ワチャゴナ! What Cha' Gonna Do for Me?

オーケストラ・アンサンブル金沢を中心としたクラシック音楽。あるいは歌謡曲。その他映画とか、落語とか、お酒とか…あと、ナイナイさん!!

ブラームス

【OEK定期293PH】OEKニューイヤー・コンサート2011!(2010/1/6@石川県立音楽堂コンサートホール)

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ぼくのクラシックコンサート鑑賞は、2011年もOEK定期公演のニューイヤーコンサートで幕開けです!早めに仕事を切り上げて音楽堂へGO! プレコンサートはOEKメンバー9名(弦5部+Fl+Cl2+Hr)によるJ.シュトラウス2世。「芸術家の生涯」と、「こうもり」よりチャルダッシュ。MCはいつも人気の大澤さんでした。新年看板のサインの抱負が実現しますように(笑)。

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今年のニューイヤーは、前半が名誉コンサートマスターのマイケル・ダウスさんによる弾き振り、後半は音楽監督井上マエストロが指揮を振るという豪華二本立て!開演前の新年挨拶で井上さんは「前後半で指揮者が替わるこういうプログラムもどんどんやっていく。例えば前半に五嶋みどりがソロ・リサイタルをして、後半はコンチェルトではなく、OEK単独の演奏というのもありじゃないか」との発言もありました。その賛否はともかく「みどりさんのソロ・リサイタル」に激しく反応(笑)。例えに用いるということは、もしかすると実際に話が進んでるのかも?

さて開演です。マイケル・ダウスさん弾き振りによるピアソラ「ブエノスアイレスの四季」をデシャトニコフ編曲の弦楽合奏版で。ヴィヴァルディ「四季」とともに演奏された2007年2月の定期公演でも聴きましたが(やはりダウスさんの弾き振り)とっても好きな曲です。ラテン特有の悲しげで時に情熱的な旋律が現代風に味付けされ、OEKの精緻な弦楽アンサンブルが絶妙のバランスで彩ります。ダウスさんのヴァイオリンは、いつものように肩に力が入っておらず、やさしく快適な聴き心地。マジシャンが絹布を一枚一枚柔らかく引き剥がすように軽々と弾きこなします。作曲順に「夏」「秋」「冬」と演奏され、「春」の最後はヴィヴァルディ「春」の主題で儚げに終結。アンコールはピアソラ「オブリビオン」。これも心に染みる名曲ですねえ。。

ヴィヴァルディ:四季/ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(デシャトニコフ編曲)他
オーケストラ・アンサンブル金沢
ヴィヴァルディ:四季/ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(デシャトニコフ編曲)他
曲名リスト
1. ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 作品8-1「春」 第1楽章 Allegro
2. ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 作品8-1「春」 第2楽章 Largo
3. ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 作品8-1「春」 第3楽章 Allegro
4. ブエノスアイレスの夏
5. ヴァイオリン協奏曲 ト短調 作品8-2「夏」 第1楽章 Allegro non molto
6. ヴァイオリン協奏曲 ト短調 作品8-2「夏」 第2楽章 Adagio
7. ヴァイオリン協奏曲 ト短調 作品8-2「夏」 第3楽章 Presto
8. ブエノスアイレスの秋
9. ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 作品8-3「秋」 第1楽章 Allegro
10. ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 作品8-3「秋」 第2楽章 Adagio molto
11. ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 作品8-3「秋」 第3楽章 Allegro
12. ブエノスアイレスの冬
13. ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 作品8-4「冬」 第1楽章 Allegro non molto
14. ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 作品8-4「冬」 第2楽章 Largo
15. ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 作品8-4「冬」 第3楽章 Allegro
16. ブエノスアイレスの春
17. リベルタンゴ
18. オブリビオン
19. 現実との3分間

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後半は一転、マエストロ井上によるニューイヤー舞踏プログラム。定番曲、J. シュトラウス2世「こうもり」序曲で華やかにスタートです。続いてはバルトーク「ルーマニア民俗舞曲」、そして今年生誕200年を迎えるリストの「メフィスト・ワルツ」。シュトラウスファミリーの「ピツィカート・ポルカ」をはさんでお次はレハールの喜歌劇「パガニーニ」よりカプリッチョ。このあたりはまさに井上流のニューイヤーですね。バルトークは土着的で重厚、リストはシリアス。レハールはドラマティック。ウィーン風の軽快で華やかな舞曲とは趣きを異にした選曲。しかもバルトーク、リスト、レハールはいずれもハンガリー生まれという共通点も。レハールのパガニーニでは、曲の途中からオルガンステージの中央にダウスさんが悠然と登場。余裕たっぷりに艶のある独奏を披露してくれました。前半よりもさらに伸びやかな音色でよく鳴っています。超絶技巧も楽々と弾きこなし、高いところで堂々と佇む姿もカッコいい! プログラムの最後はレハールのワルツ「金と銀」。

