◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

最近オープンしたインド料理新店「アンキットの気持ち 人形町店」にランチ訪問してきた。浜町店に以前出かけたことがあるが、今回は人形町駅近くに新店ができた。店内は2階建てに見えるが、1階はテーブル席が4人がけが3卓、別にカウンター席6席ほど。

アンキ1

カレー2種付のランチセット(850円)を注文した。カレーは7〜8種ぐらいから選べるスタイルで、「日替わり(この日はチキンと茄子)」「マトン」を「辛口」でリクエストした。

アンキ2

ナンを選べば正解だったのかもしれないが、ライスはターメリックライスにクミン入り、「どことなくジーラライス」っぽい仕上げ。ほんのりとクミンの香りも出ている。カレーは手前が「日替わり」、奥が「マトン」。見た感じはベースは同じように感じられる。このセットにドリンク付きで850円をどう見るかだが、エリア現況を見る限りは「やや強気な設定」か。



6月初めの「タイフェスティバル名古屋2018」の会場で、偶然タイの銘菓を見つけた。写真の「KUNNA ココナッツワッフル(ミルクチョコレート)」は、バンコクのセントラルエンバシーやサイアムパラゴンなどでも売られている。その特徴は、「自然素材にこだわり、添加物や保存料を使わない」ことで、この「ココナッツワッフル」も、素朴な風味から、私も何度か土産に使わせてもらった。

ワッフル1

そんなタイ菓子を「名古屋タイフェス」で見かけるとは予想だにしていなかったが、ちょうどタイ産海苔スナック「タウケーノーイ」(ブログ紹介はこちら)のブース(※日本インスパイア)で、山積みされていたのが目に留まった。商品パッケージにも日本語の表記があり、「ココナッツワッフルにはミルクチョコレートがいっぱい」と書かれている。


タイ料理の「ガパオ炒め」「ガパオライス」の主役は、タイの聖なる「ホーリーバジル=ガパオ」のスパイシーな爽快感あふれるバジル香だが、この香りは「豚肉」「鶏肉」などの肉類だけでなく、「エビ」「イカ」「カニ」などの魚介・シーフード類との相性もバツグンだ。

ガパオプーマー

写真は、18年年初にオープンした赤羽のタイ料理「クルアチョントーン」での、「海鮮ガパオライス=ガパオタレー」だが、なんと「ワタリガニ」が使われており、「ガパオ・プーマー」の仕上がりになっていた。私自身も、「ワタリガニ入りのガパオタレー」は初めての出合いで、意外な相性とともに、「カニのうま味もガパオに合う」ということを改めて実感させてもらった。別の機会にもう一度リピートしたが、2度目もその感激は変わらず〜。

ガパオタレー ホーイ

また、「ガパオ」は貝類と合わせてもこれまた美味で、なんとなく「ボンゴレ」のような味を思い浮かべてしまったが(※味付けが違うので比較にはならないが)、とりあえず「バジル香と貝類の相性」には違いなく、タイでおなじみの「ホーイマレンプー」(ミドリイガイ。ムール貝に似ている)との炒めものも、とっても美味だった(新宿の「タイ料理ゲウチャイ」にて)。


平日の仕事帰りに東京・西日暮里のカウンター&食券式インド料理「シルクロード」へ出かけてきた。実のところ、5月のGW期間中に2度ほど寄ってみたものの、シャッターが閉まったままだった。「流行っているのに〜まさか〜なんで〜?」と、休業の貼り紙もなくナゾだったのだが、なんとコックのマロウジさんがインド帰省中でクローズしていたことがわかった。

シルク外観

まさかの「南インド・ケララ州へ帰っていて、1ヵ月休んでました〜」とマロウジさん。年に1度の帰省中だったとは〜でまずは「開いててよかった!」。それにしても、店のオーナーさんの「メインコックが休みなので、店も閉めちゃうー」の姿勢もすごいなぁ。

シルクの1

そんな会話をしながら、今回は「シーフードビリヤニ」を。「シルクロード」でのビリヤニは、「骨付きマトン」「チキン」の2つだったが、この日はマグロ、エビなど入りの「シーフード」。これはこれで、あっさりスタイルなので食べやすく、それでいてスパイシー。バスマティー米のうま味もいつもと変わらずで楽しめた。また今回のグレービー代わりのセットカレーは「オクラとじゃがいも」で、こちらも上々〜っと。

2018年もそろそろ半年が経過するが、今回は「18年上半期 タイ料理グリーンカレー・ベスト3皿」をお届けしたい。「グリーンカレー」は、タイ語で「ゲーン・キョワーン」であるが、その名の通り「ゲーン=汁もの」であることが、日本でも大きなポイントとなってくる。そして、タイバジル「ホーラパー」の香り豊かなひと皿であることも、「タイ式グリーンカレー」の必須条件だと私は感じている。

スワンナ18春

まずは、大阪駅前第4ビルのタイ料理「スワンナプームタイ大阪店」の「グリーンカレー」から。自家製ペーストによる、「うま味と香り豊かで、口に含むとブワッとタイハーブの香りが広がり、後から辛さと甘さがジンワリと広がり、その後サラッと味わいがキレる」。タイ米「カオスワイ」と一緒でも美味いが、「スワンナプームタイ」の「グリーンカレー」ならば、「そのままスープのように楽しんでも充分に美味い」のである。ランチ訪問した際には、久々にお店のママさん(※自分で調理する)の姿にも出合えたが、以前ディナー訪問時にじっくりと話す機会があったが、料理に向き合う姿勢と、「タイ料理の伝道者としての責任感と自身への厳しさ」を感じたが、数年経ってもその姿勢はさらにブラッシュアップしているーと感じた次第だ。

