◆毎日カレー◆と★タイ料理★ by エスニカン

☆コリアンダー=パクチー☆今日はインド系&カレー明日はタイ料理..毎日スパイシー。どうにもならないこのカラダ...。                      

平日の仕事帰りに「デリー上野店」へ。この日は「コルマカレー」が食べたくなり出かけたものだ。しょっちゅう「デリーのコルマ」を紹介しているように思われるかもしれないが、前回は今年の5月と半年前のこと(※セブン‐イレブンの「カレーパーティー」で大きな話題だった直後)で、恋しくなるのも当然か。
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写真が注文した「コルマカレー」。「ポーク変更」「辛さベリーベリーホット」のリクエストを添えたもの。辛さ増強時のお決まりである、「炒ったコリアンダーシード」の香りが鼻孔をくすぐり、「さてさて、コルマワールドを楽しもう〜」と臨食体制も整った。

まずはカレーソースのみひと口含んでみる。実は「コルマ」で最初に感じられるのは「甘み」。これは赤茶褐色の色合いに由来するものだが、「タマネギを極限まで炒め尽くした先にある甘み」なのだという。続いて各種スパイスの香味、そして「ポーク」由来の豚脂も絡んだ「旨み」、最後にホット系の「辛さ」といった順番だ。
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「いつもの『甘辛折衷』『旨辛折衷』の美味しさ」に思わずニンマリ。あとはライス(150gの少量でお願いした)にぶっかけし、ひたすら楽しむのみ。とは言いつつも、大ぶり角切りの「ポーク片」にも「コルマカレー」を絡めながらかぶりつく。「タマネギの甘みとライスの甘み。そしてコルマカレー」の組み合わせは、やはり「デリー」ならではの楽しみだ。

今回は「タンドリーセット」時に前菜で登場した「ミニサラダ」の「小口カットのトマト」でやんわりとした酸味とも合わせてみた。単なる遊び心だったが、「トマト」が入るだけでも変わるのが意外に思えた。

この日は所用でJR山手線駒込駅前でランチタイムを迎えた。「アゼリア通りのネパール料理『ホワイトヒマラヤ』にでも寄ってみよう〜」と歩いてみたが見当たらず(※その場で検索してみたが閉店していた)。こうなったら近場を歩いてみようと何軒かのアジアンエスニック系の店を見かけたが(ミャンマー料理の店が増えていた)、ネパール国旗が目に入った写真の「タージマハル」に入店してみた。
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外観だけ見ると、「店名がタージマハル。なのになぜだがネパール国旗。ついでに店前メニューにはタイ料理各種」。そうそう、こういう初見時にはありがたい存在なのが「インネパの店」だったりすることが多く、「ハズレても仕方ない」ぐらいの軽い気持ちで店内へ。
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ランチメニューは700円前後からの「インドカレーとナン」「ガパオ炒めごはんやグリーンカレー」などが並んでおり、隣席の東アジア系の女性グループはそろって「パッタイ」を楽しんでいた。

ホールの方に、「アラカルトではネパール料理もあるみたいですが、ランチでダルバートは食べれますか?」と聞いてみると、「もちろんあります」とのこと。
ならば迷うことはないので「ダルバート・タルカリ」で「マトンカレー」を選んで注文した。15分ほど待ったが、出てきたのがこちらの写真。

人気のタイ料理「はすの里 新御徒町本店」にランチ訪問してきた。平日の午後1時過ぎだったが、エアポケットのようなタイミングで運良く行列なしで入店。その後ほんの5分もしないうちに、「3人組」「7人組」のグループ客が入店。ともに日本人ではなく、東アジア系の皆さんで「7人組」はインバウンドの観光客に見えた。やはり人気の店である。
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注文したのは、「鶏肉のグリーンカレー」「鶏肉のガパオ炒めごはん」の「ハーフ&ハーフセット」(「ミニサラダ」付で税込み1200円)。ともに全体的に赤みを帯びているのは「辛口」のリクエストを添えたことによるもの。左端のすましスープ「トムジュー」には、大きめにカットされた「大根」(フアチャイターオ)入り。この「大根」がやさしいチキンスープで煮込まれ火が通り、日本で言う「おでんの大根」のような食味だった。
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「ハーフ&ハーフ」ながら、「グリーンカレー」を添えられたタイ米「カオスワイ」にぶっかけしてみれば、結構なボリュームに。「グリーンカレー」自体はタイハーブの香りもふんだんに出ており、やや粘度のあるサラサラなゲーン(汁もの)仕上げで、ココナッツミルクは標準的な使い方。

具の主役は大ぶりカットの「鶏肉」、千切りの「タケノコ」、1片のみながら大ぶりな「長茄子」に赤トウガラシ「プリックチーファー」など。

平日のランチでJR上野駅前は丸井裏手のタイ料理「シヤートムヤムクンポーチャナー」へ。時計は午後1時ぐらいを指していたが女性グループやひとり利用などで8割方埋まっていた。ママさんにあいさつしつつ、最近のお店の話を伺うと、ランチは前と変わらないぐらいに客足は戻ってきたものの、やはり夜はまだまだとのこと。例年よりも早い忘年会も先週あたりからスタートしているとも聞いた。
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ランチセットで注文したのは、写真の「鶏肉のガパオ炒めごはん」。「辛口」「目玉焼きカイダーオのタイ式揚げ焼き」「ごはん少なめ」をリクエストした。

メインコックであるエイガパンさんの鍋ふり加減が見て取れる、私が好きなタイプのドライ仕上げ。それでいて「辛口」で、もちろん主役の「ガパオの葉っぱ」もフレッシュでしっかりと使われている。そして今回は「ガパオの葉っぱ」のほかのグリーン色が入り、これが「ニラ」だった。違う意味での香味野菜ではあるが、ほんの少量なので、意外に「ガパオの葉っぱ」との相性もよく、なんだか新鮮な味わいだった。
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写真の「鶏肉のガパオ炒めごはんセット」(※事前に「ミニサラダ」が供される)で税込み1000円。諸物価高騰の折ながら、「鶏肉のガパオ炒め」でこのレベルでのドライタイプ仕上げの店はそんなに多くはない。

たいていは「粗みじんの鶏肉をタイ醤油シーユーカオ、ナンプラーなどで味付けしましたー」的な、ツユダク仕上げのパターンが多い。この手の店のは得てして、「ガパオ炒めごはん」の大きな魅力である「ガパオの葉っぱを炒めることで生まれるスパイシーなバジル香」が弱くなりがち。そんな意味合いからも、さすがの「シヤートムヤムクンポーチャナー」といったところか。

先週「東京ボンベイ神田店」のカシミールカレーベースの「ボンベイキーマの赤キーマ」を紹介した。先に「赤キーマ」を実食したことで、ノーマルの「ボンベイキーマ」が気になり、今回平日夜に再訪してきた。夜6時半ぐらいの時間帯だったが、私の後からは続々と来店客が増えて、まずまずの入りに見えた。
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写真が「ボンベ―キーマ(ノーマル)の極辛」のカレーポット部分のズームアップ。やはり赤茶黒褐色であるカシミールカレーベースの「赤キーマ」とはまったく異なるビジュアルである。ボリュームもかなりのもので食べ応えも充分だ。それにしても「てんこ盛りのボンベイキーマにたっぷりの刻み青ネギ」は手元に運ばれてきただけで食欲がそそられる。
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実際にライスに盛り付けしてみるとこんな感じだ。「ボンベイキーマ」自体は辛さが弱めなのか、「極辛」調節してもらったものの、ほんのりと辛さが感じられるぐらい。前回の「ボンベイキーマの赤・極辛」と比べてしまうと拍子抜けしてしまうが、「東京ボンベイ」は今回で5食め(神田3・恵比寿2)の初心者なので、イマイチ辛さ調節のベクトルにピンと来ていない。

そして具は形のままのカシューナッツ、小口切りの長茄子、ぶなしめじ、青ネギと微細なタイプ&粗みじんの鶏ひき肉の組み合わせ。粘度があまりなく、それこそどこまでも〜「ドライキーマ」仕上げだ。