アンコールです。ハンガリー舞曲第6番。お馴染みの曲ですが、この日は大胆なリズムのメリハリがとても面白い演奏でした(新春無礼講仕様?笑)。最後はダウスさんがみたび登場し、これもみたび登場のレハールで「メリー・ウィドウ」のワルツを。どっぷりと甘い雰囲気で曲が始まって間もなく、井上さんがマイクを取って語り始めます。「みなさんが愛する人はどんな方ですか? ぼくの愛する人は…目の前の人です… I love you, Micheal」。客席がどっと沸いたところでさらに井上さんはダウスさんの背後に寄り添い、背中合わせのワルツを踊ります。ダウスさんも団員たちも苦笑いしつつ、夢見心地で甘い曲を堪能しました。今年の井上さんも何かやってくれそう!期待しています!

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ハンガリー舞曲「第5番」と書いてありますが正しくは「第6番」です(苦笑)。


昨年に引き続き、新年のお祝いとしてOEK特製どら焼きのお土産をいただきました。金沢の和菓子屋茶菓工房 たろうさんの「もちどら」。オリジナルの焼印がカワイイ♪
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オーケストラ・アンサンブル金沢 Orchestra Ensemble Kanazawa
第293回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
The 293rd Subscription Concert / Philharmonie-serie

日時:2011年1月6日(木)19:00開演 Thursday, 6 January 2011 at 19:00
会場:石川県立音楽堂コンサートホール Ishikawa Ongakudo Concert Hall
指揮:井上道義 Michiyoshi Inoue, Conductor
リーダー&ヴァイオリン:マイケル・ダウス Micheal Dauth, Leader & Violin
コンサートマスター:松井直 Naoki Matsui, Concertmaster

■A.ピアソラ Astor Piazzolla (1921-1992)
 (編曲)L.デシャトニコフ Arr: Leonid Desyatnikov (1955-)
 ブエノスアイレスの夏 Verano Porteno
 ブエノスアイレスの秋 Otono Porteno
 ブエノスアイレスの冬 Invierno Porteno
 ブエノスアイレスの春 Primavera Porteno
 〜リーダー&ヴァイオリン:マイケル・ダウス Micheal Dauth, Leader & Violin

(アンコール Encore)
■A.ピアソラ Astor Piazzolla (1921-1992)
 (編曲)L.デシャトニコフ Arr: Leonid Desyatnikov (1955-)
 オブリビオン Oblivion
 〜リーダー&ヴァイオリン:マイケル・ダウス Micheal Dauth, Leader & Violin


---休憩---


■J. シュトラウスII Johann Strauss II (1825-1899)
 喜歌劇「こうもり」序曲
 Die Fledermaus, Overture

■バルトーク B. Bartók Béla (1881-1945)
 ルーマニア民俗舞曲
 Romanian Folk Dances

■F.リスト Franz Liszt (1811-1886)
 メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
 Mephisto Waltz No.1 "Der Tauz in der Dorfschenke", S.110-2

■J. シュトラウスII & ヨーゼフ・シュトラウス
 Johann Strauss II (1825-1899) & Josef Strauss (1827-1870)
 ピツィカート・ポルカ
 Pizzicato Polka

■F.レハール Franz Lehar (1870-1948)
 喜歌劇「パガニーニ」第1幕より「カプリッチョ」
 Paganini, Capriccio
 〜ヴァイオリン独奏:マイケル・ダウス Micheal Douth, Violin

■F.レハール Franz Lehar (1870-1948)
 ワルツ「金と銀」
 Walts "Gold and Silver", op.79

(アンコール Encor)
■J.ブラームス Johannes Brahms (1833-1897)
 ハンガリー舞曲 第6番 ニ長調
 Hungarian Dance No.6 in D major

■F.レハール Franz Lehar (1870-1948)
 オペレッタ「メリー・ウィドウ」より「ワルツ」
 Die lustige Witwe, Waltz
 〜ヴァイオリン独奏:マイケル・ダウス Micheal Douth, Violin

Jazz会#09 というかクラシック会(2010/10/21)

月例のJazz会ですが、最近JZ主宰がクラシックにハマってるということで、今回のテーマはずばり「クラシック」(笑)。JZ主宰に加え、今回は当会のクラシック師匠Camillaさんがプログラムの半分を受け持ちます。JZ主宰はジャズとクラシックのクロスオーヴァーということで、プレヴィンの音楽を中心に。Camillaさんのテーマは「カトちゃんに捧げるRomantic Pieces」。当会運営の功労者カトちゃんへのサプライズプレゼントとなりました。

【JZ主宰:André Previnが連れて行く西海岸経由のクラシック便】
http://blog.goo.ne.jp/ken_jazz/e/ca8b4d7b06164ea125b5d46efbd7cf79