シヤートム18春

2皿めは、毎度おなじみ東京・上野の「シヤートムヤムクンポーチャナー」の「グリーンカレー」。取り組む姿勢は「スワンナプームタイ」と同じで、以前訪問した際には、「今日はグリーンカレーはありません。ペーストの出来具合が納得できなかったので、もう一度仕込んでいるからです。今日のランチには間に合いません」という機会があったほどで、仕込むたびにママさんがしっかりと味見しているほか、「毎日チェックを欠かさないことが、大事です」と話していた。調理はママさんの弟のエイガパンさんが担っているが、「一家の味を守る、タイ人ファミリー経営」の良さが「グリーンカレー」から伝わってくる。

今年食べに出かけた際も、「いつも変わらぬ、ぶれないおいしさ」があり、それこそ安心・安全な「グリーンカレー」である。「毎年同じ店ばかり推しているー」と言われてしまうのかもしれないが、「毎シーズン推しても、シヤートム超えの店がなかなか出てこない」ということでもある。

午前11時半前にJR有楽町駅前にいた。「今日は早飯でも〜」と向かったのは有楽町ビルヂング地下1階のカウンターカレーの店「マーブル」。昼前から通りがかるたびに長〜い行列に萎えたことが多かったが、さすがにこの時間だと行列なし。店前を通った瞬間に「お席空いてますよ〜」と店内から声がかかる。その声に反応しそのまま着席し、「インドカレーにハンバーグのせて下さい。あとサラダもー」が今回の注文だ。

マーブル1

周りのお客さんは「ラムカレー」の注文が多かったが、私はやっぱり「インドカレー」。見かけは「インド」っぽくない〜と思われちゃうが(ポークだし)、黄褐色の「ラムカレー」などとはカレーソースの色合いが異なるのがひと目でわかる赤褐色なのが「インドカレー」。

「キャベツ」が添えものサラダにしてはボリュームが多いのがわかるが、この「キャベツ」がカレーソースと妙になじむのが「マーブル」のスタイル。カレーとキャベツを合わせると、よりうま味が増すような不思議な感覚なのである。粘度のあるカレーソースが、ほのかな酸味がある「キャベツ」と上手に絡むのだろう。ほど良い辛さとスパイシーさのあるカレーも、昭和期から変わらぬ味で、平成も終わりが見えた現代でも、ある意味希少なタイプで、かえって斬新ささえ感じられる。

マーブル2

「サラダ」もシンプルな昭和の味のドレッシング&マヨネーズの組み合わせなのがうれしい。ふと周りを見渡してみれば、お客は全員が男性のひとり客で、年代は30代〜70代ぐらいまで幅広い。平均年齢は50代ぐらいだろうか。いい意味で、お客さんも昭和スタイルなのかもしれないが、混んでいる店内からは「皆さんカレー好き」なのが伝わってくる。ランチからいい光景だ。

「デリー上野店」の毎週水曜日の日替わりは「タンドリーチキンドライカレー」。ボリュームたっぷりの「ドライカレー」に、さらにオリジナルの「タンドリーチキン」がトッピングされるのだから、お得感はハンパない。辛さ調節のリクエストも可能なので、毎度ながら「ベリーベリーホット」でお願いした。

デリー タンド1

もともと「ドライカレー」には、大ぶりの「エビ」も入っているが、こちらの具の主役はやはり「タンドリーチキン」である。トッピングには、極薄のオニオンとキュウリ、トマトも入り、こちらも単調になりがちの「ドライカレー」に味変のインパクトを与えてくれる。
テーブル常備の「オニオンアチャール」も加え、ガッツリ食べる準備も完了だ。これら全体を混ぜ合わせてもいいし、「タンドリーチキン」単独で味わいながら食べ進めても満足度は高い。

レイトランチの午後1時半過ぎに銀座ファイブの地下飲食店街「タイ料理ティーヌン」に出かけてきた。東京メトロ丸ノ内線改札を抜け、「俺のそば」を左折すると「銀座ファイブ」。インド、ベトナム、タイとアジア料理が並ぶ銀座では異質の飲食店街だが、「ティーヌン」の人気は不動で、相変わらずのにぎわい。この時間でも店内はほぼ満卓に近い。

ティー1

「鶏肉のガパオライス」を「辛口」リクエストを添えて注文。待つこと3分ほどで運ばれてきたのが写真のひと皿。驚いたのは、「おおっ〜!生のフレッシュガパオの葉」が使われている。ピーマン片、レッドパプリカ片が加わるが、主役の「ガパオの生葉」がしっかりと存在感を出してくれている。

ティー2

運ばれてきた瞬間には、「もしかしてスイートバジルかも?」と思いこみそうなほどに、そこにはしっかりと「ガパオ」が使われていた。失礼ながら「サプライズ?」ぐらいの驚きもあったが、そこはタイ料理の日本最大多店舗チェーン「ティーヌン」でも、一線を画しており、外食大手のグルメ杵屋が運営している店舗であることも関係しているのかもしれない(※都内では「ラムラ飯田橋」も同系店)。

久しぶりにJR池袋駅ナカの「camp express池袋店」に出かけてみた。正午前の時間帯だったが、店内はほぼ満席。いつもながらに客層が幅広いのにも驚かされる。下は学生さん世代から、上は70代ぐらいのご夫婦で、「皆さんカレー好き」で思わずうれしくなってくる。

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今回注文したのは「キノコと鶏挽肉の南インド風カレー」。具のメインとなる「キノコ」を倍量、辛さも「5辛」でお願いした(ご飯は普通盛り)。主役の「キノコ」は、しめじがメインで、あとはエノキとシイタケ、エリンギぐらいか。ここにトマト片、大ぶりのタマネギに鶏挽肉が絡む。

