◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

先日、「豚肉のガパオライス(ガパオムー)」の私的名店である神田のタイ食堂&弁当販売「プリックプリックタイ」でのこと。オーナーの柴さんと話している時に、おもむろにテーブル常備の「ソープーカオ(シーズニングソース)」の瓶を手に取って眺めていると、「最近『ソープーカオ』にハマるお客さんが増えているんですよ。なんでもかけたりしちゃう方もいたりして〜」というもの。「どんな調味料なんですか?」と聞かれることも多いそうで、今回は改めて「ソープーカオ」のご紹介。

ソープー1

写真が「ソープーカオ(ゴールデンマウンテン)」ブランドの「シーズニングソース」。タイ語で「ソースプルンロット」と呼ばれるが、タイらしく、トップブランドの「ソープーカオ」がそのまま商品を指す言葉として定着している(※ほかに世界ブランド「マギー」の商品も見かけるが、「ソープーカオ」で通じちゃうことが多い)。

どんな調味料かというと、「いわゆる大豆ベースの醤油(タイではシーユーカオ)に、砂糖(タイだから基本はサトウキビ由来)、塩、核酸をミックスしたフレーバーソース(小麦粉も使われている)。ここからシーズニングソースといわれる」。

プリック ガパオムー

使い方は、「ガパオライス」の定番お供である目玉焼き「カイダーオ」に1滴、2滴ぐらいちょいがけするもので、それだけでうま味が増すとともに、ガパオライスの味に膨らみを持たせてくれる。3〜5滴ぐらいでも問題はないが、味が濃いためにかけ過ぎは逆効果になることにご注意あれ〜。
(※写真はもちろん「プリックプリックタイ」の「ガパオムー(豚肉のガパオライス)」。ごはんにはタイ産ライスベリーが混ぜて使われている)

タイのホーリーバジル「ガパオ」を使った「ガパオライス(ガパオ炒めご飯)」は、炒飯(チャーハン)バージョンも実は実はアリなんです。ただ、結構な確率で当たりとハズレにハッキリとわかれるので、当たった時はたまらなくうれしく、美味しく楽しめる。まずは、日本とタイ・バンコクでの当たりを。見た目の印象はほとんど変わらないのは、「炒飯」だからかもしれない。

ガパオチャーハン2

主役の「ガパオ」のスパイシーなバジル香をしっかりと主張しながらも、「炒飯」としてのおいしさ(オイリーで油っこくない、パラパラな炒め加減などなど〜)をもあわせ持たなければおいしい「ガパオ炒飯」にはならない。写真は赤羽の「クルアチョントーン」での「ガパオ炒飯」で、当時のコックである腕利きお母さんの自信作でもあった。日本で食べた中では一番印象に残っている。

ガパオチャーハン1

一方、タイ・バンコクでの「カオパット・ガパオ」がこちら。添えられた包丁飾りが入った大根とタイのネギ「トンホーム」、キュウリの「テンクワー」がタイらしさ。揚げ焼きの目玉焼き「カイダーオ」も、リクエストしたわけではないのにこの仕上げ。日本での「ガパオライス」でもこれぐらいで食べれれば理想なのだが〜。

そして「カオパット・ガパオ」も、ガパオの香りがいい感じで広がっていく。味付けも濃からず、うすからず〜。この写真を見るたびに美味さを想い出すが(※バンコク「スコータイホテル」のタイ料理ダイニング「セラドン」でのひと皿)、だからこそ、1枚めの赤羽でのひと皿にもいい意味で驚かされたー。

19年11月8日深夜にテレビ東京系「孤独のグルメSeason8 6話」でタイ料理「ローストポークのサラダとチムチュム」が紹介されて1週間が経過したが、「チムチュムの知名度が上がればいいなぁ〜」と思う反面、「なんだかよくわからない素焼き鍋で食べていたタイ料理」ぐらいの反応が多いみたいでちょっと残念。たしかに、タイ料理でもまったく知らない(知られていない)鍋料理なのだから無理もない話だ。
(※タイ人でもバンコク生まれ、バンコク育ちーだと、「チムチュム」の名前は聞いたことがあっても、食べたことはないーというヒトも多いぐらい。タイ人の中でもこんな感じらしい)
ホーラパー タイ現地

「チムチュム」の特徴をひと言挙げるとすれば、「素焼き鍋とタイバジル(ホーラパー)風味」ではないだろうか。写真はタイ中部スパンブリー県のオーガニックファームに出かけた際に撮った「ホーラパー」。茎は紫色なので、日本人になじみがあるスイートバジルとも違う葉の形と色であることもおわかりいただけるだろう。

ホーラパー1

また、私が常々こだわっているタイのホーリーバジル「ガパオ」とも異なる。写真の右が「ガパオ」、左が「ホーラパー」。ツヤと光沢があるのが「ホーラパー」、ギザギザの葉形とツヤがなくザラッとしているのが「ガパオ」。また、「華やかで、上品さがあり、ほんのりと広がっていくやさしいバジル香なのがホーラパー」、「スパイシーさとワイルドさがあるバジル香がガパオ」と香りのベクトルもやや異なる。

この日は早朝から上野の「国立博物館」に出かける用事(もちろん仕事で)があり、久しぶりにJR上野駅ナカのインド料理「シターラ・ダイナー」で「モーニングカレーセット」を楽しんできた。上野駅ナカなので、ナンには遊びゴコロがある「パンダの焼き印」付きなのがうれしい。

シターラ2

カレーは「スパイシーチキンカレー」とのことで、「朝から結構なスパイシーさ」だったのが意外〜。スープ系のサラサラなのも朝にはピッタリだし、ナンとの絡みも上々。副菜は野菜のスパイス含め炒め煮の「サブジ」で、ジャガイモ、ニンジン、タマネギの3つ。これもいい感じだ。この3種セットでワンコイン500円(税込み)。飲み物が別料金なのでコスパはまずまずといったところか。

シターラ1

私はとりあえず「アイスチャイ」をつけてみたが、全体的なバランスから考えてもドリンクなしでも満足度はそれなりにあるのではないだろうか。とはいえ、「朝カレー」だし、それもスパイシー好きな方向けなので、好みがわかれるところかもしれない。