A.West coast jazz, East coast Jazzという時代(1950年代)
1.Art Pepper meets the rythm section (1957, Contemporary) [LP]
2.Sonny Rollons: Way out west (1957, Contemporary) [LP]
3.Art Pepper: Surf ride (1953, Savoy)[LP]
4. Shelly Manne: My Fair Lady (1956, Contemporary) [LP]

B.André PrevinのJazz/Classical musicそして彼のconfusionなきfusion
1.André Previn: West Side Story (1957, Contemporary)
2.André Previn: We Got Rhythm (1998, Deutsche Grammophon)
3.André Previn: The Great Pianist of the 20th Century- vol.80より
 Poulenc - Trois pièces(1963)
4.Pascal Rogé: Poulenc - Trois pièces(1986,EMI)[LP]
5.André Previn: The Great Pianist of the 20th Century- vol.80より
 André Previn, Leonard Bernstein NY Philharmonic(1962)

C.あと少しBartókの曲を
1.Martha Argerich: Live From The Concertgebouw 1978-79: Solo Recital(1978, EMI)
Bartók: Piano Sonata, SZ 80 - 1. Allegro Moderato
2.Lili Kraus: Bartok - Piano Music (1980, Vanguard)[LP]
Rumanian Folk Dances, Sz. 56
3.《追加サーヴィス》
Jean-Jacques Kantorow(vln), Jacques Rouvier(p):Seduction of Violin(1991,Denon)より
Roumanian Folk Dances

プレヴィンはやっぱりジャズな人なんだなあと実感。バルトークはぼくも好きです。ルーマニア民俗舞曲は管弦楽版しか聴いたことがないのですが、初めて聴いたピアノ版もいいですね! さらに、追加サーヴィスのヴァイオリン版もgood!

【Camillaさん:カトちゃんに捧げるRomantic Pieces】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1611203142&owner_id=3724976(カトちゃんのmixi日記)

#1 まずは、ロマンティックでやさしい、印象派の連弾曲から。
■クロード・ドビュッシー Claude DEBUSSY (1862-1918)
 小組曲
 1. 小舟にて
 2. 行列
 3. メヌエット
 4. バレエ
 〜Duo CROMMELYNCK(Pf.)(Patrick CROMMELYNCK&桑田妙子)

#2 つづいて、物悲しくも美しい、ロマン派連弾曲の白眉。
■フランツ・シューベルト Franz SCHUBERT (1797-1828)
 幻想曲 D.940
 〜James McCHESNEY & Colleen RAE-GERRARD(Pf.)
 
#3 胸が痛くなるほど切ないロシアの小品を。ヴォカリーズとは本来、母音のみで歌われる歌。
■セルゲイ・ラフマニノフ Sergei RACHMANINOV (1873-1943) 
 ヴォカリーズ
 〜Cyprien KATSARIS(Pf.)

#4 まるで囲炉裏を囲んで語られる昔話のような、物語にみちた曲集。
■ロベルト・シューマン Robert SCHUMANN (1810-1856) 
 幻想小曲集 Op.12
 1. 夕べに
 2. 飛翔
 3. なぜに?
 4. 気まぐれ
 5. 夜に
 6. 寓話
 7. 夢のもつれ
 8. 歌の終わり  
 〜Artur RUBINSTEIN(Pf.)

#5 シューマンの熱愛した妻、クララのしなやかな感性を、ヴァイオリンとピアノのデュオで。
■クララ・シューマン Clara Schumann (1819-1896)
 ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス
 〜Annie JODRY (Vn.) & Hélène BOSCHI (Pf.)

#6 シューマンとも親交があったブラームスの、つややかなヴァイオリン・ソナタ。

■ヨハネス・ブラームス Johannes BRAHMS(1833-1897)
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
 I Allegro amabile
 II Andante tranquillo
 III Allegretto graziozo (quasi Andante)
 〜Itzhak PERLMAN (Vn.)
  Vladimir ASCHKENAZY (Pf.)

#7 ドラマティックで色っぽい、フランスのヴァイオリン・ソナタ最高傑作。
■セザール・フランク Cézar FRANCK (1822-1890)
 ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 I Allegro ben moderato
 II Allegro
 III Recitativo ? Fantasia
 IV Allegretto poco mosso
 〜Jean=Jacques KANTOROW (Vn.)
  Jacques ROUVIER(Pf.)

#8 誰もが知っているアノ曲が、華やかなピアノ・トランスクリプションに衣装替え。
■ヨハン・シュトラウス/アドルフ・シュルツ=エヴラー
 Johann Strauss(1825-1899) / Adolf SCHULZ-EVLER(1852-1905)
 美しく青きドナウのテーマによるアラベスク
 〜Jorge BOLET (Pf.)

#おまけ クライスラーのあま〜いヴァイオリン曲を、ピアノ・ソロ・ヴァージョンで。
■フリッツ・クライスラー/セルゲイ・ラフマニノフ  
 Fritz KREISLER (1875-1962)/Sergei RACHMANINOV:
 愛の悲しみ
 愛の喜び
 〜Jorge BOLET (Pf.)

