◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

仕事で出かけた外食・飲食店向けのスーパーで「マハラジャ海老」なるブランド海老を見かける機会があった。海老の種類は「バネメイ海老」だが、高塩分濃度海水養殖で活け〆されたものだという。試食してみたが、確かにプリプリで「バネメイ海老」にしては大ぶりだ。

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個人的には「海老もインド産で、名前もマハラジャなんだー」ぐらいに考えていたが、調べてみたら意外なことにすでにインド産海老は日本市場を席けんしており、輸入量もベトナムとトップを競うぐらいに伸びていたのである。行きつけのインド料理店でこの話をしてみると、「ウチの海老カレーの海老もインド産ですよ」と得意気なドヤ顔を見せられてしまった。

エビ2

インド料理店での「海老カレー」といえば、南インド料理店での「ゴアプローンカレー」が思い浮かぶが、独特の酸味とストレートな辛さで(※写真中央下が「ゴアプローンカレー」、ダクシン東日本橋店にて〜)、美味かった記憶がある。ランチだと小海老で出てくる「海老カレー」も、それこそ「マハラジャ海老カレー」とかメニュー名に使っちゃって、大ぶりサイズで楽しめれば結構話題になるかもしれない。



水曜日を迎えると、毎週どこかのタイミングで「デリー上野店のタンドリーチキンドライカレー」がふと頭に浮かんでしまう。特に夏場を迎えた事でより食べたくなる頻度が増えている気がする。

デリー タンドリー

写真は普通盛りの「タンドリーチキンドライカレー」。もちろんベリーベリーホットでの辛さ増強でリクエストしてものだが、看板サイドメニューの「タンドリーチキン」がソースとともに、「ドライカレー」にトッピングされているのだから、味はここで書くこともないぐらいに毎回美味だ。サイドメニューから「ミニサラダ」をつけてみたりするが、「ドライカレー」にも刻んだトマト、オニオンなどもトッピングされており、これもいいアクセントになる。

デリー ラッサム

さらにはトマトジュースベースの「ラッサムスープ」もオーダーし、これを「ドライカレー」にかけつつ“味変”を楽しんでみたり〜。「ラッサム」もベリーベリーホットでお願いしてあるので、刻んだグリーンチリと炒ったコリアンダーシードが入る。これを「ドライカレー」にかけちゃうと、トマト単独ではない別の香味も持たせてくれる。
そんな合間に「タンドリーチキン」を食す。これが実に旨い。

先日、上野駅前のタイ料理「シヤートムヤムクンポーチャナー」に出かけた際のこと。オーナーシェフのエイガパンさんに、「今日のおすすめは?」と聞いてみると、「ゲーンマッサマン。前よりもっとおいしいよ」と言われ、気になってついつい「ゲーンキョワーン」(グリーンカレー)と一緒に2つ頼んでしまった。自家製カレーペーストにこだわる「シヤートム」で自信をもって「おいしくなった」と言われれば、やはり「おいしく」なってました。

マッサマンガイ

もちろん私の辛党は知った上での「辛い鶏肉のマッサマンカレー」に仕上げてもらったが、独特の風味の中に、甘さと辛さが共存していて、自家製ペーストならではの「コクがあってキレがある味わい」には納得だ。どうも普通のタイ料理店で「マッサマン」を食すと、クドいと言おうかしつこいと言おうかで、最後の方は持て余してしまいがちなのだが、そこはさすがの「シヤートム」だ。

マッサマンヌア

「マッサマンカレー」も今から3年ぐらい前には「世界美食ナンバー1に選ばれたカレー」として結構話題となったことが今となっては懐かしい気もするが、日本人気質なのか「ブームには飛びつくが、離れるのも早かった」わけで、最近では見かける頻度もやや減ってきている。私自身の食べる頻度も「年に数回で片手で数えられる」ぐらいに落ちてきている。
写真はタイ・バンコクの「スコータイホテル」のタイ料理メインダイニング「セラドン」での「牛ランプ肉のマッサマンカレー」で、これは美味だった。ピーナッツやカシューナッツが入ることが多いのだが、こちらでは「蓮の実」だったことが新鮮な想いで、未だほかの店では出合っていない。そしてバンコクの5つ星ホテルでは「世界美食ナンバー1」に選ばれる前から「マッサマン」がメニューに入っており、このことから、「タイ南部起源説」のほかに、「インド亜大陸から由来の王宮料理説」にも一理あると今も感じている。



タイ料理の茄子の和え物サラダ「ヤムマクア」。さっぱりとした食べ口と茄子のおいしさが特徴だが、実は茄子そのものがタイ現地と日本とではまったくの別ものなので、正直「違う料理」ではあるが、「日本の茄子」「タイの茄子」ともども美味なので、ついつい両方食べたくなってくる。まずはタイ現地の「ヤムマウア」から。

なすマクア

写真のグリーンの果皮のものがタイの丸茄子「マクアプロ」。これをうす切りにしてヤムとして和えている。やや苦みがあるのが味の特徴だが、しょっぱ辛いタイ式の和え物サラダ「ヤム」として使ってみれば、相性はバツグンで、独特の食感がたまらない。タイではこのゴルフボールよりも大きな丸茄子「マクアプロ」を生食しちゃう習慣があるのだ。

なす マクア2

この生食の場合は、つけみそディツプの「ナムプリック」と一緒に食すが、ヤムでも同じように生でいただく。もちろんグリーンカレー「ゲーンキョワーン」にも必須なので、煮込むとほんのり青臭い甘さがかじると広がってくる。思えば、タイ現地で「グリーンカレー食べている」気分にさせられるのは、この丸茄子「マクアプロ」と一昨日懲戒した苦い小茄子の「マクアプアン」がともに入っていることを実感した時で、生搾りココナッツミルクや香り豊かなタイバジル「ホーラパー」とともに、使っているだけで「日本では食べれない、タイ現地ならではのごちそうグリーンカレー」な気分に浸らせてくれる。

元在東京タイ大使館調理人だったポムさんがオーナーシェフの「タイ料理ポム」(東京・田端)にディナー再訪してきた。この夜は裏メニューのタイ南部料理をリクエストしてみたら、ターメリックイエローが鮮やかな鶏肉入りのスープ「ガイトムカミン」が登場した。タイでの生ターメリックの使い方は、以前ナムプリックで食べたことがあるが(こちら)、クリアスープでもタクライ(レモングラス)などタイハーブの香りとともに、タマリンド(マカーム)の酸味もあわせ持つ、初めての味だった。

ポム ガイトムカミン

写真だと「日本式カレーラーメン」に見えなくもないが、タイハーブとカミン独特の香味&苦みと酸味は、ひと口めよりも2口め、3口めの方が旨みを感じた。「きっと二日酔い知らずなんだろうなぁ〜」とか勝手に想像してみたが、この夜はハシゴで結構飲んだ割には翌朝はスッキリ。きっと「ガイトムカミンのおかげ」だったのであろう。