昨日は、19年11月16日に開業する大阪駅前「LINKS UMEDA」地下1階の「イート&ウォーク」にオープンする「タイ&ベトナム レモングラス」の話題でお届けしたが、その店先の一角でタイ・チェンライのコーヒーを販売するお2人を菊岡オーナーさんから紹介された。写真の矢野さんと三輪さんで、学生時代に起業し、京都で「アカイノロシ」という会社を立ち上げたという。

ドイチャン2

旅先で偶然飲んだ「チャーリー農園のコーヒー」に魅せられ、チェンライの「ドイチャン」山の「チャーリー農園」を探し出し、自分で起業して輸入販売に乗り出した〜のだという。現在は「アカイノロシ チャーリー」として販売しており、菊岡オーナーの店(三条パクチー、四条パクチー、パクチー丸太町)でも扱っている。

ドイチャン1

タイのコーヒーは日本ではまだまだ「知られざるコーヒー」の域を出ないが、強い味方が「日本全国に広がるタイ料理レストラン」ではないだろうか。「タイビールにタイのジュースが飲める日本なら、タイのコーヒーがタイレストランで飲める」ても不思議ではない。そして「今の日本のタイ料理店でコーヒーが美味い店」と自信を持っている店もまだまだ少ないのではないか。また個人的には、「ベトナムコーヒーがアリなら、タイだってイケるのではないか」とも感じる。



関西出張のタイミングで19年11月16日に開業する大阪駅前「LINKS UMEDA」の内覧会に出かけてきた。ヨドバシカメラが手がける新商業施設で、地下1階の「イート&ウォーク」には、京都でタイキッチンパクチー(「三条パクチー」「四条パクチー」こちらなど)の新業態「タイ&ベトナム レモングラス」も出店している。

レモングラス 外観

店を覗いていると、菊岡オーナーご夫婦と初めてご挨拶することができた。以前連絡させていただいた機会があり、「ガパオで書いている方ですね」と覚えていただいてホッとひと安心。「三条パクチー」などを展開している中で、あえて「レモングラス」の名前でこちらに出店(※京都タワーにもタイ・ベトナム料理業態で出店している)したことについて、「三条、四条などの『パクチー』を出店した当時はこの店名で良かったんですが、パクチーブームが起こったことで、『パクチー専門店』と勘違いされてしまうケースが多々あり、ベトナム料理にも注目していたので、店名『レモングラス』にしましたー」とのことだった。

レモン ガパオライス

「レモングラス」でも、タイ料理盛りだくさんのランチプレート「バンコクランチ」などもウリにしていくそうで(※「四条パクチー」の「ビジネスランチ」こちら)、これも楽しみ。今回はお約束〜ではないが、「ガパオライス」をライス軽めでお願いした。「ウチの店はガパオ炒めが看板メニューのひとつです」と話していたが、写真の通りの出来栄えで、辛さはやや抑えめではあるものの、レッドパプリカ、ピーマンとともに、主役のガパオの葉(タイのホーリーバジル)もしっかりと。目玉焼き「カイダーオ」のリクエストを厨房のタイ人コック氏にひと声かけてみれば、こちらもタイ式揚げ焼きの出来栄えだ。味付も濃からず、薄からずなので食べやすく、ドライタイプの好みのタイプであった。

「チャオカリー」唯一の店舗である汐留店にランチ訪問してきた。時間は午後0時半あたりのピークの時間帯で、店前にはグループ客中心に2ケタ超の行列ができていた。それでも並んだのは、新宿野村ビル店や浜松町店閉店後はなかなか出かける機会もないことと、意外に客回転が早い印象があったからだ。

チャオ1

予想通り、待つこと10分弱、さらに並んでいる間に注文を聞いてくれるので、円卓のテーブル席に座ってから3分ほどでお願いした「ベーコン野菜カリー(辛さ30)」が運ばれてきた。ライスは普通盛り(300g)だ。「チャオカリー」ならではの「カレー粉ベースの味わい+辛さ増強」の味わいは毎度ながら〜。「そうそう、この味なんだよなぁ〜」と「チャオカリー」ならではの、「ボルツ発祥+夢民アレンジ」がミックスされたオリジナルだ。

チャオ2

ある程度カレーソースをライスにぶっかけしてみると写真のような姿に。全体的に赤茶褐色なのは「辛さ30」によるもので、周りのテーブルの皆さんの「うすいターメリックイエロー」のものとは明らかに異なる。ひと口そのままカレーソースをスプーンで味見してみると、スパイシー&ホットなカレー粉風味が広がっていく。ある意味、日本人に慣れ親しまれているオーソドックスなカレー粉風味なので、食べたくなるし、食べ飽きないのである。

東京・沼袋(中野区)のタイ料理「ロムタイ」でランチのタイ式チキンライス「カオマンガイ」を試してきた。チキンのカットが全体的に大ぶりで食べ応えも充分。これぐらいのチキン片だと「カオマンガイ喰った!」ぐらいの満足度になる。

ロムタイ カオ2

それでいてチキンもジューシーな仕上げ。そしてチキンスープで炊いたタイのジャスミンライス「カオホムマリ」も味わいもやさしく、とても食べやすい仕上げだった。タレのナムチムもタイの液状みそ「タオチオ」ベースのオーソドックスなスタイル。女性客が多いこともあるのか、ニンニクは全体的にひかえめ〜。

ロムタイ カオ1

ランチセットの全容はこんな感じ。チキンスープ、生春巻付き。この生春巻と比べても、「カオマンガイ」のチキン片を含めた全体の大きさがおわかりいただけるだろう。
「カオマンガイ」だと、おいしくても小さくまとまった感の店が多く、男性の胃袋だとちょっともの足りないぐらいで、「大盛りにすればよかった」なんてことも多々あるが、さすがにそんなことはない。

東京・十条銀座商店街のケララを中心とした南インド料理「カレーリーブス」に夏場以来の訪問。それでも昨年12月のソフトオープン、今年1月の本格オープンから晴れて10回めのブログ紹介となる。前回はケララ風弁当の「ポティチョル」(バナナリーフ包み、こちら)を食したが、今回は限定の「フィッシュミールス」があるとのことで、これをお願いしてみた。

さかな1

「フィッシュミールス」の主役は、写真右上の「真鯛のフライ」、右下の「鯖カレー」となる。真鯛は切り込みが入れられ、身がほぐしやすく食べやすい。ミールス全体を混ぜながら、「真鯛のフライ」の切り身も一緒に加えて食べ進む。一方、「鯖カレー」は小ぶりの鯖がそのまま1尾使われているが、日本人が作る「鯖カレー」とはひと味も、ふた味も違う感じで、「鯖のクサミ」はほとんど感じられない。クセがなく、食べやすい仕上げながらも、スパイシーさが際立っていた。

