写真の「鶏肉のガパオライス」のみとなっていた。

ライカノ1

そして、「鶏肉のガパオライスセット」に添えられている春雨サラダ「ヤムウンセン」は、ランチからイカもたっぷりの本格タイ料理テイストだし、白キクラゲ入りの澄ましスープ「トムジュー」もいい感じで、「ガパオライス」前からテンションも上げてくれる。

肝心の「鶏肉のガパオライス」も、「辛口」「目玉焼き堅めのタイ式カイダーオ」のリクエストにもしっかりと応えてくれているし、主役のガパオ(タイのホーリーバジル)のボリュームも、都内タイ料理店平均を上回っている。ガパオのスパイシーなバジル香が余韻としてジンワリと伝わってくるし、個人的な「ガパオライス満足度」も上々だった。


16年9月10日(土)放送の日本テレビ系「嵐にしやがれ!」は、北川景子さんとイモトアヤコさんをゲストに「激辛グルメデスマッチ」として、大久保で開催中の「激辛グルメ祭り2016!」出店の店のメニューが登場したが、タイ料理からは新宿「バーンリムパー」の「鶏肉のガパオライス」が紹介された。

ガパオ ガムランディー

私も番組を最初から見ていたわけではなく、突如として「ガパオ」の検索件数が激増し、あわてて日本テレビに見入ったもの。やはりガパオ(タイのホーリーバジル)の知名度や認知度はポピュラーというレベルにはまだまだ達してはいないようで、「ガパオとパクチーの違い」とか、「ガパオとバジル」などの検索ワードも結構多かった。

ガパオタレー

ここで改めて「ガパオとは?」で書いてみるが、東南アジア原産のシソ科メボウキ属で、タイ名で「ガパオ」、英名で「ホーリーバジル」、和名で「カミメボウキ(神目箒)」、中国名シォンルゥォラ。タイ料理では、「ガパオ炒め」のほかに、森のカレー「ゲーンパー」などにも使われる。写真はシーフードとの炒め物「ガパオタレー」で、1枚めのは鶏肉のガパオ炒め「ガパオガイ」だ。タイ現地では炒めに使った上で、さらに素揚げでトッピングしてくれる店も多い。

福岡はうどん発祥の地と言われるが、今回出かけた「博多あかちょこべ」は、「古式胚芽うどん」の店で、石臼で原麦を挽くという、そばに近いような、細めんかつ、つるつるで食感がもちもちしている、いわば「福岡っぽくないうどん」は独特の風味だった。

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注文したのは看板メニューの「元祖キーマカレーうどん」。注文が入ってからゆでる古式胚芽うどんに、あんの粘度があるキーマカレーがたっぷりかかり、博多万能ねぎと削り節をあわせていただく、「和風キーマカレーうどん」。とにかく古式胚芽うどんの美味さに驚きつつ(※素朴な小麦胚芽の香りもほんのりと〜)、「キーマカレーあん」と混ぜながら食べ進む。

あか2

ここでアクセントになってくれるのが、一緒に出てくる「ブラックペッパー入りの天かす」で、最初にそのままポリポリ食べてみたところ、“ブラックペッパーと天かす”がこんなに相性が良かったとは〜でまたまたびっくり。そして「キーマカレーうどん」に投入すると、食感が変化したし、同じく一緒に出てくる「出汁」も加えてみると、汁なし時とは違った味わいの「キーマカレーうどん」に変身した。

古式胚芽うどん自体も、そのまま「ざるうどん」で食べたくなる風味だったし、「元祖」の意味も深〜い「元祖キーマカレーうどん」の完成度にうなってしまった。「キーマカレー」自体は、辛さやスパイシーさは抑えめだが、「ブラックペッパー天かす」を加えると、不思議とスパイシーさも出てくるのだった。

福岡滞在時の夜は大名のタイ料理居酒屋「ガムランディー」へ。例年この時期の「ガムランディー」といえば、自家農園産のタイ野菜やタイハーブの恵みにあふれているが、今年はイレギュラーとなっていた。

