◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

平日の仕事帰りに「デリー 上野店」に寄ってみた。実はこの日は台風が直撃した日で、ようやく夕方頃には交通面も含めて支障がなくなり、仕事もめったにない「定時退社」が叶い、「こういう日こそ夜はデリーがねらい目かも!」と出かけたもの。入店するまでは、「今日はカシミールカレーにしよう!」と決めていたはずが、夏場はまったり&トロリとカレーが絡む「コルマカレー」への欲望が上がるようで、いつの間にか「コルマカレーをポークで、ベリーベリーホットの辛さで。あとサラダもお願いします〜」とオーダーしていた。

コルマ ポーク1

「デリーのコルマカレー」は、タマネギの甘さとスパイシー&ホットなスパイスが融合した、オリジナルの味わいで、このミスマッチな組み合わせが見事なコラボレーションとなり、「デリーだけでしか味わえない、独特のコルマ」なのである。「デリー」では珍しくサラサラ系ではないが、このカレー感がある粘度がまたたまらない。たとえ方も難しいが、「一度コルマを体験してしまうと、カシミール以上にどっぷりとハマり続ける〜」のだ。

コルマ ポーク2

私自身も、「冬場とかはカシミール8 VS コルマ2」ぐらいの喫食頻度のはずなのに、なぜだか夏場はこの比率が逆転してしまっている。きっと「カシミールだとひと風呂浴びたぐらいに汗が噴き出る(※勝手にベリーベリーホットを頼んでいることもあるが)」ので、これを回避したいのも多少はあるが、この甘辛折衷を時節柄身体が欲しているのかもしれない。

今年の東京は西日本のような酷暑ではないが、それでもジメジメと湿気が多い不完全燃焼っぽい日が続いている。どうしても冷たい食べ物や飲み物ばかりに手が伸びてしまうが、今日紹介する「MKレストラン」は、タイ現地最大手のタイスキチェーン。一年中暑いタイ現地では、「暑いからこそ、温かい食べ物を食べる」習慣が食文化の至る所にあり、“タイスキ”も大人気の外食業態だ。

エムケー1

「MKレストラン」が御徒町店は今年の6月19日にオープンしたばかり。九州や山口エリアでは、なじみがある「MK」だが、関東では新宿店とこの御徒町店のみだ。残念ながら日本では「しゃぶしゃぶ食べ放題&点心&寿司食べ放題」など、タイ現地とは違うコンセプトなのだが、そこは「タイ発のタイスキチェーン」なので、日本でも「タイスキっぽいチョイスと味で楽しむこと」もできる。

エムケー2

「タイスキっぽいチョイス」のツボとなるのが、タイ現地と同じオリジナルの「MKソース」で味わえること。パクチーの香りが隠し味になっている独特の「MKソース」を使うだけでも「タイスキっぽい」味になる。この日選んだ鍋つゆは、タイ現地と同じチキンベースの「オリジナルスープ」と季節限定の「カレースープ」(ほかに「白湯」「すきやき」「チゲ」があり2種選べる)で、ここに薬味で「刻みパクチー」「刻み青トウガラシ」を加えるだけで“タイのタイスキ”に変身〜。アルコールに「シンハービール」もあるし、日本人向けに「しゃぶしゃぶチェーンっぽい業態」になっているが、「タイスキ屋」としても楽しめる。

エムケー3

(※タレは写真の3種類。オリジナルの「MKソース」と、日本人向けのしゃぶしゃぶ用「ぽん酢」と「ごまだれ」)

東京メトロ茅場町駅近くのインド・パキスタン料理「ナワブ ビリヤニハウス」に初訪問した。「ナワブ」といえば、人形町と日本橋の間ぐらいの日本橋小網町の日本橋店や湯島駅近くの店のイメージが強く、中でも日本橋店は15年から20年近い老舗でもある。そんな「ナワブ」の新業態「ビリヤニハウス」に興味津々で入店してみた。

ナワブ1

写真のように、「ビリヤニ」がウリの店で、ランチでも女性客でも皆さん「ビリヤニ」を頼んでいた。大量に作り置きした「ビリヤニ」をオーダーが入ると電子レンジで加熱して仕上げるスタイルで、スパイスヨーグルトの「ライタ」もついてくる。ただ、私にはいかんせんボリュームが多過ぎで(※この時期で食欲が落ちている)、周りのカウンター客のお皿を見ながら今回は断念し、普通に2種カレーセット(じゃがいもとほうれんそう、チキンキーマをチョイス)を、ライス半分ぐらいのボリュームでお願いした。

ナワブ2

インド系のコック氏は珍しく女性もいて、ビリヤニやタンドールを男性、カレーを女性をこなしていた。カウンター席からはオープンキッチンのように調理工程が見えるが、女性コック氏のていねいさも光っており、味もオイリー過ぎずにスパイシーと好みのベクトルだった。

昨8月22日の東京地方は台風が直撃し、大雨だったり、交通障害が起こるなど大変な一日だった。この日にレイトランチで向かったのが御徒町はJRの高架下アメ横の2階にある「タイ料理メーアン」。今月同じように南部料理の激辛炒め「クワクリン」を食べに出かけたばかりだが、今回は「豚肉のガパオライス」をオーダーした。

ガパオ メーアン1

「辛口」「目玉焼きの堅揚げカイダーオ」のリクエストもしっかりなされているし、豚肉の粗みじんミンチ加減、濃すぎない味付け、ほど良いボリュームのガパオの姿も確認できる。

ガパオ メーアン2

やはり「タイ料理店のガパオライス」は、鶏肉だけじゃなく、豚肉も選びたいし、このレベルで食べれるのならば充分である。ただし、この「メーアン」はランチメニューが存在しない。ディナー時と同じ通しメニューからアラカルトでのオーダーとなる。グリーンカレーとパッタイなどの組み合わせセットなどもあることはあるが、基本はアラカルト。となれば、値段は高くはつくが、このレベルでの「ガパオライス」じゃないと納得はできないので、まずまずと評してみた(豚肉のガパオライスは1280円)。


