◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

JR総武線・東京メトロ東西線西船橋駅近くの「タイ料理 きんめだい(西船カオマンガイ)」にランチ訪問してきた。ブログコメントで「こだわりのタイ料理のお店です」とご推奨いただいていたので、線路際に見える「西船カオマンガイ」の看板がとっても気になっていたが、ようやく出かけることができた。ご店主のタイ料理への深い造詣とあくなき探求心がハンパなく、マニアの方でも相当に楽しめるのではないだろうか。
にしふな3
店名の「きんめだい」は、タイ語で「食べられないー」。もしかしたら、本場の本物志向のタイ料理を標榜しているため、「タイ現地の味でー」などとうっかり注文してしまうと、あまりのワイルドな辛さやタイハーブの香りで、「食べられないー」日本人のお客さんもいるかも。聞けば夜は近隣タイ人客も多いそうで、日本では「食べられないー」本場の味を求めて集っているーのかも。
にしふな1
この日のランチは、看板メニューの「カオマンガイ」と鶏肉のガパオ炒めライス「ガパオガイ」の2つだったが、その隣にメニュー紹介されていた写真の「カリカリ揚げ豚のガパオ炒めライス=パッ・ガパオ・ムーゴップ(ムークローブ)」も大丈夫とのことで、「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き」のリクエストを添えた。
まずはうれしいフレッシュ生葉の「ガパオの葉」(タイのホーリーバジルの葉)の存在感。そして「ムーゴップ(豚のカリカリ揚げ)」の香ばしさとジューシー感。私自身初めての組み合わせの「ガパオ炒め」になるが、ご店主と「タイ料理話」を重ねている間にうっかり食べ終えそうになっていた。それぐらいにタイ式の味わいで、ガツガツといってしまった。ほんのりとバイマックルー(こぶみかんの葉)の香りをアクセントにしていたり、ていねいな仕事っぷりも光る。
にしふな2
こうなればもう1品ぐらい楽しみたいので、「ラープ・ムー」(タイハーブの豚ひき肉和え)も「辛口」で追加注文してみた。すると、「すみません。今日はパクチーファラン(ノコギリコリアンダー、オオバコエンドロ)が切れてしまって。それでもよろしかったら?」と返ってきた。「パクチーファランを使ってラープを作ってくれる店」。それこそ日本全国でも両手で足りるぐらいの店でしか使っていないだろう。
さらには写真でもわかるセンターに飾られた「サラネェ」(フレッシュミントの葉)も、最近では使ってくれない店の方が多く、個人的にはもの足りなさや残念な気がしていた。それが「きんめだい」ではデフォで使われていた。
「ラープ・ムー」自体も、炒ったもち米の粉「カオクア」がいい感じに全体の香りのアクセントになりつつ、乾燥トウガラシ「プリック・ヘーン」(細い種類のタイプ)で「辛口」にもしっかりと応えてくれている。それでいて、味付けは濃過ぎず、うす過ぎず。これもタイ式であり、追加注文して大正解だった。

日本でタイカレーといえば、「グリーンカレー(ゲーン・キョワーン)」「レッドカレー(ゲーン・ペッ〈デーン〉)」「マッサマンカレー(ゲーン・マッサマン)」に、「カニと玉子のカレー粉炒め(プーパッポンカリー)」を加えたこの4つでほぼほぼではないだろうか。まあ4つも日本で知られている「タイカレー」があることは素晴らしいことだが、昔からメニューにある割に、知名度もパッとしないし、あまり知られていないのが、「第5のタイカレーに育って欲しい『ゲーンガリー(イエローカレー)』」である。
イエロー1
ターメリックイエローなので、日本人がイメージする「カレー」に一番イメージが近いはずなのに、食べることができる店は少ないし、あまり話題に上ることもない。どうして流行らないのか、正直なところ理由もわからないのだが、たぶん「普通のカレーに見えちゃって、新しさも見栄えもしない」のが理由のひとつなのかもしれない。
ゲーンガリー クアタイピムチャイ
1枚めの写真は池袋西口「HANABAR」のランチでの人気メニューである「イエローカレー」。エディブルフラワー入りなので映えるし、ライスにトッピングされているバタフライピー「アンチャンの花」などの話題性もありそうなものだが、お客さんも「タイカレーのひとつの種類」であることに気がついていないーのかもしれない。

2枚めの写真は、川越のタイ料理「クアタイピムチャイ」の「ゲーンガリー(イエローカレー)」。じゃがいも、ニンジン、タマネギ、豚肉と具の構成も日本のカレーの定番ともいえる感じで、ここにココナッツミルクを加えた味わいは、日本人にもなじみやすく思えた。

池袋西口の台湾料理「中国茶館」にランチ訪問した。ありがたいのは500円ランチセット(税別)が変わらずに楽しめることで、写真の「辛口そぼろ丼(鮮蛋辣味飯)」もこのボリュームだし、台湾茶専門店ならではの「ウーロン茶ゼリー」付だ。
そぼろ1
具の主役の「肉そぼろ」が辛口仕上げで、センターの卵黄とトッピングの水菜を混ぜながらだと、食べやすい。「辛口そぼろ丼」のネーミングだが、中国茶館では「魯肉飯」が「そぼろ丼」として供されているが、この辛口バージョンではないようだ。
魯肉飯
ご参考まで、「魯肉飯のそぼろ丼」セットだとこんな感じだ。日本人向けに八角の香りは抑えられているが、こちらも同じ500円(税別)なので、コスパ抜群であることがおわかりいただけると思う。
オーダー形式の中華ビュッフェがメインなので、「ワンコインランチ」の注文客はなんとなく気がひけるかもしれないが、遠慮は無用。いい意味で台湾式の素っ気ない(放置)接客なので、「注文してサクッと食べて楽しめる」。私にはこれが逆に心地よく、長らく利用させてもらっている。

(※ブログ紹介19食め)仕事帰りに東京・十条の南インド料理「カレーリーブス」に寄ってみた。平日限定の「ミニミールス」を狙っての訪問だが、アルコール類を一切置いていないこともあり、「サクッと寄って、食べる」にはうってつけの店である。
ミニミールス ノンベジ
「ミニミールスのノンベジ」だとこんな感じだ。時計回りで右上から、「キャベツのポリヤル」、「マメ野菜スープカレーのサンバル」、「店名のカレーリーブスの由来でもあるカレーリーフがふんだんに使われたトマト&タマリンドの酸味とブラックペッパーがきいたラッサムスープ」、「あっさりと食べやすいツキンカレー」、「チキンティッカ」、「バスマティライス」の順だ。このターリーで880円。「ミールス」としては充分な中身であり、「サンバルとラッサム」はいつもながらの安定したおいしさである。
ミニミールス ベジ
また、「ミニミールスのベジ」(780円)だとやや少なくなるが、「サクッと食べたい時」にはとても重宝している。「食欲がそこまではないけれど、ミールスを楽しみたい〜」タイミングもあるわけで、とりあえず「サンバルとラッサム」だけでも充分なのだが、野菜のスパイス含め炒め煮の「ポリヤル」に、「ライタ」ではなく、ケララ州スタイルの「バターミルク付き」なのが、「カレーリーブス」のスタイルだ。

