ワチャゴナ! What Cha' Gonna Do for Me?

オーケストラ・アンサンブル金沢を中心としたクラシック音楽。あるいは歌謡曲。その他映画とか、落語とか、お酒とか…あと、ナイナイさん!!

歌謡曲

秋元あきこと聴く第8回昭和歌謡レコード鑑賞会(2010/04/16)

お久しぶりの昭和歌謡レコード鑑賞会です。3月に第7回の会が開催されたのですが、ぼくは参加しておらず、3ヶ月ぶりのお楽しみということになります。で、今回の目玉は、特別ゲストの「秋元あきこ」さん! 友人Kが3月に東京へ出張した際、適当に立ち寄った新橋のライヴハウスで昭和歌謡のカヴァーを歌っていた歌手のかたです。

秋元あきこ myspace http://www.myspace.com/akikoakimoto

秋元さんがそのライヴで八神純子を歌っていたことを特に気に入ったKは、その後mixiを通じて秋元さんと連絡を取り合うようになります(ここらへんがすごいなー)。で、今回の昭和歌謡鑑賞会へ猛烈にお誘いしたところ、秋元さんは都合をつけて金沢までやってくることになりました。そしてついでに金沢で歌ってもらおうという話になったということです(ライヴの話は次回)。

※当記事公開当初は、ライヴが先に決まり、ついでに鑑賞会にもお招きと記述しておりましたが、K氏よりコメントにて順序が逆だという指摘がありましたので、訂正しました。

詳しい経緯は、K自身のmixi日記に↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1440274779&owner_id=3724976
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1463356212&owner_id=3724976

まあぼくはすべてお膳立てされたところに乗っかってるだけですけどね。しかし、いかに特別ゲストだからといって「いろは食堂」での宴会は外せないのです。秋元さん、友人K、そしてO主宰とともに、いつもと同じくシロの味噌煮などの激安うまうまおかずを肴にビールをジャンジャン飲み、ひとしきり昭和歌謡談義で盛り上がるのです。
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で、最後はいつものように食堂のお父さんお母さんたちと記念撮影をして、いざO主宰邸へ。
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以下、Kが記録したプレイリストを拝借します。


◎:秋元さんのリクエスト曲
○:「ぷかぷか」ライブ候補曲
●:O主宰選曲

【オープニング】
●「カモン・ベイビー」林寛子
  (作詞:千家和也/作曲:穂口雄右/編曲:竜崎孝路)

【秋元あきこリクエスト&O主宰チョイス part1】
◎「たんぽぽ畑でつかまえて」スターボー
  (作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二)
◎「脱・プラトニック」桑田靖子
  (作詞:売野雅勇/作曲:芹澤廣明/編曲:萩田光雄)

●「想春賦」千葉まなみ
  (作詞:なかにし礼/作曲:平尾昌晃/編曲:竜崎孝路)
●「デジタル・ナイト・ララバイ」石坂智子 ※金沢出身
  (作詞・作曲:伊藤薫/編曲:大村雅朗)
●「硝子坂」高田みづえ
  (作詞:島武実/作曲:宇崎竜童/編曲:馬飼野康二)

●「ロマンス」岩崎宏美
  (作詞:阿久悠/作曲・編曲:筒美京平)
●「私たち」岩崎宏美
  (作詞:阿久悠/作曲・編曲:筒美京平)
◎「決心」岩崎宏美
  (作詞:山川啓介/作曲:奥慶一/編曲:萩田光雄)

●「南南西」高田みづえ
  (作詞:麻生香太郎/作曲:あすなろ/編曲:馬飼野康二)
●「南南西」秋川淳子
  (作詞:麻生香太郎/作曲:あすなろ/編曲:馬飼野康二)

◎「パステル ラヴ」金井夕子
  (作詞・作曲:尾崎亜美/編曲:船山基紀)
◎「あなた色のマノン」岩崎良美
  (作詞:なかにし礼/作曲:芳野藤丸/編曲 大谷和夫)
◎「愛してモナムール」岩崎良美
  (作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦/編曲:清水信之)
●「Vacance」岩崎良美
  (作詞:青木茗/作曲:パンタ/編曲:清水信之)

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◎「道化師のソネット」さだまさし
  (作詞・作曲:さだまさし/編曲:渡辺俊幸)
◎「驛舎」さだまさし
  (作詞・作曲:さだまさし/編曲:服部克久)
◎「時代」薬師丸ひろ子
  (作詞・作曲:中島みゆき/編曲:船山基紀)
◎「舟乗りの夢」ダディ竹千代&東京おとぼけCats
  (作詞・作曲:加治木剛/編曲:東京おとぼけCats)
◎「偽りのDJ」ダディ竹千代&東京おとぼけCats
  (作詞:加治木剛/作曲:山下達郎/編曲:東京おとぼけCats)

【特別編:O主宰自作曲/宮川泰特集/秋元あきこカヴァー曲】
●「ドコモショップ有松音頭」
  (作詞・作曲・編曲:岡崎俊克=O主宰!)
○「あなた」小坂明子
  (作詞・作曲:小坂明子/編曲:宮川泰)
●「ふりむかないで」ザ・ピーナッツ
  (作詞:岩谷時子/作曲・編曲:宮川泰)
●「宇宙戦艦ヤマト」ささきいさお
  (作詞:阿久悠/作曲・編曲:宮川泰)
◎「エースをねらえ」秋元あきこ ※カヴァーCDより
  (作詞:東京ムービー企画部/作曲:三沢郷)

【秋元あきこリクエスト&O主宰チョイス part2】
●「ジャングル・ラブ」高見知佳
  (作詞:安井かずみ/作曲・編曲:加藤和彦)
●「シンデレラ」高見知佳
  (作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:船山基起)

◎「Oneway Generation」本田美奈子
  (作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:大谷和夫)
◎「1986年のマリリン」本田美奈子
  (作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:新川博)
●「Temptaion(誘惑)」本田美奈子
  (作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:大谷和夫)

●「冗談じゃない朝」平山みき ※CX系木曜劇場「熱くなるまで待って!」主題歌
  (作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:鷺巣詩郎)
●「真夏の出来事」平山三紀
  (作詞:橋本淳、作曲・編曲:筒美京平)
●「マンダリン パレス」平山みき
  (作詞:橋本淳、作曲・編曲:筒美京平)

●「FOREVER〜ギンガムチェックstory〜」少女隊
  (作詞:亜伊林/作曲:都倉俊一/編曲:John D'andrea, David Wheatly)
●「カルメン'77」 ※CD「ピンク・レディー・オリジナルカラオケ・コレクション
 (作曲・編曲:都倉俊一)

○「みずいろの雨」八神純子
  (作詞:三浦徳子/作曲:八神純子/編曲:大村雅朗)
○「パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜」八神純子
  (作詞:三浦徳子/作曲:八神純子, Ray Kennedy, Jack Conrad, David Foster/編曲:大村雅朗)

◎「蒼いフォトグラフ」松田聖子
  (作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂/編曲:松任谷正隆)
●「SWEET MEMORIES」松田聖子
  (作詞:松本隆/作曲・編曲:大村雅朗)
○「悲しみがとまらない」杏里
  (作詞:康珍化/作曲:林哲司/編曲:角松敏生・林哲司)

◎「雪にかいたLOVE LETTER」菊池桃子
  (作詞:秋元康/作曲・編曲:林哲司)
●「さよならの物語」堀ちえみ
  (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
◎「バレンタイン・キッス」国生さゆり
  (作詞:秋元康/作曲:瀬井広明/編曲:佐藤準)
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「バレンタイン・キッス」の黄盤と黒盤

【エンディング】
◎「マイ・ボーイフレンド」北原佐和子
  (作詞:堀川マリ/作曲・編曲:梅垣達志)
●「魅せられて」ジュディ・オング
  (作詞:阿木燿子/作曲・編曲:筒美京平)

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また今回も濃密なプログラムでした! まずオープニング曲、林寛子さんの「カモン・ベイビー」からウキウキ。秋元さんウェルカムというメッセージとともに、O主宰が「quackeyが好きそうだと思って!」と選んでくださったそうです。サビの「カモン、ベイ!ビー!」と思いっきり弾むところですね。うふふwwその通り、ツボですよ!

