ワチャゴナ! What Cha' Gonna Do for Me?

オーケストラ・アンサンブル金沢を中心としたクラシック音楽。あるいは歌謡曲。その他映画とか、落語とか、お酒とか…あと、ナイナイさん!!

【LFJ金沢2011】ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2011 〜ウィーンのシューベルト〜 本公演第2日目(2011/05/03)

ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2011
〜ウィーンのシューベルト〜
LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2011 - Schubert a Vienne
第2日目(2011/5/3) the 2nd day (3 May 2011)

本公演2日目!といっても、本公演3日間のうち、初日は事実上夜の1公演くらいしかないので、この日こそが実質的な開幕という感覚です。金沢駅周辺にはお客さんもたくさん訪れていましたよ!

P5034949


《公演番号 221》庄司紗矢香+ヴァシリエヴァ+ダルベルト
2011年5月3日(火)11:00開演 石川県立音楽堂邦楽ホール
Tuesday, 3 May 2011 at 11:00 Ishikawa Ongakudo Hougaku Hall

ヴァイオリン:庄司紗矢香 Sayaka Shoji, Violin
チェロ:タチアナ・ヴァシリエヴァ Tatjana Vassiljeva, Cello
ピアノ:ミシェル・ダルベルト Michel Dalberto, Piano

■F. シューベルト Franz Peter Schubert
 ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D929 作品100
 Piano Trio No.2 in E-flat major, D929, op.100

この日の最初は、今回のLFJKで最も楽しみにしていた公演! 何と言っても庄司さんですからね! さらに、昨年とても気に入ったチェリストのタチアナ・ヴァシリエヴァさん、そして一昨年昨年(は少々微妙でしたが)と連続出演中のピアニスト・ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ君という強力布陣。というわけで、即完売が予想されたこの公演に関しては早々にチケット確保済みなのでした。ところが、ヌーブルジェ君が直前に来日を取りやめたため、代役としてヴェテランのミシェル・ダルベルトさんが急遽トリオに加わりました。

で、今日の本番。2階席最前列。冒頭からなにより目立つのはダルベルトさんの強い打鍵! 響きのさほどよくない邦楽ホールでも大迫力で、トリオをグイグイ引っ張ります。庄司さんとヴァシリエヴァさんは、全体的には、急遽代役に立ったヴェテランに自由に弾いていただき、ふたりしてそのフォローに回ったという印象を受けました。なので、庄司さんとヴァシリエヴァさんの音色は少々抑えられ気味。そんなダルベルトさんに同行者は憤慨しておりましたが…まあたしかに室内楽としてのバランスはいただけなかったかもしれませんね…(^^ゞ でも、第2楽章あたりはヴァシリエヴァさんの歌いあげるチェロを堪能できましたし、こうして全曲通して聴いてみると、昨日聴いた「冬の旅」にも通じるような、感傷的な気分にどっぷり浸れる名曲だということを再認識しました。


《公演番号 213》井上道義&OEK 第5交響曲・キリエ
2011年5月3日(火)14:00開演 石川県立音楽堂コンサートホール
Tuesday, 3 May 2011 at 14:00 Ishikawa Ongakudo Concert Hall

指揮:井上道義 Michiyoshi Inoue, Conductor
ソプラノ:森岡紘子 Hiroko Morioka, Soprano
テノール:志田雄啓 Takehiro Shida, Tenor
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢 Orchestra Ensemble Kanazawa
合唱:オーケストラ・アンサンブル金沢合唱団 Orchestra Ensemble Kanazawa Chorus

■F. シューベルト Franz Peter Schubert
 交響曲 第5番 変ロ長調 D485
 Symphony No.5 in B-flat major, D485

■F. シューベルト Franz Peter Schubert
 キリエ ニ短調 D31 Kyrie in D minor, D31

■F. シューベルト Franz Peter Schubert
 キリエ ヘ長調 D66 Kyrie in F major, D66

お昼ごはんのためいったん音楽堂を離脱し、急いで帰ってきてコンサートホールへ。やはりひとつくらいは井上さん指揮OEKによる交響曲を聴きたいな、と。OEKの第5番は2009年7月に安永徹氏のリーダー&ヴァイオリンで聴きましたが(そのときの公演はCD化されてますね↓)、今回はそれ以来となります。