ランチで錦糸町駅5分圏の「タイ料理ゲウチャイ江東橋店」へ。まずは写真をご覧いただければだが、ランチCの「カレーセット」がイエローカレー「ゲーンガリー」、麺類「ミニ豚肉スープヌードル」、春雨サラダ「ヤムウンセン」、食後のコーヒー付でなんと税別950円(税込み1045円)で楽しめる。
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まずは「ヤムウンセン」。タイ料理店のランチセットでは、「キャベツの千切り、レタス少々」ぐらいの普通のミニサラダが添えられるのが一般的。まあこれで普通なのかもしれないが、せっかく食べ手であるお客さんが「ランチでタイ料理を選択してくれた」わけで、「サラダもタイ料理ならベストだし、お客もうれしい」。これが選択ではなく、最初からあたりまえのようにセットされているのが、東京の老舗タイ料理店である「ゲウチャイ」ならではのメニュー構成だろう。
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そして、「カレーセット」で採用されているイエローカレー「ゲーンガリー」の選択も、タイ料理好きにはうれしい意外性だ。個人的には「タイカレーの中で一番日本人向けなのは、蟹と玉子のカレー粉炒め『プーパッポンカリー』か、『イエローカレー』ではないかー」と前々から感じているのだが、一番人気は「グリーンカレー(ゲーンキョワーン)」。

続いて「マッサマンカレー(ゲーンマッサマン)かレッドカレー(ゲーンペッ、ゲーンデーン)」が現在の日本でのタイカレーの人気であり、イエローの「ゲーンガリー」は目立たない存在だ。

それが「ゲウチャイ江東橋店」ではランチのカレーセットで採用。なかなかの英断だろう。見た目からも日本のカレーに通じる部分もあるターメリックイエロー。ここに鶏肉、じゃがいも、さらには独特の食感の「タロイモ」(プアック)も使われている。イエローカレー自体もクセは弱めで、とても食べやすく、ランチでのトライアル的(おいしさを知ってもらう)な意味合いもあるのではないだろうか。
(※ココナッツミルクベースながら、ナンプラーが少々入ることで、日本のおふくろの味カレーライスにも通じる風味ーにも感じるのだろう)

平日の仕事帰りにJR赤羽駅東口アーケード商店街「ララガーデン」裏の小道沿いの老舗インド料理「グレイトカルカッタ」へ。

「地域密着・アットホームなインド料理店」でまったりしたくて寄ったもの。「サラダ」「シークカバブ」の後に注文したのはかつての常連客のリクエストメニューで生まれたオリジナル「インド料理店の日本式焼きカレー・ハルスペシャル」だ。
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すでにリタイアされた「ハルさん」というご常連が、「チキンカレーにチーズをトッピングして、オーブンで焼いてください」的な発想でリクエストした「ハルスペシャル」(税込み700円)。

今や注文する客は私だけらしいが(店長談)、この「ベースがインド料理のチキンカレーで作る焼きカレー」が旨い。もちろんベリーホットぐらいの辛さに増強してもらっているのだが、「日本の焼きカレー」にはないスパイシーさもあとをひく秘密だろう。
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「ハルさん」の後継者になりたい(?)わけではないが、ついつい調子に乗って「ハルスペシャルをほうれん草チキン(パラクチキン)でお願い〜」と懐の深い店長氏に以前頼み込んだのがこちら。

「ハルスペシャル」同様に、「同パラクチキン」も「ほうれん草とチキンカレー」がベースなので、これまた初見の味わい。私自身も「インド料理のほうれん草カレーを使った焼きカレーなんぞ食べたことがない」わけで、チーズとほうれん草の組み合わせは鉄板のハズレなし〜なので、思った通りの味わいで、こちらも当たりだった。

「カシミールキーマ」カレーに注目が集まっている昨今だが、本家「デリー」からも22年11月にレトルトの「冬限定カレー」として新発売されている。

私が気づいたのは、上野店でのレジ前にて。精算時にふと「王朝の白(チキンシャイコルマ)・王道の黒(カシミールキーマ)」のポスターが目に入り、思わず「カシミールキーマ」(税込み930円)を衝動買いしたもの。
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自宅にて、サフランライスとともに盛りつけたのがこちら。カートンパッケージには、「合挽肉のキーマカレーにカシミールカレーを合わせました」と書かれている。パッケージの中身は「キーマ」「カシミール」がそれぞれ1パック入っている。
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「合挽肉」は「牛肉と豚肉」。やや粗みじんの丸型で肉片もしっかり確認できる。そしてベースがサラサラの「カシミール」なので、ドライタイプとは異なる「デリーならではのサラサラ+キーマの粘度」の組み合わせの仕上げ。

ただ、「カシミールカレー」には違いないので、ひと口含んだ瞬間に「ホット&スパイシーの王道の黒ワールド」。「デリーのカシミールをキーマに仕立てるとー」の想像通りの味わいで、食べ進みながらひとりでニヤついてしまった。
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それこそお店推奨の「王朝の白(ムガール王朝料理のチキンシャイコルマ)」と合わせたらどんな味になるのだろう?と興味もわいた。「これは次回訪問時は2個買いを試してみよう〜」と思った次第。

(※ブログ紹介28食め)(※錦糸町店2食め)錦糸町に移転した「本場南インドのカフェ&レストラン カレーリーブス」に先月に続いてランチ訪問してきた。

この日は午後1時近くに出かけたが、インド系のお客さんも数組食事中。これは十条店時代のランチタイムではあまり見られなかった光景だ。
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私は十条店(東京・北区の十条銀座商店街内)時代の「前の店の良く来るお客」なので、その当時からのスタッフさんとオーナーシェフのシャフィーダさん(右から2人目)とは面識があるので、帰り際に「元気でやってますー」的な1枚のオッケーをいただいた。

左端のコック氏(コロナ禍のテイクアウトではお世話になりました。ラッサム、サンバルの持ち帰りが多かったかと)、右端のホール担当さんは当時からのスタッフなので、まあ話は早い(※撮影時のみマスクを外してもらいました)。s-リーブス2
前回は満席であまり会話ができなかったが、今回は調理が終わったタイミングでシャフィーダさんがあいさつに来てくれた。「錦糸町は人も多くて、店もおかげさまでにぎわっています。お元気でしたか?」と開口一番。

「十条銀座もにぎわってるけど、錦糸町の方がはるかに人が多いですよね」と私も話をして、前回のブログ紹介で、「シャフィーダさんの昔の料理教室の生徒さんからコメントいただきましたよー」と伝えると、「川崎の教室ですね。懐かしいです。来年あたり、また自宅で料理教室を開いてみたいと思ってます」とのこと。現在は東京のインド人街でもある葛西エリア在住で、もしかしたらの料理教室の再開も、以前の生徒さん達にはうれしいニュースではないだろうか。

久しぶりに「すんき」が食べたくなり、JR御徒町駅高架下の「よもだそば御徒町店」へ。「すんき」とは、「長野・木曽地方に伝わる蕪菜の漬物で、塩を一切使わずに乳酸発酵させる伝統漬物」。この独特の酸味が日本そばに合う。
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夏場の冷やしでも「すんきそば」は美味いが、やはり「温」も似合うなぁ。蕪菜の「すんき」をぼりぼり〜っと食べつつ、トッピングした「とろろ昆布」と絡めてみたり、ひとつかみぐらい「半インドカレー」に加えてみたり。

そして「すんき」をじっくりと味わいたくて、「揚げ玉(たぬき)」を少なめでリクエスト。そばとしては、あっさりスタイルだが、乳酸発酵無塩蕪菜「すんき」をじっくりと堪能させてもらった。
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続いて「半インドカレー」。気づいた方もいらっしゃるはずだが「骨付きチキンがない」。単に忘れたのか?とも思ったが、昨今の物価高騰の折でもあり、「半インドカレー・税込み300円」の牙城を守るためになくなってしまったーと見る。

