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タイ料理、シンガポール料理など東南アジア料理 パート3 に参加中!
タイ料理の「蟹と玉子のカレー粉炒め」(プーパッポンカリー)だが、日本では「殻付きだと蟹が食べにくい〜」として、脱皮した蟹(ソフトシェルクラブ)をあえて使った「プーニムパッポンカリー」をメニューに置く店も増えている。確かに食べやすいのはありがたいが、時に「これなに?」みたいなひと皿に出合ってしまうこともある。

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写真もそんなひと皿だが、「野菜と玉子のカレー粉炒めに、トッピングとして揚げた脱皮した蟹を使った」パターンで、この料理の味のツボでもある、「蟹と玉子のカレー粉炒めの絡み」をどこかに置き忘れてきたのではないか〜ぐらいの不完全燃焼的な印象だった。「揚げたソフトシェルクラブ」をどうしても単独で食べてしまいがち。「ポン酢の方がいいか、塩だけかけて食べたい」感じもするぐらいで、正直イマイチであった。これは極端な例かもしれないが、日本人に勧めたくなる「プーニムパッポンカリー」ではないことは明らかだ。

プーニム1

一方、写真のタイ・バンコクのシーフードレストランで出合った「プーニムパッポンカリー」は、揚げたソフトシェルクラブに軽く炒めた野菜(タマネギとタイのニオイが弱めなネギの「トンホーム」がメイン)にゆるめな溶き玉子を和えた感じのスタイルで、昨日紹介したチャイニーズ・タイ料理の「プーパッポンカリー」で多用されるチリインオイル「ナムプリックパオ」が一切使われていない。それによって、「揚げたソフトシェルクラブとオイルベースのナムプリックパオによるヘビー感」がなく、食べ口も軽かった。そう、こんなタイプの「プーニムパッポンカリー」が日本でも食べれたら、料理としてさらに人気が出るのではないだろうか。