今回のプログラムは、秋元さんからのリクエストが中心です。いきなりスターボーというところがすごいwww で、唸らされたのが桑田靖子さんの歌唱力であります。当時は垢抜けないアイドルだなーという程度の(失礼な)認識でしたが、歌声にパンチがあり安定感もある実力派だったのでした。そしてこれをリクエストする秋元さんの審美眼! 「脱・プラトニック」!に脱帽です!(あまりかかってない)

千葉まなみさんの「想春賦」というレア曲、「南南西」(高田みづえ/秋川淳子)の聴き比べ、ダディ竹千代&東京おとぼけCats特集(ダディ竹千代さんは秋元さん本拠地のライブハウス新橋ZZのオーナー)、O主宰代表曲(本業のCMプロデューサとしてCM曲制作)と秋元さんのカヴァーCDなど興味深いラインナップが続く中、ぼくが特に気に入ったのは次の2曲であります。まずは岩崎良美さんの「あなた色のマノン」! きましたよ、これは!なかにし礼氏らしい色気漂う歌詞に、良美さんのなめらかな歌唱! いやいや素晴らしい。

もう1曲は平山みきさんの「冗談じゃない朝」。大好きだったけどすっかり忘れていた曲です。再会できて感激しました。この曲はフジテレビのドラマ「熱くなるまで待って!」の主題歌。田村正和さんと石原真理子(当時)さんの共演で、たしかぼくはリアルタイムで見てたような気がします。ドラマの内容はあまり覚えていないのですが(汗)、この主題歌は当時からすごく好きでした。今回O主宰がこの曲名を告げたとき咄嗟には思い出せなかったのですが、針を落とした瞬間、一音から記憶がさっと甦りました。そして曲が進むにつれてカッコよさを再認識。作曲は御大・筒美京平さん(当時はまったくそんなこと意識してなかったのですが)。1971(昭和46)年に大ヒットした「真夏の出来事」(当時は平山三紀)も京平さんの作曲でして、1987(昭和62)年になって平山さんと再びコンビを組んだというわけです。いま思えばサビのメロディラインがいかにも京平さん。堪能しました。

そんな感じで盛りだくさんの今回も終了。秋元さんに「ぼくはこの会のために日々生きているといっても過言ではない!」と思わず力説してしまいましたが、まったく本音でありますよ。次回の開催を首を長ーくしてお待ちする所存でございます。
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年忘れ!第6回昭和歌謡レコード鑑賞会(2009/12/22)

第5回鑑賞会開催から約5ヶ月。O主宰ご多忙により延び延びになっていましたが、今回12月22日、満を持して開催決定。前回と同様、友人K、T氏とともにO主宰邸に集結しました。

その前に、まずは例のごとく金沢・別院通り「いろは食堂」にて宴会。時節柄、忘年会という趣旨も含まれておりますよ。

20091222-01金沢「いろは食堂」シロの味噌煮と湯豆腐 20091222-02金沢「いろは食堂」焼きそば

20091222-03金沢「いろは食堂」漬け物サービス 20091222-04金沢「いろは食堂」クリームシチューうどん

いつものシロの味噌煮に、絶品焼きそば。遅れていたT氏も合流しました。ビールやお酒もじゃんじゃんといくのです。お店のご厚意でお漬物のサービスも。締めは前から気になっていた禁断のメニュー「クリームシチューうどん」! こんな感じで前哨戦を終え、いざO主宰邸へ出陣であります。

と、そのまえに、O主宰より今回の選曲テーマが発表されました。なんとなんと! 今回は「quackey祭り」とのこと!! 実はこの鑑賞会の開催がしばらく途絶えていた間、私は聴きたい曲をコツコツと書きとめていたのです。で、曲数が結構たまったため、O主宰にそれらのリストをメールでお送りしておいたのでした。あわよくばO主宰のレコード仕入れ活動の際に思い出してもらおうと。リストはしめて全172曲。するとO主宰は、ほんとうにこのマイリストから今日はできるだけ選曲しようというのです。しかも「熱望」と記した曲に関しては万全に揃えてくれたとのこと。いやまじで涙がちょちょぎれそうになりました。

ということで今回も盛大に行われた鑑賞会。プレイリストを以下の通り再現します。今回も友人Kの記録に基づきます。なお今回は、友人KおよびT氏がtwitterにて鑑賞会の模様を随時中継するという初の試みもおこなわれました(私は鑑賞に専念させていただきました)。

●:quackeyリクエスト曲《熱望》盤
◎:quackeyリクエスト曲《準・熱望》盤
○:quackeyリクエスト曲
★:quackey追加リクエスト曲(CD持ち込み)
□:O主宰オススメ曲/メンバーリクエスト曲

【オープニング】

□「サウスポー」 ※CD「ピンク・レディー・オリジナルカラオケ・コレクション
 (作曲・編曲:都倉俊一)
□「透明人間」 ※CD(ピンク・レディー・オリジナルカラオケ・コレクション
 (作曲・編曲:都倉俊一)


【quackey祭り! quackeyリクエスト曲《熱望》盤】

●「傷つく世代」南沙織
  (作詞:有馬三恵子/作曲・編曲:筒美京平)
●「夏の感情」南沙織
  (作詞:有馬三恵子/作曲・編曲:筒美京平)
●「色づく街」南沙織
  (作詞:有馬三恵子/作曲・編曲:筒美京平)
●「草原の輝き」ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
  (作詞:橋本淳/作曲:井上忠夫/編曲:筒美京平)

【鈴木邦彦作曲作品】
●「北国行きで」朱里エイコ
  (作詞:山上路夫/作曲・編曲:鈴木邦彦)
□「天使の誘惑」黛ジュン ※赤盤
  (作詞:なかにし礼/作曲・編曲:鈴木邦彦)
○「恋の奴隷」奥村チヨ
  (作詞:なかにし礼/作曲:鈴木邦彦/編曲:川口真)

【エロ歌謡曲】
□「夜の味」荒砂ゆき
  (作詞:梶原義雄/作曲:早川博二/編曲:???)
□「痛い痛い痛いのよ」王蘭芳
  (作詞:佐伯孝夫/作曲:鈴木庸一/編曲:竹村次郎)
□「キリスト神様仏様」大田美喜
  (作詞:青木一大/作曲:さいとう徹/編曲:高橋五郎)
□「誘惑」五代マリ
  (作詞・作曲:秋野めぐみ/編曲:竜崎孝路)
□「夏のせいかしら」夏木マリ
  (作詞:安井かずみ/作曲・編曲:馬飼野康二)

【ネタ系 Part.1】
◎「あまい囁き」中村晃子・細川俊彦
  (作詞:Giancarlo-Del-Re,Leo-Chiosso/作曲:G.Ferrio/訳詞:杉 紀彦/編曲:川上英一)
□「Take HEART 〜翔びたて平和の鳩よ〜」鳩山由紀夫 
  (作詞・作曲:ゲンゴロウ/編曲:横山純一)
◎「新宿ダダ」山川ユキ
  (作詞・作曲:石坂まさを/編曲:京建輔)

【CM専門歌手の傑作】
□「カメラのさくらや」山川ユキ ※CD「懐かしのCMソング大全5
  (作詞:さがらよしあき/作曲・編曲:小林亜星)
□「オノデンボーヤCMソング」のこいのこ ※CD「エレクトリックパーク
  (作詞:大嶋繁/作曲・編曲:石田勝範)
□「お湯をかけたら」藤本房子
  (作詞:関沢新一/作曲・編曲:はやしこば)

