◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

今日の東京は日中の最高気温が10度に届かない予報で、まさに冬本番を迎えている。そんな寒さの到来とともに食べたくなるのが、銀座コリドー街そばの日本そば「泰明庵」の「せりカレーそば」だ。今冬シーズンもさっそく出かけてきた。昨年の同時期と比べると「せり」の茎が全体的に太く、今冬の方が「旬」が早いような印象だ。
せり1
写真が「せりカレーそば」。中の日本そばが見えないので、少々引っ張り出して撮影。「せり」の太さもまずまずで、コリッとした食感が心地良い。「せりカレー」部分は餡がかかったような若干のとろみがあり、これにより時間が経っても熱々のまま。ふぅ〜ふぅ〜っと息をふきかけ、冷ましながら食べ進む。「せりとそば」「せりと餡にくるまれた豚肉」などバリエーションを変えつつ、卓上の「七味唐辛子」をアクセントに加えながら、楽しませてもらう。
せり2
この「せりそば」系の注文時に必ず聞かれるのが、「根っ子いりますか?」のフレーズ。この「根っ子」のワイルドさも「せりカレーそば」の醍醐味なのだが、中には嫌いな方もいるようで「根っ子の『あり』『なし』」を聞いてくれる。私は注文時に「根っこ付きで」とお願いしちゃうが、確かにお客さんの中には「根っこなし」と頼んでいる方も複数いた。

なお、せりは「春の七草」にも入っている通り、旬の本番は年末から新年にかけてのもう半月ぐらい後なのだろうが、今年は「旬レベルの太い根っこ」で「せり」を楽しめた。

先に発表された「食トレンド2021」に入賞したのが「バタフライピー」。ハーブティーなどで人気を集め、アントシアニンが豊富に含まれることから、健康素材としても注目されている。

実はこの「バタフライピー」の原産国はタイ王国。「アンチャン」と呼ばれ、伝統菓子をはじめ、生菓子カノムなどにも使われている(※日本では蝶豆(チョウマメ)と呼ばれ、マメ科チョウマメ属の植物です)。タイでは健康素材としてのポジショニングは後付けーぐらいに長らく親しまれている「アンチャン」だ。
ヤムソムオー
タイ現地で「青いケーキ」「青いドリンク」などを街場で見かける機会が多いが、着色料でもなんでもなく、この「アンチャン」の花から抽出された天然色由来の「青(藍)」。写真の料理にはアンチャンの花そのものが添えられているが、その色映えは存在感を感じるほど。
(※料理はポメロ(ソムオー)の果肉(さのう)使った和え物「ヤム・ソムオー」)

ご参考まで、同じようにグリーン色のものも見かけるが、これもバイトゥーイ(パンダンリーフ)を使ったもので、日本人にはこの「青」と「緑」が着色料的な不自然な色に見えてしまう、実はともに自然の花と葉による天然色だ。(※タイ人だってこれが着色料なら日本人と同じように違和感を持つ)
アンチャン2
また、「アンチャン」は宮廷菓子などにも用いられており、写真中央右下の「ルークチュップ」では、紫色のアメリカンチェリーを模した色合いに使われている。

写真の上部の花弁を模した紫色の「チョームアン」も、もちろん「アンチャン」使用。不思議なのはその味わいで、「紫色の花弁」からは、想像もつかないような、餡として「鶏ひき肉」や「エビ」が使われていたりして、味の意外なミスマッチ感がおもしろかったりー。

仕事帰りに池袋西口の老舗タイ料理「メコン」に出かけてきた。界隈は店の近くの「池袋丸井」が閉店したこともあるのか、人通りも少なくなってしまったが、「メコン」の看板メニューでもある「豚肉のガパオ炒めごはん」はいつもと変わらぬドライタイプの深い炒めが入った渾身のひと皿だった。
夜のメコン
写真が「ソムタム・タイ」など食べた後の〆で注文した「夜の豚肉のガパオ炒めごはん」(パッ・ガパオ・ムー・ラートカーオ・カイダーオ)。「辛口」「目玉焼きをタイ式揚げ焼き」「半ライス」で注文したもの。

しっかりと豚肉のひき肉は粗みじん。ここにガパオのの葉っぱ(タイのホーリーバジル)が入ると、豚脂とガパオの香りが混じり合い、独特の美味しさになる。これが「メコン」のご主人の深〜い炒めでドライな「ガパオ・ムー」がさらなる熟練の味となる。
メコン セット
こちらの写真は以前ランチ訪問した際の「豚肉のガパオ炒めごはんセット」。この時は「ごはん」は普通盛りのままだが、「辛口」と「目玉焼きのタイ式揚げ焼き」はリクエストしている。

意外というか、いい意味での驚きだったのが、「昼ランチ、夜ディナーでも、同じクオリティとレベルのタイ式」で楽しませてくれることだ。それこそ、ランチの方がお得感があるかもしれないぐらい。
(※ある時のランチタイムは2ケタ超のお客さん全員が「豚肉のガパオ炒めごはん」を頼んでいた。これには驚かされたがー)

タイ料理の「ガパオ炒め」&「ガパオ炒めごはん」。主役である「ガパオの葉っぱ」のスパイシーなバジル香とトウガラシの辛み、さらにはナンプラーなどのしょっぱさが加わると、独特のおいしさを生み出す。日本でも人気のタイ飯としてポピュラーな存在になりつつあるが、「鶏肉」「豚肉」だけでなく、シーフード、中でも「イカ」との相性がバツグンなのである。
イカ ライカノ
写真は東京・北千住のタイ料理「ライカノ」の「イカゲソのガパオ炒めごはん」。孤独のグルメでも紹介された「ライカノ」のランチの定番メニューで、写真のセットは、なんと「ライカノセット」と店名がつけられているぐらい。イカの風味とガパオのバジル香の相性はベストマッチングで、私も「ライカノ」にランチで出かけると、「牛肉のガパオヌアでもー」と思いながら、ついつい「イカ」で頼んでしまう。(※紹介はこちら

イカゲソのガパオ炒めごはんは、タイ語だと「パッ・ヌアックプラームック・ガパオ・ラートカーオ」となるが、「ヌアックプラームック」が「イカゲソ」にあたるコトバになるが、「ヌアック=ヒゲ」を意味しており、「タイではゲソ(下足)がヒゲ」にtなるのかーとか勉強になってしまった。
イカ オーキッド
続いては、東京・池袋西口の「タイダイニング オーキッド」の「イカのガパオ炒めごはん」。こちらはイカ全体を使ってくれており、食べ応え充分のスタイルだった。「イカとガパオの葉っぱ」とともに、「タケノコ(ノーマイ)」もふんだんで、「イカの邪魔をしないタケノコ」の存在感も感じられた。(紹介はこちら

仕事帰りに秋葉原電気街口のカレー専門店「ラホール外神田店」へ。午後7時手前だったが、おすすめの日替わりカレーセット(AとBの2種類)は完売。「こうなると毎度毎度のメンチブラックカレーでほうれん草トッピングにしよう〜」と券売機のボタンを押しそうになったが、このタイミングで以前の「激辛カレー祭り」のポスターが目に入り、まだ挑戦していなかった「ブラックビーフカレー」を選び、トッピングで「メンチとほうれん草」を加えた(※ライスは「半ライス」でお願いした)。
ラホール1
写真が「ブラックビーフカレー」(メンチ+ほうれん草)。ブラックカレーの色合いの度合いが濃〜い。辛さレベルは「100倍超で、ハンパない無限大」とお店から伺ったが、ひと口カレーソースを含んだ瞬間に尖がったチリ系の辛さがスパーク。この段階での感想は、「うわっ。マジで辛っ。」って、辛すぎて頼んで失敗したか〜と思った次の瞬間に、「ラホールのブラックカレーらしさのニンニクの香り、そしてたっぷりめの具のビーフ肉片と旨み」を感じることができた。
ラホール25倍
同じ具の構成でビーフ抜きではあるが、「ブラックカレー(メンチ+ほうれん草)」の辛さ25倍だとこんな感じ。こちらは「赤黒茶褐色の色合い」、一方で比較すると「ブラックビーフ」は「まっ黒・黒・黒」であることがわかる。