B003E838IGシューベルト:交響曲第5番 他
オーケストラ・アンサンブル金沢
ワーナーミュージック・ジャパン 2010-06-23

by G-Tools


3階席中央2列目。この公演は、北陸朝日放送により県内生中継されておりました。指揮の井上さんはテレビ映りを意識したか、グレーのスーツに水色のコンバースというLFJシューベルトコスプレで登場(笑)。得意顔で演奏が始まりました。この交響曲はお気に入り。モーツァルトを思わせる明るく颯爽とした古典的な曲です。でも今日の演奏はちょっと物足りない感じかなあ。全体的にもっと元気があっても良かったかも〜?

続いては、OEK合唱団のみなさんが登場してシューベルトのキリエを2つ。テノールは志田雄啓さんでしたが、3階席にはあまり声が届かない…というか、ソプラノの森岡紘子も含めてソリストの出番がほんのちょっとだけで拍子抜けしました…もったいない。しかしOEK合唱団は素晴らしかったです。真摯な心構えが伝わってきて好印象でした。

IMG_1968


《無料エリアイベント》
15:00 @シューベルティアーデ(石川県立音楽堂1階やすらぎ広場)
池辺晋一郎(司会・Pf)/安藤常光(Br)/大野由加(Pf)


(池辺・大野 Pf連弾)
■シューベルト:3つの軍隊行進曲 D733 作品51 より 第1番・第3番
(安藤・大野)
■シューベルト:「冬の旅」D911 作品89 より「おやすみ Gute Nacht」「溢れる涙 Wasserflut」
■シューベルト:「音楽に寄せて An die Musik」作品88-4、D547

ああ、「おやすみ」はいいですねえ。安藤常光さんのバリトンもエエ声でしたわ…

P5034906P5034907
池辺さんダジャレ連発(笑)。


P5034908
金沢駅東地下のイベント広場で、石川県高等学校選抜吹奏楽団の楽しげな演奏をちらっと。「坂の上の雲」のテーマなど。

16:00 @もてなしドーム
スキヤキ・スティール・オーケストラ


P5034912

南砺市の誇るスティール・オーケストラ。2年連続出場です! シューベルト「軍隊行進曲」「アヴェ・マリア」「楽興の時」から「島唄」「上を向いて歩こう(スキヤキ)」など。ノリノリ〜〜

P5034916P5034927
P5034936P5034945

P5034939



《公演番号 224》能舞とシューベルト
2011年5月3日(火)17:00開演 石川県立音楽堂邦楽ホール
Tuesday, 3 May 2011 at 17:00 Ishikawa Ongakudo Hougaku Hall

ヴァイオリン:西澤和江 Kazue Nishizawa, Violin
チェロ:福野桂子 Keiko Fukuno, Cello
ピアノ:田島睦子 Mutsuko Tajima, Piano

■L.v.ベートーヴェン Ludwig van Beethoven
 ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 作品11 「街の歌」
 Piano Trio No.4 in B-flat major, op.11 "Gassenhauer"


能舞:渡邊荀之助 Junnosuke Watanabe, Noh
ソプラノ:森岡紘子 Hiroko Morioka, Soprano
テノール:志田雄啓 Takehiro Shida, Tenor
ピアノ:多田聡子 Satoko Tada, Piano

■F. シューベルト Franz Peter Schubert
 歌曲集「美しき水車小屋の娘」 D795 より
 "Die schone Mullerin", D795

1階4列目。毎年欠かさず鑑賞している能舞とのコラボ企画。まずは地元演奏家によるベートーヴェンのピアノ三重奏曲「街の歌」から。お昼の豪華トリオとは違って、こちらは全員バランスよくまとまっていました(笑)。聴いた席がよかったのかも?

お次はシューベルト「美しき水車小屋の娘」を能舞付きで。テノール、ソプラノ、女性ピアニストの全員が和装になって演奏するという、なんともインパクトのある絵面! しかもテノール・ソプラノはひな壇の上に正座して朗々と歌い上げます。この稀有な歌唱姿は必見でした(笑)。しかしそうした外観の違和感は、テノールが調子を上げてきてくるにつれ、たちまちなくなり、能舞との相性が良くなっていきました。最後に登場した老尼などは、すっかりドイツ歌曲の世界の住人のようでした。


終演後、時間が少しあいたので、音楽堂前ステージ「ホイリゲ」へ。ブラシシモ・ウィーン金管五重奏による賑やかな演奏が盛り上がっていましたよ。パフォーマンスも楽しい!