【女性アイドル】

◎「めっきり冷たくなりました」キャッツ・アイ
  (作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二)
□「背中に御用心」ピンクキャンディーズ
  (作詞:亜蘭知子/作曲・編曲:長戸大幸)
□「春一番」キャンディーズ
  (作詞・作曲・編曲:穂口雄右)
□「春一番」キャンディーズ ※マトリックス番号違い
  (作詞・作曲・編曲:穂口雄右)
□「素敵なラブリーボーイ」小泉今日子
  (作詞:千家和也/作曲・穂口雄右/編曲:矢野立美)
□「素敵なラブリーボーイ」林寛子
  (作詞:千家和也/作曲・編曲:穂口雄右)
○「涼風」岩崎良美
  (作詞:来生えつこ/作曲:芳野藤丸/編曲:大谷和夫)
□「Vacance」岩崎良美
  (作詞:青木茗/作曲:パンタ/編曲:清水信之)

【追悼・三木たかし】
○「思秋期」岩崎宏美
  (作詞:阿久悠/作曲・編曲:三木たかし)
□「時の流れに身をまかせ」テレサ・テン
  (作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし/編曲:川口真)

【インパクト曲】
□「帰ってこいよ」松村和子
  (作詞:平山忠夫/作曲:一代のぼる/編曲:斉藤恒夫)
◎「喝采」ちあきなおみ
  (作詞:吉田旺/作曲:中村泰士/編曲:高田弘)

【フォークソング】
□「プカプカ」西岡恭蔵
  (作詞・作曲・編曲:象狂象)
○「カレーライス」遠藤賢司
  (作詞・作曲・編曲:遠藤賢司)

【追悼:加藤和彦】
○「帰って来たヨッパライ」ザ・フォーク・クルセダーズ
  (作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング/作曲:加藤和彦/編曲:ザ・フォーク・クルセダーズ)
□「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」YUKI OKAZAKI(岡崎友紀)
  (作詞:安井かずみ/作曲・編曲:加藤和彦)
□「ボーイ・フレンド」高見知佳
  (作詞:安井かずみ/作曲・編曲:加藤和彦)
□「野外コンサート」伊藤つかさ ※LP「さよなら、こんにちは」
  (作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦/編曲:清水信之)

【友人Kリクエスト】
□「夢見るSeason」伊藤つかさ ※LP「さよなら、こんにちは」
  (作詞・作曲:原由子/編曲:大村憲司)
 
【twitterから @kinkodo さんリクエスト→木之内みどり】
□「横浜いれぶん」木之内みどり
  (作詞:東海林良/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀)
□「ジュ・テーム」木之内みどり
  (作詞:松本隆/作曲:佐藤健/編曲:瀬尾一三)

【ネタ系 Part.2】
□「YAKIMOKI」コスミック・インベンション
  (作詞:星川スナヲ・くら美あきら/作曲・編曲:小田啓義)
□「キャンパス・レポート もっとクリスタル 愛の屈折編」すみちゃんとステゴザウルス
  (作詞・作曲:ステゴザウルス/編曲:渡辺茂樹)
○「アホの坂田」コメディNo.1
  (作詞:竹本哲三 作曲・編曲:キダ・タロー)

【アニメソング】
□「海のトリトン」須藤リカ、南こうせつとかぐや姫
  (作詞:伊勢正三/作曲:南こうせつ/編曲:小山恭弘)
○「海のトリトン(Go! Go! トリトン)」ヒデ夕樹
  (作詞:林春生/作曲・編曲:鈴木宏昌)
★「マジンガーZ」水木一郎 ※CD「続・テレビまんが主題歌のあゆみ
  (作詞:林春生/作曲・編曲:鈴木宏昌)
★「ガンバのうた」(ガンバの冒険)河原裕昌 ※CD「続・テレビまんが主題歌のあゆみ
  (作詞:東京ムービー企画部/作曲・編曲:山下毅雄)

【金沢ゆかりのアイドル】

○「デジタル・ナイト・ララバイ」石坂智子 ※金沢出身
  (作詞・作曲:伊藤薫/編曲:大村雅朗)
○「PIRA★星物語」若林加奈 ※金沢出身
  (作詞:夏目純/作曲:尾崎亜美/編曲:萩田光雄)
□「スターストーム」井上杏美 ※金沢出身
  (作詞:冬杜花代子/作曲:小松原まさし/編曲:大村憲司)
○「MAY」斉藤由貴 ※金沢が舞台の映画「恋する女たち」主題歌
  (作詞:谷山浩子/作曲:MAYUMI/編曲:武部聡志)

【男性アイドル】

○「てれてZin Zin」竹本孝之
  (作詞:三浦徳子/作曲・編曲:馬飼野康二)
□「NAI-NAI 16」シブがき隊
  (作詞:森雪之丞/作曲・編曲:井上大輔)
□「ハイティーン・ブギ」近藤真彦
  (作詞:松本隆/作曲・編曲:山下達郎)

【エンディング】
○「恋の追跡(ラブ・チェイス)」欧陽菲菲
  (作詞:橋本淳/作曲・編曲:筒美京平)
□「危険な予感」香坂みゆき
  (作詞:杉山政美/作曲:都倉俊一/編曲:井上鑑)
□「COOL〜アナタガタリナイ〜」若林加奈
  (作詞:いとうせいこう/作曲:大森隆志/編曲:船山基紀)

20091222-05第3回昭和歌謡レコード鑑賞会 全ジャケット 20091222-06第3回昭和歌謡レコード鑑賞会 ジャケット後半


こうしてあらためて書き出してみますとやはり圧巻、ジャケットの集合写真は壮観でございます。

特筆すべきは、まずは冒頭のオープニング曲。都倉俊一スキーな私のために、O主宰が準備してくれた「ピンク・レディー・オリジナルカラオケ・コレクション」から「サウスポー」「透明人間」であります。いままでの鑑賞会において、ピンク・レディーの楽曲はアレンジの面でも素晴らしい!と実感していたところですが、今回は歌なしヴァージョンで伴奏だけをフルに聴かせていただきました。いやいやコレはすごい。なんと豊かなアレンジか! 思わぬところでいろんな音が聴こえてきます。歌謡曲アレンジの粋を結集した楽曲群と言っても過言ではないでしょう。

そしてさっそく「quackey祭り」突入! いきなり熱望盤を続けて5曲です。南沙織さんの3曲は、他のメンバーのみなさんの反応は微妙(?)だったかもしれませんが(苦笑)、私自身はおおいに楽しみませていただきました。特に「傷つく世代」のキレの良さったらありません。南沙織さんの楽曲は意外にも当鑑賞会ではいままで取り上げられてこなかったのですが、ハリのある歌唱といい楽曲の成熟度といい、個人的にはもっと掘っていきたい歌い手さんだと思いました。なお次の「草原の輝き」ですが、これはう〜む、いまひとつといったところでしょうか。最初にYouTubeで探し当てたときほどの衝撃はありませんでした。以前、当鑑賞会でクラシックのオーケストラ曲を聴いたときのような、音がダンゴになってどかんと鎮座しているような感覚。オーディオとの相性の悪さが如実に出た感がありました。ただその次の朱里エイコさん「北国行きで」はひじょうに良かったです。朱里エイコさんの歌唱力が圧倒的。

その後も興味深い楽曲が続きます。特に「恋の奴隷」からのラインナップ! この曲からはじまったセクシー路線は、「あまい囁き」に至ると細川俊之氏のおかげでネタ臭がプンプン。鳩山首相の幻のレコードから山川ユキ「新宿ダダ」と続き、CM専門歌手の傑作へと移行していきました。この一連の流れの見事なこと!ほかにもピンクキャンディーズwwとか、キャンディーズ「春一番」のマトリックス番号違いの聴き比べとかマニアックなところをつつきながら、フォークソングやアニメソングも網羅しつつ、さまざまな曲を堪能いたしました。

