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カオニャオ02月刊「ワイワイタイランド」(こちら)の11年8月号が発刊された。今月の私の「ヱスニカンのタイ料理スパイシーコラム」は、画像のタイのマンゴーデザート「カオニャオマムアン」を題材に取り上げてみた。

というのも、「タイで食べるとあんなにおいしい『カオニャオマムアン』が、日本で食べると『まずまずおいしい』程度で、マンゴーファンを魅了するほどではない」ことを前々からギモンに思っていたからである。

「カオニャオマムアン」は、タイマンゴーの果肉の切り身に、甘いココナッツミルクをかけたもち米(カオニャオ)と一緒に味わうタイならではのデザート。

私自身も初めて食べたときには、「なんで食後のデザートで『もちごめと一緒にマンゴーを食べるのか!」とそれこそ全然乗り気ではなかった。
カオニャオ01それこそ、「日本では食後のデザートに『おはぎ』は食べないよなぁ」と、同じもち米を使った「おはぎ」と例えてしまったぐらい。

それが「タイ料理ディナー」をしっかり食べた後(もちろんタイイビールもしこたま〜)に「カオニャオマムアン」を半信半疑で勧められるがままに試してみれば、「酸味とほどよい甘さのマンゴーの果肉と、ほんわりと甘いココナッツミルク、これに絡まるもち米カオニャオ」が見事に結ばれた「日本にはないタイならではのデザートなんだなぁ〜」と1回でその魅力にハマってしまったのである。

「マンゴーは果肉そのままで食べるのが一番!」は、ごくごく標準的な考え方で、ある意味正解だと思う。しかしタイのように、マンゴーは珍しくもなく、また高値でもない国では、「果肉の生食」より、ひと手間ふた手間加えることがあたりまえで、これはバナナを「揚げたり」「煮たり」「焼いたり」するのと同じ発想だ(タイではバナナをそのまま食べるのは少数派。加工度を加える食べ方がポピュラー)。

ワイタイワイタイそんな「カオニャオマムアン」にすっかり魅せられ、タイ東部のマンゴー産地チャンタブリーや、パタヤ近郊のラヨーンなどのマンゴー果樹園で食べ比べてみたり、バンコクの人気屋台(※2枚めの画像はスクンビット・ソイ36のBTSトンロー駅近くの「カオニャオマムアン」屋台のもの)に何度も出かけたが、「日本で食べる味とは比べモノにならないくらいに美味!」なのだ。

これは、「輸出向けのタイマンゴー(ナムドックマイ種やマハーチャノック種)は、日本で食べ頃を迎えるように収穫されていること(※基本は熟し始めた甘さをウリにしたもの)」、「タイでは酸味が強いオックロン種と熟し始めたナムドックッマイ種など、カオニャオマムアンとして供するときにマンゴーを数種組み合わせている」ことなどを知るのである。もちろん屋台によってはココナッツミルクにも工夫を凝らしたり、もち米カオニャオにもこだわったり、本家ならではの優位性(日本ではここまではこだわれない。ココナッツミルクもカオニャオも選択肢は少ない)がやっぱりあったのだ。

「どうにかして日本でよりおいしく食べられる方法はないのか〜」とも考えるが、今のところは「タイで楽しんで本場の味を堪能〜」するのが一番ではないかーというのが導き出した答えである。

「はるな愛さんは『カオニャオマムアン』を食べたことがあるのか?」と今月号の表紙と共に、タイとの縁が深い彼女(?)のインタビュー記事も巻頭を飾っていたが、ぜひぜひそこのところを聞いてみたいものだ。