ワチャゴナ! What Cha' Gonna Do for Me?

オーケストラ・アンサンブル金沢を中心としたクラシック音楽。あるいは歌謡曲。その他映画とか、落語とか、お酒とか…あと、ナイナイさん!!

オペラ

井上道義×野田秀樹「フィガロの結婚〜庭師は見た!」(2015/5/26@金沢歌劇座)【ネタバレあり】

フィガロの結婚金沢公演


モーツァルト「フィガロの結婚」といえば、何と言っても「序曲」が有名です。実は私が初めて石川県立音楽堂へオーケストラ・アンサンブル金沢の公演を聴きに行った時、プログラムの1曲目がこの「フィガロの結婚」序曲でした。3階席の一番安い席でしたが、その華やかで奥行きのある響きに、一瞬にして鳥肌が立つ感動を覚えました。まさにこの瞬間、私はオーケストラ演奏会の虜となったのでした。

その後もこの曲は節目節目に登場し、いつも私に昂奮と陶酔を与えてくれます。岩城宏之さんの後継として井上道義さんがOEK音楽監督に就任した記念の演奏会では、「(故岩城夫人)木村かをりさんに捧げる」としてアンコールにこの曲を演奏されたのも印象深いです。また、個人的なことを申せば、2年前の自分の結婚披露宴の際、ウェディングケーキはこの曲の冒頭旋律の譜面をモチーフとしたデザインにしてもらいましたし、お色直し後の入場曲はこの曲でした。

ウェディングケーキ


そんな思い入れたっぷりの「フィガロの結婚」ですが、オペラとして全編鑑賞したことはありませんでした。ところがある日、ついに金沢でオペラ「フィガロの結婚」が上演されるという知らせが! 指揮・総監督はOEK音楽監督の井上道義さん。管弦楽はもちろんオーケストラ・アンサンブル金沢です。しかも……演出はあの「野田秀樹」さんのこと! クラシック界と演劇界の鬼才による奇跡のコラボです! これは見逃せない! 絶対に行かねば!! …というわけで、発売開始早々にチケットを確保し、首を長くしてこの日を待っておりました。そして迎えた上演当日、期待通りの大満足の公演でございました。

歌劇座看板開演前


【(注)以下、壮大にネタバレあります】

井上さんの熱烈なラブコールにより演出に迎えられた野田さんの回答は、いわば「井上道義と野田秀樹の『結婚』」。それはまさに「オペラ」と「演劇」、あるいは「西洋」と「日本」の出会いとでも言うべきものでした。

オペラは西洋が舞台のものが多く(この物語もスペインが舞台)、本来、西洋人がこれを演じる方が自然でありましょう。日本人がイタリア語のオペラを演じるというのは、正直、違和感がないわけでありません。しかし、諸々の事情によりキャストを全員西洋人で揃えるというわけにもまいりますまい。というわけで今回は、アルマヴィーヴァ伯爵、伯爵夫人ロジーナ、小姓のケルビーノの三人が外国人キャスト、それ以外は全員日本人キャストという混成チームとなりました。まあ、こういうキャスト構成はよくあるパターン。

ところが、今回の井上×野田作品では、こうした(以前からなんとなく実は違和感があると思われていた)事情を逆手に取って、むしろこの事情を積極的に利用して物語に活かす道を選んだようでした。物語の舞台を幕末の長崎に変更し、登場人物は、黒船に乗って日本にやって来た伯爵夫妻と、彼らに仕える現地の日本人たちという設定に引き直されました。日本人役の名前も、フィガロは「フィガ郎(ふぃがろう)」、スザンナは「スザ女(すざおんな)」、マルチェリーナは「マルチェ里奈(まりちぇりな)」、バルトロは「バルト郎(ばるとろう)」といった具合です。

そして、日本人だけが登場する場面では、日本語が用いられており、これにより言語に関する違和感がずいぶん緩和されていました。たとえば、冒頭のフィガ郎とスザ女が新居となる部屋でベッドの採寸をする場面では、原語ではフィガロが「Cinque...Dieci...Venti...(5、10、20…)」と歌うところ、フィガ郎が「三寸、四寸…」と日本語で歌い始めます。特にここは上演の最初の場面ですので、聴衆も、ああ日本語で聴けるのだなと承知するわけです。とりわけ今回は聴衆に野田ファン、演劇ファンが多く、私も含めオペラ初心者も多いため、これはずいぶん安心感を与えるように思います。

他方、その他の場面、伯爵夫妻やケルビーノが登場する場面、あるいは日本人キャストによる有名なアリアにおいては、オリジナル通りイタリア語が用いられ、原語版の醍醐味を損ないません。なお、初めて伯爵が登場する場面では、それまではずっと日本語で進行していたものですから伯爵も最初はカタコトの日本語を話すのですが、「無理して日本語を喋らなくていいんですよ」とツッコミが入ります。そして、以後、伯爵はイタリア語で会話し、またその際は同時に、日本語訳が字幕が映し出されるようになる、という共通認識が瞬時にできあがります。うまいことできてますわ。