ポム ゲーンタイプラー

お次も強烈な南料理である「ゲンタイプラー」が登場。南部の港町スラータニの味だそうで、魚の内臓を塩辛のように使った独特の風味が特徴で、日本ではあまり食べれる機会はない。魚は普通にサバを使っているようだが、「いくつかの種類の魚が入っている」とのことだった。「ガイトムカミン」のメリハリはあるが、クリア系のスープの次の「ゲーンタイプラー」はハンパなく胃袋にズドンと響いたが、確かにタイ南部の味だった。

昨日の6月21日の東京は明け方から夕方まで終日降雨に見舞われ、それも日中が降りが激しいという珍しい「梅雨の日」だったが、そんな日にはビル内や駅チカの店が重宝する。上野駅丸井裏通りのタイ料理「シヤートムヤムクンポーチャナー」は丸井から走って数十秒、この日のランチは久々の「シヤートム」に決定だ。

グリーン1

オーナーシェフのエイガパンさんがさっそく出迎えてくれたが、今日はグッドタイミングのタイ素材があるという。「なんだろう?」と楽しみにしながら待っていると、目の前に「鶏肉のグリーンカレー」(ゲーン・キョワーン・ガイ)が運ばれてきた。その瞬間にピンと来たのが、タイの小茄子「マクアプワン」が器の中にたっぷり浮遊していたのだった。「おおっ〜マクアプワン!」とコトバを発すると、エイガパンさんも親指を突き上げ、「どうよ!このグリーンカレー」とでも言いたげにニヤケ顔。

グリーン2

聞けば、タイ人のお客さん用に準備しているとのことで、「苦ーいマクアプワン(スズメナスビ)」は日本人向けには入れないそうだ。せっかく使っても、知らないヒトも多いので、残念ながら残されてしまうんだとか。タイ現地の「グリーンカレー」には必ず入る定番。これと大きな丸茄子「マクアプロ」、タイバジル「ホーラパー」は欠かせないわけで、これらが入らない「日本人が日本のタイ料理店で食べているグリーンカレーは日本人仕様」なのである。タイ現地式で提供すると反応がイマイチとなる典型例のひとつで、逆に絶対にタイ現地では使わない「パクチー」のトッピングだと喜ばれちゃったりして、日本在住のタイ人の多くが「日本人の舌加減に???」と思っているそうだ。

「マクアプワン」の話題はこのあたりにして、さすが「シヤートムヤムクンポーチャナー」の自家製ペーストによる「グリーンカレー」は、香り華やかで、コクがあるのに、味のキレもある〜いつもの味で、ここに「マクアプワン」でよりタイ式で楽しめたことはいうまでもない。

(※「マクアプワン」入りで楽しみたい方はリクエストしてみると良いだろう。画像を見せるとわかってもらえるかも。ただし、苦いその味が苦手でも残さないこと。試しに3つとか5つとかの数でおすすめしたい)

久しぶりにJR上野駅ビル(改札外のアトレ上野内)のタイ料理「マンゴツリーカフェ」にランチで訪問した。メニュー構成がだいぶ変わった印象を受けたが、「ガパオライス&クイティオ重視」の姿勢は変わらない。そして、そしてこちらの写真の通り「豚肉のガパオライス」は、主役のガパオの葉(タイのホーリーバジル)がハンパないぐらいのボリュームであることがわかる。この使用量はどう見ても(誰が見ても)「都内屈指のボリューム」だと感じてもらえるだろう。ただ、「茎の量もハンパないけど(笑)」。

ガパオ1

もちろんオーダー時に「辛口」リクエストは添えたが、目玉焼き「カイダーオ」に関してはなにもリクエストしていない。ということはデフォで「タイ式の揚げスタイルのカイダーオで、かつ半熟」が実践されているということになる。それにしてもこれくらい「ガパオ」が入ると、「タイのガパオライスって、本来こういう料理」だと写真だけでも説明できるレベルだし、「粗みじんの豚肉片+ガパオ+赤トウガラシ片」だけなのも、タイ現地スタイルそのものだ。

(※本来はタマネギやパプリカ、タケノコも入りません。日本人に見た目も映えるように、彩りも鮮やかなようにアレンジで入れてます。ってことは、「日本人向け・日本人仕様のガパオライスが日本のタイ料理店では提供されているわけです)

ガパオ2

味付も、ヘタにオイスターソース(ナムマンホーイ)に頼らないのも好感度大で、ここ「マンゴツリーカフェのガパオライス」は、個人的にもイチ推ししたい「ガパオライス」〜。特に「初ガパオライス」「初タイ旅行」なんて方にはぜひぜひ食べて知ってもらえればーと思う。

なお、「豚肉のガパオライス」には前菜に「トムヤム味のポテトサラダ+レタスサラダ」がついてきたが、「ポテトサラダは普通のポテトサラダの方が合うような(※これに関しては「パクチー味のポテトサラダ」の方がアリだと思うのは私だけだろうか)〜。また「マンゴツリー名物」の「マナオウォーター」もサイドオーダーで注文。これと「ガパオライス」はベストマッチングです。


千葉・船橋でランチタイムを迎えた。タイ料理「アユタヤ」、インド料理「ガンディ」のどちらかに出かけようかなぁと思いつつ、京成船橋駅で下車した。たまたま裏通りから「ガンディ」方面に向かおうとしたタイミングで、完成したばかりのビルの立て看板にネパールの国旗がはためいていた。「ん?」と気になって看板に近づいてみると「ネパール料理ラト バレ」と書かれていた。もしかして「東京・新大久保のネパール料理『ラト バレ』の流れ?」とメニューを見た瞬間に新店だとピンと来た。

ラト1

「日本のネパール料理文化発展の街」である東京・大久保エリアでもまれている「ラト バレ」ならば、ランチから「ネパ飯」にありつけると何の不安もなく入店、食後の40分後には、その理由なき自信は「間違いない確信」へと変わったのだった。写真はランチの「Cセット」。右からムングダールの「ダルカレー」、中央はジャガイモとタケノコの「アルボディタマ」、左は菜の花とジャガイモの炒め物の「タルカリ」、ライスとともに「ゴルベラアチャール」も添えられている。

ラト2

「ダルカレー」のダールの素朴な香りとソルティーな風味。「アルボディタマ」のうす切りタケノコとジャガイモのシンプルな味わい、「タルカリ」の組み合わせの妙が見事にミックスしたプレートで、写真のように混ぜ合わせると、それぞれ単体とプラスアルファで、「ネパール定食ランチ」にふさわしい味だった。これで800円と新大久保店と同じ値段だが、船橋エリアで本格ネパール定食は大当たりだろう。