20年11月18日から首都圏のセブン‐イレブンで「パッタイ タイ風焼そば」が再発売されている。税込み475円、チルド弁当、電子レンジ専用商品).
「もっちり生麺使用」のコンセプトや、原材料名のトップも「米粉入り麺ナンプラー甘酢タレ炒め」と書かれており、今夏(8月5日発売、こちら)と同じ商品であることがわかる。再発売とはうれしい限りだが、3連休前から季節外れの暖かさでもあり、発売と同時にまさに「パッタイ」日和にも恵まれた感じである。
パッタイ1
前回も書いたフレーズだが、「タイ式パッタイは基本米麺クイティオ」なので、セブンがこの大前提を踏襲してくれたことが一番のポイントである。「米粉入り麺」の表記なのでたぶん「米粉入り小麦粉麺」だと思うが、麺自体が確かにもっちりしており、とても食べやすく、「パッタイ」のおいしさのポイントである「麺がくっついたりしない」「オイリーになり過ぎない」ポイントをしっかりと押さえてくれている。
パッタイ2
具にも「もやし玉子ニラ炒め」を使っており、さらに「海老炒め」「乾燥小海老炒め、刻みアーモンド和え」「水菜」とある。そして味付けにはゼラチンソースを用い、レモン果汁、ナンプラー、砂糖などでアレンジにしている。ポイントであるタマリンド(マカーム)を使った甘酸っぱさは「甘酢たれ」の部分なのだろう、ここだけは弱めだったので、自宅の「タイ産タマリンドペースト」を少々加えてみた。

再び「巣ごもり」生活が現実味を帯びてきた昨今だが、それでも「タイ料理が食べた〜い」時に重宝するのが、「昼夜ともワンコイン500円弁当が楽しめるポムタイ料理(JR田端駅から徒歩5分)」である。私も仕事帰りに「食事して、さらに弁当持ち帰り」のパターンで利用させてもらったことが数回あるが、弁当でも、とても500円レベルではないコスパ(500円じゃ申し訳ない〜)なのだ。
ポム1
店内でもこんな感じで「ワンコイン弁当」が紹介されているが、「ガパオ」「グリーンカレー」「マッサマンカレー」「パッタイ」「カオマンガイ」「エビチャーハン(カオパットクン)」の定番中心ながらも、弁当でも注文が入るごとにその場で調理してくれる出来立て、作り立てなのもありがたい。
ポム2
「ガパオ弁当」だとこんな感じで、「辛口」のリクエストにもしっかりと応えてくれている。主役のガパオの葉(タイのホーリーバジル)も写真の通りで見劣りしないし、目玉焼き「カイダーオ」付き、ライスももちろん「タイ産ジャスミンライスのカオホムマリ」なので、電子レンジ加熱を軽く加えるだけで「タイ式ガパオライス弁当」が熱々で食べることができる。
ポムカオマンガイ
さらに、タイ式チキンライス「カオマンガイ」も充分なレベルで、鶏スープで炊き上げたカオホムマリも美味だし、主役の鶏肉片もなかなかのボリューム。味の決め手のナムチム(タレ)も添えられているし、こちらも軽いレンジ加熱だけで、おいしく楽しめた。

仕事帰りにJR新宿駅西口「思い出横丁」の「つるかめ食堂」に。カレー風味の「ソイ丼」が恋しくなり、久しぶりに寄ってみた。知人や社の後輩などと一緒に出かけることが多かったが、昨今の情勢もあって今回はひとりで出かけた。まずは「レモンサワー」と「ポテトサラダ」で楽しみつつ、長らく食べ続けている「ソイ丼」を。
ソイ丼
創業61年続く伝統の「ソイ丼」がこちら。そのまんまの大豆に鶏ひき肉、豆腐片の具が、やや緩めの粘度があるカレー風味に仕上げられている。このカレー粉風味が昭和ノスタルジックを感じさせてくれるが、令和時代の現在となっては、逆にシンプルで新鮮な味わいともいえよう。ひと口」、ふた口と食べ進むごとに、やさしいカレー粉風味に包まれる大ぶりの大豆の旨さに魅了される。13年前も同じ「ソイ丼」でブログ紹介したことがあるが、当時と全体の味わいは変わらずで、ブレない伝統の味は現代にも受け継がれている。変わった部分は、トッピングのハムが、その当時は「手造りスモークハム」だったことぐらいか(こちら)。
ソイ丼2
そして「ソイ丼」のお供といえば、写真右の「ハムマリネ」。こちらもシンプルなマリネではあるが、「ソイ丼」やアルコールとの相性も良い。写真右の「ポテトサラダ」も手造り感満載で、うす味の仕上げは、テーブル常備の「中濃ソース」にもぴったりだ。

自然派インド料理「ナタラジ」。「銀座店」や明治神宮前の「原宿表参道店」などでもおなじみのオーガニック・ベジタリアン・ビーガン対応のインド料理店として日本では草分けの店として知られる。渋谷店の店前をたまたま通りがかり、「濃〜いパラクカレー(ほうれん草)」が食べたくなり、ランチ訪問した。自家農園「ナタラジ・ファーム産」のほうれん草は予想通りの濃〜い味でした。
パラク1
写真からも「ほうれん草の濃〜い」感じは充分に伝わってくる。もちろん「ほうれん草のエグミのエの字さえ」感じない。さらにスパイシー&ホットの「スペシャル・ホット(150円増し)」でお願いしたが、ほうれん草の旨みを崩さないような巧みなスパイスの加減がさすがで、インドのカッテージチーズ「パニール」(こちらも自家製)ともども、これぞ「パラク・パニール」と叫びたくなるような味わいだった。
パラク2
合わせたブレッドはタンドール「ロティ」。小麦のロースト感といい、香り立ちも食欲をそそってくれたが、「ナタラジ」のランチは、「ビュッフェもいいけど、アラカルトもうならせてくれる〜」ことも、久しぶりの訪問で思い出させてくれた。