さらに、今回の副題が「庭師は見た!」となっている通り、庭師のアントニオならぬ「アントニ男(あんとにお)」の目線から見た伯爵邸のドタバタ劇という形で、アントニ男が狂言回しとしてナレーションを入れる手法が取られています。というわけでこのアントニ男は歌手ではなく、劇団「ナイロン100℃」の俳優である廣川三憲さんによって演じられました。この「フィガロの結婚」はとにかく登場人物間の関係が複雑なため、こういった説明役がいるとおおいに鑑賞の助けになります。今回も要所要所で現われ、登場人物を操り人形のように動かしながら、現在の状況をその都度説明してくれました。なお、アントニ男にも一部歌の場面もあるのですが、歌も難なくこなしていてその点も素晴らしかったです。

また、演出として効果的だったのが、「演劇アンサンブル」とクレジットされていた方々によるエキストラ演技やダンス表現でした。合唱団の面々がエキストラとしてその他群衆を演じることが多いですが、今回はそれを精鋭のプロフェッショナル陣が担います。特に三人の女性よるバレエダンスが演者の感情をさらに際立たせていて良かったです。

そして、OEKファンとしては、モーツァルトの音楽を堪能できたこともおおいに嬉しいことでした。井上さんの遊び心にあふれた軽快な世界がオーケストラ・アンサンブル金沢により活き活きと繰り広げられました。

あと興味深かったのは「少年」役のケルビーノ。普通は女性のメゾソプラノが男装して演じることが多いのですが、今回は大柄な男性のカウンターテナー! これがまたいろいろなギャップを生み面白味を醸しだしていたようです。

【(注)以下の部分が最も大いなるネタバレです!】

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【オペラ】ヴェルディ「椿姫」(2011/1/21@金沢歌劇座)

カルメン」「ラ・ボエーム」「トゥーランドット」に続く金沢歌劇座オペラ第4弾。今回は「金沢歌劇座リニューアル記念」とのこと。もっとも、エントランスや客席などには手が加えられておらず、どこをリニューアルしたの?と首をひねってしまったのですが…(汗)。どうやら舞台が高く広がり、照明設備や楽屋など、観客側ではなく出演者側のスペースがも拡充されたもよう。出演者が大人数になる場合にも対応できるようになったのだそうです。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20101127105.htm

というわけで記念のオペラ公演であります。演目はヴェルディの「椿姫」。ヴィオレッタに森麻季さん、アルフレードに佐野成宏さんという国内では第一線級のおふたりが登場します。そういえばこのコンビは、2007年9月のOEK定期でも、演奏会形式による「椿姫」にて共演していました。このときもとても素晴らしかったのですが、今回は演奏会形式ではなく、れっきとしたオペラ!なおさら楽しみなのです。しかも座席の方は「ラ・ボエーム」「トゥーランドット」と同じく1階最前列をゲット!(正確には最前列はすべて空席で2列目ですが) 出演者の表情がばっちり見えて、オーケストラピットを覗き込める絶好の特等席です。

いよいよ開演。悲劇を予感させる静謐な前奏曲のあと、一転してヴィオレッタ邸での華やかな宴の場面。第一幕がはじまります。居並んだ女性たちのドレスが想像していたのよりずっと豪華。なかでもヴィオレッタの森さんは、自身の美貌もあいまってとっても綺麗!そして歌声の方ももちろん素晴らしい。いつもながら澄んだソプラノがじつに伸びやかです。アルフレードに愛を告白され、戸惑う心境を振り払うかのように唄いあげるコロラトゥーラソプラノはとりわけ見事!

第二幕第一場は、ヴィオレッタがアルフレードともに移り住んだパリ郊外の屋敷。アルフレードの父ジョルジョが息子を連れ戻しにやってきます。このジョルジョ役の青山貴さんが素晴らしかった!バリトンの圧倒的な存在感!一気に緊迫感がみなぎります。

続いて第二場、パリに戻ってフローラ邸でのパーティ。ロマの踊り子や闘牛士に扮したバレエダンサーが華やかに宴を彩ります。大勢の前でヴィオレッタを侮辱するアルフレード。第一幕では少々控えめだった佐野さんでしたが、ここに来て声がぐんぐん出てきました。迫力が増してヴィオレッタが気の毒… この罵倒に耐えるヴィオレッタ、非礼な息子を叱責しつつも己を悔やむジョルジョ。自らの行為を恥じるアルフレード。三者の交錯する心境をそれぞれが切々と歌い上げます。

第三幕。第一幕でも演奏された悲痛な前奏曲。いよいよ悲劇の終末です。余命間もないヴィオレッタの屋敷。衰弱しきったヴィオレッタは、アルフレードをひたすらに待ちわび、絶望します。森麻季さんはベッドに横たわり、あるいは足元をふらつかせながらも迫真の絶唱。その歌声は衰えず、むしろますます悲壮感を増していきます。アルフレードと再会を果たし喜びを分かち合ったのも束の間、立ち上がったヴィオレッタはばたりと倒れこみ絶命。終幕。

いやあ、すっかり惹きこまれてしまいました。出演の歌手の皆さんがみな素晴らしく、現田マエストロの自在な指揮のもとOEKの演奏も見事でした。大満足です。

なお、1階最前列は当然S席、9000円(OEK会員割引にて8000円)でかなり高価でありますが、ふつうオペラ公演といえば万単位が常識。舞台美術がいささかシンプルとはいえ、あのキャストでこの値段はかなり安いと思います。それを可能にしたのは、5都市巡回公演による共同開催という形式。これなら比較的安価にそれなりの水準のオペラが上演可能というわけですね。また次回もこういうかたちで実現することを願っています。もちろん、そのときはぜひ観に行きたいと思います!


