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タイ料理の炒めめん「パッキーマオ」。タイ語で「キーマオ」は酔っ払いの意味だが、タイ料理での「パッキーマオ」の語源には諸説あり、「酔っ払いが、酒の酔いが覚めちゃうぐらい(目が飛び出すぐらいに)辛いめん」が一般的で、もうひとつは、「酔っ払いの屋台の店主がテキトーな具の組み合わせで作った思いっきり辛い炒め麺だから」というもの。ともに共通するのは「激辛」であることだ。

パッキーマオ1

そんな話を想い出しつつ、一昨日紹介した赤羽の「タイかぶれ食堂」で、メニューになかった「パッキーマオ」をその名の通り酔っ払い状態で注文した。それもさらなる辛さ増強、そして選んだめんは春雨の「ウンセン」にしてみた。結局のところ、飲んだ〆となると、普通のビーフン中細めん「センレック」や太めん「センヤイ」だと「食べるとちょっと重たいかなぁ〜」などと思い、軽めの食べ口の「ウンセン」でリクエストしたもの。

パッキー2

この「ウンセン・パッキーマオ」は、以前仕事関係のタイ人の皆さんと飲んだ際に、〆でビーフン極細麺「センミー・パッキーマオ」を頼んでいたのを想い出し、思いのほか食べ口が軽く、その割に味だけワイルドだったりするミスマッチな感覚が、個人的にハマった経験からだ。さらにはタイ現地での写真のタイの即席袋めん「ママー」を使った「ママーパッキーマオ」もオイリーさとは無縁の食べやすさ+生胡椒プリックタイオーン(写真中央の山椒の実のようなグリーンの粒と房)の青臭いスパイシーさに一発で魅了されてしまったことも、脳裏のどこかに残っていた。
色合いや具のバリエーションなど、写真の2皿はまったくの別ものだが、ともに「パッキーマオ」なのである。

パッキー

もちろん、主食での「パッキーマオ」も充分にアリで、写真は上野駅前「シヤートムヤムクンポーチャナー」のビーフン太めん「センヤイパッキーマオ」だ。コックのエイガパンさんが、「辛い辛いパッキーマオでダイジョウブですか?」と鍋の段階で、乾燥赤トウガラシ「プリックヘーン」を相当に乾煎りして使ってくれたもので、「プリックヘーン」の特徴である、ジワジワと襲ってくる辛さが、太めんセンヤイをかみしめるほどに広がった。「確かに酔いが醒めそうな」ワイルドさだったが、やはり本当の飲んだ〆には、ウンセンやママーの方が食べやすいのが実感なのである。