実はこの段階で私の辛党を多少はご存じの店長氏から「大丈夫ですか?」と聞かれ、「全然大丈夫じゃない感じで、今ちょうど涙目なんですよ。辛さで涙が出るのは久々です」と弱音を吐きつつ、紙ナプキンで涙をぬぐっていたのだった。(※店長氏はニヤニヤしていたー。それ見たことか〜)

カレー専門店「デリーのコルマカレー」。デリーのカレー2トップといえば「カシミールカレー」と「コルマカレー」に異論はないだろう。「カシミールカレー」はさまざまな同業のカレー専門店やファミリーレストラン、さらにはレトルトカレーに至るまでメニュー化、もしくは商品化がなされている。ところがもうひとつの「コルマカレー」を手がける店や商品はあまり見かけない。
コルマ1
それは「デリーのコルマカレー」のコンセプトである「限界まで炒めたタマネギと、香りあるスパイスの融合」がマネしたくても、簡単にはできない高いハードルが存在するからではないだろうか。

写真は「デリー上野店のコルマカレー」(ポーク、辛さはベリーベリーホット)。この「コルマカレー」が食べたくなり仕事帰りに出かけてみたが、「カシミールは皆さん試行錯誤しながら、オリジナルの自分の店ならではの味わいを工夫しながら生み出しているが、コルマはある意味再現不可能。近づくことさえ難しいのだろう」と食べながら、改めてその存在の大きさを実感した。
(※写真中央の粒状は「乾煎りしたコリアンダーシード」。ベリーベリーホットの辛さ調節時に加わるもの)
コルマ2
「コルマカレー」をライス(※少なめの150グラムで注文)に8割方ぶっかけしたのがこちらの写真。残った2割を先にスプーンで口に運んでみる。色合いの「黒茶褐色」自体が「タマネギを限界まで炒めた、そのままの色」とのことで、見かけからは想像できない「タマネギのうま味と甘み」が最初に口中に広がり、後からスパイスの香りが追っかけながら、全体を包み込むように拡散する。

この加減が「コルマカレーの魅力」であり、「タマネギから放たれる濃厚な甘さ」は「デリーのコルマカレー」からでしか感じたことがない、独特の味でもある。

JR新橋駅近くのタイ料理の新店「ガパオホリック」にランチ訪問してきた。店前看板には「ガパオ炒めごはん」のランチメニューが「チキン」「ポーク」「ビーフ」と3種類選べることが紹介されていた。メニューを眺めていると、「サワディー・カップ。いらっしゃいませ〜」と声がかかり、入店してみることにした。
ホリック店内
店は1階に店内に数席、店前に2卓ほどで2階はテーブル席になっていた。スタッフはタイ人3人のオペレーションで、皆さん東北部イサーン地方の出身だと話していた。店のオープンは10月8日とのことだった。

私がランチメニューから選んだのは「ポーク」の「ガパオ炒めごはんセット」(税込み950円、現在オープン記念で店内利用のみ200円引き。チキンも同じ値段、ビーフは980円)。例によって「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き」「ごはん少なめ」でリクエストした。
ホリック2
セット全容はこんな感じ。「ポーク」の「ガパオ炒め」は、粗みじんの肉片、主役のガパオの葉っぱ(タイのホーリーバジルの葉)は、フレッシュ使用ではないものの、ボリュームは都内平均を大きく上回る。「ガパオ炒め」自体も味付けが濃すぎずで食べやすく、好みのタイプだった。

芝・大門は増上寺そばの「タイごはん 泉州屋台」に久しぶりに寄ってみた。時間は12時半過ぎのこと。行列は10人超だったが、持ち帰りのお客さんも多く10分弱の待ち時間。

この日のメニューは寸胴鍋のタイカレー(グリーン、イエロー)、「鶏肉のガパオ炒め」「パッ・ペッ・ガイ」(鶏肉のレッドカレー炒め)、汁なし焼きそば「パッ・ママー」とすでに完売だったチキンライス「カオマンガイ」。
泉州外観2
店内はタイ語のラジオ音声が流れており、常時タイ語が聞こえる。行列のタイミングでも私の後ろのお客さんはタイ人の3人組。オーナーのジョーさんご夫婦にあいさつがてら、「タイ人のお客さん、やっぱり多いですねー」と聞いてみると、「そうですね。さっきもタイ語で話しましたが、タイの方は店内利用が多いですね」とのことだった。「タイ人が行列で並ぶ東京のタイ屋台料理」も変わりないようだ。
泉州2
私が選んだ3種盛りは、「鶏肉のガパオ炒めごはん(ごはん少なめ)」「グリーンカレー(ゲーンキョワーン)」「イエローカレー(ゲーン・ガリー)」。

「鶏肉のガパオ炒め(パッ・ガパオ・ガイ)」も主役のガパオの葉っぱ(タイのホーリーバジル)のボリュームもたっぷり。そして鶏肉の粗みじん加減もタイ式で、食べ進むとホッとひと息つけるタイ仕様がうれしい。「ガパオ炒めごはん」ってやっぱりぶっかけ飯が似合うなぁ。
(※写真上はタイ現地の屋台でおなじみのペーパータオル(?)に、目玉焼きのお供「ソープーカオ(シーズニングソース)」)

21年11月24日オープンのシンガポール料理新店「新嘉坡麺飯店」にランチ訪問してきた。場所は東日本橋エリアで、最寄り駅は東京メトロ人形町駅と小伝馬町駅の間でやや人形町駅寄り、都営地下鉄馬喰横山駅・東日本橋駅からも6〜7分ぐらい(※住所は日本橋富沢町)。
シンガ外観
エリアでは、タイ料理店・ベトナム料理店は何軒か出店しているものの、シンガポール料理店となると初めてではないだろうか。

ランチメニューは「新嘉坡チキンライス」(Mサイズ税込み790円・Lサイズ同990円)と「フィッシュボールヌードル(汁あり、汁なし)(Mサイズ730円、Lサイズ830円、XLサイズ930円)」の2つで、それぞれの単品と、2つをミニサイズで楽しめる「ハーフ&ハーフ」(税込み1000円)セットの構成。
シンガ1
初訪問の今回は「新嘉坡チキンライスとフィッシュボールヌードル(汁あり)」の「ハーフ&ハーフ」セットを注文した。

「フィッシュボールヌードル」は、器に浮かんでいる大ぶりの「白い魚のすり身団子」が主役。「団子」は弾力がありプリプリしており、やわらかくとても食べやすい。そして味自体にもクセはない。

スープは鶏と魚介ベースの塩味スープ。こちらもシンプルながら味わいは深く、麺の平打麺との相性も良いようだ。麺やスープはシンガポール式とは感じなかったが、日本人向けに食べやすくアレンジした印象を受けた。

仕事帰りに神田神保町のカレー専門店「スマトラカレー共栄堂」に寄ってみた。今晩の目当ては看板メニューの「ポークカレー」。じっくり煮込んだ独特のポークの旨み、ビターな風味のカレーソースに溶け込んだポークとの旨みと野菜の甘みが恋しくなってのものだ。
スマトラ1
今回はカレーソースを大盛りでお願いした。写真はカレーポットから8割方カレー皿に移したもの(※ライスは「半ライス」で注文)。残った「ポークカレー」をおもむろにスプーンでひと口、ふた口と味わってみる。ほんのりスパイシーでビターさが際立つ、このカレーが食べたかった。

ポーク片も大ぶりカットで食べ応えも充分。豚脂の旨みと甘みも感じられ、カレーソースとポーク片が見事に一体化している。
スマトラ2
レトロな「カレーポット」にこれだけたっぷり「ポークカレー」が盛り付けられていると、「毎日カレー」の私でも、ワクワク感が止まらない。そして、カレーの前には自家製の薬味の「らっきょう」と「福神漬け」も忘れずに。今や日本全国には星の数ほどカレー専門店が存在するが、薬味の定番である「らっきょう」と「福神漬け」を自家製の手作りにこだわっている店はほぼ皆無だろう。
(※大阪系の甘辛折衷カレーの専門店はキャベツやニンジンのピクルスは手作り。これも素晴らしいが、「らっきょう」と「福神漬け」は共栄堂ぐらいではないだろうか)