金沢歌劇座リニューアル記念 ヴェルディ:オペラ「椿姫」
全3幕/原語(イタリア語)上演/日本語字幕
Verdi "La Traviata"

日時:2011年1月21日(金)18:30開演 Friday, 21 January 2011 at 18:30
会場:金沢歌劇座 The Kanazawa Theatre

作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ Giuseppe Fortunino Francesco Verdi (1813-1901)
台本:フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ Francesco Maria Piave (1810-1876)
原作:アレクサンドル・デュマ・フィス Alexandre Dumas fils (1824-1895)

指揮:現田茂夫 Shigeo Genda, Conductor
演出:十川稔 Minoru Togawa, Stage director

ヴィオレッタ:森麻季(ソプラノ) Maki Mori (Sop), Violetta Valery
アルフレード・ジェルモン:佐野成宏(テノール) Shigehiro Sano (Ten), Alfredo Germont
ジョルジョ・ジェルモン:青山貴(バリトン) Takashi Aoyama (Bar), Girgio Germont
フローラ:佐藤路子(ソプラノ) Michiko Sato (Sop), Flora Bervoix
ガストン子爵:直野良平(テノール) Ryohei Naono (Ten), Gastone, Visconte di Letorieres
ドゥフォール男爵:木村孝夫(バリトン) Takao Kimura (Bar), Barone Douphol
ドビニー公爵:藤山仁志(バリトン) Hitoshi Fujiyama (Bar), Marchese D'obigny
医師グランヴィル:大畑理博(バリトン) Mihihiro Ohata (Bar), Dottor Grenvil
アンニーナ:浪川佳代(ソプラノ) Kayo Namikawa (Sop), Annina
ジュゼッペ:大木太郎(テノール) Taro Ooki (Ten), Giuseppe, servo di Violetta
使者:塩入功司(バリトン) Kouji Shioiri (Bar), Commissario
フローラの召使:水野洋助(バリトン) Yousuke Mizuno (Bar), Domestico di Flora

合唱:新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus
バレエ:貞松・浜田バレエ団/横倉明子クラシックバレエ団
Sadamatsu-Hamada Ballet/Akiko Yokokura Classic Ballet
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢 Orchestra Ensemble Kanazawa
コンサートマスター:松井直 Naoki Matsui, Concertmaster

【OEK定期273F】天沼裕子「音のミステリー」〜映画音楽と自作オペラで

OEKファンタジーシリーズ公演。このシリーズに関しては僕は定期会員ではないのですが、他シリーズ定期会員の特典(?)でこの日の公演の招待券が手に入りました。折しもこの日当地では冬の訪れを告げる雷「鰤起こし」が鳴る悪天候でしたが、せっかくの機会ですので、暴風と積雪のなか、がんばって出かけてきた次第です。

もっともあてがわれた座席は2階のバルコニー席最後方。あまりいい席とはいえません。ではまあ今回は肩肘張らず気楽に楽しむことにいたしましょう。前半は映画音楽。馴染み深い曲ばかりでリラックスして聴きました。ブラスがちょっと雑だったですけど、コンマス松井さんのソロは綺麗でした。MCは北陸放送の長田哲也アナウンサー。映画やテレビのキャラクターに扮装して大奮闘でした!

後半は天沼裕子さん作曲のオペラ「裏切る心臓」。エドガー・アラン・ポーの原作です。サスペンス心理劇と申しましょうか、死に直面した老人を見つめる女の狂気が描かれております。ソプラノのマリア・ベルウニスさんは学生ということですが、そうした天沼さんの妖しい世界観が伝わってきて、堂々たる舞台でした。

長田さんとのトークによると、天沼さんは熟年音楽家のための終のすみかを作りたいという夢があるとのこと。そのためにオペラ作曲家として身を立てたいと。今作はその先駆けとなる第一作というわけでありました。

オーケストラ・アンサンブル金沢 Orchestra Ensemble Kanazawa
第273回定期公演ファンタジー・シリーズ
The 273rd Subscription Concert / Fantasie - serie

日時:2009年12月18日(金)19:00開演 Friday, 18 Deccember 2009 at 19:00
会場:石川県立音楽堂コンサートホール Ishikawa Ongakudo Concert Hall
指揮:天沼裕子 Conductor: Yuko Amanuma
コンサートマスター:松井直 Concertmaster: Naoki Matsui