埼玉・大宮は駅前の南銀通り沿いのタイ料理「テープタイ」にランチ訪問した。午後1時近くの時間帯だったが、女性グループなどが多く、変わらずにぎわっていた。注文したのは曜日限定メニューの「茄子のガパオライス」。辛口&目玉焼きカイダーオ堅めをリクエスト。

テープ1

「茄子とガパオ炒めって、好相性だなぁ」と改めて。長茄子に火が通ると鶏ひき肉片に上手に絡んで炒めの醍醐味だし、ほんのりと「ガパオ」のバジル香が広がっていくのも美味さのポイントだろう。よくよく考えれば、タイ現地で茄子はといえば、丸いグリーンの「マクアプロ」なので、ガパオ炒めにはあまり向かない気もするし、それこそ「日本のタイ料理店ならではのメニュー」だと思う。

テープ2

セットの全容はこんな感じ。澄ましスープの「トムジュー」もシンプルながら、いい味出してくれてます。この手のスープの時には、「ガパオライス」のライス部分にスプーンひとさじかけてみたり〜。このひとさじで食べやすさにプラスアルファである。このように「テープタイ」は派手さはないが、シンプル・イズ・ベストのような安心感がある。

先日のこと。会社の同僚がタイ・バンコクに出かけると聞いて、「なにか旬のおすすめありますか〜?」と振られた時に、「市場か大きなスーパーに出かける機会があれば、ちょうど『生のライチ』が旬だよ」となにげなく伝えてみたら、帰国後に「ライチってあんなにジューシーでおいしい果物だったんですねー」と話してくれた。実際にトライしてくれたこともタイ好きとしてうれしい瞬間だったが、「タイの生ライチ(リンチー)」のおいしさもハンパないことを改めて。

ライチ1

日本だと中国料理の〆のフルーツで「ライチ」のイメージが強いが、シャリシャリに凍った「ライチ」が一般的で、これはこれで美味なのだが、「生ライチ」とはまったくの別ものだ。「生ライチ」はジューシーなのが最大のウリで、ひとつ食べちゃうと、2つ3つと「やめられない、とまらない」スパイラルに。

ライチ2

タイではこの季節に「アユタヤ」「チェンマイ」あたりの産地から「生ライチ」が入荷する。果皮からでも甘い香りが漂ってくる。それこそ収穫して1〜2日が食べごろなので、足が早すぎちゃってなかなか「生果実の輸出」とはいかないようだ。ただし、この「生ライチ」の美味さを体験してしまうと、決して「冷凍ライチ」には戻れない。ある意味「禁断の生ライチ」なのかもしれない。

東京メトロ日比谷線仲御徒町駅にほど近い南インド料理「ヴェヌスサウスインディアンダイニング」に5度めのランチ訪問。この日は午後1時前に出かけたが、これまでで一番店内がにぎわっており、どうにかレジ精算の方と交代で入店することができた。その後も次から次へと来店客で、女性ひとりのお客さんも多い。

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客層も明らかにオープン当初とは変化が見られる。今回も「ブレッド類はプーリ」とか「手食!」の方がいたりするほか、インド人の方も数組〜などなど。これまでは午後1時半前後の利用が多かったのでハッキリとはわからないが、ホールのスタッフさんによると、「ランチはお客さんどんどん増えてます。ありがとうございます」とのことだった。

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そんな私は「ドーサランチ」(700円)を「マサラドーサ」(100円増し)で注文し、「マサラ」の辛さをベリーベリーホットでリクエストした(※一緒に「ラッサムスープ」もつけてもらった)。
「ドーサ」の焼き加減は外側がカリッと、中はもっちりと〜である。「ココナッツチャトニ」の鮮度感はたまらないし、野菜とマメのスープカレー「サンバル」も素材の旨みがしっかりと出ているやさしい味わい。「ラッサム」はブラックペッパー強めだったが、タマリンドの酸味、カレーリーフの香味に、トマトベースのスープが見事なマッチングをみせてくれていた。

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「マサラドーサ」の「マサラ」部分も、ジャガイモの加減がちょうど良く、「ドーサ」のシェルを右手でちぎりながら「マサラ」を絡めても上手に絡んでくれる。刻んだグリーンチリで辛さのリクエストにもしっかりと応えてくれている。「ココナッツチャトニ」との併用で、合い間に「サンバル」。混んでいる店内でも、大満足の「ドーサ」ランチだった。




タイのアルコールで日本でもっとも知名度が高いのは「シンハービール」だが、ビール以外となると「メコンウイスキー」の名前が浮上してくる。
「メコン」は何度もこのブログでは紹介してきたが、商品名こそ「メコンウイスキー」だが、実のところ「ウイスキー」ではない。「メコン」はタイ米とサトウキビの廃糖蜜を原料とする、日本でいえば「米焼酎」である。現実的には日本の酒税法上では「スピリッツ類」に分類されており、商品パッケージには英語で「スペシャル・タイ・ラム」と表記されている。新パッケージとなってからも、タイ料理店などでなんとなく飲む機会はあったが、標準小売価格までは把握していなかったのだが、たまたま仕事で出かけた卸売業の展示会で「メコンウイスキー」を見かけ、値段を初めて知ってしまった。

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税別で1本2600円也〜。な、なんと本物の日本のウイスキーであるサントリーの「角瓶」が2本買えちゃうし、「オールド」や「スペシャルリザーブ」よりも高いのである。「タイのスペシャルラムだから〜」といえばそれまでだが、個人的にはどうにも納得がいかないようなー。だからタイ料理店でもボトルで頼んじゃうと5000円前後もしちゃうわけだ。これならばグラス1杯でも「メコンハイボール」よりも「角ハイボール」の方が安い理由はここにあったのだ。

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では実際タイ現地では「メコンの価格はどうなんだ?」となるが、基本街中ではほとんど販売しているのを見たことがない。写真は数年前のスワンナプーム国際空港内の免税店でのものだが、この段階でも700ml瓶で1本380バーツ(約1230円)、350mlのポケットボトルでも190バーツ(約620円)となっている。タイ料理店の関係者が免税で購入してくるのにも納得だし、知人にお土産で頼むのもごもっともだ。「タイで買って来れば、日本の価格の半分以下」で済むのだから、当然の流れであろう。


先日、秋篠宮家の眞子様が「幸せの国 ブータン」を公式訪問されたニュース報道があったが、ワンチュク国王夫妻が2011年に東日本大震災後に国賓として来日された際以来久しぶりに「ブータン」にスポットがあたった。代々木上原のブータン料理「ガテモタブン」にも想定超えの反響となったようで、あの「孤独のグルメ シーズン5」の放映直後までの混雑ぶりではないものの、にぎわいを見せている。

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そんな「ガテモタブン」に久々に訪問した。写真はディナー時の季節限定「アスパラガスのダツィ」。青トウガラシとアスパラガス、タマネギのチーズ煮込みで、10年超通っている「ガテモタブン」でも初めてのメニューだ。アスパラガスの旨味とチーズの相性もピッタリで、ここに青トウガラシのほんのりとした辛さが加わる。

