◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

今回の博多滞在時には久しぶりに薬院のタイ料理「ドゥワンディー」に出かけてきた。オーナーの木村さんが「本日のおすすめ」を画像とともにタブレットで紹介してくれた。四角豆(タイ語でトゥアプー)があるとのことで、おすすめのヤムをあっさりめの味付けでお願いした。

バナナ2

四角豆はタイ現地でも比較的ポピュラーで、カレーがけの極細ビーフンめん「カノムチーン」の付け合せや、野菜スティックのように「ナムプリック」として見かけることも多い。こんな感じで刻んでヤムにしても、もちろん旨い。ほんのり辛くて、アルコールが進む〜。

バナナ1

今回合わせたのは、タイ産のバナナスピリッツ「MAA JAI DUM」。ブルドッグのラベルが印象的で、タイ現地ではノーマルなスピリッツやタロイモスピリッツなどの種類がある。私も「バナナスピリッツ」は初体験で、まずはひと口〜っと。確かにほのかなバナナの香りがある。完熟バナナというよりも、その手前ぐらいな香りで、ソーダ割りだと飲みやすかった。アルコール度数40度なので、見かけよりも強い。


日清食品から日本人に大人気のタイ料理「プーパッポンカリー」をベースにした「カップヌードル プーパッポンカレービッグ」が16年6月20日から全国発売された。この「プーパッポンカリー」とは、「蟹と玉子のカレー粉炒め」のこと。「カップヌードル」を通じて初めてこの料理の名前を知ったり、商品で片鱗を味わう方が圧倒的に多いはずで、まずはタイ・バンコクの名店「ソンブーン」の「プーパッポンカリー」の画像からお届けしたい。

ソンブーン1

タイカレーの中でも、もっとも日本人にもなじみやすく、さらには蟹がメインで、ごはんとの相性もぴったり。バンコク旅行にツアーで行かれた方ならば必ずその訪問コースに入っちゃうほどのド定番である「ソンブーン」(建興酒家)の看板メニューで、本店のスリウォン店には小泉元首相が来店した時の大きな写真が飾られている。

ソンブーン2

こんな感じでごはんと盛り付けちゃうのもアリで、たっぷりの蟹肉、ふわふわの玉子、そしてクサミのないタイのネギ「トンホーム」が、五香粉がアクセントになったタイのカレー粉が見事に絡み合い、隠し味の甘さもほど良く利いている「甘辛折衷のバランス感」が見事なひと皿となる。

今週後半から九州出張に来ている。大雨で北部九州中心に大きな被害が出ているが、昨23日(木曜日)は小康状態だった。スケジュールの都合で昼食抜きで午後4時過ぎに〜。この時間帯でも開いているのが仕事先のすぐ近くの「ガイトーン福岡」。そうそう、かのバンコクのタイ式チキンライス「カオマンガイ」の専門店「ラーンガイトーンプラトゥーナム」の支店で、東京・渋谷の人気店「ガイトーンTOKYO」に続く2号店だ。

ガイ1

パルコの地下飲食店街とはいえ、さすがにこの時間帯なのでゆったり〜(※周りのスイーツ&デザートの店は大行列だったが)。チキンライス「カオマンガイ」のみのメニューではやはり厳しかったのか、以前は見られなかった「グリーンカレー」「ガパオライス」が加わっていた。

ガイ2

となれば、お約束で「鶏肉のガパオライス」を頼んでみたが、ビジュアル的には「ガパオライス」の主役であるガパオ(タイのホーリーバジル)は上々の葉片数だ。レッドパプリカ、タマネギ入りで、鶏肉片は微細なひき肉となつている。この微細さがアダなのか、ボリュームの割にガパオ特有の「スパイシーなバジル香」がほとんどない。時間帯が悪かったのか、ガパオの色合いからも気づいてしまう「その場で調理」ではなかったようだ。さらに微細なひき肉バージョンだと、炒め汁にガパオ香が逃げてしまうが、ツユなし〜だった。

ガイ3

こうなればせっかく「ガイトーン」に来たんだから、やはりチキンライス「カオマンガイ」を食べないわけにはいかないー。そう思ってはいても結局のところ「ガパオ」も半分も食べれずに、「カオマンガイのチキンの賜物(副産物)」である「骨付きチキン入りスープ」(50円)にサービスのパクチーをたっぷり入れて楽しませてもらった。このスープは専門店ならではの贅沢だろう。

このところ、都内のインド・ネパール料理店(※一部バングラディシュ、パキスタン料理も含む)のレギュラーメニューに、「なぜだかタイ料理のガパオライス、グリーンカレー」が入っている店が増えている。コック氏に聞いてみると、「都内でアジアエスニック料理店に勤務していて、そこで習った」とか、「前職がタイ・バンコクだった」などという答えが返ってくることがある。圧倒的に前者が多いのだが、「ネパール人からネパール人が習ったタイ料理のガパオライス」だったりするので、不思議な「世界でこの店だけのガパオライス」みたいなナゾの料理に出くわすこともある。

ガパオ

写真は、「インド料理店のインド人コック氏作のタイ料理ガパオライス」。底意地が悪いと思われるかもしれないが、妙に興味が湧いてきて、ついついオーダーしてしまった。ここまで別もので現れると、逆に「なんでこうなったか?」が知りたくなるものだ。コック氏に聞くと、インド人オーナーからメニューに加えて欲しいと言われ、「こういう料理」だと習ったんだそうだ。もちろんガパオ=ホーリーバジルということも、私から聞いて初耳だったようで(※最初は信じていない様子なので、タブレットで料理写真を見せた)、コック氏本人は大いにびっくりしていた。

そろそろ「2016年上期のタイ式チキンライス『カオマンガイ』ベスト3」ぐらいを紹介しようかというタイミングだが、今回は「過去最強クラスの偽カオマンガイ」に出合ってしまったので、このネタに急きょ変更だ。単なる「アジアン風味の鶏切り身&日本米」にしか見えなかったが、味も「偽カオマンガイ史上」に残るレベルだった。