カトちゃんにふさわしいメロメロロマンティックな曲でしたね。羨ましい!(笑)
個人的には、#6から#7のブラームス→フランクのヴァイオリン・ソナタの流れにぐっと来ます。

Camillaさん持ち込みのかぶと洋菓子店のブルーベリータルト。クリームチーズが効いてる!
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OEK「もっとカンタービレ♪」第22回 IMA&カンタービレ ジョイントコンサート

この時期、石川県立音楽堂では、国内外の著名講師陣を招いて、いしかわミュージックアカデミー(IMA)というプロを目指す若き演奏家のためのマスタークラスが開かれています。今回のOEK楽団員による「もっとカンタービレ」は、そのIMA講師陣とのジョイントコンサート。かなりのビッグネームによる室内楽が(2000円という破格値で)楽しめるなんて…! これはぜひ行かねばなりますまい。

会場に着くと、まだ開場時間をちょっと過ぎたあたりなのに長蛇の列。ふだんの「もっとカンタービレ」よりそうとう大勢の聴衆が訪れているもようです。IMA受講生や聴講者らも、お目当ての先生の本気の演奏を聴けるとあって、大挙押しかけているのでしょう。全体的にいつもより圧倒的に年齢層が低いです。…とかのんびり分析してる場合ではない! 超満員で座席が見当たらないのです! 係の方が急遽椅子を大量に追加してくれたため、どうにか座席を確保。いちばん左端でしたが、前後としては中央付近なのでまあよしとしましょう。後ろの屋根の下でなくてよかった。

1曲目、いきなり神尾真由子さんが登場。パガニーニの24のカプリース。いやあ、凄い!のひとこと。まさに神尾節の爆音炸裂。強靭でクリア、パワーあふれる存在感。それでいてスムーズで繊細な超絶技巧の数々を軽々と弾いてのける。巨大ブルドーザーが大量の砂利を一発の作業で豪快に運び去り、通り過ぎた後には一粒たりとも残っていないくらいの神業。今回のIMAで神尾さんに学んだ受講生、聴講生たちが実際にこれを聴いっちゃった日には、そりゃあ心酔間違いなしですなあ。でも、やはりぼくとしては、彼女くらいのパワフルさがあれば、オケとがっぷり四つに組んだコンチェルトこそを期待しちゃうなあ。過去に聴いたブルッフチャイコフスキーがいずれも凄かったので…! あるいは逆に、シベリウスとか枯れた系の曲だとどうなるのか聴いてみたい気もします。

次はブラームスのクラリネット五重奏曲。IMA講師陣からは1stヴァイオリンの原田幸一郎さんとチェロのサンミン・パクさん。OEKから2ndヴァイオリンの江原さん、ヴィオラのシンヤン・ベックさんと、クラリネットが遠藤さんです。原田さんのヴァイオリンは実にやさしく穏やか。初聴なのでよくわからないけど、もともとそんな曲なのかな? でも、ついさっき神尾さんの剛速球を聴いたばかりだからなおさらそう感じるのです。そんなわけで、ブラームスにしては重厚感はさほどなく、むしろメロディの繊細な美しさがより際立っているように感じました。遠藤さんのクラリネットはやわらかく堅実。「もっと来い!」と願う部分もありましたが、バランスとしてはこれくらいが丁度よかったのかもしれませんね。なお、このクインテットですが、原田さんと江原さん、パクさんとベックさんはもともとそれぞれ師弟関係なんだそうで、まとまりも非常に良かったと思います。

後半はドヴォルザークのピアノ五重奏曲。これはすごかった…! この曲こそ、誰が何を言おうと、まさしく本日の白眉でした。5名のメンバーは全員がIMA講師陣。なかでもパスキエさんという超大物がいるため、神尾さんが2nd、原田さんがヴィオラに回るという豪華布陣。

そもそもこの曲自体(初聴でしたが)実に素敵なのです。どこか日本人の琴線に触れるのか、一瞬にして心を掴まれる旋律の数々…! ドヴォルザーク、最近見直すことが多いです(6月定期の交響曲8番6月もっとカンタービレの弦楽セレナード)。

第1楽章、始まりはチュンモ・カンさんのピアノから軽やかに。間もなく毛利さんのチェロがロマンティックな主題をゆったりと奏でると、一気に郷愁を誘うドヴォルザークの世界へ。後半は各パートが激しく交差し、なんとも華麗。第2楽章ドゥムカは、カンさんのピアノと、原田さんのヴィオラが美しく物悲しい主題を演奏してはじまります。これヴィオラ!?ってくらい異質な艶のある高音美音に衝撃。ところが再びの主題再現では、今度はヴィオラがすっかりいぶし銀の重低音の響き。自由自在な原田さんのヴィオラ、恐るべし…! 第3楽章フリアントは本能的に楽しい。各楽器がそれぞれ無邪気に遊ぶようなエキサイティングなボヘミア舞曲。第4楽章。勢いは止まりません。軽快なピアノに、交錯し合い厚みを増す弦。それらが絡みあって、極上のアンサンブルを紡ぎ出します。