久しぶりにランチで出かけたのがタイカレーの名店として知られる「メーヤウ」(JR総武線信濃町駅から4〜5分)。思い出してみれば、毎度毎度店前に出かけても、正午過ぎには数十人レベルの行列で入店をあきらめたことが2ケタ回数はある人気店だ。今回はたまたま近くでの仕事に恵まれ、午前11時半の開店直前に訪問することができた。それでも店内は7割方埋まっており、その人気はやはり不動〜。
メーヤウ1
さっそく注文したのが「メーヤウカレー(大辛)」で、カレーのみ大盛りにしてもらった。タイカレーで言うところの「レッドカレー=ゲーン・ペッ(デーン)」を指す。見た目もしっかりのタイ式ゲーン(汁もの)仕上げである。タイ現地式でも「カオ・ラート・ゲーン」のタイカレー系統を寸胴鍋で提供してくれるようなサラサラ過ぎの出来栄えで、さらに「ココナッツミルクが生搾り仕様であれば、もう一段上のタイ式かもー」と思わせてくれる味わい。
メーヤウ2
具はシンプルに、「骨付きチキン」「じゃがいも」「半身のゆで玉子」の3つのみ。カレーのみ大盛りで頼んだので、もちろん「メーヤウカレーは飲み物」ぐらいの感覚でカレーをひと口楽しんで、もうひと口を「カレーとライス」の組み合わせでガンガン食べ進む。単純に「食べ始めるとスプーンが止まらない」のだ。

首都圏・中京・近畿のセブン‐イレブンで20年11月17日から新商品「ガパオ風ライス(鶏ひき肉のバジル炒め)」が発売されている。「タイ料理で人気のガパオ風ライス」と紹介されてはいるものの、残念ながら主役であるはずのガパオ(タイのホーリーガパオ)の葉っぱは発見できなかった。
セブンガパオ2
原材料名の記載欄には、「ピリ辛鶏挽肉野菜炒め」と書かれており、「鶏挽肉、玉ねぎ、風味調味料、ピーマン、その他」とある。グリーン色は基本的に「ピーマン」、そして「その他」の部分にたぶん「バジル」が入っているのだろう。
それにしても、セブンの「ガパオ風ライス」には、たびたびお供として「ヤムウンセン」(原材料名は「ピリ辛春雨サラダ」とある)が入ってくるが、レンジ加熱された「春雨サラダ」は微妙な味付けだ。
セブンガパオ3
そんなことで、実際に「もち麦入りごはん」と合わせるときには「ピリ辛春雨サラダ」には遠慮してもらい、「鶏ひき肉のバジル炒め」のみを移してみた(※一部「春雨」が混じったが)。今ひとつ味付けのパンチが弱いのは、ナンプラーやトウガラシの「タイで人気のガパオライス」には欠かせないものが充分に使われていないからか。もしかすると「風味調味料」部分がこれにあたるのかもしれないが、「クセを抑えて食べやすく仕上げた」のだろう。

先日紹介した御徒町JR高架下のネパール・インド料理「サウリャ」にランチ訪問してきた。前回はカレー3種の「スタンダード・ネパールタリセット」(税別1000円)を注文したが(こちら)、今回はカレー2種の「ネパールタリセット」を。「ダルバート+チキンカレー」の構成だが、なんといっても650円(税別)のリーズナブルさがありがたい(※ソフトドリンク付)。
サウリャ 650
写真のターリーが全容だが、「チキンカレー」が大ぶりカットで、チキンメインのドライタイプでカレー炒めっぽい仕上げ。これはこれで、一品のおかずとして食べれちゃうアクセントに。
ライスはレギュラーのタイ米カオカオと日本米のブレンドのようだった。見た通りにボリュームもまずまず〜。
サウリャ 650 2
主菜である「ダルカレー」は見ためはスープ状だが、ライスにぶっかけしてみれば、多種多彩なダールの組み合わせで、大豆(バトマス)をメインに、ケツルアズキ(カロダル)、緑豆(ムギコダル)などの姿も見える。
もちろんアチャールも忘れずに。大根のムラコアチャールが標準セットされるが、やはりじゃがいものアルコアチャールも欲しくなり、追加してもらった(有料)。これを混ぜ合わせて食すだけで大満足。もちろんアルコの有料追加がなくても満足度は十二分だ。

数カ月ぶりに仲御徒町のタイ料理「タイヴィレッジ」にランチ訪問してきた。ふとメニューを見ると、「鶏肉のガパオ炒め」のライスのほかに、汁なし麺に仕立てた「ガパオ・ヘーン」が加わっており、これを「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き」のリクエストを添えて注文した。
ガパオヘーン1
キッチンからは、「カイダーオのタイ式揚げ焼き」の油をはねるパチパチした音が響いている。待つこと5分ほどで運ばれてきたのがこちら。「カイダーオ」の加減も上々なベストの揚げ焼きだ。また麺はタイのビーフン太麺「センヤイ」のようだが、パスタのフェットチーネのような仕上げで、もしかしたら「タイヴィレッジ」オリジナルの麺なのかもしれない(※この日は日本語が上手なネット店長が不在で詳細は聞けなかった=近くの「タイ屋台」にいる)。
ガパオヘーン2
それ以前に、「鶏肉のガパオ炒め」としてのポテンシャルも写真の通り。主役のガパオ(タイのホーリーバジル)も生葉使用がうれしいし、ボリューム感もたっぷりだ。そして鶏肉片もタイ式の粗みじんだし、「辛口」のリクエストもしっかりとこなしてくれている。
とりあえず全体を混ぜながら、ガパオ炒めと麺が絡むようにフォーク&スプーンを入れてみる。ツユダクタイプではないので、味付けもしつこくなく、食べ口も軽い「ガパオ汁なし麺」で楽しめた。
(※添えられたスープが「たまごスープ(トムジュー・カイ)」なのもひと工夫が感じられうれしい)

タイ料理店のランチセットのデザートといえば、お決まりの「タピオカココナッツ」(サークガティ)がド定番だ。タピオカブームの相当前からの定番で、令和のタピオカドリンクブームに乗っかることもなく、下火になった現在でも変わらずにどこの店でも「タピオカココナッツ」。たまに「コーン粒」が入っていたりで(タイでは普通に入る)、日本人的な視点からすると、「コーンはいらない。タピオカココナッツもいらないー」と思っている人も多いのではないだろうか。
サークーガティ ゲウチャイ
そんな「タピオカココナッツ」(サークーガティ)で、ちょっと斬新〜的な新鮮な感覚で食べれたのがこちらの写真。これぐらいの大ぶりの「四角ゼリー型」(※たぶん1片に50個ぐらいタピオカが使われている)だと、かみ応えも充分で、それこそ「タピオカ喰ったぞー」ぐらいの衝撃で、普段はどちらかといえば、「あっても、なくてもいい」ぐらいのランチセットの「タピオカココナッツ」が、「おかわりしたいー」ぐらいの気分になった(※タイ料理「ゲウチャイ新宿店」にてー)。
ブアローイ ガムランディー
そしてこちらが「ブアローイ」。米粉と砂糖で練った団子が主役の温かいココナッツミルクデザート。それぞれの団子の色合いは自然色素。野菜やフルーツだったり、水色は「アンチャン(バタフライピー)」、グリーンは「バイトゥーイ(パンダンリーフ)」由来だ。さすがにランチセットのデザートではなく、食後に単品でお願いしたものだが、素材構成は異なるものの、「日本のお汁粉」にも通じるような、やさしい味わいで、年に何回か食べたくなる瞬間がある(※写真は福岡「ガムランディー」のもの。レギュラーメニューにも載ってます)。

