マニータイ▼最寄駅:札幌市営地下鉄すすきの、大通公園▼タイ料理

09年6月マニー パッペッ札幌シリーズの第二弾は「タイ国料理 マニータイ」を紹介したい。

「札幌でタイ料理食べに〜って、どうせググって出かけたんでしょ」と思われるかもしれないが、札幌に出かける機会があったらぜひ伺ってみたかったのが「マニータイ」。

実はこちらのオーナーシェフであるオーラワンさんと出会ったのはタイ・バンコク。ちょうど1年半ちょい前の2007年11月下旬ぐらいのとある日のこと。

私のランドマーク的な存在のMBK(マーブンクローンセンター)で、いつものようにネットカフェで、このブログのコメント返しをしたり、メールチェックやニュースを見たり昼食を兼ねて出かけていた。そこのネットカフェは、ほとんど日本人客には出会わない所でファラン(欧米人)やタイ人が多いスペース。のはずが、向かいの席から慣れ親しんだ日本語が珍しく聞こえてきた。ふと見てみると、日本人とタイ人の女性客が日本語で会話をしていた。どうも日本語(かな)入力の切り替えで困っているように聞こえたので、見て見ぬふりができない性格(?!)なので、「すいません〜」とひと声かけて「かな入力」モードに直させてもらった。

09年6月マニー ママさんお礼の言葉とともに、「観光ですか?」などと話しかけてくれたのがオーラワンさん。短い時間ではあったが、「札幌でタイ料理の店やってます。来ることがあったら寄ってください」とお店の名刺をいただいて〜というもの。ほんの数分の会話のなかでも「日本のタイ料理の店はホンモノが少ない」と盛んに話されていたのが印象に残っていた。

場所はアーケード商店街「狸小路」内のビルの地下1階。カウンター席とテーブル席あわせて30席あるかないかの店内だが、写真のようにオープンキッチンになっている。

そしてカウンターの木製の年季が入ったクロックを見た瞬間に、安心感と同時に、味への期待も膨らんだ。(※木製クロックは、毎日の手入れを欠かすと長持ちしない。お店では簡単で洗うだけの長持ちする石製を使うところも多い)。オーラワンさんには黙って、お店が開いているかどうかの確認電話だけいれて出かけたが、先の「おととしのバンコクMBKで〜」と話しをしてみたら、覚えていてくれた(※店に私も掲載いただいたワイワイタイランド刊「タイレストランガイド」も置いてあったので、その後の説明もいらなかった。正直、覚えてくれててありがとう〜ではあったが)。

09年6月マニー ラープ1枚めの写真の「パッペッ」(※単純なタイ語直訳の料理では「辛い炒めもの」になるが、多くの店ではレッドカレーベースの炒めものを指し、魚やルークチン(すり身団子)、豚肉などを炒めたものをいう)は、オーラワンさんから、「あの時のお礼に〜」とサービスいただいたもの。

「今日はガパオが切れちゃって、ホーラーパーなんですよ。でも香りを充分引き出しましたから〜」と最初に説明いただいた。いやいや、ホーラーパー(タイのスイートバジル)だけじゃなく、プリッキーヌ(タイの最小最強トウガラシ)は生を使っているし(※この日は偶然あったそうで)、バイマックルー(こぶみかんの葉)の香りもたっぷり。おかげで「シンハービール」が進んじゃいました。3枚めの写真は辛口でお願いした「ラープガイ」(鶏肉のハーブ和え)。鶏肉は粗みじんだし、カオクワ(炒ったもち米の粉。ラープの味のポイントだと私は思っている)もきいていて香りもいいし〜。レタスにはさんで食べると美味〜。ここでも「ビアシン」が進んじゃいました。

09年6月マニー ヘーンホールを担当されている日本人のオーナーさんにもごあいさつしながら、札幌のタイ料理事情などを伺ってみる。

「札幌市内では純粋なタイ料理の店は5軒ぐらいに減ってます、最近は『タイ・ベトナム料理』『タイ・インド料理』など、どっちが主なのか従なのかわからない店が増えてきました。まあ札幌のお客さんもタイ料理をわかってらっしゃる方も多いので、そういう店は長続きしませんね。あとはタイ料理屋なのだから、現地の味にこだわって出さなければ意味がありません。ウチはおかげさまで開店10年を迎えました。景気が厳しい今の時代でも、タイで食べたあの味、あの香り〜を求めてくるリピーターのお客さんに支えられてます。タイ旅行の想い出の味をウチの店で楽しみ、またタイに出かけたくなる。そんな話をお客さんから聞くとうれしいですね〜」との事だった。まさにおっしゃる通りで、私もついつい熱くなりタイ料理談義(※例によってマナオのことや、カオホムマリの話とか)をさせていただいた。

(※北海道では、東京圏では気軽に手に入るタイ食材も、同じようなというわけにもなかなかいかないし、送料なども変わってくるだろう。そんな環境のもとで「本場にこだわるタイ料理」を出していくのはとても大変なことだと思う。リピーターさんの旅行者の方に気軽にい願いする場合もあるというし、10年の月日が生んだお店とお客さんとの信頼関係にほかならない)

そんな間の〆にいただいたのが「クイティオ・ヘーン」(汁なしビーフン麺。麺はセンレック=中細めん)。これも作り慣れている方かそうでないかが一発でわかるメニューだが(※試すためにイジワルで頼んだんじゃなく、メニューに入れている店は作り慣れている店(方)」、話が弾んで運ばれてきてから30分後に食べ始めたのに、「しつこからず、うすすぎず、食べやすいクイティオ・ヘーン」が楽しめた。「飲んだ後の〆は札幌らーめん」じゃなくって、札幌にいるのに「クイティオ」なのが私そのものの主張。

きっかけは小さな1年半前のバンコクでの出会いではあったが、札幌で「マニータイ」に伺ってよかった〜。そんなすがすがしい夜だった。

【タイ国料理 マニータイの店舗情報】

最寄り駅 資生館小学校前 / すすきの(市電) / すすきの(市営)
住所 〒060-0063  北海道札幌市中央区南三条西5 三条美松ビルB1F [地図]
電話 011-232-5665
お店HP http://www.withmac.net/manee-thai.h...
定休日 年中無休 (日曜・月曜日は要確認))
営業時間
  • [平日]17:00 - 24:00
  • [土曜日]17:00 - 24:00
  • [日曜・祝日]17:00 - 24:00

09年6月マニー 入口