「ケイヨーデーツー東十条店」対面にオープンした新店舗「ラ・メゾン・デュ・ラーメン ビスク」に出かけてみた。めったにラーメンネタを紹介することはないが(※「蒙古タンメン中本」は別として)、オープン来通りがかるたびに大行列ができているのを見かけ、その個性的なメニューにも魅かれて出かけてみた。
(※ラーメンはまったくの門外漢です。「おいしい」とか「どんな味」とかぐらいしか書けません)
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たまたま閉店後の夜時間に店前を通った際にメニューを見れば、「オマール海老ラーメン」「あさりカルボ」「鰺煮干しラーメン」の3種類のみの店。そして「店名もラーメン屋さんっぽくないし、オマール海老ラーメンって、『海老好き』なんでちょっと興味あるなぁ〜」で出かけてみたもの。

写真が「オマール海老ラーメン」(950円)。メニュー紹介には、「オマール海老の持つ甘みと濃厚な旨みをスープにぎゅっと閉じ込めました」と書かれていたが、まさにその通りで、上品な海老の旨みが、香りとともにしっかりと伝わってきた。

まあ「ビスク」が店名に使われているので、「甲殻類のスープ」はお手のものなのだろう。中細麺との相性も良く、添えられた刻みアーリーレッド(紫タマネギ)の香味も、このスープには合う。
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そしてこちらが「あさりカルボ」。「オマール海老ラーメン」にすっかり気を良くしたのか、ついつい「あさりカルボ」(950円)が気になり再訪した。

メニュー紹介には、「鯛の出汁をベースに、あさりとチーズを合わせた洋風ラーメン。スープに合わせて特注した平打ち麺を使用」とある。まずはスープをひと口。チーズの風味の方が強めで、あさりの香りはほんのりと。鯛出汁ベースなので、あっさりしていて食べやすい。

そして「平打ち麺」がなかなかの出来栄えで、「カルボ」なので思わず「やや細めのフェットチーネか?」ぐらいの好相性にびっくりした。スープとの絡みもいいし、思わずテーブル常備のブラックペッパーをバリバリ使ってしまった。

しばらく休業していたJR東十条駅近くの「インド&バングラレストラン タイガー」が22年11月中旬から営業再開した。先週紹介した「親鳥専門ばかとうがらし」のバングラデシュ人店長氏と雑談していた際に、「お客さん『タイガー』知ってるんですか?」「何回か行きましたよ。ビリヤニが美味い」とか返していたら、「前のコックさんが帰国しちゃってお休みでしたが、来週あたりから新しいコックさんが来るそうですー」と聞き、様子見がてら今週平日の昼前に店を通りがかると開いていた。
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コック氏は店前を掃除していたが、「やってます?」と聞くと、「いらっしゃいませー」という流れで入店。聞けばインド・コルカタ出身の方。バングラデシュとの国境にも近い街なので、ここ「タイガー」にも以前はコルカタ出身コックがいらしたことを思い出した。
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ランチメニューは以前のままで、カレー1種で700円前後が数種類、カレー2種で900円。「最近まで八丁堀界隈のインド系料理店で働いていたー」というコック氏にいろいろ聞きながら(※定番のチキン、キーマ、野菜、ほうれんそうチキン、ダールなどから選ぶ)、「ほうれんそうチキン」「キーマ」をそれぞれ辛口ホット仕様でお願いした。

飾り気のない盛り付けだが、コック氏のていねいな仕事っぷりは料理から感じられる。ナンは生地は厚めで、焼き加減がちょうど良く、それこそ「うすからず、大きすぎず〜」。

オリジン弁当・キッチンオリジン(イオン系、関東と関西で店舗展開)の2022年バージョンの「カフィア・ライム香るガパオライス」(税別590円)を実食してみた。
この6月から販売開始、11月も半ばを迎えた晩秋のタイミングで初実食となった。

商品名にも使われているカフィア・ライムとは、「トムヤムクン」ほか、タイ料理には欠かせないハーブで「バイマックルー」「こぶみかんの葉」と言われれば、聞いたことがある方も多いのではないだろうか。
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オリジン弁当の商品紹介ページでも、「爽やかに香るカフィア・ライムとナンプラーがクセになる」と紹介されているが、確かに「ガパオ炒め」のアタマの部分のひと口めを食べた瞬間に、カフィア・ライム(バイマックルー)特有の柑橘の爽やかな風味が漂ってきた。

もちろん後からやんわりとガパオ(タイのホーリーバジルを指す)のバジル香も感じられるのだが、カフィア・ライム香の方が勝っている。
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「ガパオ炒め」部分だけをズームアップしてみると、こんな感じだ。深いグリーン色の葉っぱがいくつか姿・形が見えるが、これが「カフィア・ライム」と「ガパオ」である。ほかに短冊切りのタケノコ、赤トウガラシなども見える。

そしてナンプラー特有の魚醤風味とでもいおうか、独特の香りも放っており、全体的には「日本のスーパーやコンビニで商品化された『タイ風ガパオ炒めごはん』の弁当系統では、初めてのオリジナルスタイルの味わい」である。

クセというよりも、カフィア・ライムの香りはある意味独特なので、尖ったオリジナルの風味。日本のタイ料理店でも、このカフィア・ライムを加えた「ガパオ炒めごはん」を提供してくれる店がたまにある。複数のタイ人コック氏から聞いた話では、「自分の家でガパオ炒めごはんを作る時にはたいてい入っていた。いわばおふくろの味」と話すタイ北部出身の方もいたし、「日本では冬場にガフレッシュのガパオの葉を、夏場と同様に手当てするのは難しいし高くつく。その点、バイマックルーならばいつでも手に入るし、ほかのタイ料理にも使うので、便利である」などと池袋の老舗タイ料理店でも聞いたことがある。

平日の夜にJR京浜東北線王子駅前の「カレーハウスじゃんご」に寄ってきた。1981年(昭和56年)創業の老舗カレー専門店で、なんと昭和期から「南インド料理サンバル」をメニューに置いているこだわりの店だ。今回はメニューを見ながら、2種の「コンビカレー(キーマとエビ)」(税込み1750円)を選び激辛で注文した。
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というのも、「サンバル」や「マドラス風煮込み フィッシュカレー」など南インド寄りのメニューが多かったので、あえて今回は「キーマ」と「エビ」で(ごはんは少なめで注文)。

「エビカレー」はサラサラ系の「じゃんご」らしさのあるスタイル。驚いたのは、大ぶりの「エビ」が数尾使われていたこともそうだが、らしさのある「エビの旨み」がカレーソースに溶け込んでおり、最近忘れていた「ザ・エビカレー」といったような
旨みが楽しめた。

インド料理店などでもランチで「エビカレー」を頼むことも多いが、小ぶりサイズのいかにも「フローズンのシーフードミックス使いましたー」的のが一般的で、「エビをかみしめて、どうにかこうにか風味が〜」ぐらいな感じ。なんだか久しぶりに「辛いエビカレー」を実感した。
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「コンビカレー」はこんな感じで昭和レトロなカレーポット入りで登場。1枚めの写真は「キーマ」だけをライスに飾ってみたもの。「キーマ」は盛りつけた通りの粘度のある「昭和のかほり」を想い起させてくれるスタイル。

それでもそこは、スパイシーさと尖りのやさしい辛さもあわせ持ちながらの専門店スタイル。ライスはそういえば最初から盛りが少なめなので、あえて「さらに小盛り」にしてしまったことを反省。普通盛りでもちょっと少なめだったっけ〜と2つの「コンビカレー」を前に、「キーマ」だけでライスを食べきってしまったことを後悔した。

平日ランチでJR東十条駅前の「親鳥専門ばかとうがらし」に出かけてきた。駅前を歩いているタイミングでスマホが鳴り、人通りが少ない裏通りへ。その後小道を歩いていると「盛岡冷麺」のノボリが目に入り、外に貼られていたメニューをのぞき込んでいると、「いらっしゃいませー」との声がした。顔を上げてみれば東十条界隈ではおなじみの南インド系の方で、「あらっ?おもしろそうだなぁ〜」と思い民家を改装した店に入店してみた。
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聞けば、店名は「親鳥専門ばかとうがらし」とのことで、バングラデシュ人の店長氏は、焼肉などの業態経験が長く、五反田「親鳥専門ばかたれ」などでキャリアを積み、晴れて22年5月下旬に店をオープン。そばでハラルフードなどバングラデシュ食材店も営んでいる。