P5034956

P5034951P5034964



《公演番号 225》バッハ・コレギウム・ジャパン
2011年5月3日(火)19:00開演 石川県立音楽堂邦楽ホール
Tuesday, 3 May 2011 at 19:00 Ishikawa Ongakudo Hougaku Hall

チェロ:鈴木秀美 Hidemi Suzuki, Cello
ヴァイオリン:若松夏美 Natsumi Wakamatsu, Violin
ヴィオラ:高田あずみ Azumi Takada, Viola

■F. シューベルト Franz Peter Schubert
 弦楽三重奏曲 第1番 変ロ長調 D471(未完:第1楽章のみ)
 String trio No.1 in B-flat major, D471 - 1st Mov.

■L.v.ベートーヴェン Ludwig van Beethoven
 弦楽三重奏曲 第2番 ト長調 作品9-1
 String trio No.2 in G major, op.9-1

ふたたび邦楽ホールへ。2階席最前列。こちらもリチェルカーレ・コンソートという古楽アンサンブルの代役公演ですが、我が国随一の古楽アンサンブルの名門バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーが来てくれたので、まったく問題なし!逆に豪華! チェロの鈴木秀美さんを中心に、めちゃめちゃ純度の高い極上のアンサンブルを楽しみました。なんていうんですか透明感。会場に聴きに来ていたOEKチェロ奏者の大澤さんもスタンディングで大拍手。

本日はこれで打ち止め〜〜




【おまけ】

P5034966
会場で売っていたLFJKのクリームパン

P5034968
ラ・フォル・ジュルネ東京2011のマグカップ


OEK「もっとカンタービレ♪」第23回 井上道義プロデュース 新作能「大魔神」

OEK楽団員オールプロデュースによる「もっとカンタービレ」シリーズ。しかし今回は楽団員ではなく、OEK音楽監督の井上道義マエストロがプロデュースします。しかも自身の新作「能」とクラシック音楽のコラボレーション! なんとチャレンジングな企画でしょう。

プログラム解説および井上監督自身によるプレトークによると、井上さんは「能」に関しては知人がいたり金沢で接したりして身近なものには感じていると。ただ、装束が豪華すぎるとか、話があまりにも古い物語ばかりだとか、謡が解りにくいとか、囃子方が流派により違いすぎるとか、いくつかの疑問があるとのこと。で、そうした疑問に対する自分なりの回答として、今回の新作能に挑戦したのだそうです。

能の典型的なあらすじのひとつに、偉大な存在だった死者が亡霊となって現れ、現世の人間に何事かを語って去っていくというものがあります(夢幻能)。今回の井上さんの「能」もそうしたあらすじでした。ただし舞台は現在。故岩城宏之OEK初代音楽監督(永久名誉音楽監督)が「大魔神」となって現音楽監督の井上さんの夢枕に現れ、OEKに関して、また芸術への取り組み方に関して「死者からの語り」がなされるのです。

音楽は囃子方・望月太喜之丞さんとOEK管楽器セクションの共演です。冒頭の伊福部昭「大魔神」は井上さん自身がピアノを弾くなど(ちょろっとだけでしたが)けっこうがっつり演奏。武満の室内協奏曲は劇中で断片的に使われていて、あまり印象がないのですが、最後のモーツァルトのグラン・パルティータはよかった。岩城さんとの対話の後、井上さんが、いまやりたいこと、いまやるべき音楽、いま誇れる仕事としてこの曲のアダージョを演奏したのです。加納さんの歌い上げるオーボエが素敵でした。最後はカーテンコールのような形で舞台上に全員が乗り、グラン・パルティータの終楽章で大団円。