タイ料理の炒め麺といえば、甘辛で女性に人気の「パッタイ」(タイを代表する麺類としてこの名前)、タイ料理らしい辛さのある「パッキーマオ」(酔っ払いも酔いがさめちゃうぐらいの辛さから名づけられた)が日本では2トップ的な存在だが、実はもうひとつ、しょう油味で日本人向けなのが「パッシーユー」だ。

パッシーユー1

タイ現地だと、基本はビーフン太麺の生麺センヤイを使う。この生麺の食感がピロピロしていて心地よく(食べているとキモチいい〜)、日本のタイ料理店ではなかなかこの食感でのセンヤイは味わえないので、現地での楽しみとして注文することが多い。一緒に炒めている野菜はカナー(芥藍菜、カイラン菜)で、炒り玉子もたっぷりだ。

味付けはタイの白醤油シーユーカオと黒醤油(中国醤油)のシーユーダム、シーズニングソースのソープーカオなどが中心で、タイ料理としては辛さがほとんどない系統なので、日本人が誰でも好きな系統の炒め麺だ。

週末ランチ限定のカウンターカレー「北千住カリーライス山」に再訪してきた。インドは西海岸にあるゴア名物の酸味がある「ポークビンダルカレー」単品で勝負する店だ。

カレー山 20倍

写真はその「ポークビンダルカレー」のライス&カレー大盛り、辛さ20倍。メニューでは辛さの上限は「10倍まで」だが、その「10倍を完食」すると、2回目からは希望で「20倍」まで上乗せすることができる。確かに「10倍」の時と比べると、「酸味よりも辛さ」が前面に出て来ており、ご店主によると、「本場ゴアの辛さが20倍ぐらいですよ」とのことだった。

カレー山 20倍2

別角度からの写真がこちら。辛さとスパイシーさ、そして豚肉片の旨みがバランスよく、それでいておいしさも実感できるぐらいの感覚。「たしかにこれ以上辛くすると、ポークビンダルー特有のワインビネガーの酸味との比較でバランスが崩れそう」ということだろう。そんなことから辛旨なので、スプーンが止まらない。


東京のインド料理で、ここ1年ほどで明らかに「おいしく、安く食べれる」ようになったのが炊き込みコメ料理の「ビリヤニ」ではないだろうか。つい3年ぐらい前までは、「日本米にインドっぽいカレーを加えて、フライパンで混ぜ合わせ、炒めつつ〜」なんて、日本式の「ドライカレー」に近いようなタイプも珍しくなかった。

ビリヤニ3

それが、インドのアロマティックライス「バスマティ」を使って、しっかりとスパイシー仕上げで炊き込んだ「チキンビリヤニ」がランチから1000円ほどで楽しめる時代へと変わりつつある。写真は上野の「ハリマ ケバブ ビリヤニ」のものだが、このチェーンは「カーン ケバブ ビリヤニ銀座店」「サヒファ ケバブ ビリヤニ六本木店」「サルマ ティッカビリヤニ(高輪)」の4店舗ともに同レベルで「ビリヤニ」を供してくれる。バナナの葉っぱの上に「ビリヤニ」、そして刻んだフレッシュコリアンダーもトッピングのように散らしてくれている。

JR上野駅改札外のアトレ上野内の「タイ料理 マンゴツリーカフェ」にランチ訪問した。元々は同じタイ料理「コカレストラン」だった場所でもあり(※その後最近までやはり同系の広東料理「可口飯店」に業態変更されていた)、ランチでの看板メニューといえば、「豚肉のガパオライス」だったのである。

ツリー1

そんな片鱗がダテじゃなくて感じられたのが、こちらの写真である。ガパオライスの主役であるタイのホーリーバジル「ガパオ」がこれでもか!とばかりにたっぷり使われている。ガパオのボリュームだけで見れば、ランチでは都内最強クラスであることは間違いないところだ。

ツリー2

ただし、“ガパオがたっぷり”の割には香りが弱めなのが意外な感じがしたが、これは推測なのだが、完成後に葉っぱ数片を散らしたような気もしないではない。まあ、豚肉片もいい意味での粗みじんだし、調味料に頼るツユダク志向でもないので、その部分だけでも好感度が上がるが、ガパオのボリュームも文句なしなので、「コカレストラン」当時のレベルが、ここ「マンゴツリーカフェ」でも引き継がれていることは間違いないようだ。

池袋西口のドライカレー専門店「火星カレー」に仕事帰りに寄ってみた。近くの池袋西口公園のポケモンGO絡みの異様な人混みをすり抜けて入店。今回は「羊+草(ほうれん草)」にトッピングに「焼きチーズ」を加え、辛さは例によって最大の「冥王星」でお願いした。

かせい1

見た目のビジュアル感はまさに「カレードリア」。「羊」「草」と「焼きチーズ」の相性は想像以上で、「羊」を「ヤキチーズ」に絡めつつ、「草」のほうれん草も加えて、円の外側から崩して食べ進む。「カレードリア」のようで、ベースが「ドライカレー」なので、初体験の食味だ。

火星カレー

「焼きチーズ」トッピングなしの「羊+草」だとこちらの写真の感じとなる。「焼きチーズ」を加えたことで、まったく別ものの「焼きカレードリア風」になるのが不思議だが、個人的には「羊+草」よりも、今回の「焼きチーズ」トッピングの方が好みで、食べ進んでいくと、どことなくもの足りなさ(味がうすめ)があった「羊+草」の時よりも、「焼きチーズのコク味」が加わることで、飽きずに最後まで食べれた。

空調関係の工事で休業中だった上野駅前は丸井裏手のタイ料理「シヤートウヤムクンポーチャナー」が営業を再開した。確かにこの夏場での空調不良は、タイ現地の外屋台レベルの過酷な食環境になるので、繁忙期とはいえ、賢明な休業だったと思う。

