◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

先週、「ここはタイ東北部イサーンの食堂か!」として、ディナーの濃〜い訪問記で紹介した大阪・曽根崎のタイ料理「タイヤータイ」に、実はその翌日のランチで定番料理の「豚肉のガパオライス」「ゲーンキョワーン(グリーンカレー)」を実食してきた。

タイヤー ガパオ

写真がランチセットの「豚肉のガパオライス」。一緒にミニサイズの「ゲーンキョワーン(グリーンカレー)」も追加オーダー。ちなみに「豚肉のガパオライス」セットはデザートもついて、なんと700円の良心価格。JR大阪駅から徒歩10分圏でこのコスパは素晴らしい。「豚肉のガパオライス」が全体的に赤い色合いが強いのは、私の辛口オーダーに応えてくれたもので、さすがは辛さをものともしない東北部イサーンの心意気が伝わってくる。

その上に主役のガパオ(タイのホーリーバジル)もほど良く使われており(※東京都内平均ははるかに上回る使用量)、目玉焼きカイダーオもタイ式堅焼きのリクエストが伝わっている。豚肉片の粗みじん加減もいいし、タケノコがやや多めをご愛嬌とすれば、添えられた澄ましスープの「トムジュー・サライタレー」(タイの岩海苔入り)もイサーンっぽいし、「ポーピア・トード」(タイ式揚げ春巻き)も、他店では安易でありがちなタイ料理ではない「生春巻き」じゃないのが、個人的には好感度大だった。

ターヤー ゲーン

次回いつランチ利用が叶うのかがわからないので、一緒にミニサイズの「グリーンカレー」も追加してみたが、写真から伝わってくるように、しっかりと汁もの「ゲーン」で供してくれている。それこそスープ代わりに楽しませてもらったが、このサラサラ加減がちょうどいいし、タイバジル「ホーラパー」へのこだわりも感じられ、やっぱりゲーン系統にもハズレなしである。

「カライライス(辛来飯)」といえば、1946年(昭和21年)創業の「銀座ニューキャッスル」の名物カレーである。カレー好きならずとも、「大井」「大森(大盛り)」「蒲田」と京浜東北線の駅名がつけられたメニューと名物マスターの店といえばピンと来る方も多いだろう。2012年7月に建物老朽化などから閉店、そして13年6月に銀座2丁目で復活を遂げている。そんな「銀座ニューキャッスル」の2号店が東京・神田駅前にオープンした。

カライ3

訪問したのは平日の午後2時手前の時間帯で、天気もあるのか先客なしで「カライライス」をひとり占めしてきた。ご店主に、「ニューキャッスルと関係あるんですか?」と聞いてみると、「銀座ニューキャッスルの2号店になります。銀座の店の3代目と知人で、なおかつこの場所の焼き鳥『バードメン』の店主とも知人で、流れでカライライス1メニューで店を出すことになりました。先週オープンしたばかりで、店前の『カライライスが神田に登場!』のノボリも今日届いたぐらいです」と話していた。

カライ1

メニューは、「普通盛り800円(※銀座でいうところの“ツン蒲”)」と「ちょっと少なめ700円(※同じく大森)」の2種類のみ。カレーは銀座から持ってきており、神田店内では加熱調理で提供している。肝心の味はといえば、旧店舗の味と変わらない「昭和テイストなニューキャッスルのカライライス」そのもので、ちょうど10年ほどまえのブログに載せたコトバをそのまま引用すると、「まず最初にフルーツ系の甘みが口の中に広がります。2口目からは和風の味わいが感じられます。醤油やみりんの風味でしょうか。後味にはニンニク、ショウガの風味も強く出てきます。また、食べ進むうちに辛さも度合いを増してきます。これが覚醒作用なんでしょうか、旨いんです」。

カライ2

特に、ショウガとニンニクの残り香が「銀座ニューキャッスル」そのもので、目玉焼きを崩して混ぜて食べた方が辛みが増す〜という不思議な感覚も変わらない。ご店主にも、「3代目さんのカレーの出来がすばらしいのか、初代の名物マスターの時の味とほぼ一緒だと思いますよ」と伝えてみた。今年で71年目を迎える老舗のカレーが「神田駅前」で食べれるシアワセに浸れた。

JR・京成船橋駅至近のインド料理「ガンディ」にランチ訪問してきた。午後2時手前の時間帯だったが、先客が数組、ひとりのお客さんが多かった。ランチメニューから「マトンとダールのカレー」をチョイスし、ナンとライスのセットにしてみた。ランチで「マトン」とマメ「ダール」の組み合わせは意外に珍しい。もちろん辛さはベリーベリーホットでリクエストした。

ガン1

マトンはクサミや固さもなく食べやすく、下処理もしっかりできている。これにダールのやわらかなマメの風味がミックスされ、ウエットスパイスの針ショウガの香味も加わり、ランチではいい意味で普通に旨い。サクッと「早い、旨い」を実践してもらえると満足度も高くなる。

ガン2

ナンも外パリッ・中モチっの焼き立てだし、添えられたタマネギのアチャールも漬かり加減が上々で、ついついおかわりリクエストしちゃったほど。派手さはないが、オイリーでない食べやすいインドカレーは、さすが老舗の「ガンディ」ならではである。




日本での「パクチー」人気は今年もブーム継続で、さらにエスカレートし始めている。「パクチーラーメン」「パクチーそば」に飽き足らず、「パクチーサラダ」「パクチースパゲティ」などなどメニューバリエーションもすでにアジアンエスニックの範ちゅうを超え、日本の食文化に新たな流れを加えそうな勢いにある。

パクチー2

そんなタイ語で「パクチー」と呼ばれるマメ科トウサイ属、セリ科コエンドロ属の植物は英語で「コリアンダー」と呼ばれることも、ようやく日本でも認知が進みつつある(中国では「香菜」など)。日本には江戸時代には上陸していたそうで、「カメムシソウ」という別名もあるそうだ。

実はこの「カメムシソウ」という名前はあながち的外れではなく、英語名「コリアンダー」の語源は「ギリシャ語でカメムシを指すKORISとアニスの実を指すANNONを合わせてできたKORIANNON」から来ているのだとか。やはり西洋でも「カメムシのニオイ」のイメージだったわけで、日本でもこのニオイから長らく「臭い」と毛嫌いされ、江戸時代から平成20年代後半まで日陰の存在だったのである。