というわけで「死者からの語り」という枠組みは確かに「能」です。しかし、物語は井上さんのまったくの普段口調によって語られ、そうした井上さんの演技があまりにもストレートで印象的だったためか、井上さんのひとり芝居(プラス愉快な仲間たち)といった趣きが強いです(笑)。言うならば能の要素を取り入れた「ミッキー劇団」。能楽師の渡邊荀之助さん・濱田寿法さんの舞、所作、発声などは、さすが能のフォーマットだと感心しますが、それらはあくまでミッキー劇団の演出の一手法。「大魔神」岩城さんに扮した渡邊荀之助さんが、訥々と井上さんに語りかけるクライマックスシーンでは、台詞は完全に口語に改められ、もはや能の装いはありません。

いや、おかげで内容は完全に理解できたのでありがたかったんですけどね。少々井上さんの手前味噌的な感じは否めませんが(笑)、内容的にも平易でおもしろかったです。

ただ、全編通して(井上さんのプレトーク含めて)1時間ちょいというのはいかにも短い。せめてお能の前に、なにか室内楽を単独で1曲演奏してくれてもよかったのではないかと…。まあ、初めての試み(しかも相当冒険的な・笑)ですから、いろいろ課題が出てくるのは当然のこと。今後に期待したいと思います。

劇中、井上さんと岩城さんの実話エピソードに触れられていて、そうしたふたりの結びつきを再確認できたことはよかったですね。岩城さんご夫妻が井上さんご夫妻の仲人をしたとか。なお、岩城さんご夫婦はこれに懲りて、以後一切仲人を引き受けなかったそうですが(笑)。


オーケストラ・アンサンブル金沢楽団員オールプロデュース!「もっとカンタービレ♪」
第23回 井上道義 能へ問いかける 新作能「大魔神」
Orchestra Ensemble Kanazawa "Motto Cantabile" Vol.23
Noh "Daimashin" produced by Michiyoshi Inoue

日時:2010年9月8日(水)19:00開演 Wednesday, 8 September 2010 at 19:00
会場:石川県立音楽堂交流ホール Ishikawa Ongakudo Interchange Hall

指揮・語り・構成・演出:井上道義
舞・語り:渡邊荀之助
舞:濱田寿法
囃子:望月太喜之丞
演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢メンバー

演奏曲目:
■伊福部昭:「大魔神」より No.1-2,17
 〜Fl-I:岡本えり子/Fl-II:名雪裕伸/Ob:水谷元/EH:加納律子/
  Cl:遠藤文江/B.Cl:鈴木生子/Fg:渡邉聖子/C-Fg:柳浦慎史/
  Hr-I:金星眞/Hr-II:森利幸/Tp-I:藤井幹人/Tp-II:小野美海/
  Tb:西岡基/Per:望月太喜之丞/Electone:黒瀬恵/Pf:井上道義

■武満徹:室内協奏曲
 〜Fl-I:岡本えり子/Fl-II:名雪裕伸/Ob:加納律子/Cl:遠藤文江/
  B.Cl:鈴木生子/Fg:渡邉聖子/Hr-I:金星眞/Hr-II:森利幸/
  Tp-I:藤井幹人/Tp-II:小野美海/Tb:西岡基/Sax:作田聖美/
  Sarrusophone:柳浦慎史

■W.A.モーツァルト:13管楽器のセレナード「グランパルティータ」より
  第3楽章 アダージョ
  第6楽章 主題と変奏 アンダンテ(第6曲)
  終楽章 フィナーレ モルト・アレグロ
 〜Ob-I:加納律子/Ob-II:水谷元/Cl-I:村井祐児/Cl-II:遠藤文江/
  Basset Hr-I:鈴木生子/Basset Hr-II:渡邊一穀/Fg-I:柳浦慎史/
  Fg-II:渡邉聖子/Hr-I:金星眞/Hr-II:森利幸/Hr-III:山田篤/
  Hr-IV:北川佳代子/Cb:今野淳

笑福亭小つるのき楽寄席〜観能の夕べ〜高校同期呑み(2010/08/07)