カオマンガイ偽

こちらの写真を見て、これを「カオマンガイ」と呼んでしまう都合の良い店は果たしてあるのだろうか。某外食産業関連のメニュー提案ブースでのひとコマなのだが、「タイ料理で流行っているチキンライスのカオマンガイです。タイ語でカオはごはん、ガイは鶏肉のことです〜」とご丁寧な紹介も添えられていた。「おいおい、肝心のカオマンガイのマンが抜けてる」。マンとは油で包み込むの意で、チキンをゆでたスープでタイ米を炊き上げ、マンの旨みが加わって初めて「カオマンガイ」のおいしさが生まれるのである。

カオマンガイ1

どこをどう作れば1枚めのような「偽カオマンガイ」になるのかが不思議だが、セパレートタイプで「カオマンガイ」を盛り付けてみれば、こちらの写真のようになるのが普通だ。タレのナムチムもハケで無理やり塗りつけたようなさびしい再現度で、ハッキリ言って「本物のカオマンガイ泣かせ」である。まあ、タイ料理店ではここまでのトンチンカンには出合わないが、創作アジアエスニックの店ならばあり得るパターンだし、1枚めの味見をしちゃったら、背筋がゾクッと来てしまった。

(※2枚めの写真はバンコク「ラーンガイトーンプラトゥーナム」の別盛りバージョン。そうそう、パクチーはタイ現地の「カオマンガイ」には必須ではありません。添える店もあれば、添えない店もあります。なくても普通です。この部分も日本では「カオマンガイ&パクチー」が先行し過ぎちゃって、おかしな方向に進んでます)

2016年もそろそろ半年が過ぎるが、上半期を通しての私の中でのトップの重大ニュースは「インド料理ジャイヒンド秋葉原店」の閉店だ(16年1月31日)。このブログをスタートしたのが2003年晩秋のこと。その後04年、05年と「ジャイヒンド」に出かけるのが楽しみになり〜という具合だ。

ジャイ 看板

先日、ついつい懐かしくなり「旧ジャイヒンド秋葉原店」の店前を通ってみれば、メインシェフのアミット・クマールさんがオーナーで、店内を仕切る店長を務めるけい子さんの新店舗「アロマズ オブ インディア」(淡路町)のお知らせが貼られていた。新店舗にも「旧ジャイヒンド」の常連さん達の多くが訪問し、同様な頻度で利用する方もいるらしく、「アキバでのジャイヒンド・ロス」的な動きは2月頭から3月下旬ぐらいで治まったようだ。

ジャイヒンド

この2月〜3月下旬には、アキバでのインド料理といえば〜で人気を二分していた昭和通りの反対側エリアにある「アールティー」のランチにも異変が起きていたそうで、「日替わりカレー」が正午過ぎに売り切れちゃったり、ランチ客が殺到したりー。「アロマズ」開店後はやや落ち着いてきたそうだが、「ジャイヒンドがなければアールティー」の選択肢に尽きるのが、「アキバエリアのインド料理事情」ともいえよう。
(※写真は良き日の「ジャイヒンド秋葉原店の土曜日ランチセット」。ナンやタンドールなどの焼き物もランチからしっかりと〜。カレーはもちろん)

16年5月24日に開業した東武池袋駅地下の飲食フロア「イケチカダイニング」。先日はオープン初日の「タイストリートフード バイ クルンサイアム」を紹介させてもらったが(こちら)、ランチで再訪しようと出かけてみたら、見事な行列状態。この日はあきらめて、空いていた隣の「ヤキスパTANTO」に入ってみた。

カレーミート1

この店、名前からピンと来た方もいると思うが、イタリアン「TANTO TANTO」の新業態なのだとか。直径2・4ミリの自家製生スパゲティがウリで、流行りの「ジャポネ」「リトル小岩井」や「パンチョ」などにも触発されたのだろうスタイルのロメスパっぽいヤキスパゲティ専門店。

カレーミート2

メニューから選んだのは「カレーミート」。麺の量はレギュラーサイズを。写真の通りで「カレーミートスパゲティ」には見えない感じだし、味付け自体も生スパを炒め、ほんのりしたカレー粉味に、挽き肉のミートの塊とジャガイモ、タマネギ、ピーマンなどの具を絡ませたタイプ。

シンプルな「カレーミートスパ」を食べたかったのだが、どうもビジュアル重視なのか見た目ゴージャスな分食べにくく、さらには生麺スパのコシが弱く、麺径も炒めちゃってる反動か、2・4ミリという割には、標準タイプの1・8ミリぐらいに縮んじゃっているような食味だった。

今日も2016年上期のふりかえりネタでお届けしたい(※先週「夏風邪」に早々にかかってしまい、おとなしく食べ歩きをひかえておりました)。今回はタイフード関連商品のスグレモノ2品にスポットをあててみたい。
まずは、亀田製菓の柿の種発売50周年記念商品として発売された「柿の種 シラチャーソース味」。

かみき カメダ

これは正直な話、これまで日本のメーカーから発売された「タイフード関連」の菓子類では断トツの味だったし、日本とタイの融合のようなタイ・ジャパニーズのアレンジ商品でも最強だったのではないだろうか。

もちろん柿の種そのものが「辛い」というタイらしさを発揮しやすかったこともあるが、タイ発・アメリカで大ヒットしているチリソース「シラチャーソース」のストレートな辛さが「柿の種」と見事なマッチングをみせてくれた。

個人的にも、出汁とうま味調味料の後味が残ってしまう普通の「柿の種」よりも、この後味の残存感がないため「柿の種 シラチャーソース味」の方が、「もしかして辛党の日本人向け」ではないかと感じるぐらい。7月までの期間限定販売だけに、今のうちにコブクロ6個パックをまとめ買いしちゃおうかと思っている。「おかしのまちおか」のような菓子量販店でも売っているし、単品パックもセブン‐イレブンで健在だ。

2106年上期のタイ料理レストラン関連での大きなニュースといえば、バンコクのチキンライス「カオマンガイ」の名店「ラーンガイトーンプラトゥーナム」が日本での出店先の中で、年初に「大阪・なんばウォーク店」を閉店、次いでこの4月には東京の2号店だった「西新橋店」も閉店してしまった。