先週は久しぶりにタイ料理の豚肉片ハーブ和え「ナムトック・ムー」をアルコールとともに楽しむ機会が2回ほどあったが、その2回ともに豚ひき肉片ハーブ和え「ラープ・ムー」とどっちを注文しようか迷ったもの。ともに「ナムトック・ムー」を選んだのは、アルコールとの相性を考えてのものだ。単純に「ナムトック・ムー」ならば、箸を使って豚肉片とハーブが取りやすいこと、食べ応えもあるので、アルコールにはぴったり。

ナムトック

写真はタイ・バンコクは「スコータイホテル」のタイ料理メインダイニング「セラドン」での「ナムトック・ムー」。フレッシュミントの「サラネェ」とともに、ツボ草「ブアボック」、そして欠かせない香味であるアカワケギ「ホムデーン」、さらに料理全体の味のまとめ役&香味の炒ったもち米の粉「カオクア」のバランス感あるひと皿だった。これなら「アルコールのお供に〜」が納得できるし、いただけちゃうはずだ。

ラープ1

一方、「ラープ・ムー」ならば食事のお供のおかずとしてしっくり来る。もち米のカオニャオを合わせてみれば、東北部イサーン地方の定番コンビ(※青いパパイヤのサラダ「ソムタム」ともどものコンビ+鶏の炭火焼き「ガイヤーン」があればトリオで完璧だ)となる。
写真は博多「ガムランディー」での「ラープ・ムー」。日本のタイ料理店だと、フレッシュミント「サラネェ」が省かれちゃって、手軽で人気の「パクチー」で代用されちゃうことが多いこと、多いこと。冬場は栽培が難しいなどあきらめざるを得ないこともあるが、初夏から中秋ぐらいならばなんとか「サラネェ」を使って欲しい。どうしても「サラネェ」の香りで食べたい時には自分で持ち込んだりしている。その点「ガムランディー」ならば、自家農園産でその季節ならば楽しめるので、注文頻度がついつい高くなる(※ナムトックでも同じだ)。


「タイカレー」といえば、グリーン、レッドなど辛いイメージがあるが、実はタイにもパイナップルなどを使った甘いフルーツ系のカレー「ゲーン・クア」が意外とポピュラーだったりして、実際に在日タイ大使館のHPでもその調理レシピが公開されているほど(こちら)。日本では食べれる店も少なく、あまり知られていないが、フルーツ王国の恵みでもあるパイナップルを用い、さらにヤシ砂糖「ナムターンピープ」も入り「ほんのり辛くて、コクが深い甘みがあり、パイナップルの甘さと酸味が入る甘辛い味わいが特徴だ。

パラ1

そんな「ゲーン・クア」を今夏にヤマモリがレトルトカレーで期間限定発売する。その名も「タイカレー パラダイス」で、トロピカルなネーミングだ。もちろんタイ現地工場産だし、日本向け仕様なので、すりおろしのマンゴーピューレも入るので、「甘くて辛いのにフルーティー」なミスマッチ感がある味わいが特徴的だ。私自身も試食する前は、「フルーツカレーだと普通に甘いのか?」とか半信半疑だったが、これが食べてみるとなかなかの相性で、発売がとても楽しみだ。

今週半ばから関西出張に来ている。仕事関係の知人に「いいタイ料理食堂があるんですよー」と案内してもらったのが、大阪・曽根崎は兎我野町・太融寺エリアの「タイヤータイ」。字ヅラそのもののタイ屋台に近い雰囲気のある食堂だった。

タイヤー1

店内の壁はこんな感じでカオスってる。厨房もホールもオールタイ人スタッフなのもいい感じだし、タイミュージックが流れる店内は「ここは絶対大阪じゃない。タイでもバンコクじゃなくって、イサーンっぽいよね」とイサーン出身のママさんに話しかけてみると、ニヤニヤっとしながら日本語で「ああ〜恥ずかしいけど、イサーンの食堂です」となんだかうれしそう(※イサーンでもコラートやコンケンみたいな都会ではない〜とか失礼な冗談で重ねてしまったが)。

タイヤー2

テーブル席の反対側がキッチンスペースで、ホールは青黄、キッチンはピンクのそろいのポロシャツなのが皆さんお似合い。初訪問なのに気軽に話せちゃってるのは、店にあった「月刊ワイワイタイランド」で簡単な自己紹介が済んじゃったこともあるが、嗅覚的にハズレなし!の予感もあり、メニューに載ってない料理をいきなり数品お願いしたこともあるのかもしれない。

タイヤー5

まずはタイ人も大好きなクリアスープの「トムヤムクンナムサイ」。ココナッツミルクとナムプリックパオ(チリインオイル)が入らない、ほんのりすっぱいハーブスープの仕上がりで、小宴メンバー私以外の3人とも初体験とのことで、すっきり重たくないタイ現地テイストは、胃袋のデモンストレーションにはぴったりだった。

タイヤー4

そしてタイのタケノコのハーブ和え「スップノーマイ」は、リクエストしてみたら偶然にも、スタッフ」さんのタイ帰りの知人が持ってきてくれた土産がこのタイ式ノーマイで、運よくありつけたものだ。炒ったもち米の粉「カオクワ」の香味がビシっと全体を引き締め、やわらか筋ナシのノーマイも食べやすく、店内だけでも「イサーン食堂」なのに、ありつけた料理もイサーンっぽくってテンションが上がった。

赤羽駅東口にオープンしたインド料理新店「ナタラージャ」に出かけてきた。たまたま仕事帰りにインド料理弁当専門にチェンジした「マヒム」に寄ろうとしたらなぜかシャッターが下りていた。しかたなく、通りを歩き「日本カレー研究所ってどうなった?」と見に行ってみれば、いつの間にか「インド料理ナタラージャ」に変わっていた。

ナタ1

店内はシャレたインド料理っぽく変わっており、コック氏3人はコルカタ近辺2人、北部ウッタラカンド1人とオールインディアの陣容。さらにひとりはタイ・パタヤで8年間インド料理店に勤めていた〜なんて話を聞いちゃうと、「サワディーカップ、サバイディーマイ?」とかタイ語で話しかけると、とりあえずニヤニヤしながらタイ語で答えてくれた。

ナタ2

ベンガルエリアのコック氏2名ならばと選んだカレーは「フィッシュマサラ」。もちろんベリーベリーホットの辛さ、さらにブレッド類はチャパティーでお願いした。「フィッシュマサラ」は「カジキマグロです」とのことで、それなりにスパイシーだし、オイリーでもなく、ベースがしっかりした味わい。チャパティとの相性も良く、「なんちゃってインド料理」の店とは一線を画した「本格インド料理店」だった。