さかな2

「ミールス」本体はオールベジの組み合わせ。右上から「バターミルク」「ミックス野菜のポリヤル」「ラッサムスープ(2つなのは大盛りで頼んだもの)、真下が「サンバル」「ダール」「セモリナのココナッツミルクデザート」「キャベツメインのポリヤル」「パパード」「バスマティライス」「レモンライス」。

「レモンライス」からのカレーリーフの香りがほんのりと漂い、食欲を刺激してくれる。ここに「ラッサム」と「サンバル」をぶっかけし、「バスマティ」には「ダール」を合わせ、それぞれ「ポリヤル2種」と「真鯛のフライ」を足し、混ぜながらかき込む。合い間に「鯖カレー」と「ラッサム」をスープ代わりにしてみた。

テレビ東京系「孤独のグルメSeason8 6話」でタイ料理「ローストポークのサラダとチムチュム」が浅草のタイ料理「イサーン」を舞台に紹介されたが、続く「ふらっとQUSUMI」でも私の琴線にビビッときたタイ料理が登場した。ビーフン太麺やきそば「センヤイ・パッシーユ」(※番組では「パッシーユ」とだけ紹介)、豆腐のクリアスープ「ゲーンチュー・タオフー」、麦ジュースのアテだった豚の皮揚げ「ケープ・ムー」と、いやいや参りました〜。

パッシーユー

タイ醤油味の「パッシーユ」は、タイ現地だと番組と同じビーフン太麺の「センヤイ」が普通に使われることがデフォだが、日本では店によっては中太麵の「センレック」しか用意がない店も多い。またタイ現地の「センヤイ」は基本生めんなので、写真のようなピロピロ〜って感じの食感になる。番組でも生めんっぽかったのが、ツボもしっかりと押さえてらっしゃると感じた。

ゲーンチュー

またスープのチョイスもシブかった。辛くない豆腐が主役の澄ましスープの「ゲーンチュータオフー」。タイ現地の豆腐は充填豆腐(それも玉子豆腐が多い)のが特徴で、基本写真の様な丸型となる。辛い料理の箸休め的な存在にもなるが、このシンプルさは日本人にもぴったりであり、私もタイ現地では何度か頼んだことがある。

ランチで秋葉原は昭和通りそばのインド料理「アールティー」に出かけてきた。最近は姉妹店の千代田線根津駅前の「チャミヤラキッチン」が移転、再オープンしたのが話題だが(こちら)、「アールティー」のランチタイムも変わらぬ人気である。この日は2種カレーセットから日替わりの「蕪とチキンのカレー」「ベジタブルカレー」をそれぞれベリーベリーホットの辛さでお願いした。

アールティー かぶとチキン

「蕪ってカレーの具になるんだなぁ。それも火が通ると、蕪にうま味がしみこむ〜」ことを教えてもらったのも以前のランチでの「アールティー」での事だった。今回も想像通りに「蕪」がしみしみ〜っと。チキンのカットも大ぶりで、食べ応えも充分で「アールティーのランチは日替わりカレー」がやっぱり楽しみだ。

アールティー かぶとチキン2

また、「蕪とチキンカレー(写真右)」ともう1種類は「ベジタブルカレー(写真左)」。ニンジン、インゲン、カリフラワーなど具だくさん。そして「アールティー」はデフォで辛めなのが「ベジタブルカレー」なので、スパイシー&ホットにも負けない「ベジタブル」。これってインド料理店では珍しいパターンで、「アールティーのベジタブル」は実はねらい目〜だと思っている。

本日(19年11月8日)の深夜0時12分から(※卓球の関係で深夜0時52〜1時32分に変更)放送のテレビ東京系「孤独のグルメSeason8 6話」でタイ料理「ローストポークのサラダとチムチュム」が紹介される。舞台は東京・浅草のタイ料理「イサーン」となる。予告編を見て驚いたのがチョイスされたメニューが「ローストポークのサラダ(※たぶんナムトッック・ムーか、コムヤーン・ナムトックと予想)ともうひとつがタイ東北部イサーンのタイハーブ鍋「チムチュム」だったことだ。

チムチュム ガムランディー

番組中のテロップで「弥生式土器を使った〜」と紹介されたのが写真の専用鍋。たしかに素焼きの鍋は独特で、私も「チムチュム」といえば写真の姿を想い出す。博多・大名のタイ居酒屋「ガムランディー」では、冬場の定番鍋として長らくメニュー提供してくれている。「チムチュム」とは、「チム」「チュム」ともにタイ語でちょっとひたす(つける)の意で、肉類やモツや魚介類、野菜は白菜、空芯菜(パックブーン)や春雨に、たっぷりのタイバジル(ホーラパー)を散らしていただく、具の組み合わせはなんでもありの「タイハーブ鍋」。

チムチュム ガムランディー2

鍋にはレモングラス(タクライ)タイの生姜のナンキョウ(カー)やナンプラーなどで下味がついており、具を「チム」「チュム」とちょこっとくぐらせて、鍋から器に盛ってそのままいただく。トウガラシの辛さも混じったタレの「ナムチム」でいただくもよし〜。肉類などに生卵をぶっかかけたり、鍋にそのまま入れて楽しんだりと、割りと自由なイサーン鍋「チムチュム」である。
私はタイバジル「ホーラパー」をこれでもか〜とばかりにチムチュム鍋に投入し、さっと湯通しして、これをナムチムの中に入れてしまう。ものすごいバジル香で「スカッと鍋」とでも呼びたくなるぐらいので食べるのが好きだ。

チムチュム

(※バンコクだとBTSラチャテウィー駅近くのペップリー通り沿いに、この「チムチュム鍋屋」が数軒並んでいるエリアがある。ここで食べた絶品「チムチュム」は酔っ払い状態の〆で食べても、そのホーラパーのバジル香でシャキッとした記憶がある)
(※「チムチュム」はタイ東北部に隣接するラオスから伝わった〜とも言われる。激辛ダレはそんなルーツに納得してしまう)