本日11月14日はインドの新年祝祭「ディワーリー」の20年当日である。インドでは光の祭りといわれるが、インド料理「アールティ」でも毎年「ディワーリー」記念ターリーをメニュー提供しており、11月11日〜23日までのロングランで、秋葉原本店、今年7月7日に新規オープンした和泉町店(最寄りは秋葉原駅で、三井記念病院近く)の2店舗で楽しめる。
ディワリ20ターリー
ターリーの全容がこちら。時計回りで右上から「ベジタブルコフタ」(野菜とインドチーズ「パニール」のコロッケ入り、インドではお子さんにも大人気!)、「フィッシュカレー」(具の主役はカジキマグロ、マスタードシードがビシッと利き、ほんのり酸味がある大人味のカレー)、「サブジ」(ジャガイモと菜の花のスパイス含め炒め煮)、「ジャレビ」(インドの祝祭菓子。渦巻き状の小麦生地を揚げ、砂糖シロップで包み込んである)、「カボチャのハルワ」(インド菓子)、「プーリ」(ミニサイズが2枚、揚げたチャパティ)、「マントゥワ キ ロティ」(稗=ひえのロティ)、センターが「バスマティライス」(インドが誇るアロマティックライス、長粒種)。
フィッシュカレー
「ひえのロティとサブジ」を楽しみつつ、「カジキマグロのカレーとバスマティライス」を合わせながら食べ進む。「サブジ」が菜の花なので、本流の名称「サグ」である。「サブジ」は野菜の素材そのものの旨みを生かすので、素朴なひえの香りとも相性が良い。オーナーのアヌさんによれば、「ひえは健康素材なので、身体にも良いです。子供のころから食べなれてますが、今も大好きです」とのこと。日本では「ひえ=稗」を食べる機会は令和時代ではめったにないが、レギュラーメニューにして欲しいぐらい。「カジキマグロのフィッシュカレー」も美味い。これも再食してみたいカレーだ。

タイ料理「グリーンカレー」(タイ語で「ゲーンキョワーン」)。日本でも知名度も認知度も上がり、今やタイ料理店・タイレストランのみならず、ファミリーレストランやカフェでもメニューに置いている店も多く、全国で食べられるようになったーと書いても過言ではないだろう。ただ、「グリーンカレーのグリーン色はどこから?(なに由来?)」となると、まだまだ「誰でも知っている」とはいかないようだ。
グリーンカレー ソムタムダー2
写真はタイ・バンコク発のタイ料理「ソムタム・ダー」(代々木の東京店)の「グリーンカレー」。現地では必須のタイ茄子「マクア・プロ」、タイバジル「ホーラパー」に、仕上げのココナッツクリームに写真だけでもそそられるが、「このグリーン色はどこから?」が今回の本題だ。
プリッキーヌスワン
正解は「青唐辛子」由来ー。プリッキーヌやプリックチーファー・キョウ、そして写真のプリッキーヌ・スワン・キョウなどの自然なグリーン色を、クロックなどですりつぶしてあの色合いになる。日本ではタイ産の市販「グリーンカレーペースト」(ニタヤ、メープロイなど)を店でも使っているのが普通で、自家製ペーストの店が少ないために「グリーン色の由来」が知られていないのかもしれない。

このところランチ訪問頻度が増えている池袋西口のタイ料理「プリック」に出かけてきた。今回は50種類近いランチメニューの中から選んだのがショッキングピンク色のスープが特徴の「イエンターフォー」。麺はビーフン極細麺の「センミー」でお願いした。実は「プリックでのイエンターフォー」は今回が初めてとなる。さてさて、どんな味なのか〜。
イエンターフォー プリック
写真のように、スープと全容はいい色合いでショッキングピンクだ(※やや濃いめ)。この色は紅腐乳(タオフージー)由来のもので、妙な着色料などではありません(※だったら食べない)。独特の酸味とほんのりしたしょっぱ甘さのスープがあとをひく。パックブン・タイ(空芯菜)やいろいろな種類のルークチン(魚のすり身団子)が具の定番だが、「プリック」でもしっかりと使われている。
プリック外観
イカなどのシーフード入りでもある。また、ビーフン極細麺「センミー」なので、食べ口も軽く、全体的には「スープと具をメインで食べている感覚」だ。もちろん調味料セット「クルワンプルーン」で味付けを調整、今回は砂糖を小さじ1、トウガラシ入り蒸留酢「プリックナムソム」を2さじと半分、乾燥トウガラシ「プリックボン」を小さじ1加えてみた。味変が楽しめるのとともに、砂糖の効果で、辛さのコク味も増し、さすがの3年連続ビブグルマンの「プリック」だった。

今週は九州出張に来ている。夜向かったのは福岡・大名のタイ料理居酒屋「ガムランディー」。平日の夜ながら客足も少しずつ戻りつつあるようで、女性客を中心ににぎわっていた。今年の「ガムランディー農園」のタイ野菜やタイハーブ類は豊作。ただ、コロナ禍による外出自粛などもあり、店で使用する絶対量そのものが激減していた時期もあったという。進藤オーナーさんご夫婦にそんな話を伺いながら、タイ料理をいただいた。
カオクルックガピ
そんな自家農園産のトウガラシ「プリッキーヌ・スワン」の旨辛を裏メニューでもある「カオクルック・ガピ」でますは堪能。蝦醤「ガピ」の炒飯に、様々な副菜を混ぜ包み込みながら楽しむのがこの料理の一番の魅力だが、「プリッキーヌ・スワン」と隣のパイナップル「サッパロ」の甘辛折衷感がなんとも心地よく、「辛っ。甘っ。すっぱい。」。さらには玉子焼き「カイジャーオ」や鶏肉の甘辛炒めと「ガピチャーハン」のうま味も加わり、「20年お初のカオクルック・ガピ」を楽しんだ。
ガパオプラームック
そして、ガムランディー農園の看板タイハーブでもある「ガパオ」も、イカとの炒め物「パッ・ガパオ・プラームック」で、スパイシーなバジル香を写真のような「てんこ盛りの素揚げガパオ」で存分に。私の「ガパオ好き」「ガパオ愛」を知っている「ガムランディー」ならではの贅沢バージョンである。この「素揚げガパオ」を口に含んだ瞬間のバジル香のハンパなさも久しぶりだが、来年はぜひぜひ盛夏シーズンに味わいたいーと思う。
プリッキーヌスワン
「カオクック・ガピ」、「パッ・ガパオ・プラームック」にも使われている20年11月産「プリッキーヌ」がこちら。赤く色づいたデーンは、ひと口かじると、ストレートな刺激の辛さが広がる。緑のキョウは、青臭さの残る伸びしろのある辛さ。それぞれをかじりながらの瞬間も「辛いけど、この辛さの恵みがあってこそのタイ料理なんだなぁ〜」としみじみと。