平日の仕事帰りに池袋西口へ。「火星カレーでドライカレーでも〜」と店前を通るがすでに閉店(営業終了)していた。「まだ7時半過ぎなのにー」とアテが外れた感に襲われたが、気持ちを切り替えてそのまま歩き始めること数歩。ん?。見慣れたタイ国旗が目に飛び込んできた。「タイパブでもオープンしたのかな?」と店前に寄ってみると「タイ料理」と怪しいニホンゴが書いてあり(※写真の「タイ料理のノボリ」とは別)、その横に「タイダイニングバー R」の看板があった。

アール1

となれば、迷わず地下1階の店に直撃だ。「いらっしゃいませ〜。サワディー・カップ」とタイ人男性のホール氏の元気なあいさつが返ってきた。スナックの居抜きのように見えたが、以前は「イタリアンバール」だったとのこと。「オープンしてちょうど1ヵ月ぐらいです」と女性のタイ人オーナーさんから聞いたが、以前は新宿のタイ料理店にいたそうだ。

アール3

厨房には別のタイ人のお母さんがおり、ウドンタニの方と聞いてとりあえずイサーン料理の豚肉和え物サラダ「ナムトック・ムー」を辛口でお願いした。待つこと7〜8分ほどで運ばれてきたが、まずはカオクワ(炒ったもち米の粉)の香ばしい芳香が漂ってきた。「辛いのホントウにダイジョウブデスカ?」と聞かれたが、辛口でもやっぱり日本人向け仕様なのだろう(※タイ現地の普通レベル)。ナムトックは豚肉片の仕上げも旨さのポイントだが、ひと口でそのやわらかな歯応えと、しょっぱ過ぎない味付け&カオクワの香りに大満足だった。まあ、サラネェ(スレッシュミント)やホムデーン(アカワケギ)はなかったが、味的には上々だ。

先日紹介したタイ産の新しいジャスミンライス「ライスベリー」を使っている小さなタイ料理食堂「プリックプリックタイ」(神田北乗物町)に出かけてきた。残念ながら「ライスベリー」は安定的な入荷がなく、現在はストップしているとのことだが、「私自身が気に入っているライスベリー。良質品があればすぐにでも使いたい」と柴オーナーさんも話していた。もう少し時間が経てば入ってくることだろう。

プリ1

そんなお話を伺いながらランチで頼んだのが「豚肉のガパオライス」(ガパオムー)。タイ式の豚肉とガイヤーンが一番のウリの店なので「ガパオムー」も旨味たっぷり。ほど良い豚脂がタイ醤油シーユーカオやトウガラシとしっかりと絡み、もうひとつの主役であるガパオ(タイのホーリーバジル)の香りも生きているのがベーシックなタイ式「ガパオムー」。今回は辛さもたっぷり生かしてもらい、タイ式ガパオライスの醍醐味を楽しませてもらった。この旨味は鶏肉ではなかなか感じられないはずだ。

プリ2

そしてせっかくの「プリックプリックタイ」なので、豚肉の炙り焼き「ムヤーン」も副菜で出してもらった。タレのナムチムも写真のようなタイ式で、これはガパオライスもそうだが、タイ人の奥さまの支えがあっての味だろう。それにしても、ランチから「タイ式豚肉三昧」で、「ムーヤーン」をかみしめながら、思わず気分もほっこりしてしまったが、出かけるたびに味も正比例するように、こなれたいい感じになっている(※私好みという意味)。



アキバ、上野系のカレー専門店「ラホール」の看板メニューである「ブラックカレー」のレトルトが登場した。秋葉原店の店内POPで知ったのだが、「ブラックカレー」好きの血が騒ぎ、さっそく1個購入してみた。「一度食べたらクセになる! やみつきの辛さ」とパッケージにキャッチコピーが書かれていたが、店で食べる旨さがそのままレトルトにも反映されており、なかなかの完成度だ。

ラホール1

「ブラックカレー」の特徴である、粘度のあるカレーソース、ブワッと襲ってくるホットな刺激の辛さとスパイシーさ、ひと口食べた後に広がっていくガーリックの香り〜。確かにそのまんまの「ブラックカレー」だ。パッケージ裏面には、「ラホールは昭和54年創業(1979年)」とあるので、今年で39年の歴史がある。私が初めて食べたのが昭和60年ぐらいの頃なので、すでに30数年の喫食経験になる。

ラホール2

写真はレトルト購入時に店内で食べた「ブラックカレー ほうれん草・メンチのせ+半熟玉子」。辛さは20倍+無料調整5倍の25倍。レトルトでも感じられた、「辛さのなかに、野菜の甘みと旨味」もしっかりと。そしてカイエンヌペッパー系の辛さ増強もあり、ホット感もジワジワ広がっていく。揚げ物系トッピングは注文が入ってから揚げてくれるので、いつも揚げたてのホクホクさも店内での魅力だ。



年に数回は「なんだコレ???」と思うようなタイ料理のアレンジメニューに遭遇してしまうことがあるが、こちらの写真もそんなひとつ。某メニュー提案会会場で見かけた「マッサマンチキン」がそれだ(注=フーデックスではない)。たぶんの想像ではあるが、「骨付きチキンにマッサマンカレーペーストで漬け込んで、ローストしたもの」なのだろう。

マッサマンチキン3

インド料理の「タンドリーチキン」のノリであみだしたメニューなのか、はたまた「世界美食ナンバー1に輝いたマッサマンカレーの亜流アイディア」なのか、本当に「マッサマンチキンってこれなんです〜」ぐらいで来ちゃったのかは定かではないが、いやいや結構驚いた。「えっ?いいネタをありがとうって思ってないかー?」(※見つけちゃったーとは正直思ったが)で、実際に本日のエントリー化しちゃってるわけで、味見もさせてもらったが、「マッサマンカレー味のローストチキン」には違いなかった。(※さらに「ラッシー風ソース使用」となっていたので、泰印ミックスなのだろう)

マッサマンチキン2

まあ、個人的には「マッサマンチキン」といえば、こちらの写真のタイ料理の「ゲーン・マッサマン・ガイ」であって欲しいものだが、あの「ローストチキン」に堂々と名乗られてしまっては、「なんだかなぁ〜」。また、百歩譲ってあの「ローストチキン」を許容するとしても、ピーナッツやカシューナッツ片を添えるとか、ジャガイモも同じようにちょこっと使うなどの工夫があって欲しかった。