…いやあ、それにしてもすごかった。ドヴォルザークの曲自体の良さも当然ありますが、やはり今回に関しては、演奏者が素晴らしすぎました。ヴィオラの原田さんは先にも述べたように自由自在。チェロの毛利さんはロマンティックな旋律を気負うことなく悠然と。ピアノのチュンモ・カンさんは軽やかに、またあるときはインパクトたっぷりに。そして神尾さん。2ndヴァイオリンをやることにもビックリしましたが、あんなにセカンドヴァイオリンが鳴っている室内楽を初めて聴きましたよ。リーダーヴァイオリンのパスキエさんと張り合って弾いてるんじゃないかと思えるくらい(あながち間違っていない気がしますww)。結果、パスキエさんと神尾さんのユニゾンの部分などは、それはそれは強力でした。

全員がソリストとして活躍し、それぞれ個性的で華のある演奏者たち。こういうソリストたちによる室内楽ってぼくはほとんど聴いた覚えはないんですが、彼らが本気のアンサンブルをやると、やはりものすごいことになるんだなあと実感しました。ですから、ブラームスのときは5人中OEK団員が3人でしたが、まあ、いくら素晴らしいと言っても従来聴いている室内楽の想像の範囲内ですよ。しかしこのドヴォルザークは違いました。全員がソリストという豪華編成は、何ヶ所か盛大にバラついた場面もありましたけど、そんなミスを吹き飛ばすような、いままで聴いていた室内楽とはまるで次元の異なる濃い演奏でした。こんな華やかな室内楽があるんだ…。終演後もしばし声が出ない…。なかなか得がたい経験です。

なお、プログラム発表当時は、この5名でシューマンのピアノ五重奏曲を演奏する予定だったんですが、ドヴォルザークに急遽変更となったとのこと。なるほど、シューマンよりも華やかで表情豊かなドヴォルザークのほうがこの個性的なメンバーには合っていたと思います。なので結果的には、選曲を変更したのが成功したといえましょう。まさに「ブラヴォー!」でした。金沢では珍しくスタンディングオベーションまで巻き起こりましたし。


余談。コンサートプログラムによると、今回からこの「もっとカンタービレ」は、従来の「オーケストラ・アンサンブル金沢室内楽シリーズ」から「オーケストラ・アンサンブル金沢楽団員オールプロデュース!」と副題が変更されているようです。これは次回の「もっとカンタービレ」公演で井上道義音楽監督による新作能とクラシックのコラボがおこなわれるように、必ずしも室内楽にとどまらなくなったということでしょうかね。

オーケストラ・アンサンブル金沢楽団員オールプロデュース!「もっとカンタービレ♪」
第22回 IMA&カンタービレ ジョイントコンサート
Orchestra Ensemble Kanazawa "Motto Cantabile" Vol.22

日時:2010年8月22日(日)18:00開演 Sunday, 22 August 2010 at 18:00
会場:石川県立音楽堂交流ホール Ishikawa Ongakudo Interchange Hall

■パガニーニ Niccolo Paganini
 24のカプリース(奇想曲)作品1より 24 Capricci op.1
  第20番:アレグレット ニ長調 No.20: Allegretto in D major
  第 4番:マエストーソ ハ短調 No. 4: Maestoso in C minor
  第11番:アンダンテ;プレスト ハ長調 No.11: Andante, Presto in C major
  第21番:アモローゾ;プレスト イ長調 No.21: Amoroso, Presto in A mojor
  第24番:クワジ・プレスト イ短調 No.24: Quasi presto in A minor
 〜ヴァイオリン:神尾真由子
  Kamio Mayuko, Violin

■ブラームス Johannes Brahms
 クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
 Clarinet quintet in B minor, op.115
 〜ヴァイオリンI:原田幸一郎 Koichiro Harada, 1st Violin
  ヴァイオリンII:江原千絵(OEK) Chie Ebara (OEK), 2nd Violin
  ヴィオラ:シンヤン・ベック(OEK) Shin-Young Baik (OEK), Viola
  チェロ:サンミン・パク Sang-Min Park, Cello
  クラリネット:遠藤文代(OEK) Fumiyo Endo (OEK), Clarinet

--- 休憩 Intermission ---

■ドヴォルザーク Antonin Dvorak
 ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81
 Piano quintet in A major, op.81
 〜ヴァイオリンI:レジス・パスキエ Régis Pasquier, 1st Violin
  ヴァイオリンII:神尾真由子 Mayuko Kamio, 2nd Violin
  ヴィオラ:原田幸一郎 Koichiro Harada, Viola
  チェロ:毛利伯郎 Hakuro Mori, Cello
  ピアノ:チュンモ・カン Choong-Mo Kang, Piano


金聖響×OEK ブラームス・チクルス第4弾 CD特別公開録音

金聖響さんとOEKのブラームス・チクルスは4番を残すのみとなりましたが、この企画は大阪がメインであって、当初金沢での公演予定はありませんでした。しかし、特別に公開録音という形で演奏会が実現。定期会員は無料招待であります。ラッキー!