●ミッション・インポッシブル
 (作曲:D. エルフマン/編曲:榊原栄)

●刑事ドラマメドレー 西部警察〜太陽にほえろ!〜Gメン'75
 (編曲:榊原栄)

●ジ・エンターテイナー 〜映画「スティング」より
 (作曲:S. ジョプリン/編曲:鈴木行一)

●第三の男
 (作曲:A. カラス/編曲:榊原栄)

●太陽がいっぱい
 (作曲:N. ロータ/編曲:沢田完)

●警部補・古畑任三郎「主題」
 (作曲:本間勇輔/編曲:榊原栄)


---休憩---


■天沼裕子 Yuko Amanuma
 オペラ「裏切る心臓」(1幕5場 オーケストラ版)
 Das varraterische Herz, Oper in I Akt 5 Szene

 〜ソプラノ:マリア・ベルウニス Soprano: Maria Bernius
  バリトン:フェリックス・ラートゲーバー Baritone: Felix Rathgeber

歌劇「トゥーランドット」(2009/07/18@金沢歌劇座)

カルメン」「ラ・ボエーム」に続くOEK企画による金沢歌劇座オペラシリーズ第3弾。今回は東京芸術劇場&読売日本交響楽団との合同制作ということで、前2回よりスケールは大きくなっています。トゥーランドット姫と王子カラフは海外からソリストを招聘、指揮はついに井上道義マエストロが登場します。そのため破格の安さだった前2回とは異なりお値段も若干お高めなのですが、1階上手ブロック最前列のS席を見事ゲット。今回は母親を連れて鑑賞してきました。

演出は狂言師の茂山千之丞さん。全体的に和のテイストが感じられる「セミ・ステージ方式」という簡素な舞台スタイル。派手な動きが少なく、大道具はもちろん小道具も極力使わない能狂言の演出手法が採り入れられています。高低差のある舞台に字幕表示板を兼ねた柱だけがあるだけで、「トゥーランドット」っぽい中国の豪華絢爛な美術セットはありません。合唱隊はステージ上で群衆として演技をするという形ではなく、舞台上に設けられたひな壇に整列します。

逆にオーケストラピットは床から数10センチ低い程度で、金管隊はステージ前列に居並びます。会場の観客からオーケストラ全体がよく見えたことでしょう。ぼくの席からだとまさに目の前にドーンとオケが並んでいます。正面は客演のコントラファゴット奏者の方が座り、その後ろ(右側)にはパーカッション隊がずらりと並んでいます。そんななか、井上マエストロは皇帝が着るような派手な上着を羽織って登場。挨拶が済むとさっそうとその上着を脱ぎ捨て、上演が始まりました。

物語の舞台は中国。トゥーランドット姫は求婚してくる男たちに3つの謎を出題し、答えられないとその首をはねてしまう冷酷な美女。放浪していた辺境国の王子カラフは、この地で父ティムールと女奴隷リューに再会し、姫の非道さを非難していましたが、姫を一目見て恋に落ち、3つの謎に挑戦、見事解答し、姫に求婚します。これを拒むトゥーランドット姫に対し、カラフは翌朝までに自分の名を知ることができたら破談にし、自ら死のうと提案します。この者の名を突き止めるまで「誰も寝てはならぬ」と市民に強要する姫。自分の勝利を確信するカラフ。そこにティムールとリューが捕われカラフは一転苦境に陥りますが、拷問にかけられたリューは死してカラフの名を秘します。リューのその献身的な姿に改心した姫は「愛」を知るのでした…。

ふだんより大編成のOEKの演奏は迫力満点。テンポもメリハリが効いてドラマティックさが増しています。特に第1幕終了間際にカラフが3つの謎に挑戦するといって銅鑼を鳴らす場面。3回銅鑼を鳴らすのをたっぷりとタメをきかせていたのが面白かったのですが、そのタイミングもばっちりでした。ぼくの座席からは、井上さんから、カラフ役のアレクサンドル・バディアさんと、実際に鳴らす銅鑼を鳴らすパーカッション担当へに向けたアイコンタクトのようすが見られて興味深かったです。

トゥーランドット姫役のマリアナ・ツヴェトコヴァさんは、2幕から登場しますが、オケの音量に負けないすばらしい高音を聴かせてくれました。メイクがデーモン小暮閣下的だったのは少しかわいそうかも。バディアさんは、なんと言っても「誰も寝てはならぬ」のアリアですね。全体的にすっきり甘いスマートな声でしたが、最大の聴かせどころではスカッとパワフルな歌唱が響きました。

もっとも、この物語の筋書き自体は、トゥーランドット姫も王子カラフもわがままな気分屋で、やってることは無茶苦茶、行動に飛躍があってまるで感情移入できないのです。でも、その不条理な展開ゆえに覚悟の死を遂げるリューの献身的な態度はおおいに同情を誘い、その悲劇性によってリューのアリアには拍手も多く集まりますね。今回のリュー役の小林沙羅さんも、その繊細なソプラノは健気で儚げな感じが素晴らしかったです。

そして最終盤、舞台上の合唱隊による「誰も寝てはならぬ」の大合唱。不条理な展開についてのいかなるツッコミをも許さぬというくらいの(?)クライマックス感が覆います。死んだはずのリューも舞台上にあがればもう大団円。井上さんがさっそうと振り返り全曲終了、大フィナーレとなりました。

今回のオペラも大満足。予算的に豪華絢爛なステージは無理でも、演出によって物語の雰囲気をじゅうぶんに引き出せることがわかりました。次はどのオペラでしょうか?楽しみです!!

