◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

2016年7月18日からカップめん「明星 銀座デリー監修コルマカレーラーメン」が全国発売された。「コルマカレー」は、デリーではカップめんで先行発売された「カシミールカレーラーメン」の「カシミールカレー」と並ぶ2トップの人気メニュー。つい2週間ぐらい前に「コルマカレー ポークのベリーベリーホット」をブログ紹介したばかりだが、あの味がカップめんで商品化された。

コルマ1

タテ型容器から別に移し替えてみたが、「コルマカレー」特有の茶褐色の色合いはスープでも再現されている。また、ウリである「スパイスの辛みと炒めたタマネギの甘みとコク」に関しては、独特の香味感まではさすがに出ていなかったが、「デリーのコルマ」の特徴である、「今まで食べたことがないオンリーワンのカレー」の味わいは充分に再現されていたように感じられた。

コルマ2

実際の「コルマカレー」はこちらである。カップめんの具には味付鶏肉、フライドポテト、フライドオニオンなどが入っていたが、店の「コルマ」でもジャガイモが大ぶりカットで入るほか、炒めたタマネギがたっぷり使われているので、「店の味の片鱗」が感じられるのだと思う。

ランチで6月上旬に東京・神田福田町にオープンした「タイ料理 マリカ」に再訪してきた。前回は開店間もない時期にタイ式チキンライス「カオマンガイ」を実食したが(こちら)、ランチメニューに「ガパオライス」がなかったのが珍しいパターンだなぁ〜と思っていた。
今回2回目の訪問で「ガパオライス」が水曜・金曜の限定でランチで楽しめることを発見したもの。「なんで毎日ではなく、水・金限定なのか?」はわからないが、待つこと5〜6分で登場した「ガパオライス」は、久々の「ガパオたっぷり!良心的!」なひと皿でした。

マリカ1

もちろんホールのタイ人女性スタッフさんに、「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式堅焼き」をリクエスト。これもしっかり反映されていたほか、なによりもタイのホーリーバジル=ガパオの深いグリーンが色鮮やかで、ボリュームも多め。ランチの「ガパオライス」では久しぶりの感激!。

マリカ2

ガパオの葉っぱにギザギザがあり、小さな産毛がある姿から、「タイバジルのホーラパーやスイートバジルではなく、正真正銘のホーリーバジル=ガパオ」なのが見て取れる。スパイシーなバジル香も楽しめたほか、味付けがしつこくなく、タイの白醤油シーユーカオがメインなので、後味もやさしい。ライスのタイ米カオスワイがやや堅めの炊き上げだが、これも「ガパオ炒め」となじませることで、ちょうど良い食べ加減になった。

JR池袋駅改札中の「野菜を食べるカレーcamp express池袋店」に久しぶりにランチ訪問した。池袋駅ナカにオープンしたのが2010年8月のこと(※訪問記はこちら)。来月で6周年を迎えることになるが、今でも帰宅ラッシュの時間帯のディナー営業時間は「毎日ほぼ行列〜」の人気っぷりが続いている。今回のランチタイムもそうだが、時間帯問わず女性のひとり客も多いのが客層の特徴かもしれない。

キャンプ2

オーダーしたのは、「茄子とキーマカレー」(5辛、ライス普通盛り)。ベースのカレーがキーマで、ここに大ぶりカットの茄子を具の主役に、トマトやアスパラなどの姿も見える。campらしい野菜たっぷりさがうれしいし、夏場の暑い時期でも、駅ナカ(ホーム下)だし&店内の冷房の効きも良く、カレーを楽しむ条件も整っており、今回も汗だくにならずに味わうことができた(※辛い系統を食べても顔面からは汗は出にくい体質=ツラの皮が厚い?のだが、身体からは普通に吹き出します)。

キャンプ1

「茄子とキーマ」を食べつつ周りを見ていると、同じオーダーの熟年女性(※私よりも上の世代)のひとり客が数人いたことに気づいた。看板メニューの「一日分の野菜カレー」も野菜たっぷりなのが魅力だが、どうしても具だくさんで満腹になりがちー。食欲が落ちている夏場には、具のバリエーションが少ない割に満足感がある「茄子とキーマ」はおすすめかもしれない。

東京・湯島の小路地にあるスパイスカレー専門店「カレー clover(くろーばー)」に出かけてきた。ちょうど黒門小学校のそばで、東京メトロ千代田線湯島駅と銀座線上野広小路駅の間のやや湯島駅寄りにある。ただ上野広小路サイドの和菓子「うさぎや」からの方がわかりやすい。
(※同じビルの1階には、神田の中国東北料理「味坊」の新店)

クローバー3

16年4月にオープンした新店で、「食べ終わった後、胃もたれしにくい身体にやさしいカレー」「20種類のスパイスを独自にブレンドしたカレー」「食用油には米油とココナッツオイルを使い、使用量はひかえめ」など、とチラシに店の特徴が書かれていた。店はご主人が厨房、奥さまがホールとご夫婦で営んでいる。

クローバー1

カレーは、チキンベースの「くろーばーカレー」、発酵バター使用の「バターチキンカレー」、ココナッツ風味のチキンカレー「ココナッツカレー」の3種が基本。私が選んだのは3種ではなく、黒板に書かれていた「夏野菜のカレー」(辛さは自由にチョイスできるので、もちろん大辛で)。

カレーをまずはひと口。辛さよりもスパイシーさが心地良く広がる。スープ状だが、サラサラよりも粘度があり、タマネギをたっぷり使った奥深い甘みと旨みも後追いしてくる。ふた口めまでは、軽い食べ口でどことなくうす味に感じられたが、3口めからは「スパイシー&ホットの加減と旨みの奥行き」の「くろーばーカレー」のウリがビシビシッと伝わってきた。

アジアンチキンライスといえば、シンガポール料理の「海南鶏飯(ハイナンチーファン)」であり、タイ料理の「カオマンガイ」が代表選手だ。日本でも、シンガポール式、タイ式ともそれぞれ現地の人気店が上陸、専門料理店でも旨さを競い合うなど、いい意味での「日本国内でのチキンライス戦争」が年々激しさを増している。