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また、写真の生地が独特のブータン餃子「モモ」のジューシーさもいつも通り。中央の「エゼ」と呼ばれる粉末トウガラシを油で炒め、山椒の香味が効いた薬味を添えて食す。ネパール料理人気も手伝って「モモ」の知名度も上がってきたが、ブータン式は形も味も異なるが、「ガテモタブン」では必食のおすすめメニューだ。「エゼ」を添えなくても「肉汁ジュワーッと」充分に美味なのですー。

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そして、ブータンを代表する料理のひとつである「パクシャパ」。豚バラ肉と大根、赤トウガラシの炒め煮。かの「孤独のグルメ」にも登場したメニューで、ランチセットでも楽しめる。写真はディナー時限定の「豚バラの干し肉」を使った本格スタイルのもので、干し肉特有の旨味がかみ締めるたびに広がり、大根の甘さ、トウガラシの辛さは白米が進むこと〜進むこと〜。やはり「ガテモタブン」の看板メニューだ。

飯田橋や神保町でおなじみの「アジア型ヤミツキカリー」が新店となる西池袋店を17年6月3日にオープンした。場所はマルイ先の西口交番近くで、隣りもカレー専門店という激戦地ロケーションだ。平日の仕事帰りに寄ってみたが、真新しい店構えが印象的。

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店名の「アジア型」にふさわしく、スタッフはベトナムの方が2名で、とても日本語が上手だ。私も「アジア型」が得意なので、このスタッフさんとベトナム噺など(といっても「ドリアンが好き?」とかそんなものだったが〜)しながら、期間限定の「グリーンキーマカレー」に、ココナッツミルクとの相性を考えて、「タケノコ」、さらに「パクチー」を追加トッピングしてみた。

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辛さの指定も「激辛」よりも上もあるのだが、「このグリーンキーマはベースの味がわからなくなるので『倍辛』までがおすすめです」とスタッフさんのおすすめに従い、「倍辛」でお願いした。「グリーンキーマ」は、ココナッツミルクと「インドのスパイス、タイのハーブ」が特徴だそうで、確かに「東南アジアの香りがするキーマカレー」は斬新だし、香味のベクトルも好みのタイプだった。



個人的なワケありなのかもしれないが、最近タイ料理の炒め麺「パッタイ」を食べたくても、全量を完食することが厳しくなってきた。同じ味で途中で飽きてしまったり、オイリーさが我慢できなかったり、理由はいくつかあるのだが、最近気づいたことは、「なにも米由来のビーフンめんにこだわらず、タイでもポピュラーな春雨でも代用可能」であることだ。食べ口も春雨に変わることで軽いし、なにより低カロリーでヘルシーなのもありがたい。

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写真は先日大阪のタイ料理「タイヤータイ」に出かけた際に、飲みつつの〆で注文した「ウンセンパッタイ」。もちろん「パッタイをウンセン(春雨)で作ってくれる珍しさと、これならカロリーも低いし、味も美味〜」なわけだ。甘酸っぱい(タマリンド=タイ語でマカーム)由来の独特の酸味が、春雨だとより引き立つ感じ。モヤシの方が太いぐらいなので、食べやすいのなんのってーである。こちら「タイヤータイ」では、壁にメニューが貼ってあるぐらいのイチオシメニューだそうで、ママさんも「食べやすいでしょ〜」と笑顔で推奨してくれた。


久しぶりに稲庭饂飩「銀座 佐藤養助」にランチ訪問した。訪問直後に「秘密のケンミンSHOW」で秋田の本店が紹介されていてびっくりしたが、私自身もこの店で「稲庭饂飩」のトリコになったことは間違いない。今回もいつものように「タイ風グリーンカレーつけうどん」を注文した。

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「ん?」とここ数年訪問するたびに「グリーンカレーつけうどん」のビジュアルの変化にびっくりするのだが、以前はたっぷりと浮遊していた「バジルの葉」がほとんど見られなくなっている。その理由はわからないが、個人的には香味のポイントだと感じていたので、これがなくなると「やさしい日本人向けのマイルドなグリーンカレー」となる。意図的なのか、年配層が多いお客さんに配慮したのだろうか。

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「バジル葉」のアリ・なし〜は2枚めの写真と比べてもらえば一目瞭然である。「なぜにここまで使わなくなったんだろう?」と不思議に思うことにも納得いただけるだろう。ただ、サービスライスがあった時代なので(※これは13年6月当時なので4年前)少し前のものになるが、だいぶ変わったことになる。

まあ「稲庭饂飩」の美味さは改めて書くまでもなく、ピカイチなので「うまい!」に変わりはない。その上で、「グリーンカレー」そのものに改良が加えられているのかもしれない。




昨日は2017年バージョンのタイ料理「ほっともっとのガパオライス弁当」のエントリーだったたが(こちら)、5月下旬にも同じ持ち帰り弁当チェーンの「オリジンのガパオライス弁当」(こちら)を紹介したばかりだ。この持ち帰り弁当チエーンの大手2社が競って「ガパオライス弁当」を期間限定とはいえ、メニュー化してくれることはタイ料理ファンとしてうれしい限り。さらには2社競合により、年々レベルアップや進化を遂げてくれているのもありがたい。

ガパオ比較オリジン

まずはワンコイン500円の設定のオリジンの「ガパオライス弁当」から。鶏肉の大ぶりカットの加減、そして主役であるタイのホーリーバジル「ガパオの葉っぱ」のボリュームといい、なかなかの完成度である。これだけ「ガパオ」が入れば、「ガパオライスって初めて!」という方にも、「タイ料理にはこんな魅力的なハーブ炒め&ライスがある」ことを知ってもらえるレベルだと思う。またこの500円設定のコスパを考えれば、ヘタなタイ料理店の800〜1000円近い設定の「ガパオライス」よりも、オリジンの方が優等生ともいえる。
(※あとは多すぎのキャベツをなんとかしてもらいたいのと、ご飯が日本米じゃなかったら〜というぐらいか。辛さも選べればなお良し〜)

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お次は13年から「ガパオライス弁当」を手がけてきたほっともっとの「ガパオライス弁当」。17年は「パクチー数片入りのパクチーサラダ」付きで630円(※サラダ抜きならば500円なので、オリジンと一緒)。どうも鶏肉のインチ加減が以前よりも細かくなってしまい、この部分はタイ式とは言い難いし、主役の「ガパオ」のボリュームが以前よりやや少なくなったことも否めないが、味付けは「タイ現地の大手有力メーカー産」でもあり(※もちろんほっともっとから指定した日本向け仕様)、個人的には「ほっともっと」の方が好みだ。