「ばかたれ」同様に、盛岡直送の麺を使った「冷麺」も看板メニューと伺い、「盛岡冷麺」と「ミニユッケ丼(鶏)」のセットを注文した。
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写真が「盛岡冷麺」。麺は本場盛岡の老舗「中野製麺」から仕入れているそうだ(※門外漢なので、聞いたまま書いてます)。冷麺の麺はコシがあり、もちもち。食感つるっと〜といった感じ。

店長氏も長らく「盛岡冷麺」を調理してきたそうで、実に手際がいい。さらにていねい。刻み大根とキュウリ、キムチ、白キクラゲ、そして鶏肉の具のバリエーションのバランスも良く、ほんのり甘いスープも美味い。
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「ミニユッケ丼」も「親鳥専門店」なので、「親鳥のもも肉」(低温調理済み)をメインに、濃いめの味付けのタレと卵黄、刻み万能ネギを混ぜ合わせながら食べ進む。思わず、「店長、おいしいね〜。冷麺もだけど、ユッケ丼が美味い」と伝えたほどだ。

ランチでエスプラナード赤坂通り先は赤坂2丁目交番そばのタイ料理「トランザム」に出かけてきた。以前イベント絡みで5月頃にも夜訪問したことがあり、その時に「平日のランチ限定タイ料理ビュッフェ(税込み1200円)をやってます」と聞いていたが、ようやく足を運ぶことができた。
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地下の店舗に向かうと、「いらっしゃいませー。サワディー・カー」とタイ人の女性スタッフが明るい声で出迎えてくれた。「弁当ですか、店内ですか?」と聞かれたので、「店内です」と答え、さっそくビュッフェテーブルへ。

写真はメインのコーナーで、左上が「ゲーンキョワーン・ガイ」(鶏肉のグリーンカレー)、左下「ゲーンマッサマンガイ」(鶏肉のマッサマンカレー)、右上が「トムヤム・ガイ」(ココナッツミルクベースの鶏肉入りトムヤムスープ)、右下「パッ・ガパオ・ガイ」(鶏肉のガパオ炒め)。
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隣もタイ惣菜などが並んでおり、左上「ヤム・ガイ・トード」(鶏のから揚げとタイハーブ和え)、左下「パッ・ルワムミッ・ナムマンホーイ」(野菜のオイスターソース炒め)、右上「トマトと水菜、レタスのサラダ」、右下「カオマンガイのアタマ」。

さらに「ジャスミンライス」「カオマンガイのごはん」「デザート」(※この日はタピオカココナッツを固めた「ウン・サークー・ガティ」)とソフトドリンクが飲み放題の内容。

自宅にストックしてあった南インド料理「ダクシン」(東日本橋、八重洲)自家製の冷凍南インド料理「チキン65とクスカ」セット(税込み1190円)を実食してみた。

「チキン65」は、大人のスパイシーチキンのから揚げ(ダクシンでは「ポップコーンチキン」と称している)と「クスカ」(具なしのビリヤニ)は、電子レンジ4分で写真の仕上がりだ。
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「チキン65」は大人味のスパイシーな南インド式鶏のから揚げのこと。「65」に関しては、「1965年生まれ(レストランやインド軍で供されたのがこの年)」など諸説ある。

共通するのは「スパイシーで大人味」ということ。日本の南インド料理店でも「アルコールのお供にぴったりな鶏のから揚げ」として人気がある。
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「ダクシン」がポップコーンチキンと称しているのは小口カットのチキンを使っているからで、ひと口サイズで食べやすい。オイリーさはほぼほぼ感じないので、これも冷凍食品ならではの特徴だろうか。

そして具なしビリヤニの「クスカ」。もちろんコメはバスマティを使っており、グリーンカルダモン、クローブ、シナモン、ローレルなども確認できる。こちらもオーナーのラターさんが妥協しないで商品化した自信作だけに、あたりまえのように美味い。「チキン65」とのセットなので、具なし「クスカ」でも違和感もないし、レンジ加熱でも充分においしさが伝わってきた。自分でスパイスヨーグルト「ライタ」をつければよかったーと後から思ったほどだ。

セブン‐イレブンが22年11月8日から、北海道、首都圏、新潟、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄などでタイ風の「ホーリーバジル香る ピリ辛ガパオライス」(税抜き530円、税込み572円)の発売をスタート、さっそく実食してみた。驚いたのが弁当名に「ホーリーバジル香る」とついにタイの「ホーリーバジル=ガパオ」を使ってきたことだろう。
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「おお〜っと、ついにセブンも『タイ料理ガパオ炒めごはん』弁当に本気になってくれたかー」ぐらいのネーミングに期待度MAXで購入。自宅でレンジ加熱し開封してみれば、「ん。あれっ?ガパオの葉っぱ(ホーリーバジルの葉っぱ)が見当たらない」。スプーンでほじくり返してみても出てこない。弁当内のグリーン色は「ピーマン」のみ。

原材料欄を見てもどこにも書いてない。「いやいや商品名が『ホーリーバジル香る』なのに、『ホーリーバジル未使用』とは?」という、タイ料理ファンとしてスルーできない弁当だった。
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 セブンのHPで確認してみると、「鶏肉の旨みと唐辛子の辛みを効かせ、ホーリーバジルを最後に炒めることで、より香りを感じる仕立てです」と紹介されている。ここから推測してみると、原材料欄の「バジルペースト」にホーリーバジルが使われており、炒めの仕上げにこれを加えたのだろう。

調理工程的には、タイ式ガパオ炒めでも「最後にたっぷりガパオ葉を加えて仕上げる」ので、あながち的外れではないが(※もちろん炒めの最初の段階でもそれなりに使われるが)、これはペーストではなくやはり「ガパオの葉っぱ」であることが大前提。

平日の仕事帰りに東京メトロ後楽園駅至近のインド料理「ダージリン春日店」に寄ってきた。たまたま近くの得意先で仕事終わりのタイミングで出かけたものだが、メニューを眺めていると、「ディナーセットで900円」の値段につられ、チキンカレーセットを注文してみた。
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ディナー時のアラカルトメニューは、ほぼほぼカレー単品で4ケタを超える「ダージリン」だが、写真の「ナン(もしくはライス)」と「チキンカレー」(※あとマメせんべいパパードも前菜として供される)で900円は割安感さえ感じられるが、やはり「チキンカレー」のスパイス使いも通常のアラカルトと比べると「惜しみなくスパイスをー」といった感じではなかった。
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具のメインの「チキン片」はたしかに大ぶりで2片とはいえ、まずまずのボリューム。ここにウエットスパイス代わりのオニオンスライスとレッドパプリカがトッピングされている。チキンカレーの具合も無難といえば無難だが、「ダージリン」らしさのあるスパイスの奥行きとまでは、値段を考えれば仕方のないところか。

平日の昼下がり、JR浅草橋駅西口近くの「タイ料理パヤオ」に出かけてきた。店前を通りがかった際に「本日の日替わり バミガパオ(ガパオ中華麺)970円」と書かれており、「ガパオの汁なし麺はしばらく食べてないなぁ〜」と魅かれ、さっそく入店してみた。
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外看板に「バ三ガパオ」と書かれていた「鶏肉のガパオ炒め汁なし中華麺」がこちら(※タイ語では「バミー・ヘーン・パッ・ガパオ・ガイ」となる。「バミーガパオ」だと汁麺でも不思議ではない。まあメニュー写真見れば汁なしだとわかるが)。

「辛口」「バミー少なめ」でリクエストしたので、これぐらいのボリュームで登場した。うれしいのはフレッシュなガパオの生葉を使ってくれていることーで、写真右下と中央上のガパオの葉っぱが視界に入った瞬間にテンションと食欲が上がった。
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中華麺バミーは、日本のラーメン向け中華麺で代用する店も多いが(※このスタイルはあまり好みではない)、「パヤオ」では麺径も細いスタイルでタイ現地の「バミー」に近いようなタイプ(※麺径自体はビーフン中細麺センレックと極細麺センミーの間ぐらい)で、日本語で正しいかは置いといて、「もしゃもしゃした食感」もタイ現地の味わいにも近く、いやいやなかなかの味わいだった。