ぼく4

このブログでも、海南鶏飯&カオマンガイのおいしい店や旨さのツボなどを紹介してきたが、「この2つの違いはどこ?」などと聞かれる頻度が最近特に多くなってきた。これまではシンプルに、「海南鶏飯は3種ダレ(ダークソイソース、ジンジャー&ネギ、チリソース)が基本で、カオマンガイは液状みそタオチオかシーユーダムベースの2種ダレが多く、違いはタレではないか」と答えてみたり、ブログでも取り上げてきた。

ぼく2

そして、違いがもうひとつあるとするならば「主役のチキン」にも店によっては大きな差がある。写真のように「海南鶏飯」では、チキンに下味をつけて供してくる店も多い。茹であげたチキン片にほんのりと味がついていることで、3種ダレに味を支配されない、独特の旨みが感じられるわけだ。

ランチで御徒町はJRガード下近くの南インド料理「アンドーラキッチン」に出かけてきた。「ランチ訪問は昨年末以来か?」とか思いつつ、午後1時過ぎのレイトランチで訪問。ところが店内は9割近くが埋まっており、変わらずの人気のようだ。さっそく南インド定食「ミールス」をマメせんべいのパパードなしでオーダーした(※割って食べにくいのでパパードをパス)。

アンドーラ1

「アンドーラキッチン」にも長らくお世話になっているが、ランチでは周りのお客さんのオーダー比率は数年前までは圧倒的に「カレー+ナン」の方ばかりだったが、今回は半数超が「ミールス」を楽しんでいる方。やはり南インド料理が少しずつではあるが認知されているのでは〜と食べる前からうれしい気持ちになった。

もちろん「アンドーラキッチン」が毎日「ミールス」をメニュー提供してきた継続は力なり〜なのだろうが、左端の野菜スープカレー「サンバル」、その上のすっぱ辛い「ラッサムスープ」のぶれないおいしさあってのものだろう。

アンドーラ2

この日のカレー3種は、詳細を写すのを忘れてしまったが、右上から「マトンと茄子」、下「インドチーズとほうれんそう」、左が「南インドスタイルのチキン」。これらカレーを「手ごねのチャパティ」とともに楽しみ、インド米バスマッテイは、「サンバル&ラッサム」と合わせた。

「マトンと茄子とチャパティ」は文句なしの旨さ。「サンバル+ラッサム」も日本人ホールの方がマメに継ぎ足し(おかわり自由)してくれるし、この人気っぷりに納得だ。

2016年は日本で一大「パクチー」ブームなのだという。若い世代では「パクチーがタイ語」であることも知らない人も多いらしく、すでに日本語化しているぐらいに定着している。香菜、コリアンダーではなく、ましてや和名で呼ばれていた「カメムシ草」なんて、今や化石のような日本語なのだろう。

パクチー3

タイ人からしてみたら、「ついにタイ語のパクチーが日本語になった〜」と大喜びのはずだったが、なんのことはない。あまりにも普及し過ぎて、「この野菜(ハーブ&葉っぱ)の名前がパクチー」として認識され、日本社会に同化しちゃっただけなのだろう。もちろん日本人も、「パクチーはタイ料理に入っている」のイメージも強いので、「タイ料理に必ずパクチーが使われる」ぐらいに勘違いされるケースもこのところ目立ってきている。

パクチー1

1枚めの写真は「トムヤムクン」。タイ現地のものだが、さっと散らす感じで使われている。そう「トムヤムクン」にはパクチーは欠かせない。

一方で2枚めの「グリーンカレー(ゲーンキョワーン)」だが、タイ料理好きの皆さんならばタイバジル(ホーラパー)は必須だけど、「パクチーが入らないこと」はご存じのことだろう。

タイダンスブランドでおなじみのヤマモリのレトルト「タイカレー」シリーズ初の激辛タイプ「タイ ジャングル」が16年7月15日に数量限定発売された(※330円)。これまで「グリーンカレー」「マッサマンカレー」など、わかりやすいネーミングで商品化してきたが、いきなり「タイ ジャングル」では???と思われるかもしれないが、実は「ジャングル=森」で、タイカレーでも森のカレーとしてポピュラーな「ゲーンパー」なのである。

ゲーンパー3

画質がイマイチになってしまったが、レトルトを開封した瞬間に「ゲーンパー」特有のハーブの香りが漂った。この「森のカレ=ゲーンパー」は、ココナッツミルクが入らないのが大きな特徴で、「森の恵み(タイハーブや野菜、畜肉類、川魚など)の旨みと香り」に育まれたワイルドな風味とともに、辛さもあわせ持っている。

ヤマモリが商品化したことにも驚いたが、さすがのタイ現地産の香りの広がりにも驚いた。たぶんこれまでの「タイダンス」ブランドのタイカレーシリーズの中でも、もっともタイの味に近いのではないだろうか。

2016年秋冬向け新商品が続々と発表されるタイミングだが、タイフード・タイ料理関連でのラインアップは近年になく少ない幕開けとなっている。缶詰の「いなばのタイカレー」、「カップヌードル トムヤムクンヌードル」など大型ヒット商品が現れ、いつの間にか一巡してしまったことや、「タイ料理は盛夏向け」のイメージが強く、春夏に比べ数が少ない傾向が見られている。ただ「パクチー関連商品」はブームもあって品数は多いが、あえて「タイフード」からは外させてもらった。

16新3

おもしろそうなアレンジメニューとしては、みそのマルコメが提案してきた「ダイズラボ タイ風炒め」が挙げられる。マルコメ自体は、タイで事業展開している縁や、「トムヤムクンみそ汁」なども発売しているので、タイフードへの関心も高く、今夏も「タイ風チキンカレースープ」を投入している。

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実際に試食させてもらったが、肉の代わりに大豆たんぱくを使ったのが最大の特徴。タイ風炒めの味付けは、ナンプラー、ココナッツミルク、オイスターソースに、ほんのりライムの香りが入り、確かに「タイ料理風の味付け」だ。辛さは弱めながら、ナンプラーとココナッツミルクの香りで、日本人向けのタイ料理味の提案商品としてはおもしろいと思う。


ランチ時にJR大宮駅(さいたま市)で乗り換えのタイミングがあり、駅ナカ「エキュート大宮」のタイ料理「カオマンガイキッチン」に再訪して来た。正午前なので比較的すいていたが、店内は女性のひとり客が多かった。