東京芸術劇場&読売日本交響楽団/オーケストラ・アンサンブル金沢&金沢歌劇座共同制作
G. プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」金沢公演

ジャコモ・プッチーニ G. Puccini (1858-1924)
歌劇「トゥーランドット」[セミステージ形式] Opera "Turandot" [semi-stage style]

日時:2009年7月18日(土)18:30開演
会場:金沢歌劇座

指揮:井上道義
演出:茂山千之丞

トゥーランドット姫[ソプラノ]:マリアナ・ツヴェトコヴァ 
皇帝アルトゥム[テノール]:鈴木寛一 
ティムール[バス]:ジョン・ハオ 
名を秘めた王子(カラフ)[テノール]:アレクサンドル・バディア 
リュー(若い女奴隷)[ソプラノ]小林沙羅 
ピン(宰相)[バリトン]:萩原淳 
パン(内大臣)[テノール]:与儀巧
ポン(総料理長)[テノール]:牧川修一
役人[バリトン]:小林大祐

ペルシアの王子:中村順一
プー・ティン・パオ:風李一成
ダンサー:伊津田愛

合唱:金沢カペラ合唱団(合唱指揮:山瀬泰吾)、新国立劇場合唱団、OEKエンジェルコーラス
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
コンサートマスター:松井直

マリア・カラスの真実

オペラ史上最高のディーヴァ(歌姫)、マリア・カラスの人生をたどるドキュメンタリー映画。絶頂期を迎えたマリアが海運王のプレイボーイと豪華な船旅に出るというときから本作は始まります。実はこの男性との出会いがマリアの運命を大きく変えるわけですが、この人生の転機を前フリとして、彼女の生い立ちを順に振り返っていきます。

本編で使われているマリアの映像、写真、音源は、原則としてすべて現存する本物の素材。中途半端な再現ドラマなども一切挟んでおらず、ドキュメンタリーとしてはまったく潔い構成でした。もっとも、このようにドラマ的なつくりは排除したとしても、そもそもマリアの人生自体がすでにドラマ。すごい歌手だということは知っていましたが、ゴシップ記事をにぎわすようなスキャンダラスな一面は知りませんでした。なるほど、充分に物語として成り立つわけです。

マリア・カラスといえばぼくの手持ちのCDは「椿姫」と「カルメン」(ともに全曲版)。久々に聴いてみたくなりました。

(2009/06/11@シネモンド)

★★★

ヴェルディ:歌劇「椿姫」全曲
ヴェルディ:歌劇「椿姫」全曲ジュリーニ(カルロ・マリア) ミラノ・スカラ座管弦楽団

おすすめ平均
starsヴィオレッタはやはりマリア・カラスです

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ビゼー:歌劇「カルメン」全曲
ビゼー:歌劇「カルメン」全曲プレートル(ジョルジュ) パリ国立歌劇場管弦楽団

おすすめ平均
stars抜群!
stars聴きごたえあり

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金沢歌劇座オペラ第2弾「ラ・ボエーム」

今年3月の杮落とし公演「カルメン」以来、待望の金沢歌劇座オペラ第2弾であります。オペラ初体験の友人Kをお誘いした今回は、1階最前列という絶好のチケットをゲット。眼下はオーケストラピットです。OEKのみなさんの演奏が至近距離で見られます。

そして何と言ってもステージが近い! 舞台両端の字幕電光板を見るために大きく首を横に向けなければならないという意外な難点もありましたが、肝心の演者の姿はまさに目の前。オペラグラスがなくとも表情までばっちりわかります。現田マエストロの的確な指揮により音楽も効果的に展開されていますから、字幕を見損なってもそんなに不都合を感じませんでした。

「ラ・ボエーム」とはフランス語で「ボヘミアン」のこと。貧しくとも自由奔放に暮らすパリの若い芸術家たちの青春群像劇です。今回のキャストは、東京藝術大学で学ぶオペラ歌手の卵たち中心のフレッシュな顔ぶれ。芸術に夢を馳せる若者たちの物語には、ふさわしいキャスティングといえましょう。

ミミ役の田井中悠美さんは可憐で薄幸な感じがよく出ていました。他方、ムゼッタ役の藤谷佳奈枝さんは迫力満点。有名な「ムゼッタのワルツ」も艶と張りのある歌声で堂々と唄いきり、本日ナンバーワンのブラーヴァもの。脳内でその姿が藤原紀香に変換されるくらいの魅惑さでした。もっとも、そうして幻想が膨らんでしまう分、脚線美を披露する場面は実際にはアレ?ってなってしまいます。まあ、藤原紀香と比べるのは誰だって酷な話ですがね。