昨日の「南インド料理ダクシン東日本橋店」でも「3種カレーセット」を紹介してみたが(こちら)、「カレー3種がターリーの中で楽しめる」ことは、目の前に運ばれてきた瞬間にテンションが上がり、食欲もモリモリ〜っとわいて来る。

ところが、まったくの真逆で「3種セット」が視界に入った途端に「ん?」と萎えてしまうこともある。最近も遭遇してしまったので愚痴がてら取り上げてみたい。
ハズレ3種
写真はオープン30年近いキャリアを持つ、日本人オーナー&インド人コック氏の店の「3種カレーセット」。なぜにテンションが下がり、食欲が遠ざかっていったのかーといえば、「3つともに同じカレーのベースで作られていること」だ。

真ん中の「ベジタブル」が典型例で、温野菜を後から加えただけの「ベジタブルカレー」であった。ターメリックイエローのライスも平成初期のインド・ネパール料理店のような色合いだし、頼んでないのに市販の「キュウリの漬物」までもが添えられている。これで1000円超だったのだから、「やっちまった〜」ぐらいのがっかり度だった。
(※ご参考まで、右は「チキンキーマ」、左は「チキンカレー」。香味も刻み万能ねぎ)
(※店は都内北部・京浜東北線沿線・動物の名前が入っている)
ハリマ
その一方で、こちらの写真の「ハリマケバブビリヤニ」(上野)のように、すべてベースが異なる3種カレー+バスマティライス(※少なめで頼んでもこのボリューム)+ミニサラダ+ラッサムスープ付き(税込み950円)で楽しませてくれる店もある。

カレーは左から「ラムキーマカレー」、中央「こだわり野菜のマドライカレー」、右が「マメと野菜の日替わりカレー」。ウエットスパイスも、針ショウガ、パクチー、刻み万能ねぎと多彩だ。

ランチでJR総武快速線馬喰町駅前の南インド料理「ダクシン東日本橋店」へ。この日は午後0時半過ぎの時間帯に出かけたが、ご近所界隈のお客さんでにぎわっていた。皆さん「日替わりカレー3種+ナン」のAセットを頼んでいた。私は「ドーサセット」(こちら)を頼むつもりだったが、Aセットで「ナンではなくパトゥーラ」の選択もできるので、久しぶりに注文してみた。
ダクシン1
写真が「Aセット」で、センターの大きなブレッド類が「パトゥーラ」だ。これは「揚げたナン」であり、ナンと同じ生地を食用油で短時間サクッと揚げる。生地自体はもちもち〜っとしており、「ナン」とは異なる仕上がり。手でちぎりながら食べ進むと、右手の感触としては油がついてしまうが、生地自体は食べ口も軽く、ほど良い熱々の揚げたての状態であれば、意外にオイリーさはひかえめで、カレーにも合わせやすい。
ダクシン2
この日の「日替わりカレー3種」は、右上から「バターチキンマサラ(甘口)」、右下は「ベジタブルマサラ(中辛)」、左が「マトンキーマカレー(辛口)」。
左上はサイドで添えた「ラッサムスープ」で、「パトゥーラ」の下には「ミニサラダ」が隠れている。

「パトゥーラ」と一番相性が良かったのは「バターチキンマサラ」、「マトンキーマ」の順。「ベジタブル」はライスと組み合わせた。個人的には「南インド料理ダクシン」なので、やはりトマトベースでカレーリーフの香り&ブラックペッパーのスパイシーさが持ち味の「ラッサムスープ」がやはりイチ押し。それでも自分からは頼むことが少ない「バターチキンマサラ」が「パトゥーラ」にぴったりだったことも、収穫だったかもしれない。

平日のレイトランチでJR新宿駅&都営新宿線新宿駅そばのタイ料理「バンコク屋台 カオサン ルミネ新宿店」へ。午後1時前の時間帯だったが、店内はほぼ満席。アクリル仕切版で区切られた壁際の細長いカウンター席にはひとり利用の女性客で埋まっていた。
カオサン 大豆ミート1
そんなカウンター席に通され、「メニューでも見ようかなぁ〜」と思った瞬間に視界に飛び込んできたのが「大豆ミートのガパオ炒めごはん」(※メニュー表記は「大豆のお肉のガパオライス」、税込み920円)。「ついに日本のタイ料理店で『大豆ミートのガパオ炒め』がメニュー化されたかー」と感慨深い想いを抱きつつ、これを注文。もちろん「辛口」「目玉焼きのタイ式揚げ焼き」に「ライス少なめ」のリクエストを添えた。
カオサン 大豆ミート2
「これって大豆ミートって言われないと気づかないぐらい『肉』だよなぁ〜」と思っちゃうぐらいに違和感がない。まずは「肉」っぽい仕上げにびっくり。もちろん比較対象は「豚肉」ではなく「鶏肉」なのだが、最近の外食シーンでの「鶏肉のガパオ炒めごはん」は肉の旨みもあまり感じられないので、「大豆ミートの方が食べやすいかもー」ぐらいに感じてしまった。
(※もちろん「大豆ミート」の「肉」も旨みはないのだが食べやすい)

主役のガパオの葉っぱ(タイのホーリーバジルの葉)はフレッシュ生葉の使用で、ボリュームもまずまず。ここにレッドパプリカ、しめじ、刻んだササゲ入り。

JR京浜東北線王子駅前の「カレーハウスじゃんご」に出かけてみた。1981年(昭和56年)創業の老舗カレー専門店で、オリジナルティあふれるカレーメニューには定評がある(※エリア名物「からし焼き」をアレンジした「とんこつスペシャル」こちら)が、南インド料理系統の名前も並んでいる。すごいのはブームのはるか以前からラインアップに加えていることだ。
じゃんご フィッシュカレー
そんな中から選んでみたのが「マドラス風煮込み」とうたっている「フィッシュカレー」(ライスは少なめでお願いした)。南インドの「マドラス」とは、現在の「チェンナイ」の旧都市名である。1996年(平成8年)までは「マドラス」と呼ばれていたわけで、「じゃんご」ではこの当時の名称を変わらず使っている。老舗ならではではないだろうか。

フイッシュの白身魚には「ひらめ」を使われている。センターの「ひらめ」にカレーリーフが寄り添っているように、作りのていねいさが光る。そして味わいもさまざまなホールスパイス&パウダースパイスが見事に融合し、シンプルな見た目とは裏腹に、繊細さが相当にかもし出されている。まさに昭和期から色あせないスパイスカレーではないだろうか。
じゃんご サンバル
ご参考まで、同じ南インド系統で以前実食したのが写真の「サンバル」。辛口でお願いしたので色味は赤みを帯びているが、「マメたっぷりの茄子、野菜スープカレー」のメニュー表記通りの味わいで、ご年配のオーナー氏が昭和期から「サンバル」を提供してくれていたことは素晴らしいのひと言だ。

現在のように南インド料理店が3ケタ近く存在する時代ではなく、せいぜいが「アジャンタ(麹町)」ぐらいの当時なので、30数年を経た今は「ジャパニーズ・サウスインディア」と勝手に呼ばせていただきたいぐらいの輝きがある。

レイトランチで新宿靖国通り沿いのタイ料理「ゲウチャイ新宿店」へ。今回は年に何度か食べたくなるショッキングピンク色スープの紅腐乳麺「イエンターフォー」が食べたくなり出かけたもの。毎度ながらタイ人グループの姿も数組あり、私と同じように「イエンターフォー」の方も複数確認できた。
イエン2
合わせた麺は今回はビーフン麺クイティオ(クイティアオ)ではなく、ウンセン(春雨)を選んでみた。ウンセンだと食べ口が思いっきり軽くなり、「麺類というか、具だくさんのスープ」のような感覚で楽しませてもらった。