キッチン1

夏場の限定メニュー「冷やしトムヤムヌードル」なども気になったが(※タイ料理「マンゴツリー」などを展開している会社なので、麺類クイティオは自家製ヌードルである。だからなかなかの美味だ)、今回は看板メニューのチキンライス「カオマンガイ」のチキンをゆで&揚げで2タイプ楽しめるW盛りにしてみた(※煮玉子トッピング)。

キッチン2

さすがに専門店なので「カオマンガイ」の主役である鶏肉の加減は上々で、クサミもなく食べやすく、ゆで&揚げともに美味〜。揚げはオイリーさがひかえめなのもうれしい。ただ、「チキンの切り身が細切りカット」なので、「カオマンガイ食べたぞ〜」という充実感はもうひとつ。写真の1・5倍ぐらいでもいいが、女性客が多い分だけ、食べやすさを訴求しているのかもしれない。

そしてテーブル常備の4種タレを組みあわせて、自分の好みの味を探す。

まずこちらの写真を見ていただきたいが、タイ現地のオーガニックファーム(中部はスパンブリー県)で撮影した、「ガパオ」である。英名ホーリーバジル、和名神目箒(かみめぼうき)で、シソ科メボウキ属の植物だ。タイハーブとして人気があるが、葉に細かい毛が生えており生食には向かず、加熱することで「スパイシーなバジル香」があふれ、人気のタイ料理「ガパオライス」の主役となるのである。

ガパオ3

その「ガパオライス」だが、日本ではなぜだか主役の「ガパオ」を使い惜しむ店が多く、「ランチで1000円近く払っても、ガパオがほんの数片」なんて店は珍しくない。それどころか、乾燥葉のかけら(ドライガパオリーフ)をトッピングのように散らす店や、日本人が「ガパオの意味」を知らないことに乗じて、「パクチーやこぶみかんの葉=バイマックルー)を使ってみたり〜」なんて店もあるぐらいだ。

ガパオ1

たとえばこちらの写真の「ガパオライス」だが、チキンの肉片こそ「タイ現地式でひき肉ではなく、粗みじんスタイル」になっているが、「ガパオっぽいかけら」がほんの数片あるぐらい(※写真上部の緑色はピーマン)。この店はおしゃれ系エスニック料理レストランで「ランチは行列必至!」の人気店で、正直この「ガパオライス」と対面した瞬間に食欲がなえてしまった。

タイ料理「パッポンカリー」(玉子とカレー粉炒め)特集第2回目は、上野駅前マルイ裏のタイ料理「シヤートムヤムクンポーチャナー」。タイ現地の味にこだわる、この店ならではの「タイ式パッポンカリー」がランチから味わえるのはうれしい限り。写真はシーフード(エビ、イカなど)がメインの「タレーパッポンカリー」。

シヤー タレー2

しつこ過ぎず、くど過ぎないのが、中国料理(主に潮州、福建、広東)とタイ料理のコラボで生まれた「パッポンカリー」の美味さのツボである。玉子のふんわり加減と五香粉ありきのカレー粉に、シーフードがまったり絡んでこその料理だが、アクセントのセロリ(タイ現地だと細身のクンチャイ)、青ネギ(同じくクサミの弱いトンホーム)、タマネギも名脇役となっている。

シヤー タレー1

もちろん「辛口」リクエストなのだが、トウガラシの大量投入などでの「辛口」でなく、あえてタイの乾燥トウガラシの「プリックボン」で調整してくれていた。この加減も心地よく、しっかり「辛旨」仕上げになっていた。タイのジャスミンライス「カオホムマリ」との絡みも上々で、ランチからボリューム感たっぷりなこのセット(※ミニサラダ付)が980円(税込み)なのもありがたい。

日清食品「カップヌードル プーパッポンカレー」で話題のタイ料理「蟹と玉子のカレー粉炒め」(プーパッポンカリー)。今夏のブレイクが期待されるが、そこで不定期で「パッポンカリー特集」をお届けしたい。毎度毎度「蟹」とはいかないので(※ランチでは置いていない店も多い)、主にシーフードの「タレーパッポンカリー」となる。
第一回目は5月下旬に池袋にオープンしたクルン・サイアム系の「タイストリートフード」だ。

スト3

東武池袋駅地下(改札外)の飲食店街「イケチカダイニング」内にオープンしたが、タイ料理激戦地の池袋駅前でも早速話題の人気店となっている。確かにランチからシーフードたっぷりのタイ式「タレーパッポンカリー」が楽しめるのだから、その人気っぷりにも納得だ。

エビ、イカをメインに、ネギ、タマネギと溶き玉子が上手に絡み合い、カレー粉風味も充分に。それでいて、しつこ過ぎずに食べやすく、タイのジャスミンライス「カオホムマリ」との相性も上々〜。

スト1

店内はこんな感じで厨房が見える造り。私の「辛口で!」のリクエストに応えてくれたのが、写真のコック氏。ホールからタイ語で「タレーパッポンカリー。辛口で!」のオーダーが入ると、こちらを見てニヤリ。そうそう、そんな「辛口」もなかなかのものでした。「パッポンカリー」系は、しょっぱ過ぎたり、甘過ぎたりすると、くどくなりがちだが、そんなこともなく「辛口」で楽しめた。

先週から「真夏日」など30度超えの日が続出している東京だが、1日だけ「猛暑日」の日があった。そんな日中37度に達した日の仕事帰りに寄ったのが、「デリー上野店」。この日はどうしてもタマネギの甘さとビター感のあるスパイシーさが特徴の「コルマカレー」が食べたくなって出かけた。

コルマ1

オーダーしたのは、「コルマカレー・ポークで辛さベリーベリーホット」。これだけの暑さとなると、激辛よりもタマネギの甘さがベースにある「辛口のコルマ」を身体が欲していたのかもしれない。同じような方が多かったようで、私の出かけた時間帯は「コルマ」の指名がいつもよりも多いように感じられた。


コルマ2

「コルマ」をベリーベリーホットのリクエストで調節してもらうと、写真のように「炒ったコリアンダーシード」の数が増える。この爽やかなスパイシー感が加わることで、レギュラーの「コルマ」とは別のベクトルのうま味が広がっていく。大ぶりカットのポーク片との相性もよく、あっという間に平らげてしまった。