チムチュム


池袋西口の「牛丼 牛若丸 池袋ロサ店」に、牛丼ではなく「カレーライス」目当てに寄ってみた。前回の「牛カレーライス」を食べた際に、「松屋でも吉野家でもなく、すきやでもないオリジナルの牛丼屋のカレーライス」であることに気づいたとともに、意外に旨かったもので、「牛若丸」の看板具材である「きつね」(厚揚げ)をのせて、勝手に「きつねカレー」に仕立ててみたもの。

牛若丸 きつねカレー

「牛若丸のカレー」は、サラサラ系のカレーソース。業務用仕入品のニオイもないし、さらには和のテイストの出汁風味が感じられる。具はじゃがいも、にんじん、たまねぎの王道3野菜で、ここに「きつね」を合わせて見れば、もちろんハズレではない。家カレーの延長線のようで、クセになる味であることも確かだ。

牛若丸 牛カレー

でも、「牛カレー」の時の写真と見比べると、「今回は具材が少ないのでは〜」と偶然かもしれないが、「牛カレー」の場合は単価が高いので、具も増量なのかもしれない。いずれにしても、メジャーな牛丼チェーンの「カレーライス」と比較してもヒケをとらない味だと思う。

JR御徒町駅ガード下の雑居ビル2階のインド・ネパール料理「パルサディ」がいつの間にか「サウリャ」に店名変更していた。ロケーションは「南インド料理アンドーラキッチンの手前、高架下2階にある店」、「何度も何度も看板が変わったあのインド料理店御用達の場所の店」で、店内もすっきりと新装、店自体は「パルサディ」と変わっていないとのことだった。

サウ外観

「パルサディ」で10年続いたらしいが、その前はバングラデシュ料理、パキスタン・インド料理の時代など、西インド系料理の中でくるくると短いスパンで店が変わっていた場所だ。「あれっ?見慣れない店に〜」でなんとなく足が向いたが、「パルサディが店名変更しただけ」であれば、エリアのイン・ネパ料理店の中では個人的には楽しませてくれる店という印象がある。

サウ1

注文したのは写真の「ネパール定食 タリ」(税別650円)。いわば「ダルバート」であり、写真右下の「ダルカレー」、左下の「チキンカレー」、右中央の大根の「ムラコアチャール」、「白米」(半ライスでお願いした)の組み合わせ。ちょっと「ムラコアチャール」が少なかったので追加(有料)でしてみた。

東武東上線中板橋駅が最寄りのタイ産コーヒー専門カフェ「Yamaki coffee」(ヤマキコーヒー)に出かけてみた。タイのコーヒーと聞いてピンと来る方は少ないかもしれないが、タイ現地でもカフェブームだし、タイの王室プロジェクト「ドイトンコーヒー」の名前をカルディーコーヒーファームなどで耳にしたことがある方もいるだろう。

ヤマキ1

「ドイトンコーヒー」は、かつてアヘンの栽培地となっていた「ゴールデントライアングル(タイ・ラオス・ミャンマーの国境に位置する山岳地帯)」での転作を図り、少数民族を貧困から救い、麻薬没滅の観点からも大きな意味を持つ運動。また「Yamaki coffee」で扱っている「ドイチャンコーヒー」は、少数民族アカ族が同じように栽培しており、近年はこちらの知名度も高まっている。

ヤマキ2

オーナーさんとそんな会話をしながら深煎りの「ドイチャンコーヒー」をいただいた。シンプル・イズ・ベスト〜。そんな言葉がしっくりくるような味わいで、バンコクで何度か飲んだことがあるような、懐かしい風味だ。最近は「ドイチャン」「ドイトン」ともにスワンナプーム国際空港では免税品として販売されており、それぐらい「タイ産コーヒー」の評価とともに、注目が集まっている。

東京23区ほか、南関東で店舗展開している「サミットストア」でタイ風「ガパオライス弁当」が販売されている〜とのブログコメントをいただいてから数ヵ月経過してしまったが、ようやく購入する機会に恵まれた。写真でも深いグリーンの葉っぱのボリュームがしっかりと見て取れる。

サミット1

ガパオの葉だけでなく、赤トウガラシ片も散りばめられているし、鶏肉のミンチはやや細かいタイプだが、味付けも濃すぎずにしっかりと「タイ料理のガパオライス」を感じさせてくれる弁当に仕上がっている。目玉焼きのカイダーオもついているし、これで税別398円ならばコスト優等生でもあるだろう。

サミット2

味付のバランスやガパオの葉のボリュームを見ると、調理済みの形での仕入品かもしれないが、スーパーマーケットの「ガパオ弁当」としてはかなりの完成度だし、コンビニ含めても「過去最強クラスのガパオライス弁当」であることも間違いない。
願わくば、添えられた春雨サラダがタイの「ヤムウンセン」ではなく、ピリ辛の「麻辣醤春雨」であったこと。主役が「ガパオライス」なら、脇役も「ヤムウンセン」であって欲しかった。まあこれは「ガパオライス」がしっかりしているからこそのお願いであり、リニューアルの機会があればぜひ実現して欲しいものだ。

「タイフェスティバル福岡2019」が天神中央公園で開幕した。11月2、3日のスケジュールだ。この日の福岡も25度と夏日を記録する好天。大相撲九州場所を来週にひかえ、住吉神社では横綱土俵入りが奉納されていたが、冬の風物詩的なイベントとは異なる日差しは残暑さえ思わせてくれる日だった。

ふくおか ガム チャンさん

大名のタイ料理「ガムランディー」のブースを訪ねると、メインコックのチャーンさんが最後の仕込中。福岡ではテレビで「タイ料理クッキング」のコーナーに何度か出演したり、在福岡経験も長いのでちょっとした有名人だ。最近は姉妹店のベトナム料理「ベトバル アンディ」での勤務も多く、「シンチャオ〜」なんてあいさつをかけてくれたりする。タイフェスでは本業のタイ料理で、テンションも高い高い〜。

ふくおか ガム2

そんなチャーンさんが盛り付けてくれた「鶏肉のグリーンカレー」(ゲーン・キョワーン・ガイ)と大ぶりの骨なし鶏肉の炭火焼き「ガイヤーン」。「グリーンカレー」のタイバジル「ホーラパー」が香りを放ち、ゲーンの汁もの仕上げ+茄子と鶏肉、ココナッツミルクのやさしい甘さのバランスが光る仕上がりだった。
(※通常は「グリーンカレー+タイのジャスミンライス「カオホムマリ」。私はグリーンカレーは飲み物〜なので、ライスなしにしてもらった)