キャンプ2

やや酸味がある南インド風のカレーベースは、キノコ類との相性も良くとても食べやすい。やはり「camp」のカレーは、「ほかにありそうで、なかなかないオンリーワンの存在」であることを改めて実感。もちろん「ボルツ」や「夢民」「チャオカリー」でくくられる「関東系の野菜とカレーソースの炒めカレー」の流れだとは思うが(私見)、「camp」は独自の進化を遂げているのだろう。

ここ1〜2年なんとなく感じていたことだが、日本で食す「タイ料理のガパオライス」の“ガパオの葉っぱ”の香りが弱くなっている。たとえば、結構なガパオのボリュームがある「ガパオライス」でも、あの独特のスパイシーで華やかなバジル香が弱い店が多く、ついついもの足りなく感じてしまうーというものだ。

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(※写真はタイ現地の食品工場でのガパオ処理工程。「ガパオ炒め」用のペーストには生の葉を使う)

「どうして香りが弱いのか?」に関して、お店サイドの話として私が「たぶん正解ではないか?」と思ったのが、「日本でも通年で『ガパオ(タイのホーリーバジル』の需要が増え始めており、冷凍野菜として供給する業者が増えているからー」との話。ピンとこないかもしれないが、たとえば同じ冷凍野菜で考えてみれば、「ほうれん草を冷凍と生葉からゆでたものと比べれば、香りももちろん食べればわかる」だろうし、「いんげんでも生由来か、冷凍か?ぐらいの比較は簡単につくし、味の違いもたいていの人がわかる」というたとえで、「そうかも〜」ぐらいの賛同をいただけるのではないだろうか。

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こちらの写真は先週紹介した高知のアジアダイニング「チャン」の「鶏肉のガパオライス」だが、生のガパオの葉をたっぷりと使い、炒めにも素揚げにも〜とわかりやすかった。香りもふんだんだったし、本来の「ガパオライス」はこうあってほしい〜。


東京メトロ銀座線末広町駅近くの妻恋坂交差点の「ジャンカレー末広町店」に寄ってきた。最近は希少感もある昭和スタイルのカウンターカレーの店で、東陽町などにも店があるチェーンだ。食券で購入したのは「スパイシーキーマカレー」+「大辛(150円増し)」。ライスは少なめ(普通盛り)でお願いした。というのも、「ジャンカレーのおもてなし精神」としておばあちゃんのイラストとともに、「お腹いっぱい食べて欲しいからごはんは多めです」とカウンター席に書かれており、普通盛りでも他店の「大盛り」ぐらいのボリュームがあるからだ。

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「スパイシーキーマカレー」には、最初からウインナー2本+目玉焼きが入っている。ここに「ほうれん草」をトッピングし、プラス「大辛」。カレーは写真からでも伝わってくるように、「日本式キーマカレーの粘度と深いコク味」が特徴。こういう粘度のある日本式カレーは、どこか懐かしいような気分をホッとさせてくれるとともに、「ごはんと合うカレー」だ。辛さもストレートではなく、ジワジワと追いかけてくるタイプで、「目玉焼き(少しソースをかける)が似合う昭和期のキーマ」である。

ジャン大2

このタイプならば、「目玉焼きもいいけど、温玉も合う」だろう、スパゲティにかけちゃっても相性は良いだろう。周りのテーブルのお客さんは「揚げ物系&肉系トッピング」でガッツリ食べている方が多い。トッピングのバリエーションも豊富だし、タイル貼りのカウンター席だと「黙々とカレーに集中」できる空間でもあり、カレー好きでも結構楽しめるチェーンだと思う。

コンビニのローソンが今春から自社ブランドの「ローソンセレクト」から冷凍食品「野菜を食べるガパオライス〈もち麦入りごはん使用〉」を発売している。パッケージには、「ナンプラーとバジルの風味豊かに。5種の野菜とよく合うエスニックな味わいに仕立てました」と表記されている。裏面には、「バジルペースト」「バジル」の表記のみなのが「ガパオ?」と気になるが、とりあえず実食してみた。

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5種の野菜とは、なす、にんじん、ブロッコリー、れんこん、スナップえんどう。これにより、「1食分の野菜120グラム」が摂取できるらしい。タイ料理「ガパオライス」との相性を見ると、「なす」は鉄板として、あとは「スナップえんどう」が良さげ。ほかはイマイチ真意がわからないが(※タケノコやタマネギが入って欲しかった)、見方を変えればおもしろい具の組み合わせともいえるだろう。

週中から四国出張に来ている。高知市内でのランチで向かったのはアジアダイニング「チャーン」。高知でアジアン雑貨などを販売している東印度公司が展開しているタイ料理メインの店で、久々に再訪してきた。高知の恵みがたっぷり詰まった「ガパオライス」はデフォで写真のタイ式なのがすごい。

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「目玉焼きカイダーオに素揚げガパオのトッピング」なのが素晴らしい。さらにはトウガラシの本数が「1本〜20本」まで選べちゃう、辛党にはありがたいサービスも健在で、遠慮がちに「10本」でお願いしてみたが、確かにこの写真の赤さ加減なので、おどろかれても仕方ないところか。

チャーン2

「チャン」のコック氏は、旧知のご主人のご子息さんだそうで、少し話してみたが、タイ料理の知識はかなりのレベルで、タイ現地でしっかり経験を積んできているのが伺われた。これだけ入れば、「ガパオ」のスパイシーなバジル香も立つし、辛さも充分。さらには強すぎない味付けが個人的にはいい感じであった。


とある外食産業の展示会に出かけたが、会場で見かけたアジア料理関連の提案は、より現地式の本格テイストにこだわるものだった。最初の写真の台湾式「魯肉飯」は、「台湾産の調味料と五香粉にこだわった」という商品。この「魯肉飯」と次のタイ式「ガパオライス」は、神戸の雄エムシーシー食品のもので、「魯肉飯」も八角(スターアニス)が香る台湾テイストだった。