前回訪問時の6月上旬(こちら)では、気象条件も良かったのでそんな恵みにありつけたのだが、福岡の7月、8月はあまりにも暑すぎたほか、ほとんど降雨量ゼロという干ばつに近い状態で、タイ野菜やハーブたちも枯れてしまったほど。8月末から9月上旬に降雨があり、適度な日照などでようやく野菜やハーブが蘇り、今週半ばから再び収穫できる状態に戻った。

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写真が“祝!収穫再開”の自家農園産ガパオ(タイのホーリーバジル)、マクアプロ(タイ茄子)などの恵みに彩られたガパオとタイ野菜とシーフードの炒め物「ガパオタレー」(※メニュー外でのリクエスト)。炒め&素揚げでガパオがこれでもか!ぐらいに使われている。さすがのスパイシーなバジル香で、ガパオ大好きの私は、ニヤケながらいただき、「自家製レモングラスのチューハイ」がついつい進んでしまった。

タレー2

また、小さな瓜にも見えるタイ茄子「マクアプロ」も存分に〜。「ガパオタレー」の中で火が通ったバージョンは、やわらかな食感で食べ応えもあるし、写真の和え物サラダに添えてもらった生バージョンもコリコリした食感とやんわりと出てくる苦みと渋みがたまらない。

ちなみにヤムは、私が高知で買ってきたタケノコ「四方竹」(タイのタケノコ「ノーマイ」に似ている)を使った「スップ・ノーマイ・パラー」。ガムランディーのメインコックであるチャーンさんが、「スップ・ノーマイに少しパラー入れましょう」(パラーは発酵させた小魚=主にカタクチイワシを入れると独特の香りが加わるもの)と勧めてくれたので、迷わずお願いしたもの。チャーンさんは、東北部イサーン地方はムクダハーン出身なので、この手のヤムはお手のもの〜で、パラーもあんまり濃くならないように使ってくれていた。それにしても、「四方竹」はタイのタケノコに良く似ている。

このところ博多駅前滞在時に寄らせてもらっているのが、博多マルイ1階のタマゴサンド専門店「ウフタマコサンド」。オムライス専門店「ポムの樹」系列の店だ。専門店だけに、なんとタマゴサンドが50種類ほど常時そろっており、香り系(パクチー、シナモン、ガラムマサラ、ターメリックなど)、和風(明太子、ほっけ、赤しそ、枝豆など)から、私が喰いついてしまった変わり種も置いている。

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そんな変わり種では、ハラペーニョ、ピータンにローストココナッツなど。また洋風では、セミドライトマト、粒マスタードから、チリソースにカレーなど。まさに多種多彩だ。6月の訪問時には「ガラムマサラ」「粒マスタード」を試してみたが、想像していたよりもそれぞれのメニューの特徴が出ており、「ガラムマサラ」は、スパイシーな香味が立ち過ぎない、タマゴフィリングがあくまでもメインの仕上がりに「おおっ〜!」って声を上げたくなったほど。

ウフ2

今回は、写真右の「カレー」(ターメリックイエローでわかりやすい。ほんのりカレー粉風味)、写真左の「ハラペーニョ」(刻まれたハラペーニョがすっぱ辛いアクセントになっている)を食したがともに、上品でくどくない味わいだった。パンには玄米パンが使われており、このパンもおいしさのポイントである。

朝8時から営業しているので、散歩がてら購入し、ホットコーヒーとともに「変わり種タマゴサンド」。ビジネスホテルでの朝食も良いが、駅近宿泊のメリットを生かし、たまにはこんな朝があっても〜と感じた次第。

出張時のJAL(日本航空)機内で、毎度なんとなく手に取っているのが機内誌の「SKYWARD」。16年9月号では、「タイ・アユタヤ 豊穣の食」の特集が組まれていた。アユタヤの魅力を、食を中心に紹介していて、タイ好きにはたまらない内容だった(※活発な海外交易で多彩な香辛料や調理法を輸入したアユタヤ王朝。タイ料理の礎が生まれた地を巡る)。

フォイトーン

驚いたのが、「フォイトーン」(※写真真ん中の黄金色の鶏卵素麺似のタマゴ菓子)が、「金の糸と呼ばれる繊細なお菓子」として取り上げられていたこと。「フォイトーン」が紹介されるのはとてもうれしい。