第2回「タイフェスティバル2019」が19年11月2、3日の2日間、天神中央公園で開催される。昨年が第1回でJR博多駅前広場で行われたが、台風の余波で1日だけの短縮開催だった。今年は天候は大丈夫そう。さらには前日の11月1日夕方からは「前夜祭」が行われるーとの告知を見て、ちょうど九州出張中でもあり夕方会場をのぞいてみた。

ソメイヨシノ51

すると、メインステージではタイからのゲストアーティストとして出演するアイドルグループ「ソメイヨシノ51」がリハーサルを行っている最中だった。写真でもなんとなくおわかりのように観客はゼロ。関係者のみのリハーサルが普通に演じられていた。チェンマイ出身の25人組とのことだが、ステージ上には8人しかいない〜。

タイフェス

そんなたわいもない話を料理ブースの出店準備中だった「ガムランディー」の進藤オーナーさんとしながら、「前夜祭なのに、料理ブースで営業中なのは『マンゴツリービストロ博多店』ぐらい」で、チャーンビール、シンハービールのブースも静かな感じ。

タイフェス福岡

会場には「ラーマ10世国王陛下戴冠式展示ブース」やタイ観光庁、タイ国際航空、ライオンエアーなどのブースも。先週来ニュースをにぎわせていたワチラロンコーン国王のお姿をここで拝見するとは〜。政府や行政機関などのブースが出展されるのは「タイフェス」らしい光景ともいえよう。


先日、北タイ料理の「ゲーンハンレー」を紹介したが、「そういえば南タイ料理のゲーンといえば、日本ではマッサマンばかりだなぁ。すっぱ辛いゲーンソムにはまったく注目が集まらないばかりか、ほとんど知られていない〜」ことに改めて気づかされた。マカーム(タマリンド)の由来の酸味は、どことなく南インド料理の「ラッサムスープ」にも相通じるようなベクトルがある。スパイシーなのは一緒だが、「ゲーンソム」にはトウガラシの辛さ、「ラッサム」にはペッパーの香味なので、味自体は別もの。でもなんか共通点があるような〜。

ゲーンソムチャオムカイ

「ゲーンソム」といえば想い出すのが、「チャオムカイ」(アカシアの葉がたっぷり使われたオムレツ)入りの「ゲーンソム・チャオムカイ」だ。タイ現地では何度か食べたことがあるが、刻まれた「チャオムカイ」のアカシアの香りが特徴で、食感はオムレツと書いてみたが、実は粉モンの系統に近いような。すっぱ辛いスープにも合うが、「これをタイ米(カオスワイ)と一緒にというよりも、おかずスープカレーとして単体で味わう方が良かった記憶だ。
(※写真はチャオプラヤー川沿いの「スパトラーリバーハウス」(こちら)での「ゲンソム・チャオムカイ」)

JR京葉線東京駅近くでランチタイムを迎え、甘辛折衷の「インデアンカレー」が食べたくなり、久しぶりに出かけてきた。注文したのは「カレーライスではなく、カレースパゲティ」。写真はルゥダブルで、カレーたっぷりなのがうれしい。そして「インデアンカレーでしか食せないオリジナルのスパゲティ」も変わらず健在で、このスチームによるスパの麵の食感やノド越しは「スパゲティ専門店」顔負け〜ぐらいのレベルだと思う。

インデアン1

「インデアンカレー」も、「ひと口含むと、フルーティーな甘みが感じられ、次の瞬間に口中に独特のホット&スパイシーさが広がっていく。ザ・大阪カレーそのもの〜」だと、初めて食べた時の印象が今も変わらない。スパの麵とカレーの絡みがこれまた感じよく、トッピングで加えた「黄身」を混ぜながら食し、完成度の高さを改めて実感した。

インデアン2

もちろん、白菜のピクルスも大盛り(50円増し)でたっぷりと。「カレースパ」の箸休めにはぴったりだし、この名コンビを、昭和22年(1947年)から今も変わらず同じ味で供してくれていることは、さすがの「インデアンカレー」ではないだろうか。そして、こんな「カレースパゲティ」は唯一無二だし、ヘタなスパゲティ専門店の麵よりもイケていると思う。


ようやくこの季節らしい冷え込みが見られた10月29日だったが、降りしきる雨の中、ランチ訪問したのが銀座・コリドー街裏通りの日本そば「泰明庵」。そう寒くなると恋しくなる(食べたくなる)「セリカレーそば」が目当てである。と、ここで周りを見渡してみると、日本そば屋のランチにしては女性のおひとりさんが多く、皆さん「セリカレーそば」狙いの方ばかりだった。

セリカレー1

注文時に「根っこどうします?」とお決まりのフレーズで聞かれる季節になってきたと同時に、私の注文を聞いた後にお母さんが、「今日はセリそば多いわよ。確かに寒くなってきたわねぇ〜」とこちらに話しかけているように、自問自答していた。待つこと10分弱、そうそう、これこれ〜の「セリカレーそば」が運ばれてきた。この「セリの根っこ」のワイルドさとセリの香味が、和風カレー出汁と絶妙なマッチングで、「やっぱり当たり!」と熱々を食べながら納得〜。

セリカレー2

いつもより「セリ」の盛りが少ないように感じたが、確かに旬は12月以降と言われるし、もしかして主産地が宮城県や茨城県なので、昨今の台風や豪雨の影響が出ているのかもしれない〜と(※今春比で100円高くなってたし)。この「セリカレーそば」も自宅で作れそうで、なかなかおいしく作れない。ちょっととろみのある和風ながらもスパイシーさもあわせ持つ「カレーそばつゆ」は、「泰明庵」ならではのものだろう。
(※写真は今年3月頭の季節の「セリカレーそば」)

根津に移転したインド料理「チャミヤラキッチン」にディナー訪問した。インド現地の祝祭「ディワーリー」期間であり、10月25日〜31日までこれを記念した「ディワーリースペシャルターリー」を特別メニューとして提供している(※秋葉原の姉妹店「アールティー」でも同じメニューで提供)。