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ブースの担当者に話を聞いてみても、「現地屋台風の味にこだわりました。日本人向けに寄せるのではなく、台湾現地の味をできるだけ再現してみました」と心強いコトバが返ってきた。東京でも、「魯肉飯」とは名乗っていても、「しょう油味のひき肉ごはん&高菜漬けのせ」みたいな店も正直多く、小ポーションの試食だけでも、こちらの本気度が伝わってきた。

がい2

タイ料理「スパイシーガパオ」について聞いてみても、「シーユーダムと言うタイの調味料に、日本ではあまり使われないタイ産のシーズニングソースを加えて調理しています。もちろん製造もタイの会社にお願いしています」と、やはり営業マンとして知識も上々だったし、「シーズニングソースってソープーカオ?」というイジワルな私の質問にもしっかりと対応してくれた。そう、今や「魯肉飯」も「ガパオライス」も日本では珍しくもなんともない。より現地テイストで外食シーンにもしっかりと対応していかないと、主要客層の女性の皆さんの舌とビジュアル評価の対象にさえ入ってこないーのが正直なところだろう。

4月に紹介したばかりの老舗洋食店「新宿アカシア」だが、なんとなく「極辛カレーライス」の味が恋しくなり、新宿で直帰のタイミングで出かけてきた。この「極辛」のネーミングなのだが、前々から「辛さよりもスパイシーさが際立つなぁ〜」と思っていたが、今回メニューをよ〜く見てみれば、「美味さを極める辛さ」と表記してあった。

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「極辛カレーライス」(半ライスでお願いした)がこちら。チキン手羽も以前に比べるとスプーンで簡単に肉片がはがれるなど食べやすくなっている。カレーソース自体は変わらずスパイシーで、カルダモンの香りが口中からほのかに抜けていく〜。ホット系の辛さが尖ったような感覚はほとんど感じられないし、やっぱりスパイシー。

アカシア2

そういえば、ひと昔前は「極辛カレーソース」というメニュー名だったことが記憶に残っている。いつから「極辛カレーライス」に変わったのはわからないが、8年前の2010年のタイミングでは「カレーソース」として私自身も紹介している(こちら)。

先日、「ゴーゴーカレーが辛さに本気だ!」として、5辛(55倍、200円増し)のエントリーを紹介したが(こちら)、無料で辛さ調整できるのは1辛(2倍)、2辛(5倍)とのことで、「どれぐらいな辛さレベルなのか?」「2辛(5倍)」を試してみることにした。今回は「御徒町店でヘルシー、揚げ茄子」を。

ゴーゴー揚げ茄子

写真からは「辛さ」は伝わってこないが、全体的なイメージは、「甘くないゴーゴーカレー」といったところか。金沢系カレーの「ゴーゴーカレー」は、「甘くてもってり、こってりで苦手〜」という方もいるかもしれないが、その「甘さが気にならない」のがこの「2辛(5倍)」で、コトバを変えてみれば「辛さはやんわりで、まあ無料調節なのでサービスの上限」と受け取ることができる。

ゴーゴー辛さ

やはり、前回の「5辛(55倍)」は、やはり「200円増し」の有料がなせる「本気の辛さ」だったかといい意味で感じられた。インド料理店での辛さ調節の「ベリーホット」レベルをはるかに超えるものだったし、まあ「200円追加して、たいした辛さじゃなかったら〜」も困り者だが、自信を持って「しっかり辛い5辛(55倍)」であることも改めて。

6月2日(土)・3日(日)に「名古屋タイフェスティバル2018」が久屋大通り公園・エディオン久屋広場で開催されている。「名古屋タイフェス」は来場見込みが13・5万人(昨年12万人)と年々スケールも大きくなってきたが、初日の2日は好天にも恵まれ、出店しているタイ料理屋台ブースはどの店も長い行列ができるなど大人気だった。

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出店しているタイ料理屋台ブースはわずか12店舗なのもあるのか、土曜日の午前中から写真のようなにぎわい。名古屋の地元タイ料理店は写真の「サイアムガーデン」や、京都パクチー系の「東桜パクチー」など。毎度おなじみの千葉・成田の「バンプータイ」、「サワディー東京」や大阪から「クンテープ道頓堀店」も出店していた。

ナゴヤ2

もちろんレストランブースのほか、タイフルーツの屋台も5〜6店舗は出ていたし、マンゴスチンに関しては「代々木公園のタイフェスよりも目立っていた〜」ような。また、「タイフェス名古屋」の実行委員会を担っているヤマモリの「タイダンス」ブランドのレトルトカレー&木徳神糧のジャスミンライス「カオホムマリ」の試食・販売コーナーも代々木フェス同様に繁盛していた。





今年の「タイフェスティバル2018」のことだが、同業者のクンプーさんとともに、タイの公共放送PBSの日本紹介の人気番組「ドゥーハイルー」の取材を受けた。「日本に住む、マニアックなタイ料理好き」を紹介したいとのことで、レストランブースなどを回った。この時と翌週私が「ゲウチャイ新宿店」で実際に「タイ料理を食べる姿を撮りたいー」とのことで、写真の「ホーイマレンプー」や「タムスア」、「ガパオムー」などいくつかの料理を紹介させてもらった。

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この時に、番組ナビゲーターとしてサポートしてくれたのが藤崎ポンパンさん。「タイフェス」でブース周りをしていると、次から次へとポンパンさんのファンが殺到し、スマホ撮りの嵐で、日本のタイレストラン関係者からも絶大な人気だった。日本紹介番組としての知名度も相当なものだそうで、私とクンプーさんにも妙なプレッシャーが押し寄せてきた。