タイ料理の「鶏肉のガパオ炒め」。タイ語で「パッ・ガパオ・ガイ」要約して「ガパオ・ガイ」となるが、日本ではこのガパオをほうれん草で代替し、あげくにガパオオイルで香り付けした「ガパオ炒め風ほうれん草と鶏ひき肉炒め」を堂々とメニューに置いているチェーン店が存在する。
ほうれん草ガパオ
写真がその「ほうれん草と鶏ひき肉炒め」。写真からもおわかりいただけるだろう確信犯的な偽「ガパオ炒めライス」に仕上がっている。参考までにこの料理をタイ語であてはめると、「パッ・パックコム・ガイ」(要約してパックコム・ガイ)となるが、ここまでして「イミテーション・ガパオライス」を開発しようとするしたたかさは、タイ料理を愛するものとして到底理解できないし、「タイ風ガパオライス」としてもほどがあると思う。
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と思ったら、上には上のワーストがあるもので、「鶏ひき肉と細切りピーマン炒め」(プリックユアックガイ)の画像も存在した。先の「ほうれん草代替」は、明らかに「ガパオライスの完全イミテーションを目指したもの」だったが、こちらははるかにこれをしのいでしまう「別もののガパオライス」であることがわかる。始末に負えないのが、妙なナンプラー炒めに仕上がっていたことで、どこの店で覚えてきたのか知らないが、写真から「開き直り偽ガパオライス」とでも命名してみようか。

JR東京駅八重洲口と東京メトロ銀座線京橋駅から近い南インド料理「ダクシン八重洲店」が晴れて開店10周年を迎えた。ちょうど10月22日が開店日にあたるが、今年は未曽有のコロナ禍で未だ近隣オフィスのインド人ビジネスマンはテレワーク比率が高いそうで、常連客がまだまだ不在の厳しい環境下にある。ただ、「GoToイートのお客さんが増えてるね。だいぶ元に戻ってきたけど、まだまだ忙しいとはいえない」とスワミィ店長。
ダクシン1
そんな会話をしながらランチのAセット(3種カレー)を注文した。この日の日替わりは写真右上のいくつかのマメカレー「ミックス・ダール」、右斜め下がほうれん草とチキン「パラク・チキン」、下が南インドのエッグカレー「ムッタイ・コランブ」。左斜め下はサイドでお願いした「ラッサムスープ」、左中央「ミニサラダ」、ブレッド類は「パトゥーラ」(ナンも選べる)、白米ライスがAセットのターリー全容だ。
ダクシン2
スターターに「ラッサムスープ」をひと口ふた口。トマトベースの酸味とタマリンドのほんのりした酸味、さらにカレーリーフの香味と、ブラックペッパーのスパイシーさは10年変わらないブレない味だ。「ラッサム」が胃に流れ込むと、食欲がグイっと湧いてくる。この感覚は日本人の和定食時の「味噌汁をひと口ふた口〜」というのと同じようなものではないかーと毎度納得だ。
続いて揚げたナン「パトゥーラ」は「パラク・チキン」とともに。オイリーさはひかえめなので、「ダクシン」の「パトゥーラ」は食べやすい。


タイトルからして刺激的かもしれないが、タイ料理には「豚の血入りスープ」がウリの麺類クイティオがある。それが「クイティオ・ナムトック・ムー」。こってり系スープが少ないタイの麺類だが、この「ナムトック」に関しては、"煮沸した豚や牛の血"が入ることで、スープに独特のコク味と深みが出る。ほかにも滋養強壮的な意味合いもあるーとタイの方から聞いたこともある。
(※暑い国だし、ひと昔、ふた昔前を考えれば、モツなどの具の臓物も含め、滋養強壮的な意味合いにも納得だ)
ナムトック1 ゲウチャイ
写真は「ゲウチャイ江東橋店」(錦糸町)でのビーフン極細めんを使った「センミー・ナムトック・ムー」。レバーやモツなども入るし、独特のスープの香りがあるため、日本人では好き嫌いがわかれるが、新宿店も含めて「ゲウチャイ」の麺類クイティオでは、紅腐乳めん「イエンターフォー」(こちら)とともに、常にタイ人人気が高いメニューだという。
ナムトック2 スパンブリー
もちろんタイ現地でも、この「ナムトック」は、豚骨・牛骨のイラストなどがある「クイティオ屋台」やフードコートなどでも楽しめるほどにポピュラーでもある。写真はタイ中部スパンブリー県の「サムチュック百年市場」での幅広ビーフン「センヤイ・ナムトック・ムー」(※ブログ紹介はこちら)。巨大な団子「ルークチン」は、この市場の名物との話で、店先で焼いて出していたものを「ナムトック」に具として入れてもらったもの。やはり豚モツのほか、トッピングで豚の皮を揚げた「ケープ・ムー」(朝粥のジョークなどにも入ることが多い)入りで、独特のスープの味が印象に残っている。

神田神保町のカレー専門店「スマトラカレー共栄堂」に出かけてきた。大正13年(1924年)創業と今年で96年目を迎えている老舗だが、店入り口には「お持ち帰り(テイクアウト)できます」の表記だったり、テーブル席にはアクリル仕切版が設置されるなど、令和2年(2020年)スタイルに変わっていた。エリア最古のカレー専門店にもコロナ禍の影響は大きいようだ。
スマトラ 外観
注文したのは看板メニューの「ポークカレー」。カレーソースをひと口運んでみれば、そこは令和2年でも変わらぬオリジナルのビターな大人味。ほんのりスパイシーで、ひと口含むごとに旨みが広がるが、後味のスッとしたキレがある独特の風味はいつもと同じである。
スマトラ ポーク
「共栄堂のポークカレー」は、具の主役である小口切り大のポーク片は上品なやわらかさがあり、舌の上でとろけてしまいそうなほど。新潟産コシヒカリの白米の旨さもカレーソースとベストマッチングで、食べ始めてしまうとスプーンがなかなか止まらない。
スマトラ大
そんな時の箸休めになるのが、テーブル常備の薬味である「らっきょう」と「福神漬け」だ(※写真は以前のポークカレー、カレーのみ大盛り時のもの)。最近はカレー専門店でも「らっきょう」が食べ放題の店は少数派になってしまったが、「共栄堂」では「自家製らっきょうが食べ放題」で楽しませてくれる。私はこの「自家製らっきょう」が大好きで、甘酢でも塩らっきょうでもない、中間ぐらいの味わいにすっかりハマってしまっている。もちろんカレーの箸休めとなること間違いなし〜である。