東京・大森のカレー専門店「インディー大森店」に出かけてきた。千葉・松戸、埼玉・吉川ではおなじみの「インディーのデラックスドライカレー」が大森で味わえるのは昭和スタイルの「ドライカレーファン」としてはうれしい限りだ。

インディー1

そぼろ状のひき肉片、その間に粉チーズ、ターメリックライスの間にはドライパセリ。見た目のビジュアルの「ザ・昭和」の「ドライカレー」そのものだ。ひき肉片を崩しつつ、ターメリックライスと合わせて食べ進む。辛さが自由に無料で選べるが、店内表記の「超激辛(8倍)」の上をいく「10倍」でリクエストしたが、それでもせいぜいが「ココ壱の5辛レベル」なので、多少辛さ増強でも辛党には問題ないレベルだ。

インディー2

カレースープとキャベツのコールスローが主役の「サラダ」(ミニサイズ)も合わせてオーダー。このコールスローが見た目以上にしっかりしていてクセになる味だし、「カレースープ」も「インディー」ならではのスープで、「ドライカレー」との相性もバツグンだ。

幕張メッセで開催中の展示会「フーデックス2017」。毎年タイ関連でも「おおっ?」っと驚く発見がなにかしらあるものだが(※昨年の発見は昨日ブログ紹介した新しいジャスミンライス「ライスベリー」だった)、今年は「おもしろ果実」を見つけてしまった。タイパビリオンではなく、近くのタイ工業省&ピーケーサイアム社のブースだったが、なんと「イージーオープンのココナッツの実ジュース」が紹介されていた。タイ現地でもポピュラーな「ココナッツの実ジュース」だが、「中ぶりのココナッツにストローを刺してジュースを飲む〜」は体験している方も多いのではないだろうか。

ココ1

こちらのイージーオープンのココナッツの実はやや小ぶりなタイプだが、「タイ料理店で夏場に冷やして、その場で開栓じゃなくって、開実してココナッツジュース」が楽しめれば、結構人気が出そう。それもジュースを飲んだ後には、「内側についているココナッツの果肉」もスプーンですくえるわけで、「1実で2度おいしい!」。さすがにイージーオープンの栓の部分の精度はそんなには高くないようだが、タイ語で「マプラーオ・ナームホーム」を手軽に日本でも楽しめるようなアイディアは斬新だ。ちなみにタイ・バンコクでは50バーツちょいぐらいで売られているらしい。

3月7日から10日まで、千葉・幕張メッセで食の祭典「FOODEX JAPAN2017」が開かれている。今年のタイパビリオンのテーマは昨年に引き続いて、タイ現地で新しいジャスミンライスとして注目を浴び始めている「ライスベリー」イチ押しでクッキングデモンストレーションや試食が行なわれている。

ライスベリー2

ここで改めて「ライスベリー」を紹介してみたい。タイ・カセサート大学の米研究所で、2002年〜2005年にかけて、ジャスミンライスの「カオホムマリ105種(母本品種)」と「カオホンニン(父本品種)」間で自然交配を行ない、それぞれの優れた特徴を合わせて作られた玄米。米粒は黒紫色で細長く、抗酸化物質などの高い栄養価を含む。亜鉛、鉄、ビタミンE、ビタミンB1、Bカロチン、ルティン、ポリフェノール、タンニン、食物繊維なども豊富とされ、近年タイ現地でも注目を集めている「新しいジャスミンライス」だ。

ライスベリー1

風味もほんのりと甘いことから、フーデックス2017のクッキングデモンストレーションでも、写真のようなデザートでアピールしていた。「ライスベリー」はどこでも栽培できるわけではなく、ジャスミンライスと同じ土壌と気候が必要で(※タイでも全土でジャスミンライスが栽培できるわけではない。単に田植えをすればどこでも作れるわけでもなく、未だに「栽培できる土壌」「できない土壌」の理由は正確にはわからないらしい。まさに天の恵み、土の恵みの産物とされる)、さらに「ライスベリー」に限っては、気候が涼しく日照時間も短くなる年末の時期が適しており、栽培も1年に1度しかできないーのだという。

このブログをスタートしたのが2004年11月になるが、さすがに十数年が経過すると「日本でのタイ料理」では、よほどのことがないと大きな驚きや感激はしなくなっている。ところが、今回池袋北口のタイ料理「ピラブカウ」で、「今、バンコクの裏路地食堂じゃないよなぁ〜」と一瞬錯覚してしまうほどの衝撃を受けた。

カオナー1

思えば、「ピラブカウ」の看板メニューであるローストダック(※自家製で日本全国に通販で販売している)を10年ぶりぐらいに食したが、ランチでは初めて。過去にも宴会の前菜で食べたっきりで、「通販で人気のローストダックをぶっかけご飯にした『カオナーペッ』でも久々に食べてみよう〜」ぐらいの思いつきで注文したのだが、その味は「うっ!これってタイ現地の味」。脳裏に飛び込んできたのはバンコクはルンピニ公園の朝型屋台(こちら)での味だし、比べちゃえば肉厚や皮の旨さなどは違うかもしれないが、それぐらいのインパクトだった。

カオナー4

「ピラブカウ」のログハウスみたいな造りは「バンコクの路地裏食堂」をほうふつとさせてくれるし、店内もホールも厨房もタイ人で、お客もタイ人グループ、流れているのもタイミュージック〜。最近現地に行けてないので、久々に味わう独特の空気感と味に、食べながらくつろいでしまったのかもしれない。



「デリー上野店」の毎週月曜日限定メニュー「牛ほほ肉のカシミールカレー」を仕事帰りに味わってきた。衝動的に「月曜日限定カレー」が食べたくなり寄ったもので、辛さをベリーベリーホットでお願いした。後から入店してきたお客さんもこの「限定カシミール」のオーダーが多く、「牛肉とカシミールカレー」の組み合わせが人気なのだろう。

デリーほほ1

とにかく、主役である「牛ほほ肉」がやわらかく、とても食べやすい。これは「鶏肉」「豚肉」での「カシミール」と比較すると歴然で、かみしめるとほんのり広がる牛特有の旨みや香りも心地よく、「カシミール」との組み合わせもなかなかのマッチングだ。そういえば「牛タン」の時代もあったし、私が好んで良く食べていた「さつま赤鳥」での「カシミールカレー プレミアム」だった時も懐かしいが、「マッチングとしては牛ほほ肉が一番かも〜」ということを、今回改めて実感した。

