昨日銀座のSonyショールームにて触ってきました。

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ショールームを訪れている人たちも一様に興味があるらしく、人だかりとなっていました。交代時にはショールームのお姉さんが一生懸命表面をふいて指紋などを拭き取っているのが印象的でした。
指紋がつきやすいディスプレイなのでしょうか

さて、二つのモデルがあるのですが、両モデルともとても残念な印象を受けましたので報告しておきたいと思います。

最初に感じたのはネーミングです。「Sony Tablet」の「Tablet」っていうのは形状を表しているだけです。「Tablet」がもうすでにこんな事が出来るというイメージが定着していればいいのですが、まだ何がうれしいのかそれほど認知されていないような状況では見たままじゃんという落ちになってしまいます。せっかくSONYが満を持して出す製品なので一押しの楽しみが伝わるようなネーミングにしてほしかったです。「この製品を使ってこんな事を楽しんで!!」が伝わるようなというものが名前に現れていてほしかったと思いました。なんでも出来るは何も出来ないとおなじようなものだと感じました。

さらに、キャッチコピーも残念。「一人ひとりの楽しみを、この一台に。みんなのタブレット」このキャッチコピーもSONYが作るタブレットは他のタブレットと比べて際立っていいものはこれって主張をしてほしかったです。世界中でAppleのiPadが市場を占有しているのでそことの違いはいったい何なのか!!いろいろ出ているAndroidを搭載しているタブレットでは決して実現出来ないSONYならではというものを構築してそれを提案してほしかったのですが、「なんでも出来る」は他のタブレットでも出来るものばかりでこの点も残念でなりません。

違いは奇抜なデザインだけなのでしょうか?
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そのデザインもとても残念に感じました。

Sシリーズの特徴である曲線的な形というものがもたらしている弊害が出てくるのではと思いました。向きが固定されてしまったり、利き腕の違いで使い勝手がかなり違ってきてしまいそうだと感じました。
 また、ACアダプターの大きさにも残念なのですがさらに、本体との接続部分のゴツさが充電しながら使うときにじゃまになってしまいこの点も残念で仕方ありません。
iPadの場合でさえも邪魔になるなと感じるのですが、電源アダプターもとってもコンパクトだしUSBケーブルだけでも充電出来るのでその点はiPadに軍配が上がってしまいます。

Pシリーズの場合はコンパクトさ持ち運びやすさを追求したのかもしれませんが、本当に使うシーンを想定して製品化したのでしょうか?とても疑問に感じました。何を優先順位高く評価して製品化を決定したのか?本当に大丈夫かと疑ってしまいました。画面が分割されていることの不自然さは実際に触ってみるまでは分かりませんでしたが、あまりにも違和感が大きく使い物にならないと個人的には感じました。しかも言うほどコンパクトではないので、ずぼんのポケットに入ったとしても、ポケットに入れたまま座る勇気はないですね。
 普段よくつかうであろうブラウザーやメール写真閲覧や動画の閲覧など上だけの画面では狭すぎるし上下に表示させると真ん中に入ってしまうスペースが気持ち悪いぐらい使い勝手を悪くしています。
分割を前提にしたアプリを0から設計してそれらのアプリを搭載して販売してほしかったですね。それが出来ないくらいなら販売して欲しくなかったです。

 次に残念なポイントですが、現時点で最大の特徴である「PlayStation Certified」なのですが、あまり画質も良くなく「L」「R」のキーの位置がとても不自然で本来のゲームを楽しめるような環境ではないと感じました。基本はもう十何年も前の(1994年〜2000年ぐらい)ゲームなので、何世代も前のゲームになってしまい、懐かしむのにはいいのですが、喜びはあまり感じられないかもしれないですね。無料で使い放題ならうれしいですけどね。それよりもTablet専用のゲームアプリの充実の方が優先度が高いのではないでしょうか。

 起動して最初に出てくるのホーム画面。ソニーならではのトップ画面が欲しかったですね。その他Android端末と同じでは寂しすぎます。

 次に、ソニーならではのサービス面ですがAppleのiTunesStoreには「音楽」「映画」「本」「オーディオブック」「アプリ(ゲームも)」「Podcast」「iTunesU」などのコンテンツが非常に充実しているのですがそれに比べてSONYのサービスは「Video Unlimited」で映画をレンタルしたり購入したりできるのとReaderStoreで書籍や雑誌などを購入する事が出来るみたいです。でもサービス開始は2011年の10月以降だとか(本の充実度はどうなんだろう??)。さらにSONYオリジナルのPlayStationStoreで初代PlayStationのゲームを購入出来るのですが専用Appの方がもう楽しいのでは?? 音楽は?Podcast、オーディオブックやiTunesUみたいに大学講義などは??楽しめるコンテンツ不足を感じざるをえないですね。もう1年半以上も先行しているAppleと比べると端末面、コンテンツ面での残念さが際立ってしまいますが、その他大勢のAndroid勢の中でもさほど頭角を現せていないのも残念です。

 また、起動してみて最初の頃はそこそこスピードも速くストレス無いのですが、しばらく使って色々なアプリを起動するとどうも挙動がおかしくなってしまいます。メモリー不足なのか、アンドロイドの問題なのか?Sony Tabletのチューニング不足なのか分かりませんが、このあたりもブラシュアップが必要なのでは?

1点だけ良いところを見つけました。Sシリーズはカタログ上はiPad2と重数グラムの違いなのですが、実際に持ってみるとかなり軽く感じました。Sシリーズのデザインのおかげなのでしょうか。

 ここからは購入して使ってみたいと思わせるためのアイディアをいくつか書いてみたいと思いますが、その前提としてiTunesと同じレベルか+αのコンテンツを充実させる事が必須になります。
その上でSONYならではをいくつかトッピングすれば勝機はあるのでは?と思います。

(1)BDレコーダーやVAIO内に録画されている「動画」との連動(日本だけかもしれませんが)PSPでは実現出来ているのでSonyTabletでも実現して欲しいものです。お出かけ対応が簡単にできたり同一WiFi内にあればストリーミングで視ることが出来る様になって欲しい。
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さらに以前外出先からも録画した番組を見ることが出来る「ロケーションフリー」の機能を搭載して視聴することが出来るようになればTVを視る事に関しては最強のツールになると思われます。
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(2)SONY専用のAppStoreの開設
 SONYが独自のガイドラインを設定してそのガイドラインに沿った優れたアプリを販売するStoreを開設する事でセキュリティー対策やアプリの質の担保する。その事によってその他大勢のAndroid端末に比べてSonyTabletの価値を向上させる事を実現させる事が出来ると思います。コストとのバランスが大事になりますね。

最後に、SONYはBRAVIA(TV)やBDレコーダー、VAIO、ハンディカム、サーバーショット、α、PS3、ウォークマン、オーディオなど魅力的な商品群を展開していますが、それぞれがバラバラ、独立した商品として販売されている様に感じます。商品単体だけでなく、コンテンツサービスやクラウドサービスなどでそれらの製品をシームレスにつないで「SONY World」を構築していって欲しいと思います。今のSONYにはそれが全く感じられないのがとても残念です。個人的には今はAppleの製品群やサービスにどっぷりとつかってしまっていますが、日本人として、株主としてもソニーには絶対に頑張ってもらいたいと思っています。

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次の機会にどんな世界が展開されると強くなれるのか考えて提案してみたいと思います。