17年は6月1日から持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」(全国2666店舗)でタイ料理「ガパオライス弁当」の販売がスタートしている。今年はより力を入れているようで、キャッチコピーは「初ガパオしませんか。」だし、「ガパオってハーブのこと!」と解説までしてくれている。
(※タイのホーリーバジルの意。日本でポピュラーなイタリアンなどで使われるスイートバジルとは異なる種類で、よりスパイシーなバジル香が特徴で、火を加えるとその香りが際立つ)

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さすがに商品化・発売5年目を迎え、「ガパオライス弁当」への思い入れも深いが、17年バージョンでは流行りの「パクチーサラダ」を添え、「レモン&ナンプラードレッシング」もつけて630円で販売されている。この「パクチーサラダ」分が130円なので、サラダなしだとワンコインの500円の設定だ。

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全体の「ガパオライス」の塩梅はこんな感じ。粗みじん&微細な「鶏肉片&鶏ひき肉」を主役に、料理名となっているガパオのグリーンの深い色合いもまずまずのボリュームである。「ほっともっと」では、しっかりと「タイ現地産のガパオソースと調理済み輸入ガパオの葉っぱ」を使っており、17年バージョンもかなりの自信作と見て良いだろう。



博多滞在の夜は大名の「タイ料理居酒屋ガムランディー」へ。進藤オーナーさんによると、梅雨入りでタイ野菜・タイハーブの成長がグッと進み、店でも6月半ばあたりから「17年の自家農園産ガパオリーフ」で料理が楽しめそうーとのことだった。厨房にはベテランコックのチャーンさん、奥さまのユピンさんがそろい、今回も「おまかせ」でいろいろ楽しませてもらった。

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写真はガパオ(タイのホーリーバジル)好きの私のために“タイスタイル”で腕をふるってくれたシーフードとの炒め物「ガパオタレー」。エビやイカに混じってのひと皿の主役は「ハマグリ」。「素揚げガパオとハマグリの組み合わせ」を食べるのは初めてだが、ジューシーなハマグリとこれに負けないガパオのスパイシーなバジル香。この間に食べるエビとイカの旨さも引き立ててくれる逸品だった。

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自家製レモングラスの「レモングラスハイ」を味わいながらの前菜は東北部イサーン風味の「ヤム・ヘッド・パラー」。主役はキクラゲやエノキ茸と発酵させた小魚のパラーで、独特のぬかと塩による発酵風味とキノコの味わい、さらにナンプラーの香味、青トウガラシ「プリッキーヌ・スワン」の辛みが加わり、前出の「ガパオタレー」の前菜としてもぴったりだった。



今週は週半ばから九州出張に来ている。びっくりしたのは長らく工事していた福岡空港の国内線ターミナルビルが新しくなり(※まだ完成途上)、2階に350席・1000屬發離咼奪阿淵奸璽疋魁璽箸誕生していた。「the foodtimes」(ザ・フードタイムス)と名付けられたエリアには「因幡うどん」「井出カツ丼」「スーラーメン まくり」など8つの業態が入居している。その1つが今回利用した「博多カレー研究所」だ。

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まずは「ザ・フードタイムス」の空間が空港内とは思えない斬新なスタイルにびっくりしたが、この「博多カレー研究所」にもいろいろな意味で驚かされた。メニューは「博多とんこつ『旨あご』カレー」「博多とんこつ『激にぼ』カレー」の2種類のみ。字ヅラ通り、「旨あご」はとんこつ+あご、「激にぼ」はとんこつ+にぼしの出汁がベースのカレーらしい。

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今回はなんとなく「にぼしの激にぼカレー」を選び、ミニサラダ、らっきょうをサイドから、焼きネギをトッピングに加えてみた。最初の驚きは、「ほとんど具なし」であること。どうやら「カレーの出汁」にこだわった研究所らしく、カレーそのものからも、にぼしの風味は漂ってくるが、スパイシーさはほとんど感じられず。もちろん辛さにも力点はないようだった。私自身はここで書くまでもなく、カレー好きであるが、「出汁よりも、スパイスや辛さにこだわったタイプ」が好みなのもあり、その魅力を見出すことができなかった。



東京・赤坂のシンガポール式バクテー専門店「新加坡肉骨茶」に2食めを食べに出かけてきた。前回はオープン直後の週で、食べたいメニューが品切れだったりしたが、今回はフルラインアップでオーダーしてみた。最初に「肉骨茶(バクテー)」についておさらいしてみるが、「豚のスペアリブをメインにしたスタミナスープ」。常夏のシンガポールでは、朝食や昼食でニンニクエキスたっぷり&ブラックペッパー味のスープと揚げパン「油条」かライスで〆る定番のローカルフード。

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写真は「肉骨茶」(骨付き)の2本入りのセットで、揚げパン「油条」、具なしヌードル「ミースア」、こちらでのオリジナルの「春菊」に、辛さ増し用に糸唐辛子を添えてもらった。主役の「肉骨茶」は、1回目の訪問時よりも、スペアリブのやわらかさや、コショウのスパイシーさ加減などがこなれてきた印象を受けた。シンガポール現地だとニンニクが房のそのまんま出てくるのが、「肉骨茶」の醍醐味でもあるが、こちらでは日本人向けにニンニクのクサミを抑え、旨みだけがスープに溶け込んでいるような上品さを出してくれていた。

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正直なところ、揚げパン「油条」は現地のワイルド感や食べ応えは次回以降に期待したい。それこそタイ料理店でいう、お粥のジョークなどに欠かせない「パートンコー」であり、上手に揚げたてを出してくれる店もある。このあたりはこなれていくうちにいい感じになってくれるのではー。また「春菊」や具なし麺「ミースア」は私にはなじまなかった。

今回の大阪滞在中、今年に入って4回目の訪問となったのが大阪駅前第2ビルB1の「スリランカ料理コロンボ」。16年年末に「インド料理ヒマラヤ」からリニューアルし、スリランカレストランへと変わった。ブログ紹介は今回が初めてだが、滞在中は大阪駅前・梅田エリアに宿泊することが多く、私にとっては「大阪駅前ビル」のロケーションはありがたく、ランチ3回、ディナー1回利用させてもらっている。

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ランチの「ランカセット」がこちらの写真。カレー3種類(1種はチョイスできるので、今回はポーク)、サラダ3種類、パパード、ライス+ソフトドリンク、ミニサラダ、バナナが全容。サラダ部分とパリップ(ダールカレー)の部分を混ぜながら、ポークカレーは単独で食べながら、スリランカ料理といえば〜の「ポルサンボール」は好みでライスと混ぜたリしつつ、箸休めでつまんでみたりー。

コロン2

お次は3月の訪問時の「コロンボセット」。チキンカレーとサラダ2種類とポルサンボールのお手軽バージョンで、「ランカセット」の1200〜1600円と比べると、950円とリーズナブルさが光る。「ランカセット」はガッツリ、「コロンボセット」はサクッと〜といった感じだろうか。この時のチキンカレーにもカラピンチャ(カレーリーフ)が存在感を放っていたし、お手軽プレートでも充分の満足度である。