ピンク1

閉店はバンコク本店好きの私としては複雑な心境だ。日本での運営企業からは、「バンコクのピンクカオマンガイに感動し、ぜひ日本でも店を開きたいという想いが強く、正直なところこの事業で利益を出そうとは考えていません」とその思い入れを渋谷の「ガイトーンTOKYO」オープン時に聞いたので、早々の撤退に「???」と首をかしげたくなった。ただ思い当たる節はなくもない。写真の「カオマンガイ」を見て欲しいが、「ガイトーン福岡」のもの。主役のチキンの旨みの源でもある「鶏皮がはがされていた」のであった。おかげで鶏肉の切り身もパサついているし、「おいおい、バンコク本店が泣くぞ!」である。

ピンク2

頼むからバンコク本店が名前負けするような「カオマンガイ」は供して欲しくないし、「やるならできるだけ本店の味をめざして欲しい。チキンもタレのナムチム、タイ米もタイ産にこだわる」とかの姿勢も正直欲しかった。パクチーのおかわり自由などで渋谷は大きな話題になったが、このコスト吸収は特に冬場は大変だったのではないだろうか。折からのパクチーブームも拍車をかけちゃって〜。そして「パクチーを気にかけるなら、その何倍も主役のチキンに気をかけなければならないのでは?」の疑問符もついた。

本当は来週後半あたりにお届けするのがふさわしい「2016年上期(1〜6月)のふり返り」だが、今年の「ワースト1のガパオライス」は過去でも最強クラスなので、10日ぐらい早くてもなんの問題もないだろう(※たぶん年末のワースト1にも輝くと見ている)。

ガパオなし2

こちらの写真がワースト1の「タイ料理ガパオライス」(名古屋駅前のアジアエスニック料理店)。しなびたガパオの葉こそ入っているのだが、香りがまったくない。どことなく「でがらしのお茶っ葉」っぽさが感じられたぐらい。そして周りを包む謎の肉類(チキン)。ツナにも見えなくはない。

さらには全体を覆うぐらいに汁物っぽさが出ているのはなんでだろう?。ガパオ味の汁なのか、食用油なのかも定かじゃないが、「ガパオライスをメニューに加えるのなら、本場もののガパオライスを味見してからにして欲しい」。もちろんタイ現地でがベストだが、一歩譲って地元の人気タイ料理店ででもチェックがてら食べに出かけてもらいたい。

グリーン2

1枚めの強烈な「なんちゃってガパオライス」の画像を見ていたら、「タイ式グリーンカレーに似ていること」に気がついた。2枚めのグリーンカレーには、タイバジルの「ホーラパー」もたっぷりだし、汁ものゲーンの仕上げだし、レッドチリもしっかりと使われている。それもそのはずで、昨年12月の「タイ・プミポン国王御誕生日祝賀会」での逸品だ。別の料理なのになんで似ちゃうんだろう?。

ランチで新宿は靖国通り沿いのタイ料理「ゲウチャイ新宿店」へ。この時間帯に出かけるのは久しぶりのこと。ランチだと女性のひとり客も多いほか、タイ人グループも結構な人数だ(※皆さんビックロ、ABCマートの買い物袋を持っている。オニツカタイガーはひと頃よりも落ち着いたかも〜)。

ゲウチャイ2

注文したのは「焼き豚のせ汁なし中華めん」の「バミーヘーン・ムーデーン」。タイのクイティオ(麺類)専門屋台で食べるのと見た目はほとんど変わらない。外側が赤褐色の焼き豚ムーデーン、ラグビーボール型のすり身団子ルークチン、微細のピーナッツとホワイトペッパーもタイ気分を盛り上げてくれる。

ゲウチャイ1

そして、気になるのがバミーの中華めんだが、そこはタイ式タイ料理にこだわる「ゲウチャイ」だけに、タイ現地っぽいモシャモシャしたような独特の食感のものを使っている。テーブル常備の調味料セット「クルワンプルーン」も6種類ほど置いてあるので、粉トウガラシの「プリックヘーン」と刻みトウガラシ入りの食酢「プリックナムソム」で味を調節しつつ、全体を混ぜ合わせて食べ進む。

「カレーハウス横浜ボンベイ高田馬場店」に2年ぶりに出かけてみた。平日のランチタイム、午後1時近い時間帯に訪問したがほぼ満席状態。しっかりと「馬場のボンベイ」としてファンを集めているようだ。

ババ1

この日は社の後輩と訪問。「カシミールカレーが食べたい!」と話していたが、「いやいや、この店は薬膳ボンベイに限る〜」とかメニューを決めかねていたが、ランチタイムにはありがたい「カシミール+薬膳ボンベイの2種盛り」があるではないか。さっそくこれをオーダー(※手前が「薬膳ボンベイ」、奥が「カシミール」)。

ババ2

「ボンベイ高田馬場店」では、「黄金比率のスパイスのブレンド技術」がウリだそうで、なるほど「本家デリーのカシミールカレー」とは、コク味や辛さの広がり方が違う「カシミールカレー」である。なんだろう、「デリー」のと比較すると味は違うのに、「カシミールっていえばカシミール」なのが不思議な感覚。

全国で2650店舗超展開する持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」は、6月13日からタイ式「ガパオライス」弁当の販売をスタートした。「ガパオライス弁当」自体は13年から4年目を迎えるが、びっくりしたのが価格設定で、なんと『430円』だった。昨15年が620円だったので、190円もの値下げとなる。13年560円、14年590円との比較でも破格のプライスであることがわかる。

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お店の方によると、「昨年は生野菜サラダ付きで620円(※100円で別売りしている)でしたので〜」とのことで、「サラダの分引いても昨年よりも安いけれど?」と矢継ぎ早に聞いてみたが、「そうですね。お得になってます〜」としか返ってこなかった。ただ、写真の通りガパオライスの主役である「ガパオ」(タイのホーリーバジル)はそれなりに使われているし、「本場タイのナンプラーが、夏の食欲を刺激するこのピリ辛、ただものじゃない」と紹介されている「辛味ナンプラー」も昨年同様に添えられている。