チャミ1

時計回りで左上のカレーが「ロビア(黒目豆)のトーンスー」(ひきわりのロビアの香りが心地良いダールスープカレー)、「マンドゥア キ ローティー」(ひえのロティ、素朴な穀物感と食感がマッチ)、「ゴマのチャトニ」、「マトンショルバ(骨付きマトンのサラサラ系カレー)、「カボチャのサブジ」(カボチャのほんのりした甘さとスパイシーさをあわせ持つ、スパイス含め炒め煮)、「ウラド豆のパコラ」(ウラド豆だけで作ったワダのような仕上がりのパコラ)、「ガルワーリーライタ」(ガルワール地方のスパイスヨーグルトのライタ)、小麦を円形にかたどりシュガーコーティングしたインド砂糖菓子の「ジェレービー」、センターはインドのアロマティックライス「バスマティ」。

チャミ2

「ロビア(黒目豆)のトーンスー」は、「チャミヤラキッチン」の名物マメカレー「パトゥワニー」にも似た、香り豊かなダールスープで、バスマティーとの相性も良い。「ウラド豆のパコラ」も、ゴマのチャトニをつけても、ライタでも合わせやすく、これは美味い。「米・マメドーナッツのワダ」に似ているが、食感は「パコラ」。このミスマッチ感も上々だった。

JR目黒駅前でランチタイムを迎えた。「さてさて〜」となんとなく権之助坂の手前の方にネパール料理店が多かった印象があり、店看板に引き寄せられるように駅近くの雑居ビルへ。向かったのは「パルビバル」で、外看板のメニューのネパール定食「ダルバート」に魅かれたもの。

パル1

さっそく「ダルバート」のカレー2種を注文し、待つこと7〜8分で運ばれてきたのがこちら。ごはんは半ライスでお願いしている。センターにマメのスープカレー「ダルカレー」、右奥が「ベジタブルカレー」、中央上が青菜の炒め物の「タルカリ」、左側には大根の「ムラコアチャール」、上がトマトベースの「ゴルベラアチャール」。

パル2

「ダルカレー」は素のまんまの「マメスープ」で逆にインパクトが強いが、印象に残ったのがやはり「アチャール」で、サイドメニューでじゃがいもの「アルコアチャール」も追加、白米ライスに大根の「ムラ」と一緒に2つ盛りにしてみたのがこちらの写真。メニューでは「ムラ」を大根のスパイスマリネと紹介していたが、まさにそんな感じ。一方、「アル」は「じゃがいものスパイス和え」となっていたが、このネパールのアチャール2トップで白米を食べれるなんで、「なんて贅沢な日だ!」とじっくりと味わった。

タイ北部の名物カレーといえば「ゲーンハンレー」。「ハンレー」とは、「ミャンマー語で豚肉」の意味であり、日本語で訳してみると「北タイのポークカレー」といったところだろうか。タイカレーには珍しくホールスパイスも使われるし、ココナッツミルクも入らない。それでいてウエットスパイスとして針ショウガなども使われる。

ロムタイ1

今回、そんな「ゲーンハンレー」に出合ったのが、中野は西武新宿線沼袋駅近くのタイ料理「ロムタイ」で、ワイワイタイランドの遠藤社長から、「お店が1周年でリニューアルオープンしました〜」とお誘いを受け出かけてきたもの。「ロムタイ」のコック氏がタイ北部はウッタラディット県のご出身とのことで、故郷の名物カレーをお店の看板料理のひとつとしている。

ロムタイ2

「ゲーンハンレー」といえば、「豚肉とピーナッツ、合わせるのはカオニャオ(もち米)」のイメージがあるが、ここはジャスミンライスの「カオホムマリ」を使っている。私の中では「ゲーンハンレー」といえばややオイリーで食べにくいイメージが強かったが、いやいやスパイシーながらしつこくなく、大ぶりの豚肉片の旨みとジャガイモが見事に調和しており、とても食べやすかった。



タイ料理「ガパオライス」。日本のタイ料理店のランチでの定番メニュー(※ほとんどの店で食べられる)だが、ガパオ(タイのホーリーバジル)をたっぷり使ったタイ現地式の店に出合うことはなかなかハードルが高い。このブログでも700食近い「ガパオライス」を取り上げてきたが、最近ふと感じたことがある。「豚肉のガパオライス」がメニューにある店で、ハズレをひいてしまったことはほとんどない〜という事実だ。

豚肉1

大半の店が「ガパオライス」の表記だけだと、基本は「鶏肉のミンチ」を出してくる。まれに「豚肉」や「牛肉」と肉類のチョイスができる店もある。これまでの喫食体験を想い起してみると、「豚肉のガパオライス」ではハズレは少ない(※正直、記憶にございません)ぐらいの感覚だ。お店サイドでも、これはコストで見ても、圧倒的に「豚肉」の方が値が張るし、薄利のランチならなおさら「鶏肉」で済ませたいところ。そこをあえて100円増しでも「豚肉」をオンメニューしている店はタイ式へのこだわりがある店なのだろう。
(※写真は神田の小さなタイ食堂「プリックプリックタイ」。全体的に赤いのは「大辛口」であるため)

豚肉3

「鶏肉」と「豚肉」で価格差をつけ(豚肉は100円増し)、両方メニューに載せているのが「マンゴツリー」系統の店。ややガパオの香りは弱めではあるが、写真のボリュームのように都内平均2倍ぐらいは軽くガパオの葉が使われている。豚肉片の粗びきミンチ状も好感度が高い。

ランチでJR御徒町駅前吉池ビルの飲食店街の「せんば自由軒御徒町店」へ。こちらはランチのみ「せんば自由軒」の兼業店になるが、ランチ&ディナーともに肉料理がウリの「バルテラスマゼル」が本来の姿である。毎度「インディアンカレー」ばかりだったので、初めて「インディアンカレー+ハンバーグ」の2つのランチメニューを食してみた。

マゼル1

実際の2つはこんな感じである。「ハンバーグ」も専門店だけにランチとしては上々。肉厚だし、ナイフを入れると肉汁がジュワ〜っと広がる。「インディアンカレー」が具は生卵がメインで、実質タマネギや肉片が少々なので、「ハンバーグ」がプラスされると満足度がグッと上がる。

マゼル2

とはいえ、「インディアンカレー」も東京都内で味わえる店はほとんどなく、この味がランチで気軽に楽しめる希少性は変わらない。おすすめに従って、添えられるウスターソースを円を描くように2周りまわしがけ。生卵とソースを混ぜながら「インディアンカレー」を食べ進む。レトロでシンプルなカレー粉風味だが、結構なスパイシーさがある。ウスターソースで旨みとスパイシーさが増強され、やっぱりたまに食べたくなる味である。