JR赤羽駅ナカの「エキュート赤羽」のタイ料理弁当&デリカの「ガパオキッチン」を利用してみた。同じJR系の「ルミネ荻窪」「ルミネ立川」と「アトレ川崎」で店舗展開している。赤羽店も、以前はなかったイートインスペースも設けられるなど、いつのまにか期間限定出店から常設店へと格上げになったようだ。

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ランチタイムには、「お得なセットメニュー」として、タイ料理弁当+サラダなどヤム系とあわせた2つで「990円」で展開している。とりあえず、「鶏肉のガパオライス(辛みアリ)」+春雨サラダ「ヤムウンセン」のセットで選んでみた。

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「鶏肉のガパオライス弁当」はこんな感じ。味付けはややひかえめだが、主役のタイのホーリーバジル「ガパオ」は都内平均レベルでは使われている。この下にライス部分が隠れているが、弁当なのでやや固まっている部分が見受けられたが、「ガパオ炒め」部分がしっかりしていたことはありがたかった。

日本にも数年前から上陸して、個人的に流行るんじゃないか〜と期待しているのが「タイ産ライスベリー」。昨日紹介したジャスミンライス「カオホムマリ」を母として生まれたコメの新品種だ。黒紫色であることから、ポリフェノールなどの抗酸化成分にも恵まれ、タイ現地でも「ライスベリーミルク」がコンビニで人気商品となるなど、「新しいジョスミンライス」としての側面のみならず、スーパーフードとしても注目を集めている。

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写真の中央が「ライスベリー」、下がジャスミンライスの「カオホムマリ」で、グリーンカレー「ゲーンキョワーン」と合わせている。「ライスベリー」は、タイ・カセサート大学のコメ研究所で、2002年〜2005年にかけて、ジャスミンライスの「カオホムマリ105種(母本品種)」と「カオホンニン(父本品種)」間で自然交配を行ない、それぞれの優れた特徴を合わせて作られた玄米である。

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「ポリフェノール」だけではなく、亜鉛、鉄、ビタミンE、ビタミンB1、Bカロチン、ルティン、タンニン、食物繊維なども豊富とされており、タイ現地ではカフェ系のお店でコメとして使われたり、前出の「ライスベリーのライスミルク」として商品化されていたりで、「コメのスーパーフード」としても注目を集めている。もちろんコメとしても、スーパーやデパ地下などで「1kg100〜150バーツ」ぐらいの高級米としても販売されている。

先日タイ料理店の日本人オーナーさんと雑談しているときのこと。「お客さんにタイのジャスミンライスって、ジャスミン茶で炊いたお米なんですか?と聞かれました〜」。私もタイ料理を食べるのが初めての方やほとんど喫食経験がない方から同じ質問を受けたことがある。さらには、「香り米にはどんな香りをつけて炊いているんですか?」とも聞かれたことがある。今回はそんな経緯も含めて改めて「タイ米カオホムマリ」(ジャスミンライス、香り米)のお話を。

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タイ語で「カオホムマリ」とは、「カオ(ごはん)」「ホムマリ(ジャスミンの花)」から来ている言葉だが、「ジャスミンの花のような白さの炊き上がりを指している。そして「カオホムマリ」はタイを代表する輸出品でもあるし、香り米としても、「世界2大アロマティックライス」として、インド亜大陸各国の「バスマティ米」と並び称される存在だ。

香り米2

私自身は10年超前のことではあるが、タイのジャスミンライスの産地を回り、収穫体験や農家巡りなどをしたことがある。タイで香り米産地として知られる中央部のコラート高原では、「塩分を含むやせた土地に自生していた野生種」として香り米が存在したと聞いたし、東北部イサーンのシーサケット県では、「コメを植えても、必ず『カオホムマリ(香り米)となるわけではなく、香り米が作られる土地は限定されている。極論すれば、1本道を隔てただけで『普通のコメ』『香り米カオホムマリ』に分かれる場所も存在するほど。現代でも『香り米』はなぜ香りがするのか?は解明されていない」のだという。




御徒町のインド料理「ニューシマラン」に出かけようと店前まで来ると、いつのまにか看板が「モエナ モティ」に変わっていた。最近オープンとのことで、インド・バングラデシュ料理の店だという。本店は西五反田(不動前駅が最寄り)という「モエナ モティ」で、とりあえずランチのカレー2種セットを頼んでみた。

モエナ外観

 カレーは「マトン」「野菜」の組み合わせ。カレー2種セットは「チキン&野菜」の組み合わせしかメニューに載ってなかったが、チェンジは可能とのことで、辛さは無料調節できる上限の15倍でお願いした。「マトン」は小ぶりなマトン片が4切れ。スパイシーさは物足りなかったが、辛さは15倍なので、まあそれなりに。それでもチェーン店の5辛よりも控えめなぐらい。「野菜」が具だくさんで、ダイコン、ニンジン、インゲン、グリンピースなど。こちらは食べやすく、好印象。ナンはやや小ぶりも、厚みがあって、もっちり感も上々に〜。

モエナ2

ディナーメニューをみせてもらったが、「バングラデシュ料理」とピンと来る感じはあまりなかったが、「トマトのタンドール焼き」や、バングラ風のピラウなどいくつかおもしろそうな料理も載っており、次回は「ディナー訪問」と行きたいところだ。

デリー上野店の毎週月曜日の日替わりカレーは、「牛ほほ肉のカシミールカレー」。「カシミールカレー」では、チキンが基本でポークなども選べるが、「牛肉系は牛ほほ肉の毎週月曜日」だけ味わえるわけで、やはり「いつもと違う牛の香りがするカシミール」は味わい的にも新鮮な感じがする。