シヤー3

「シヤートムヤムクンポーチャナー」といえば、店サイドのウリは店名にも入る「トムヤムクン」なのかもしれないが、個人的にはやっぱり自家製タイカレーペーストによるタイカレーではないだろうか。都内でもランチから自家製タイカレーペーストにこだわる店は、まだまだほんのひと握りしかない。最近では本場であるはずのタイ・バンコクでも、一軒家レストランやホテルじゃないと自家製にこだわる店には出合えないほど。
(※もちろん市販の既製品も充分美味なのでこれを否定するわけではなく、自家製ペーストにこだわる姿勢を讃えているものだ)

シヤー1

1枚めが「鶏肉のグリーンカレー」(ゲーンキョワーン・ガイ)、2枚めが「鶏肉のレッドカレー」(ゲーン・ペッ・ガイ)。ともに、タイ語で呼びたくなるほどのタイハーブの香りとコク味、旨みのバランスが素晴らしい。自家製ペーストと市販ペーストの味の差は、後味のキレにある。市販ペーストは独特のうま味の残り香がつきまとうが、「シヤートム」のタイカレーは、汁物ゲーンの特徴を持ちつつ、後味がサッとキレる。それでいてタイハーブのホーラパーの香りがほんのりと〜。

東京は湯島と上野広小路近くの裏路地にあるスパイスカレー専門店「カレー clover」に再訪してきた。平日の夜7時台後半の時間帯だったが、私と同じような仕事帰りのひとり客が多く、皆さん看板メニューの「くろーばーカレー」をオーダーが多いように見えた。
(※写真=店手前の通りには案内看板がある)

ココナッツ3

今回は前回訪問時に気になった「ココナッツカレー」を注文してみた。自由に選べる辛さは「大辛」で、ライスはレギュラーの250g、トッピングに「目玉焼き」を追加した。私の場合「ココナッツカレー」のイメージはどうしても「タイカレーっぽい」ものになってしまうが、さてさてカレーのお味は〜である。

ココナッツ1

私がイメージしていたサラサラ系ではなく、しっかりと「ココナッツミルクの濃厚さと旨み」が前面に出ているタイプで、大ぶりのチキン片と上手に合わせて仕上げてある。とても食べやすく、「ココナッツミルク好き」には存分に楽しめるコク味である。私自身も「ココナッツミルクが主役」のカレーを食べる機会はあまりないが、いい意味で上手な使い方(加熱しすぎない)なので、イヤミやクセがないのが特徴ともいえよう。

カルディーコーヒーファームなどでおなじみのタイ産「キングアイランド ココナッツチップス」。最近では、カルディー(輸入発売元オーバーシーズ)が外販にも積極的に取り組んでおり、ほかの店舗でも出合うことが増えてきた。先日も「パイナップル味」と「カカオ味」を見つけ、ほぼワンコイン(100円)で売っていたので、衝動的に購入してしまった。

マプ1

左が「パイナップル味」、右が「ココア味」。パイナップル(濃縮パイナップル)とココア(ココアパウダー)の味付けはなかなかのマッチング。そして甘さはココナッツシュガーなので、タイ現地のお菓子などにも使われるナムターンピープ。これがやさしく軽い甘さなので、ついついチップスに手が伸びてしまう。

マプ2

ココナッツチップスは、ココナッツの胚乳をローストして作られる。実はこの「キングアイランド」ブランドは、日本でもココナッツミルクの缶詰でおなじみの「チャオコー」ブランドや、カルディでの紙パウチのタイカレー「ロイタイ」ブランドと同じメーカーであるアンポール・フード・プロセッシング社(略称APF社)の商品で、いわば「ココナッツ加工品」の専門メーカーだ。

盆休みを利用してデジカメ画像を久しぶりにチェックしてみたら、タイ料理「ガパオライス」(ガパオ炒めごはん)のものが大量に出てきたが、「一瞬なにげに見た目は良さげなのに、ガパオ不在のガパオライス」がタイ料理レストランといえども多いこと、多いこと。

なぞ2

たとえば、こちらの「ガパオライス」。鶏肉の粗みじん加減は良いものの、グリーンに見えるものはすべてが「ピーマン」。あとはタマネギとヤングコーンだし、ライスのタイのジャスミンライスの炊き加減のみが一番良かったような。

なぞ1

また、こちらの2枚めのひと皿も、目玉焼きカイダーオの仕上がりが美味そうに見えてしまうが、めちゃめちゃツユダクだし、タマネギは大ぶりカットで多過ぎだし、グリーンの色あいはすべてが「ピーマン」なのは残念のひとこと。なかをほじくってもクタクタのタイのホーリーバジル「ガパオ」が1葉ほどしか見当たらない。

2016年秋冬シーズンの「タイフード新商品」その2をお届けしたい。前回の「その1」の時にもお知らせしたが、この秋冬は大型新商品は少ないが、8月1日からカップめんで「明星食品 マンゴツリー東京監修 トムヤムクンヌードル」、7月11日から「カルビー ポテトチップス グリーンカレー味」なども登場している。今回紹介するのは、タイ産の「バジルシードドリンク」の新商品「ボンタン」「ブラッドオレンジ」「メロン」(輸入発売元アシストバルール)。

タイフード1

注目したいのは「ボンタン」味で、たぶん「タイのポメロ(ソムオー)」を使ってくれているのではないか〜だ。日本だと知名度がないので、あえて「ボンタン」表示なのかもしれない。私自身も「ブラッドオレンジ」は試飲させてもらったのだが、日本人が好きそうな味だった。たしか話題を呼んだのが2年前で、成城石井やローソンに結構並んでいた記憶で、成城石井では今も人気商品なのだという。個人的には「ポメロ」味を見かけたら購入してみようと思っている。