デリーほほ2

「牛ほほ肉」をライスに移し、「カシミールカレー」を一緒にかけつつ〜の写真がこちら。スプーンをあてただけでほぐれていく「牛ほほ肉」。肉のうま味を楽しみつつ、「カシミールカレー」のスパイシー&ホットなシゲキを加えていく。私自身が「2017年のデリーでの初カシミールカレー」(※17年に入ってから、前回はコルマ、その前はタンドリーチキンドライカレー)となったことも関係しているのかもしれないが、月曜日限定「牛ほほ肉のカシミールカレー」を充分に堪能させてもらった。



人形町駅近くのネパールカレーキッチン「ヒマラヤンビレッジ」にランチ訪問した。平日のレイトランチの時間帯(午後1時半過ぎ)にもかかわらず、店内はほぼほぼ満席に近い。地下1階に店はあるがかなりの活気である。さっそくネパール定食「ダルバート・タルカリ」を注文した。

ヒマ3

ホールには以前は厨房にいた旧知のコック氏。「ヒサシブリですね!」と声をかけられ、うれしいような、気恥ずかしいような感覚である。「お店、お客さんいっぱいだね」とふってみると、「オカゲサマで!」と日本語も上手になっている。ふと周りを見てみれば、「ナン+カレー」の方がもちろん多いのだが、意外にも私と同じ「ネパール定食」を食べている方も数人。数年前だったら、「店内で私だけがネパール定食」だったはずが、確実に時代は動いている。

ヒマ1

「ターメリックライス」なのが残念な気もするが、マメの「ダルカレー」のムングダールの素朴な風味と崩し加減、大根の「ムラコアチャール」のしつこすぎず、ほど良い酸味と漬かり加減が心地良い。青菜炒めの「タルカリ」はほうれん草だったが、こちらも無難で、全体を混ぜ合わせつつ「ダルバート・タルカリ」を楽しめた(※もう1種のカレーは「チキン」「ベジタブル」から選べる)。

久しぶりにタイのフルーツ「チョンプー」を取り上げてみる。別名「ローズアップル」「ワックスアップル」「蓮霧(レンブ)」とも呼ばれ、日本でも沖縄では栽培されている。原産地がマレー半島なので、本来の意味でも「タイフルーツ」である。

チョンプー3

写真の「チョンプー」は、「タプティム・チャーン」と呼ばれる種類で、タイ・バンコクの生鮮市場オートーコーでのもの。「ルビーのように赤い」ことから名づけられたことが伝わってくる。さらには「本当にワックスぬっちゃってるんじゃ〜」ぐらいに見えちゃうツヤツヤさに目を奪われる。タイで初めて見た時には「絶対ワックス塗り」だと確信していたが、手に取って食べてみると「そのまんまツヤツヤ」であることにびっくりしたのを覚えている。

チョンプー2

食べ口は軽く、クセも少ない。水分も多めなので、「アップル」というよりは「梨」に近い感じ。シャリシャリの食感も「梨」そのものなんだけど、味は「アップル」なのが日本人的な感覚からすると不思議である。それこそ「アップル」だと何個も食べれないが、「チョンプー」なら小ぶりなのもあるが、2〜3個はすぐにいけちゃうと思う。



半月前の日曜夜に大阪駅前マルビル地下飲食店街のインド料理「アショカ」に出かけてきた。時間はすでに午後8時半を指していた。翌日朝からの仕事に備え前乗り、宿泊先そばの「アショカ」でまったりディナーとしたもの。まずは「オールドモンク ラム」をロックで楽しみつつ、インドの辛さたっぷりの和え物サラダ「カチュンバー」を。胃袋に心地よいシゲキが伝わり、食欲にもスイッチが入った。


アショカ1

「フレッシュのキュウリ、トマト、タマネギ。それも大ぶりカットで食べにくそうー」に見えるかもしれないが、添えてあるレモン片を搾り果汁をまんべんなく。そしてカイエンヌペッパーなどの辛さとスパイシーさも加わり、意外にも食べやすく、インド料理店で「カチュンバー」がメニューにあると、結構な頻度でオーダーしている。

アショカ2

メインでお願いしたのが「プローンビンダルーカレー」。これをベリーベリーホットの辛さでリクエストし、一緒に「カシミリピラウ」と合わせた。ビンダルーなのでほのかな酸味が心地良い。主役のエビは加熱後の姿が全体的に白っぽいのでたぶん「バネメイ種」だろう。ウエットスパイスの針ショウガと刻みコリアンダーの香味も感じられ、食べ口も心地よい。

アショカ3

「カシミルピラウ」には、ひと口小サイズにカットされた「りんご」や半身に砕かれた「カシューナッツ」、「レーズン」などがまぶされている。この「りんご」と「レーズン」の酸味や甘さが、「プローンビンダルー」の異なるベクトルの酸味のマッチングもなかなかで、スプーンが進むこと進むことー。




17年3月5日、天皇皇后両陛下がベトナム訪問後にタイ・バンコクに立ち寄り、昨年2016年10月13日亡くなったプミポン・アトゥンヤデート国王(ラーマ9世)を弔問し、最後のお別れとともに、新国王のワチラロンコン陛下(ラーマ10世)に弔意を表すご予定だ。
天皇陛下と故プミポン国王は、日本とタイの皇室の深いつながりもあり、皇太子当時からの長いお付き合いで、このブログでも何回か紹介させてもらった「赤坂御用池のプラーニン(ティラピア)を寄贈してから昨年3月で50周年」だった。

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改めてこのエピソードを紹介してみると(※出所はちょうど10年前の「日本・タイ修好120周年記念誌」=タイ大使館監修から)、「現在の明仁天皇陛下が皇太子であった当時の話。タイ皇室からタイ国民のたんぱく質不足の相談を受け、1965年(昭和40年)3月25日に、東京・赤坂の御用池のティラピアを50匹寄贈した。淡水魚で繁殖力があったことから、養殖などが進んで、いつの間にか50万匹、500万匹〜へとその数は増え、現在タイでは大衆魚として輸出するほどまでに広がっている」。

ティラ2

そして、この「プラーニン」は繁殖力が強いことから、タイでは学校での実習で取り入れられていたり、教科書でも先のエピソードが載っていたことから、タイ人にも広く伝わっているほどの話なのである。ただあまりにも大衆魚として普及したため、バンコクのタイレストランなどでは、「プラーニン」がメニューに載っている店は少数で、それこそシーフード専門店や下町市場のあるクロントーイあたりでないとお目にかかれなくなっている。