本日は公演ではありませんので、団員さんたちはみな私服です。なんとなくそれぞれの個性が垣間見れて興味深い。聖響さんは黒のTシャツ&綿パンでした。

まずはハンガリー舞曲より3曲。
哀愁を帯びたドライブ感がたまりません。

そしてメインの交響曲第4番。たいそう満足いたしました。特に鮮烈だったのは第3楽章。渡辺さんが慎重にチューニングを繰り返していたバロック・ティンパニが炸裂。楽章終わりで聖響さんのガッツポーズが飛び出しましたよ。

今回は録音だったため、指揮者が棒を振り下ろして残響が終わるまで拍手は我慢してほしいと先にお達しがあり、実際その通りに事は運んだのですが、これはふだんの公演でも徹底したいですね。やはり余韻をじっくり楽しめるのは嬉しいです。

金聖響×OEK ブラームス・チクルス第4弾 CD特別公開録音

日時:2008年3月1日(土)15:00〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:金聖響

■ブラームス
 ハンガリー舞曲 第1番 ト短調

■ブラームス
 ハンガリー舞曲 第3番 ヘ長調

■ブラームス
 ハンガリー舞曲 第10番 ヘ長調

■ブラームス
 交響曲 第4番 ホ短調 作品98

ノリントン+シュトゥットガルト放送交響楽団

前から4列目の席。OEK会員割引とはいえ7500円といえばわたしにとっては上等な席であります。2階席のいつもの席とは雰囲気も少し違います。背広姿のおじさんが多いですなあ。主催者からご招待されたお偉いサンかもしれません。

指揮はロジャー・ノリントンさん。古楽奏法の大御所です。中華風のダークスーツですが、ぽっこりおなかが目立っております。スコアを持たず、終始にこやかに余裕しゃくしゃくな感じで振っておられました。弦は左から1stVn、Vc、Va、2ndVn。Cbが最上段最後部に並ぶノリントンさんおなじみの配置です。

冒頭の「すずめばち」序曲は初めて聴く曲。けっこうおもしろい。リムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」よりさらに優雅にグラインドしている感じ。この曲はノンヴィブラートではなかったように思います。

次はベートーヴェンピアノ協奏曲第4番。これはまず楽器配置が異色。ピアノは反射板を取り外し、鍵盤を客席側にして舞台中央に据えられました。ノリントンさんはピアノの左奥、チェロの前あたりでストゥールに腰かけて指揮をします。ピアニストを正面から見据える形です。弦楽器はピアノを中心として放射線状に配置。両翼のヴァイオリンおよび小菅さんは客席に背を向けて演奏することになります。

ピアノの響きが少し鈍かったような気がしました。ピアノが真上に向けて開かれていたせいでしょうか。だとすれば奮発して前方に座ったのが仇になってしまいました。いつもの2階席のほうがむしろいい響きだったのかもしれません。皮肉なことです。ただ、逆に言えばピアノが浮くようなことはまったくなく、ちょうどいい具合にオーケストラとなじんでおりました。また、アンコールのショパンも、弱音の美しさが際立ちかえって絶品といえました。

ブラームスの1番。最近やたらと聴く機会が多いのですが、その中でもとりわけ印象的な演奏でした。第1楽章序奏部は超高速なテンポ。ノンヴィブラートの透明な響きと相まって颯爽、溌溂とした若々しいブラームスです。

ヴィブラートに関して言えば、一同にノンヴィブラートが徹底されていたように見受けました。コンサートミストレルの女性の方だけは、ソロ部分や歌い上げる部分などの要所要所でヴィブラートをかけていましたが、それ以外の箇所ではやはりノンヴィブラート。

さて、一度落ち着いたテンポも第4楽章の終盤で再び高速化。ふだん聴くOEKとくらべると倍近くの人数がいますが、そのためもあって迫力はさすがにすごいです。かといって響きが濁ることもなく、高揚を感じつつ堪能いたしました。

東芝グランドコンサート2008金沢公演
シュトゥットガルト放送交響楽団

日時:2008年2月6日(水)19:00〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:ロジャー・ノリントン
ピアノ:小菅優
管弦楽:シュトゥットガルト放送交響楽団