この「イエンターフォー」は、タイ人の「麺類のソウルフード」とも呼んでもいいぐらい。
紅腐乳(タオフージー)由来のショッキングピンク色のスープ、そして独特の酸味がその魅力だ。日本に同じ系統の味のスープが麺類では存在しないのでなかなか表現が難しいが、日本人にはなじみはないし、せいぜいが「タイ好きのほんのひと握りの日本人が頼んでいる」程度だろう。
イエン3
写真は別の訪問時に、ビーフン太麺「センヤイ」で頼んだ時のもの。2つの「イエンターフォー」ともに具だくさんであることもおわかりいただけるだろう。
魚のすり身団子「ルークチン」も、ボール型、ラグビーボール型と数種類。白キクラゲ「ヘッ・フーヌー・カーオ」も欠かせないし、焼き豚「ムーデーン」、空芯菜「パックブーン」、ダイコン、揚げワンタン「タオフー・トード」、厚揚げ、もやし「トゥアゴーク」、イカ「プラームック」などなど。

平日の仕事帰りに東武東上線上板橋駅そばの「蒙古タンメン中本 上板橋本店」へ。この日は終日雨模様で、「さすがに中本本店でも早い時間帯なら大丈夫だろう〜」の狙い通り、午後6時のタイミングでは行列もなく入店できた。注文したのは「北極ラーメン」超え(数倍)の辛さだという「誠スペシャル」(本店11月限定メニュー)。

ご店主の名前がつけられただけあって、「中本らしさのあるストレートな辛さ」が巧みに表現された辛党向けの味わいだった。
誠スペシャル2
ファンサイト「中本の道」によると、「ベースとなる北極スープは、通常の唐辛子とさらに粉末にした唐辛子と2種類を使い仕込まれ、出来上がった激辛北極に、トッピングは輪切りにした唐辛子(鷹の爪)と丸ごと唐辛子が鎮座。合計4種類の唐辛子が使用されるという激辛要素ばかりのとてつもないラーメン。具はひき肉とバラ肉だけで、辛さは北極の3〜4倍に達するー」と紹介されている。
誠スペシャル3
具が「ひき肉とバラ肉だけ」とあったので、あえて「北極玉子」「ネギ」「ほうれん草」を加えてみた。このサイドメニューの具の追加が大正解(箸休めになった)で、最初スープのみをひと口、ふた口とそのまま味わってみたが、「うわっ。ブワッときた。本当に辛い・・」が正直な感想。

それもいつもの「冷やし味噌やさい」「北極系(北極の炎、北極やさいシャキシャキなど)」での通常仕様に辛さを増強してもらったタイプの「辛さ」ではなく、食べ口は軽いのに、ガツンと舌に来るストレートな辛さとともに、別のところからジワジワ系の辛さも襲ってくる感覚だ。

中本ならではの「こんにゃく麺変更」でも相性はまずまずなので、食べ進んでいるうちに「こんにゃく麺」で注文したことも忘れてしまうような「辛さ」でもある。

東京メトロ淡路町駅&都営新宿線小川町駅近くの「カリー屋ジンコック」に仕事帰りに寄ってみた。9月中旬にランチ訪問した際に久しぶりに楽しませてもらった「カシミール風カリーの美味しさを再び〜」と食べたくなったものだ。注文したのは「カシミール風カリー」から「エビカリー」(870円)、辛さを「激辛」(50円)でお願いした。(※ライスは半ライスでリクエスト)
エビ1
写真は運ばれてきた「エビカリー」をライスに8割ほどかけたもの。大ぶりの「エビ」が具の主役として存在感を放ち、あとは「じゃがいも」の構成。

そして「カシミール風カレー」。カレーソースのみをひと口、ふた口とスプーンで運んでみると、ストレートな辛さの奥から、いい意味でのビターな苦みがほんのりと。そしてその後からスパイシーさが広がっていく。「激辛」で頼んだのもあるかもしれないが、「辛さ」と「スパイシー」さのバランスが絶妙で、好みのタイプの「カシミール風」だ。そうそう、この味が食べたくて仕事帰りに出かけたわけで、やはり大正解だった。
エビ2
最初に供された時はこんな感じ。店の外看板にも「クリームコロッケの旨い店」と書かれているが、もちろん看板メニューの「カニクリームコロッケ」もサイドメニューで忘れずに。ベシャメルソースがとろ〜っとしており、「クリームコロッケらしさがある仕上げ」になっている。
ランチの日替わりメニューにもセットされているが今回は単品「エビカレー」なので、サイドでつけさせてもらった。カレーの箸休めどころか、「コロッケとライス」の組み合わせでも楽しんじゃう感覚だ。

ようやく日本各地への往来がしやすい社会環境になり、このブログでもエリア訪問記のネタが増えてきている。今回は昨年2020年にオープンした名古屋のタイ料理店2店舗(「チェンマイ4289」「マイペンライ名駅店」)のランチ「ガパオ炒めごはん実食記」をお届けしたい。
チェンマイ1
まずは20年12月オープンの「チェンマイ4289」から。栄エリアは中区役所裏の武平通りにあるが、たまたま近くを通りがかった際に(※会社のオフィスから近い)店看板を見かけ入店したもの。タイ人のお母さんひとりで営んでいるようだ。

写真がメニューに「ガパオライスセット」(税込み900円、ドリンク付)と書かれていたもの。「鶏肉のガパオ炒めごはん」だが、粗みじんの鶏肉とフレッシュではないもののほど良いボリュームでガパオの葉っぱ(タイのホーリーバジルの葉)が使われている。味付けも濃過ぎないので食べやすかったが、お母さんが私の「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き」に気さくに応えてくれたのもうれしかった。

チェンマイ2
実はすでに2回訪問しており、2回目も同じ「鶏肉のガパオ炒めごはん」を頼んでいる。この時はごはん少なめでお願いしたので、「鶏肉のガパオ炒め」が多めに見える。

副菜として「カイパロー」(豚肉と玉子の煮込み)の「たまご」のように、ちょっとしたタイ惣菜が添えられるのもうれしい。どちらかといえば「タイの家庭料理っぽさ」が漂う店だが、それだけアットホームな雰囲気もあり、日本食の居酒屋メニューも普通にメニューに並んでいたり、ディナー時のアラカルトのタイ料理にも興味津々だ。
(※店名の「4289」の意味を聞こうと思いつつ、忘れてしまった。謎である)
チェンマイ看板

週中に21年9月オープンの新店「ガムランディー天神西通り店」(福岡)の訪問記(こちら)をお届けしたが、旧知の大名店のベテランコックであるチャンさんが珍しい料理で出迎えてくれた。それが蓮の葉と蓮の実を使った炊き込みごはん「カイ・ホー・バイブア」。
ガム ちまき1
蓮の葉の香りがほんのりと感じられるほか、蓮の実の「栗」にも似たホクホクとした食べ応えと「マカダミアナッツ」のような食感に大感激。
「なにか作ると張り切ってました」と進藤オーナーから伺ったが、まさかまさかの「蓮の実入り蓮の葉包みごはん」だとは〜。おいしかったのはもちろん、その気持ちもうれしかった。
ガム ちまき2
といいつつも、チャンさんが「蓮の葉の表裏を逆に使っちゃったご愛嬌」もあったが、この炊き込み(蒸し)ごはんは美味でした。

「蓮の葉」「蓮の実」で懐かしい想いで浮かんできたのが、タイ中部はスパンブリー県に出かけた際に寄ったレトロな「サムチュック百年市場」でのこと。この「蓮の葉包みごはん(カオホーバイブア)」が名物料理になっていることもあるが、市場のところどころで「シャワーノズルのような緑色の蓮の実、蓮の茎」が並んでいたことを思い出した。
ブア
それこそ、百年市場を案内してくれたアテント役の方が、写真左手前の「蓮の実部分」を1個購入し、手で持ったまま、「長い竹串で上手に『蓮の実』をほじくり、皮をむいておもむろに食べ始めたー」ことにびっくりした。