なかでもとりわけ気に入ったのは、たとえば遠藤賢司さんの「カレーライス」。あと香坂みゆきさんの「危険な予感」。「素敵なラブリーボーイ」。キョンキョンでなく林寛子さんのほうで。もちろん岩崎宏美さんの「思秋期」も。やはり名曲中の名曲だなあとしみじみと再認識しましたよ。そして岩崎良美さん。当会では初鑑賞でしたが実によろしいです。岩崎良美さんといえば「タッチ」しかかからないという風潮がありますが、実はもっともっといい曲がたくさんあるのですよ!!(力説) なので、今後もっと彼女のいろんな曲が聴いてみたいとあらためて思った次第です。

そして、今回の鑑賞会で嬉しいハプニングといえばコレです。quackyリクエストのなかに「金沢出身アイドル」というくくりがあったのですが、そのうちの1曲として若林加奈さんの「PIRA★星物語」をかけてもらいました。私が高校生の頃にデビューした地元期待のアイドルでした。で、それをtwitterで実況したところ、twitter仲間のG氏が反応、若林加奈さんのお身内の方だったことが判明したのです!!! おおお!なんという意外な繋がり!!!!! ということで、G氏に敬意を表し、若林加奈さん発表の4曲のうちラストシングル「COOL」をもって今回の鑑賞会のラストが飾られたのでした。

20091222-07第3回昭和歌謡レコード鑑賞会 若林加奈「COOL」


ということでquackey祭りの今回も大大満足! これに気を良くして(?)引き続きリクエストを書きためていこうと決意する私なのでした!

第5回昭和歌謡レコード鑑賞会

参加メンバーがそれぞれこのところ少し忙しく、前回から3ヶ月ほど間が空きましたが、7月24日金曜の夜、久々に開催の運びとなりました。

まずはいつものように金沢・別院通り「いろは食堂」で宴会。名物「シロの味噌煮」を「ミニおつまみのFriendsたち」全9種でぐるりと囲むというオールスター夢の競演的宴席を形成し、ビールもじゃんじゃんいただきました(それでもひとり2000円ちょい!安い!)。

200900724-01金沢「いろは食堂」シロの味噌煮200900724-03金沢「いろは食堂」シロの味噌煮+ミニおつまみたち2

今回はO主宰、友人Kに加え、Kの飲み仲間gracomさんも参加。われわれより少し上の世代で、歌謡曲文化の隆盛時代の真っ只中にいらしたので話も弾みます。という感じでほろ酔い&満腹でいい感じになってまいりました。いざO主宰邸へGO!


20090724-04第5回昭和歌謡レコード鑑賞会 酒とオーディオ20090724-05第5回昭和歌謡レコード鑑賞会 レコードプレイヤー

以下、例の如く友人Kのメモをもとにプレイリストを再現します。
【gracomさんウェルカムリクエスト】
雨のdubism/EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX
 (作詞:中納良恵、作曲:森雅樹、編曲:武嶋聡)
 [CD「EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXX」より]
かつて…。/EGO-WRAPPIN'
 (作詞:中納良恵、作曲:森雅樹・中納良恵、編曲:EGO-WRAPPIN')
 [CD「満ち汐のロマンス」より]

【オープニング 都倉俊一!】
あげるものはなにもない/有吉ジュン
 (作詞:橋本淳、作曲:都倉俊一、編曲:馬飼野俊一)
あなたの心に/中山千夏
 (作詞:中山千夏、作曲:都倉俊一、編曲:大柿隆)
ペッパー警部/ピンクレディー
 (作詞:阿久悠、作曲・編曲:都倉俊一)
人魚の夏/小林美樹
 (作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一、編曲:小谷充)

【夏の歌謡曲 Part 1 筒美京平!】
真夏の出来事/平山三紀
 (作詞:橋本淳、作曲・編曲:筒美京平)
夏色のナンシー/早見優
 (作詞:三浦徳子、作曲:筒美京平、編曲:茂木由多加)
まっ赤な女の子/小泉今日子
 (作詞:康珍化、作曲:筒美京平、編曲:佐久間正英)

【思いつきリクエスト】
いいじゃないの幸せならば/佐良直美
 (作詞:岩谷時子、作曲・編曲:いずみたく)
シンデレラ・ハネムーン/岩崎宏美
 (作詞:阿久悠、作曲・編曲:筒美京平)

【中三トリオを聴いてみよう】
気まぐれヴィーナス/桜田淳子
 (作詞:阿久悠、作曲:森田公一、編曲:船山基紀)
ちっぽけな感傷/山口百恵
 (作詞:千家和也(原案: 川緑浩幸)、作曲・編曲:馬飼野康二)
中学三年生/森昌子
 (作詞:阿久悠、作曲:遠藤実、編曲:只野通泰)

【都倉俊一!】
教えてください、神様/天馬ルミ子
 (作詞:杉山政美、作曲・編曲:都倉俊一)
No.1/柏原よしえ
 (作詞:阿久悠、作曲・編曲:都倉俊一)
Lui-Lui/太川陽介
 (作詞:石原信一、作曲・編曲:都倉俊一)
赤頭巾ちゃん御用心/レイジー
 (作詞:杉山政美、作曲・編曲:都倉俊一)

【二番煎じ系】
アバンチュール/キャッツ★アイ
 (作詞:麻生香太郎、作曲・編曲:馬飼野康二)
あまったれ/アパッチ
 (作詞:伊藤アキラ、作曲:森田公一、編曲:船山基紀)

【吉田拓郎!】
やさしい悪魔/キャンディーズ
 (作詞:喜多條忠、作曲:吉田拓郎、編曲:馬飼野康二)
私のサタン/ザ・チェリーズ
 (作詞:喜多條忠、作曲:吉田拓郎、編曲:馬飼野康二)
両国橋/由紀さおり
 (作詞:喜多條忠、作曲:吉田拓郎、編曲:馬飼野康二)
わたしの首領/石野真子
 (作詞:阿久悠 作曲:吉田拓郎 編曲:馬飼野康二)
我が良き友よ/かまやつひろし
 (作詞・作曲:吉田拓郎、編曲:瀬尾一三)

20090724-06第5回昭和歌謡レコード鑑賞会 レコードに針を落とす瞬間

【リクエストタイム】
赤いハイヒール/太田裕美
 (作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:萩田光雄)
流星/吉田拓郎
 (作詞・作曲:吉田拓郎、編曲:鈴木茂)
トランジスタ・ラジオ/RCサクセション
 (作詞・作曲:忌野清志郎・G1,238,471、編曲:RCサクセション)
逢いたくて逢いたくて/園まり
 (作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰、編曲:森岡賢一郎)
手編みの靴下/ザ・ピーナッツ
 (作詞:竹内伸光・岩谷時子、作曲・編曲:宮川泰)

【O主宰オススメ インパクト&ちょいエロやさぐれ系】
帰ってこいよ/松村和子
 (作詞:平山忠夫、作曲:一代のぼる、編曲:齊藤恒夫)
カナダからの手紙/平尾昌晃・畑中葉子
 (作詞:橋本淳、作曲:平尾昌晃、編曲:森岡賢一郎)
後から前から/畑中葉子
 (作詞:豊兵衛[=荒木とよひさ]、作曲:佐瀬寿一、編曲:若草恵)
好き/エマ
 (作詞:杉本エマ、作曲:クニ河内、編曲:???)
あなたはどこの誰ですか/秋本圭子
 (作詞:なかにし礼、作曲:宇崎竜童、編曲:萩田光雄)
誘惑/五代マリ
 (作詞・作曲:秋野めぐみ、編曲:竜崎孝路)