■ヴォーン・ウィリアムズ
 劇音楽「すずめばち」(むずかし屋)序曲

■ベートーヴェン
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
  〜独奏:小菅優

(アンコール:小菅優)
■ショパン
 ノクターン

---休憩---

■ブラームス
 交響曲 第1番 ハ短調 作品68

(アンコール)
■ブリテン
 マチネ・ミュージカルより第1曲「行進曲」

■シューベルト
 劇音楽「ロザムンデ」間奏曲 第3番 変ロ長調

【OEK定期232PH】金聖響×清水和音:ブラームスチクルス第3弾

ブラームスチクルス第3弾。
ホルン&トロンボーン追加は当然ながら、8-8-6-5-4で弦の中低音も増強。コントラバス4台が最後列であります。おもしろそう。

交響曲第3番は渋い印象でしたが、ハツラツとして気持ちが良かった。
ホルンのティモキヌさんは爆発するようなゲシュトップフト奏法!ブラボー!

ピアノ協奏曲第2番は珍しく4楽章まであります。
清水さんの演奏もさることながら、
注目は第3楽章の大澤さんのチェロソロ。
優しい人柄(知らないけど(笑)たぶんいいひと)が出てました。

なお、サイン会で並んでいたときに聞いた耳よりな情報。
当初予定のなった交響曲第4番ですが、
来年3月頃に金沢でも演奏会が決まりそうとのこと!ラッキー!


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↑金聖響さんのサイン。

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↑清水和音さんのサイン。

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↑コンスタンティン・ティモキヌさん(Hr)と大澤明さん(Vc)のサイン。
オーケストラ・アンサンブル金沢
第232回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

日時:2007年11月30日(金)19:00〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:金聖響
独奏:清水和音(ピアノ)

■ブラームス
 ハイドンの主題による変奏曲 作品56a

■ブラームス
 交響曲第3番 ヘ長調 作品90

---休憩---

■ブラームス
 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
 〜ピアノ独奏:清水和音

(アンコール:清水和音)
■ブラームス
 間奏曲 作品118-2

聖響さんのブラームスチクルス第2弾!

オーケストラ・アンサンブル金沢
能登半島地震震災復興支援チャリティーコンサート

日時:2007年7月7日(土)15:00〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:金聖響
■ブラームス
 ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
 〜ピアノ独奏:菊池洋子

(アンコール)
■ブラームス
 ワルツ 作品39 より

---休憩---

■ブラームス
 交響曲第2番 ニ長調 作品73

金聖響さんのブラームスチクルス第2弾。当初この第2弾は金沢での公演予定はなかったのですが、能登半島復興支援のチャリティーコンサートという形で急遽実現しました。

いまフォーラスでバーゲンをやってるせいか駅前の渋滞に巻き込まれ、開場時間に少し遅れてしまいました。全席自由だったためすでにすごい行列でちょっと焦りましたが、確保する座席は自分一人だけでいいので、1階中央付近でひとつ空いていた席をあっさりゲット。

今回のプログラムには序曲的なものはなく、そのかわりに音楽ライターの方と聖響さんがプレトークを少々。聞き手のライターさんは真面目でしたが、聖響さんは笑いを交えてなごやかにいきたいご様子。午後のコンサートでブラームスの「田園」なので、気持ちよく寝てくださっても結構、とか。

さて、ピアノ協奏曲第1番です。協奏曲といってもピアノ独奏が華やかにぐいぐい出てくる感じはあまりなく、全体的にかなり激しい壮大な交響曲ふう。菊池さんの演奏を聴くのは2回目。前回のモーツァルトのコンチェルトのときも感じたのですが、とても誠実な演奏という印象を受けます。第1楽章のおどろおどろしい主題の迫力や、第3楽章のきらきらした感じ(語彙少なっ!)がとりわけ素敵でした。ブラボーおじさんも炸裂してましたね(失笑)。

モーツァルト・アルバム (SACDハイブリッド盤)モーツァルト・アルバム (SACDハイブリッド盤)
菊池洋子 オーケストラ・アンサンブル金沢 沼尻竜典

曲名リスト
1. ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
2. ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」 ※〈CD/SA-CDハイブリッド仕様〉

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B000ICLYIWモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
菊池洋子 オーケストラ・アンサンブル金沢 井上道義
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-11-15

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休憩のあとは交響曲第2番。第1楽章がかなりゆったりしたテンポで始まりました。ああ、まさに田園だなあというのどかな感じです。目を閉じて聴いていると、ホントにす〜っと寝入りそう。それくらい気持ちいい。第3楽章の木管のアンサンブル。ここは特にお気に入りなのですが、ばっちり決まりました。これまた気持ちいい。第4楽章は一気に力強く歯切れよい展開に。そして最後は案の定トリハダです。

カーテンコールの聖響さん。さすがにぐったりとお疲れでしたが、力出し尽しましたよ…という充実感あふれる表情が印象的でした。ガッツポーズも飛び出しました。大満足でございます。

kikuchiyoko
菊池洋子さんのサインです。

聖響×OEKのブラームスチクルス第1弾!