日本語がわからない人だったので、とりあえず「どんな味?」「おいしいの?」とか聞きつつ、おすそ分けしてもらったのだが、当の本人はスナック菓子を歩き喰いするようにポリポリ食べていた。写真上部の緑色の小粒が「蓮の実」。これを剥くと1枚めの「蓮の実ごはんの白い粒」が出てくる。
(※日本でも「蓮の実」をシロップ漬けなどで食す地域もあるが、生食はタイなど東南アジアならではの食べ方ーのようだ)

JR新大阪駅ナカの「エキマルシェ新大阪」内のタイ料理デリカ「チャンロイ」で久しぶりに弁当を買ってみた。ちょうど新大阪駅で乗り換えのタイミングがあり、この日はランチ時間もままならずで、「タイ料理弁当」にお世話になったもの。
チャンロイ1
以前ブログ紹介したことがあるが(※2016年、こちら)、それから5年超が経過しているが、充実したおいしそうな「タイ料理弁当&惣菜」には目を見張るものがある。

とりあえず「鶏肉のガパオ炒めごはん弁当」を選びつつ、レンジ加熱の合い間に惣菜を見ていると、聞きなれない&見慣れない「オータムポエムのファイディーン」が目に留まった。販売担当のタイ人女性に、「パックブン(空芯菜)でもないし、オータムポエムってなに?」と聞いてみると、「アスパラ菜です」と発音も完璧な日本語で返ってきた。「カナー(カイラン菜。タイではポピュラー)に似ている?」と聞くと、「そうですね。少し似ています」とのことだった。
チャンロイ ガパオ
結局、「オータムポエムのファイディーン」(写真左)も衝動買いしてしまったが、見た目の通り、「パックブン(空芯菜)よりも、カナー(カイラン菜)に似ている」のがおわかりいただけるのではないだろうか。「オータムポエムとは漬菜(つけな)=アブラナ科アブラナ属」とググってみたが、食感や味のベクトルは「アスパラとカイラン菜の中間」ぐらいで、違和感なく、おいしく楽しめた。

約1年ぶりに仕事で福岡へ。夜はタイ料理「ガムランディー」の新2号店(※21年9月9日オープン)でもある「天神西通り店」に出かけてきた。
進藤オーナーご夫妻とは1年ぶりではないが、天神西通り店メインコックのチャンさん(東北部イサーンはムクダハーン出身)と会うのはほぼ2年ぶりのことだ。
ガム天神西通り
「ガムランディー」も、おなじみの大箱である大名店のほか、短期でパルコに入居したり、21年(今年)年末にかけて新店も出店するそうで、いろいろな動きもあった。
ここ「天神西通り店」も、旧「ベトバル アンディ」から転換して開店、「ベトナム料理からタイ料理に業態変更して一気に売り上げが上がったー」とのこと。
ガム ソムタムタイ
チャンさんにお任せで前菜で登場したのが青いパパイヤのサラダ「ソムタム・タイ」。青いパパイヤのしなり加減がちょうど食べごろな「固すぎず、やわらかすぎず」仕上げで、イサーン出身の故郷の味でもあるし、ベテランコックならではの技量が垣間見えた。

味付けもチャンさん自体がベトナム料理も経験したことで、いい意味でこなれたのか(※幅が広がったのか)「丸みのあるやさしい風味」で、柑橘香がほんのり香り、ナンプラーも抑えめな感じでとても食べやすかった。
ガム ゲーンオム
また、イサーン料理でもある「ゲーン・オム・ヌア」も美味だった。基本、塩とナンプラー、トウガラシのみのシンプルな「ゲーン・オム」だが、長茄子、ピーマン、ブロッコリーに蓮の実(パック・ブア)、さらにタイバジル「ホーラパー」のバジル香が加わり、主役の牛肉の旨みともども〜の香りの饗宴である。「しょっぱさよりも、香りと旨み」、そんな感じの「ゲーン・オム・ヌア」だった。

(※蓮の実のポクポクっとした食感が印象的。実はタイ現地以来久しぶりの「蓮の実」料理をもう1品いただいたので、週末あたりご紹介したい)

平日のランチでJR品川駅ナカ(改札内)のインド料理「シターラダイナー エキュート品川店」に出かけてきた。店前看板で紹介されていた「生姜とチキンのカレー」の立て看板が気になり、さっそく注文してみた。「生姜」だけだと揮発性のスパイシーさのイメージだが、「ハチミツに漬けた生姜をタンドールで焼いてトッピングしました」とおもしろいアレンジだ。
シターラ2
写真右側の短冊状のものが「タンドール窯で焼いたハチミツ生姜」。結構な大ぶりな短冊切りが印象的。まずは「生姜のみ」食してみる。

揮発性が抜けて甘みがほんのり感じられる不思議な風味だったが、カレー全体にもこの「生姜」風味が広がり、晩秋から初冬のこの時期にピッタリではないか。
シターラ1
「チキン」も大ぶりカットで食べ応え充分。カレー全体もサラッとした仕上がりで、「生姜そのものが具として見えるスタイルで使われたカレー」は初めての食体験になったが、リピートしたくなるような風味だった。

セット全容では、インド式タマネギのかき揚げ「オニオンバジ」がちょっと黒焦げだったのが残念ではあったが、全体的な印象は上々〜。
(※セット全体の遠目で見ると、「短冊生姜」が「豚ロース」に見えてしまった。インド料理店だからあり得ないが〜)

このところ何回か紹介している新店の「タイ料理ガパオ専門店(本郷3丁目)」の本店に当たる「タイ料理ガパオ(蔵前)」にランチ訪問した。場所は江戸通り近くの裏通りで、バンダイ本社のそばだ。
レイトランチの午後1時半過ぎに入店、店内にはグループ客が数組で、店のオリジナル麺類「クイティオ・トムカーガイ」が人気のようだった。
ガパオ カオカームー1
ランチメニューから選んだのは「カオ・カー・ムー」(税込み800円)。タイ語の直訳では「豚足煮込みごはん」だが、日本だと「豚足ひかえめ」の「豚煮込みごはん」で出してくる店が多い。「ガパオ」でもそんな感じで、食べやすいスタイルで提供している。

セットだと写真の全容。ここに「ミニサラダ」が添えられる。シンプルな大根入りすましスープの「トムジュー」がやさしい風味でほっとした気分にしてくれる。
ガパオ カオカームー2
「カオカームー(ごはん少なめ)」は結構ツユダク。ゆで卵が煮込まれた「カイパロー」みたいなタイプだとうれしかったが、味付けはタイの白醤油「シーユーダム」ベースで、ほんのり甘い。ここに1枚めの写真左側のトウガラシ入りのお酢「プリックナムソム」をまわしがけしてみると、ちょうどいい食べごろの味わいに。

豚肉片はやわらかく食べやすい。八角やシナモンの風味も抑えられてはいるものの、しつこすぎない味付けでスプーンが進む。パクチーの根っこの香りもほのかに感じられ、あっという間の完食だった。

(ブログ紹介25食め)仕事帰りに埼京線十条駅からつながる「十条銀座商店街」アーケード内の南インド料理「カレーリーブス」へ出かけてきた。前回(21年9月 こちら)すっかり魅せられた「南インド式お好み焼き・オニオンウタッパム」を再び注文してみた。
リーブス1
「オニオンウタッパム」は、「ドーサ」と同じマメ&コメ粉で生地を焼き上げるが、タマネギがたっぷりと使われ、生地ももっちりと厚みがあり「うすいパンケーキ」ぐらいの食べ応え。

右側には、上から南インドの
マメ&野菜スープカレー「サンバル」、中央が新鮮なココナッツ生搾り仕上げの「ココナッツチャトニ」、下が「トマト&タマリンドチャトニ」。タマネギ入りの「ウタッパム」には「トマト&タマリンドチャトニ」が相性ピッタリ。酸味と酸味のコンビネーションとでも言えばよいのか。その後にシンプルな「サンバル」でひと休みといったところか。
リーブス3
今回はスタータースープに「ラッサムスープ」を注文した。「辛口」でリクエストしたのだが、グリーンチリの輪切りがたっぷりと加えられており、このストレートな辛さとブラックペッパーのスパイシーさに続き、カレーリーフの香味も後追いしてくる。「ラッサムスープ」を飲むと、なぜだか胃が刺激を受けるのか、毎度毎度食欲が出てくるし、甘めの生地の「オニオンウタッパム」の箸休めにもなる感じだった。