文中では「アユタヤ王朝期にポルトガルから伝わった」と補足されていたが、実はさらに詳細補足すると、「アユタヤ王朝期にタイに伝来したが、日本人とポルトガル人の血をひくタウトーンキープマーの愛称で知られるウィチャーエン婦人がこの菓子を広めたのである」(引用「日本タイ修好120周年記念誌」。監修はタイ大使館)というもので、日本も深くかかわっている。長崎の「鶏卵素麺」もポルトガルから伝わったとされ、元は同じものではないかと考えられている。

今週は四国・九州出張に出かけている。出発前の羽田空港第一ターミナルで「カオマンガイ?、海南鶏飯?風」に見える看板を見かけ、「STAMPS CAFE」という店に入ってみた。なんでも、ライフスタイルWEBマガジン「STAMPS」が運営しているそうで、早速「和風チキンライス」を注文してみた。

スタンプ1

空港らしいスタイリッシュなカフェっぽい内装。「和風チキンライス」は、タレが「生姜」「にんにく」「生七味」「柚子胡椒」の4つから1種類選べるそうで、無難に「生姜」をチョイスしてみた。果たしてどんな「チキンライス」なのか(※もちろんケチャップ炒めライスの日本式ではないことは写真で確認済み)。

スタンプ2

で、待つこと3分ぐらいで供されたのがこちら。「ん?。なんだろう?。水菜三昧なのか?」と、トッピングのたっぷりの水菜にびっくり。味付けなのか、水菜に焦がしたガーリックチップとともに、ガーリックオイルがかかっている。この線だと、タイの「カオマンガイ」を意識しているようにも思える(※カオマンガイのマンはタイ語で脂で包み込むの意)。

また、それ以前に「なんで水菜で覆わなければいけないんだろう?」である。「チキンそのものに自信がないのか?」と勘ぐってもみたくなる。

「サカエヤ」の「ポークカレー」が恋しくなり、仕事帰りに東上野へ。御徒町のランドマーク「多慶屋」の周辺はインバウンドでのにぎわいが日中から夜まで続いている。爆買いから菓子や食品などにニーズが移って来たのか、中国系のみならず、聞き慣れたタイ語も飛び交うなど、東南アジアからの来店客も多いようだ。

サカエヤ2

そんな事を考えながら春日通りを進み(※通りには競合カレー店が「ラッフルズカリー」「ココ壱番屋」、さらに隣には「ラホール」がある)、「サヤエヤ」に到着。「ポークカレーをゆでたまごのせ、ごはん少なめで、カレーだけ大盛り。あとサラダをマヨネーズでお願いします〜」と注文。「ごはん少なめで、カレーだけ大盛り」とは、小学生のカレー好きと変わらない注文(成長していない)だなぁ〜と。

サカエヤ1

「サカエヤ」のカレーは、そんな大盛りで食べたくなる大人味。日本式コテコテではあるが、サラサラでペッパー系のスパイシーさがあり、ほんのりホットな感覚もあるオリジナルティ溢れる独自性がある。添えられた「ゆでたまご」の黄身のオレンジ加減がたまらないし、「サラダ」もポテトサラダからマヨネーズまで自家製だ。

先日、開店2周年を迎えた東京・池袋のタイ料理「トムタイ」に出かけた時のこと。ハイボールと合わせて前菜で食べていたのがタイの発酵ソーセージ「ネーム」を輪切りにした「ヤムネーム」。タイ料理店では、メニューにありそうで、実はそんなに見かけない。タイのソーセージといえば北部の「サイウア」、イサーンの「サイクロークイサーン」の方が日本ではポピュラーだ。

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写真は博多のタイ料理居酒屋「ガムランディー」の自家製「ネーム」。もともと発酵食品が好きで、漬物でも漬かった酸味が強いタイプが好みなのもあるが、この「ネーム」も少し発酵が進んだものが大好き。「ネーム」は、豚肉、豚の皮、トウガラシ「プリッキーヌ・スワン」やニンニク、タイ米、塩などが加えられ、作られている。