牛ほほ1

最近、ライスは毎度毎度「半ライス」でお願いすることがほとんどだが、カレーのボリュームは一緒なので、「カシミールカレーの辛さはよりストレートに味わえる」気がする。さらに「牛ほほ肉片」の上にコリアンダーシードが行く粒か見えるが、いつものようにベリーベリーホットのリクエストを添えた証がこれだ。

牛ほほ2

最近の食べ方は、「まず最初にカシミールカレーをスープレードルで1杯、2杯すくって、そのまま味わう」。その辛さと旨みが舌に残っているタイミングで、1枚めの写真のように「肉片とじゃがいもをライスにのせつつ、レードルでカシミールを3杯かける」。合い間に薬味の「タマネギ&ダイコンのアチャール」を混ぜ合わせつつ、箸休め〜といった感じだ。もちろん残っている「カシミールカレー」も、スープのように「カレーは飲み物」として味わう。

タイ料理「プーパッポンカリー」(蟹と玉子のカレー粉炒め)は、日本ではソフトシェルクラブの「プーニムパッポンカリー」を含め、だいぶ定着してきた感があるが、それでも「ん???」と思うことも多々あったりする。最初の写真の「プーニム」はボッテリと重たく、結構食べ進むのもキツかった。

パクチー1

見ての通り、オイリーな仕上げだった(チリインオイルのナムプリックパオがしみ出るぐらいに使われている)のも食べにくかった大きな理由だが、さらに「タイ料理店なのに、日本のカレー粉使ってる!」と突っ込みを入れたくなるぐらいにパンチに欠ける香りだったこともある。

プーニム1

一方、こちらの写真はバンコクのシーフードレストランでの「プーニムパッポンカリー」。一切チリインオイルを使っていないのも見て取れるし、玉子の使い方からしても違うし、タマネギとタイのクサミの少ないネギ「トンホーム」のボリュームもなかなかに多い。これが食べやすかったことと、揚げたソフトシェルクラブもしつこくなかったし、それでいてカレー粉風味は結構あったことが印象に残っている。
(※1枚めの写真のとは別の料理?と思いたくなるぐらいの違いがある。それぐらい1枚めのは重たくって、完食できなかった)


ランチで新宿・靖国通り沿いのタイ料理「ゲウチャイ新宿店」へ。早い時間帯にも関わらず、インバウンドのタイ人観光客とお見受けするグループが数組〜。4月の日本へのタイ人観光客は15万人超えだそうで、タイへの日本人の入国者数11万人超を上回る逆転現象が起きている。4月はタイが日本で言う旧盆休みのようなソンクラーン休暇があるので、特殊な月ではあるが、5年前には考えられなかった話で、「新宿のタイ料理店にタイ人観光客が来店!」という時代なのだろう。

ゲウ1

私が注文したのは「鶏肉のガパオライス」セット。もちろん「辛口」リクエストを添えた。この単品「ガパオライス」のセットでは、サラダも普通と辛口のチョイスができるが、もちろん「辛口」で。目玉焼きが混ぜられており「ヤム・カイダーオ」といったところか。「ガパオライスに目玉焼きついているのに〜」と思われるかもしれないが、「ゲウチャイ」ではタイ式をここでも踏襲しており、ランチでも「ガパオライスに目玉焼きカイダーオ」はつかない。オプションで追加したものだ。

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「ゲウチャイ」の「ガパオライス」には、刻みタケノコ片「ノーマイ」が入る。タケノコ入りの「ガパオライス」は久しぶりで、なんだか味わいが新鮮〜。写真の通り、主役の「ガパオ」(タイのホーリーバジル)もまずまずのボリュームだし、セットされたスープもしっかり小エビ入り「トムヤムクン」なのもありがたい。

レイトランチの午後2時過ぎに、JR代々木駅前地下のタイ料理「アジアンスマイル」に寄ってみた。券売機で食券を購入するスタイルで「昼も夜も一律780円!」(タイカレー、ガパオライス、クイティオの麺類も。夜のツマミは280円〜)なのがリーズナブルで、カウンター5席、テーブル8席ぐらいの小さな店だが、いつ訪問しても結構にぎわっている。

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食券で購入した「鶏肉のガパオライス」に目玉焼き「カイダーオ付」なのをすっかり忘れて、「カイダーオ追加」してしまった関係で「目玉焼き2個」がご愛嬌だが、主役の「ガパオ」(タイのホーリーバジル)もしっかりと都内平均よりも上だし、全体的に赤っぽいのは「辛口リクエスト」にも充分に応えてくれている証でもある。

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もちろん何回か通ったことで、「辛くすると喜ぶお客〜」と厨房のタイ人のお姉さんに認識されたこともあり、「いい感じの辛さ」で作ってくれたのかもしれない。もちろん「ガパオも大盛り!特別!」とかタイ語でしつこくつぶやいていたのも効いたのかもしれないが、これぐらい入れば充分に「タイ式ガパオライス」である。

また、ミニサイズの「グリーンカレー」も出してもらったが、写真から伝わってくる通りに汁物の「ゲーンキョワーン」に仕上がっている。こちらも言わなくても「辛く」してくれた。「グリーンカレーをスープ代わりにガパオライス」が楽しめたのは、ある意味「ぜいたくランチ」であった。



御徒町のインド料理「ヴェジハーブサーガ」にランチ訪問した。周りのテーブルでは、「バターチキンカレーはないんですか?」などの質問をしている方がいたが、「100%ベジタリアン」の店なので残念ながら〜。私が選んだのは日替わり6種類の中から3つを選ぶBセット。「マライコフタ」「キャベツのポリアル」「ラッサムスープ」にしてみた。