個人的には、ロドルフォ役の西村悟さんの歌声が伸びやかで素晴らしいと思いました。背も高く、けっこうイケメンで、スター性もあるのではないでしょうか。将来有望な逸材とお見受けします。

ということで、今回もおおいに堪能しました。予算的にはアマチュア市民オペラよりちょっとマシな程度でしょうが、やっぱりオペラは素敵です。満足、大満足です。

次回の金沢歌劇座オペラ第3弾は2009年7月18日(土)、プッチーニ「トゥーランドット」だそうです。そして、指揮はついに井上道義マエストロが登場します(そういえば、今回の「ラ・ボエーム」に井上さんも来館されていたようですね。休憩時にお見かけしました)。主役のソリストは海外から招き、狂言師の茂山千之丞さんが演出を担当するとのこと。またまた意欲的なプログラムになりそうで、おおいに楽しみです。もちろん次回も観に行きますよ! また最前列を確保できれば最高なのですがね!

オーケストラ・アンサンブル金沢プロデュース
第2回金沢歌劇座オペラ公演
プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」

日時:2008年12月11日(木)19:00〜
会場:金沢歌劇座

指揮:現田茂夫
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
コンサートマスター:松井直

演出:直井研二
音楽監督:直野資

ミミ:田井中悠美(ソプラノ)
ロドルフォ(詩人):西村悟(テノール)
マルチェッロ(画家):今尾滋(バリトン)
ショナール(音楽家):増原英也(バリトン)
コッリーネ(哲学家):黒木純(バス)
ムゼッタ:藤谷佳奈枝(ソプラノ)
ベノア(家主)・アルチンドロ(高官):安藤常光(バリトン)
パルピニョール(行商人):新海康仁(テノール)

合唱:金沢カペラ合唱団(合唱指揮:山瀬泰吾)
児童合唱:OEKエンジェルコーラス(指導:山崎陽子・清水志津)
バンダ:石川トランペットソサエティ・金沢大学フィルハーモニー管弦楽団


プッチーニ Giacomo Puccini
歌劇「ラ・ボエーム」 La Bohème
(全4幕 原語上演 字幕付)Opera in four Acts

■第一幕 屋根裏部屋にて
 Act I At a Garret

■第二幕 カルティエ・ラタンで
 Act II In the Latin Quarter

---休憩---

■第三幕 アンフェノールの税関
 ACT III The Enfer Barrier

---休憩---

■第四幕 第一幕と同じ屋根裏部屋
 Act IV At a Garret (Aame garret as Act I)

歌劇「カルメン」@金沢歌劇座

金沢市観光会館が「金沢歌劇座」に改称した記念として、この日、歌劇「カルメン」が上演されます。観光会館といえば、大学の入学式と卒業式がここだったり、若い頃に佐野元春、ボウイ、吉川晃司などロック系のコンサートでよく来たりとわりと想い出深い場所なのですが、それはまあどうでもいい話。

この公演は記念といっても誰かすごい指揮者とか有名なオペラ歌手が出るというわけではありません。何が記念かといえば、地元のプロから学生・市民が一体となってつくっているところに価値があるのだと思います。管弦楽はOEK、合唱は金沢カペラ合唱団とOEKエンジェルコーラス、フラメンコは金沢美大のフラメンコ部。舞台美術や衣装・メイクといった裏方さんは金沢美術工芸大学、北陸先端科学技術大学院大学、金沢ビューティーアカデミーの学生さんたちが担いました。総合芸術という観点からも、こういった地元での協働というのはたいへん意義があると思います。しかも、こういう市民オペラ的な興行なので価格的にもお安いです。一番いい席で5000円なのですから。

主演のカルメンを演じたのは小泉詠子さん。キャスティング決定後に行われた日本音楽コンクールの声楽部門で3位入賞を果たした有望な若手メゾ・ソプラノ歌手です。堂々とした歌いっぷりに感心しました。

小泉さんは、ミカエラ役の岩田志貴子さんとともに地元出身者でもあります。小泉さんは津幡町横浜、岩田さんは金沢市の出身です。で、高校はともに金沢二水。わたしの(だいぶあとの)後輩であります。以後、ひいきにしましょう。

ドン・ホセ役の志田さんは1年半くらい前のショスタコーヴィチ「森の歌」のとき以来ですが、あいかわらず輝かしいテノールを堪能しました。まあ、物語のドン・ホセにはまったく共感しないのですけどね。恋は盲目とはいえ、かわゆいミカエラを袖にしちゃうなんて!