ここにガムランディー自家栽培のパクチー、プリッキーヌ・スワン、ショウガなどが添えられるが、一緒に口中に放り込む。この付け合せもタイスタイル。「ネームをかみしめるたびに豚肉の旨み、発酵の酸味が広がり、ショウガの揮発感、プリッキーヌ・スワンのストレートな尖がり系の辛さ、炒ったピーナッツの香味、パクチーの香りも加わって、アルコールにもぴったりだ。

ネーム トム

さすがに「ガムランディー」とまではいかないが、「トムタイ」でもこんな感じで出してくれた。“タイ式”で楽しんでもらいたい〜とする気持ちも伝わってくる。東京だと、ここにトウガラシを添えても普通は残されてしまうので、つけていないらしい。まあ「ネーム」にしっかりと、プリッキーヌスワンらしき赤トウガラシの姿が見えている。

タイ料理での調味料といえば、テーブル常備の調味料セット「クルワンプルーン」に使われる、ナンプラー、辛いいナンプラー(プリックナンプラー)、辛いお酢(プリックナムソム)や、ダークソイソース(シーユダム)、日本のしょう油にも近いしょう油(シーユーカオ)やオイスターソース(ナムマンホーイ)などがおなじみである。

シーズ

今日紹介するシーズニングソース(ソープーカオ、ソースプルンロット)は、それらの調味料とはひと味違う使い方をするもので、仕上げのうま味ツボを足してくれるような、料理の味の名脇役的な存在である。日本でもタイ料理がポピュラーになってきたことや、自宅で作る方も増えてきている関係で、カルディコーヒーファーム、成城石井などでもこのシーズニングソースが簡単に手に入るようになってきた。写真は2つとも「ソープーカオ」と呼ばれるタイを代表するゴールデンマウンテンブランドのシーズニングソースである。

シーズ1

使い方としておすすめなのが「ガパオライス」での、目玉焼き「カイダーオ」に“ひとたらしチョイぐらい”かけるもので、そのままだと目玉焼きのままで味がしないが、チョイ足しすることで、うま味が増し、ガパオライスに味の膨らみをもたらしてくれるのである。「ガパオライス」そのものの炒め工程でも「ソープーカオ」を使う店も多いが、味が濃いので、ほんのチョイぐらいでないと、逆に味全体をこの「ソープーカオ」が支配してしまうぐらいに分量に注意を払わなくてはいけない。

平日の午後2時過ぎに乗り換えで東京メトロ丸ノ内線大手町駅へ。「そういえば、最近『リトル小岩井』の混雑ぶりはどうなんだろう?」と気になって店前をのぞいて見た。行列こそなかったが、さすがに店内はほぼ満席と変わらずの人気っぷりだった。

キーマドッグ

入口のショーウィンドウを見ると、見慣れない「キーマカレースパゲティドッグ」があることに気づき、ついつい衝動買いしてしまった。「ナポリタンドッグ」や「コンビーフサンド」などでおなじみだが、「キーマカレー」もついにドッグの仲間入りをしていたようだ。

キーマ3

店内で食べると「キーマカレースパゲティ」はこんな感じ。カレー味でも、カレーソースを炒めるスタイルではなく、ノスタルジックなカレー粉風味に、挽き肉やピーマン、タマネギと炒め合わせるタイプで、太麺のスパゲティとの相性はなかなかで、私もリトル小岩井に出かけるタイミングがあれば、この「キーマカレー」を注文することが多い。

キーマ1

また別の機会での「キーマカレースパゲティ」では、トマトやナスがメインの具で使われていたこともあった。毎度作り手によって中身の具が変わってくるのもまたご愛嬌〜というところか。

ちなみに「ドッグ」ではそんなに具だくさんではなかったが、もちろん食べ応えも充分すぎるぐらいで、久しぶりの「キーマカレースパ」が楽しめた。

先日、関東・関西で展開しているオリジンの季節限定タイ料理「ガパオライス弁当」を紹介したが、やはり先行発売しているほっともっとの「ガパオライス弁当」との実食比較と言う形でも取り上げてみたいと思う。