タイフード2

もう1品は「エミール ココナッツプリン」(安曇野食品工房)。ココナッツオイルのブームも一巡した感じだが、この「ココナッツプリン」はココナッツの味わいが濃厚で、甘すぎずにとても食べやすかった。たまたまこのメーカーのコーナーで試食させてもらったのだが、競合商品も少なく、大いに期待しているとの話だった。このメーカーは「珈琲ゼリー」や「タピオカドリンク」でも定評があるが、「ココナッツップリン」から派生させて「タイデザート」などにもチャレンジして欲しい。

タイ料理の「グリーンカレー」。タイ語で「ゲーンキョワーン(キャオワーン)」。いまや「トムヤムクン」を超え、「日本で一番ポピュラーなタイ料理」となってきている。このこと自体は素晴らしいことだし、タイ料理好き・タイ料理ファンとしてもうれしい限りだが、それによって「おいおい!」と突っ込みを入れたくなる「グリーンカレー風」に出合う機会も増えてきたと思う。

グリーン ハズレ2

最近でも、とあるバイキングテーブルに並んでいた「グリーンカレー」にびっくりしたのだが、タイ語での「ゲーンキョワーン」(ゲーンは汁物を指す)は再現されているのが困った所なのだが、決して食指が動くような「ギリーンカレー」には見えなかった。味はタイ産の既製の「グリーンカレーペースト」を使っているので、「めちゃマズ」とまではないのだが、茄子の大雑把なカット具合といい(一瞬ズッキーニに見えてしまったが)、結構な煮込み加減(固形燃料)になっちゃっている。

グリーン ハズレ1

一方で、煮込み過ぎちゃってもこちらの写真のような「日本のルゥカレーのようなグリーンカレー」も見かけることがある。明らかなトロミもあるし、「色だけはグリーンだけど、タイには存在しないグリーンカレー」である。これを「タイ料理」だと思われてしまうと、なんだか悲しい〜。

「魯肉飯」(ルーローハン)が食べたくなり、池袋西口は丸井向かいの台湾中華「東明大飯店」にランチ再訪してきた。先日、皮付きの豚角煮メインの「控肉飯」(コンバーハン)のエントリーを紹介したばかりだが、やはり「魯肉飯」を食べれなかった後悔があり、1週間ほど後に再訪したものだ。オーダーしたのはもちろん「台湾丼」。こちらでは魯肉飯を「台湾丼」としてランチ提供してくれている。

おおもり2

写真がこちらだが、頭のルーロー部分がかなりのボリュームなのだが、これは「いつも丼の頭部分の肉が足りなくなり、白米だけ余ってしまう〜」と小学生みたいな食べ方をしちゃうことを想い出し、「台湾丼の肉部分(ルーロー)だけの大盛りってできますか?」とリクエストし、快く「頭の大盛り」にしてもらったもの。もちろんレギュラーが650円に対し、900円と250円増しだが、これぐらいたっぷり「ルーロー飯」を味わえると、満足感も高かった。

おおもり3

さらには、豚ほほ肉の粗みじん加減も「細かすぎず、角煮っぽくなくの肉片」が丼ではとても食べやすく、副菜添えの高菜炒めも作りたての温かいバージョンで、ついついうれしくなってしまった。もちろん、「五香粉がもう少し強く、ついでに八角だけでも追加して欲しい」とは感じたが、このボリュームと食べ応えには大満足。煮玉子も1個丸ごとなのもうれしかった。

東京も最高気温36度を超え、体温並の日中だったが、さすがに食欲そのものが今ひとつ。あげくに「シヤートムヤムクンポーチャナーでグリーンカレーでも」と遠回りして上野駅下車で向かったものの、「シヤートム」が空調関係の工事で盆明けまで臨時休業中〜。そんな流れで、歩いて2分ほどのJR高架下アメ横脇の「タイ料理メーアン」に入店した。

メーアン2

オーダーしたのは、タイ南部の激辛ひき肉炒め「クワクリン」。豚肉でリクエストしたが、粗みじん加減もそれこそタイ現地っぽい仕上がりだし、なにより南部料理がメニューにあること自体も珍しいし、南部出身のコック氏ならではのこだわりも感じられた。

メーアン1


辛料理を、「タイ人向けの辛さで!」とリクエストを加えると、「辛いのに、もっと辛いのダイジョウブ〜?」と聞かれ、「マイペッ・マイアロイ(辛くないとおいしくない!)」とタイ語のフレーズを添えると、コック氏の眼光がギラッと光った(※その割にはそこまでの激辛でなく、旨辛だったのがうれしかった)。

「クワクリン」にはタイ南部らしくターメリックイエロー。トウガラシの辛さもあるが、こぶみかんの葉(バイマックルー)、レモングラス(タクライ)にコショウ、クミンなどのスパイスも加わる。タイハーブとスパイスの香味が乾燥赤トウガラシ「プリック・ヘーン」の辛さと相まって、酷暑下でげんなりしていた胃袋をたたき起こしてくれた。味わい自体はレッドカレー(ゲーンペッ)ベースなので、食べやすい。

日本のタイ料理店やタイレストランでも意外とポピュラーなのが、タイの即席袋めんを使った和え物サラダ「ヤムママー」。タイのトップブランドである「ママー」の袋めんを上手に使ったヤムだが、これをグリーンカレーや炒め麺に応用したメニューもタイ現地ではフードコートや屋台などで手軽に食べることができる。

キョワーン1

写真の麺質から、即席めんの麺だとおわかりいただけると思うが、グリーンカレーと合わせた「ママー・ゲーンキョワーン」である。タイの苦みが旨みのスズメナスビ「マクアプワン」、丸茄子「マクアプロ」、そして赤唐辛子の「プリックチーファー・デーン」から明らかに「日本のものではなく、タイ料理であること」も一目瞭然だ。