日本でも夏場になると人気が急上昇するのがタイ料理の「ガパオライス」だ。ガパオ=タイのホーリーバジルを加熱することで、スパイシーなバジル香が広がり、その香りと肉類やシーフードなどと絡み、食欲が落ちる季節でもサラッと食べれてしまう。

カイダーオ

今回は「ガパオライス」でも、主役のガパオ炒め部分の話ではなく、日本では必ずセットされて出てくる「目玉焼き=カイダーオ」についてだ。このブログでも何度も紹介しているが、実はタイ現地ではこの「目玉焼き=カイダーオ」は、「ガパオライス」と一緒ではない。あくまでもオプションであり、屋台と言えども、「カイダーオをつける?、つけない?」と聞いてくれる。

さらには、日本のような半熟目玉焼きで出してくる店はまだまだ少数派(もしくは外国人客が多い店)で、基本は写真のような「揚げた目玉焼き」なのである。

カイダーオあり2

「揚げた目玉焼き」が、屋台の場合は作り置きの目玉焼きをすぐに添えてくれるが、たとえばでかい中華鍋ひとつでなんでも作ってくれるアハーンタームサングと呼ばれる注文屋台では、目玉焼きもその場で揚げてくれる。その場合はこちらの写真のように黄身が飛び出しちゃってることもあるが(※写真は日本のタイレストランのもの)、そこはご愛嬌〜。

オプションとはいえ、この「揚げた目玉焼き」にこだわるタイ人も多く、さらにはここにシーズニングソース(ソープーカオ)をひとたらし〜。これによってうま味も育むのである。

ファミリーマートが16年7月5日からアジアンスープ3種類を期間限定発売している。その中で気になった「シンガポールラクサ風スープ」を早速実食してみた(※ほかの2種類は、タイ風の「グリルチキンのグリーンカレースープ」と中国風の「酸辣湯春雨スープ」)。

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ファミマのニュースリリースによると、「シンガポール料理で人気の麺料理であるラクサをイメ ージし、ココナッツミルクのまろやかな甘さにターメリックなどのスパイスを加えたスープです」とある。麺がしっかりと「短めのビーフン」を使い、「ココナッツミルクベースのスープ」とここまではシンガポール式をベースに置いて商品化している。

ファミ2

ただ、原材料の頭に書かれているのが「ゼラチンスープ」。ここがイマイチわからないが、シンガポール式ラクサでは、「ココナッツミルクベースのカレー味のスープ」が基本になるが、どうもカレーっぽい味のようで、そうじゃない気もするような。この部分は日清食品の「カップヌードル シンガポール風ラクサ」の方がおいしく感じられた。

具に関しても、モヤシや鶏肉片、ゆで卵まではいいとして、なぜだか「パクチー」。よくわからないけど「パクチー」が入っている。「パクチー」ブームと言われて久しいが、シンガポールでは入れない「パクチー」を「ラクサリーフ」の代わりに加えたのだろう。個人的に代替するのであれば「ルッコラ」がお勧めだが、「パクチーとルッコラ」って全然違うはずなんだけど。

16年3月30日に開業した東急プラザ銀座ビル内のシンハービールがプロデュースしたタイ料理をメインとしたビアハウス「センディーテラス」に再訪してきた。

さすがに、凍ったジョッキで供してくれる樽生の「シンハービール」、パクチーやバイマックルー(こぶみかんの葉)をふんだんに使用したクラフトビール「センディー」(日本産)、ホップフレーバーでいろいろな組み合わせで楽しめる「ランドルフレーバービール」などは旨かったし、私の記憶にある日本の店の中では「シンハー生」の提供レベルはピカイチだった。

センディー2

「シンハー生」「センディー」もSサイズならば680円設定なので、一般的なタイ料理店での「シンハー小瓶」と比較しても大差はない(※写真は開業時訪問時のもの)。アルコールだけで「シンハーの想い」は伝わってきたが、「タイ料理メニュー」は銀座エリアに数あるタイ料理レストランの中でも残念なレベルに変化はなかった。

センディー4

たとえば写真のチェンマイソーセージ「サイウア」。一般的なビアホールのソーセージメニューであれば違和感はないのかもしれないが、タイ北部料理の「サイウア」ではこうはいかない。たぶん日本全国探しても鉄板で「サイウア」のみでとぐろ巻で出してくるのはこの店だけだろう。

うす切りし、針ショウガ、ピーナッツ、トウガラシ、キュウリや緑黄色野菜などの薬味とセットで食して「サイウア」である。自家製だというのはわかったが、このままナイフを入れてそのまま食べるだけだと「サイウア」本来のおいしさが伝わりきらない。

サイウア


こちらの写真のような盛り合わせで「サイウア」なのである。バンコクの北部料理の店でのものだが、タイのキュウリであるテンクワー、ネギでもクサミの弱いトンホーム、アカワケギのホムデーン、ライムのマナオなどのつけ合わせで本場感も伝わってくる。それと比較しての「センディーテラス」の「サイウア」には正直なところ面喰った。

サンドイッチ・チェーンの「サブウェイ」で夏場恒例の「SPICY!」キャンペーンが16年7月6日からスタートしている。今回は、HOTがおなじみの「直火焼きタンドリーチキン」、SPICYが昨夏と同じ「サブウェイタコス」、MILDが「粗びきソーセージ BBQサルサソース」の3品だ。

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まずは定番の「直火焼きタンドリーチキン」。とりあえず、「タンドール窯で焼いてないのにタンドリーチキン?」と思いつつも、この部分は横に置いておくが、「年々チキンのレベルが上がり、おいしくなっていること」は間違いないところ。「鶏もも肉をヨーグルトと十数種のスパイスに漬け込み、本格的な味わいに。さらに皮目を直火で焼き上げ、香ばしさもプラス」と商品紹介されているが、チキンがスパイシー&ジューシーでこれだけでも旨い。ブレッドはセサミをチョイスし、トーストしてもらったが、相性も上々。野菜ではオニオンとホットペッパー(ハラペーニョ)を増量してもらった。