ランチで久しぶりに品川のインド料理「デヴィコーナー」へ。ブログで紹介したのは、なんと2005年8月以来のこと(こちら)で、すでに14年の月日が経過している。その間も何度か来た記憶があるが、どちらかといえば、品川駅至近の「デヴィ」系の別の店(※現在の「デヴィ フュージョン」は以前、南インド料理「デヴィ ダバ」だったこともある。09年 こちら)にも何度か出かけたし、この近くでの飲み会帰りにフラッと寄ったこともあったっけ。

デヴィ外観

正午前のタイミングで出かけてみれば、「ん?」と気づけば、1階の先客さんは全員外国人、もちろんインド系の方が多いが、欧米系の方も混じっている。中にはランチメニューには載ってない「ビリヤニ」を全員が食べているテーブルも見かけたし、まさに異国空間だった。

デヴィ2

ランチの2種カレーセットから、日替わりの「ほうれん草とチキン」(写真左)と「マトン」(写真右)を選び、「マトン」のみベリーベリーホットの辛さに調節してもらった。「ほうれん草とチキン」は、いわゆる「サグ」「パラク」のグリーン系統ではなく、具に「ほうれん草」を使ったタイプ。また、2つともにサラサラなタイプで、こってりと重たいタイプのインドカレーではなく、とても食べやすかった。





JR王子駅前の「カレーハウス じゃんご」。居住圏に近いこともあり、たまに訪問することがあるが、実はブログ紹介は初めてである。今回は久しぶりに「サンバル」を頼んでみたが、メニューには「茄子、豆、野菜のカレー」と載っているが、調理中から南インド料理店で漂ってくる独特の香りが広がってきた。この味が南インド料理が本格上陸する以前の昭和から変わっていないことは、「じゃんご」のポテンシャルの高さを物語っているのではないだろうか。

じゃんご サンバル

まずは「サンバル」をそのままひと口。シンプルながらも、豆と各種野菜の旨みがジワジワと広がってくる。豆は形としてはほとんど残っていないが、味わいも南インド料理店の「サンバル」の範ちゅうに充分に入るのではないか。ご年配のご夫婦のお母さんが調理を担当、手際よく作ってくれたが、さらっとこの味ができちゃうのは、昭和から平成、令和と3つの元号を重ねて来た賜物なのだろう。それこそ、「ジャパニーズ・サウスインディア」スタイルにアレンジされた逸品だった。
左端の「コールスロー」はサイドメニューとして追加したものだが、注文してからキャベツなどを刻んで作ってくれたが、ていねいさとともにやさしい酸味のバランスで、こちらも記憶に残る味だった。

じゃんご フィッシュ

また、夏場の訪問時に注文したのが写真の「フィッシュカレー」。こちらも南インドスタイルをほうふつとさせてくれるスープ状の仕上がりで、さすがの専門店テイスト。極辛にしてもらったが、ほど良い酸味が心地良く、こちらも食べやすい味わいで、「じゃんごの奥深さは今も昔も変わらない〜」ことを改めて。

九州出張中のこと。とある(※今回ラグビーが5試合も行なわれた都市)街で偶然「アジア料理のランチビュッフェ」の看板を見かけ、ぶらっと入店してみた。「アジア料理」って確かに幅広いし、東アジアの中国、台湾、韓国なども含まれるので、「麻婆豆腐からキムチ、揚げ春巻きに生春巻き(これは東南アジア?)」って訳のわからない組み合わせだった。

マッサ2

写真で見返すと、「チジミ」に「杏仁豆腐」に〜と「確かにアジアは幅広いが、看板に合ったタイカレーは何処に〜」って、ありましたありました。ビュッフェテーブルの端に「マッサマンカレー」を発見、さてさてどんなもんだろう〜と盛り付けてみればー?。

マッサ1

左下が「マッサマンカレー」。妙にターメリックイエローのような、タイカレーでいえばイエローカレーの「ゲーンガリー」のような。ただし味わいもチキンカレーにココナッツが入ったような、「チキンココナッツカレー?」。
私自身も「麻婆豆腐とキムチとマッサマンカレー」を初めて一緒に食べることになったが、いやいや日本も広いし、こういう経験もまだまだ多々あるということーだろう。

タイのチキンライス「カオマンガイ」。ゆでた「丸鶏」の切り身に、このゆで汁で炊いたタイ米を合わせ、タレのナムチムや青トウガラシで味付けを調節するだけのシンプル・イズ・ベストが「カオマンガイ」の魅力である。ところが、どこをどうはき違えたのか、「冷凍チキンをゆでた(もしくは解凍し加熱しただけ)切り身」に、「炊いた日本米にニンニクオイルを加えただけ〜」というあり得ない「偽カオマンガイ」が堂々と1000円を超える値段で売られていた。

にせカオマンガイ

見た目でも単なる「チキンの切り身ライス」にしか見えないが、味もストレートにそのまんま。タイ米でないのをいいことに、五穀米を使うことで健康訴求。ここにニンニクオイルがぶっかけて使われている。左端には業務用のショウガが添えられた。テーブルに備えられていたので味変用に私が自分で盛り付けてみたが、とてもじゃないが味変しても食べ進むことができなかった。

ひどいカオマンガイ

そしてこの「カオマンガイ風」の元の盛り付けはこんな感じ。水菜サラダのトッピングやトマトが添えられることで、全体的な見た目で、それなりに美味しそうに化けてしまう。1枚めの写真はこの水菜サラダをはがしてみたもの。ここで気づいたのはドレッシング代わりにも「ニンニクオイル」が使われていることだろう。ある意味、確信犯的に「偽カオマンガイ」を作っていることが伺える。(※さらにサラダっぽい仕上げなので、温かくなく、チキンは冷えていた)


少し前になるが、福岡・大名のタイ料理居酒屋「ガムランディー」で「ホーモッククロックはじめました」と聞いて、ニヤッとしたことがあったが、日本にありそうで〜似ている味のものがないーぐらいの例えになるのがこの「ホーモッククロック」だ。