ママー2

同じように「ママー」の激辛酔っ払い炒め「ママーパッキーマオ」がこちら。こぶみかんの葉「バイマックルー」、生胡椒「プリックタイオーン」、インゲン似のナガササゲ「トゥア・ファックヤーオ」、タイ特産のベビーコーン「カーオポート・オーン」から、こちらもタイ現地らしさが料理からも伝わってくる。

JR御徒町駅前に大阪混ぜカレーの「せんば自由軒」があるのを知ったのはつい最近のこと。ユニクロなども入居している吉池本店ビルの8階飲食店街に「バルテラス マゼル」という肉バルをメインとした店があるが、ランチタイムは「せんば自由軒御徒町店」として営業しており、生卵&ウスターソースで混ぜて食べるカレーとハイシ(ハヤシ)が楽しめる。

せんば1

ドライカレーのセンターに生卵、ここに添えられるウスターソースを2周りぐらい回しがけして食べるのがオーソドックスな食べ方らしく(※店内に食べ方の説明がある)、確かに懐かしい昭和スタイルの「大阪混ぜカレー」だ。単品じゃなくてセットでオーダーすると日替わりトッピング(この日はエビフライ)+スープがついてくる。

せんば2

店の外観は「肉バル」そのもので、「せんば自由軒」っぽくないが、喧騒の御徒町駅前とは思えない静かなゆったりとした空間となっており、最近何回か寄らせてもらっている(※外に出ると真夏日だったりするので、ついつい駅近で涼を求めてしまうこともあるが〜)。

昨16年8月6日のTBS系「チューボーですよ!」は瀧本美織さんをゲストに、「バターチキンカレー」の回だったが、街の巨匠として東京・淡路町のインド料理「アロマズ オブ インディア」のアミット・クマールさん(オーナーシェフ)が登場した。今春(3月29日)オープンの新店なので、もちろん新店として「チューボーですよ!」には初登場だが、アミットさん自体は「ジャイヒンド秋葉原店」のメインコックの時代に6回経験があり、「今回で7回目の街の巨匠」はレジェンド級の快挙である。

バター1

アミットシェフの「バターチキンカレー」は、「まろやかでコクがあるけど、スパイシーさも際立つ」のが特徴で、「チューボーですよ!」の番組内でもカスリメティを香りづけに使っていることが、ほかの巨匠と明らかに違う部分だった。

バター2

1枚めの写真の右端が「バターチキンカレー」、2枚めの手前が「バターチキンマサラ」で、そんなカスリメティやトマトベースで酸味もあり、バター、生クリーム、カシューナッツペーストの三重奏がうま味を奏でてくれる、アミットシェフならではの特徴も出ている。もちろん「ジャイヒンド秋葉原店」時代から、ランチからディナー時に至るまで「バターチキンカレー」が一番人気(※特に女性客から支持される)だったことはいうまでもない。


タイ料理の人気メニューである「ガパオ炒めライス」。日本列島は8月に入り、その気候も“熱帯”と化しつつあるが、そんな酷暑化こそ似合うのが、スパイシーなバジル香が漂う「ガパオ炒め」ではないだろうか。

ガパオ ガムランディー

その主役の「ガパオ」とは、「タイのホーリーバジル」である。シソ科メボウキ属で、和名カミメボウキ、英名ホーリーバジルで、インドのヒンズー教徒の間では聖なる植物とされている(※薬効が高い植物として珍重されている)。タイ料理では、他のタイハーブとは異なり、生食されることはまれで、加熱することで独特の「スパイシーなバジル香」が引き出される。

ガパオタレー

1枚めの写真のように、「鶏肉と炒め、さらに素揚げをてんこ盛りした」スタイルは感動ものだが(※博多のタイ料理居酒屋「ガムランディー」でのひと皿。自家農園でガパオを栽培しているため、夏場の今の季節から晩秋あたりまでは青々としたガパオが日々収穫される)、2枚めのシーフードと炒めた「ガパオタレー」で軽く炒めても美味だ(※こちらは東京・新宿の「ゲウチャイ」でのひと皿。ガパオの葉のツボを心得ているタイ人コック氏の渾身の料理だ)。

レイトランチの時間帯で東武伊勢崎線&東京メトロ日比谷線・千代田線駅ナカの「東京カレー屋名店会」に出かけてみた。乗り換えのタイミングなど時間がない時には重宝なカレー屋だ。ここの名店会は、デリー、エピオピア、共栄堂、ペルソナ、トプカで構成しており、それぞれのコンボカレーやオリジナルの「カツカレー」などがメニューとなっている。

エチ1

写真は、「デリーのカシミールカレー+エチオピアのチキンカレー+野菜の素揚げトッピング」。この東京カレー屋名店会の魅力のひとつである看板カレーの組み合わせがひと皿で味わえるほか、「デリーの店舗では不可能な野菜の素揚げとカシミール」のような具材のバリエーションが楽しめるのもおもしろい。

「野菜の素揚げとカシミールカレー」だと、ピーマンやしめじはなかなかの絡みで相性が良く、カボチャは今回限りで〜みたいな発見があった。

エチ2

また、なぜだかエチオピアのカレーのみ辛さ調節が70倍まで可能(無料)とのことで、今回最大の70倍で試してみたが、どうやらパウダースパイスで調整している感じで、このエチオピアのチキンカレーのみ、やや粉っぽさがでてしまった。またここでも発見があったのは、「デリーのカシミールはここでの辛さのレベルでは30倍ぐらいです」みたいな話をインド系のホール担当の方が話していたが、エチオピアのチキンカレーを辛くしてしまった関係で、実際に食してもカシミールの方が辛さが弱い結果となった。このような2種コンボの場合は辛さは合わせた方が、よりおいしく楽しめるかもしれない。