サブ2

お次は「サブウェイタコス」。フラットブレッドがタコスのシェルっぽくっておすすめのようだが、ここでもセサミをチョイスし、トーストせずにそのままで。タコスミートはスパイシーとうたっているが、やはりタンドリーチキンに比べるとパンチ不足か。BBQサルサソースは12種類のスパイス入りらしいが、トーストしなかったせいか、全体がへにゃってしまった。チーズとの相性はまずまずで、全体的には普通な印象だった。


JR上野駅ナカの「洋食や三代目たいめんけん」にランチ訪問した。この日は埼玉方面に午後から出かける仕事があり、午後1時過ぎのレイトランチのタイミングで入店。行列こそギリギリなかったが、ほぼ満席の店内で、変わらずの人気っぷりだ。ランチメニューから選んだのは、看板メニューの「オムライス」+「カシミールカレー」のセット。カレー好きにはうれしい「カシミール」の響きである。

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「三代目たいめんけん」の「カシミールカレー」は、基本ビーフの仕様。ジャガイモ、ニンジン、ししとうなどの具入りで、ビーフは大きめのカット。「カシミールカレー」自体は、色合いの源であるカラメルそのものの苦みがやや前面には出ているものの、しっかり「カシミール」のポイントは押さえてくれており、某ファミレスのスタイルとも一線を画している。これはこれで、いい意味で無難に旨い。

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「オムライス」はケチャップなしなので、「いつもの三代目のオムライス」とも違うし、「カシミールカレー」と一緒に食すと不思議な新鮮な感覚に感じられた。この組み合わせなら、アリだろう。さらには「たいめいけん」鉄板の「コールスロー」+「ボルシチ」の50円コンビを添えてみれば、「たいめんけんのいいとこどり」しちゃったような満足感にも包まれる。

平日の夜の二次会で新橋は烏森神社近くのタイ料理「オールドタイランド新橋店」に向かった。「月曜日の夜だし、大丈夫だろう〜」と思いきや満席状態。さすがの人気っぷりを思い知ったが、ちょうど4月下旬から同じビルの2階に「オールドタイランド新橋店NEST」のスペースがオープンし、なんとかこちらに入店できた。

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カウンター席とテーブル席10席ほどの小さな空間だが、1階の「オールドタイランド」のオーセンティックタイの造りとはまったく別もの(別の店)で、小料理店を白を基調にして改装したような雰囲気。お店HPでも、「鳥の巣のような、魔窟のような〜」と自分で表現していたが、まさにその通りの空気が漂っている。

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もちろんいい意味での表現で、カウンター席でもまったりくつろげる空気感なのである。料理は1枚めのタイ式ソーセージの和え物サラダ「ヤムネーム」、2枚めのトムヤムペーストベースの中細ビーフン炒めめん「パッ・センレック・トムヤム」ともに、しっかりと辛さや爽やかさが感じられるタイ式テイストで、1階の「オールドタイランド」厨房で作り、いったん外に出て階段登って料理が運ばれてくる。

先週、展示会を見に東京ビッグサイトに出かけた。たぶん皆さんも同じような経験があると思うのだが、展示会に出かけると「ランチ処」「食事処」にお困りなのではないだろうか。東京ビッグサイトだと、展示場内にロイヤルホストが出店しているし、ファミレスやファストフードの出店も近場で増えてきたが、どうも行きたくなる店が少なく、結局は電車で別の街に移動しちゃったりしてしまう。

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そんな不毛の地であった東京ビッグサイト近く、りんかい線国際展示場近くのTOC有明イーストタワーに、あの南インド料理の人気店「ニルワナム」が出店してくれた。そう、神谷町や御成門でおなじみのあの「ニルワナム」である。さらにこの有明店は、南インド料理だけでなく、南北インド料理をコンセプトにしており、神谷町などとも若干メニューを違う構成にしているとのこと。

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お楽しみの「南インド料理メインのビュッフェ」(1200円)は神谷町店などとほぼ同じである。この日のメニューは、チキンキーマ、ベジタブルコルマ、ドラゴンチキン、ロビヤマサラ、アルマトン、サンバル、バスマティライス、ナン、ワダ、キャロットパヤサムーなど充実していた。

私はマメのほっこりドーナッツ「ワダ」を、野菜スープカレーの「サンバル」に浸して食べる「サンバルワダ」にアレンジし、これをメインに数回おかわり。着席すると焼き立てナンを持ってきてくれるが、これをパスさせてもらい、ひたすらに「サンバルワダ」だ。右側が上がロビヤ豆の「ロビヤマサラ」、下が「アルマトン」(チリペーストを加えた)。「サンバルワダ」だけでも満足しちゃいそうな、神谷町と変わらない味が有明店でも楽しめた。

東京・渋谷のタイ式チキンライス・カオマンガイ専門店「ガイトーンTOKYO」に再訪してきた。つい10日前ほどに福岡パルコ内の系列店「ガイトーン福岡」で実食してきたばかりだが(こちら)、いまいち不完全燃焼だったのと、「渋谷の店は変わってないはず〜」との期待も込め、出かけたもの(※たまたま近くで仕事の用事があり、夕方訪問できた)。

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中途半端な午後4時30分ぐらいの訪問だったが、それでも7割ぐらいは席が埋まっており、一時期の行列ほどではないが、今も人気店として定着しているようだ。「カオマンガイ」をレギュラーサイズでオーダー。さてさて今日のチキンの具合はどんなだろう〜?とワクワク感がある。

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と待つこと3〜4分で「カオマンガイ」が運ばれてきた。チキンは一部が皮がはがれちゃってるが、全体的なジューシーさと旨味は「さすがのガイトーン日本本店!」だと思わせてくれる仕上がり。ライスもカオマンガイのマンの部分である「油で包み込む」ような、しっとり加減も感じられるし、「日本で食べるカオマンガイ」ならば、やはり専門店テイストである。

先日、赤羽のインド料理「マヒム」で「インド式ガパオライス」を食べた帰りのこと。同じ通りに見慣れぬ「日本カレー研究所」なる黄色い看板が煌々と光っているのを発見した。店前まで寄ってみると、どうやら辛さがウリのカレー専門店らしく「戦わなければ生き残れない 辛激の華麗」なる看板も目に飛び込んできた。

