娘は、低体温療法のあと
何度もいろいろな検査をした。
例えばレントゲン。
放射線を浴びることになるので、
みんながその場から離れる。
もちろん私もだ。

レントゲンの時に放射線(X線)を
何度も浴びるのがとても不安だった。
ただでさえ障害が残ると言われているのに
これ以上、余計なものを浴びたら
もっと酷い障害が残るんじゃないか…と
毎回複雑な気持ちだった。


娘は、回数は覚えていないが
何度か脳波検査をした。
(もしかしたら初期の頃はずっと
脳波を測っていたような気がするが
少し記憶が曖昧だ)

ある日、たまたまフル装備で脳波検査を
している時間帯に当たった時があった。


脳波検査は、頭や頬などに色とりどりの
銅線のようなものをつける。
物々しい見た目にギョッとした。


脳波検査は、脳波を拾って
てんかん発作の波がないかどうか、や
脳がどれくらい動いているか?使っているか?を
調べる検査だ。


後に、正常な脳波の図面を比べて見る機会が
あったのだが、素人目に見ても明らかに
娘の脳波は穏やかで凹凸がなかった。
「中程度の障害」の裏付けの一つとなった検査だ。


その時、脳波検査をしていた女性の職員さんは
看護師さんの服ではないものを着ていた。

どこでもいいから、救いが欲しかった私は
その職員さんに何の検査をしているのか聞いて
その流れで、少しだけ、探りを入れるような話をした。

「もしかして、(障害は)何もありませんでした〜ってことにはならないですかね…。ちょっと期待してるんですけど…」


希望と、願望と
そんな気持ちを込めて、でも重くならないように
軽い気持ちで話をしてみた。






「あー、それはないですね。
何かあった人がこの検査をしますから。」



淀みのない返事がスパッと返ってきた。
あまりの言葉の切れ味に、話しかけたことを後悔した。
きっと悪気なんかないんだろう。仕事だから。
何十人も、何百人も見てきたなかの一人。
そう、ただの、ひとり。


どこにも救いはないんだと。
お前に未来なんかない。
奇跡なんか起きないと。


少しだけ、希望の光を宿した
ふわふわとした気持ちを
地面に叩きつけられたような気分だった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




インスタやってます♪
フォロー大歓迎★→ まぁたんママ



★ランキングに登録しています★



バナークリックで
応援して頂けると嬉しいです♪(^^)

↓ポチッと


↓こちらもポチッと
にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