Qu'il fait beau !

“キル フェ ボー!” フランス語で『あぁ〜なんていい天気。』 どこまでも続く空の下で、地球の裏側までぐる〜っと、温かい気持ちをわけ合いたい。

May 2005

優しい家のかたち


2年前、夫と2人、カナダの最西端バンクーバーアイランドに住んでいた頃、素敵な出会いがありました。日系二世の鈴木ゴウジ(George)さんとフエコ(Helene)さんご夫妻。それぞれ85歳、81歳。犬の散歩中のゴウジさんが、私たちに声を掛けてくれたのが最初でした。お二人は戦後、日系人(日本人)として政府の政策によりバンクーバーのキャンプ地で暮らすことを強要されました。その後トロントに移りましたが、若い頃住んだバンクーバーアイランドにどうしても終の棲家を、とゴウジさんは週末セルフビルドで家を構えました。バンクーバーに住んでいた甥っ子が当時の仕事を手伝ってくれたそうです。もう大分昔の話です。まるで昨日のことのように楽しそうにいろんな話をするゴウジさん。こちらはまるで映画を観ているような錯覚に陥ります。アイランドの大自然を背景に、二人の時の流れにさわやかな風が吹いているような...。


フエコさんは膝が悪く、外出の機会も減りました。そんな彼女にゴウジさんは、家の回りにデッキの歩行路を作りました。全て手作り。玄関のサッシ枠でできた段差に小さなスロープを付けたり、コーナーも安全に歩行できるよう内側に三角の補助板を付けたり、ゴウジさんなりの優しさと思いやりの工夫があらゆる所に感じられました。決して完璧ではないけれど、もしかしたらまだ足りないかもしれないけれど、フエコさんはきっととても嬉しかったのだと思います。


彼女は、ゴウジさんが育てる野菜や果実に手が届く場所まで歩行器を使って歩き回れるようになりました。ある日訪ねたときのフエコさん、歩行器に付いた籠いっぱいに林檎を入れて私たちにおいでおいでをする彼女の笑顔が目に焼きついています。


ゴウジさんと写真を見ている夫の横顔を眺めながら、いつか私たちもそんな優しい家で暮らせるかしら、なんて想像してしまいました。


 


あとで聞いてびっくり!!ゴウジさんの甥っ子の名はDr. David T. Suzuki 


カナダを代表する環境保護主義者。遺伝学者。今もテレビやラジオで活躍中です。

おめでた続き

050527_1617~01.jpg 個人的にNEWSでした。SANDRINEに第二子誕生!名前はPAUL !


“最近引っ越しました。”の手紙だけもらって、妊娠してたのも知らずにいたのでビックリ。


去年の春に会ったときは、まだ一人目が4ヶ月で、旦那様も協力的でお互いの仕事を調整して交代で子供を見ていた様子だった。産後二ヶ月で仕事(IKEAの店内ディスプレィ)復帰してると言っていたけど、さすがに今回は無理でないかな。そこらへんの子育て事情、かなり気になる。


最近、佳代子さん、ゆうちゃん、とLYONにゆかりのあるメンバーおめでたが続いております。


みんなホントにおめでとう。あやかりたいねぇ〜。


050511_1156~01.jpg遅いけど、去年の滞在中のお礼と、出産オメデトの手紙を添えて、TENOUGOUI(てぬぐい)贈ってみました。ニッポンの実用品。


一応、頭にかぶってもらってもかまわないと思ったけど、言うと本当にやりそうなので、好きなように使っていただこう。

新潟で熱いヒト???

昨日土曜日、五月晴れの気持ちい〜い新潟で、大学時代の友人・紀子様ご成婚いたしました。 始終ニンマリ顔の紀子様、私たちへの大サービススマイルは学生時代から変わらなく、ホッとしながらこちらもつい笑ってしまう。

でも一番素敵だった(おもしろかった)のは、紀子父様。「来月4日(土)に24帖の凧上げますから観に来て下さい。『祝・結婚!!順一・紀子』ってやつですよ。」と、各テーブルPRしておりました。

マジっすか自分の耳を疑って再度確認。ホントらしいです。友人の幸せそうな姿に感動を覚え涙したのも一瞬で乾いた。新潟の結婚にはついてくるものなの?いや、違います。

父より娘のLOVEそしてそれを受け止める娘紀子。

いろんな意味での家族愛見せていただきました。

高橋さん

 


 


 


 


 


 


新潟の星・紀子、これからもたくさんの愛情を受け止めて爆走し続けてください。


 


帰りに、釣から帰ってきたMABOと合流。


「何匹釣れた?」


「1匹...。」


何故かびしょ濡れの洗濯物の袋を載せて、磐越道をひた走るMABOとINOでした。


 


 

ステキなプレゼントでした。

GW中に河原でいっしょにBBQをした浅田君、大阪に帰った後、MABOにお手製の皮ポーチを送ってくれました。050519_0819~01.jpg


MABOの手がごついので大きさが分かりにくいです。


小さなベルトが付いていて、腰のベルトに引っ掛けられるんです。実は、脇にチャックも付いてます。


早速、自慢げに腰に掛け、入れるもの探して携帯入れてた。使い方は自分で工夫して欲しいところです。


MABO〜主役でないのに腰に手を当ててポーズとってませんか???


ありがと、浅田君。私のはなかったのね。

Confiture de mon petit jardin ジャム作りたい!

我が家は、ジャムの消費量が多い。毎朝食べるトーストと、ハハから分けてもらって続けているカスピ海ヨーグルトにジャムは必須なので、ジャム瓶が空になるのが早いのよ。だけど、ちょっといいジャム買おうとすると、結構お高い。

バンクーバーアイランドにいたときは、その辺で群生していた大量のブラックベリーや、いただき物のプルーン、ルバーブ、洋ナシやりんごで、去年は庭で出来たブルーベリーやジューンベリーで、おいしいジャムが作れたので、特に不自由もせずあまり気にしてなかったのだけど、引越した今はあの果実たちがないので作れない。健康志向のMABOは野菜も大量消費なので、我が家の家計の為にも、は、はやく、Mon petit jardin (マイプチ農園)が欲しい。

フランス・リヨンに住む美咲ちゃん、かつて瓦礫の山だった無法地帯に少しずつ庭を作っているそうです。知る人ぞ知るSaint.George(サン・ジョルジュ)のたまり場になっているその庭がどのように変化していくのか楽しみです。 

ミーも頑張って早くMon petit jardin 手に入れるぜ
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