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「お肉を炒めるソースは、本場タイから輸入〜」もこれまで通り。昨年5月のタイ出張時に工場見学したタイカレーペーストやガパオソースなどの現地大手メーカーで、「ほっともっと向けガパオソース」を製造しているのを偶然見かけてしまったが、それこそ「大手調味料メーカーに製造委託」しているほどのこだわりだ。

そして「ほっともっと」ならではのこだわりが「フライドエッグ」。タイ現地では目玉焼きをカイダーオと呼ぶが、基本は「フライドエッグ」なのである。日本のタイ料理店でさえ、ここまでしてくれる店は少数であり、「さすがはタイ現地で日本食チェーン『やよい軒』を3ケタ超出店しているだけの本場志向」には拍手を贈りたい。

15ほっと

と、ここまでは「16年の430円ガパオライス」をベタ褒めしてみたが、こちらの写真の「15年の620円ガパオライス」と比較してしまうと、主役のガパオの葉のボリュームや肉片の粗みじん加減などは「15年の方がタイ式ガパオライス」に近かったことが一目瞭然だ。「安かろう〜」で失った部分もあるが、それでも「430円」は魅力的なプライスだ。

デリー上野店といえば、平日の限定メニューも楽しみのひとつ。毎週月曜日はこのところ「牛ほほ肉のカシミールカレー」となっているが、牛肉とカシミールのコク深いスパイスとホット感のある辛さとのマッチングはなかなかの相性だ。

カシ3

牛ほほ肉といっても、写真のような大ぶりカットで食べ応えもあるタイプで、カレー器の中で食すのもありだし、ライスと一緒にじっくりかみ締めるのも良しだ。(※写真にややモヤがかかっているのは器から出ている湯気。カシミールカレーは熱々でいただくのが一番美味い)。

カシ4

そして、日替わりプラスアルファで欠かせないのが、デリー式の「タンドリーチキン」。たっぷりのソースに絡めオーブンで焼き上げる。このソースがまたクセになり、残りはチキン片ですくってライスと一緒に食べるのも、これまたアリだろう。

先週半ばに、東京・神田にオープンした「タイ料理マリカ」でのランチ「カオマンガイ」を紹介したが、個人的な好みと、タレのナムチムの相性が良くなく、お店の方に「タオチオを足して欲しいんですけど?」と頼んで、快く追加してもらった旨を書いたが、日本ではまだまだ「カオマンガイのタレの違い」までは浸透していないため、「せっかくのチキンライスなのに、タレがイマイチ」なんてケースも多々あるのではないだろうか。

ナムチム3

写真は何度も使い回ししているタイ・バンコクでの「カオマンガイ専門屋台」のもの。タレのナムチムが私の好みのタイの液状みそタオチオベースで、ほんのりした辛さも出ているのが特徴だった。
(※さらにテーブル常備のトウガラシ「プリッキーヌ」と乾燥トウガラシ「プリックヘーン」、刻んだショウガ「カー」を自由に追加できる)。

ナムチム4

さらに、東京・渋谷、福岡にも出店している「ラーンガイトーン・プラトゥーナム」のバンコク本店の「カオマンガイ」では、ダークソイソース「シーユーダム」がベースで、しっかりと辛さも前面に出ているナムチムが使われている。タオチオもミックスされているので、私の好みのナムチムでもある。

このところチキンライスが流行っているが(タイ料理「カオマンガイ」やシンガポール料理「海南鶏飯」など)、「次になにが来ますか?」みたいな話も多く聞かれる。たぶん、シンプルなゆで&スチームのタイプから、ローストやフライドがセカンドチョイス的に派生してくるのではないだろうか。

ロースト1

ただ、個人的にはタイ料理の人気メニューである「ローストダックごはん」(カオナーペッ)が日本でも出て来てほしい〜。ローストされた皮の味わいや身の食べ応えも「チキンよりダック」で、食べ慣れてしまうとなんてことはないのだが、日本では「ダック(あひる)が食用」とのイメージがうすく、「流行る時代はしばらく来ない」と思う。

ロースト2

写真はともにタイ・バンコクでのものだが、1枚めがルンピニ公園での朝屋台、2枚めがスクンビット・ソイ15の「栄利」(Yonglee)の「カオナーペッ」。パリッと焼かれた皮、ジューシーな味わいといい、ともに印象に残る味わいだった。タレのナムチムがシーユーダム(ダークソイソース)+生のプリック(トウガラシ)が入る。さらにタイのキューリ「テンクワー」も添えられている。そして「栄利」のにはたっぷりのガリが盛られている。

ランチでJR上野駅近くのインド料理「ハリマケバブ ビリヤニ」に出かけてきた。六本木の「サイーファケバブ ビリヤニ」、銀座の「カーンケバブ ビリヤニ」もともに都内屈指の人気インド料理店だが、「ハリマ」はロケーションもあるのか、同レベルの味がリーズナブルに楽しめる。

ハリ2

写真はカレー3種の「アプサナランチ」。これでサラダ、ドリンク、ラッサムスープ付で税込み950円なのは圧倒的なコスパであろう。選んだ3つのカレーは、左上から「フレッシュトマトとエビのカレー(※ベリーホット)」「中央が日替わりの「ほうれん草とキーマカレー(※ホット)」、下が「スパイシーラムカレー(※ベリーベリーホット)」。辛さはいずれもリクエストで、調整してもらえるのもありがたい。

ハリ1

さらにありがたいのが、ライスのインド米バスマティ。炊き加減が絶妙だし、香りづけにフレッシュコリアンダーがふりかけられている(※タイ語でパクチー)。写真は「キーマとラムの合がけ」。ランチだとベースカレーが同じだったりするインド系料理店も多々あるが、「ハリマ」のこのていねいさと本場志向のスパイス加減はカレー好きにはたまらない。カレーがバスマティ米と絡み合い〜。もうコトバはいらない。