仕事帰りに新御徒町のカウンターカレーの店「サカエヤ」に寄ってみた。今年初めての同店のブログ登場になるが、店には何度も出かけていた。その魅力はやはり、昭和スタイルの直球勝負の「カレーライス」である。この日の「ポークカレー」も、いつもの、サラサラ系な"ほんのりスパイシーな大人味"だった。
サヤエヤ ポーク
例によって、わがままな「ポークカレー(カレーのみ大盛り)」だとこんな感じだ。スプーンでそれこそ、「カレーは飲み物」感覚でカレーソースのみを味わい、2口めはライスと合わせつつ〜。そんな感じで食べ進む。これだけカレーのみのボリュームがあると、「カレーだけ」という私の中では贅沢な食べ方が叶う。「ほんのりビター」な風味なので、食べ飽きることもない。まさに昭和スタイルのカレーの王道ではないだろうか。
サカエヤ けんちんサラダ
そして、秋冬シーズンの「サカエヤ」名物のサイドメニューである「けんちん汁」もすでに10月からスタートしている。裏シーズンの春から夏にかけては「わかめスープ」なのだが、やはり人気なのは「けんちん汁」。小口切りの大根、ニンジン、こんにゃく、サトイモがたっぷり。この日は大根たっぷりではあったが、「カレーのお供」にもぴったりだし、真冬にこの「けんちん汁」をいただくと、身体がほかほか温まる。まだまだシーズン入りしたばかりなので、先客の皆さんでも「2人に1人」ぐらいの注文頻度だったが、これが真冬ともなれば「ほぼ皆さん全員」が頼んじゃうぐらいの感じになる。

百貨店「日本橋三越」の本館屋上にフードコート「グリルテラス日本橋」が今週末11月8日(日)まで開催されている。昨年来こちらに出店しているのがタイ料理「ノイの食堂」だ。昨年の19年3月末で閉店した神田「ブルーパパイヤ」のタイ人コック氏ファミリーが営んでいる。
ノイ外観
入口看板右上のイラストの眼鏡のお母さんがノイさん。2008年にチェーン系タイ料理店から移り、「ブルーパパイヤ」の調理人を任されている。私も10数年で10数回の利用なので覚えられているような、いないような感じだったが、「ここ日本橋三越本館屋上フードコートで頑張ってきたけど、今年はコロナで大変でしたー」と話していた。しばらくは営業自粛で6月頃から再開、今年の営業は11月8日までだ。
ノイ1
そんな話をしながら、「ランチAセット」を注文。「鶏肉のガパオライス」+ミニ「トムヤムヌードル」+ミニサラダ+ソフトドリンク(※私が選んだのはタイのアイスティー「チャーイェン」。甘くないのも頼める)で税込み950円。この日は天気も良く、暑くもなく、寒くもない過ごしやすい屋上での久しぶりの「チャーイェン」はなかなかでした。

このところ訪問頻度が増えているのが池袋北口のタイ料理「プリック」。3年連続ビブグルマンに選ばれた店というよりも、「プリック」に足を運んで選んだミシュランガイドのタイ料理への深い造詣が逆に感じられる。ここ「プリック」には、タイの街角で「鍋ひとつでなんでも食べたいタイ料理を作ってくれる屋台食堂(アハーン・ターム・サング)」の趣があり、並んでいる食材で食べたいものを選びたくなるようなワクワク感がある。
ムー プリック1
写真の豚肉のガパオライス「ガパオ・ムー」も、私の「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き」「ごはん少なめ」などのリクエストがしっかりと叶えられている。主役であるガパオの葉(タイのホーリーバジル)もフレッシュ生葉を使い、炒めも深くしっかりと加えられている。味付けも濃過ぎず、うす過ぎずで、調味料が染み出ないタイプは私の好みのスタイルでもある。
ムー プリック2 
また、別の訪問時の「ガパオ・ムー」(※この時はごはんは普通盛り)でも、ほぼ見た目は同じだし、目玉焼きの揚げ焼き加減の違いぐらいが相違点であることがおわかりいただけるだろう。具の中で珍しいのが、「トムヤムクン」には欠かせないふくろ茸(ヘット・ファーン)入りであること。食感的にもアクセントになり、クセがない味わいなのでガパオ炒めにも使いやすい食材だ。
添えられたすましスープ「トムジュー」も、大きな大根の入りだったり、この日のように白菜メインだったりと、具の組み合わせも変えているし、シンプルだけどこの「トムジュー」の素朴な風味にも毎回魅かれている。

「蒙古タンメン中本の華麗なるカレー祭り」(20年10月5日〜11月16日)の5店目は、3店目で出かけた新宿店にて「冷やしインドラーメン」(辛さ10、950円)となった。カレー系が常時楽しめる新宿店では、おなじみのメニューでもあるが、「冷やし味噌とインド丼のカレー」が入る組み合わせはある意味、中本らしさのあるカレー系であり、個人的には最強ではないかと感じている。
冷やしインド1
「冷やしインドラーメン」は、ファンサイト「中本の道」では、「一瞬『?』の組み合わせだが、味噌とカレーは相性が良く、お互いに味が化学反応し、カレーがカレーではなくなり、冷やし味噌は冷やし味噌でなくなるー」などと紹介されている。字ヅラだけだとわかりにくいのだが、実際に食してみれば、まさにそんな感じなのである。(※豆腐変更+ほうれん草トッピング)
冷やしインド3
今回も、定食をサイドオーダーで追加したので、お決まりの「冷やしインドを白米ライスにぶっかけ」も実践してみた。新宿店では「インドラーメン」も楽しめるが、こちらは醤油ベースにカレー。一方で「冷やしインドラーメン」の方は、冷やし味噌とカレーなので、味わいも異なり、白米ライスにはこちらも相性は良い。「カレー祭り3食めの『インド丼』+『冷やし味噌』=『冷やしインドラーメン』」となるわけで、個人的にも趣はなかなかのものだった。

仕事帰りに東京メトロ赤羽岩淵駅近くのアジアンダイニング「ぶるーむ」に出かけてみた。JR赤羽駅からも徒歩10分圏だ。アジアンダイニングの通り、インド・タイ・ネパールなどの各国料理と、日本風の居酒屋メニューも豊富な店だ。入り口前のメニューを見て、いわゆる"イン・ネパ"の香りも感じられ、なんとなく入店したが、夜の「ネパール定食」は予想通りの当たりだった。
ぶるーむ1
写真は「ネパール定食」から、豆の「ダルカレー」、ネパールの副菜「ミックスアチャール」、ネパール式青菜の炒め物「タルカリ」を、白米ライス(たぶんタイ米)にぶっかけしたもの。「タルカリ」と「アチャール」が、豆のシンプルな香りが立つ「ダルカレー」と融合することで、独特の旨みが広がっていく〜。
ぶるーむ2
ターリーだとこんな感じで、カレー2種が数種からチョイスできて、左手前の「ベジタブル」、左上の「マトン」を選んでみた。この2つのカレーを箸休め的に食べながら、1枚めの写真の「ダルバート・タルカリ」を主菜にしてみたもの。「カレー3つは多いなぁ〜」と、この時を最後に「ネパール定食」の注文時にはカレーを1つ減らしてもらい、青菜炒め「タルカリ」と「アチャール」をそれぞれ大盛りにしてもらっている。(※値段は同じ)