最近のうれしかった出来事といえば、21年の1月中旬あたりから休業していた池袋西口の「火星カレー」が待ってましたーとばかりに10月28日から再開したことだ。ジビエカレーなどでも知られる「火星カレー」だが、唯一無二のスタイルであり、同店でしか食べれない味ばかりなので、この日を心待ちにしていた。
火星 ラクダ1
金曜日の夜7時頃に入店したが、ちょうど私と入れ替わりぐらいだった女性のお客さんが、橋本店長氏の「ありがとうございましたー」に応える形で、「こちらこそ、営業再開していただいてありがとうございました」と御礼返しをしていたが、私も激しく同感である。

写真は券売機で購入した「ラクダの中東風キーマカレー+草(ほうれん草)+焼きチーズ+辛さ冥王星×3倍のボイジャー」。この「ラクダのキーマ」を実食するのもほぼ1年ぶりで、それだけで感慨深いが、「ラクダ肉のキーマ」はそれっぽい(ラクダから想像されるような)クセもまったくなく、とても食べやすい「キーマ」は変わらず。
(※中身が見えるように中央部に「円形の空洞」を空けてもらうリクエストをお願いしたものです。通常は全体が包み込まれます)
火星 ラクダ2
「草」のほうれん草と焼きチーズを混ぜ合わせつつ、ベースの「火星カレー」にもなじませる。「そうそうこの味。スパイシーでコク深く、旨みも深い火星カレー」が食べたかったー。

ある意味、「火星カレー」の大ファンなので「このひと皿を待ってましたー」。全体を混ぜ合わせながら食べ進む瞬間、スプーンひとさじ、ひとさじが快く感じられる。

東京メトロ&都営大江戸線本郷3丁目駅近くに9月9日オープンしたタイ料理新店「ガパオ専門店」(※「蔵前(田原町)」「秋葉原(浅草橋寄り)」「タイ料理ガパオ」の系列3店めの店)にランチで再訪してきた。これで4食めとなる。
ガパオ2
今回は「ガパオ専門店」の店名ならではの看板メニュー「ガパオ炒めごはん」狙いで出かけたが、「今日の日替わりランチのガパオ・オムライスはバンコクで人気のお店のスタイルで出してます」とホールヲ担当するオーナーシェフの奥さまから勧められ、腕利きオーナーシェフの笑顔も相まって「日替わり」を注文した。
ガパオ1
奥さんの話だと、「10年ぐらい前にバンコク・サイアムスクエアの店で『ガパオ・オムライス(ガパオ・カイ・コン)』が大人気になりました。ウチの店でも同じスタイルで出してますー」との話だった。写真の通りフレッシュのガパオの葉(タイのホーリーバジル)が炒め&素揚げでたっぷりと使われている。

1枚めの写真は「たっぷり素揚げガパオ山盛りで埋もれたオムレツ部分」を見えるように山を崩したもので、「ガパオの山盛りボリュームがハンパない」ことがおわかりいただけたのではないだろうか。

平日の午後2時過ぎに神田のタイ食堂・弁当の「プリックプリックタイ」へ。時間帯から予想はしていたが、すでに店内での「豚肉のガパオ炒めごはん」ランチは完売終了。タイ料理弁当も残りわずかだったが、久しぶりに「鶏肉のグリーンカレー弁当」(※税込み700円、午後1時以降は100円引きになる)を購入してみた。
プリック弁当1
写真からでも伝わってくる「グリーンカレーのサラサラな汁ものゲーン仕上げの仕様」。味付けのバランス感がさすがの柴オーナー氏である。グリーンカレーの青トウガラシ由来の辛さが丸く、ココナッツミルクが全体を包み込む感じで、タイ語で言うところの「ゲーン・キョワーン・ガイ」だ。

具の主役は鶏肉片と大ぶりカットの長茄子、レッドパプリカなど。タイハーブも大ぶりのレモングラス(タクライ)が数片入っていることで香りも上々〜。
プリック弁当2
ついつい「グリーンカレー」ばかりに集中し、ライスと合わせるのを忘れてしまいそうになったが、ライスはタイ産ジャスミンライス「カオホムマリ」に、タイで流行っているポリフェノールたっぷりのスーパーフード「ライスベリー」が加えられ、パープルがかった色合いになっている。
(※タイ米スーパーフード「ライスベリーとは?」こちら

「世界一辛いカレー(※ギネス認定らしい。念のため「ツライではなく、からい」)」で知られる池袋はサンシャインそばのインド料理「サフラン」にランチ訪問してきた。

なんとブログでの紹介は11年半ぶりのこと。その前回は「世界一辛いカレーの実食記」だったが(こちら)、自分で読み返してみてもあまり印象は残っていない。さらには当時は「サフラン2号店」の店名であったことの方が驚きだった。
サフラン1
ランチメニューにも「世界一辛いカレー」が載っていたが、びっくりしたのは値段が「3000円」だったこと。長らく「1200円」で提供していた記憶だが、確かに完食できるお客さんも少ないだろうし、「3000円(完食時には認定証が渡される)」の方が、それっぽいーのかもしれない。
11年前当時に完食したときには「認定証」はもらっていないー(※当時はなかったし、ギネス認定前だった)。
サフラン2
さすがにランチからの「3000円」は見送らせてもらい、注文したのは「タンドリーセット」(税込み1080円)。まずまず大ぶりの「タンドリーチキン」が目をひくが、私がびっくりしたのは、デザートがなぜだか「バームクーヘン」だったこと。「今までインド料理店のデザートで、こんなことあったかなぁ?。ないよなぁ」。

「マトンカレー」は激辛よりも上の辛さのスペシャルホットにしてみたが、この手の辛さの店にありがちの、「辛さばかりが前面に出てしまい、カレーとして楽しめない」といったことはなく、「辛さとマトンカレーの旨味」が無難にこなされており、「おいしい激辛」レベルにしあがっていたこと。

ウエットスパイスの針ショウガ、コリアンダーリーフの香りもしっかりと生きており、「サフランってやっぱり辛さに一目置いてくれる店」であることを初めて知った想いだった。

午後1時半前に秋葉原昭和通り口のインド料理「アールティ」へ。この日の昼の都心部は大きな傘でも濡れてしまうほどの大雨だったが、この天気・時間帯でも店内はほぼ満席状態だった。お客さんの8割は女性客で、グループ利用が多かった。
アールティ1
注文したのはカレー1品のAセット(カレー1種+ナンかライス)+ミニカレー。カレーで選んだのは日替わりの「茄子とメカジキのカレー」(写真右)+ミニカレーは「ベジタブル」をベリーベリーホットの辛さでお願いした。日替わりで「魚系カレー」に当たることは多くはないが、魚カレー好きなので、日替わりを聞いた段階で「ラッキー!」とさえ感じたぐらい。
アールティ2
「茄子とメカジキのカレー」は、それこそ人生初の喫食体験。この前日は「キャベツとチキン」だったようだが、このように「日本全国のインド料理店でもランチの日替わりで絶対にかぶらないだろう〜」的な日替わりカレーも「アールティ」の魅力であり、リピーターも多いことから、食べ飽きないような工夫がなされている。

「茄子」はインド料理でもポピュラーだが、「メカジキ」もクセが弱いのでいい意味でスパイスとの相性も良く、とても食べやすい。サラサラ系のスタイルでもあり、ナンと合わせてもよし。そのままおかずスープのように食すのもありだ。