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知ってしまったからには食べないわけにはいかない〜と日を改めて仕事帰りに出かけてみた。入口を入ると券売機で購入するシステム。ここで「辛激の華麗ってどれぐらいの辛さですか?」といくつかの辛さがウリのカレー店のメニューでの比較でホールにいたオーナーらしき方に聞いてみると、「カレーでの比較だと正直わかりかねます。実際にお客様に食べていただかないと、こちらはなんとも〜」と煮え切らない答え。「中本の蒙古タンメンや北極ラーメンでは?」と変えてみると、「お客さまからは北極ラーメンと同じぐらいと聞いたことがあります」とのことだった。

あかばね3

ならば、「辛激の華麗の激辛」をチョイス。ただし具なしだと飽きが来るキケンがあるので(※初回だから味がわからないので)、「野菜」と「納豆」をトッピングしてみた。ライスに「野菜」がトッピングされた器は石焼のようなもので、「石焼ビピンパ」みたいな感じだ。カレー自体はややオレンジがかった系統の明るい赤褐色なのが特徴。

ハウス食品のスナック菓子「オー・ザック」シリーズから新商品の「ガパオ味(バジルが香る人気のタイ料理)」が16年6月27日に全国の主要コンビニエンスストアで先行発売されている(※7月4日からスーパーや菓子専門店などでも発売)。68g入りで、税別120円。

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ハウス食品の商品サイトを見ると、「“ガパオ”は鶏肉のバジル炒めのことで、スイートバジルより香りの強いホーリーバジルを使用しているのが特徴です。また“ガパオ”はタイ料理の書籍や雑誌の表紙にも使われる定番メニューであり、レシピサイト等でも多くのレシピが登録されている人気メニューです。炒めたホーリーバジルのほんのり甘い香りと、甘辛いおいしさを表現しました」と書かれている。

なぜだか、「ガパオ=鶏肉のガパオ炒め」と決めつけられちゃっているが、もちろん「ガパオ=タイのホーリーバジル」が正解で、「鶏肉のガパオ炒めはタイ語ではパッ・ガパオガイ」になるし、「ガパオ炒めは、鶏肉だけじゃなく、豚肉や牛肉、シーフードと合わせるのもアリ」である。

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こちらの写真が、タイ現地のオーガニックファーム(スパンブリー県)で見つけた「ガパオ」である。日本でもポピュラーな「スイートバジル」と違うのは、葉っぱがギザギザであること。そして加熱すると、独特のスパイシーさがあるバジル香が際立ち、肉類やシーフードと合わせて炒めると「ガパオ炒め」となり、ごはんと一緒に食すと「ガパオライス」(パスタなどでも相性が良い)に変身する。

今月2回目のランチ訪問になるのがJR上野駅前のインド料理「ハリマケバブビリヤニ」。いつもならカレー3種セットをオーダーするのだが(※お腹のキャパがあればもちろんビリヤニだけど)、今回は「そういえば、この店で焼き物(タンドール)を食べたことがなかった」ことに気づき、「カレー2種+タンドリーチキン」のセットを「シークカバブ」に変更してもらい楽しむ事にした。

ハリマ2

2種カレーでチョイスしたのが、「エビトトマトのカレー(辛さリトルホット)」、日替わりの「キーマ(ベリーベリーホット)」。ライスのインド産のアロマティックライス「バスマティ」のパラットした炊き加減はいつも通りに上々。とりあえずライスと「キーマ」を合わせ、「エビ」はスープ代わりに楽しむスタイルで食べ進む。

ハリマ3

「キーマ」は、ラム+チキンの合挽きで、辛さを増強しても「辛さ負け」しない。ウエットスパイスのように、針ショウガと今回はゴーヤが飾られている。ラム+チキンの合挽きキーマは香りもいいし、旨みがある。「エビ」もトマトの酸味+フレッシュコリアンダーも香味をかもし出してくれる。ナンもいいけど、バスマティだとさらにいい。

2016年上期で「タイの生菓子カノム」との出合いを想い出してみると、東京・代々木公園での「タイフェスティバル2016」会場で、珍しい動物の「ルークチュップ」を見かけ、びっくりした記憶がある。な、なんと「ひつじ」だったので、「今年はひつじ年(未年)だったっけ?」と申年なのに一瞬勘違いしちゃったぐらいの出来栄えに結構感動していた。

カノム ひつじ

さすがにバンコクの生菓子カノム専門店や専門屋台でも、「ひつじのルークチュップ」(中身はココナッツミルク味の緑豆あんで、ゼラチンコーティングの縁起菓子)を見かけたことはなかった。「食べちゃうのがもったいない」感じだが、にゅるっとした不思議な食感だったことだけ(※小さいのをいただいちゃいました)覚えている。

カノム あひる

そして、写真の「アヒルのルークチュップ」も、タイらしい発想のカノムで、この親子連れの完成度もとっても高く、下に敷かれた黄金色のフォイトーンの美しさも光るなぁ〜。(※フォイトーンはタイの縁起菓子だが、実は日本からタイに伝わったとされている。鶏卵素麺に似ているのはそんなルーツからだろう。ブログ紹介はこちら

またタイのフォイトーンは「アヒルのタマゴを使う」ことから、写真の組み合わせは「お見事な親子関係」ともいえよう。

昨6月27日の夜、NHK−BS1で放映されていた「アジア食紀行 コウケンテツが行くタイ」の放送を見ていて(※3月30日放送の再放送。私は今回初めて視聴)、タイのザボン(ポメロ)「ソムオー」を使った「ヤムソムオー」や、チェンマイ名物のトマトと豚の血入りスープのビーフン「カノムチーン・ナムギョウ」が紹介され、「今すぐに出かけて食べてみたい〜ああっ〜」ぐらいの気持ちになった。それにしてもタイハーブや野菜、トウガラシ「プリック」の賜物はやっぱりすごいなぁ〜と改めて。

ヤムソムオー1

「ソムオー」は日本ではイマイチ存在感がうすいが、タイ現地に出かけると「果実そのものでも美味、料理で和え物サラダのヤム・ソムオーに仕立てても美味っ!」なのである。写真はバンコクの「ザ・スコータイホテル」のタイ料理ダイニング「セラドン」でのひと皿。チキンやエビが主役のようで、やっぱりソムオーの果肉さのう部分があくまでも主役。ほんのり甘くて、ビターさもありながら柑橘香も主張してくる中での存在感は際立っている。