2017年2月に東京・人形町駅真上にあったネパール・インド料理「カイラスヴィラ」が残念ながら閉店した。最近数回通りがかったが、看板が出てなかった。閉店情報は、旧オーナーの時代にコックを務めていた方(※現在近くの「ヒマラヤンビレッジ」に勤務)に聞いたもの。今でこそ、東京では大久保エリアが「ネパール料理激戦地」として本場スタイルでの「ネパ飯」が楽しめ、人気を集めているが、この「カイラスヴィラ」がオープンした2009年上期の頃には、「ダルバートがランチから楽しめるネパール料理店」は東京でも片手で数えられるほどの店しか存在しなかったのである。

カイラス0

その開店の09年から13年頃までは、近くのヨガ教室の方がオーナーで、ヨガ講師の日本人女性がホールを担当し、写真のような「ネパール定食(ダルバートタルカリ)」が楽しめた。驚きだったのは、ごはんがネパール産のインディカ米を使っていたこと。これに関しては今現在も使っている店は少ないだろう。素朴な食味が特徴で、なかなかの美味だった。豆カレーの「ダル」、ごはんの「バート」、青菜の炒め物(副菜)の「タルカリ」のバランスにも優れていた。

カイラス2

そして「ダルバート」の大きな魅力のひとつだと私が感じている「アチャール」(※2枚めの写真だと左中央のジャガイモ「アルコアチャール」になる)の加減が、「しつこからずしょっぱくなく、酸味があってほど良くスパイシー」なのが好みのあじだった。大根の「ムラコアチャール」とミックスで出してくれたこともあった(※アチャールに関しては前出のこの当時のコック氏が在籍する「ヒマラヤンビレッジ」で現在でも楽しめる)。



平日の仕事帰りに池袋に開店した新店「本気カレー」に出かけてきた。「本気と書いてマジと読む」。興味を持ったのは、「ドライカレーがウリの専門店」であること。池袋でドライカレーといえばこのブログでも登場頻度が増えている「火星カレー」があるが、同じ西口でも劇場通りを川越街道方面に進んだ奥手の裏通りに店はある。

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入口には「ランチのドライキーマカレー500円」とお知らせが。魅かれちゃう価格設定だ。さてさて、どんな「ドライカレー」なのか、さっそく注文し、もうひとつの看板メニュー「骨付きチキンつき 本気カレー」を「辛口」でお願いし、あいがけしてもらった。

マジ1

「チーズ」トッピングがおすすめ〜との事でこれもお願いした。トッピングは削り節なのだが、もちろんカツオなどではなく、なんと「鶏肉の削り節」で、不思議とうま味が増してくるようなカレーとの相性だ。この削り節の下には「骨付きチキンのもも肉」がドンと主役に。驚いたのが、スプーンをあてただけで鶏肉がはがれていく食べやすさ。
そして円形に盛られたライスの上に「ドライカレー」、周りを「チキンカレー」の海が囲んでいる。カレー自体はクセがなく、いい意味で食べやすい。

仲御徒町は春日通り沿いのバングラディシュ・インド料理「大衆食堂シックダール」に出かけてきた。今回は前から気になっていた「バングラディシュうどん」をベリーホットの辛さでお願いしてみた。麺のみ日本のうどんを使っているが、ムスリムのバングラディシュらしさのある豚系エキスが入らないカレースープは、「コクが深く、それでいてしつこくない、チキンベースのやさしい味わい」だ。

シック1

トッピングは「ゆでたまご」「シュレッドチーズ」「青ネギ」「パクチー」になぜか「骨付きタンドリーチキン」。実際のバングラディシュのヌードルにも「パニール(チーズ)」は欠かせないのだという。「ほかの店では食べれない、シックダールの自信作です」とオーナー氏。たしかに食べやすいし、見た目よりも軽い食べ口だ。「食べたことがありそうで、初体験のスパイシーうどん」だった。

シック2

あまりにもあっさりといけちゃいそうなので、一緒に「マトンカレー」も単品で頼んでみたが、「カレーうどんをメインに、箸休めにマトンカレー」といった不思議な状況に。なお、店ではおなじカレースープで「バングラディシュらーめん」もメニューに載っている。「麺だけはバングラディシュのものが手に入らないので、日本でおなじみのうどんとらーめんで作っている。おいしいでしょ〜」と、ぺろりとたいらげた私に、うれしそうに話してくれた。



2017年も早いもので2ヵ月が過ぎようとしている。そこで昨16年末からこれまでの「タイ料理ガパオライス」での主役たるガパオ(タイのホーリーバジル)のボリューム比較をしてみたいと思う。というのも、「ガパオライス」と名乗っているのに、「ひと皿にガパオの葉っぱのカケラが2〜3片」なんて店はまだ笑える方で、本当に使っていない店も残念ながら存在するからだ。

ガパオ 良

まずは当たりから。福岡・西新のタイ料理「アイヤラー」のガパオ+バイマックルーのダブル香味バージョンだが、オーナーシェフであるレーさんの故郷である北部ウタラディットの実家の母の味だそうで、深いグリーンの葉っぱがいい色合いだ。香りも出ていたし、これぐらい使ってもらえると満足度も高い。肉片の粗みじん加減もちょうど良く、調味料に頼り過ぎないスタイルも、ガパオの香りを生かしたものだ。まあ旧知のコック氏なので、気合のひと皿仕上げをしてくれた賜物かもしれないが。

ガパオ 普通

続いては、標準的(許容レベル)な「ガパオライス」。東京・赤坂の「スワンサワン」のひと皿。それでもガパオ片は5葉ぐらいは使われていた。この分量であれば、「ガパオライス」の醍醐味である、スパイシーなバジル香(※スイートバジルのバジル香とはベクトルが違う)が楽しめる。1枚めの「アイヤラー」のもそうだが、目玉焼きカイダーオの堅焼き(揚げ)の加減が素晴らしいタイ式だ(※もちろんリクエストしたのものだが)。



東京・東十条のインド・ベンガル料理「タイガー」に初訪問してきた。平日の午後8時半過ぎだったが、先客でインド人のグループ客が2組いた。見慣れない日本人客なのか視線が一瞬集まったが、奥の厨房から目があったコック氏から、「ヒサシブリですね〜」と声がかかった。「あっ、あれっ?赤羽のマヒムのコックさんじゃない。今はこの店にー」みたいな不思議な再会からスタート。