タイ料理店で見かける調味料セット「クルワンプルーン」。粉トウガラシ「プリックボン」、トウガラシ入りのお酢「プリックナムソム」、トウガラシ入りのナンプラー「プリックナンプラー」かもしくはナンプラーのボトル、砂糖の「ナムターン」の組み合わせがタイ現地では多い。日本のタイ料理店での基本は、「粉トウガラシ」「お酢」「ナンプラー」+「プリックナンプラー」か「砂糖」ぐらいではないだろうか。

プリック3

ところがタイ現地での「プリックナンプラー」はといえば、青トウガラシの「プリックチーファーキョウかプリッキーヌ」、赤トウガラシの「プリックチーファー」、タイライムの「マナオ」、さらにはニンニクの輪切りまでが浮遊し、主に麺類「クイティオ」に使われる。これは「クイティオ」の基本はうすあじで、「クルワンプルーンで自分の味に最終仕上げ」するのが普通だからで、「プリックナンプラー」によって、しょっぱさ+辛さを調整し、さらには柑橘での酸味やニンニクでのコク味までも補ってしまうのだ。

プリック2

また、「トウガラシの種」もそのまんま使っちゃうので、「種まで辛い!」を実際に体感することになる。それでも「クイティオ」に加えないと味気ない「さっぱり麺」になってしまうし、辛いのがニガテなひとでも「輪切りトウガラシをよけながら、ナンプラーのみ」で調整すれば、「やんわり辛い」「旨辛」ぐらいでも楽しめるわけで、これを楽しまない手はないだろう。

レイトランチの時間帯に池袋西口に到着、夏本番の日差しと、突然の天気急変のような大雨が交互にやってくる空模様もあり、目にとまった台湾中華の「東明大飯店」に入ることにした。台湾丼「魯肉飯」がランチから楽しめる店で、このブログでも何度か紹介させてもらった(※こちら、11年4月)。

コン1

今回も「魯肉飯」を頼もうかと思った瞬間、「皮付き豚バラ肉の角煮と高菜炒め、煮玉子の控肉飯」の文字が目に飛び込んできた。「たぶん魯肉飯と同系統の味だろう〜」と思い、今回はこちらを注文してみた。

コン2

「控肉飯」(コンバーファン)は、全然控えめでない皮付きの豚バラ肉がセンターに3片。食べ応えも充分で、「五香粉+八角+山椒が特徴」とメニューで紹介されていた。確かに八角の香りがほんのりとただよっては来るが、やっぱり日本人向けなのか、上品な香り方ではある。高菜炒めと煮玉子が北海道産ななつぼしの白米とちょうど良い加減で絡んでいる。これにスープが付き、キャベツサラダ+杏仁豆腐がバイキング形式で食べ放題だ。

開店3周年を迎えた「インド料理チャミヤラキッチン」(都営舎人ライナー赤土小学校前)にランチ訪問してきた。早いものでもう3年が経つとはびっくりだが、恵まれているとはいえないロケーションの中で、この3年でリピーター客のハートをガッチリとつかんでいるようだ。

チャミヤラ2

それもそのはずで、ランチから写真の日替わりサブジ(インドの野菜のスパイス含め炒め煮。この日はカブ)+インドのアロマティックライス「バスマティ」+インドの主食ブレッド「チャパティ」+「エビとマッシュルームのカレー」の満足ランチ(サラダとラッシー付き)でも880円と驚きのプライスなのである。もちろん旧知だからの「エスニカン仕様」であるわけもなく、誰でも同じバリエーションと値段で味わえる。

チャミヤラ3

私も最近はインド料理新店の開拓を積極的に行っているわけではないのだが、ランチから「サブジとバスマティ&チャパティ」が3ケタのプライスで楽しめるのはたぶん「チャミヤラキツチン」が唯一の店ではないだろうか。サブジのスパイス加減や辛さも調節してくれるし、写真のようにバスマティ米と食べれるのは素晴らしい。

2016年夏。日本各地で「パクチー」が大人気である。「フレッシュコリアンダー」でも「香菜」でも、「カメムシ草」でもなく、「タイ語で指すパクチー」が日本中にあふれかえっている。今夏は何度も、「パクチーブームの本質」などについて書いてきたが、すでに「タイ語のパクチーではなく、日本語のパクチーとして独り歩き」をはじめているのではないだろうか。

カオマン1

また、このブームは日本でのタイ料理界にも影響が出始めており、「タイ料理にはパクチーは必須だ」などとする誤ったイメージが先行し始めており、「ガパオライスにもパクチー」「グリーンカレーにもパクチー」など、タイ現地ではパクチーとは無縁のはずの料理にも求められるし、タイ料理店の話でも、「ガパオにパクチートッピングを求められるー」なんてケースも珍しくないという。

カオマン3

1枚めの写真のタイ式チキンライス「カオマンガイ&カオマンガイトード(チキンがゆで&揚げのハーフ&ハーフ)」にも、パクチーが添えられているが、なにもお願いしなくてもついてくる。まだトッピングしないだけマシであり、私の場合はそのまんまチキンスープにトッピングし、いただいた。

そう、チキンライス「カオマンガイ」にも必須だと思われているようで、実際にタイ・バンコクでもトッピングしてくれた店もあったが、「10軒で2〜3軒」がいいところではないだろうか。写真は伊勢丹バンコク店そばの「ラーンガイトーンプラトゥーナム」で「カオマンガイ」をテイクアウトした時のものだが、タイのキュウリ「テンクワー」こそ添えられているが、パクチーはどこにも見当たらない。スープもタレのナムチムも別仕立てなのに、パクチーは不在だ。

セブン‐イレブンのアジアンフェアの中から、「ピリ辛仕立てのガパオ風ラーメンサラダ」を実食してみた。HPによると、「タイ料理のガパオ(鶏肉のバジル炒め)を、ラーメンサラダにしました。半熟玉子、唐辛子とナンプラーが利いたガパオ、チリソースの甘酸っぱさとにんにくのうま味がベースのドレッシングを麺に和えてどうぞ」とある(※原文そのまま)。果たして本来の「ガパオ=タイのホーリーバジル」は使われているのか〜否か〜だ。