金沢市民芸術村にある移築古民家「里山の家」。春先に朗読&落語会のイベントで一度訪れたことがありましたが、それとは別に、ここの板の間に座布団を敷いて、こぢんまりと行われる定例の落語会があるんだそうです。題して「き楽寄席」。この秋「笑福亭枝鶴」を襲名する笑福亭小つるさんによる高座です。炎天下の中、落語好きのKトちゃんとともに出かけました。ぼくはこの「き楽寄席」も、小つるさんも初めてなのですが、会場ではツイッター上の知り合いに次々遭遇。お初にお目にかかるは割烹勝一の若主人@kappokatsu1さん。何度目かのご対面、大学後輩あおいちゃんに(@aoaoaoi)たまきちゃん(@tamaki_okia)。そんな中、ぼくらは新参者にもかかわらず堂々と最前列中央に陣取り、絶好の位置で高座を聞かせてもらいました。
IMG_0474

一本目は「平林」。通常は前座がやるような噺なんだそうですが、枝鶴襲名を前に初心に帰ってという気持ちでと。二本目は夏らしく怪談から「ろくろっ首」。いずれも名人芸を堪能し、おおいに笑いました。

なお、この日、金沢で「小つる」を名乗るのは最後ということで、各種「小つる」グッズを大放出。抽選会でおおいに盛り上がりました。ぼくは千社札を獲得♪

特別に急遽撮影会も♪
IMG_0476


抽選会のようす。景品の手ぬぐいを紹介する小つるさん。
IMG_0482IMG_0485


その後、高校同期でいまは新潟に住むT君と合流。夕方から石川県立能楽堂で行われる「観能の夕べ」を観るのです。彼はこの能を観るために金沢へやってくるのが近年の夏の恒例。再会を祝しつつ(といってもつい2ヶ月前別件で金沢に来て呑んだのだけどw)、ぶらぶらと本多の森を通って能楽堂へ。なお、Kトちゃんはぼくらと高校は違うのですが、ぼくの高校の友人たちとはすでに友達なので、すっかり同期扱いです(笑)。

本多の森。
IMG_0486

この日の演目は、狂言が「魚説法(うおぜっぽう)」。…あ、しまった2年前と同じ演目だった。しかしまあ、わかりやすい話ですので気楽に楽しめました。

能は「弓八幡(ゆみやわた)」。帝の宣旨により臣下が石清水八幡宮に参詣に来たところ、錦袋に入った弓を帝に捧げようとする老翁と遭遇。その老翁は八幡様のことについてあれこれ語ると、実は自分は高良の神だと告げて消え失せます。やがて、再び高良の神が颯爽とした姿で登場。舞を舞って当御世を祝い、八幡宮の神徳を讃えるのでした…うーむ、これはかなり難解(汗)。しかも抽象的な会話劇が中心で、さほど物語的に動きがあるわけでもないので、正直少々退屈でした。…が! 最終盤の高良の神の舞! これが実に高貴かつ壮麗で、まったく目を瞠りました。これは素晴らしい。圧倒されました。すべてはこのための前振りと思ってもいいくらい。

その後は高校同期のN君、O君も合流し、呑み会に突入。まずはT君お気に入りの木倉町「味処 浜の」。刺身盛りやたこ料理など食し、手取川吉田蔵など飲みつつ。
IMG_0488
IMG_0489IMG_0490


さらに次はO君待望の「京祇園ねぎ焼 粉」。

名物!だし巻き玉子
IMG_0491

元祖!ねぎ焼!&ズッキーニ焼!
IMG_0492IMG_0493

とん平焼!&ねぎ焼ちくわ!
IMG_0494IMG_0495


最後はもちろんbar quinase。いつものようにラフロイグ10年をいただいた後、マスターから、この夏おすすめ「冷やしモルト」(「冷やしモルト」はじめましたw)。シェリー樽で熟成したラガヴーリン16年を、氷でステアして冷やしたものをいただきます。キリッと美味い!
IMG_0496

なお、最後に珉来へ行くつもりだったんですが、結構お腹いっぱいになったので今回は自重しました(笑)。

【LFJ金沢2010】ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010 〜ショパン,ジェネラシオン1810〜 第1日目(2010/05/03)

P5032434
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010
〜ショパン,ジェネラシオン1810〜
LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2010 - CHOPIN et la generation 1810
第1日目(2010/5/3) the 1st day (3 May 2010)

今年もいよいよラ・フォル・ジュルネ金沢の本公演が始まりました!
今年の個人的なコンセプトは「倹約」なので(苦笑)、毎日通うにしろ、有料公演は抑え目にして、無料イベントを有効に楽しんでみようと思っています。