タイガー1

聞けば、「旧マヒム」と同じオーナーの店がこの「タイガー」(※「現マヒム」は店の対面の鯵料理専門店「鯵屋」の系列)。「現マヒム」隣のインド食材店はこの「タイガー」。看板にはインド&バングラレストランとなっているが、コルカタ出身のコック氏なので、本人曰く「両方作れる」とのこと。そして、「マヒムは小さな店でメニューも少なかったが、タイガーには食材やスパイスもたくさんそろっている。だからもっとおいしい」とも話していた。

タイガー2

写真は日替わりの「サグチキン(ほうれん草)とナン&ライス」のセット。メニュー自体は「マヒム」でも見かけた感じだが、確かにホールのカルダモンがしっかりと数個使われていたし、ほうれん草のコク味も深かった。コトバを変えれば、あの狭い(席数5)&狭い厨房の「マヒム」でいい感じの料理を仕上げてくれていたコック氏である。そんな昨年夏場以来の懐かしい味を思い出させてくれた。


ランチで上野駅前マルイ裏のタイ料理「シヤートムヤムクンポーチャナー」へ。オーナーシェフのエイガパンさんが笑顔で出迎えてくれた。この日は午前11時半前に入店、PCでタイのサイトなどをチェック中の様子で、私が入店するとあわててコック服へと着替えていた。とりあえずこの日最初のお客の様子で、ランチメニューではなくレギュラーメニューの「パッキーマオ」(激辛酔っ払い麺)をオーダー。

パッキー

めんは幅広ビーフンめんの「センヤイ」。カイラン菜、ブロッコリー、ニンジン、タマネギ、ヤングコーン、レッドパプリカ、豚肉などの具だくさん。肝心の「酔っ払いもシャキッとしちゃうぐらいの辛さ」は、まずまずそれになりに。炒め加減もオイリーではなく食べやすく、私の中での「久々のパッキーマオ」は当たりだった。

パッキー2

もちろんせっかくの「シヤートムヤムクン」でのランチなので、看板メニューの自家製カレーペーストによる「グリーンカレー」(ゲーンキョワーン)もハーフサイズで注文。今回の「グリーンカレー」は、見た目のグリーン色が深い。私の中ではタイ式ゲーンは「スープ的な飲み物」なので、「パッキーマオ」の箸休め的な感じで飲ませてもらった。ベタな感想ではあるが、やっぱり旨みがあって、キレがあり、辛さのハーモニーも上々の「グリーンカレー」はめちゃ旨。これだけでシアワセな気分に浸れる。

大久保・百人町のタイ料理「ラープタイ」に初訪問してきた。実はこの店「スパイシーカレー魯加」の数軒隣にあり、通りの入り口に面している
(※「魯加」はご店主が22日に負傷(包丁でのお怪我)、休業も24日営業再開!)。
そんなこともあり、こちらの「ラープタイ」に出かけてみたもの。ホール、キッチンとタイ人女性2人で営業。店前にも「ランチ、ディナーセット650円」とはリーズナブルな設定だ。

ラープ1

タイ料理初訪問店でのお約束の「ガパオライス(鶏肉)」を注文し、「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き」のリクエストを添えた。「お客さん、カライはダイジョウブですか?」と聞かれたが、こちらがタイ語でお願いしても、しょせん日本人のオーダーなので、「タイ人レベルまでは辛くはしなかったー」と後から言われちゃったのだが、しっかりトウガラシを増やしてくれたことは好印象。

ラープ2

主役のタイのホーリーバジル「ガパオ」の分量は、デザート、スープ付で650円のコスパ優等生であることを加味すれば、まずまずだと思う。また、調味料に頼り過ぎず、しっかりと炒められてあり好みのスタイル。全体的にも上々かと。


今年の春と夏に福岡と東京で「タイ〜仏の国の輝き〜」(日タイ修好130周年記念特別展)が開かれる。福岡が4月11日〜6月4日に九州国立博物館、東京が7月4日から8月27日に東京国立博物館での日程となっている。その発表会が2月22日に東京・目黒のタイ大使館で行われた。

マイ1

東京会場での先行スペシャルチケット(4月8日発売)には、写真のレトルトタイカレー引換券付きだ。記念商品として「マイペンライカレー」(製造元はヤマモリ、中身は今春の新商品「パネーンカレー」)と名付けられている。

マイ4

会場には、今回の展示会にちなんで「タイ仏像大使」に任命された、みうらじゅん氏、いとうせいこう氏も登場し、仏像愛や「マイペンライカレー」のおいしさなどを語ってくれた(※ネットニュースでも取り上げられていた)



関西出張中だが、この日は正午過ぎから「大阪駅」からの特急移動だった。「弁当でも買っとこうかー」と空き時間30分ほど。駅ナカの弁当売場をのぞきつつ、「そういえば『マンゴツリーキッチン カオマンガイ』って午前10時の営業開始」だったことを思い出した(※駅近くにはタイ料理惣菜弁当専門店「チャンローイ」もあるが、今回は前者に)。そう、結局はランチ弁当でも「タイ料理」なり、「カレー」が食べたくなってしまうのだ。

キッチン1

思い立ったら即移動で、グランフロント大阪のうめきた広場にある「マンゴツリーキッチン カオマンガイ」へ。基本エスカレーターのみの移動なので、スーツケースを転がしながらでも3〜4分で到着。チキンライス「カオマンガイ」か「ムーガパオ(豚肉のガパオライス)」か一瞬だけ悩んだが、弁当が並んでいなかった「ムーガパオ」を選び、「辛口」リクエストだけお願いした。

キッチン2

というのも、「これは『ムーガパオ』ならばその場で調理してくれそう〜」のカンが働き、予想通り、「今から作りますので少々お時間下さい」と返ってきた。待つこと6〜7分で1枚めの写真の「ムーガパオ弁当」が完成した。それから『大阪駅』に移動し、特急に乗車し、弁当にありつくまで15分ぐらいだったか。

まだまだ熱々だったし、目玉焼き「カイダーオ」のフライド仕上げも、リクエストしなくてもタイ式で供してくれるのが「マンゴツリー系」。肝心の主役たる「ガパオ」(タイのホーリーバジル)は深いグリーンの色合いも鮮やかで、ボリューム的には平均的か。味付けはシーユーダム、シーユーカオが中心で、ナムマンホーイ(オイスターソース)やソープーカオ(シーズニングソース)の香りは感じなかった。

