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タイ料理、シンガポール料理など東南アジア料理 パート3 に参加中!
今週も関西方面に出張中ー。1月19日の大阪の最高気温は5度。思えば前日の18日の東京は雪だったし、ようやく冬本番といったところか。
夕食で出かけてみたのは、昨年10月にオープンしたというタイ料理のチキンライス「カオマンガイ」専門店の「アロイカオマンガイ 堂島店」。ドージマ地下センターの真上のあたりで、大阪駅から歩いても10分圏内だ。

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パンケーキ専門店の「ベリーファンシー」などのプロデュースを手掛けたスパイスマーケットが母体で、バンコクのほか、東京「ジョエル・ロブション」などにも勤務経験があるシェフのハイカル・ジョハリ氏(シンガポール人)がまかないとして作っていたカオマンガイのレシピを再現した「カオマンガイ」を提供しているーという。


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店のロゴマークがこちら。「どこかで見かけたような、そうでないようなーカオマンガイっぽいロゴ」で、ドージマ地下センター(ドーチカ)の69番出口からすぐの小道にこのロゴマークが見え、とても目立つ。
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オーダーしたのは、「カオマンガイ」の普通盛りと、ドリンク、さらに1品(ガパオのせ厚揚げ)のディナーセット。さらにスープにトッピング&ツマミ目的で「パクチー」(100円)も追加した。

「カオマンガイ」は、チキン片とチキンスープで炊いたジャスミンライスが別盛りされたセパレートタイプ。チキンはクサミもなく、ジューシーさがあるほか、切り身状に散らしてあるのが特徴。ジュスミンライスは、「カオマンガイのマン(油で包み込む)」を忠実にタイ式を再現したタイプで、スタッフさんによると「鶏油を加えて炊き込んでいます。シェフのこだわりだと聞いております」という。

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「カオマンガイ」のタレのナムチムは、タイの液状みそ「タオチオ」をベースにショウガやトウガラシなどを加え、シーユーダム(タイの黒醤油)などで味を調節してあるタイプと、辛さひかえめのチリソースの2タイプが添えられる。ナムチムにも工夫があり、ライスの炊き加減もそうだが、「さすがは専門店」といった感じ。個人的には主役のチキンのボリュームがもう少し欲しかった感じだ。

セットメニューの「ガパオ炒めのせ厚揚げ」も、素揚げガパオがタイっぽくアレンジされており、タイ・ジャパニーズの創作メニューとして、アルコールとの相性も良いし、なかなかおもしろかった。最近までこのセットメニューやアルコールの提供がなかったそうで、これらのセットメニュー導入とともに、「シンハー」「チャーン」「SPY」(※ともに450円提供とエリアでは最安値だろう)も加わり、新たな展開が見られそうだ。
(※春ごろに再訪して改めて実食してみたいと思う)

なお、大阪エリアでの「カオマンガイ」専門店も、グランフロントの「マンゴツリーカオマンガイ」(ブログ紹介はこちら)、なんばの「大阪カオマンガイカフェ」(こちら)に加え、「ガイトーン大阪」(なんば)も出店してきているほか、タイ料理店や先日紹介したシンガポールの人気店「ヒルマン」(こちら)も「海南鶏飯」もひとつのウリだろうし、かなりの激戦地の様相だ。そんな中で「アロイカオマンガイ」の今後にも注目してみたい。