【夏の歌謡曲 Part 2】
サマー イン サマー/八神純子
 (作詞:山川啓介、作曲:八神純子、編曲:大村雅朗)
夏のクラクション/稲垣潤一
 (作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:井上鑑)
夏の少女/南こうせつ
 (作詞・作曲:南こうせつ、編曲:水谷公生)
暑中お見舞い申し上げます/キャンディーズ
 (作詞:喜多條忠、作曲:佐瀬寿一、編曲:馬飼野康二)
夏をあきらめて/研ナオコ
 (作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:若草恵)
夏のヒロイン/河合奈保子
 (作詞:竜真知子、作曲:馬飼野康二、編曲:若草恵)
聖・少女/西城秀樹
 (作詞:松本隆、作曲:吉田拓郎、編曲:瀬尾一三)
サザン・ウインド/中森明菜
 (作詞:来生えつこ、作曲:玉置浩二 編曲:瀬尾一三)
Mr.サマータイム/サーカス
 (作詞:竜真知子、作曲:Michel Fugain 編曲:前田憲男)

【中締め】
魅せられて/ジュディ・オング
 (作詞:阿木燿子、作曲・編曲:筒美京平)

20090724-07第5回昭和歌謡レコード鑑賞会 第1部全ジャケット
※gracomさんご帰宅

【夏の歌謡曲 Part 3】
Bye Bye My Love (U are the one)/サザンオールスターズ
 (作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ&リアル・フィッシュ)
夏の扉/松田聖子
 (作詞:三浦徳子、作曲:財津和夫、編曲:大村雅朗)
真夏の夜の夢/野口五郎
 (作詞:阿久悠、作曲・編曲:筒美京平)
バイブレーション(胸から胸へ)/郷ひろみ
 (作詞:島武実、作曲:都倉俊一、編曲:船山基紀)

【竹の子族アイドル】
E気持/沖田浩之
 (作詞:阿木燿子、作曲:筒美京平、編曲:船山基紀)
舞・舞・舞/竹宏治[=清水宏次朗]
 (作詞:山川啓介、作曲:網倉一也、編曲:小笠原寛)

【夏の歌謡曲 Part 4】
真夏の一秒/近藤真彦
 (作詞:伊達歩[=伊集院静]、作曲・編曲:後藤次利)
NINJIN娘/田原俊彦
 (作詞・作曲:宮下智、編曲:船山基紀)
渚でクロス/荒木由美子
 (作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童、編曲:馬飼野康二)
ヤマトナデシコ七変化/小泉今日子
 (作詞:康珍化、作曲:筒美京平、編曲:若草恵)
渚のシンドバッド/ピンク・レディー
 (作詞:阿久悠、作曲・編曲:都倉俊一)

【夏の歌謡曲 エンディング】
夏の終わりのハーモニー/玉置浩二(セルフカヴァーヴァージョン)
 (作詞:井上陽水、作曲:玉置浩二)
 [CD「ワインレッドの心」より]

20090724-08第5回昭和歌謡レコード鑑賞会 全ジャケット

いやあ、今回も濃厚でした! しかも今回は特に1曲1曲のクオリティが高かったのではないでしょうか。1コーラスだけ聴いておしまいという曲は少なく、ほとんどフルコーラス通して聴きました。

毎回O主宰がオススメしてくれて初めて聴く曲の中にも楽しめるものがたくさんありました。まずは冒頭から有吉ジュンの「あげるものはなにもない」。タイトルからして強烈。「つつしみなんかはめんどうくさいの〜」と明るくあばずれています。ジャケットの完成度も高いです。同じ都倉俊一作品の小林美樹「人魚の夏」。これは健康的。純朴なルックスにもぴったり。ニコニコしながら自転車をこいで海に向かう少女の姿が目に浮かびます。これに対して秋本圭子「あなたはどこの誰ですか」はまったく逆の方向性で、ドSな女王様。「仮面をとりなさい」「裸になりなさい」から最後は「両手をつきなさい」「お尻を出しなさい」と。さらに五代マリ「誘惑」。「わたしはあなたが好きぃ〜ン たンまらなっく たンまらなっく好きぃ〜ン」というフレーズは忘れられません。

あと「久々にじっくり聴いてみたら素晴らしい名曲だった!」というのも多かったです。たとえば岩崎宏美さんの「シンデレラ・ハネムーン」。コロッケさんの顔マネが浸透したせいでイントロがかかっただけで笑い声が起こってしまうため、ご本人はこの曲を長らく封印していますが、あらためて聴いてみると曲もアレンジもかっこいいし、歌詞は文学的です。「夜ふけに別れるシンデレラ・ハネムーン」のあと、自宅に帰り「私はひとり爪など切りながら なぜだか重いためいきついている」。これがこの曲の最後のフレーズです。しかもリフレイン。これはいかにも深い。また、森昌子さん「中学三年生」は、さすがの歌唱力にあらためて脱帽しつつ、特徴的なアレンジにも興味を惹かれました。曲中に「蛍の光が歌えない」という歌詞があるのですが、それを受けて間奏で「蛍の光」のメロディが流れるのですよ。ほかにも、「教えてください、神様」「Lui-Lui」といった軽快に疾走する都倉俊一作品や、「夏色のナンシー」「まっ赤な女の子」などのアクロバティックな筒美京平作品。いずれも充実したサウンドで、楽曲自体の完成度が素晴らしいのでした。

そして、個人的には河合奈保子さん「夏のヒロイン」が聴けたのがとても嬉しかった! おそらく1982年のヒット当時以来、聴いたことはもちろんその存在すら忘れていたのですが、20数年以上ぶりに聴いたらすんなりと鮮明に思い出しました。実にキャッチーでノリのいい曲。「チャンスチャンス〜!チャンスチャンス〜!チャンスチャンス〜きっとあ!え!る!」のコーラスは何はともあれ口ずさみたくなりますよね! この曲は、ぜひともカラオケで唄いたい!と思います。



ということで、今回も満喫しまくりました。さて次回はどんなテーマに?? リクエストしたい曲はいっぱいあるのだ!!

20090724-09第5回昭和歌謡レコード鑑賞会 全ジャケット&オーディオ

第3回昭和歌謡レコード鑑賞会

またもや昭和歌謡レコード鑑賞会であります。3月13日(金)の夜、第1回第2回にひきつづき、待望の第3回が開催されました。もはや恒例といっていいでしょう。嬉しい限りです。最近はこの日が最も待ち遠しい日となっております。例によって主宰者O氏、友人Kとともに昭和の香りがする激安食堂でラジオ談義&腹ごしらえをしてから(「シロの味噌煮」が絶品でした!!)、O氏邸へ突入し、鑑賞会が始まりました。


絶品!シロの味噌煮。


O主宰のオーディオシステムと、酒とつまみ。

以下、例の如く友人K氏の記録に基づき、プレイリストを再現します。

【前座(CD聴き比べ&オーディオ談義)】※いずれもCD

The Girl From Ipanema/Getz/Gilberto
 〜Getz/Gilberto

Mack the knife/Ella Fitzgerald
 〜マック・ザ・ナイフ〜エラ・イン・ベルリン

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 第1楽章より/ヴァイオリン:五嶋みどり、指揮:マリス・ヤンソンス、管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 〜Mendelssohn, Bruch: Violin Concertos

モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136 第1楽章より/鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ
 〜モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ディヴェルティメントK.136-138 鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ

ガーシュイン:ピアノ協奏曲 へ調(へ調の協奏曲) 第1楽章より/ピアノ:パスカル・ロジェ、指揮:ベルトラン・ド・ビリー、管弦楽:オーストリア放送交響楽団
 〜Gershwin; Ravel: Piano Concertos

Autumn Leaves [take 1]/Bill Evans Trio
 〜Portrait in Jazz

Autumn Leaves/Cannonball Adderley
 〜Somethin' Else

Autumn Leaves/Sarah Vaughan
 〜Crazy and Mixed Up

枯葉/越路吹雪
 〜越路吹雪 ゴールデン・ベスト

Straight, No Chaser/Thelonious Monk
 〜5 by Monk by 5

【オープニング O氏 presents!】
うれしい体験/青木美冴(作詞:山口洋子、作曲:井上忠夫)
バカンス/あきいずみ(作詞:阿久悠、作曲:井上忠夫)
ヒッチハイク/あきいずみ(作詞:阿久悠、作曲:井上忠夫)

