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カレーのお店 に参加中!

ダーク12013年上半期ふり返り〜。今回は東京のカレー専門店を取り上げてみたい。

一番残念だったのが御徒町「ダークホース」の3月8日での閉店だ。クミンがビシッと大人の苦みを主張し、上質なビーフのグレービーソースが全体を包み込み、燻製香も効いているビターな個性的なカレーソースはそれこそ唯一無二。ここ「ダークホース」でしか味わえない独自性だった。

画像は2006年当時のもの。初期にはブロッコリーやヤングコーンの温野菜がふかしたジャガイモとともにトッピングされていた。

平日の11時〜15時手前ぐらいまでが営業時間で、店のフルキャパシティは詰め込んでも5人まで〜。そんな訪問ハードルの高さもカレー好きの心をグッとつかんでいた。
ダーク2私はといえば、「ライス大盛り、カレーも大盛り」が「ダークホース」でのオーダーの基本で、カウンター常備のカイエンヌペッパーをガッツリと使い、さらには同じく常備のタバスコ「チポートレイ」(燻製香)をふりかけつつ、わき目もふらずにカレーに集中、一気にたいらげてしまっていた。

困ったのは07年から08年の1年超もの期間クローズしてしまった時期で、いつもひとりで頑張っていた元気なお母さんが体調を崩されたことで店を開けられなかったーと聞いた。

そんな「ダークホース」が復活した時にはとてもうれしかったし、お母さんの元気な姿と笑顔、そして変わらぬオリジナルテイストのカレーに思わずうなったものだ。

もう出合えないカレーの味なのだが、同系の浅草橋のパスタ専門店「ダークホース」は通常営業中で、こちらの「スパゲティミートソース」などは、御徒町の片鱗が見えるんじゃないか〜とそれこそ近々出かけてみたいと思っている。

苦みが旨い大人のカレー「ダークホース」(御徒町) 06年9月 こちら

1年ぶり復活 ビターな大人のカレー「ダークホース」(御徒町) 08年12月 こちら

ツン1一方でうれしいニュースとなったのが、つい半月前にお届けしたばかりの「辛来飯のニューキャッスルが銀座で復活、ニューオープン」したことだろう。

常連さんが三代目として店を復活、当面は二代目のご主人も店に立つそうで、銀座一丁目の旧店舗当時の懐かしいお話なども聞けるのではないだろうか。

(※もちろん自分から話を振らないとーですが)

私自身も、「カレーの味は前と同じでうれしいんですが、どことなく漂っていたロースト香が足りないような気がするんですが。たぶん目玉焼きを焼いていたフライパンの年季の違いなのかもしれませんが〜」と聞いてみると、二代目ご主人曰く、「前は小麦粉をうっかり焦がして使っていたことも多かったんで、お客さんが思うのはごもっともでして〜」的な自虐的な答えが返ってきた。とりあえず苦笑するしかなかったが、そんなやりとりも楽しいものだ。

辛来飯旧店ちなみに、こちらの看板が旧「ニューキャッスル」のもの。私がオーダーした「つん蒲」は載ってないが、初代ご主人の姿も浮かんでくるような懐かしさがある。

やはり「食べ慣れた店」が閉店してしまうと、長く通っている店だと、過去にタイムスリップするように、その味とともに、当時の自分の姿や出来事が走馬灯のように浮かんで来るものだ。

それが今回の「ニューキャッスル」のような復活だと、ここから新しいヒストリーが刻めるような、自分自身にもなんとなく元気が湧いてくるような不思議な気分にもなった。せっかく復活したんだから、ご主人の気概にオールドファンのひとりとしてやはり応えなくてはーと近々再訪してみたいと思う。