ヤムソムオー2

「ソムオー」そのものは、糖度が高すぎず、くどくなく、食べやすいのが最大の特徴で、あっさりしている分だけ、長い時間かけてたくさん食べれる。私もタイに出かけると、たいていは初日の到着直後に買い出しに繰り出すのがいつものパターンなのだが、売っていれば必ず買っちゃうのが「ソムオーのむき身」。ノドが渇いたり、ちょっとすっぱさが欲しい時に大きな果肉をひと口、ふた口〜といったような具合だ。タイレストランならば、「ヤムソムオー」も忘れずに!。こちらはさすがに屋台やフードコートではあまり見かけないので、お店で楽しむことにしている。

2016年も上半期末の時期となった。今年も大手外食各社からタイ料理・タイフードメニューへのチャレンジや恒例の季節限定販売が行なわれたが、インパクトが大きかったのが「牛めし松屋の本場タイ風チキンと茄子のグリーンカレー」ではないだろうか。「まさか松屋がここまでタイ式で商品化してくるとは〜」とひと口食べて、思わず「なんちゃって〜」ではない本気度にびっくりした。

かみき 松屋

正直なところ、ある程度「こんなもんだろうなぁ」と決めつけていた部分があった分の「ココナッツミルクとナンプラーの香りが漂ってきた」時点で、いい意味で裏切られた感のギャップで評価が上がってしまったことは否めないが、それでも「タイ料理のグリーンカレー」としての完成度は、ヘタなアジアンエスニック系好きのカフェでの「市販のグリーンカレーペーストを使ったグリーンカレー」よりもはるかに上の域にあったと思う。

まつやチラシ

これで「ライスがタイ米」、「日本米のトッピングにガーリックチップ」の部分が改良され、さらにタイ式の方向に向かえば、「最強レベルのグリーンカレー」にこなれて来る可能性もある。次回は来年なのか、今回のみなのかはわからないが、ぜひとも第二弾、第三弾を期待したい。


今回の博多滞在時には久しぶりに薬院のタイ料理「ドゥワンディー」に出かけてきた。オーナーの木村さんが「本日のおすすめ」を画像とともにタブレットで紹介してくれた。四角豆(タイ語でトゥアプー)があるとのことで、おすすめのヤムをあっさりめの味付けでお願いした。

バナナ2

四角豆はタイ現地でも比較的ポピュラーで、カレーがけの極細ビーフンめん「カノムチーン」の付け合せや、野菜スティックのように「ナムプリック」として見かけることも多い。こんな感じで刻んでヤムにしても、もちろん旨い。ほんのり辛くて、アルコールが進む〜。

バナナ1

今回合わせたのは、タイ産のバナナスピリッツ「MAA JAI DUM」。ブルドッグのラベルが印象的で、タイ現地ではノーマルなスピリッツやタロイモスピリッツなどの種類がある。私も「バナナスピリッツ」は初体験で、まずはひと口〜っと。確かにほのかなバナナの香りがある。完熟バナナというよりも、その手前ぐらいな香りで、ソーダ割りだと飲みやすかった。アルコール度数40度なので、見かけよりも強い。


日清食品から日本人に大人気のタイ料理「プーパッポンカリー」をベースにした「カップヌードル プーパッポンカレービッグ」が16年6月20日から全国発売された。この「プーパッポンカリー」とは、「蟹と玉子のカレー粉炒め」のこと。「カップヌードル」を通じて初めてこの料理の名前を知ったり、商品で片鱗を味わう方が圧倒的に多いはずで、まずはタイ・バンコクの名店「ソンブーン」の「プーパッポンカリー」の画像からお届けしたい。

ソンブーン1

タイカレーの中でも、もっとも日本人にもなじみやすく、さらには蟹がメインで、ごはんとの相性もぴったり。バンコク旅行にツアーで行かれた方ならば必ずその訪問コースに入っちゃうほどのド定番である「ソンブーン」(建興酒家)の看板メニューで、本店のスリウォン店には小泉元首相が来店した時の大きな写真が飾られている。

ソンブーン2

こんな感じでごはんと盛り付けちゃうのもアリで、たっぷりの蟹肉、ふわふわの玉子、そしてクサミのないタイのネギ「トンホーム」が、五香粉がアクセントになったタイのカレー粉が見事に絡み合い、隠し味の甘さもほど良く利いている「甘辛折衷のバランス感」が見事なひと皿となる。

今週後半から九州出張に来ている。大雨で北部九州中心に大きな被害が出ているが、昨23日(木曜日)は小康状態だった。スケジュールの都合で昼食抜きで午後4時過ぎに〜。この時間帯でも開いているのが仕事先のすぐ近くの「ガイトーン福岡」。そうそう、かのバンコクのタイ式チキンライス「カオマンガイ」の専門店「ラーンガイトーンプラトゥーナム」の支店で、東京・渋谷の人気店「ガイトーンTOKYO」に続く2号店だ。

ガイ1

パルコの地下飲食店街とはいえ、さすがにこの時間帯なのでゆったり〜(※周りのスイーツ&デザートの店は大行列だったが)。チキンライス「カオマンガイ」のみのメニューではやはり厳しかったのか、以前は見られなかった「グリーンカレー」「ガパオライス」が加わっていた。

ガイ2

となれば、お約束で「鶏肉のガパオライス」を頼んでみたが、ビジュアル的には「ガパオライス」の主役であるガパオ(タイのホーリーバジル)は上々の葉片数だ。レッドパプリカ、タマネギ入りで、鶏肉片は微細なひき肉となつている。この微細さがアダなのか、ボリュームの割にガパオ特有の「スパイシーなバジル香」がほとんどない。時間帯が悪かったのか、ガパオの色合いからも気づいてしまう「その場で調理」ではなかったようだ。さらに微細なひき肉バージョンだと、炒め汁にガパオ香が逃げてしまうが、ツユなし〜だった。

ガイ3

こうなればせっかく「ガイトーン」に来たんだから、やはりチキンライス「カオマンガイ」を食べないわけにはいかないー。そう思ってはいても結局のところ「ガパオ」も半分も食べれずに、「カオマンガイのチキンの賜物(副産物)」である「骨付きチキン入りスープ」(50円)にサービスのパクチーをたっぷり入れて楽しませてもらった。このスープは専門店ならではの贅沢だろう。