【聞き比べ(原曲&カヴァー/母&娘/ヒット曲&元ネタ)】
天使の誘惑/黛・ジュン
天使の誘惑/原由子 ※CD「東京タムレ
圭子の夢は夜ひらく/藤圭子
First Love/宇多田ヒカル ※CD「First Love
太陽は泣いている/いしだあゆみ
太陽は泣いている/原由子 ※CD「東京タムレ
逢いたくて逢いたくて/園まり
手編みの靴下/ザ・ピーナッツ

【quackeyリクエスト「榊原郁恵」1コーラスメドレー】
私の先生/榊原郁恵
バス通学/榊原郁恵
わがまま金曜日/榊原郁恵
いとしのロビン・フッドさま/榊原郁恵
Do It BANG BANG/榊原郁恵
夏のお嬢さん/榊原郁恵(フルコーラス)

【原曲のあとにカラオケだけを聴いてみよう】
春 ラ!ラ!ラ!/石野真子
春 ラ!ラ!ラ!/カラオケ ※カセット(タイトル失念)
わたしの彼は左きき/麻丘めぐみ
わたしの彼は左きき/カラオケ ※LP「あなたがが唄う 麻丘めぐみ/桜田淳子ビッグヒット」
ひとり街角/小泉今日子
ひとり街角/カラオケ ※カセット「オリジナル・アイドル・カラオケ 小泉今日子」

【女性アイドル自己紹介ソング】
センチメンタル・ジャーニー/松本伊代
プロフィール/倉沢淳美
オ・ネ・ガ・イ スーパーコンピューター/伊藤さやか(SAYAKA)
I Love あのコ・夏のMaki/江戸真樹

【多くを語らずして核心を語る曲】
昭和なみだ川/阿蘇子と太郎
好き/エマ
夜泣き女/サンとロペ

【エンディング】
石狩挽歌/北原ミレイ
ホテル・カリフォルニア/タンポポ(訳詞:なかにし礼)
Hotel California/EAGLES ※CD「The Very Best of the Eagles


この日聴いたジャケットの全景。


なんか、異様に前座が多い気がしますが(笑)、友人Kがセレクトしたジャズの各曲は定番かつ名盤揃いなんだそうで、さすがに聴き始めるとついつい聴き入ってしまうのです。あと、このオーディオシステムにはあまりなじまないと思われたクラシックですが、今回ぼくが持ち込んだCDはいずれも前回よりは格段にフィットしていました。特にモーツァルトのディヴェルティメントはそうとう音が鳴っており、O氏、K氏ともに好評でした。ただし、個人的にはむしろ響きすぎというか、エコーがばっちり効いたPAを通して聴いている感じで、ホールで聴くのとは少し違和感がありました。五嶋みどりさんのメンコンはかなりいいバランスだったと思いますが、なんとCDで針飛びが生じてしまいました(帰宅後聴いてみたら問題なかったので一時的だと思いますが)。難しいものです。

さて、本題の歌謡曲鑑賞です。今回は友人Kが風邪気味だったため時間的には少々短かったのですが(それでも4時間以上はありましたが)、そのぶん前回までに比べて、よりディープな世界に足を踏み入れつつあるような気がします。原曲とカヴァー、元ネタ、カラオケ(!)の聞き比べとか、女性アイドルの自己紹介ソングとか、選曲の「くくり」方が凝ってきています。


聞き比べ(原曲⇔カラオケ編)のジャケットたち

極めつけは「多くを語らずして核心を語る曲」特集。これは説明しがたいというか、まあ、聴けばわかるのですが、たとえば「阿蘇子と太郎」の「昭和なみだ川」という演歌デュエット曲は、1コーラスにつき男女がそれぞれ1フレーズだけを繰り返します。つまり、1番が「ダメよダメダメ ダメなのよ」「どうしてどうして どうしてさ」、2番は「お酒がお酒が お酒がね」「バカさバカバカ バカなのさ」、3番は「ウソよウソウソ ウソなのよ」「さだめがさだめが さだめがさ」と。ニュアンスはわかりますか? まあ、聴けばわかります。多くは語りますまい。

個人的には榊原郁恵さんの初期シングルメドレーが聴けたのが嬉しかったです。どれもキャッチーな佳曲ばかりで、郁恵さんの安定感ある歌唱もじゅうぶん魅力的だったのだとあらためて認識しました。あと、今回ぼくが新たに「発見」した!という感動は、いきなりオープニングに登場した青木美冴とあきいずみであります。そのうちでもベストを挙げるなら、あきいずみの「ヒッチハイク」。この曲はもちろん、「あきいずみ」という人自体が初耳ではあるのですが、彼女の完全アイドル的なジャケット写真とは裏腹のロックな歌唱は、たちまちぼくのツボを直撃しました。「ヒッ!…チハイク〜」というフレーズは忘れられません。


この日最大の発見、青木美冴&あきいずみ!


というわけで、まだまだこの世界、奥は深いのでしょう。第4回も当然期待しておりますが、聴かせてもらう側のぼくたちも、あらかじめそれなりのテーマを設定し、それに沿った曲をリサーチ&セレクトして、セットとしてまとめてリクエストしていくなんてこともしていきたいと思います(たとえば、この季節だと「卒業」ソング特集とかすべきでしたね)。

第2回昭和歌謡レコードを聴く会

昨年末、歌謡曲研究家のO氏邸で開催された「昭和歌謡レコードを聴く会」。続編を切に待ち焦がれておりましたところ、果たして先週金曜日の夜、待望の第2回が開催されました。

前回と同様、まずはO氏、友人K氏とともに昭和テイスト満載食堂で酒盛り。これでもかというくらい飲み食いしつつ、昭和談義に花を咲かせ、テンションがぐっと盛り上がったところでO氏邸の最強オーディオルームに突入、いよいよ鑑賞会の始まりです。今回も基本的な選曲は友人K氏と僕のリクエストが中心で、O氏からちょいちょいその曲にまつわるオススメ曲がはさまるという感じで進んでいきます。

以下、友人K氏の記録をもとに、セットリストを再現します。

【前座(CD聴き比べ&オーディオ談義)】※いずれもCD
Waltz for Debby/Bill Evans Trio
 〜Waltz for Debby
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番 ハ長調 K.545 第1楽章/ピアノ:マリア・ジョアオ・ピリス
 〜モーツァルト生誕250年記念BOX モーツァルト:ピアノソナタ全集
Strange Fruit/Billie Holiday
 〜奇妙な果実
Nervous Breakdown/エゴ・ラッピン
 〜ベストラッピン 1996-2008
色彩のブルース/エゴ・ラッピン
 〜ベストラッピン 1996-2008
ラブ・レター/美空ひばり
 〜LOVE! MISORA HIBARI JAZZ & STANDARD COMPLETE COLLECTION 1955-66
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調 作品57「熱情」 第1楽章/ピアノ:クラウディオ・アラウ
 〜ベートーヴェン:7大ピアノソナタ集
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007/チェロ:アンナー・ビルスマ
 〜バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
うたたね/石川鷹彦
 〜WORDS
ショスタコーヴィチ:祝典序曲 イ長調 作品96/指揮:ユーリ・テミルカーノフ 管弦楽:サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
 〜ショスタコーヴィチ:祝典序曲,森の歌,交響曲第6番&第7番「レニングラード」