エスカミーリオの安藤常光さんは最初の出番のときは声量が不足気味。ちょっと不調だったのでしょうか。最後のほうはさすがにカッコよかったです。

わたしがいちばん感動したのは、金沢カペラ合唱団のみなさんです。よく声が出ていたというのはもちろん、演技もしっかりなさっていて、何よりご本人たちが楽しそうでした。こういう活き活きとした姿を見るとこちらも楽しくなりますね。

なお、今回と同じような運営形態で、年末に歌劇「ラ・ボエーム」の上演が予定されているとのこと。これは楽しみ。ぜひまた見に行きたいと思います。せっかく「金沢『歌劇』座」と名乗るからには、こうして市民が作る歌劇というのが定着するといいですね。

金沢歌劇座 館名改称記念 ビゼー「カルメン」

日時:2008年3月7日(金)18:30〜
会場:金沢歌劇座

ビゼー 歌劇「カルメン」(全4幕 原語上演 字幕付)

■第1幕 セヴィリャの町のとある広場

---休憩---

■第2幕 リリャス・パスティアの酒場

---休憩---

■第3幕 荒涼たる岩山

■第4幕 セヴィリャ、闘牛場のある広場


指揮:本名徹次
演出:直井研二

カルメン:小泉詠子
ドン・ホセ:志田雄啓
エスカミーリオ:安藤常光
ミカエラ:岩田志貴子
フラスキータ:竹多倫子
メルセデス:武部薫
モラレス:駒田敏章
スニガ:山田大智
ダンカイロ:小林大祐
レメンダード:新海康仁

管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
合唱:金沢カペラ合唱団
児童合唱:OEKエンジェルコーラス
フラメンコ:金沢美術工芸大学フラメンコ部

森麻季!佐野成宏!OEKコンサートオペラ「椿姫」

素晴らしい! 素晴らしい!
「椿姫」最高でした!

いよいよOEK2007-2008シーズンの開幕です。オープニングプログラムは華々しくヴェルディのコンサートオペラ「椿姫」。ヴィオレッタに森麻季さん、アルフレードに佐野成宏さんという大注目のソリストを招いて行われました。

まず会場を観ておどろいたのがステージ。今年1月の「コシ・ファン・トゥッテ」のときのようにオケより一段高く段差をつけただけの簡易な仕組みと思いきや、今回は、それっぽくセットが作り込まれていたのですよ。音楽堂にはオーケストラピットはないので、OEKのみなさんは舞台を前後で仕切った後ろ半分に陣取っています。で、舞台正面には大きいスクリーンが設けられ、各場面の背景を映し出すようになっていました。

この「椿姫」はパリ社交界の花形・ヴィオレッタのお話。気品高く、華がある彼女ですが、実は病いを患っています。華奢で可憐な森さんは、まさにこのヴィオレッタにぴったり。
あの小さい体でどうしてあんなに声が出るのでしょう。
しかもベッドに横たわりながらですよ。これはすごい。

佐野さんの伸びやかで甘い美声は健在でした。
フサフサヘアー(笑)のおかげで、よりいっそう若々しく。

フローラの家のパーティで登場した子供達もかわいかったですね。OEKエンジェルコーラスとバレエダンサー。特にマタドールのバレエを踊った男の子とか!

オーケストラ・アンサンブル金沢
第226回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

日時:2007年9月14日(金)18:30〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール

ヴェルディ コンサートオペラ「椿姫」La Traviata


第一幕 パリ社交界の花形女性、ヴィオレッタの大広間
第二幕 第一場 パリ郊外の二人の住家

------ 休憩 -----

第二幕 第二場 フローラの家の豪華な客室
第三幕 パリのヴィオレッタの寝室


構成・演出:わたべさちよ

ヴィオレッタ・ヴァレリー:森麻季(ソプラノ)
アルフレード・ジェルモン:佐野成宏(テノール)
ジョルジョ・ジェルモン:直野資(バリトン)
フローラ・ベルヴォア:鳥木弥生(メゾ・ソプラノ)
アンニーナ:中西富美枝(メゾ・ソプラノ)
ガストン:諏訪部匡司(テノール)
ドゥフォール男爵:松山いくお(バリトン)
ドビニー侯爵:東平聞(バリトン)
グランヴィール医師:原田勇雅(バリトン)

合唱  :オーケストラ・アンサンブル金沢合唱団
     大阪音楽大学オペラ研究室
児童合唱:OEKエンジェルコーラス
バレエ :横倉明子バレエ教室(特別出演)

指揮:大勝秀也
副指揮・合唱指揮:奥村哲也
コレペティトゥール:西聡美
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢

金聖響×OEKのオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」

オーケストラ・アンサンブル金沢
第215回定期公演ファンタジーシリーズ

日時:2007年1月28日(日)15:00〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール

モーツァルト 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」KV.588
(コンサートホールオペラ形式)

フィオルディリージ:尾崎比佐子(ソプラノ)
ドラベッラ:福住恭子(ソプラノ)
フェランド:谷浩一郎(テノール)
グリエルモ:迎肇聡(バス)
デスピーナ:田邉織恵(ソプラノ)
ドン・アルフォンゾ:安藤常光(バリトン)

合唱:オーケストラ・アンサンブル金沢合唱団
   アンサンブル・アウスレーゼ
語り:竹崎利信

指揮:金聖響
合唱指揮:安藤常光
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
演出:林誠


初のオペラ観賞ですよ!

