疎外2013年12月12日発売!

やっとアップロードしました。
明日にはKindleストアに並びます!


『疎外』をリリースして、早く色んな人にお礼を言いたい。
とくにチームの皆のおかげで完成しました。魂込めて描いてくれたイラスト担当の芳村拓哉様は当然すぎるんで、普段は日の目を見ることがない編集・校閲担当の河嶌太郎様にこの場はまずお礼を言いたいです。
『疎外』の書き始めから最後まで原稿を上げる度に毎回意見をぶつけ合ってきました。河嶌さんはあくまで客観的に作品を見ることに徹してくれて、妥協を許しませんでした。物語が完成に近づくにつれて、水と油のような僕らは不思議なことにシンクロしていき、最後に上げた最終節も僕は力尽きていたので「これは書き直したいな」と内心思っていたんですが、河嶌さんは読み終わった後すぐに「ここは全部リテイク」と言いました。僕は「実は僕もそう思っていたんだ」と河嶌さんの決断に背中を押された感じで最後のコスモ大爆発で、自分でも納得いく書き直しができたんです。
河嶌さんの「リテイク」の瞬間は、これから先も一生忘れないでしょう。河嶌さん、本当にありがとうございました!

そして、今回の執筆で心底、初稿リリースはないなと実感しました。今まで『正吾と冴の物語Ⅰ』以外は全て初稿です。『コンビニ』は経験値で新しいものを生み出せたと思いますが、あんなことはめったにない。
僕はうぬぼれていました。普段からプロットをちゃんとしないのですが、プロットは言ってみればラフですよね。今回僕はラフをちゃんと書かなかった分、作り出したものの倍以上のものをカットしていくことになりました。まさにラフ代わりですね。ラフって自分の表層を削り落としていく作業なんだと思いました。まず表層は使うことはないのですが、表層を見てこそ自分の中のどこを掘ったらいいのか分かるのだと実際に体験しました。
僕はラフを書かなかった分、実際に作り出したものがラフがわりになって、それを地図にして自分を掘ることで作品を作りました。必要以上にエネルギー使うという、まさに二度手間です。
結果的にはちゃんとした手順を踏んだ上で、完成しましたが11日の遅れは出版業界では許されないことです。
今後は死ぬ気で書く前に死ぬ気でラフ書きます。
本当にお待たせしてすみませんでした。そして待っていて下さり、ありがとうございました。

12月13日17時〜17日17時まで無料キャンペーンをやります。
新作の無料キャンペーンはこれが最後です。
どうか手に取って下さい。よろしくお願いします。

aroma arts HP
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