ミニカレーの「ベジタブル」も、いつもながらの「インドのカッテージチーズ・パニール」入り。私自身が「アールティ」のランチカレーでは、「ベジタブル」がイチ推しなのだが、ミニサイズでもインゲン、ニンジン、カリフラワーにダイコンまで使われている具だくさん。おかず惣菜カレーにもぴったりだ。

東京メトロ仲御徒町駅近くの「台湾客家料理 新竹」に久しぶりにランチ訪問した。毎度利用時に感じていたのは、台湾人のお客さんが多いこと(※もちろん日本人客も半分ぐらい)。今回も、レイトランチの時間帯にも関わらず複数組見かけた。
また持ち帰りの方もやっぱりご同胞。それこそ流行りの「町中華」ではないが、「町台湾料理」のニオイがぷんぷん漂ってくる。
新竹1
注文したのはランチメニューから「魯肉丼」(税込み750円)。以前は「魯肉飯」の表記になっていたはずだが、セット内容は変わらない(※白米ライスは「半分」でお願いした)

「新竹」の「魯肉丼」はやや細かめの豚肉ミンチがメイン。ここに細かく刻んだ「椎茸」が入るスタイル。味付けは、台湾醤油味にほんのり八角の「台湾テイストの魯肉」らしさが感じられる。
新竹2
写真からは味が濃いめに映るかもしれないが、実は真逆で「やさしい濃すぎない味付け」となっている。そして「チンゲン菜」「煮たまご(半分)」が丼のアクセントになる。私はついつい「煮たまご」から食べ始めてしまうが、「魯肉」と混ぜても旨そうだし、「チンゲン菜」もシャキシャキした食感とともに、この「魯肉丼」では助演ぐらいの役割をしてくれている。また、スープもシンプルな「大根スープ」。大根の旨味がほんのりとー。

昼過ぎにJR御徒町駅高架下の「よもだそば」へ。「自家製麺とインドカレーの店」がウリの店なので、ついつい「インドカレー」狙いで足が向いてしまう。今回は「ニラ玉そば+半カレー」を注文。
よもだ1
「インドカレー」は写真の段階でも、「一般的な立ち食いソバ店のカレーライス」と違うことが一目瞭然だが、「半カレー(ライスはさらに少なめでお願いした)」でも、「骨付きチキン入り」なのがうれしい。ベースには「そばつゆ」を使っているものの、玉ねぎとトマトとじっくり煮込んだカレーソースは、「よもだそば」ならではの「和風インドカレー」に仕上がっている。

見た目の通り、カレーソースはサラッとしながらも、ほど良く粘度があるタイプで、それなりにスパイシー。薬味コーナー常備の「砕いた鷹の爪」を足してみれば、ストレートな辛さも加えることができる。「ニラ玉そば(ニラの天ぷらと生たまご)」にトッピングした「ほうれん草のおひたし」をインドカレーに移して、「ほうれん草入りカレー」にアレンジして食べ進んだ。
よもだ外観
「よもだそば御徒町店」は21年3月12日にオープン。そろそろ開店7か月を迎えるが、徒歩1分圏に「富士そば」とJR御徒町駅ナカには「いろり庵きらく」、さらに「ゆで太郎」も近くにある激戦エリアだが、すっかり人気店となっており、昼時だけでなく、夜も行列ができているのをよく見かける。やはり「自家製麺とインドカレー」の魅力なのだろう。

JR山手線田町駅前のタイ式豚焼肉ムーガタ専門店「ムートウキョウ」に初訪問してきた。
タイ式「ムーガタ」(タイ語でムーは豚、ガタは浅い鍋)とは、独特の形をした焼肉鍋を使い、豚肉やシーフードなどを焼いて楽しむほか、焼肉鍋の周りが溝になっており、ここにあらかじめスープを流し込み、さらに鉄板中央部で焼かれた豚肉などのうま味+スープで野菜を煮込んで食すーというもの。
ムーガタ1
タイ現地でも「ムーガタ」は食べ放題のスタイルで大人気で多くの専門店がある。私も郊外の数百席はあろうかという大箱の店やショッピングモール内などの店に何度か出かけたことがある。ただ、「ムーガタ」を楽しむというよりは、ビュッフェスタイルで楽しめるので、新鮮なシーフードや各種タイ料理の都度調理屋台、寿司、フルーツ、デザートのコーナー目当てに出かけている感じ。正直なところ「マジメにムーガタだけに向き合って食事をしたことがなかった」。
ムートウキョウ
今回は「ムーガタ専門店 ムートウキョウ」なので、「ムーガタのみ」に集中してみたが、1枚めの写真の後は鍋に夢中になりすぎて、うっかり画像を撮り忘れてしまった(※お店のサイトから引用させていただきましたー)。

この画像だと、「中央で豚肉を焼き」、「このうま味が流れ込んだ溝で野菜などを楽しむー」というのがおわかりいただけるのではないだろうか。

1枚めの画像は「ムーガタ鍋スタートセットMIX」(豚バラ、豚ロース、豚とろ、鶏もも、エビなど)。「豚肉」だけでなく「鶏肉」や「エビなどのシーフード」でもおいしく楽しめる。野菜は「もやし、白菜、豆苗」の組み合わせだったが、白菜が旨かった。やはりそろそろ「鍋の季節」だからかもしれないが。

仕事帰りに池袋サンシャインシティの飲食店街「味の小路」内の「カリー専門店 トプカ」へ。緊急事態宣言中に数回通りがかったが、店はクローズしていた。今回は営業中でほっと安堵したが、外観含め店の雰囲気がなんとなく違っている。どうやら内装含めリニューアルしたようだ。
トプカ外観
店に入ってみると、スタッフさんはホールも日本人の方に。ここサンシャインシティ店は長らく外国人のホール担当(厨房も)のイメージだった。さらにメニューも新しいものに変わっている。

ホールの方に伺うと、「コロナ禍での休業中に店の内装なども含めリニューアルしました。店自体もそれまでのFC店から神田本店の直営店となりました。メニューも神田と同じものが増えてます」とのこと。
トプカ1
そんな話を伺いつつ、写真の「キマカリー」を「大辛」「ライス少なめ」「カレーのみ大盛り」で注文した。待つこと7〜8分で運ばれてきたのは神田本店スタイルの「キマカリー」。

例によって、「コリアンダーリーフが漂う、ダールスープの海の中にライス&キーマがトッピングされた小島が浮かび、頂上にキーマとトマト、オニオン」のビジュアル光るお見事な「キマカリー」である。見た目からでも食欲がそそられるー。

レイトランチで久しぶりに東京・日本橋(※本物の日本橋の橋のそば)の「紅花別館」へ。看板メニューはアメリカンドリームとも言われた「鉄板焼き」だが、ランチではやはりスリランカ産スパイスをふんだんに使った「ココットカレー」。「鉄板焼き用テーブル席に並ぶ『ココットカレー』の壺」を目当てにバブル期から現代までその人気は不変だ。
紅花3
注文したのはチーズと玉子が入ったスパイシーな「海老のココットカレー」。大ぶりの海老を主役に、カボチャ入り。さらにチーズと玉子とフランスパン(バゲット)が加わることで、「グラタン仕立て」というネーミングになっている。

一番人気の「チキンのココットカレー」だと待ち時間なしで運ばれてくるが、「海老」だと都度調理の工程が加わるため6〜7分待つことになる。それでもスパイシー&ホットな刺激と、独特の旨味の「海老ココットカレー」が楽しめるとあれば、気にならない。
紅花2
また、待っている間の楽しみはといえば「グリーンサラダ」。このオリジナリティあふれるドレッシングの味わいは、唯一無二だろう。パセリと蜂蜜の「グリーンドレッシング」とのことだが、酸味の奥からほんのりと甘みが広がる、それこそ「クセになる」。薬味の「らっきょう」も今や絶滅危惧種の大粒で、ついつい「ココットカレー」が届く前につまんでしまった。
紅花 つぼ
そして「ココットカレー」が到着する。鉄板に置かれた「ココット(壺)」自体が熱々で、しばらくは触れないほど。また冷めにくいのも「壺」の特徴だ。

