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IMG_1373四国は高知から、昨日は九州・宮崎へとやってきた。帰り際に宮崎空港で不思議なフルーツに目が留まった。その名も「アテモヤ」というらしい。

もちろん「ん?」と感じたのはタイでいうところの「ノイナー」(釈迦頭)に見かけが似ていたからである。手に取り、試しに食べてみると、「やっぱりノンナーっぽい、生ぬるいアイスクリーム・バニラのような味わい」で、「ノイナー似」は大当たりだったようだ。

「アテモヤ」の説明文をみると、「バンレイシ(釈迦頭、ノイナー)とチェリモヤを掛け合わせた」とあった。「森のアイスクリーム」というニックネームもあるようで、「日本国産のノイナー」にであったような、不思議な気持ちになった。

思えば、日本での「マンゴー」ブームの火付け役はもちろん宮崎県だし(※高級品のイメージもついてしまったが、ブーム後は落ち着き始めている。それでも数千円には違いないがー)、マンゴーに続けとばかりの「アテモヤ」なのだろうか。

ノイナーちなみに、タイ・バンコクの生鮮市場での「ノイナー」がこちらの画像。

「アテモヤ」よりもグリーンのカラーがうすく、なんとなく見た目からくる感じも、「森のアイスクリーム」っぽいような気がしないでもない。

また、台湾でもおなじみで、スーチャーとか、シェッチャと呼ばれ、台東から花蓮のあたりが名産で、台北の夜市でも存在感を見せている。

中は白っぽいクリーム状の果肉で、食べるとシャリシャリっと梨のような歯ざわりがする。糖度が高いので舌が痛くなるほど甘く、私は冷やした「疑似アイス」っぽく食べるのが好きだ。

IMG_1370と謎のフルーツ「アテモヤ」を紹介してみたが、宮崎では「カレー君」にも、「タイ料理」ともスケジュール上巡り会えなかったが、久々に「宮崎名物 冷や汁」を味わうことができた。

魚の出汁のような風味と、ゴマ、麦味噌、つぶした豆腐。そして刻んだキュウリにシソ、ミョウガを添えて〜と20数年ぶりに「本場・宮崎」で実食した「冷や汁」。

「食欲がないときでも入る」その食味と、薬味やベースから来る香味はやはり「宮崎の味」。「昔食べたのは麦ごはん」だった記憶だが、東京で食べる「冷や汁」とはひと味違う〜と思わせてくれる、移動疲れも吹き飛ばしてくれる味だった。