ほっと15

写真は昨2015年バージョンの「ほっともっとのガパオライス弁当」。さすがの本場はタイ産のガパオソース(※ガパオ入り)を使用しているだけあり、ガパオ(ホーリーバジル)リーフのボリュームがハンパない。ヘタなタイ料理店のはるか上のレベルである。さすがにオリジンはこれにはかなわない。

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2枚めのこちらがオリジンの「ガパオライス弁当」。鶏肉片の食べ応えやや大ぶりカットである点など、ここはオリジンに軍配〜。また目玉焼きカイダーオは、オリジンが日本人向けに半熟、ほっともっとはタイ現地式の揚げスタイルで使っている。ここは好みだが、私はタイ式の方が好みだ。

都内で2ケタの店舗を展開する「インド料理&タイ料理」専門店での出来事。国境を接していない多国籍料理の店は得てして、推して図るべし〜なことが多いが、新規出店を続けるチェーンでもあり、10年ぶりに試してみた。タイ人スタッフがホールにもキッチンにも見当たらない店ではあるが、「ガパオライスとグリーンカレー」の2種コンボランチ(1000円)をオーダー。見た目は特に問題なく、おいしそうに見えるのだが、その「ガパオライス」には驚いた。
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まさに「鶏肉とピーマン(レッド&グリーン)」の炒め物に目玉焼きをのせただけ〜。ガパオ=タイのホーリーバジルらしき葉っぱのかけらをいくつか発見したが、な、なんと「バイマックルー(こぶみかんの葉)」が使われていた。「ガパオライス」ファンの方ならば、「ガパオがホーリーバジル」であることはご存じだろうが、まさか「こぶみかんの葉」で代替してくるとはー。香りもタイハーブとしての使い方や特徴も違うのに、これを「ガパオライス」と堂々とうたっていること自体にがっかりしてしまった。

水天宮交差点近くの「燻製カレー くんかれ」にランチ訪問した。今回は台風の余波で雨が降りしきる午前中に入店。午後入店では限定メニュー(10食)のためすでに売り切れが多かった「くんせい キーマカレー」にありつくことができた。ライスL(無料)、燻度やや濃い目(無料)、辛さハバネロ(70円増し)でお願いし、トッピングで「燻製ゆで玉子」を追加した。

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このカレー、“キーマと燻製のマッチング”が最大のポイントとなるが、これが一度味わうとクセになる。また“キーマ”の粘度が燻度にはプラスで、通常の「燻製カレー」で食べる時よりも、食べ応えがあるように感じる。また、辛さを“キーマ”でのみ注文することができるハバネロにすると、カレーをひと口含んだ瞬間にホット系の尖った辛味がストレートに口中全体に広がる。その後も辛さの波は次々と襲ってくるが、不思議とイヤミはなく、心地良い広がりを生んでくれる。

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通常の「くんせいカレー」での大辛だと写真のような見栄えだ(野菜カレー)。カレーそのものの色合いや粘度が明らかに異なることがわかる。そして“くんせい キーマ”でのみ辛さのハバネロ指定ができるのも、“キーマ”ならではのバランスを見てのことだろう。カレーひと皿とはいえ、とても奥深い〜。




東京・池袋のタイ料理「TOM THAI」が9月初旬で開店2周年を迎える。タイ料理激戦地「池袋」で勝負してきたが、今夏からはオリジナリティあふれるタイ式にこだわりたいとして、グリーン、レッドなどのタイカレーを自家製ペースト使用に変更、味での差別化も打ち出している。

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写真は「鶏肉のレッドカレー」(ゲーン・ペッ=デーン・ガイ)。女性客が多いこともあり、ココナッツミルクが濃厚なタイプだが、味わいは深く、それでいて後味のキレがある自家製ペーストならではのうま味が感じられる。タイバジルのホーラパーもしっかりとタイ式バージョンで使われているので、香りも心地よい。