1年半ぶりに大阪駅前第4ビルのタイ料理「スワンナプームタイ大阪店」にランチ訪問した。正午前の時間帯だったが、変わらずの人気な様子でほぼ満席だった。スタッフさん達も変わっているが、ほぼタイ人の構成に変わりはない。今回は「ガパオライス」のスペシャルセットを注文、辛口と目玉焼きのタイ式堅焼きをリクエスト。

スワンナ1

ところが〜である。一見、しっかりした「ガパオ炒め」に感じるが、なんのことはない。みじん切りのササゲ+やや大ぶりカットのピーマンとレッドパプリカばかりで、肝心のガパオ(タイのホーリーバジル)がほとんど見当たらない。それこそ「鶏肉片とピーマン&ササゲ炒めライス」と呼んじゃってもいいぐらい。目玉焼きカイダーオの仕上げはしっかりとしたタイ式だが、ガパオ炒めは「日本向けにアレンジしちゃってガパオ使い惜しみ」なのである。

スワンナ4

ご参考までに、4年ほど前の同じ「スワンナプームタイ大阪店」の「ガパオライス」がこちらの写真だ。この当時からササゲ入りなのは同じだが、ガパオライスの主役であるガパオの深いグリーンの葉っぱがふんだんに使われていた。どこでどう変わればここまで変わってしまうのか?。この2013年、14年頃はすっかりハマって、大阪滞在のタイミングでマメに通っていたのだが、いつの間にかガパオが見当たらないタイプに変化していたのだった。

関西方面からの出張帰りのタイミングで「第13回タイフェスティバルin名古屋2017」(6月3日、4日)に出かけてきた。今年はタイと日本の修好130年の記念年でもあり、例年通りの「久屋大通公園・久屋広場」に加えて、「同公園・エンゼル広場」も会場に加わっている。そんな関係でブースの数もほぼ倍増しており、好天にも恵まれたことで多くの来場者でにぎわっていた。

なごや1

「名古屋タイフェス」の魅力はといえば、「代々木公園タイフェス」に比べて、適度な混み具合とまったり過ごせる雰囲気だ。そして一番の特徴だと思うのが、「久屋大通公園」が絶好のロケーションにあること。都内で置き換えた比較をしてみれば、「銀座のど真ん中に通りに沿って公園がある」ぐらいの感覚で、松坂屋やPARCO、テレビ塔のそばが「久屋大通公園」なので、タイフェス目的ではなく、「通りすがりでタイフェスに寄ってみる」的な方も相当数に上るだろう〜ということだ。もしかしたら「代々木公園以上に、新たなタイファン、タイ料理ファン」をもたらしてくれているような気がする。

なごや3

ただし、タイ料理屋台ブースは充実しているものの、代々木での目玉である「マンゴーをはじめとしたタイフルーツの販売」などはまだまだ弱いし、販売している軒数も少ない(※タイマンゴーのナムドックマイ種が1個400円、タイポメロのソムオーが1個1000円、タイ産タマリンドのマカームが1ネット1000円などで売られていた)。

17年4月末からの「イオンタイフェア」で購入した「日清カップヌードル ムーマナオ味」(タイ日清製造、イオンのオリジナル仕様の輸入品)がなかなかのタイテイストでツボにハマったが、その勢いで久しぶりにタイ料理での「ムーマナオ」を頼んでみた。

ムーマナオ

ちょうど今週は週半ばから関西方面に出張中。夜に春以来の訪問となる大阪・曽根崎エリア(兎我野町)のタイ屋台食堂「ターヤータイ」に出かけたもので、メニューに「ムーマナオ」の文字を発見、思わず魅かれてしまったものだ。「うわっ!辛そう!」に見えるかもしれないが、これは「辛口」でリクエストしたこともあるので、全体的に赤がかった色合いとなっている。

ただ、チリソースでも辛さはそこまで強くなく、「辛口」リクエストを添えないと、日本人向けのぼやけたような「ちょい辛」で供されてしまうから。ゆで豚肉にタイライム「マナオ」の酸味が絡んでこの「ほんのりすっぱ辛い」ところが「ムーマナオ」の魅力で、日本人になじみがある「ゆで豚肉にぽん酢」のタイ料理バージョン的な味わいと言ったらわかりやすいだろうか。

マナオ

この料理の主役はもちろん「豚肉」だが、味の決め手となるのは写真のタイライム「マナオ」の風味だ。残念ながら日本は「タイからのマナオの生果実の輸入」を認めていないため、日本のタイ料理店では「果汁ドリンク」(※果汁100%ジュースが理想だが、実際に輸入されているのには希釈されたものや果汁分低めのタイプも多い。冷凍品と常温タイプがある)や粉末での代用だったりするが、多く見られるのが「生レモン果汁」での代用だ。

「レモンとライム」が別の柑橘であることは書くまでもないが、「ライムとマナオ」も香味ベクトルがやや異なる。これは沖縄のシークワーサーや台湾のヒラミレモン、フィリピンのカラマンシーなど、似ているがそれぞれの香味が異なるのと同じことで、人気のタイ料理「ソムタム」(青いパパイヤのサラダ)がイマイチ日本でおいしくないのは、この「マナオかレモンか」による部分も大きい。


超久々になるが、JR池袋駅駅ナカ(改札中)の「野菜を食べるカレー camp express池袋店」にランチ訪問してきた。全国展開が着々と進む「camp」だが、この店は2010年夏のオープンで、まもなく7年が経過する。確か代々木本店の次が池袋だった気がするが、サクセスストーリーのきっかけの店ともいえるだろう。

キャンプ1

今回は、「揚げなすとベーコンのカシミールカレー」を5辛で注文し、さらにサイドメニューから「パクチー」を追加してみた。というのも、「カシミールカレーとパクチーの相性」を試してみたことがなかったからだ。もちろん「本家カシミールカレーである『デリー』の各店舗」にはパクチーはないため、チャレンジ精神で合わせてみたもの。

キャンプ2

もちろん「デリー」と「camp」の「カシミールカレー」自体はまったくの別ものだし、それこそ「camp」のは「カシミール風」とでも分類してみたくなる(※「デリー」のカシミールカレーのような、パンチのあるホット&スパイシーな刺激はなく、コク味も浅い)。ただ、「揚げなす」「ベーコン」との相性はとても良く、完成度としてはまずまずだと思う。
そして今回のミッションである「パクチー」との相性も、全量をカレーに使うのではなく、ウエットスパイスとして薬味のように使うぐらいであれば、特に問題はないようだった。逆に軽めに散らせば、やはり香りのアクセントとしてプラスアルファをもたらしてくれると感じた。

