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タイ料理、シンガポール料理など東南アジア料理 パート3 に参加中!

有楽町は山手線線路際の「純廣東料理 慶楽」に久しぶりに出かけてきた。実は「広東料理の慶楽とタイ」とのつながりには長い歴史があるそうで、私も「慶楽」初訪問のきっかけは、仕事関係でのタイの方とだった。
その時に、テーブル常備の調味料セットの中の「唐辛子入りの辛いお酢」は、その昔にタイ大使館からのレシピ提供だと伺った。

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「慶楽」は、有楽町から帝国ホテルに向かう途中にあるので、幾度となく通り過ぎていたが、まさか「タイと縁が深い店」とまでは、それまでは知らなかった。そんな「タイ大使館伝承のプリックナムソム」がしっくり来るのは、これもタイ現地の高級中華をしのぐのではないか〜と感じさせてくれた「春巻」(ポーピアトー)だ。

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タケノコやエビ、春雨、シイタケなどのシンプルな具材だが、これぐらいの太さの「春巻」なので、食べ応えも充分。正直、こんなゴージャスな「春巻」をこの店以外で食べたことはない。もちろんタイ現地でもチャイニーズ・タイの店(※タイの華人は潮州系が多く、広東省がルーツでもある)で、「エビ1尾包んじゃった春巻」などは食べたことはあるが、「慶楽」のは別格の存在のように思えてしまう。

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さてさて、この「春巻」に「タイ大使館伝承の唐辛子入りの辛いお酢(プリックナムソム)」を合わせてみる。太くて具だくさんで、味もしっかりついているので、そのまま食しても充分に美味すぎるが、「プリックナムソム」をたらしながら、つけながらで食べても、その瞬間に“味変”するのがわかる。なぜだか、これをつけると「タイの春巻・ポーピアトー」なんだよなぁ。

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同じように「海老炒飯」を食べてみても、この「プリックナムソム」を混ぜ合わせた瞬間にタイ式海老チャーハン「カオパット・クン」に変化してくれる。まあ、ご飯が日本米なので、タイで食べる長粒種のカオスワイとものと比較するのには無理があるが、味の方向性は「タイ式チャーハン」に見事に変身〜だ。

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そんな「プリックナムソム」の写真がこちら。ベースのお酢そのものもタイ式穀物酢のようなやさしい口当たりに感じたが(※タイのお酢は蒸留酢、日本では基本は醸造酢)、お酢に「唐辛子片」を入れて使う発想は日本にはない。「慶楽」で楽しめる「タイ伝承の味」は、「春巻」でも「炒飯」にもピッタリで、恋しくなるとまた食べに出かけてしまうことだろう(※「慶楽」では「タイ風焼きそば」がメニューに載っている)。