東京・十条銀座商店街に南インド料理「カレーリーブス」が18年12月にソフトオープンした。場所はアーケードの十条銀座の奥側、鳥大とキンコー堂の先、先日紹介した小籠湯包の店「台湾タンパオ」(こちら)の2軒先。JR十条駅からだと歩いて5分ちょっとか。
ソフトオープンとなっているのは、ドーサ鉄板が未着だったり、ラッサムがメニューになかったりで、「19年1月7日からは、南インド料理、なかでもケララの料理を充実させて本格オープンします」とのことだった。現在は「ビリヤニ」、「ドーサ」などでカフェ&テイクアウトをメインに、「カレーとナンのセットやタンドリーチキン」でスタートしている。
では、そんなメニューから「マサラドーサ」をベリーホットの辛さでお願いした。なにがびっくりって、野菜&マメのスープカレー「サンバル」と、ココナッツミルク&ヨーグルトとトマト&オニオン&レッドチリのチャトニ2種セットで税込み600円也〜。リーズナブルな十条価格なのがうれしい。
「マサラドーサ」の中身はこんな感じ。「ドーサ」生地は、パリっとしたタイプではなく、うすいパンケーキのような柔らかさと厚みがある。「ドーサの鉄板が小さくてすみません〜」とひと言かけてくれたが、いやいや、これはこれは新鮮で、もっちりと食べやすく、マサラのジャガイモとオニオンなどの炒め加減などは上々で、「ドーサ」シェルの裏側にカイエンペッパーを散らしたマイソールスタイルで楽しませてくれた。
インド人女性オーナー、男性コック氏はともにケララ州のご出身と話していた。初対面なのであまり長くは話さなかったが、男性コック氏は「ニルワナム」での勤務経験があるという。これは1月7日からの「ミールス」ほかが楽しみになってくるが、店頭でも衝撃の「ビリヤニ弁当」が売られていた。インドのバスマティライス使用にもかかわらず、「チキンビリヤニ弁当」はワンコインの税込み490円ー。さらに「サモサ」や「チキンカツレツ」のほか、南インドテイストのケーキなども手作りで販売するという。
私自身は正直なところ自宅の思いっきり近所の「徒歩5分以内」なので、「ウェルカムの大歓迎!」。そんなわけで、年内のソフトオープン中にも何度か寄ってみたいと思っている。
(※近所の割に、オープン情報は隣町のロザリーさんから伺った。アーケード商店街の奥側には、確かに「台湾タンパオ」に寄ってから出かけてなかった。灯台下暗しである)
(※店名の「カレーリブス」は、店頭看板だと「カレーリーブズ」かもしれないが、店内のメニュー表記がカタカナで「カレーリブス」になっていたため、そのまま店名として使わせてもらった)
(※19年1月下旬のグランドオープンで店名表記が「カレーリーブス」が正式名称となりました。記述を変更しました)
コメント
コメント一覧 (6)
開店サービスなのか?リーズナブル過ぎるプライスですね!
コメントありがとうございます。仰せのとおり「十条価格」です。
現状は「南インド&北インド」で残念ながら、「ナン&カレー」のお客さんが多いみたいです。
まあ古くはあの孤独のグルメの「楊」の発祥の地ですし(※そういえば、カレーリブスから歩いて3分ぐらいに発祥の店がありました)、「肉骨茶」「バンプー」に、ベトナム、パレスチナ、メソポタミアと結構な多国籍料理が近所には多いです。「カレーリブス」にも頑張ってほしいーですね。
近所にできたのはうれしいんですが、正直この街になじむのかどうかが不安です。
「ナン&カレー」じゃなくて、「ドーサ」「ビリヤニ」を楽しんでほしいーそんな気持ちです。
私も踏切が空いていればそれくらいです(笑)
以前、成家料理にはよく通いました。その後いろいろ店が変わって、当初のベストキッチンは良かったですが、最近はなんだかなーな感じです…。ノンラーやバンブー、ネパ系もそこそこ頑張っていますからカレーリーブスも長続きするよう応援したいと思います。
ご近所さんですね。踏切内側住民ですが、最近はバングラ系の住民さんが多いですね。次はバングラデシュ系の店ができてくれるとうれしいです。
〉ベストキッチン
最初は通ったんですけど、仰る通り「別の店」になりました。しばらくは出かけてません。
(行かないで正解ですね)
バンプーにはなんとか頑張って欲しいですし、タイイサーンに張るぐらいの常連さんをつかんでもらえればーと。タイといえば、入管があった当時の姥ヶ橋近くの妖しいタイ料理の店が懐かしいーです。