埼玉・大宮は駅近くの南銀座にあるタイ料理「テープタイ」にランチ訪問した。南銀に移転してしばらくたつが、すっかりエリアの人気タイ料理店となっている様子で、正午前に入店すると女性グループですでにテーブル席は満席に近いぐらいだった。逆にカウンター席(主にひとり客用)はまだ空きがあり、すんなり入店できた。

テープ1

注文したのは毎週水曜日の日替わり「茄子とバジル炒めご飯」。あえてガパオの表記を避けているのか、別に「鶏肉のガパオライス」がレギュラーメニューにあるので、あえてスイートバジル使用での「バジル炒め」としているのかもしれない。

添えられるクリアスープの「トムジュー」はやさしい風味。こういうシンプルなスープが旨い店にハズレはない。カウンター席からはキッチンが見えるが、タイ人コック氏2人が元気よく鍋ふりしている様子が見えた。

テープ2

「茄子のバジル炒め」となっていたものの、エビも入っているし、主役の茄子も大ぶりカットで存在感を出してくれている。辛口オーダーもしっかり通っており、バジル香とのマッチングも上々。惜しむなくは肉片が細かすぎる点ぐらいか。目玉焼きカイダーオの堅焼き(揚げ)のリクエストも写真の通りの仕上げで、おいしく「バジル炒めごはん」が食せた。

16年6月3日、東京・神田西福田町にタイ料理の新店「マリカ」がオープンした。カウンター席とテーブル席合わせて10数席の小さな「タイ料理&カフェバー」だ。ロケーションは、駅で言うと神田よりも新日本橋駅に近く、小伝馬町からも遠くはない。昭和スタイルのカウンターカレー「インデラ」のすぐ近くだ。

タイカフェ1

存在に気付いたのは10日ぐらい前で、工事中の店前を偶然通りかかり、「タイ料理店がオープンします」の貼り紙を目にしていた。ランチ時に訪問したが、予想通り店内は女性客で埋め尽くされていた。ランチメニューでは定番系からひとひねりしたのか、麺類クイティオ系2つ、チキンライス「カオマンガイ」、オリジナルの「マリカカレー」となっていた。初訪問店でのお約束である「ガパオライス」が食べれないのは残念だし、「マリカカレー」も、「タイカレーではイエローカレーに似ています。マイルドで日本人に食べやすいです」とタイ人スタッフさん。

タイカフェ2

マイルドさを求めてタイ料理店に来ているわけではないので、「マリカカレー」を断念し、チキンライス「カオマンガイ」をお願いした。タレのナムチムを辛くしてもらうお願いをしたが、ナムチム自体が予想していたタイの液状みそタオチオをベースに使ったものではなく、ダークソイソース(シーユーダム)とシーズニングソース(ソープーカオ)を合わせたような味で好みではなかったが、タオチオを追加リクエストして味を調整。

チキン自体はクサミもなく、「いい意味で普通においしく食べれる」感じだが、チキンライスのライス部分は、ジャスミンライス「カオホムマリ」使用も、オイリーさが弱く、「食べやすいけど、タイ料理好きにはちょっと物足りない」味わいだった。まあ平均レベルで、ミニサラダ付きで850円はやや強気な設定だ。

昨日はアキバのインド料理「アールティ」の開店7周年記念ディナーセット編でお届けしたが、今回は本来の開店記念日の6月6日の「ランチ記念カレー」編を。今年の記念ランチは、「カラヒチキンカレー」(写真右上)、「フィッシュカレー」(写真右下)、「季節の野菜カレー」(写真左)、「ダールタルカ」(写真中央)の4種類。

アール ランチ1

写真に4つカレーが写っているが、食いしん坊だけに「ライスを少なめで、カレーは4つ!」でオーダーした。ちなみに7周年記念だけに、本日のみ「カレー2種セット(ナン、ライス付)でワンコインの税込500円」と破格の大盤振る舞いだった。1つカレーを追加すると200円なので、4つでも900円也〜。

アール ランチ2

「アールティ」の普段のランチではめったに見かけないのが、メカジキ入りのトマトベースで酸味がきいた「フィッシュカレー」、シンプルな豆のスープカレー「ダールタルカ」、サブジ風の「季節の野菜カレー」。ダールのやさしい豆の香りが出ているスープカレーは、懐かしいような素朴な香味で、字面通りスープで楽しませてもらった。

秋葉原は昭和通り口のインド料理「アールティー」が本日16年6月6日に晴れて開店7周年を迎えた。「あのオープンの日から7年がたったのか〜(※当時のブログ紹介 こちら)」と、自分自身の時間の経過が頭をよぎる中、「アールティーの周年記念ターリー」を楽しみに土曜日の夜(4日)に出かけてきた。ご一緒したのはいつものように、たぶん来店回数1600回レベルと断トツのナンバー1の常連であるうくれり庵さん。

アールティ 71

「7周年記念ターリー」がこちら(※本日6日のディナーまで楽しめる)。写真左上から「チキンコラプリカレー」、中央「ベジタブル・ジャルフレッジ」、手前「ナルギーシュコフタ」、中央が「ベジタブルプラオ(インドのバスマティ米)、右が「チャパティ」(ナン、ロティも選べる)。

アールティ 72

「ベジタブル・ジャルフレッジ」は、ジャル(辛いの意)にふさわしく、さらに辛さ増強してもらった。「コフタ」の肉塊も良かったし、好きな系統の味わいが多く、充実のターリーだった。

博多での夜は大名のタイ料理居酒屋「ガムランディー」へ。平日の19時ぐらいに入店したが、女性グループ中心に結構なにぎわいだ。2月末以来の訪問となるが、暦も6月を迎えており、そろそろ「ガムランディー農園」の自家栽培タイ野菜も徐々に収穫期を迎え、この日もグリーンの小粒トウガラシ「プリッキーヌ・スワン」の初摘みのタイミングだった。