《公演番号 142  交流ホール 11:30〜》
■ショパン(ミルシュタイン編曲):ノクターン 第20番 嬰ハ短調 (遺作)
 〜水上由美(Vn)/平野加奈(Pf)
■ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
 〜鶴見彩(Pf)
■リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番(4手版)
 〜鶴見彩/吉村絵里(Pf)
ということで、有料公演購入者なら無料で入場できる交流ホールの公演からスタート。ただ最後列立見席だったのであまり集中して聴けず。


引き続き、無料のエリアイベントをハシゴ。

《無料エリアイベント》
12:00 @JR金沢駅コンコース
 尚美ウィンドオーケストラ

13:00 @サロン・ド・ノアン(石川県立音楽堂1階やすらぎ広場)
 池辺晋一郎(司会)/金沢二水高校合唱部
 メンデルスゾーン「青い鳥」「歌の翼に」
 池辺晋一郎「未来少年コナン」
IMG_0170

14:00 @ANAクラウンプラザホテル金沢 1階ザ・ステージアクア
 ソレイヌ・パイダシ(Vn)/クララ=ユミ・カン(Vn)
IMG_0179

15:00 @サロン・ド・ノアン(石川県立音楽堂1階やすらぎ広場)
 響敏也(司会)/西沢和江(Vn)/鶴見彩(Pf)
 ショパン(サラサーテ編曲):ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
 ショパン(ミルシュタイン編曲):ノクターン 第20番 嬰ハ短調 (遺作)
 メンデルスゾーン:無言歌集 第5巻「春の歌」 作品62-6
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調より第1楽章
IMG_0180

16:00 @サロン・ド・ノアン(石川県立音楽堂1階やすらぎ広場)
 地元の小中学生ピアニストたち(Pf)
尚美ウィンドオーケストラはすごく上手でしたね!コンコースも盛り上がっていました。我が母校は池辺さん司会にて合唱を披露。


P5032447



《公演番号 114》金聖響×OEK
2010年5月3日(月・祝)17:15開演 石川県立音楽堂コンサートホール
Monday, 3 May 2010 at 17:15 Ishikawa Ongakudo Concert Hall

指揮:金聖響 Conductor: Seikyo Kim
オーケストラ・アンサンブル金沢 Orchestra Ensemble Kanazawa

■シューマン R.Schumann
 歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲 ハ短調 作品81
 Genoveva Op.81: overture in C minor

■シューマン R.Schumann
 交響曲 第3番 変ホ長調 作品97「ライン」1
 Symphony No.3 in E-flat major "Rhenane", Op.97
3階席中央前から2列目。
最初の有料公演は金聖響さんのシューマン! OEKのアーティスティック・パートナーに就任した聖響さんがLFJ金沢初登場です。シューマンの「ライン」といえばN響アワーのオープニングですが、いろんな要素があっておもしろい曲。演奏の方は聖響さんが得意な古楽アプローチは採用していなかったもよう。そのためシャープというのではなく、より雄大で牧歌的な雰囲気が出ていました。満足!


《無料エリアイベント》
18:00 金沢大学管弦楽団
 @JR金沢駅コンコース
IMG_0184
こちらの母校も池辺さんの司会ww


《公演番号 125》能舞とショパン
2010年5月3日(月・祝)20:00開演 石川県立音楽堂邦楽ホール
Monday, 3 May 2010 at 20:00 Ishikawa Ongakudo Hougaku Hall

■シューマン/倉知竜也編曲 R.Schumann/arr.T.Kurachi
 流浪の民 Zigeunerleben

■倉知竜也編曲 Arr.T.Kurachi
 ショパン・メドレー F.Chopin Medley

 〜石川県筝曲連盟 Ishikawa Sokyoku Renmei
  篠笛:藤舎眞衣 Shinobue: Mai Tosha


■メンデルスゾーン F.Mendelssohn
 歌の翼に Auf Flugeln des Gesanges, Op.34-No.2

■シューマン R.Schumann
 献呈(「ミルテの花」より) Widmung, Op.25-1

 〜ソプラノ:木村綾子 Soprano: Ayako Kimura
  ピアノ:加藤純子 Piano: Junko Kato


■ショパン F.Chopin
 幻想曲 ヘ短調 作品49(能「葛城」)
 Fantaisie in F minor, Op.49 (Noh dance "Kazuraki")