席にはスープレードルとスプーン、フォークのシルバー類がセッティングされているが、お行儀良くないのは承知の上で、スープレードルからカレーをひと口、ふた口と流し込んでみる。スパイシーさと海老の旨みがジワジワと口中に広がっていく。この感覚が心地良い。バブル期には「激辛」と言われた「ココットカレー」も、令和の現代となれば「辛口」ぐらいのレベルの辛さだが、バランスが素晴らしく、なにかのスパイスが前面に出ることはなく、「全体に丸みのあるスパイシーさ」は健在だった。

21年11月2日からセブン‐イレブンでスープ「トムヤムクン」(税込み375円)と「トムヤムチャーハンおにぎり」(税込み151円)が関東1都5県で発売されている。「セブン‐イレブン 旅気分 エスニックフェア」企画の商品で、似た系統の2品一緒に実食してみた。
トムヤム1
「トムヤムクン」は、HPでは「海老の旨味と辛みや酸味の中に、ココナッツミルクのコクを感じることができるエスニックスープです」と紹介されている。

原材料を見ると、マッシュルーム(フランス産)、ぶなしめじ(水煮)、ココナッツミルク、海老、ナンプラー、ココナッツミルクパウダー、レモン果汁、チキンスープ、パクチー、唐辛子、コリアンダー、レモングラスなどの順に記載。
トムヤム2
中身が見えにくいので、そのままレンジ加熱後に小さな器にある程度移し替えてみた。この赤いスタイルの「トムヤムクン」は、ココナッツミルク入りなので、タイ語で「トムヤムクン・ナムコン」になるが、全体の色合いの赤みがうすい。これはタイでは必須のうま味と香味のあるチリインオイル「ナムプリックパオ」が使われていないせいだろう。

また、レモングラス(タクライ)が抑えられているのか、ぶわっと押し寄せて来る香りも漂ってこない。具は中サイズのエビが1尾(※そこまでの大きさじゃないから「エビが1つ」)。あとは「ふくろ茸」の代用の「ぶなしめじ」が主役として浮遊している。

21年11月2日からセブン‐イレブンで弁当「ガパオ風ライス」が関東エリア(1都5県)で新発売されている。さっそく発売初日に購入し実食してみたが、HPによると「鶏肉を玉ねぎ等と一緒に炒め、ナンプラー等の調味料で味付け。唐辛子やきざみにんにく等を合わせながら、辛みの中に旨みのある味わいが特長です」と紹介。ん?。あれっ?「ガパオ」や「バジル」の記載がないのはなぜ?。
ガパオ1
商品の原材料を見ても、「鶏肉(ブラジル、タイ)」「半熟玉子」「タマネギ、パプリカ、ピーマン、にんにく」ぐらい。ようやく「バジルソース」「バジル粉末」の名前は出てきたものの、やはり「主役のガパオの葉っぱ未使用のガパオ風ライス」での商品化だったようだ。
ガパオ2
「鶏肉」こそ「タイ産」も使っていることで、タイ料理ファンとしてはうれしいものの、肝心の「ガパオの葉っぱ」不在なのは残念だ。写真のグリーン色は「ピーマン」だった。

味付けも「ナンプラー」ベースで「オイスターソース」「にんにく」「唐辛子粉末&唐辛子」でそれっぽい感じで再現しているものの、「タイ料理」っぽさや「タイ風」の表現もしにくいぐらいの謎の味わいとなってしまった。

「タイ料理店のマッサマンカレーはひと味違う!」の5店舗目は、仲御徒町のタイ料理「タイヴィレッジ」から。この企画は、「牛めし松屋」で「マッサマンカレー」に出合った方向けに、「タイ料理店のマッサマンカレーにもチャレンジして欲しいー」との想いで始めたもの。今回は「マッサマンカレーだけではなく、同時に鶏肉のガパオ炒めごはんを楽しめるコンボランチ」を紹介してみたい。
ヴィレッジ1
写真は「鶏肉のガパオ炒めごはん」を「辛口」「目玉焼きタイ式揚げ焼き」「ライス少なめ」でお願いしたもの。「鶏肉のマッサマンカレー」は辛さ調節していない。

「タイヴィレッジ」の新コック氏は「ガパオ炒め」のガパオならではのスパイシーなバジル香を引き出すのが巧みで、今回もコンボランチの小ポーションでも香り高い仕上げ。
辛さも全体から赤みが強いのが伝わってくるが、後からジワジワ〜っと広がっていく加減が心地良い。
ヴィレッジ2
そんな「鶏肉のガパオ炒めごはん」を半分ぐらい食した後に、「鶏肉のマッサマンカレー」をひと口、ふた口と汁ものゲーン(※マッサマンカレーは、タイ語では「ゲーン・マッサマン」)なので、スープのようにそのまま味わってみる。

オイリーそうな見た目だが、実はサラッとしていながらもキレがあるタイプの味わい。そしてピーナッツ片がしっかりと使われている。全体的にほど良くスパイシーで、辛さは抑えめ。大ぶりカットの鶏肉とのバランスも上々で、それこそスープ代わりに楽しませてもらった。

レイトランチで神田紺屋町のカウンターカレー「インデラ」へ。店前で目をひいたのが「新米入荷」のお知らせだ。それこそ昭和から平成初期には、さまざまな飲食店で見かけた「新米」表示だが、なんだか久しぶりに見かけたような〜。さすが1970年(昭和45年)創業の「インデラ」ならではの季節の風物詩なのだろう。
インデラ1
写真は店内カウンター席からの光景。ここにも「新米入荷」と掲げられている。「薬味天国のインデラ」らしく様々な種類が並んでいるが、これで半分ぐらい。また「新米入荷」の隣の「メニュー看板」が今回価格改定で変わっている。9月7日から「カレーライス700円、ハード750円」とそれぞれ50円の値上げとなった。
インデラ2
注文したのは「ハード」「ゆでたまご」(750円+50円=800円)。せっかくの「新米入荷(新潟米)」ではあるが、「ごはん少なめ」でお願いした。「ごはん」の普通サイズは250グラム、そして「大盛り」は50円しか変わらないが、なんと450グラムという。その上の「特盛」はどれぐらいのグラム数なのか気になるが、次回にでも聞いてみたい。

そして薬味だが、店のお母さんから「こんにゃくとごぼう。おいしいから召し上がってね。ごぼうは2種類あるから、もう1種類持ってくるからー」と店奥から運んできてくれた。となれば、好みの「青シソ漬け」とともにいただくことに。

21年10月26日からセブン‐イレブンで「パッタイ タイ風焼そば」が関東エリア(1都5県)で発売されている。

20年に発売されていた同名商品(こちら)と比べると、若干の値上げ(※20年税込み475円、21年529円)となったものの、びっくりしたのはカロリーが20年479キロカロリーから、21年386キロカロリーと100キロカロリー近く抑えられていることだ。
パッタイ1
もちろんタイ式「パッタイ」は米麺ビーフンが基本。この流れも20年同様に踏襲してくれており「米粉入り小麦麺」が使われている。太さはタイの麺類「クイティオ(クイティアオ)」での分類では、中細麺の「センレック」に近い麺径。

また、「内製ソースともっちり生麵で本格的な味わいのパッタイ」と紹介されているが、確かに「パッタイソース」にも工夫が伺えた。

「パッタイ」に欠かせないタマリンド(タイ語でマカーム)は、「調味梅干」「フルーツチャッネ」で代用したのだろう。タマリンド自体は「日本で同じ風味を探せば、『干し柿と梅干し』を合わせたような感じ」なので、理にかなっている。
パッタイ2
また、「ナンプラー」をしっかりと使っていることから、味付けそのものも「タイ式パッタイ」に合わせてきている。香りとして「レモングラス」(タクライ)も入っている。

具の主役はもやし、固めのスクランブルエッグ、エビ、干しエビ、クラッシュアーモンド、さらにパクチーが添えられている。写真は具が見えなくなってしまうので、それとなく麵だけを混ぜたものを使っているが、「20年と比べても、さらにさっぱりとした食べ口のパッタイ」に仕上がっている。