プリック1

写真右上の青唐辛子が「初摘みプリッキーヌスワン」。さすがに辛さレベルはまだまだではあったが、こちらも自家製のタイソーセージ(左が「ネーム」、右が「サイクロークイサーン」と一緒に食してみればタイ気分に包まれる。ショウガやパクチー、炒りピーナッツとの組み合わせもシアワセな気分になる。

プリック3

タイ南部の激辛炒めである「クワクリン」も、本場プーケット出身のユピンさんの手にかかればこの通り。ひき肉炒めではないが、アルコールと合わせる時には大ぶりカットの豚肉の方がツマミとしては最適(※タイ現地でも一軒家タイ料理店などではこのスタイルもポピュラーだ)。

今週は四国&九州に出張中。この日は九州入りし、JR博多駅前に開業した「KITTE博多」へ。東京駅前の「KITTE」とは違う雰囲気で「マルイ」いくつかのフロアが「丸井」になっている。
レストラン街「うまいと」は、隣のJR博多シティ「くうてん」に比べるとこじんまりしているが、平日でもランチタイムはにぎわっていた。ちょうど渋谷ヒカリエにも入っているアジア・エスニック料理「Rice people,Nice people!」があり、タイ料理メニューが中心なので入ってみた。

ナイス2

メニューから選んだのは「豚肉のガパオライスとカオソーイ」のセット(※メニュー表記ではカオソーイは「揚げ麺のせカレーヌードル」)。一見ボリューム感満点で良さげだが、実食後の感想は「日本人による、日本人向けのタイ風料理」で、「タイ料理食べるのが初めて!」なんて方には、ビジュアル面含めて向いているかも。ちなみにこのセットにハーブドリンク付で税別1550円。
(※単品の「豚肉のガパオライスセット」だと1350円。博多の新モール飲食店街とはいえ、値段は東京都心部と変わらないばかりか、高めかもしれない)

ナイス3

「豚肉のガパオライス」はこんな感じ。ほじくり返さないと主役のガパオ(タイのホーリーバジル)の欠片が出てこないぐらいで残念。豚肉片には味がしっかりとしみこんでいるが、逆にしょっぱさが前に出ていた。さらにはライス部分が「ジャスミンライスと別のタイ米のミックスタイプ」なのか、タイ現地の屋台で味わえるタイプのもので、ちょっと違和感。

(※パクチーが無料でサービスされるが、周りを見ると「ガパオライスにのっけている」お客さんが結構いた。「ああっ〜!」とは言いにくいしー。「ガパオライスとパクチー。たとえてみればバジルのスパゲティーにパクチー山盛するような」もの。香りと香りがけんかしちゃう。それで別の香りになってしまう。タイ料理の世界では邪道です)

「カオソーイ」もスープのカレー味は良かったが、揚げ麺とゆで麺のダブル麺のバランス感に欠け、ゆで麺は日本の中華めんなので、相性はビミョウ。博多なんだから博多ラーメンの麺を使えばいいのに〜と感じた。

「北千住に週末(金・土・日)限定のポークビンダルーカレー専門店がある〜」という噂はカレー好きの耳にも入っていたのが、本日の主役「北千住カリーライス 山」。なかなかこのタイミングだけでの訪問となるとハードルが思いっきり高かったが、「金曜の午後1時過ぎに北千住を通る日」がついに巡って来た。

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夜はBarとなる兼業店というが、メニューは「ポークビンダルー」のみという渾身の1皿は独特の酸味(ワインビネガー由来)とスパイシーさが見事に調和した味わいだった。「ポークビンダルー」は、インドは西海岸のゴア名物。今は閉店してしまった東神田のインド料理「ナーランダ」にゴア出身のインドの方が常連さんでいて、「フィッシュカレーをロフで食べると美味!」とか、「ゴアはインドでも特殊な味わい」みたいな話を何度も聞いていた。

ヤマ1

そして「ポークビンダルーカレー」もよく話題に出ていたので知ってはいたが、実際にメニューに置いているインド料理店はあまりなく、私のブログも13年目に入っているが、「ポークビンダルー」が登場したのは、デリー上野店の金曜日限定メニューとして紹介した1回のみだ(※13年7月 こちら)。写真はカレーのみ大盛り、辛さは10倍。

「トプカ」のカレーが食べたくなり、仕事帰りに池袋サンシャイン店へ出かけてみた。「毎度毎度お決まりのキマカリーばかり〜」と今回は珍しく、ホールのバングラディシュ系スタッフ氏イチ押しの「インド風ポークカリー」(カレー大盛り、極辛)でオーダー。

トプカ1

「トプカ」のレギュラーメニューの中では一番辛いのが「インド風ポークカリー」。さらにはカルダモンやシナモンの芳香がビシッと効いてくるスパイシー加減だし、「キマカリー」とは異なるベクトルで、これはこれで新鮮だ。「前にポークカリーを本店で食したのは15年ぐらい前〜」なので、すっかり記憶もうすれていたが、大ぶりカットの豚肉片の食べ応えも充分。

トプカ外観

さらにはニンニクやショウガの香りもビンビン効いているし、見た目以上にスパイシー。ここにじゃがいもやなす、たまねぎも大きめカットで、ボリューム感も満点だ。

正直、「インドでポークカリーとは?」という部分も脳裏にはあるものの、「トプカのインド風ポークカリー」としてのスタンスも伝わってくるし、「ポークカリー」としてのオリジナル性と完成度はやはり非常に高いと思う。

シンガポールチキンライス専門店「MR CHICKEN★鶏飯店」のチキンライス弁当にようやくありつくことができた。毎週火曜日は有楽町駅前の東京国際フォーラム・ネオ屋台村に出店しているが、何度か見かけたことはあったが、12時台は大行列、14時近くには売り切れと数回の喫食タイミングを逃してきた。この日は午前11時30分ちょい前の時間で行列なし〜とラッキー。

チキン1

メニューは通常のシンガポールチキンライス「ホワイト」とフライドチキンタイプの「ブラウン」の2種類。この日は「ブラウンの気分」だったので、これを1個購入(700円也〜)。ダークソイソースとチリソースももらって、早速フォーラム内のスペースで弁当を広げてみた。