ホーモッククロック3

レッドカレーをベースにした魚のすり身(具も魚)が、この土製蒸し器で供される不思議なタイ料理である。魚の種類はサバだったり、白身だったりいろいろだが、共通するのが「レッドカレー味」であること。フタを開けるとタイハーブとともに、レッドカレーの風味が広がっていく。

ホーモック1

そしてココナッツミルクの独特の香りも広がっていく〜。スプーンやレンゲでちょうど収まるひと口サイズなので食べやすく、意外と熱くないのも特徴かもしれない。この「ホーモッククロック」は見た目も食欲をそそるし、味も日本人にもなじみやすいので、「日本でも流行るかも?」と前々から何度か紹介してきたが、今現在も知る人ぞ知る〜ぐらいなマイナーな存在のままだ。



「デリー上野店」で毎度毎度悩んでしまうのが、究極のカレーチョイスである「カシミールカレー」にするか、「コルマカレー」にするかーである。「そんなもの、好き好きでしょう〜」とひと言で片づけられてしまいそうだが、「デリー上野店」歴が35年超で、どれだけの数を食べてきたのか〜(※たぶん限りなく4ケタに近づいている3ケタ台だとは思うが=10代、20代の頃は今のような頻度ではなかなか行けなかった。やはりここ10年位は相当に増えている)の私も今でも正直悩んでいる。

カシポーク1

がっつりストレートな辛さとスパイシーさが欲しければ、迷わずに写真の「カシミールカレー、ポーク」を注文し、行儀はよろしくないが、スープレードルでそのまんまひと口、ふた口と「カシミールカレーをスープのように口に運ぶ」。ベリーベリーホットのリクエストは欠かさないので、最初に炒ったコリアンダーシードの香りが漂いつつ、次の瞬間にホットな辛さがガツンと襲って来る。そのあとからさまざまなスパイスの香りや味わいが鼻孔を抜け、舌に突き刺さる。

カシポーク2

続いて同じくスープレードルでライスにポーク肉片を盛り付け、ジャガイモも添える。その後に「カシミールカレー」を適量加えて、テーブル常備のタマネギのアチャールをやや多めに〜。たいていこんな感じで食べ始める。
(※「カシミール」が運ばれてくる前に、「ミニサラダ」か「タンドリーチキン」、もしくは「ラッサムスープ」が前菜代わりに胃袋に治まってはいるがー)

JR赤羽駅西口のショッピングモール「ビビオ」1階にオープンしたタイ料理の新店「PAPAYA(パパヤ)」にディナー訪問してみた。ロケーション柄ランチタイムは結構なにぎわいを見かけるが、平日夜となるとひとり客が多い感じで、「まだまだこれから〜」という感じか。ただ、タイ人コック氏の腕はなかなかのもので、今回軽く飲んだ2軒目として出かけたが、注文した「ホーイマレンプー・オップ・モーディン」(タイの緑イ貝の香草蒸し)は、日本で食べてきた中ではベスト3に入る味わいだった。

パパヤ ホーイマレンプー

日本のタイ料理店での同じ料理では主役の貝(ホーイマレンプー)が小ぶりであることが普通だが、「パパヤ」の
はタイ現地サイズ。注文すると、コック氏が盛んに「貝が大きいからウチの店のは味が違う!」ぐらいの感じで熱く語っていたが、運ばれてきた皿を見て仰天した。「話半分で聞いちゃってゴメンネ〜」と厨房に向けて親指を立てて合図しておいた。

さらにレモングラス(タクライ)とガパオ(タイのホーリーバジル)をふんだんに使った「タイハーブ(香草)蒸し」なので、香りが心地良く、蒸し汁を「ホーイマレンプー」にかけたり、そのまま味わっても絶品だった。

ホーイマレンプー 現地

参考まで、タイ現地での同じメニューの写真がこちら。貝の大きさは変わらないことが一目瞭然だ。そして、タクライ&ガパオもしっかりと鍋中にたっぷりと使われている。そう、写真だけでならば「パパヤ」の方がおいしく見えてしまうのは私だけではないだろう。




9月27日に東京メトロ千代田線根津駅前に移転・再オープンした北インド・ガルワール地方料理が楽しめる「インド料理チャミヤラキッチン」に2度目の訪問。この日のホール担当はネギ・綾子オーナーさんで、オープン後の近況なども伺うことができた。

チャミヤラ外観

ちょうど店入り口と2階横のポスターが出来上がったタイミングで、確かに2週間前の初訪問時とは店内も含めて全体に明るくなった印象だ。レイトランチの時間帯に出かけたが、女性グループなどでにぎわっていた。注文したのは、「ベジタブルカレー」1種のAセットで「チャパティ」、さらに日替わりサブジ「冬瓜と豆腐」をサイドメニューとしてつけてみた。

とうがん1

「チャミヤラキッチン」のランチカレーで一番の辛さが「ベジタブル」。インゲン、カリフラワー、ジャガイモ、ニンジンと具だくさん。そのままでも、チャパティと合わせても納得の味である。ホット&やんわりスパイシーながら、重くないのでとても食べやすい。ランチでは「チキン」や「キーマ」などに目が奪われがちだが、実は「ベジタブル」もねらい目である。

JR赤羽駅東口アーケード内のタイ料理「タイかぶれ食堂」にディナー訪問した。新オーナーさんと赤羽&十条のタイ料理事情(赤羽駅西口の新店「パパヤ」や「ワニダ2」の変わらぬ人気、十条駅前の「バンプー」の閉店)など意外とここ数ヵ月でも動きが出ていることを実感した。そんなタイミングで店内の壁に「タイかぶれ食堂人気ベスト5」が書かれているのを発見した。

かぶれ1

たぶんディナー時のベスト5だと思われるが、1位は「タイの焼きビーフン」といえば「パッタイ」。女性客が多いのでやはり「パッタイ」は鉄板メニューだなぁ〜と。2位の「鶏肉のグリル」は「ガイヤーン」。アルコールにピッタリのタイ料理として不動の上位。3位は「青いパパイヤのサラダ」こと「ソムタム・タイ」。

かぶれ3

4位は「海老と春雨のサラダ」は、前菜の定番「ヤムウンセン」。5位は「鶏ひき肉のバジル炒めごはん」はご存じ「ガパオ・ガイ」。ランチならさらに上位だとは思われるが、「タイかぶれ食堂」ガパオ系メニューも豊富なので、人気もうなづける。
(※写真は順位とは関係ない牡蠣タマゴもんじゃのような「オースワン」)