ランチで神田北乗物町(JR神田駅から3〜4分)のタイ料理&弁当「プリックプリックタイ(PPT)」へ。この日はほぼ営業終了(弁当完売!)のタイミングだったが、ちょうどタイ産生葉のバイマックルー(こぶみかんの葉)が入荷したとのことで、普段メニューにない「ガパオ+バイマックルー」の「豚肉+牛肉」での2つの肉で作ってもらった。
牛肉ガパオ1
オーナーの柴さんも、「新しいメニューの試作ぐらいの感覚」で調理してくれたが、左側がいつもの「豚肉のガパオ炒め」、右側が「牛肉のガパオ炒め」。ガパオも国産の「ガパオ・カーオ」が「バイマックルー」とともに入荷したところで、素揚げもてんこ盛り、辛さも大辛で仕上げてもらった。
(※目玉焼き「カイダーオ」もオーブンで深く焼きあげる。トッピングはシーズニングソース「ソープーカオ」)
牛肉ガパオ2
やはり「バイマックルー」が入ると、甘〜い芳香も漂い、スパイシーなガパオのバジル香とのミックスで、いい意味で「タイハーブの饗宴」とでも言おうかー的な、口中が華やかな香りに包まれる。ここに「豚肉」と「牛肉」それぞれの旨み、さらにトウガラシの辛さも入ると、「特製プレミアム・ガパオライス」の仕上がりである。

タイ料理店のテーブルに欠かせないのが調味料セット「クルワンプルーン」。基本は麺類「クイティオ」の味付け調整のためのものである。タイだと「砂糖」「ナンプラー」「プリックボン(粉トウガラシ)」に「プリックナムソム(トウガラシの輪切り入りのお酢)」の4種類であることが多い。店によってはこの「プリックナムソム」が2種類並んでいることがある。それが「もうひとつの辛酢ナムソム プリック ボッ」だ。
ナムソム1
写真右が「ナムソムプリック ボッ」(※左が「プリックナムソム」)。タイの蒸留酢「ナムソムサイチュー」(※穀物酢でトウモロコシ由来が多い)に赤トウガラシ「プリック(プリックチーファーほか」を混ぜたもの(ミキサーだったり)で、この見た目の沈殿具合から「辛そう〜」に見える。
ナムソム2
ただ、前出のようにタイのお酢は蒸留酢なので、日本の醸造酢と比べると、鼻にツインと来るような刺激はなく、日本のお酢と比べちゃうと「やさしく、ほんのりすっぱい」のが特徴で、ここに「トウガラシ」がそのまんま混ざっているので、メリハリのある辛酢ともいえよう。

レイトランチの午後2時頃の時間帯に、東京メトロ日比谷線仲御徒町駅近く(徒歩1分ぐらい)の南インド料理「ヴェヌス南インドダイニング」に出かけてきた。
(※これまでは「ヴェヌスサウスインディアンダイニング」の表記で紹介してきたが、店看板が「ヴェヌス南インドダイニング」と書かれており、変更した)
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この時間帯でも1階席は満席。それもグループ客が多く、なんと2階へと案内されるほどの人気っぷりだ。前回訪問時同様に、日本語が上手なホールスタッフ氏の姿は見当たらずで、厨房のコック氏2名体制で回していた。この日も「日替わりのメニュー表記」がなく、その場で選ぶオーダー形式だった。
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この日の日替わりは、写真左上の「マトンキーマ」、左中央下の「エッグチリ」とチョイスしなかった「チキンカレー」の3種類。ベジ系は右中央のインゲン、ニンジン、ジャガイモのなどの「ミックスベジタブル」、右下の「チャナダールとダイコン」の組み合わせ、さらには中央下の「ラッサムスープ」とミニサラダ、「セモリナとタピオカココナッツ」のデザートがつく。またブレッド類ではチャパティをチョイスした。
(※さらにチャイなどアフタードリンク付きで、「日替わり2種Bセット」で950円也〜)

仕事帰りにJR赤羽駅東口の小さなインド食堂「バーワルチー」へ。今回は久しぶりにカレー2種とタンドリーチキン、シークケバブのタンドール料理2種が盛られた「タンドリーセット」を注文した。ブレッド類からはこちらでは久々のナンを選んだ。
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カレー2種は、「パラクパニール」(ほうれん草とインドチーズ、写真右)、「ベジタブル」をチョイスしてみた。まずは「パラクパニール」を。写真の通り、濃さがハンパない。それでいてもちろんのことほうれん草のエグミなどもなく、ウエットスパイスとしてトッピングされている「カスリメティ(ドライ・フェネグリークリーフ)」の甘くビターな香りと見事なマッチングをみせる。さすがはこの道半世紀のインド人オーナーシェフであるアーナンドさんのスパイスマジックだ。「ほうれん草は私にはこの濃さが普通なんですが、日本のインド料理店では生葉を使う店が少ないようです。これが残念です」とアーナンドさん。
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私も懐かしい味わいに(※数年ぶりに実食したので)、「そうそうこの味。こんなパラクパニール食べちゃうと、ヨソの店で頼めなくなる。カスリメティも流行りのスパイスカレーの店では人気のスパイスのようだが、あまりにもアーナンドさんの使い方とは別もの。キャリア半世紀のインド人によるインド料理と比べるのは失礼だとは思うのだが、あまりにも...」。

仕事帰りに赤羽の町中華「大陸」へ。JR赤羽駅東口からだと徒歩10分ほど、東京メトロ赤羽岩淵駅からは徒歩1分もかからない〜というロケーション(※隅田川、荒川がそれぞれ近くを流れている)。
店に入れば、まったり町中華を楽しむ男性ひとり客が6〜7人。後からはファミリー客も入店し、結構なにぎわいだ。
大陸 カレー1
私が注文したのは、「ワンタン+半カレー」(※これで730円)。「支那そば」が一番人気の「大陸」だが、「半カレー」と合わせて昭和レトロ感がよりしっくりとくるのは「ワンタン」ではないかと。手包みの「ワンタン」は皮が旨い。「つるつるっ〜」とした食感がたまらない。スープもあっさりした味わいで、スープを味わうだけでもホッとひと息つけちゃう。
大陸 カレー2
そして、ここ2回ほどの訪問ですでに売り切れていた「半カレー」がこちら。見た目通りの昭和レトロな「カレーライス」で、小麦粉ベースのゆるめの粘度は令和時代ともなれば、それだけで懐かしさが込み上げてくる。さらにしつこからず、尖らずのクセもなく食べやすい。これぞ「カレーライス」と叫びたくなる味わいだ。
「これって自宅の家庭カレーなのでは?」と思われるかもしれないが、この味は家庭ではなかなか再現できないのではないか。豚バラに大ぶりカットのタマネギ、少々のニンジンだけのシンプルさで、これだけ食べやすい「カレーライス」は、昭和期から続く町中華ならではのものだろう。もちろん卓上テーブルから、本来は揚げ物用途なのだろう「中濃ソース」を少々まわしがけしてみれば、ベストマッチングでスパイシーさとコク味に深みが出る。これは次回は「カレーライス」単品でぜひとも試してみたい。