セブン1

原材料欄には、「鶏肉のバジル炒め」の部分には、「鶏肉、タマネギ、ナンプラー、その他」となっており、実際に「バジルでなく、ガパオ」なのかはイマイチはっきりしなかった。また、チリソースをかけて食す「サラダ麺」なので、「ガパオ」が主役なのか、どうかもわからずじまい

セブン2

なんとなく「鶏肉のバジル炒め」の片鱗はあったものの、中途半端なので自宅にストックしてあった「いなば とろそぼろとバジル タイガパオ」缶詰を開缶しちゃって、こっちをメインに中華めんと一緒に食べてみた。

今週後半は「関西出張」に来ている。夏本番の日差しが出迎えてくれたが、やっぱり強烈〜。行きの新大阪駅で向かったのが在来線駅ナカにある「野菜を食べるカレーcamp エキマルシェ新大阪駅店」だ。特に「campのカシミールカレー」がメニューにあったのを前回見落としていたので、今回は「カシミール推し」で。「牛肉系」と「茄子とベーコン」の2つから「茄子とベーコン」を選び、辛さを5辛、パクチーをトッピングしてもらった。

キャンプ 茄子1

「デリーのカシミール好き」「タイ料理好き」なのに、「カシミールとパクチー」を合わせたのは今回が初めて。さてさて、その相性も気になるが、もう一つは「campのカシミールカレーってどうよ?」で、「元祖デリー」のスープ状のよりは粘度があるが、「ロイヤルホスト」と比べるとサラサラ系。「camp」のものもスパイシーではあるが、全体的にじんわりと食べながら広がっていくタイプ。

キャンプ 茄子3

このスパイシーさは、別角度からの写真でよりハッキリとわかる。ここに茄子、レッドパウリカ、イエローパプリカ、かぼちゃ、ズッキーニと細切りのベーコンが入る。パクチーとは香りの相性がどうなのかが気になったが、プラスかマイナスかでいえば、プラスだと思った。「カシミール」の味が強いので、全体の味を左右するほどではなく、無難に香味付けにはなっていた。

浅草橋のタイ料理「スマイルタイランド」にランチ訪問してきた。午後1時半過ぎのレイトランチのタイミングだが、店内は女性客中心にほぼ満席、すっかり「浅草橋駅前のタイ料理レストラン」として定着しているようだ。今回は海鮮と玉子のカレー粉炒め「タレーパッポンカリー」を辛口仕上げでオーダーした。

タレー1

待つこと6〜7分で出てきたのが写真のひと皿。いやいや、ランチからこのボリューム感たっぷりで、海鮮もエビ、イカがしっかりと入り、タマネギ、セロリ、レッドパプリカなどとの炒め加減も「しっかりとタイ料理」してくれていて、満足度も高いランチだった。もちろん数日前に「蟹のほぐし身だけ」の不完全燃焼的な「パッポンカリー」を食した後の反動もあるのだが、「パッポンカリー系」ならば、これぐらいしてくれるとうれしい。

タレー2

1枚めの写真だとライスが見えないぐらいのボリュームだが、横から撮るとこんな感じだ。五香粉が効いたタイ式カレー粉の香りも食欲をそそるが、具と玉子とカレー粉が絡んでこそ「タイ料理のパッポンカリー」なので、カップヌードルで「パッポンカリー系初体験」の方には、目からうろこではないだろうか。ランチからこのゴージャス感は正直ありがたい限りだ。

偶然見つけた新宿歌舞伎町の「台湾料理 楊媽媽(ヤンママ)」で「魯肉飯」と「香腸」を食べてきた。ちょうど出先からの帰り道で新宿歌舞伎町のセントラルロードを通りがかったタイミングで、この日は「シンゴジラ」のイベントで通りにレッドカーペットが敷かれ、喧騒から離れようと曲がった角にあったのが「台湾料理」の看板で、近寄ってみると、「魯肉飯」がメニューに載っていた。「これはなにかの偶然かも?」と、そのまま入店した。

ヤン3

それにしても「楊」だけだと、孤独のグルメでおなじみの「四川料理 楊」と同じだし、その後に「媽媽(ママ)」と来るとは、なかなか語呂が良い店名だ。聞けば、昨年12月にオープンしたとのことで、店のママさんが台湾の方で、台湾料理が豊富なのだという。調理人は中国・東北部の方で、東北菜も結構多かった。

ヤン1

目当ての「魯肉飯」がこちら。豚肉片の粗みじん加減が食欲をそそってくれる。高菜漬けと青菜炒めの取り合わせもベストだし、おまけの生揚げも味がしみていた。肝心の「魯肉」部分だが、そこは日本人客が多いためか、欲していた八角の香りはやや控えめ。それでも「そぼろのしみ込み加減」や「あっさりでなく、しつこくない加減」は「魯肉飯」の醍醐味を感じさせてくれるもので、青菜炒めも良いアクセントだった。

7月5日にJR上野駅構内(改札外)にオープンしたタイ料理「マンゴツリーカフェ上野店」に初訪問してきた。旧々「コカレストラン アトレ上野店」、旧「広東料理可口飯店アトレ上野店」の跡地なので、同系列(ミールワークス)内での業態転換である。ただ、同じ「マンゴツリーカフェ」でも、ウリはシーフードや蟹の「パッポンカリー系」メニューで、マッドクラブや丸ズワイ蟹でも楽しめるのが「上野店」の特徴らしい。

ツリー2

そんなこともあり、ランチで早速「蟹と玉子のカレー粉炒め(プーパッポンカリー)」をオーダーしてみた。待つこと10分弱で運ばれてきたのが写真のひと皿。意表をつかれちゃったのが、私が期待していた「蟹」のタイプとは異なり、「蟹肉のほぐし身」がそれとなく散りばめられたタイプだった。なぜか刻みネギ三昧だし、「ストレートになんか違う!(タイではこんなタイプはあり得ない)」。