ただし、オペラといっても、オーケストラピットがあってステージ上にセットを組んで…というものではなく(県立音楽堂はそういう構造になってない)、「コンサートホールオペラ形式」というかたちをとっていました。つまり、指揮者とOEKのみなさんもステージ上にあがり、ステージ後方にさらに高い舞台を設けてそこでソリストの方々が歌唱をするというものです。

あと、レチタティーヴォ(唄のうち台詞調の部分)が大幅にカットされる一方で、そのかわり曲の合い間に竹崎さんという語り手の方による解説がありました。竹崎さんが会場内のいろんなところに現れては関西弁を駆使しておもしろおかしくこれから起こる出来事をお話しされます。わたしとしては初めてのオペラですし、イタリア語など当然わかるはずもないので、今回は純粋に音楽を楽しもう、お芝居の要素は雰囲気だけ味わえればいいや〜と思っていたのですけど、おかげでじゅうぶんお芝居としても楽しめました。

金聖響さんはいつものように対向配置&ノンビブラートの古楽奏法。軽やかでキレがあって、またもや心地いいです。ソリストの方々は皆さんお若く、青臭い恋愛の雰囲気にむしろ合ってました。特に召使いデスピーナ役の田邉さんは素晴らしかった!軽快な歌声も、コミカルな演技や表情も含めてとってもチャーミングでした。

なお、今回はわたしの定期公演のシリーズには含まれていない公演でした。そこで、いつもとは違いフンパツして1階中央やや後方の座席をとったのですが、あまり傾斜がないため前の人が視線に入ってしまいます。この点は期待外れですこし残念でしたけど。

B00005FL1Oモーツァルト:コシ・ファン・ト
カーザ(リーザ・デラ) ウィーン国立歌劇場合唱団 ローゼ(エミー)
ユニバーサルクラシック 1995-07-01

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以下、曲目詳細。
■序曲

■第一幕
 第1番 三重唱(フェランド/グリエルモ/ドン・アルフォンゾ)
 「そんなことドラベッラにはできないぞ」

 第3番 三重唱(フェランド/グリエルモ/ドン・アルフォンゾ)
 「素敵なセレナーデをやりたいな」

 第4番 二重唱(フィオルディリージ/ドラベッラ)
 「ご覧なさい、妹よ」

 第5番 レチタティーヴォ〜アリア(ドン・アルフォンゾ)
 「言いたいけれど、勇気が出ない」

 第6番 五重唱(フィオルディリージ/ドラベッラ/フェランド/グリエルモ/ドン・アルフォンゾ)
 「ああ神よ! この足は」

 第8番 合唱「楽しきかな軍隊生活は」

 第8番a 五重唱(フィオルディリージ/ドラベッラ/フェランド/グリエルモ/ドン・アルフォンゾ)
 「毎日手紙をくださいね」

 第9番 合唱

 第10番 三重唱(フィオルディリージ/ドラベッラ/ドン・アルフォンゾ)
 「風はおだやかに、波は静かなれ」〜レチタティーヴォ

 第13番 六重唱(フィオルディリージ/ドラベッラ/フェランド/グリエルモ/デスピーナ/ドン・アルフォンゾ)
 「麗しのデスピーナさんに」

 レチタティーヴォ(フィオルディリージ)

 第14番 アリア(フィオルディリージ)
 「岩のように決して動かない」

 第16番 三重唱(フェランド/グリエルモ/ドン・アルフォンゾ)
 「笑うのかね?」

 第17番 アリア(フェランド)
 「恋人の愛の息吹きは」

 第18番 終曲「ああ、ほんの一瞬のうちに」

--- 休憩 ---

■第二幕
 第19番 アリア(デスピーナ)
 「女が15にもなれば」

 レチタティーヴォ(フィオルディリージ/ドラベッラ)

 第20番 二重唱(フィオルディリージ/ドラベッラ)
 「あの黒髪の方にするわ」

 第21番 二重唱(フェランド/グリエルモ)+合唱
 「甘く優しいそよ風よ」

 第22番 四重唱(フェランド/グリエルモ/デスピーナ/ドン・アルフォンゾ)
 「お手をどうぞさあこちらへ」

 第23番 二重唱(ドラベッラ/グリエルモ)
 「このハートを贈ります」

 第26番 アリア(グリエルモ)
 「女性の皆さん、あんた方は」

 第28番 アリア(ドラベッラ)
 「恋は盗人、誘惑の蛇よ」

 第29番 二重唱(フィオルディリージ/フェランド)
 「もうすぐ彼の腕の中に」

 第30番 アリア(ドン・アルフォンゾ)
 「女はみんなこうしたもの。人は非難するが私は許す」

 第31番 終曲(全員)「さあ早く、松明に火を灯しましょう」
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♪体は40(以上)〜
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quackeyは、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と中日ドラゴンズとナインティナインさんを応援しています!
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ブログ名「ワチャゴナ!」の由来は、ナイナイさんも大好きな知念里奈さんの「DO-DO FOR ME」です!
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