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タイ料理、シンガポール料理など東南アジア料理パート4 に参加中!
コロナ禍で「タイ料理」を弁当で購入する機会がここ1年で増えてきた。タイ現地ではもともとテイクアウトのスタイルが一般的に社会に溶け込んでいることから、「ガパオ炒めごはん」や「カオマンガイ」などは、店で食べるのと同じぐらいに持ち帰りが定着している。
カオマンガイ3
こちらの画像がそんなタイ現地のチキンライス「カオマンガイ」のテイクアウト版。それもバンコクのピンクカオマンガイとしても知られる「ラーンガイトーン・プラトゥーナム」のもの。タイでは「カオマンガイ」本体のみならず、タレのナムチム、スープまでセットでの持ち帰りだ。
(※「ラーンガイトーン・プラトゥーナム」は「ガイトーンTOKYO」として渋谷に出店していたこともあるが(こちら)、現在は提携関係を解消したが「渋谷カオマンガイ」(こちら)として当時の片鱗を残してくれている)
カオマンガイ4
ご参考まで、「ラーンガイトーン・プラトゥーナム」の店内でのイートインだとこんな感じになる。店内だと「骨付き鶏ガラスープ」、タレもトウガラシがたっぷり入るなどの違いはあるものの、店内でも弁当でも「ジューシーな鶏肉のゆで加減」、「このゆで汁で炊き上げたレギュラータイ米カオカオのおいしさ」、「添えられたタイのキュウリ・テンクワー」はほぼ同じレベルで味わうことができる。

特に「カオマンガイ弁当」を購入した時のことは印象に強く残っており、「タイ入国2日めの夕方に、冷房と疲れでダウン。午前0時近くまで熟睡した後に、胃袋に食べ物を〜」で同点に出かけたときのものだからだ。購入しスープを飲んで身体を温め、「カオマンガイ」を半分ぐらいは食べただろうか。その後眠りに落ち、翌朝にはすっかり元気になっていた。そんな「物語性のあるカオマンガイ弁当」だったからではないが、「店でも弁当でも美味い!」のが「カオマンガイ」の強みでもある。
カオマンガイ6
そして、こちらの画像もバンコクの屋台専門店の「カオマンガイ」。鶏肉はジューシーさよりも、うま味をその身に閉じ込めたタイプ。代わりではないが、タイ米カオカオの味付けがしっかりとつけられており、パクチーもたっぷり添えられている(※タイ現地のパクチーは日本で出回っているものと種類が異なるため、香りが濃〜い)。
パクチーに関しては、バンコクの「カオマンガイ」専門店でも、「ある」「なし」の店がはっきり分かれる。最初の「ピンクカオマンガイ」では「パクチーなし」がデフォだった。

ここ数年は日本でもタイ料理店だけでなく、成城石井やデパ地下などでも「カオマンガイ弁当」を見かける機会が増えてきた。タイ現地と同じとまではまだまだ言い難いが、着実に年々「タイ式チキンライス」としてレベルも高くなっている。冷めても味が変わらない〜というか、常温でも充分においしく楽しめることが「カオマンガイ」のウリでもある。皆さんも一度試してみてはいかがだろうか。