鶏肉片の粗みじん、濃すぎない味付け、さらには添えてある写真上の「キャベツ&レタス」の「キャベツ」がゆでてあり、お客さんが食べやすいようにひと工夫していることもありがたかった。

ちょうど1週間前の10月末日に「東京ボンベイ神田店」に初訪問し、「カシミールカレー」を辛さ「超10」でお願いして沈没しかけたが、リベンジとばかりに再び出かけてきた。今回は「ボンベイキーマ」を「カシミールカレー」ベースの「赤キーマ」(1000円)をカレーのみ大盛り(200円)、さらにサイドで「コールスロー」(150円)をつけてみた。
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食券を購入しテーブル席に着席。南アジア系のスタッフさんに「赤キーマの辛さはどうしますか?。極辛、超1からいろいろありますが?」と聞かれたので、「極辛で」とお願いし、「ライス少なめ」も一緒に頼んだ。

待つこと5分ほどでカレーポットからあふれんばかりで運ばれてきたのが「ボンベイ赤キーマ(大盛り、極辛)」がこちらだ。思わず「目が点」になりそうだったが、色合いはカシミールカレーそのものの黒系の赤茶褐色。鶏キーマからはカルダモンの香りがほんのりと漂っている〜。
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「さてさてどう食べようか?」と一瞬悩み、カレーポットから赤キーマをライスに盛り付ける形にしてみた。この盛りで7割ほどの分量。テーブル常備の「タマネギ」「キュウリ」のピクルスも添えて、いざ実食。「赤キーマ」だけを食してみれば、最初にホット系の辛さ、続いて様々なスパイスの香りが口中に広がり、この段階で「カシミールカレー」の旨みへと変化する。

平日の仕事帰りに神保町(住所は神田小川町)のカリー専門店「エチオピア本店」に出かけてみた。時間帯は6時半過ぎ、久しぶりに明大通りに面した正面入り口近くのカウンター席を利用した。券売機で「エビ+野菜カリー」とサイドメニューで「グリーンサラダ」「玉ねぎのアチャール」を購入(※「玉ねぎのアチャール」は2つ)。
s-エチオピア外観
オーダー時に「辛さは30倍、ごはん少なめでお願いします」とリクエストした。ふと周りを見渡してみると、「女性のひとり利用のお客さん比率も高いこと」「客層は男女とも20代から30代ぐらいの方が多いこと」に気がついた。(※おじさん比率は少なめ)

さすがの人気店「エチオピア本店」だからこそなのかもしれないが、7時近くには1階が満席で2階の利用も始まったぐらいで、にぎわっていた。
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写真が「エビ+野菜カリー」(辛さ30倍、ごはん少なめ)。待つこと10分ほどで到着、「玉ねぎのアチャール」も盛りつけてみた。

具の主役はやっぱり「エビ」。サラサラ系のカレーソースと「エビ」の相性はいつもながらにぴったりで、軽めの食べ口もいつもながら。そして「野菜」はブロッコリーが多めで、キャベツとシメジ、そして「エチオピア」らしさのえのき茸もしっかりと使われている。アクセント的にひよこ豆も顔を出してくれたり、トッピングのプチトマトも、同様にらしさの部分。「クローブ香」もしっかりで、安心・信頼の「エチオピア」でした。

祝日(11月3日)を利用して、赤羽の昭和レトロな団地内(桐ヶ丘中央商店街)に店を構える「台湾惣菜宮崎商店」に出かけてきた。平成後半から令和の現代こそ「日本での台湾人気・台湾ブーム」に湧いているが、こちらの「宮崎商店」は昭和の高度成長期から「台湾惣菜」の黄色い看板で店を構えてきた筋金入りである。
s-宮崎 外観
以前利用した赤羽駅前の町中華風の台湾料理店(コロナ禍で閉店)で、「この先の団地で長らく営んでいる台湾人のお母さんが作る台湾弁当の店がある」と「宮崎商店」の噂は耳にしていたが、店を利用するのは今回が初めて。所狭しと数十の台湾料理ほか手作り惣菜が並ぶ様は、見るだけでもテンションが上がって来るー。
s-宮崎 角煮
写真は「角煮丼」(税込み650円)。「ん?角煮は?」と思われちゃうぐらいのてんこ盛りで、台湾のお母さんの「日替わり惣菜盛り合わせ丼」と言った方がピッタリとハマる。もちろん手前の数肉片のほか、豚の角煮もトッピング惣菜の下に何枚か敷かれており、さらに台湾醤油の味がしみ込んだ白米がこれまた旨い。(※八角や五香粉の香りは抑えめ、ひかえめなので日本人万人向け)
s-宮崎2
そして「大根餅が美味い」と聞いて今回出かけたのだが、ほっとしちゃうシンプル・イズ・ベストな風味。台湾40回超の先達である家人に言わせると、「台湾の屋台の味に似ている」とのことで、台湾のお母さんも「おいしいよ。台湾の味で自信ある」の言葉の重みも感じた次第だ。

祝日のランチタイムにJR赤羽駅東口のタイ家庭料理「クルアチョントーン」に出かけてきた。午後1時半近くの時間帯だったが、男性ひとり客やご夫婦客など先客も数組。寒い時期以来の訪問になったが、この日の日替わりメニュー(毎週木曜日)は、蟹と玉子のカレー粉炒め「プーパッポンカリー」で、迷わずこれを注文した(サラダ、スープ、デザート付で税込み880円)。
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「クルアチョントーン」の蟹系メニューには以前からお世話になっているが(海鮮ガパオ炒めの「ガパオタレー」など、後述)、予想通りワタリガニたっぷりの「プー・マーパッポンカリー」のスタイルで登場した。見た目からで、チリインオイルの「ナムプリックパオ」はひかえめなので、赤系オレンジの色見はうすめ。合わせてあるのは、タマネギ、セロリなど。
s-クルア2
1枚めの写真だとワタリガニの全容がわかりにくいので、少なめでお願いしたライスの皿に移し替えてみたーのがこちら。左右に大ぶりの蟹足、センター部分には胴体の蟹肉が多い部位も確認できる。ワタリガニ自体から蟹肉を引っ張り出すのは結構大変だが、それはそれで、ランチから「蟹たっぷりのパッポンカリー」が楽しめるとはーの当たりである。

味付けも「玉子とカレー粉炒め」なので、ほんのりスパイシーながら、玉子が絡んでコク味も増し、予想通りランチでは出色の(※税込み880円だし)「プーパッポンカリー」だった。

レイトランチの午後2時手前の時間帯にJR&京浜急行品川駅前(高輪口)のインド料理「デヴィ インディア」に出かけてみた。JR高輪ゲートウェイ駅近くの「デヴィ コーナー」(こちら)が本店で、こちらは「品川駅前店」として姉妹店的な位置づけで、こちらには初訪問となる。s-デヴィ外観
ランチメニューは、カレー1種のAセット(税込み900円)、カレー2種のBセット(税込み1100円)、カレー1種とタンドール各種(タンドリーチキン、シークカバブ、フィッシュティッカ)付のCセット(税込み1400円)とチキン、ラム、ベジタブルが選べる「ビリヤニセット」(税込み1050円)とインド料理ではない「ランチグリルチキン(ライスの定食)」(税込み850円)のメニュー構成。この中からカレー2種のBセットをナンで注文した。
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ランチカレーは、チキン、マトン、野菜、キーマ、日替わりの5種から、「マトン」「野菜」を選び、「マトン」のみベリーホットの辛さでリクエスト。ナン、ライスのチョイスでは「ナン」にしてみた。