トム2

「鶏肉のグリーンカレー」(ゲーン・キョワーン・ガイ)は激辛オーダーなので、唐辛子そのものが浮遊しているが
、こちらもキレがあるタイ式のうま味を再現している。山本オーナーによれば、「開店当初からグリーンカレーは手作りペーストでこだわりたかったんですが、今夏に味も安定し、ランチ、ディナーともに自家製にチェンジしました。池袋エリアでは初のこだわりだと自負しています。お客さんにもこのおいしさをアピールしていきたいです」とのことだった。

ランチで東京・八重洲の南インド料理「ダクシン」に出かけてきた。ブログ紹介は久しぶりだが、これまでもランチ時間帯に店前に行っても外まで行列ができているタイミングが多く、少なくとも3〜4回は見送っている。この日は時間差で午後2時頃のレイトランチで出かけたため、すんなりと入店できた。

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それでもさすがの繁盛店で、店内はほぼ満席。全体的に20〜30代会社員のグループ客が多いが、その中にインド人グループも4〜5組混じっている。周りを見渡すと、「ナン+カレー」のオーダーが多いみたいだが、インド人グループはやはり南インド定食「ミールス」が目立っていた。

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私はといえば、久々の「ダクシン」なので「マサラドーサ」をオーダー。ドーサの中身のマサラ部分のみベリーホットの辛さでリクエストした。野菜とマメのスープカレー「サンバル」はダクシンらしさのやさしい風味で、結局もう1杯おかわりしちゃったが、変わらぬ旨みは健在だ。

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この日の日替わりワダのほうれんそうとマメベースの「キーライワダ」を「サンバル」の中に落としてみれば、「サンバルワダ」に早変わり。スプーンで「ワダ」をほぐしつつ、「サンバル」と合わせると、「サンバルが2倍の美味さに!」である。

関東圏・関西圏でおなじみの弁当チェーン「オリジン」が16年8月下旬からタイ料理の「ガパオライス弁当」の販売をスタートしている。これまでも14年、15年と同じ「ガパオライス」が発売されていたが、主役であるはずの「ガパオ(タイのホーリーバジル)」のかけらも見あたらずで、お世辞にも「タイ料理」とは言えない弁当だった。

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ところが、16年バージョンは完全なるブラッシュアップを遂げた。しっかりと自社HPの商品紹介欄でも、「ホーリーバジル使用」をうたっており、鶏肉の粗みじん加減もこなれているし、それなりの辛さもレッドチリで発揮してくれている。これで目玉焼き付きで460円〜。多分にライバルチェーン「ほっともっと」の「ガパオライス」を意識したことが伺えるが、「タイ式ガパオライスでの本物・本場志向」は良い意味での競争が行なわれていると感じられた。

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この葉っぱの加減がガパオである。オリジン弁当で「タイ式ガパオライス」が味わえるとは、繰り返しになるが素晴らしいブラッシュアップだ。まあ辛さはタイ式レベルとはいかないが、これは食べ手の方で強くするちょい足しも可能。そして全体的な味付けがしつこくないのも好感度大だ。ありがちなオイスターソース(ナムマンホーイ)でもないのもよかった。
また、自宅にナンプラーのストックがある方は、添えられる「アジアンドレッシング」なるナゾの小袋よりかは、自宅のもので調整した方がいいだろう。

仕事帰りに池袋のタイ生菓子専門店「バーンカノムタイ」に寄ってきた。日本でも希少な専門店(タイ料理「ピラブカウ」系)で、タイ菓子が恋しくなると年に何回かついつい足が向いてしまう。今回も「ロートチョン・シンガポール」を発見し、思わず衝動買いしてしまった。

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バイトゥーイ(パンダンリーフ、タコ椰子の葉)で色付けされたにゅるっとした食感のめんは、タピオカ粉やコメ粉などでできており、ひんやり冷やしたほんのり甘いココナッツミルクと一緒になっている。タイ・バンコクでは「デザートドリンク」として売られていたり、街角屋台でも見かける機会は多い。

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「バーンカノムタイ」でも、バンコク屋台のスタイルでこんな小口袋入りで販売している。店ではタイ人のお母さんたちがカノム作りをしているが、「ロートチョンは日持ちしないので、早めに食べてね。あさってぐらいまで〜」みたいな(たぶん)ことをタイ語で話してくれた(※日本語でも「早く食べる」とは言ってくれたが〜)。


