OEKは今年設立20周年を迎えますが、入場者数の累計が本日200万人を突破しました。
200万人目のご夫婦には、井上マエストロじきじきに3月の東京公演(サントリーホール)招待券を贈呈!交通費&宿泊費と、マッサージ代(笑←井上さん談)付きだそうです!うらやましい!わたしは200万人のカウントダウン中に入場。70人ほど早かった…。

今年のニューイヤーコンサートはいきなり「美しく青きドナウ」で幕開け!初っ端だったためか、拍手でいったん中断という例のパターンはナシ。

2曲目は予定では「メロディ・カドリーユ」(作品112)でしたが、「芸術家のカドリーユ」(作品201)に変更。メンデルスゾーンの結婚行進曲からはじまり、ラ・カンパネラとか魔弾の射手とか引用の嵐。めっちゃ楽しい。井上さんの指揮も実にオモロイ。踊るように指揮しています。いや、むしろ指揮しながら踊ってます(笑)。こういう華やかな場は井上さんは似合うなあ! でもこのカドリーユ、聴いたことがあるなあと思ったら昨年のニューイヤーでも演奏していたのでした。あと、マリス・ヤンソンスの2006年ウィーンフィルニューイヤーでも。あちゃー。

で、お待ちかね、森麻季さんの登場です。ブルー&グリーンのドレスがゴージャス。ラ・ボエームからムゼッタのワルツは、「ワタシ、どうよ!」っつう(森さんのキャラとは正反対の)挑発的女王様的な表情がナイス。続く宗教曲のフランク「天使の糧」は透明感溢れる森さんの真骨頂。

本日はミッキーらしく(?)シュトラウスファミリーだけでなく、弦セレのワルツとか、ハンガリー舞曲第6番とか、ニューイヤーっぽい絶妙な選曲であります。武満のワルツって一瞬警戒しましたけど、映画音楽なので意外に聴きやすかったです。

一柳さんの新曲。上石さんのフルートは尺八の味わい。たぶんすごい技巧。イワブチさんのヴァイオリンソロにカンタさんのチェロソロ。岩城さんの追悼らしく打楽器も大活躍で、充実の演奏でした。

森麻季さんが再登場。今度は艶やかな白いドレスです。思わず会場からため息。「からたちの花」は伸びやかに、「春の声」は絶品コロラトゥーラ。フライング拍手&ブラボーも納得であります。

アンコールはやはりミッキーらしくショスタコさんのポルカ。そしてラデツキー。

なお、今年一発目のビッグニュースは、何と言ってもラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2008の開催ですね。さっそく音楽堂のあちこちにポスターやパネルが掲示されていました。井上さん&OEKはホスト的な立場で大活躍されることでしょう。ゴールデンウィークは東京のラ・フォル・ジュルネに行こうと思っていましたが、とりやめです。せっかく地元でこんな世界的イベントが開催されるのですから、しっかり堪能したいと思います。
オーケストラ・アンサンブル金沢
第234回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

日時:2008年1月8日(火)19:00〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:井上道義
ソプラノ:森麻季(★)
コンサートマスター:マヤ・イワブチ

■J.シュトラウス II
 ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314

■J.シュトラウス II
 芸術家のカドリーユ 作品201

■プッチーニ
 歌劇「ラ・ボエーム」より
 ムゼッタのワルツ「私が街を歩けば」(★)

■フランク
 天使の糧(★)

■チャイコフスキー
 弦楽セレナーデ 作品48 より
 第2楽章 ワルツ

■ニコライ
 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲

---休憩---

■ブラームス
 ハンガリー舞曲 第6番 ニ長調

■武満徹
 3つの映画音楽より ワルツ(他人の顔)

■一柳慧
 交響曲 第7番 ―イシカワ パラフレーズ ―岩城宏之の追憶に―

■山田耕筰
 からたちの花(★)

■J.シュトラウス II
 ワルツ「春の声」 作品410(★)

(アンコール)
■ショスタコーヴィチ
 ジャズ組曲より ポルカ

■J.シュトラウス I 
 ラデツキー行進曲 作品228