オーケストラ・アンサンブル金沢
第219回定期公演フィルハーモニーシリーズ

日時:2007年4月21日(土)18:00〜
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:金聖響
■ブラームス
 大学祝典序曲 作品80

■ブラームス
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
 〜ヴァイオリン独奏:シュロモ・ミンツ

(アンコール)
■J.S.バッハ
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
 第3番 ホ長調 BWV.1004 第1楽章 PRELUDIO

---休憩---

■ブラームス
 交響曲第1番 ハ短調 作品68

今年度の聖響さんは大阪のシンフォニーホールでOEKと全4回のブラームスチクルスに取り組むそうです。OEKの定期公演でもプログラムに組み込まれることになり、その第1回が本日上演されました。

プログラムは大学祝典序曲から。緊張感漂う冒頭で金管がパプッとやらかしてしまい、正直うへ〜と思ってしまいましたが、その後はペースを取り戻しました。全体的には軽快でよかったです。今回はライブ録音が発売される予定ですが、ミスったところは前日までのテイクが使われるのでしょう。

ところで大学祝典序曲といえば、旺文社の大学受験ラジオ講座ですね。高校生の頃、大学受験の勉強のときは傍らでラジオを聴いていました。いま思えば絶対集中できたはずはないと思うのですが、とにかくその頃は、NHK-FMからオールナイトニッポンという流れが自分の中では定番でした。たいていはオールナイトニッポン第1部が午前3時に終わる頃に就寝するのですが、ごくまれにその後の第2部が終わるまでしつこく粘っていることがありました。で、午前5時にあのメロディが聴こえてくると、ホルンファゴットの音色がまさに夜が明けた早朝の雰囲気を連想させ、ああよく勉強したと自己満足して、ラジオ講座自体は聴かずにそこでようやく床に就いたものです…というオジサンの懐古はどうでもいいですね(苦笑)。

続いてはヴァイオリン協奏曲。仁王立ちのシュロモ・ミンツさんは、演奏家の誇りが感じられ貫禄充分。といっても厳格というより余裕しゃくしゃくという感じ。まるで隙のない正確無比な演奏に感服いたしました。アンコールのパルティータもすごかった!!

休憩を挟んで、メインの交響曲第1番。一言でいうと、カッコいいブラームスでした(←稚拙!笑)。ソロの聴きどころ、アンサンブルの盛り上がるところが明確で、気持ちよく没頭できました。いま思えば、まず第1楽章冒頭のティンパニからして印象的だったのですね。叫ぶような和音の中に響く硬めの音色が絶妙で、ぐわっと興奮が高まりました。ここで一気に引き込まれ、あとはもう堪能するだけでした。いやいやどうもありがとうございます。

終演後、バルコニー席から身を乗り出して拍手していた若い女性ファンのグループを見つけて、お〜聖響さんはやはり大人気なんだな〜と納得しました。

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ハーン(ヒラリー) アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ マリナー(ネヴィル)

曲名リスト
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77
2. ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調

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岩城宏之指揮 オーケストラ・アンサンブル金沢 ブラームス:交響曲第1番、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番岩城宏之指揮 オーケストラ・アンサンブル金沢 ブラームス:交響曲第1番、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
オーケストラ・アンサンブル金沢 岩城宏之 ブルッフ

曲名リスト
1. ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68
2. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調op.26

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なお、当ブラームスチクルスのシリーズでは、交響曲第3番の回がOEKの定期公演でも来シーズン(2007年12月)に予定されているようです。また、交響曲第2番の回は当初定期公演の予定はなかったのですが、7月7日(土)に能登半島地震震災復興支援のチャリティコンサートとして石川県立音楽堂での公演が決まったそうです。これはぜひ聴きにいきたいと思います。

ブラームス:交響曲第2番ブラームス:交響曲第2番
オーケストラ・アンサンブル金沢 岩城宏之 権代敦彦

曲名リスト
1. 84000×0=0 for orchestra op.88
2. ブラームス:交響曲第2番ニ長調op.73

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間宮芳生:オーケストラのためのタブロー2005(委嘱作品・世界初演)間宮芳生:オーケストラのためのタブロー2005(委嘱作品・世界初演)
オーケストラ・アンサンブル金沢 岩城宏之 ブラームス

曲名リスト
1. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 作品90 第1楽章
2. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 作品90 第2楽章
3. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 作品90 第3楽章
4. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 作品90 第4楽章
5. ブラームス:ワルツ 作品39-15
6. オーケストラのためのタブロー2005(2005年度オーケストラ・アンサブル金沢委嘱作品・世界初演)
7. コントルタンツNr.1「白峯かんこ」(2005年度オーケストラ・アンサブル金沢委嘱作品・世界初演)

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quackey

♪体は40(以上)〜
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quackeyは、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と中日ドラゴンズとナインティナインさんを応援しています!
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