ついに「ジョイフル」のネタでお届けする時が来たか〜と個人的には感慨深いものがあるが、関東圏で「ジョイフル」と聞けば、ホームセンターの「ジョイフル本田」のイメージが強いし、全国区ならば「いきものがかり〜」だよなぁとか浮かんでしまった。今日の「ジョイフル」はファミレス界の九州の雄のことである(※全国で750店舗展開している)。激安でも知名度が高く、3ケタ超えのものは見当たらない。

ジョイ1

写真は「赤坂店」。これも福岡市の「赤坂」ではなく、東京・赤坂。2年前から都心部にも出店している。それこそ九州出張時には、大分や鹿児島でお世話になることがあるが、東京では初めてだ。そしてメニューを見てみれば、なんと「ガパオライス」が載っていた。「ジョイフルでガパオライス」。コワいもの見たさで注文してみたが、東京・赤坂店でも「日替わりランチ」は480円の設定(※それでも九州よりも高めの設定だそうだ)の「ジョイフルで640円」。果たしてどんな「ガパオライス」なのだろう。

ジョイ2

こちらが「ジョイフルのガパオライス」。主役たるタイのホーリーバジル「ガパオ」の深いグリーンの葉っぱがまったく見あたらない。やや細かめの粗みじんの鶏ひき肉が2割、残りはペースト状の鶏ひき肉ベースのもので、バジルの香りがつけられている。レッド&イエローのパプリカがどうにも目立っちゃうが、結構な「なんちゃってタイ風の強烈度」で、現在販売中のコンビニ「ミニストップ」の「ガパオライス」よりも、「なんちゃって度」はこちらが上かもしれない。
(※この「ガパオライス」のプレートの中で、タイ式ガパオライスと比べてもそん色ないレベルだったのが目玉焼き。明らかに強めに焼かれている。あとは添えられたレタスがシャキシャキで旨かった=タイ料理ではないが)

「日清カップヌードル プーパッポンカレー味」のヒットなどもあって、ベースとなっているタイ料理のカニと玉子のカレー粉炒め「プーパッポンカリー」の知名度や人気もここ1年ほどでググッと上がっている。タイ料理店・レストランでもランチから「パッポンカリー」系メニューを加えてくれる店も増えており、日本人になじみやすいカレー粉味であることもプラスとなっているようだ。

タレー2

ただ、さすがに「本物のカニを使って3ケタの値段」で抑えるのはかなり高いハードルとなるので、エビやイカをメインに据えたシーフードベースの「タレーパッポンカリー」で代用する店が多い。エビ、イカならば大歓迎だし、これからの暑い季節に食欲をそそってくれるタイ料理としてもイチ推しである。

タレー1


そして、イチ推しのもうひとつのポイントが、「カレー粉でほど良いスパイシー加減で、辛さは弱め」なところで、辛いのが得意でない方にも自信をもって勧められる。ちなみに全体的に浮かんでいる赤い色合いはトウガラシそのものではなく、チリインオイルの「ナムプリックパオ」。これは「トムヤムクン」の赤い色合いと同じもので、単体でも辛さは弱めである。

ここに玉子がふわっと絡みつつ、シーフードとセットで楽しめるわけで、ライスとの相性もバツグン。1枚めの写真は浅草橋の「スマイルタイランド」、2枚めは毎度おなじみ上野駅前「シヤートムヤムクンポーチャナー」のものだ。

先日の「タイフェスティバル2017」(東京・代々木公園)や、先週末の大阪でもお気づきの方も多いと思うが、今年はタイビールの新ブランド「LEO」(レオ)が登場、さらには日本人にはなじみがある「プーケットビール」が日本に再び上陸している。

タイビール

写真は4月末から行われた「イオンタイフェア」での「タイビールそろい踏み」の販売風景だ。実は「LEO」は「シンハービール」と同じ会社の別ブランドで、「シンハー」が長らくタイでトップブランドとして君臨してきたが、低価格で象印でおなじみの「チャーン」がタイ市場を席けんし、この対抗商品として投入されたのが「LEO」なのだ。もちろんその狙いはズバリと当たり、ここ10年近く「LEO」がタイではトップ銘柄の座に君臨している。

タイビール2

一方「プーケットビール」だが、日本でも10年ぐらい前にはタイ料理店では結構な人気ブランドだった。当時からタイ現地では飲める店はそれほど多くなく、「タイよりも日本で人気」なんて話もあったぐらい。もともと醸造所を持っていなかったこともあり、製造委託で作られていたブランドだった。日本での扱いインポーターも何度も変わったし、タイ現地での醸造もストップしていた。それが今年のタイフェスやイオンでの販売など再びその姿が見られるようになったのである(※ちなみに残念ながら「タイ産」ではなくなった。お隣は「カンボジア産」に変わったが、「プーケットビール」の名前は変わらない)。



日本全国的にパクチーブーム真っただ中だが、さすがに「あれもパクチー、これもパクチー」の状況に、タイ料理店と言えどもおかしな使い方の店が出て来ている。日本人の多くが、「タイ料理=パクチー」みたいな見方をするのだが、「タイ料理でのパクチーの役割は薬味です!」が本来の使い方なのだ。

日本のように「パクチーてんこ盛りサラダ」なんてメニューはタイ現地には存在しない。ましてや、「ガパオライス」や「グリーンカレー」にはトッピングと言えど使わない。ところが、「ガパオライスのトッピングにパクチー」みたいな店もちらほら見かけるようになった。

ガパオ&パクチー

たとえば、こちらの写真のパターンの「鶏肉のガパオライス」。ビジュアル的なトッピングとして「パクチー」が添えられているが、一見良さげに見えちゃうのであるが、「ホーリーバジルのガパオとコリアンダーのパクチーという香りの強いタイハーブ同士を一緒に使うことはタイ現地ではあり得ない」。

ガパオバーガー

これまでも、「ベトナム料理の生春巻」がかつて日本でブームになった後に、タイ現地ではベトナム料理店で見かけることが大半の「生春巻」が、「日本ではタイ料理の定番」となったりしちゃったこともあったが(※違う見方の説もあるが、本来タイ料理ではないことは事実)、「ガパオライスにパクチー」「グリーンカレーにパクチー」の傾向には警笛を鳴らしておきたい。

ランチで上野駅前のインド料理「ハリマケバブビリヤニ」へ出かけてきた。このところ3種カレーセットの「アプサナランチ」を頼むことが多かったが、今回は店名になっている看板メニューの「ビリヤニ」を久しぶりに頼んでみた。もちろん毎回「ビリヤニ」でも良いのだが、ボリュームがたっぷり過ぎて完食できる自信がなく、たまに〜ぐらいの機会になっている。

