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大阪滞在時に初訪問したのが、曽根崎新地の「渡邊カリー」。昨年末「ジャパニーズカレーアワード2016」の選考時に、関西カレー界の雄「うまから手帳のK1郎さん」(こちら)が推していたのが気になって、めったに食べない「カツカレー」を目当てに初訪問した。「カツカレーといえばカツカレー。でも一般的なカツカレーではない」というコメントの意味を目の前に運ばれてきた逸品の登場で、見た瞬間に納得してしまった。

カツ1

写真がディナー時限定メニューの「プレミアムとんかつカリー」(辛口、ライス普通+トッピングのハラペーニョ、ピクルス)。まずは肉厚の「とんかつ」がすごい。「カツカレーのとんかつ」とは一線を画すかのような、衣からしてスパイシーさがあるし、粉チーズも練り込んであるとのことで、「カツを食べたのに、豚肉の旨みのあとからチーズのコク味が追いかけてきて、さらにスパイシー」という「お初のカツカレーのカツ」に魅せられた。「お好みでミントソースを〜」との「追いミントソース」もチャトニのような感覚だった。

カツ2

カレーソースもサラッと系で、ポークキーマにダールカレーの合がけ部分やパクチーの香味とのバランスもとても良く、見た目以上に食べ口が軽い。辛さも辛口でも尖った系統ではないので、「とんかつの肉の旨味」を味わい楽しみつつ、「カレーを飲みながら、ハイボールも飲んじゃう」みたいな邪道な食べ方でも充分に楽しめた。

カツ3

確かにK1郎さんが、「カツカレーだけど、カツカレーとしてひとくくりで語っていいのか〜」みたいな事を仰っていたが、実食したことでようやくその意味合いが伝わってきた。それにしても、大阪での定宿から歩いて5分圏なのに、「なんで今まで出かけなかったんだろう?」と後悔したくなるほどのポテンシャルで、次回も「プレミアムとんかつカリー」を味わいに再訪したい。