【オープニング】
「太陽にほえろ!/傷だらけの天使 ― オリジナル・サウンドトラック」(LP)より
・「太陽にほえろ!」のテーマ/演奏:井上尭之バンド
・「太陽にほえろ!」サスペンスM1/演奏:井上尭之バンド
・「太陽にほえろ!」サスペンスM2/演奏:井上尭之バンド
・「太陽にほえろ!」アクションM1/演奏:井上尭之バンド
・「太陽にほえろ!」愛のテーマ/演奏:井上尭之バンド
宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお(作詞:阿久悠 作曲:宮川泰)

【リクエスト&オススメ Part1】
さらば恋人/堺正章
白いサンゴ礁/ズー・ニー・ヴー
サン・トワ・マミー/越路吹雪 ※赤盤
ラストダンスは私に/越路吹雪 ※赤盤
コーヒー・ルンバ/西田佐知子
恋のハレルヤ/黛ジュン
真赤な太陽/美空ひばり・ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
夜空の星/加山雄三
夜空の星/演奏:寺内タケシとブルージーンズ ※CD(寺内タケシとブルージーンズ ベスト・コレクション
長崎は今日も雨だった/内山田洋とクールファイブ
恋のバカンス/ザ・ピーナッツ 
ふりむかないで/ザ・ピーナッツ
スーダラ節/ハナ肇とクレイジーキャッツ
スーダラ節/夏木マリ ※CD(THE HIT PARADE

【特集1:歌謡曲の「ヒロシ」】
・そんなヒロシに騙されて/高田みづえ(1983年)
「あんな男が今さら許せるでしょうか」

・H-i-r-o-s-h-i/渡辺桂子(1984年)
「だけどHiroshi ウーンHiroshi 好きよ Hiroshi ウーンHiroshi 嫌い」

・TOKYOふられ小町/可愛かずみ(1984年)
「キッスキッス上手な HIROSHIを見たら もてなくさせる 薬をのませてあげて」
「HIROSHIの手口で誘惑するのはやめて」

【リクエスト&オススメ Part2】
初恋/村下孝蔵
青春時代/森田公一とトップギャラン
気まぐれヴィーナス/桜田淳子(作曲:森田公一)
好きよキャプテン/ザ・リリーズ(作曲:森田公一)
夏色のおもいで/チューリップ
まちぶせ/石川ひとみ
まちぶせ/三木聖子
コバルトの季節の中で/沢田研二
年下の男の子/キャンディーズ
微笑がえし/キャンディーズ
トライアングル・ラブレター/トライアングル
キャッチ・アップ・ザ・サン/ラブ・ウイングス
恋のコマンド/ラブ・ウィンクス(B面:乙女のまっさかり=作詞:上沼恵美子)

【特集2:オレの「俊」 都倉俊一作曲コーナー】
渚のシンドバッド/ピンク・レディー
サウスポー/ピンク・レディー
教えてください、神様/天馬ルミ子
感情線/黒木真由美
あずさ2号/狩人
FOREVER〜ギンガムチェックSTORY〜/少女隊

【リクエスト&オススメ Part3】
哀愁のカサブランカ/郷ひろみ
GOLD FINGER'99/郷ひろみ
小さな体験/郷ひろみ
Eighteen/松田聖子
チェリーブラッサム/松田聖子
としごろ/山口百恵(作曲:都倉俊一)
ひと夏の経験/山口百恵(作曲:都倉俊一)

【プチ特集:元祖&カヴァー聴き比べ】
シルエット・ロマンス/大橋純子
シルエット・ロマンス/来生たかお
みずいろの雨/八神純子 ※CD(青春歌年鑑 1979
みずいろの雨/SAN from Chagra ※CD(We:style '76-'80 ジーンズとスニーカー
異邦人/cifa ※CD(We:style '76-'80 ジーンズとスニーカー
異邦人/久保田早紀

【ラストリクエスト】
上を向いて歩こう/坂本九 ※赤盤
ラヴ・イズ・オーヴァー/欧陽菲菲
川の流れのように/美空ひばり ※CD(青春歌年鑑 1989

【アンコール】
君は薔薇より美しい/布施明
恋の十字路/欧陽菲菲(作曲:筒美京平)
私たち/岩崎宏美(作曲:筒美京平)
綺麗ア・ラ・モード/中川翔子(作曲:筒美京平) ※CD
綺麗ア・ラ・モード綺麗ア・ラ・モード
中川翔子 松本隆 本間昭光

曲名リスト
1. 綺麗ア・ラ・モード
2. カミツレ
3. 約束
4. 綺麗ア・ラ・モード -Instrumental-

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こうしてあらためてリストをあげてみますと実に圧巻!であります。聴き始めたのが22時前、翌3時過ぎまで続きましたので、5時間以上の充実した時間でした。

どの曲も素晴らしかったのですが…「ふりむかないで」「気まぐれヴィーナス」などはとりわけ僕の琴線に触れ、身を乗り出して聴き惚れました。このザ・ピーナッツ、桜田淳子といった両ラインはもう少し攻めていきたい感じです。

ほかにも、伴奏という面で印象に残ったものとしては「宇宙戦艦ヤマト」。オーケストラの分厚く確かな演奏でゴージャス感に浸りました。対照的に「コーヒー・ルンバ」は3つの楽器(ギター・マラカス・パーカッション)だけの伴奏ながら、その世界観が豊かに表現されていて感動しました。また、寺内タケシとブルージーンズによる「夜空の星」のインストでは、そのギターの妙技を堪能しました。

あるいは、今回O氏に紹介されるまですっかり忘れていたアイドルたち。可愛かずみという悲しい名前を久々に聞きました。「トライアングル・ラブレター」は歌声がすっかり甦りました。渡辺桂子もなんだか聴いたことがあるような気がしてきました。

そして何と言っても「恋の十字路」「私たち」「綺麗ア・ラ・モード」というラスト3曲。O氏に言わせれば、筒美京平作品のこの並びは、もはや奇跡というべき絶妙な並びなのだそうです。「恋の十字路」のあやしげなカッコよさといい、「私たち」の伸びやかな明朗さといい、いずれも初めて聴いたのですが、これは繰り返して聴くべき曲だと確信しました。そして「綺麗ア・ラ・モード」。「来てる、来てる、そうそう、来い、来い…キター!」的なメロディの運びがドツボで、思わず涙ぐんでしまいました(まあ、このとき時計を見ると何ともう3時を回っており、そのため単に目がショボショボしていただけかもしれません…言わぬが花だったか)。

というわけで、今回もまたまた存分に堪能いたしました。そしてこの会は、今後、定期的に開催しようではないか!という幸せな合意が形成されました。まったくありがたいことです。あれもこれも、ともうすでにリクエストしたい曲が頭に浮かんでいます。期待はいっそう膨らんでいきますね!


なお、今回は前座として、持参したお気に入りのクラシックCDをいくつかかけてもらいました。O氏邸のオーディオシステムはジャズおよび歌謡曲向けに最適化されたユニットだそうで、クラシックは不得手だと聞いていましたが、どの程度違うのか?大編成のオーケストラ曲ではなく独奏曲ならいいのではないか?などと好奇心が沸いてきたわけです。手始めにBill Evans Trioによるジャズを聴いたところ、さすがに素晴らしい。右にピアノ、左にベース、正面奥にドラムがいるのが目に浮かぶような臨場感です。特にピアノとベースが交互に繰り広げるアドリブのバトルは迫力満点。

で、引き続きクラシックに挑戦。まずは、マリア・ジョアオ・ピリスによるモーツァルトのピアノソナタを聴いてみたのですが、Bill Evans Trioの聴こえ方と比べると雲泥の差。硬質なわりに上空でくぐもっている感じです。ピリスのモーツァルトは定評があるはずなのに、まるで心地よくありません。クラウディオ・アラウの「熱情」は先ほどよりかなり鳴ってきましたが、膨張感というか拡散感が気になります。ビルスマの無伴奏は、逆に響きが生々しすぎる感じがしました。難しいものです。本編に入る前に、もう1曲だけ、ショスタコーヴィチの「祝典序曲」を聴かせてもらいました。僕が手っ取り早くテンションが高くなれる名曲であり、O氏もK氏もこの曲自体はとても気に入ってくれました。ただ、この曲も、ライブで聴くとブラスが炸裂するところなどでは鳥肌が立つほどビンビンくるのですが、O氏が言うとおり「団子になっちゃう」感じでした。う〜む、微妙なものですね。といいながらも、何かほかにこのシステムで鳴るクラシックを探してみたい!と頭をめぐらせているのです。

