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タイ料理、シンガポール料理など東南アジア料理パート4 に参加中!
先日、北タイ料理の「ゲーンハンレー」を紹介したが、「そういえば南タイ料理のゲーンといえば、日本ではマッサマンばかりだなぁ。すっぱ辛いゲーンソムにはまったく注目が集まらないばかりか、ほとんど知られていない〜」ことに改めて気づかされた。マカーム(タマリンド)の由来の酸味は、どことなく南インド料理の「ラッサムスープ」にも相通じるようなベクトルがある。スパイシーなのは一緒だが、「ゲーンソム」にはトウガラシの辛さ、「ラッサム」にはペッパーの香味なので、味自体は別もの。でもなんか共通点があるような〜。

ゲーンソムチャオムカイ

「ゲーンソム」といえば想い出すのが、「チャオムカイ」(アカシアの葉がたっぷり使われたオムレツ)入りの「ゲーンソム・チャオムカイ」だ。タイ現地では何度か食べたことがあるが、刻まれた「チャオムカイ」のアカシアの香りが特徴で、食感はオムレツと書いてみたが、実は粉モンの系統に近いような。すっぱ辛いスープにも合うが、「これをタイ米(カオスワイ)と一緒にというよりも、おかずスープカレーとして単体で味わう方が良かった記憶だ。
(※写真はチャオプラヤー川沿いの「スパトラーリバーハウス」(こちら)での「ゲンソム・チャオムカイ」)

ゲーンソム ポム

そして、タイ南部のワイルドな「ゲーンソム」を楽しませてくれるのが、写真のサバたっぷりで作ってくれた「ポム タイ料理」(東京・田端)のオーナーシェフであるポムさん。南部の港町スラータニのご出身なので、「ゲーンソム」は得意料理のひとつだという。
ポムさん自身も辛党なので、「タイと同じ辛さで。それもバンコクじゃなくって、スラータニの味で!」とリクエストしたら、こんな赤茶褐色の「ゲーンソム」が登場した。目が覚めるような辛さではあるものの、マカームの酸味もしっかりと〜。星空がきれいなスラータニで「ホタルを見る川下り」でボートに乗った10年超前の夜の景色がついでに浮かんできたが、「確かに辛い料理が多い街だった」ことと、「さそり座の全景を星の数たっぷりで楽しませてもらった(ついでに南十字星)」ことも想い出した。現地の「ゲーンソム」も強烈だったが、「ポム タイ料理」も負けてない。
ただ、日本のタイ料理店では「南タイ料理の店」自体が少ないし、コックさんの数も少ない(※プーケット勤務や出身がたまにいるくらい。大陸の人は少ないかと)。やはり「ゲーンソム」は幻の南タイカレーのまま埋もれてしまうのか、食べれる店が増えることを願いたい今日この頃である。