サーガ1

そして今回興味津々で注文したのが「ほうれんそうナン」。「100%ベジタリアンの店」なので、どんな感じだろう?と楽しみにしていたら、写真のグリーン&グリーンの色合いのナンが運ばれてきた。「ほうれんそうナン」をいくつかの店で食べたことはあったが、ここまで見事なのは初めてだ。

サーガ2

でもって、「ラッサムスープ」を一気に飲み干し、「マライコフタ」と「ほうれんそうナン」で食べ進みつつ、合い間にキャベツのココナッツミルク&スパイスの含め煮「ポリアル」を。「100%ベジタリアン」だとノンベジ好きにはややもの足りないかもしれないが、それぞれに飾らない旨みがある。


平日夜に池袋西口のドライカレー専門店「火星カレー」へ。この日は6時半過ぎと早めに出かけてみたが、地下へと階段を下ってみたら、「テーブル席まで満席!」。このタイミングで入店すると時間がかかりそうなので、時間差訪問で1時間後に再訪、無事入店できた。券売機で購入したのは「豚」+「草」+「焼きチーズ」+「辛さ冥王星×3倍」(愛称ボイジャー)。中の「豚」と「草」が見えるようにセンター部分だけ「焼きチーズ抜き」でリクエストした。

かせい ぶた1

「辛さ冥王星×3倍」でも、辛さと火星カレーのベースのバランスが崩れないのがうれしい組み合わせ。「草」のほうれんそうの独特のソテー感を味わいつつ(エグミなし)、「豚」を最初に1片、2片〜。豚肉の旨みも感じつつ、「焼きチーズ」コーティングの本体へとスプーンを進めていく。

かせい ぶた2

この「焼きチーズ」に包まれた「豚」と「草」。私が「ドライカレー好き」「火星カレー好き」なのもあるが、1時間タイミングをずらしてでも、食べたくなる魅力がこのひと皿にはある。
だからこそ、客層は学生街の一角ながら、老若男女だし、カップル客をはじめ、「おじさんのひとり客」も多いし、皆さん「オンリーワンの火星カレー」にひきつけられるのだろう。

最近、タイ料理「ラープ」(ひき肉のタイハーブ和え)を何度か食べる機会があったのだが、本来のタイ式タイ料理の「ラープ」と、日本のタイ料理店の「ラープ」が別ものに感じられた。この主因は、大量にトッピングされた「パクチー」によって、「ラープ」そのものの味が変わってしまっていたからだ。「ハーブ和えのハーブの使い方を誤ってしまうと、料理そのものの味もおかしな方向に進むことはおわかりいただけるだろう。

ラープガイ

タイ式の本来の「ラープ」(※写真は鶏肉なので「ラープガイ」。赤羽「クルアチョントーン」)は、こちらの写真のようにフレッシュミント「サラネェ」の葉っぱがトッピングされる。この「サラネェ」の香りが、刻んだこぶみかんの葉「バイマックルー」やアカワケギ「ホムデーン」、炒ったもち米の粉「カオクア」とトウガラシ、ナンプラーなどが複雑に絡み、独特の香りとうま味がひき肉とともに溢れ出す〜のが「ラープ」の醍醐味だ。

ラープ2

それが「ラープにパクチー」だと、こちらの写真のような感じだ。この店の「パクチー」はまだかわいい方で、店によっては「パクチーてんこ盛り」なんてことも、最近では珍しくなくなっている。これには「パクチー」ブームなる、日本独自の時流の流れで、「タイ料理にはなんでもかんでもパクチー入れとけばオッケー!」的な、「日本人が良ければなんでもアリ」「パクチー入れないと、お客からクレームが来る」みたいな風潮による弊害なのだろう。



金沢系カレーの「ゴーゴーカレー」。これまでも「デビルカレー」(こちら)など“辛さ”に挑戦するメニューが登場していた時期もあったが、長く続くことはなかった。また“辛さ”のレベルにしても、辛党からしてみれば「おざなり」感がぬぐえない感じがしていたものだった。それがレトルトカレーの「驚辛」(こちら、ドンキ限定販売)で、ひと皮むけたのか、最近では店舗によって「本気の辛さ調節」ができるチェーンへと変貌を遂げている。

ゴーゴー 5辛

写真は「チキンカツカレー」(※ライスはヘルシー)。辛さは5辛(55倍の辛さ、200円増し)なのだが、ひと口食べた後から辛さが襲ってくるタイプで、それも長い時間「辛さ」が継続するのである。金沢系カレーといえば、甘さが最初に〜が基本で、この部分は同じだが、この「5辛」だと、一瞬でも「辛さ」を感じた瞬間から、ホット系の波が次から次へと押し寄せてくる。

ゴーゴー辛さ

こちらが「ゴーゴーカレー」の辛さ調節「選べる辛さ」。いきなり「5辛=55倍」から試してしまったので、「1辛」「2辛」などのレベルはわからないが、いきなり「辛辛=100倍」にしないでよかった〜と内心思っている。この「辛辛」に挑戦しなかったのは、レトルト「驚辛」が意外にも本気の辛さだったので、「今のゴーゴーカレーが本気出したならば、結構な辛さレベルであろう」と想像できたので、「辛辛の手前の5辛」に控えることができたのだろう。

(※ココ壱の5辛レベルでたぶんゴーゴーの2辛ぐらいの感覚だと思う。デリーのカシミールカレー・ベリーベリーホットよりもゴーゴーの5辛の方が相当に辛い)

東京・田端の「ポム タイ料理」にランチ訪問してきた。元タイ大使館調理人であるオーナーシェフのポムさんは、「今年のタイフェスには行けなかった〜」と話しつつも、なんだかうれしそうに見えたのだが、これは「土曜日もランチからお客さんがいっぱいで、日曜日も予約で忙しかった〜」からだそうだ。オープンして1年超が経過したが、ポムさんのタイ式タイ料理の味は、しっかりとリピーターをつかんでいる。