(※2月24日営業再開です)

話題の「魯肉飯」と「スパイシーカレー」の専門店「魯加」(大久保・百人町)に初訪問してきた。平日のレイトランチの時間帯(午後1時30分過ぎ)を狙ったが、まだまだ行列。たまたま3人待ちのタイミングで並ぶことができたが、ものの5分で10人待ち〜。すごい人気だ。待つこと15分ほどで入店できた。

ろか1

注文したのは看板メニューの「魯肉飯」とカレー1種のあいがけ「ろかプレート」。カレーは「ラムカレー(ビンダルー風)を選び、「魯肉飯」と相性ピッタリの「煮玉子」をトッピングしてみた。正直、「人気先行型の店なのかなぁ〜」と思っていたが、いやいや「魯肉飯」も台湾料理店レベルを超え、日本人の好みのツボを充分に押さえている素晴らしい出来栄えで、1回で気にいってしまった

ろか2

なにより、主役たる「豚バラ肉の加減」が好みとマッチ。「角煮」の豪華バージョンの店が日本では多いが、台湾「魯肉飯」ではあり得ないし、ひき肉とも違う。「これぐらいのバラ肉加減」であって欲しい感じにピタッとハマる。もちろん香味の主役「八角」は日本人ではハッキリと好みが分かれてしまうので「ひかえめ」。もちろん強めの台湾式が好みではあるが、「強すぎず、やや弱め」なので、もちろんアリである。なによりしょっぱすぎず、味が濃すぎずなのも良かった。

今週も出張ウィーク。月曜の朝が早いため前日である日曜夜に関西入りしている。JR品川駅から新幹線に乗車、その前に駅弁屋をぶらぶらのぞいていると、「魯肉飯の台湾風弁当」のPOPが目にとまった。「えっ!ついに!日本の駅弁で魯肉飯弁当が商品化されるとは〜」で、次の瞬間には衝動的に買い込んでいた。というのも「製造者が大船軒」だったこともある。

大船1

長年お世話になっている(※今でも新幹線出張の際には購入している)「鯵の押寿司」「小鯛の押寿司」「しらす弁当」のあの「大船軒」がどう「魯肉飯」を駅弁にあつらえてくれるのかが楽しみ〜。そして写真のようにしっかりと「台湾風弁当」に仕上がっていた。値段は1100円(税込)だが、「シンビーノ ジャワティー」の大塚食品が協力しており、500mlペット製品1本付きだ。

大船2

中身は、左側が主役の「魯肉飯」と「青ザーサイ」。「魯肉」は、日本米の白米の上に、そぼろ状&小間切り状の豚肉、干し椎茸、干しエビ入り。醤油味ではあるが、意外にうす味で、肝心の八角は「ほのかに香る」ぐらいに抑えているようだ。失礼ながら、「想像していた味よりも、はるかに『台湾の魯肉飯』っぽい味」に仕上がっている。つけ合わせの「青ザーサイ」も箸休めにぴったり。

平日の仕事帰りに池袋西口のドライカレー専門店「火星カレー」に出かけてみた。昭和期に流行った「トッピングスタイルのドライカレー」だが、今も無性に食べたくなる瞬間がたまにある。「カフェハイチ」「パク森カレー」などが老舗の専門店となるが、最近ではこの「火星カレー」にお世話になることが多く、個人的に欠かせない店だ。

くさ3

前も気がついたのだが、カウンター&テーブル席の店内には、女性が結構多く、立教大学そばのロケーションもあるのか、20代の比率がかなり多い。残りはひとり客のスーツ姿がちらほら〜。毎度感じるのは「この店のお客の中で明らかに私が一番年が上だろうー」である。

くさ1

ちょっと前ふりでそんな客層にふれてみたが、「肉系トッピング(鶏、牛、豚、鴨、カンガルーほか)」がメインのドライカレーなので、確かに若いお客さんが多いのもうなづけるところ。ただし、「肉系ガッツリは重いなぁ」で「肉系トッピングなし」の組み合わせもいくつかは可能だ。それが「草(ほうれん草)」と「豆」となる。今回はバターソテーのほうれん草「草」をダブル、さらに「焼きチーズ」を加え、辛さを100円増しの「冥王星」で注文した。

2017年春夏「タイフード新商品」の紹介も3回目だが、今回はヒットの予感がする2商品を取り上げてみる。まずは東海漬物の「きゅうりのキューちゃん パクチー味」(2月下旬全国発売、4月までの期間限定品。90g、税込み143円)から。

キューちゃん

なにげなく試食してみたのだが、「おっ!タイの香りがするキューちゃん」であることにまず驚いた。これは、5種類のスパイス(「パクチー」、レモングラス「タクライ」、カフイルライム「バイマックルー、こぶみかんの葉」、ブラックペッパー、トウガラシ「プリック」)入りのタイの香り満載のほか、味付けのベースのナンプラーに、瀬戸内レモン果汁の香りも入っている。辛さはそれほどでもないが、「パクチー、タクライ、バイマックルー+ナンプラーのキューちゃん」とは〜。これまでなかった「日本の漬物のタイ風味」なので、そのギャップやミスマッチ感で感激した部分もあるが、味もなかなかのものでしたー。

実にブログ紹介は09年以来(こちら)となる千葉・北習志野のタイ料理「メイサイストアー」にランチ訪問した。午後1時手前の時間帯だったが、店内は結構な混み具合でにぎわっていた。客層も老若男女幅広く、街のタイ料理店として人気の様子だ。さっそくランチセットから「鶏肉のガパオライス」を選び、「辛口」「目玉焼きカイダーオの堅焼き」をタイ人のホールの方にリクエストした。

メイ3

調味料たっぷりなタイプの「鶏肉のガパオ炒め」は、個人的にはあまり得意ではないが、日本では多いオーソドックスなスタイル。それでも「辛口」オーダーがしっかり通っていたこと、「目玉焼きカイダーオ」も同様で、この部分は好感度大である。

メイ2

肝心の主役たるタイのホーリーバジル「ガパオ」のボリュームはやや少なめ。それでも見た目のタイ料理らしさのある迫力はなかなかのもので、セットの澄ましスープ「トムジュー」はほんのりチキン味の生真面目スタイルだし、グリーンサラダのボリュームもてんこ盛りだし、人気店の片鱗は伺えた。