チキン2

圧倒的に女性客からの支持が高いからなのか、食べやすくチキンがうすめにカットされている。「ブラウンチキン」自体から五香粉のようなスパイシーな香りも出ており、チキン自体はとても食べやすい。チキンスープで炊かれたタイのジャスミンライス「カオホムマリ」はややパサつき加減で、移動販売の弁当だからかシンガポールチキンライスの醍醐味である「チキンとライスとソースの一体化」とはいかなかった。あとはトッピングされたスライスオニオンや添えられたゆでもやしが余計で、だったらソースがウリのシンガポール式チキンライスらしく、ジンジャーソースを加えて「3種ソース」だったらありがたい気がした。

日本で人気のタイ料理といえば「鶏肉のガパオライス」である。特にタイ料理店のランチメニューだと、90%超の確率で採用されているような気がする。日本では鶏肉は値段も安く使いやすいことが関係しているのだろう。ただ名前こそ同じ「鶏肉のガパオライス」でも、店によってスタイルやタイプが大きく異なる特徴がある。

ガイ1

タイ現地では基本「挽き肉」という概念がなかった歴史が長く、「鶏肉のガパオライス」といっても、鶏肉の加減は大きな肉片を小間切り、粗みじんに仕上げる。写真は東京・日比谷の「TARUTARU」の見事な大ぶり小間切りの「鶏肉のガパオライス」。鶏肉にも食べ応えがあるほか、私の辛口リクエストで、トウガラシ「プリック」の赤が鮮やかだ。

ガイ3

一方、もう少し小さめの肉片で粗みじんなのが「ジャスミンタイ四谷店」の「鶏肉のガパオライス」。最近はこれぐらいの大きさの鶏肉を使う店が増えてきたようで、タイ式化が進んできたように思う。これは「ガパオライス」人気が上がり、主役である「ガパオ」の分量も増える傾向にあるようだ。

明星食品がカップめん「明星スパイスタイム マンゴツリー東京監修 チェンマイカレーラーメン」を16年5月16日から全国発売している。てっきり「チェンマイカレーラーメン」なので、揚げ麺とのダブル麺の「カオソーイ」なのかと期待しちゃったが、そちらではなく、たぶん「タイ北部のイエローカレーであるゲーンハンレー」をイメージした商品のようだ。

カオソーイ1

「マンゴツリー東京に『ゲーンハンレー』がメニューにあったっけ?」と、記憶からもひっかかってこなかったが、日本のタイ料理店でもある店が少ないのが「ゲーンハンレー」。豚肉、ショウガ、ココナッツミルクと、タイカレーでは珍しくターメリックが使われることから、日本人にはなじみのある色合いである。タイ北部のカレーなので、ミャンマーの影響も多分に受けている。

カオソーイ2

まずはスープをひとくち。ココナッツミルクの香りが前面に出ており、あとからカレーの風味が追っかけてくる。辛さはほんのり加減で、あくまでもココナッツミルク風味が主役だ。具は四角くダイスカットされたフリーズドライの肉片、レッドパプリカ、ドライパクチー片など。「チェンマイカレー」ではなく、単にカップめんのスープだとすれば、飲みやすく、ココナッツミルク風味のカレースープとしてはまずまず。

16年5月28日の日本テレビ系「嵐にしやがれ!」では、ゲストの綾瀬はるかさんの「パクチー好き!」に応え、東南アジア料理三昧の料理対決となった。
すでに新聞のテレビ欄には、「今女子人気の新エスニック料理対決 謎のペーパーチキン?」とシンガポールの「ペーパーチキン」の登場がわかっていたが、まさかの「ラクサ」「ブラックペッパークラブ」「海南鶏飯(シンガポールチキンライス)」とシンガポール料理三昧だった。

ペーパー1

こちらが、番組に登場した大阪・難波の「ヒルマンレストラン」(喜臨門大飯店)での「ペーパーチキン」。「ペーパーチキン」とは、中国醤油、オイスターソースやワインなどをベースにしたタレに鶏肉片をじっくりと漬け込み、パラフィン紙で1片ごとに包みこみ、油で揚げたもの。この包みの中に旨みがしみ込んでいる。包みの中身のチキンは、「揚げてるのに揚げてない仕上がり」で、日本にありそうで、まだまだ存在しない「これから流行りそうなシンガポール料理」である。

ウィーナム

特集最後に登場したチキンライスも、写真の東京・田町の「ウィーナムキー」(威南記海南鶏飯)で、てっきりタイ式「カオマンガイ」かとも想像できたが、「シンガポール海南鶏飯」の方だった。まあ、田町の日本1号店は100席超の大箱だし、丸鶏(大山どり)仕込みの本格派なので、これを機にまたまた話題になりそうだ。

東京・代々木公園での「タイフェスティバル2016」から早いもので2週間が経過し、タイ料理好きの皆さんも、余韻といおうか気抜けしちゃっている時期だろう。今回会場で見つけた「日本では珍しいが、タイではポピュラーなスナック」が今日の主役の甘辛タピオカ団子の「サクーサイムー」だ。

タイカノム4

タピオカ由来のぷるんぷるんの団子で、中の餡は豚肉(ひき肉)やピーナッツ、ニンニク入りで甘辛い。これをパクチーやプリック(トウガラシ)と一緒に食べるのがタイ式で、バンコクの街中でも専門屋台が出ているほどポピュラーな存在だ。スナックだけど、菓子系ではないけど「おやつ感覚」で楽しめる。

先日の仕事帰りにJR高架下のネパール・インド料理「パルサディ」に出かけてみた。ビル2階に店があるが、この階段を上るのも数年ぶりだ。ちょうど「蒙古タンメン中本」に寄る予定が、長い行列を見た瞬間に萎えてしまい「ネパール定食ダルバートも食べたい!」と変更したもの。

パル1

かつては、毎年のようにころころと店が変わっていたロケーションなのだが、すでに「パルサディ」が入居して7年超にはなっているだろう。近くの人気の南インド料理店「アンドーラキッチン」が09年オープンで、当時から「パルサディ」だった。以前来た時の印象は特に残ってなかったが、今回はテーブルの中心をネパール人グループが複数いて盛況だった。