このところ、都内のインド・ネパール料理店(※一部バングラディシュ、パキスタン料理も含む)のレギュラーメニューに、「なぜだかタイ料理のガパオライス、グリーンカレー」が入っている店が増えている。コック氏に聞いてみると、「都内でアジアエスニック料理店に勤務していて、そこで習った」とか、「前職がタイ・バンコクだった」などという答えが返ってくることがある。圧倒的に前者が多いのだが、「ネパール人からネパール人が習ったタイ料理のガパオライス」だったりするので、不思議な「世界でこの店だけのガパオライス」みたいなナゾの料理に出くわすこともある。

ガパオ

写真は、「インド料理店のインド人コック氏作のタイ料理ガパオライス」。底意地が悪いと思われるかもしれないが、妙に興味が湧いてきて、ついついオーダーしてしまった。ここまで別もので現れると、逆に「なんでこうなったか?」が知りたくなるものだ。コック氏に聞くと、インド人オーナーからメニューに加えて欲しいと言われ、「こういう料理」だと習ったんだそうだ。もちろんガパオ=ホーリーバジルということも、私から聞いて初耳だったようで(※最初は信じていない様子なので、タブレットで料理写真を見せた)、コック氏本人は大いにびっくりしていた。

そろそろ「2016年上期のタイ式チキンライス『カオマンガイ』ベスト3」ぐらいを紹介しようかというタイミングだが、今回は「過去最強クラスの偽カオマンガイ」に出合ってしまったので、このネタに急きょ変更だ。単なる「アジアン風味の鶏切り身&日本米」にしか見えなかったが、味も「偽カオマンガイ史上」に残るレベルだった。

カオマンガイ偽

こちらの写真を見て、これを「カオマンガイ」と呼んでしまう都合の良い店は果たしてあるのだろうか。某外食産業関連のメニュー提案ブースでのひとコマなのだが、「タイ料理で流行っているチキンライスのカオマンガイです。タイ語でカオはごはん、ガイは鶏肉のことです〜」とご丁寧な紹介も添えられていた。「おいおい、肝心のカオマンガイのマンが抜けてる」。マンとは油で包み込むの意で、チキンをゆでたスープでタイ米を炊き上げ、マンの旨みが加わって初めて「カオマンガイ」のおいしさが生まれるのである。

カオマンガイ1

どこをどう作れば1枚めのような「偽カオマンガイ」になるのかが不思議だが、セパレートタイプで「カオマンガイ」を盛り付けてみれば、こちらの写真のようになるのが普通だ。タレのナムチムもハケで無理やり塗りつけたようなさびしい再現度で、ハッキリ言って「本物のカオマンガイ泣かせ」である。まあ、タイ料理店ではここまでのトンチンカンには出合わないが、創作アジアエスニックの店ならばあり得るパターンだし、1枚めの味見をしちゃったら、背筋がゾクッと来てしまった。

(※2枚めの写真はバンコク「ラーンガイトーンプラトゥーナム」の別盛りバージョン。そうそう、パクチーはタイ現地の「カオマンガイ」には必須ではありません。添える店もあれば、添えない店もあります。なくても普通です。この部分も日本では「カオマンガイ&パクチー」が先行し過ぎちゃって、おかしな方向に進んでます)

2016年もそろそろ半年が過ぎるが、上半期を通しての私の中でのトップの重大ニュースは「インド料理ジャイヒンド秋葉原店」の閉店だ(16年1月31日)。このブログをスタートしたのが2003年晩秋のこと。その後04年、05年と「ジャイヒンド」に出かけるのが楽しみになり〜という具合だ。

ジャイ 看板

先日、ついつい懐かしくなり「旧ジャイヒンド秋葉原店」の店前を通ってみれば、メインシェフのアミット・クマールさんがオーナーで、店内を仕切る店長を務めるけい子さんの新店舗「アロマズ オブ インディア」(淡路町)のお知らせが貼られていた。新店舗にも「旧ジャイヒンド」の常連さん達の多くが訪問し、同様な頻度で利用する方もいるらしく、「アキバでのジャイヒンド・ロス」的な動きは2月頭から3月下旬ぐらいで治まったようだ。

ジャイヒンド

この2月〜3月下旬には、アキバでのインド料理といえば〜で人気を二分していた昭和通りの反対側エリアにある「アールティー」のランチにも異変が起きていたそうで、「日替わりカレー」が正午過ぎに売り切れちゃったり、ランチ客が殺到したりー。「アロマズ」開店後はやや落ち着いてきたそうだが、「ジャイヒンドがなければアールティー」の選択肢に尽きるのが、「アキバエリアのインド料理事情」ともいえよう。
(※写真は良き日の「ジャイヒンド秋葉原店の土曜日ランチセット」。ナンやタンドールなどの焼き物もランチからしっかりと〜。カレーはもちろん)

16年5月24日に開業した東武池袋駅地下の飲食フロア「イケチカダイニング」。先日はオープン初日の「タイストリートフード バイ クルンサイアム」を紹介させてもらったが(こちら)、ランチで再訪しようと出かけてみたら、見事な行列状態。この日はあきらめて、空いていた隣の「ヤキスパTANTO」に入ってみた。

カレーミート1

この店、名前からピンと来た方もいると思うが、イタリアン「TANTO TANTO」の新業態なのだとか。直径2・4ミリの自家製生スパゲティがウリで、流行りの「ジャポネ」「リトル小岩井」や「パンチョ」などにも触発されたのだろうスタイルのロメスパっぽいヤキスパゲティ専門店。

カレーミート2

メニューから選んだのは「カレーミート」。麺の量はレギュラーサイズを。写真の通りで「カレーミートスパゲティ」には見えない感じだし、味付け自体も生スパを炒め、ほんのりしたカレー粉味に、挽き肉のミートの塊とジャガイモ、タマネギ、ピーマンなどの具を絡ませたタイプ。

シンプルな「カレーミートスパ」を食べたかったのだが、どうもビジュアル重視なのか見た目ゴージャスな分食べにくく、さらには生麺スパのコシが弱く、麺径も炒めちゃってる反動か、2・4ミリという割には、標準タイプの1・8ミリぐらいに縮んじゃっているような食味だった。