平日の仕事帰りに「デリー 上野店」に寄ってみた。実はこの日は台風が直撃した日で、ようやく夕方頃には交通面も含めて支障がなくなり、仕事もめったにない「定時退社」が叶い、「こういう日こそ夜はデリーがねらい目かも!」と出かけたもの。入店するまでは、「今日はカシミールカレーにしよう!」と決めていたはずが、夏場はまったり&トロリとカレーが絡む「コルマカレー」への欲望が上がるようで、いつの間にか「コルマカレーをポークで、ベリーベリーホットの辛さで。あとサラダもお願いします〜」とオーダーしていた。

コルマ ポーク1

「デリーのコルマカレー」は、タマネギの甘さとスパイシー&ホットなスパイスが融合した、オリジナルの味わいで、このミスマッチな組み合わせが見事なコラボレーションとなり、「デリーだけでしか味わえない、独特のコルマ」なのである。「デリー」では珍しくサラサラ系ではないが、このカレー感がある粘度がまたたまらない。たとえ方も難しいが、「一度コルマを体験してしまうと、カシミール以上にどっぷりとハマり続ける〜」のだ。

コルマ ポーク2

私自身も、「冬場とかはカシミール8 VS コルマ2」ぐらいの喫食頻度のはずなのに、なぜだか夏場はこの比率が逆転してしまっている。きっと「カシミールだとひと風呂浴びたぐらいに汗が噴き出る(※勝手にベリーベリーホットを頼んでいることもあるが)」ので、これを回避したいのも多少はあるが、この甘辛折衷を時節柄身体が欲しているのかもしれない。

今年の東京は西日本のような酷暑ではないが、それでもジメジメと湿気が多い不完全燃焼っぽい日が続いている。どうしても冷たい食べ物や飲み物ばかりに手が伸びてしまうが、今日紹介する「MKレストラン」は、タイ現地最大手のタイスキチェーン。一年中暑いタイ現地では、「暑いからこそ、温かい食べ物を食べる」習慣が食文化の至る所にあり、“タイスキ”も大人気の外食業態だ。

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「MKレストラン」が御徒町店は今年の6月19日にオープンしたばかり。九州や山口エリアでは、なじみがある「MK」だが、関東では新宿店とこの御徒町店のみだ。残念ながら日本では「しゃぶしゃぶ食べ放題&点心&寿司食べ放題」など、タイ現地とは違うコンセプトなのだが、そこは「タイ発のタイスキチェーン」なので、日本でも「タイスキっぽいチョイスと味で楽しむこと」もできる。

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「タイスキっぽいチョイス」のツボとなるのが、タイ現地と同じオリジナルの「MKソース」で味わえること。パクチーの香りが隠し味になっている独特の「MKソース」を使うだけでも「タイスキっぽい」味になる。この日選んだ鍋つゆは、タイ現地と同じチキンベースの「オリジナルスープ」と季節限定の「カレースープ」(ほかに「白湯」「すきやき」「チゲ」があり2種選べる)で、ここに薬味で「刻みパクチー」「刻み青トウガラシ」を加えるだけで“タイのタイスキ”に変身〜。アルコールに「シンハービール」もあるし、日本人向けに「しゃぶしゃぶチェーンっぽい業態」になっているが、「タイスキ屋」としても楽しめる。

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(※タレは写真の3種類。オリジナルの「MKソース」と、日本人向けのしゃぶしゃぶ用「ぽん酢」と「ごまだれ」)

東京メトロ茅場町駅近くのインド・パキスタン料理「ナワブ ビリヤニハウス」に初訪問した。「ナワブ」といえば、人形町と日本橋の間ぐらいの日本橋小網町の日本橋店や湯島駅近くの店のイメージが強く、中でも日本橋店は15年から20年近い老舗でもある。そんな「ナワブ」の新業態「ビリヤニハウス」に興味津々で入店してみた。