待つこと5分ほどで運ばれてきたのが写真。タンドリーチキンはランチの添え物なのでまあこんなものだろう。びっくりしたのが「ナン」。平成期に東京の北インド料理界をリードしてきた「デヴィグループだなぁ〜」と矜持を感じたが、「この大きさなのに、もちもちした生地感とパリッとした焼き加減」はさすがだった。

平日の午後1時手前の時間帯にJR御徒町駅近くの南インド料理「アーンドラキッチン」に出かけてきた。店内はほぼ満席で外には行列が〜。客層も幅広く、インド系の方も複数の方が食事中、またガイドブック片手に入店してきた欧州系の方も(※スマホではなく、ガイドブックでした)。
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注文したのは写真の「ランチAセット」(税込み890円)。日替わり3種カレーのうち2種を選ぶ。そしてインディアンブレッドは、ナンを合わせている方も多かったが、「アーンドラキッチン名物といえば、手ごねのチャパティ」。もちろん「チャパティ」を選んだ。

日替わり3種は「辛 マトンクルマ」「中 ゴーマチキン」「甘 ミックス ベジ クルマ」で、なんとなく「クルマ」の2つを選んでみた。「マトン」だけ辛さを強めでお願いしたが、写真右中央の「チリペースト」のようなものが添えられた形となった。
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1枚めの写真だと「手ごねチャパティ」のイメージが折りたたまれていることもあり目立たないが、広げてみれば、ターリー全体を覆っちゃうぐらいの大きさの「巨大チャパティ」だった。これなら食べ応えも充分。

「マトンクルマ」は、小口切りの「マトン」がゴロゴロ入っている。ココナッツミルクベースながら、カルダモンやシナモン、クローブなどのスパイシーさも前面に出ており、無難においしい。基本こちらはバスマティライスに合わせながら食べ進む。

そして新鮮な味わいに感じられたのが「ミックス ベジ クルマ」。ほうれん草とココナッツミルクベースで、なにより野菜がふんだんに使われている。まずはしめじとブロッコリーには驚かされたが、インゲン、ニンジンほかで、「チャパティ」との相性もまずまず〜。

久しぶりに「ロールキャベツシチュー」が食べたくなり、新宿東口はスタジオアルタ裏手の洋食「アカシア新宿本店」へ寄ってきた。オリジナルのチキンスープベース「白いロールキャベツシチュー」は一度食べるとクセになる。

そしてカレー好きにはたまらない「極辛カレーライス」。こちらもフレーズの響きのままの「極辛」ではなく、「美味い辛さを極めた」メニュー名であり、スパイシーな風味がやっぱり食べたくなる。
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両方食べたい〜という時には、「ロールキャベツシチュー」「極辛カレーライス」がそれぞれ別盛りで提供されるコンボメニューもあるが(税込み1450円)、もっと手軽にリーズナブルに楽しめるのが写真の「極キャベ」。いわゆるハーフ&ハーフでのスタイルで、センターにライス、左右に「ロールキャベツシチュー」と「極辛カレー(チキンカレー)」が盛りつけられている(※ごはん少なめでお願いした)(※税込み1050円)。

本来は「ロールキャベツシチュー」にブラックペッパーはかかっていないが、「極辛カレー」のスパイシーな味わいに対抗すべく(スパイス負けしないように)勝手に食前にかけてみたーもの。
アカシア羽田
ご参考まで、デフォの「ロールキャベツシチュー」単独だとこんな感じ。全体の色見が異なるのは、器の違いからくるもので、「1個にキャベツ丸ごと1枚が使われ、大ぶりの合挽肉の団子が包まれている」。「ロールキャベツ」をチキンスープで煮込み、その後さらに「自家製シチュー」を加えて仕上げてあるそうで、古き良き昭和から続く「アカシア新宿本店」だけで食べられるメニューである(※羽田空港第2ターミナル店もある。こちらの写真は羽田空港店でのもの)。

平日の仕事帰りに東京メトロ淡路町駅&都営地下鉄小川町駅そばのカレー専門店「東京ボンベイ神田店」に出かけてきた。「東京ボンベイ」は恵比寿本店に何度か寄らせてもらったが(こちら)、神田店は初めての訪問となる。黒を基調にした外観、店内は白と黒のシックな装いだ。
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食券を券売機で購入。今回は「カシミールカレー」(950円)をごはん少なめ、サイドで「コールスロー」をつけてみた。辛さはホール担当のインド系の方に聞いてみると、「カシミールは辛さが6となっています。10までありますが?」とのことで、なにも考えず「じゃあ10で」とお願いしてしまった。後から思い出したのは、「柏(千葉)のボンベイでカシミール辛さ『超8』を頼んで大失敗したこと(こちら)」をうっかり忘れていたからーだ。
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写真が「カシミールカレー(辛さ「超10」)」。見るからに黒茶褐色がハンパない辛さそのものだが、ひと口そのままスプーンで「カシミールカレー」を流し込んでみると、見た目にたがわないワイルドなホット系の辛さが口中に広がった。「ボンベイは『デリー』のDNAを持つ店だけど、辛さは数段上である」ことが脳裏から蘇ってきた。

そしてカレーソースそのものの粘度も増し、サラサラではない「カシミールカレー」へと変貌。すでにスパイシーさよりも辛さが先に立ってしまうが、コク味はやっぱり「カシミール」。本家「デリー」とは別のベクトルのようにも感じられるが、そこは「ボンベイ」のオリジナルであり、辛さに感服しちゃったが、その奥深さも改めて感じられた。

平日のレイトランチの時間帯にJR日暮里駅近くの小さなタイ料理食堂「オームタイテースト」に出かけてきた。カウンターだけの店だが、午後1時半過ぎの時間帯で満席。ちょうど1席空いて座ることができた。周りを見てみれば、皆さん東アジア系のお客さん。聞けばそばの日本語学校で学ぶ留学生の皆さんで、母国語で話す方と、勉強中の日本語で会話する方もいたりして、不思議な雰囲気だ。
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注文したのはランチセットではなく、アラカルトでの「豚肉のガパオ炒めごはん」(パッ・ガパオ・ムー)。オーナーシェフであるオームさんの深煎りドライタイプの仕上げと、「辛口」リクエストをお願いしたが、タイの調味料「シーユーカオ」「シーユーダム」の使い方が絶妙で、久しぶりに甘辛折衷スタイルでの「豚肉のガパオ炒めごはん」が楽しめた。
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豚肉片も粗みじんのミンチで、豚脂とガパオの葉(タイのホーリーバジルの葉っぱ)の香りが絶妙なマッチング。さらにはプリック・チーファー(タイの中型赤トウガラシ)の辛さも相まって美味い。この豚脂とガパオの香り、トウガラシとの絡みのバランスは、「鶏肉のガパオ炒め」では楽しめない味の組み合わせで、個人的には「ガパオ炒めの醍醐味」であると感じている。

目玉焼き「カイダーオ」もタイ式揚げ焼きのリクエストに応えてくれて(手間がかかる)、いい感じの仕上がりだ。目玉焼きの黄身の加減は好みだが、半熟よりも固めの方が、ダイナミックな「ガパオ炒め」として楽しめる。

(※ブログ紹介27食め)東京・十条銀座アーケード商店街内から、東京・錦糸町に移転・新規オープンした「南インドのカフェ&レストラン カレーリーブス」に出かけてきた。
22年年初の1月下旬に十条銀座の店が閉店(こちら)、晴れて7月にJR錦糸町駅北口に新規オープン(※JR錦糸町駅北口から歩いて5分ほど。老舗タイ料理「タイランド」を越えるとすぐ。旧インド・バングラデシュ料理「バスモティ」跡地)。
s-リーブス外観
もちろん錦糸町店へは今回が初訪問。入店してみれば、顔なじみのホール担当が「いらっしゃいませー」と出迎えてくれた。マスク越しで気づかれない可能性もあるので、「こんにちは。十条の時のお客で〜す」と発してからマスクを外してみれば、「ああっ〜こんにちは」と明るい笑顔に。