JR御徒町駅そばの吉池本店ビル内の「インド・タイ料理ディップパレス」にランチ訪問してきた。ここ数年東京23区内の都心部への出店が続いている「ディップパレス」だが、ありがちの「イン・ネパ・アジア料理店」とは一線を画しており、タイ料理メニューもかなりの充実ぶりだ。こちらの御徒町店でも、厨房にはタイ人コック氏(女性)の姿が〜。ランチの「鶏肉のガパオ炒めごはん」も写真の通りの"ガパオしっかり仕上げ"だった。
ディップ1
ホール担当のネパール系の方に、「辛口でお願いします」のリクエストは可能でも、「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き仕上げ」はなかなか難しい。そこで半オープンキッチンの造りであることから、キッチン越しにタイ語でお願いしてみたところ、「ダイ・ダイ」(できます)と頷いてくれた。そんな力作がこちらの写真だ。
ディップ2
基本、レッドパプリカとピーマンは軽く火を通したものをトッピングしたものなので、「鶏肉のガパオ炒め」部分は、粗挽きミンチの鶏肉片、トウガラシ、若干のタマネギのみのシンプルなスタイル。主役であるガパオの葉っぱ(タイのホーリーバジルの葉)も、都内平均よりも多めのボリュームだし、タイ料理単独店のランチと比べても決してヒケをとらない。添えられたすましスープの「トムジュー」の味わいもなかなかで、いい意味で意表をついてくれた。
(※このスープが旨い店はチキンライス「カオマンガイ」にもハズレなし!)

JR御徒町駅ガード下の雑居ビル2階のインド・ネパール料理がメインのアジアンダイニング「サウリャ」に仕事帰りに寄ってみた。ロケーションは「南インド料理アンドーラキッチンの手前、高架下2階にある店」、「10年間店名『パルサディ』で営業していた細長ビルの2階」のあの店だ。
サウリヤ
旧「パルサディ」時代には、この高架下部分の耐震補強工事などでしばらく高架の反対側の1階で営業している時もあったが、ちょうど移転してからそろそろ丸1年になるようだ(※昨年の今ごろの訪問記こちら)。今回、その時以来の利用になったが、長らく年に数回は出かけていた店なのでオーナー氏が覚えていてくれた。それが「ダルバートを頼み、アチャール好きのお客さん」で、注文した途端に思い出してくれたようだった。
サウリヤ1
写真が昼夜頼めるカレー2種の「スタンダード ネパールタリセット」(1000円、ドリンク付き。別にカレー1種のタイプもある)。2種カレーは「マトン(中央)」「ベジタブル(左)」にしてみたが(ほかに「チキン」「キーマ」など)、辛口でお願いする前に気を利かせて「辛口のベリーホットにしました」と言われてしまった。

20年10月27日(火)のNHK総合「BENTO EXPO」(午後0時20分〜45分)に、タイ料理でおなじみの南部名物のクサイが美味い!の「サトー」豆(和名ネジレフサマメ)が紹介される。どんな形で登場するのかまでは知らないが、「サトー豆」が日本のテレビ局、それもNHKで取り上げられる。
サトー1
HPでの番宣にも出てこないのに、なぜに「サトー」の登場を知っているかといえば、こちらの画像の提供依頼があったからだ。番組MCをタイ人のブンシリさんが行っていることもあり、タイ料理の登場頻度が必然的に高くなるとはいえ、まさか、あの「サトー」を弁当に〜はどんな内容なのか、興味津々だ。
サトーは和名ネジレフサマメだが、中国では「臭豆(チョウドウ)」と呼ばれ、独特の硫黄臭っぽい臭いと苦みが特徴であることが知られている。写真の「パッ・サトー・クンソット」(サトー豆とエビの炒め物)でも、サトーの半端ないボリュームに、出てきた瞬間に「ウッ!」と一瞬顔をしかめてしまった(※おいしいけど、翌朝には自分の身体にしみついている可能性が高い)。
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2枚めのこちらの写真は、タイ南部料理が楽しめる東京・田端「ポム タイ料理」のもので、オーナーシェフのポムさんが、「ニオイに敏感な日本人向けに、サトーのボリュームをひかえめに作ってくれたもの」。「おいしいけど、あのニオイは〜」とポムさんも顔をしかめながらの笑顔で話してくれたのが印象に残っている。

池袋北口の老舗タイ料理「プリック」にランチ訪問してきた。入店するのは実に十数年ぶりだろうか。なんのことはない、ランチ営業していることを知らなかったーのが一番の理由だが、やはり老舗の「古き良きタイ料理」はひと味違うことを実感した。
プリック2
写真は豚ひき肉のタイハーブ和え「ラープ・ムー」。厨房のお母さんに「辛くしてください。あっ、タイ人仕様で(※ついでにイサーン人並みにはしないで!)」とタイ語で伝えてみれば、ニヤニヤした笑顔で返ってきたが、この全体の赤い色合いからも、しっかりとリクエストに応えてくれたことが伝わってくる。
炒ったもち米の粉「カオクア」の香ばしい香りと、刻んだこぶみかんの葉「バイマックルー」の爽やかな香りが融合し、その後から辛さとナンプラーなどのしょっぱさが追いかけてくる。
「ランチからイサーン料理が楽しめるのは、タイ料理好きにはありがた過ぎる」。なんとライス、スープ、デザート、ミニサラダ、フリーのソフトドリンク付きで税込み1000円〜なのである。
プリック3
別の日には、先客がなかったタイミングでタケノコのタイハーブ和え「スップ・ノーマイ」を注文してみた。ランチメニューではないのでアラカルト料金なのだが、その分だけ「イサーン仕様レベル」が上がっている。日本のタイ料理店では久々に見かけたアカワケギ「ホムデーン」がしっかりと使われているほか、やはり「カオクア」の香りとお見事〜にマッチしていた。「これでサラネェ(フレッシュミント)入りならば100点だったのに〜」と舌鼓を打ちつつ、まったりと楽しませてもらった。