ポムタイ料理1

写真は「ポム タイ料理」のランチでは一番人気のセット「グリーンカレー+マッサマンカレーのタイカレー2種盛り」。他店のタイカレーとどこが違うのかといえば、「自家製カレーペースト」へのこだわり〜である。特に「マッサマン」は、発祥エリアとされるタイ南部出身であるポムさんならではの、長年親しんでいる「マッサマン」の味を再現しているのがウリで、「世界美食ナンバー1」に輝いたことがある「マッサマンカレー」の奥深いコクと旨みは、「ポム タイ料理」ならではの秀逸さが感じられる。


ポム キョワーン

そして「グリーンカレー」はといえば、実はこの日は「グリーン」を単品で辛口リクエストを添えて注文したのだが、
香りが芳醇で、旨みと辛さとのハーモニーがやっぱりバツグンで、さらにココナッツミルクの甘さと香りが後から追いかけてくる「タイ式」の味わいに大満足だった。
(※写真からサラサラなスタイルが見て取れるが、本来のタイのグリーンカレーはこのような汁物タイプであり、タイ語のゲーンキョワーンのゲーンというコトバは汁物を指す)

平日の仕事帰りにJR渋谷駅新南口近くのタイ料理のチキンライス「カオマンガイ」の専門店「ガイトーン東京」に寄ってみた。午後7時半ちょい前の時間だったが、店内は若い世代のグループ客でほぼ満席〜。この6月でオープン丸4年を迎えるが(※当時のブログ紹介はこちら)、人気ぶりに変化はないようだ。

ガイ1

写真は「カオマンガイ」(ライス大盛り)。添えられたシーユーカオベースのタレのナムチムに、テーブル常備のグリーンチリを山盛りにしたもの。チキンの部位はタイミングなどもあるが、クサミなく、ジューシーさも変わらず。チキンスープで炊き込まれたタイ米カオホムマリは、ややオイリーさがひかえめになった感もあるが、おいしい炊き上げも変わらずで、さすがの「ガイトーン東京」を実感できた。

ガイ2

タレのナムチム抜きだとこちらの写真になる。「パクチー無料」のサービスも継続中で、周りのテーブルの皆さんは結構おかわりしていたのも印象に残った。私はといえば、「タイ現地のカオマンガイには、パクチーは絶対条件ではない」ので、もちろんパクチー抜きで。せっかくの「パクチー無料」なので、セットされてくるチキンスープの薬味として使わせてもらった。

レイトランチでJR神田駅からほど近い「ベンガルカレーファクトリー」に出かけてきた。ロケーションはカレー好き・アジア料理好きにはピンとくる「アンドーラダバ」「東京カオマンガイ」の裏手とわかりやすい。カウンター席6席のみの小さな店だが、オーナー氏は同所で「イタリア酒場」を営んでいたそうで、バングラデシュの友人が多かったこともあり「ベンガルカレーファクトリー」へと業態転換したのだという。

ベン1

「現在、東京の『バングラデシュ』タウンは、東十条・十条から赤羽のエリアなんですよ」などと、このエリアに住む私からすれば、「即、納得」の話を伺いながら、この日のランチ日替わり「ベンガル風 ブナキチュリライス」を食べ始める。

ベン2

「ナスを崩しながら副菜と混ぜて食べて下さい」とのことで、炊き込みピラフにマメの副菜と刻み野菜を合わせながら食べ進む。オープンして2ヵ月で、「ブナキチュリライスはランチでは今日が初めてなんですよ」とは、良いタイミングでの訪問だったのだろう。さらに「コメはタイのジャスミンライスとタイのレギュラー米のミックスなんです。ジャスミンライスだけだと香りが強すぎて、バングラデシュ現地風ではなくなるので、あえてミックスしてます〜」とタイ米使用ならば、余計に応援したくもなってくる。

東京・神田は西福田町交差点そばのタイ料理「マリカ」が18年4月27日で閉店した。オープンが16年の6月のことで、写真のような「ガパオたっぷりのガパオライス」がランチから楽しめる店だったが、もうすぐ開店2年の直前でのさびしいニュースである。

マリカ1

「マリカ」の「豚肉のガパオライス」は、素揚げガパオが食欲をそそってくれる「都内屈指の優良ガパオライス」であることが、写真からも伝わってくると思う。タイ人のママさん3人が厨房で鍋ふりしながら、ホールもカバーするような体制で、ランチは結構女性客でにぎわっていたのが印象に残っている。

マリカ2

チキンライス「カオマンガイ」も、チキンスープで炊いたジャスミンライス「カオホムマリ」の適度なオイリーさ加減がなかなかだったし、タレの「ナムチム」も私の辛口リクエストにも刻みトウガラシ片を足してくれたりもしたし、肝心のチキンもジューシーだった。

「タイフェスティバル2018」(東京・代々木公園)が終わり、バトンは今週末(19日、20日)の「タイフェス大阪」、6月2日、3日の「タイフェス名古屋」にわたった。代々木公園では、今年も「ガパオライス」を提供する店が多かったが、今回は「ガパオライスはツユなし!・ツユダク?」の好みの話を〜。

ガパオ汁なし

個人的には写真のような、しっかりと炒めが入った「ツユなし」のタイプが好みだ。こちらの方が、主役であるタイのホーリーバジル「ガパオ」の香りが豊かに漂うし、調味料の後味だったり、濃い味だったりを感じないで済む恩恵もある。そして「ツユなし」の場合は、ランチセットなどで添えられてくるすましスープ「トムジュー」をタイ米「カオスワイ」にひとさじ、ふたさじぐらいまぶしがけ〜。こうするとほんのりウエット感が増し、ガパオ炒めとともに食すとノドの通りが良かったりする(※好みだけど)。