厨房をのぞいてみれば、オーナーシェフのシャフィーダさんの顔も見えた。「久しぶりです。錦糸町もいいお店ですね」と声をかけると、同じように「あ〜こんにちは。元気でしたか?」と笑顔で返してくれた。
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平日セットとして「ミールス」(ベジ900円、ノンベジ1100円)と、ともに3ケタ台の設定だった十条店時代からは上がっていたが、諸物価高騰などもあるので、致し方ないところか。

注文したのは「ドーサセット」(1350円)。マサラドーサの中身をベリーホットでリクエストしたが、都合80回ぐらいは通っていた店でもあるし、旧知の男性コック氏がこちらの好みを覚えてくれていたようで、忖度で全体的に辛口ホット仕上げで提供してくれた。
s-リーブス チャトニ
「マサラドーサ」の中身のジャガイモのマサラ含め炒めにもグリーンチリを混ぜてくれたが、そえられた「ココナッツチャトニ」(写真左)にも、そっとグリーンチリを混ぜてくれていた。「そうそう。カレーリーブスのココナッツチャトニはこんな味だったー」と1月以来のほぼ9カ月ぶりの味になんだかほっこり。シンプルなココナッツの果肉とミルクの自然な甘さのやさしさと、グリーンチリの辛さがマッチしている。
(※待ちきれず味見しちゃってから撮影。少なく見えるのはそのためー)

右の「トマト&タマリンドチャトニ」も、いい意味でタマリンドの酸味が惜しみなく発揮され、トマトとの別のベクトルの酸味の組み合わせもなんだか懐かしい。「ドーサ」のシェルにたっぷりとチャトニをつけながら食べ進む。

昨日の「新川デリー(茅場町)」に続いて、本日は本家「デリー上野店」が登場。毎週木曜日の日替わりカレー「カラヒ」を「ポーク」変更で楽しんできた。「カラヒ」は現在ビル工事で休業中の「銀座店」ではレギュラーメニューに採用されているが、上野店ではこの木曜日の日替わりが唯一楽しめる機会だ。
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写真はベリーベリーホットの辛さでリクエストした「ポークカラヒ」。「カラヒ」とは、デリーのHPでの紹介によると、「贅沢でスパイシーなパキスタンカレー。『カラヒ』とは、インドの中華鍋のような鍋の意味で、炒め煮したカレーになる。タマネギとトマトに粗びきスパイスがきいた辛口」とされている。

色あいの明るい赤茶褐色から、見た目だけでも食欲が刺激される。ベリーベリーホットでお願いしたので、表面に炒ったコリアンダーシードが浮遊しており、まずは器から甘く爽やかなコリアンダーの香味が漂ってくる。「カラヒ」だけをひと口、ふた口と味わってみる。トマト系の酸味の後に、タマネギの甘み、そしてスパイシーさとコク味の後に辛さが追いかけてくる。
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ライスは150gの小盛り(※通常は260g)でお願いし、ここに「角切りポーク」「半かけのジャガイモ」をトッピングし、あとから「カラヒ」をぶっかけしたのがこちらの写真。炒め煮してあるので、「デリー」のカレーの系統としては粘度があり、濃厚さも「コルマ」と似ている。

それでいて「辛さ」と「スパイシー」さがウリなので、食べ口は軽め。「デリー上野店」では、「カシミール6:コルマ4」ぐらいの注文比率なので、「カラヒ」は約1年ぶりの実食となったが、「たまに食べるならカラヒかタンドリーチキンドライカレー(毎週水曜日の日替わり)だなぁ〜」と実感させてもらった。

平日のランチタイムに茅場町の「インドカレーショップ 新川デリー」へ。本家「デリー」のDNAを持つ、直系ののれん分け店だが、メニューは多種多彩。「カシミールカレー」だけでも、レギュラーの「カシミール」に加え、「ストロング」「ハバネロ」「ハバネロホット」「スペシャル」がある。今回はそんなオリジナルの中から、生の青トウガラシ入りの「グリーンチリ・カシミールカレー」(税込み1130円)をベリーホットで注文してみた。
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「デリー」の上野店・銀座店の「カシミールカレー」とは一線を画す赤茶褐色の色合いだが、味わいは「デリー系統のカシミール」。この見た目のミスマッチ感ものれん分けの「新川デリー」ならではのスタイルである。(※ライスは半ライスでお願いした。50円引きになる)

色あいは赤茶褐色と書いたが、私の中での見た目感覚では、本家「デリー」でいうところの「インドカレー」と「デリーカレー」の中間ぐらいの感じだろうか。
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「グリーンチリ・カシミールカレー」は、生の青トウガラシが入ることで、口中に含んだ瞬間にホット系の辛さが広がる。その波が引いた後からは、じんわりと「カシミール」ならではのスパイシーさが追いかけて来る。食べ口も軽く、オリジナル「カシミールカレー」としての完成度はさすがーだ。

また、「タマネギのピクルス」「キュウリのインディアンピクルス」もそれぞれ別盛りされてくる(※おかわり可)。そして「チーズ」も別添されるのもオリジナルの副菜となっている。「キュウリ」は本家からの仕入品だろうか。ほぼ同じ味わい。「タマネギ」は本家が「タマネギとダイコン」なので中身が違うほか、ややレモン果汁の酸味が立っているように思われた。

新宿は靖国通り沿いのタイ料理「ゲウチャイ新宿店」にランチ訪問してきた。今回はショッキングピンクスープが特徴の麺類クイティオから、紅腐乳麺「イエンターフォー」が食べたくなり出かけたもの。日本勤務のタイ人の皆さんからも故郷の味〜ソウルフードとして名前が挙がることが多い「イエンターフォー」だが、すでに私の中でも同じような感覚になっているようだ。
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窓際のカウンター席から、「イエンターフォーセット」(1200円)を写したものだが、靖国通りがすぐそこに見える展望スポットでもある。今回の「イエンターフォー」では米麺の極細麺であるセンミーでお願いし、セットのごはんものを「カオパット」(タイ式チャーハン)、さらに「本日のタイ式サラダ」(250円)を追加した全容だ。
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「本日のタイ式サラダ」は、小ぶりのイカ(プラームック)とキクラゲ、タマネギ、ニンジン、セロリなどを和えたもの。せっかくタイ料理を食べに来ているのだから、ありきたりの「刻みキャベツと小レタス」などではなく、ヤム形式で楽しめるのはありがたい。

そして主役の「イエンターフォー」。ショッキングピンクのスープは「紅腐乳」(タオフージー)由来。独特のほのかな酸味も「紅腐乳」ならではで、一度ハマってしまうとクセになる。私自身もタイ現地での初見時には、「うわっ。なんだこの色!」とドギモを抜かれたことを覚えているが、見た目と味のギャップとでもいおうか。この系統の味のスープや麺類はもちろん日本にはない味で、ついつい魅せられてしまったようだ。

午後1時半過ぎに東京メトロ日比谷線人形町駅近くの「ネパールキッチン ヒマラヤンビレッジ」へ。この時間帯でもほぼ満席近く、グループ客の利用が多い様子。人気メニューは「チーズナンセット」「バターチキンカレーセット」のようで、周りのお客さんは全員その2択だった。
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私はといえば、「ヒマラヤンキッチン」では写真の「ダルバート定食」の1択のみ。「ネパールキッチン」の冠がつく店で、これを頼まない手はない。カレーのみ「野菜」「チキン」が選べるが、ここも「野菜」を選び、こちらの辛さ上限の3でお願いした。また「ライス半分。その分だけアチャール大盛りで」とリクエストを添えた。

そういえば「ダルバート定食」の名前ながら、しっかりと「青菜の炒め物」が入るので「ダルバート・タルカリ」だが、ネパ飯屋が少ないエリアでもあるので、このメニュー名でも仕方のないところか。
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写真はターメリックライスに「ミックスダルカレー」「青菜の炒め物(タルカリ)」「ジャガイモとダイコンとニンジンのアチャール」を少量ぶっかけしたもの。

「ミックスダール」には、ムングダル、バートマスなどの定番にグリンピースも混じっているスタイル。辛さ調節せずノーマルにしたこともあり、マメの素朴な味わいにほっこり〜だ。「タルカリ」はいつもならほうれん草なのだが、茎や葉径が細いので別の青菜のようにも感じられた。サッと塩炒め煮したシンプルさが、「ミックスダルカレー」と混ざることで風味と食感にメリハリが加わる。