ツリー3

料理の特徴であるカレー粉の風味もひかえめだし、スパイシーさも弱い。それこそ流行の「日清カップヌードル プーパッポンカレー味」の方が辛いぐらい。表現を変えれば、「初めてのプーパッポンカリーでも、辛さがニガテでも手軽に楽しめる味わい」に仕上がっている。とはいえ、甘さが強めでもないし、味のポイントのひとつであるチリインオイル(ナムプリックパオ)も抑えられちゃっているようで、無難に日本人向けアレンジがなされている。

東京・関東エリアはいまだ梅雨が空けてないが、それはそれで蒸し暑く夏バテで食欲がイマイチだったりするものだ。さすがに「汗かきカレーやタイ料理」は避けたくなるものだが、「うなぎでも〜」と出かけた池袋西口の鰻屋には長蛇の列、となればで出かけたのがはす向かいのタイ料理「クンヤー」だ。

クンヤー2

とはいえ汗だくは回避したく、選んだのがカレーがけ素麺「カノムチーンナムヤー」だ。タイ現地ではビーフンの極細めんとともに、食べ放題・盛り放題のタイハーブがこれでもか〜とたっぷりそろえている屋台が大人気で、とくに女性人気が高い。このナムヤーはレッドカレーに近い味のゲーンをベースに、魚出汁も味の基本だ。

クンヤー3

さすがに日本なので、タイハーブ食べ放題とはいかないが、タイバジル「ホーラパー」と刻んだササゲ、モヤシ、キャベツなどを添えてくれた。辛さはタイ現地と同じぐらいで注文したが、いやいやなかなかの辛さと香りだった。

めんは不思議と素麺でも相性は良く、なかなかのタイ式テイストで、料理自体も「熱く」はなく、「ぬるめ」なので、日本での素麺ほどの涼しげさはないが、夏場のおすすめタイ料理のひとつだ。

日本でタイカレーといえば「グリーンカレー」と思い浮かぶぐらいにポピュラーな身近な存在になっているが、まだまだタイの現地式に出合える確率は高くない。最近でこそ「自家製ペースト使用」の店が増えるなど、「グリーンカレー」へのこだわりが注目され始めている。

キョワーン2

そこで、「日本でも味わってみたいグリーンカレー」が写真のような濃厚なココナッツミルクやココナッツクリームを使ったタイプだ。「そんなのココナッツミルクの量を増やせば簡単なんじゃない」と思われるかもしれないが、答えは「ノー」だ。写真のココナッツミルクは「ココナッツの果肉を生搾り」したもので、この独特の香りと旨み、さらにコクは「缶詰や粉末のココナッツミルク」では出せないのである。

キョワーン3

以前の話だが、旧知のタイレストランに「ココナッツの実を手当てするから、店で作ってくれないか」と話を持ちかけたことがあるが、「新鮮なココナッツを空輸しないとタイ現地レベルのものは難しい」と断られてしまった。また、タイ現地でも一軒家レストランや高級ホテルでしか味わえないのがこのスタイルでの「ゲーンキョワーン」であり、やはり「タイに出かけて思う存分味わってくるのが早道〜」なのである。

2016年7月18日からカップめん「明星 銀座デリー監修コルマカレーラーメン」が全国発売された。「コルマカレー」は、デリーではカップめんで先行発売された「カシミールカレーラーメン」の「カシミールカレー」と並ぶ2トップの人気メニュー。つい2週間ぐらい前に「コルマカレー ポークのベリーベリーホット」をブログ紹介したばかりだが、あの味がカップめんで商品化された。

コルマ1

タテ型容器から別に移し替えてみたが、「コルマカレー」特有の茶褐色の色合いはスープでも再現されている。また、ウリである「スパイスの辛みと炒めたタマネギの甘みとコク」に関しては、独特の香味感まではさすがに出ていなかったが、「デリーのコルマ」の特徴である、「今まで食べたことがないオンリーワンのカレー」の味わいは充分に再現されていたように感じられた。

コルマ2

実際の「コルマカレー」はこちらである。カップめんの具には味付鶏肉、フライドポテト、フライドオニオンなどが入っていたが、店の「コルマ」でもジャガイモが大ぶりカットで入るほか、炒めたタマネギがたっぷり使われているので、「店の味の片鱗」が感じられるのだと思う。

ランチで6月上旬に東京・神田福田町にオープンした「タイ料理 マリカ」に再訪してきた。前回は開店間もない時期にタイ式チキンライス「カオマンガイ」を実食したが(こちら)、ランチメニューに「ガパオライス」がなかったのが珍しいパターンだなぁ〜と思っていた。
今回2回目の訪問で「ガパオライス」が水曜・金曜の限定でランチで楽しめることを発見したもの。「なんで毎日ではなく、水・金限定なのか?」はわからないが、待つこと5〜6分で登場した「ガパオライス」は、久々の「ガパオたっぷり!良心的!」なひと皿でした。

マリカ1

もちろんホールのタイ人女性スタッフさんに、「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式堅焼き」をリクエスト。これもしっかり反映されていたほか、なによりもタイのホーリーバジル=ガパオの深いグリーンが色鮮やかで、ボリュームも多め。ランチの「ガパオライス」では久しぶりの感激!。

マリカ2

ガパオの葉っぱにギザギザがあり、小さな産毛がある姿から、「タイバジルのホーラパーやスイートバジルではなく、正真正銘のホーリーバジル=ガパオ」なのが見て取れる。スパイシーなバジル香も楽しめたほか、味付けがしつこくなく、タイの白醤油シーユーカオがメインなので、後味もやさしい。ライスのタイ米カオスワイがやや堅めの炊き上げだが、これも「ガパオ炒め」となじませることで、ちょうど良い食べ加減になった。