昭和歌謡レコードを聴く会

先週の金曜日、友人K氏の同僚で、オーディオマニアの歌謡曲研究家・O氏のご自邸にお招きいただく機会を得ました。最高のオーディオルームで昭和歌謡レコードを聴こうという贅沢な趣向です。なんと魅惑的な催しでしょうか。

当日は早々に仕事を片付け、まずは3人で昭和の香りのする食堂で腹を満たしました。で、満を持してO氏邸へ。通されたオーディオルーム自体にまず度肝を抜かれます。壁の一面にオーディオが鎮座し、他の三面はレコード・CD・カセット・書籍のライブラリがずらりと並びます。パソコン+ヘッドホンという僕のふだんの超劣悪なオーディオ環境とは比べるべくもありません。そしてなんといっても音質ですね。まさにこの場で演奏しているかのような臨場感溢れる音響に本気で大感動しました。そんな素晴らしい部屋でバーボンを飲りつつ、およそ5時間、レコードを聴きまくりました。K氏が記録していたセットリストを拝借し、以下に掲載(&追記)します。

【前座(オーディオ体験)】
You'd be So Nice to Come Home to/Art Pepper ※CD
Leggy girl/Keito Blow ※CD
Layla/Eric Clapton ※CD
SOMEDAY/佐野元春 ※CD
すべてはこの夜に/吉川晃司

【オープニング】
リンゴ追分/美空ひばり

【リクエスト&オススメ Part1】
木綿のハンカチーフ/太田裕美
やさしい悪魔/キャンディーズ
春一番/キャンディーズ
ペッパー警部/ピンク・レディー
ブルー・ライト・ヨコハマ/いしだあゆみ
また逢う日まで/尾崎紀世彦
ひとりの悲しみ/ズー・ニー・ヴー
街の灯り/堺正章
硝子坂/高田みづえ
私はピアノ/高田みづえ
夢先案内人/山口百恵
わたしの彼は左きき/麻丘めぐみ
ロマンス/岩崎宏美
ロマンス(※カラオケ)作編曲:筒美京平
青春の坂道/岡田奈々
好きよキャプテン/ザ・リリーズ
乙女のワルツ/伊藤咲子
白いページの中に/柴田まゆみ
ポーラースター/八神純子

【レアモノ&キワモノ】
桃郷シンデレラ/タンゴ・ヨーロッパ
渚の歓喜(エクスタシー)/応蘭芳
勝手にヒットパレード'84/ダサンオールスターズ

【筒美京平の世界】
よろしく哀愁/郷ひろみ
花とみつばち/郷ひろみ

サザエさん一家(「サザエさん」エンディングテーマ)/宇野ゆう子
《元ネタ》Bubble Gum World/1910 Fruitgum Company ※CD

シャワーな気分/田原俊彦
《元ネタ》Back Chat/Queen ※CD

【リクエスト&オススメ Part2】
危険なふたり/沢田研二
日曜日はストレンジャー/石野真子
青い珊瑚礁/松田聖子
SWEET MEMORIES/松田聖子
セカンド・ラブ/中森明菜
私の16才/小泉今日子
ねえ・ねえ・ねえ/森まどか
少女人形/伊藤つかさ
卒業/斉藤由貴
時をかける少女/原田知世
エスカレーション/河合奈保子
ハロー・グッバイ/柏原よしえ
ハロー・グッバイ/讃岐裕子
ハロー・グッドバイ/アグネス・チャン
白いくつ下は似合わない/アグネス・チャン
恋のシーソー・ゲーム/アグネス・チャン

【アンコール】
夢に消えたジュリア/サザンオールスターズ ※CD
コスモス街道/狩人
魅せられて/ジュディ・オング

20081128_showa_record

いやあ、こうして一覧にしてみると壮観ですねえ。まったくもってゴージャスです。
初っ端から美空ひばりの圧倒的な歌唱力を再認識させられ、「ペッパー警部」のカッコよすぎるアレンジに興奮し、O氏が敬愛する筒美京平氏の素晴らしさに聞き入り、初めて聴いたアグネス・チャンの「恋のシーソー・ゲーム」の虜になりました。そしてラストはO氏セレクトの「魅せられて」。なるほどまったく隙のない完成度最高の楽曲でした。こうして至福の時は(後ろ髪を引かれつつ)お開きになりました。

なお、このオーディオルームは完全防音で、スクリーンを下ろせばシアターにもなるそうです。あと、昔のラジオのエアチェック音源が大量に保管されていたり、ラジオ番組のノベルティグッズとかがさりげなく置かれていたり、音楽関連の書籍も豊富にあって、とにかくあの部屋は宝物満載なのです。まだまだ見たい聴きたいものがたくさんありすぎます。また、O氏は歌謡曲レコード収集のみならず、ジャズにも造詣が深いと聞きます。なによりO氏ご自身が人物的に魅力満点な方でした。

何らかの形で第2回・第3回…と開催されたら、ぜひぜひ参加したいなあと思っています!!

ざんげの値打ちもない

昨日の「NHK歌謡コンサート」は阿久悠さんの特集でした。8月1日の一周忌に放映されたドラマ「阿久悠物語」がなかなか興味深かったので、その流れでなんとなく見ていたのですが、北原ミレイさんの「ざんげの値打ちもない」という曲には見入ってしまいました。

ざんげの値打ちもない 北原ミレイ 歌詞情報 - goo 音楽

14才で初めて男に抱かれ、15才で惚れた男と一緒になり、19才で男に捨てられ・・・そんな身の上を語る女。昭和45年の曲です。当時わたしは3歳で、さすがにこのように艶かしく哀愁が漂いまくる歌詞は記憶にありません。ところが、この曲の3番と4番の間には「幻の4番」があったそうで、さらに刺激的な歌詞だったため発売時にカットされたとのこと。そこで、今回はその幻の4番を含んだバージョンが披露されたのです。

その4番の歌詞というのは、20歳を過ぎて、鉄格子の中にいるという衝撃的な展開でした。なるほどカットされても仕方ないかもしれませんが、やはりこの「幻の4番」があってこそ物語の全貌が繋がります。3番で男に捨てられた彼女は「細いナイフを光らせて」いました。その結末が、こういうことだったのです。そして、従来の4番=本来の5番で、年月が過ぎたのち、そうせざるをえなかった身の上を語るわけです。北原ミレイさんの情念のこもった抜群の歌唱力も素晴らしく、それはそれはすごいものを見ることができました。

なお、この曲は当時流行していた歌謡映画「ずべ公番長」シリーズの第4弾にとりあげられたようで、そのオープニングで「幻の4番」が流れます。
ずべ公番長 ざんげの値打ちもない OP タイトル(YouTube)

さらに、8/8にはこの映画のDVDが発売されるとのこと。なんというタイミング?
ずべ公番長 ざんげの値打ちもない
ずべ公番長 ざんげの値打ちもない邦画

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ずべ公番長 夢は夜ひらく ずべ公番長 はまぐれ数え唄 ずべ公番長 東京流れ者 女番長ブルース 牝蜂の挑戦 女番長ブルース 牝蜂の逆襲


「ずべ公番長」シリーズのサントラも発見!
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サントラ

曲名リスト
1. 夢は夜ひらく/藤圭子
2. 命預けます/藤圭子
3. ざんげの値打ちもない/北原ミレイ
4. はまぐれ数え唄/大信田礼子 ほか全28トラック

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