そして合い間に「ミックスアチャール」を。漬け込みスタイルではないので酸味などはなく、アル(ジャガイモ)、ムラ(ダイコン)ともにクセは弱めだった。

平日の午後2時手前の時間帯に御徒町の南北インド料理「ベジキッチン」へ足を運んだ。入店してみれば、なんと1階席はインド人客(複数グループやひとり客)で満席。急きょ2階席へと案内された。その後からも次から次へとご同胞が〜。いやいや結構なにぎわいだ。
s-ベジ1
「ベジキッチン」のランチは平日の午後1時過ぎからインド人客で混み合うのが日常で、午前11時半から12時台は日本人客中心なのだとか。やはり「街のインド食堂」と化しており、100%ベジタリアンのニーズはインド人コミュニティでも貴重な存在なのだろう。ホールの方の話では、「今日はビリヤニが950円で食べれる日だから、それも関係して混んでいる」とも話していた(※すでにこの段階で売り切れ御免〜でした)。
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注文したのは、メニュー看板の5種類から「3種」を選ぶセット。1種が税込み750円、2種850円、3種1050円で、ミニサラダとドリンク(チャイやラッシー)がつく。今回は1、2、3を選んでチャパティでお願いした。
(※この5種類だと1と3は南北共通。2が北、4、5が南としっかり5種類の中でも東西南北広いインドを料理メニューでしっかりすみ分けしているー)(※さらに日本語がお上手。すばらしい)

タイ料理「プーケットオリエンタル日比谷」で料理長を務めていたニックネーム・ガパオ鬼塚氏から、「新しくコンテンポラリー・タイ料理の店をオープンしました」との連絡があり、西麻布「石ニ花サク」にディナー訪問した。鬼塚氏が厨房、ホールはタイ料理店での経験も長い藤原さんが担っている。
s-石ニ 前菜
鬼塚シェフとはタイ大使館大使公邸でのイベントなどの際に交流があり、「プーケットオリエンタル」と同系の新業態である「石ニ花サク」でのタイ料理も楽しみにしていた。

写真はこだわりの国産食材とタイ料理のエッセンスをコラボさせた「前菜盛り合わせ」。写真中央上が「からすみ 蕪 柿 発酵トマトのソムタム」。もちろん初見の組み合わせだが、味付けがソムタムなので、発酵トマトと一緒に食してみれば、不思議とタイの風味。柿で一気に和の味わいとなるが、からすみが混じるとこれまたコスモポリタンー。

右下「佐賀県産泥付き蓮根 茗荷 新生姜の生春巻」、右上は「白レバー 64度 ハーブオイル」、左下が「パクチー モルバチコ ヤム ミモレット」。
s-石ニ カノムパン
そして鬼塚シェフらしさを思い出させてくれたのが、こちらの「カノムパンナークン」。いわゆるタイ料理の「エビすり身トースト」だが、「白ごまに包まれた天使のエビすり身揚げトースト」に、なんとキャビア、トリュフ、そしてマンゴー風味のマヨネーズが添えられている。

食せば「カノムパンナークン」なのに、キャビアとトリュフがトッピングされると新しい味わいとなる。鬼塚シェフに思わず「もう1本〜」とお願いしたくなったが、タイ大使館での大人数宴会の席ではないので、言葉を飲み込んだ。

令和現代でにぎわいを取り戻しているのが町中華。そして人気メニューの定番といえば「炒飯」でしょう。そんな「炒飯」が日本と同じように食べれるのがタイ。パラパラな炒め加減は長粒種のタイ米に向いていること間違いなし。その割に「日本のタイ料理店のカオパット」はあまりにもあたり前過ぎるのか、なんとなく日陰の存在である気がします。
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写真はタイ南部の港町スラータニに出かけた時の大人数食事会での大皿「カオパット」。出来上がりは日本人が思うところの「炒飯」とほぼ同じ見かけ。パラパラに深い炒めが入った加減が写真からでも伝わってきます。味付けは基本うす味なので食べやすく、そのまま食べても良し。
(※添えられているカービング入りのキュウリ「テンクワー」、タイライム「マナオ」、クサミのないネギ「トンホーム」からタイらしさも伝わってきます)

そしてタイ料理ならではの味変アイテムが、写真右端に見えるグリーンチリ「プリッキーヌ」の輪切りが浮いたナンプラー「プリックナンプラー」、その上はタイライム「マナオ」の生搾り果汁をベースにした辛酢の「プリックナムソム」。この2つを加えると、日本と変わらぬ味(もしかしたらさらにうす味)の「カオパット」が、いかにもタイ料理らしい辛さや酸味が入るメリハリのある風味に一変します。
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続いては、タイの町中華のような食堂でのエビ炒飯「カオパットクン」。こちらの方が、コメのしっとり加減が日本の「炒飯」に近い仕上げで、玉子焼きも入ったりで味わいも似ている感じでしたが、「エビがたっぷり」はとりあえず置いといて(※海鮮市場に近いメークローン市場の食堂)、キュウリのテンクワー、パクチーのトッピングなど、見かけはやっぱり「タイ料理のカオパットクン」の仕上げでした。ここでも味変もできましたが、変えずに食しても充分に美味い「エビ炒飯」でした。

東京も朝晩はめっきり冷え込んできた10月下旬だが、ひと足早く真冬が旬の『せり』を使った「せりカレーそば」をいただきに銀座コリドー通りそばの日本そば「泰明庵」に出かけてきた。周りのお客さんも同じ想いなのだろうか、男女問わず(女性が多い)「せりカレーそば」の注文が入っていた。
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注文時に「根っこはどうします?」と聞かれたので、「泰明庵」が仕入れているせりも冬の到来を告げてくれている(※夏場や初秋までは「根っこ」の有無は聞かれない。時期尚早ということらしい)。
そういえば隣の方は冬場の限定メニューである「せりかしわそば」を頼んでいたのでなるほどーと納得した。

写真が「せりカレーそば」(税込み1300円)の「そば半分」(値段は同じ)。普通盛りだと私には量が多すぎるためだが、「そば半分」でも、ほかの日本そば店の「普通盛り」に近いボリュームは充分にある。
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ご参考まで、普通盛りだとこんなボリューム。明らかに「せり」の浮かび加減が違うので、確かに「そば半分」である。

また主役の「せり」は、茎が旬の時期に比べるとまだまだ細い。食感も「シャキシャキの一歩手前」。そして「根っこ」も小ぶりサイズで、きっともう1カ月もすれば、こちらの写真のような「茎も太く、根っこも大きめのせり」が楽しめるのではないだろうか。

平日の午後1時半近くに東京メトロ淡路町駅近くのカレー専門店「トプカ神田本店」へ。並びの日本そばの名店「神田まつや本店」にも長い行列ができていたが、「トプカ」もグループ客などでにぎわっていた。懐かしい昭和スタイルの入口での食券前払い制。毎度同じだが「キマカリー」を注文し、「半ライス」「大辛」「サラダ」追加でお願いした。
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「キマカリー」(税込み1000円)は「トプカ」オリジナルスタイルで供される「キーマカレー」のこと。
「パクチー浮かぶ『ダールカレー』の海に、トマトとタマネギが大ぶりカットでトッピングされた小山のようなライスの島と『キーマカレー』のキマカリー」と毎度紹介してきたが、「大辛」(50円増し)追加なので、「ダールの海」部分に鷹の爪系統の刻み乾燥赤トウガラシが散りばめられている。小山の「半ライス」と「キーマ」部分の間にも赤トウガラシがはさまれており、「大辛」ならではの工夫もなされている。
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「キマカリー」は、「ダール」部分のほっこりしたマメの旨み、「キマ」部分のスパイシーさと肉の旨みとともに、大人味のビター感も大きな特徴で、ここに刻んだフレッシュコリアンダーの香味、フレッシュトマトの酸味も入り、辛さともども、「昭和期から変わらぬキマカリー」の味わいだ。