パル2

テーブルにはネパール料理のツマミがたくさん並んでいたが、メニューにないものも作ってくれるらしい。とりあえず今回はネパール定食「ダルバートタルカリ」でリクエストしてみた。時計回りで、スープ状の主役のマメの「ダルカレー」、カリフラワーやニンジン、ダイコンなどの「ベジタブルカレー」、小松菜のスパイス炒めに仕上げた「タルカリ」、ダイコンのネパール漬物「ムラコアチャール」、下処理がていねいな「マトンカレー」、白米の順。

東武池袋駅地下に16年5月24日に「イケチカダイニング」が新開業した。「ここって、マツキヨ(※地上も同じマツキヨだけど、地下にもあった)や老舗の喫茶・パーラーのフェニックスがあった場所〜」と様変わりしたエリア風景にびっくりしたが、同所に「タイフトリートフード バイ クルンサイアム」もオープンしている。

ストリート1

ちょうど川口オーナーさん(メガネの方)が写っているが、この店のオープンで13店舗めだという。「クルン・サイアム」(自由が丘、吉祥寺、六本木など)のほか、「オールドタイランド」(飯田橋、新橋ほか)、「タイ料理研究所」(渋谷、駒場)なども展開している。人気店ばかりですごいのひと言だ。

ストリート2

まずは、新しい店でのお約束である「ガパオライス」を注文、辛口&目玉焼きのカイダーオ堅めでリクエストした。主役であるガパオ(タイのホーリーバジル)は標準レベルだが、シーユーダム&シーユーカオがベースの味付け加減が絶妙で、とても食べやすい。粗みじんのチキン肉片もタイ式だし、「人気店の味」が新業態「タイストリートフード」でも再現されている。

ストリート3

2枚めの写真で見える添えられた「生春巻き」もていねいな作りだし、なにより「トムヤムスープ」がありがちのチリインオイルのナムプリックパオが浮遊しているタイプではなく、酸味が前面に出ているナムサイ仕上げなのにグッときてしまった。

駅周辺がタイ料理激戦地の池袋だが、さらなるブランド店の上陸で集客競争はよりし烈さを増していくことだろう。店が増えれば、料理レベルも正比例していくはずなので、そのあたりにも期待しつつ、次回はランチメニューに入っている「タレーパッポンカリー」(シーフードと玉子のカレー粉炒め)でも食べてみたい。

全国で店舗展開している(※950店舗)「牛めし」の松屋フーズが16年5月24日から「本格タイ風 チキンと茄子のグリーンカレー」を新発売した。自社HPでも、「松屋と言えば『カレー』といわれるほど定評がありますが、新作が登場しました」と自信作であることが伺える。これまで幾度となく、様々なファミレスやファストフードがグリーンカレーにチャレンジしてきたが、さてさて、その自信がどれほどのものか、早速実食してみた。

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とりあえず、店内で中身をほじくり返すのも失礼なのでテイクアウトで購入。自宅で外フタを開けてみれば、グリーンカレー特有のナンプラーとココナッツミルクが混じった芳香が漂ってくる。「これは思っていたよりも本格タイ風の期待が〜」とテンションも上がってきた。

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同社HPからの引用だと、「チキンと茄子のグリーンカレーは、濃厚なココナッツミルクと厚切りチキン、たけのこ、茄子などの野菜の入った本格的なタイ風グリーンカレーです」とある。ほかにズッキーニ、レッドパプリカ、イエローパプリカなどの姿も確認できる。チキンも野菜たちも大ぶりカットなのが好印象。

インド料理「ジャイヒンド」。本店の秋葉原店が16年1月末で閉店(こちら)、その前には銀座店も閉めており、現存するのは京王新線笹塚駅前の「笹塚店」(渋谷区)のみとなっている。気になったので久しぶりに出かけてみた。ただし、残念ながらオーナーのラジさん、ご子息の店長モヒットさんともにインドに帰省中とのことで、顔を見ることはなかった。

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午後の遅い時間帯に出かけたが、それでも8割方埋まっている。女性のひとり客やカップルが多い。笹塚店もオープンが2007年11月なので(※当時の訪問記はこちら)すでに8年半のキャリアとなる。エリアのインド料理店としての実績とともに、繁盛店「ジャイヒンド」の看板も今後は担わなければならない。

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この日の日替わり3種類のカレーは、「バターチキン」「シーフードピアジャ」「ダールマカニ」。後者の2つのセットにしてみたが、「シーフードピアジャ」は秋葉原店では見かけないカレーで(写真上)、アサリのむき身がメインで、タマネギたっぷり。「ダールマカニ」はラジさんお得意メニューで、幾度となく食べてきたが、現在の厨房にもそのレシピが伝授されており、やさしいスープ仕立てだった。

東京メトロ仲御徒町駅そばの「台湾料理居酒屋 三和」。春日通りをはさんで向かいにはパープルカラーの御徒町のランドマーク「多慶屋」がある。「多慶屋」も中国・台湾人観光客中心にインバウンド対応レジに長蛇の列ができている。向かいの「三和」も以前は四川料理店だった記憶で、いつの間にか台湾料理の店になっていた。

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「三和」の存在に気付いたのは最近のこと。この通り沿いにカウンターカレーの店「サカエヤ」があるので、店前を通りがかった時に「魯肉飯」の看板が目に飛び込んできた。「これはランチで寄ってみよう〜」という流れだ。写真がランチの「魯肉飯セット」で、このボリュームで650円とリーズナブル。

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小口切りの豚肉(※ほほ肉ではないかもしれない)がたっぷり〜。台湾味のポイントである八角の香りはやや控えめも、脂身と白米がまとわりつくような旨味は「魯肉飯」ならではのものだ。そして、日本ではありがちな「チャライ醤油味だけの魯肉飯」ではなく、台湾寄りの味に仕上がっている。いい意味で普通に旨い。ボリュームもなかなかだし、スープやデザートまでついている。