ラム1

こちらが「ラムビリヤニ」。骨付きのラム肉片がごろごろと6〜7片入っている。これだけでも食べ応え充分だが、全体的なボリューム感にも圧倒される。ライスも、もちろんインドのアロマティックライス「バスマティ」使用。辛さの加減のリクエストも可能で、ベリーベリーホットでお願いすると、たっぷりのグリーンチリを全体に混ぜ込んでくれる。

ラム2

もちろんスパイス入りのプレーンヨーグルト「ライタ」も添えられるし、ここにミニサラダ、ラッサムスープ、ドリンク(ラッシー、チャイなど)付きで1030円。個人的には「最強のコスパ優等生ランチ」だと思う。これは3種カレーセットの「アプサナランチ」950円も同様で、ランチからその存在がありがたい「ハリマケバブビリヤニ」である。

平日の仕事帰りに田端のタイ料理新店「ポム」に再訪してきた。この日は「仕事飲み小宴」が早めに終わり、田端を通ったのが午後8時半。なんとなく「ポム」に寄りたくて下車したもの。前回の初訪問時に元タイ大使館調理人だったオーナーシェフのポムさんの自信作だと聞いていた「ホーモックカノムクロック」が気になったのもある。

ポム ホーモック

写真が「ホーモックカノムクロック」。タイのレッドカレー味の魚のすり身を、シーフードを加えて蒸しあげたものだ。トッピングにバイマックルー(こぶみかんの葉)、レッドパプリカ(タイ現地ではトウガラシを使ったりする)のそれぞれの味や香りのほかに、カラーリングも映える。中身のシーフードはサバのほぐし身で、「サバとカレー」といえば日本でも缶詰でもおなじみの組み合わせなので、相性も良い。これに「ココナッツクリーム」でも入れば、まさにタイ式の味となるが、それでも約5年ぶりに食べる味で、懐かしくもあり、おいしくもあり〜だった。

ポム ウンセン

ホールを担当するポムさんの姉さんによると、「最近は『ホーモックカノムクロック』の『カノム』の部分が除かれ、『ホーモッククロック』と呼びます。やはり『カノム(生菓子)』ではありませんから〜」とのことだった。たこ焼きみたいな外見とワイルドなレッドカレー味には思わずうっとりした。

もう1品で注文したのがタイ式春雨炒め「パットウンセン」。さすがはタイでも激辛エリアである南部の港町スラータニのご出身とあって、私の日本人では特異な辛党ぶりにも前回で気づいてもらえたようで、メニュー外のタイ式の辛さバージョンで作ってくれた。イカ、エビもたっぷりで、「シーフードの春雨炒め」と呼んでもおかしくないぐらい。これに調味料セット「クルワンプルーン」から、トウガラシ入りのお酢「プリックナムソム」をふりかけてみれば、満足度もさらに上がった。


東京・池袋のタイ料理地図に変化があらわれ始めている。元々、都内でもタイ料理激戦地であったところに(※長らく店を構えているのが西口の「プリック」「ピラブカウ」「メコン」に「クンヤー」「オーキッド」など)、駅前立地のターミナルビル内や飲食店街にチェーン展開している店が一挙に進出してきた(「マンゴツリーカフェ(ルミネ)」「サイアムセラドン(東武)」「ジャスミンタイ(西武)」「ペンシーズキッチン(ルミネ)」「タイストリートフード(イケチカダイニング)など)。このあおりなのか真相は定かではないが、西口公園向かいの「エソラ」内にあった「スパイシータイ」が最近閉店している。

ガパオワースト1

写真が「スパイシータイ」の「鶏肉のガパオライス」。実は主役であるはずのガパオ(タイのホーリーバジル)が欠片も見あたらなかったのが2年前の今ごろのこと。一見良さげな「ガパオライス」なのだが、主役不在だと単なる「鶏ひき肉とタマネギ、ピーマン炒め」ということになる。それでもランチは不思議なぐらいににぎわっていた。その後は前出のいくつかの店がさらなる駅近のロケーションにオープン、目立たない存在になっていた。ちなみに同じエソラのフロア(場所は違うが)には、以前かの「トンプソンテーブルタイランド」が入居していた。また「スパイシータイ閉店後」は、インド・ネパール・タイ料理の「サプナ」が5月9日にオープンしている。
(※他に新店では何度か紹介した「蒙古タンメン中本」「火星カレー」そばの「R」がある)

デリー上野店の「カシミールカレー」「コルマカレー」などの値段が改定され「1000円ジャスト」に変わったが、思えば長らく「900円」だった気がするし、これより前の値段だった時期は相当昔にさかのぼるような記憶だ。私自身は「タンドリーセット」(カレー+タンドリーチキンとミニサラダ、ドリンク付き)や「スペシャルセット」(カレー+ラッサムスープ、ミニサラダ、ドリンク付き)などのセットでオーダーすることが多く、こちらは値段すえおきの1700円のままだ。

デリー タンドリー2

「タンドリーチキンセット」だとこんな感じ。この時はカレーに「カシミールカレー」(肉はポークをチョイスし、辛さはベリーベリーホットでのリクエスト)。「デリー好き」「カレー好き」のテンションが上がっちゃう鉄板のセットメニューで、「ドリンクに生ビールをチョイスしつつ、タンドリーチキンと一緒に味わいながら、〆にカレー」というお客さんが結構多い。

デリー タンドリー

それもそのはずで、「デリー」のタンドリーチキンは、オリジナルの「タンドリーチキンソース」に漬け込まれたチキン片のオーブン焼きなのだから、ジューシーさが一般的な「インド料理店のタンドリーチキン」とはひと味違う。またこのソースがヤミツキになる旨さなので、ついつい残しておいてライスと味わいたくなってしまう。


この日は朝から池袋で仕事となり、ちょうどランチタイムに「タイ料理ピラブカウ」に寄ることができた。この店も昨日の新宿「バンタイ」と同様に、池袋での老舗で日本人スタッフ皆無のタイ人による「タイ料理店」である。やはり厨房近くに座ると飛び交うのはタイ語オンリー。「ビルの谷間にログハウス」という店の雰囲気も「タイの郊外都市の食堂」っぽくって味がある。

カオカームー3

そんなことも関係して、料理も日本人向けのアレンジというよりは、「基本タイ式」であり、それも潮州・広東に源がある「チャイニーズ・タイ料理」のメニューが多い。前回は「ローストダックごはんのカオナー・ペッ」で楽しませてもらったが、今回は「豚足煮込みごはんのカオカームー」を選んでみた。

カオカームー2

日本のタイレストランでも「カオカームー」自体は珍しくないが、「お上品な豚肉煮込みごはん」で供されることが大半である。それが「ピラブカウ」ではあくまでもタイ式の「豚足煮込みごはん」にこだわっており、コラーゲンたっぷりの「ぷるぷる煮込みの豚足」が主役で、「日本人が豚足を好きだろうとキライだろうと関係なく、タイ式のカオカームーを出してくる」姿勢がうれしい。