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写真のように、「ビリヤニ」がウリの店で、ランチでも女性客でも皆さん「ビリヤニ」を頼んでいた。大量に作り置きした「ビリヤニ」をオーダーが入ると電子レンジで加熱して仕上げるスタイルで、スパイスヨーグルトの「ライタ」もついてくる。ただ、私にはいかんせんボリュームが多過ぎで(※この時期で食欲が落ちている)、周りのカウンター客のお皿を見ながら今回は断念し、普通に2種カレーセット(じゃがいもとほうれんそう、チキンキーマをチョイス)を、ライス半分ぐらいのボリュームでお願いした。

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インド系のコック氏は珍しく女性もいて、ビリヤニやタンドールを男性、カレーを女性をこなしていた。カウンター席からはオープンキッチンのように調理工程が見えるが、女性コック氏のていねいさも光っており、味もオイリー過ぎずにスパイシーと好みのベクトルだった。

昨8月22日の東京地方は台風が直撃し、大雨だったり、交通障害が起こるなど大変な一日だった。この日にレイトランチで向かったのが御徒町はJRの高架下アメ横の2階にある「タイ料理メーアン」。今月同じように南部料理の激辛炒め「クワクリン」を食べに出かけたばかりだが、今回は「豚肉のガパオライス」をオーダーした。

ガパオ メーアン1

「辛口」「目玉焼きの堅揚げカイダーオ」のリクエストもしっかりなされているし、豚肉の粗みじんミンチ加減、濃すぎない味付け、ほど良いボリュームのガパオの姿も確認できる。

ガパオ メーアン2

やはり「タイ料理店のガパオライス」は、鶏肉だけじゃなく、豚肉も選びたいし、このレベルで食べれるのならば充分である。ただし、この「メーアン」はランチメニューが存在しない。ディナー時と同じ通しメニューからアラカルトでのオーダーとなる。グリーンカレーとパッタイなどの組み合わせセットなどもあることはあるが、基本はアラカルト。となれば、値段は高くはつくが、このレベルでの「ガパオライス」じゃないと納得はできないので、まずまずと評してみた(豚肉のガパオライスは1280円)。


タイ料理の炒め麺といえば、甘辛で女性に人気の「パッタイ」(タイを代表する麺類としてこの名前)、タイ料理らしい辛さのある「パッキーマオ」(酔っ払いも酔いがさめちゃうぐらいの辛さから名づけられた)が日本では2トップ的な存在だが、実はもうひとつ、しょう油味で日本人向けなのが「パッシーユー」だ。

パッシーユー1

タイ現地だと、基本はビーフン太麺の生麺センヤイを使う。この生麺の食感がピロピロしていて心地よく(食べているとキモチいい〜)、日本のタイ料理店ではなかなかこの食感でのセンヤイは味わえないので、現地での楽しみとして注文することが多い。一緒に炒めている野菜はカナー(芥藍菜、カイラン菜)で、炒り玉子もたっぷりだ。

味付けはタイの白醤油シーユーカオと黒醤油(中国醤油)のシーユーダム、シーズニングソースのソープーカオなどが中心で、タイ料理としては辛さがほとんどない系統なので、日本人が誰でも好きな系統の炒め麺だ。

週末ランチ限定のカウンターカレー「北千住カリーライス山」に再訪してきた。インドは西海岸にあるゴア名物の酸味がある「ポークビンダルカレー」単品で勝負する店だ。

カレー山 20倍

写真はその「ポークビンダルカレー」のライス&カレー大盛り、辛さ20倍。メニューでは辛さの上限は「10倍まで」だが、その「10倍を完食」すると、2回目からは希望で「20倍」まで上乗せすることができる。確かに「10倍」の時と比べると、「酸味よりも辛さ」が前面に出て来ており、ご店主によると、「本場ゴアの辛さが20倍ぐらいですよ」とのことだった。

カレー山 20倍2

別角度からの写真がこちら。辛さとスパイシーさ、そして豚肉片の旨みがバランスよく、それでいておいしさも実感できるぐらいの感覚。「たしかにこれ以上辛くすると、ポークビンダルー特有のワインビネガーの酸味との比較でバランスが崩れそう」ということだろう。そんなことから辛旨なので、スプーンが止まらない。