 〜能舞:藪俊彦 Noh Dance: Toshihiko Yabu
  ピアノ:田島睦子 Piano: Mutsuko Tajima

(アンコール Encore)
■ショパン F.Chopin
 ノクターン 第20番 嬰ハ短調 (遺作)
 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
 Nocturne No.20 in C-sharp minor, Op.Posth. "Lento con gran espressione"

 〜ピアノ:田島睦子 Piano: Mutsuko Tajima
2階席右側前から2列目。
邦楽とクラシック音楽のコラボ企画。金沢ならではのプログラムです。毎年これは押さえておかねば! 筝と篠笛によるシューマンとショパン。綺麗にまとまってました。

歌は…正直記憶にないです(すいません)。なお、予定されていたバリトン安藤常光さんは体調不良により休演。

で、最大のお目当ては能舞「葛城」とショパン。葛城山へ向かった山伏が吹雪に遭い、最寄りのあばら家に一夜の宿を頼りました。するとその家の女は、罪深きわが身に祈祷を行うよう山伏に願い姿を消します。山伏が祈祷を行うと、先ほどの女の正体=「葛城明神」が現れ、狂おしく舞い踊り始めます。やがて葛城明神は天に上っていくのでした――。この「葛城」にあわせるピアノ曲は、ショパンの幻想曲ヘ短調。田島さんのピアノが凄まじくよかった。そして藪俊彦師の鬼気迫る舞。ピアノと能舞のコラボレーションは毎年おこなわれていますが、幻想性が年々増し、ひじょうに見応えのあるものになっているように思います。

アンコールは田島さんのノクターン「遺作」。センチメンタルな度合いやテンポがちょうどいい感じで、完全にツボに入りました。実に心に染み入る演奏でした。

【OEK定期250PH】能とオーケストラのコラボレーション

今回のOEK定期公演は、能とオーケストラのコラボレーション。金沢は「空から謡が降ってくる」といわれるほど能楽の盛んな土地柄です。僕も「観能の夕べ」など、漫然とではありますが年に1、2度は鑑賞します。そんな金沢ならではのプログラムといえましょう。ステージも能舞台を模したものがこしらえられています。指揮は井上マエストロ。思えば井上さんのOEK音楽監督就任記念公演は、雅楽・声明とのコラボレーションでした。あいかわらず邦楽との共演も意欲的で、期待が膨らみます。

最初は能のみの上演で、舞囃子「高砂」。結婚式などで謡われる「たかさごや〜」というアレです。僕の乏しい能楽経験はいずれも石川県立能楽堂なのですが、それに比べるとこの音楽堂での残響のすごいこと!! 大鼓のコーン!という高音などは特に響きます。舞囃子というのはおいしい場面のみのいわばダイジェスト版。ワキも登場しないし、シテも能面や装束をつけません。クラシックコンサートのプログラムにたとえればなるほど序曲にあたるともいえましょう。

続いていったん能舞台が撤去され(その間短い休憩)、OEKによるステージが始まりました。まずは「十字軍の音楽」という作曲家不詳の音楽。世阿弥の能よりさらに古い音楽を!という井上マエストロのリクエストにより、OEKのライブラリアンが見つけ出した曲だとのこと。イスラムの香りのする3拍子の軽快な舞曲です。4つの小曲を、ユニクロっぽいハイネックロングTシャツ的なカラフルな衣装を着たOEKメンバーが、数人ずつピンスポットを浴びながら演奏します。最後の曲になると、井上マエストロが先導して他のメンバーも腕を組んで踊ります。水谷さんと松井さんの真面目コンビとか、大澤さんとボカニーさんの超ビッグコンビとか。

続いてはOEKメンバーの柳浦さんによるファゴット独奏で、ヴィヴァルディのファゴット協奏曲「夜」。バロックの音楽ですが、今日のラインナップでは新しい時代の作品ということになります。ファゴットの音色がやさしくとてもいい曲でした。照明や効果音を駆使した演出も。

再度の休憩を挟んで(ふたたび能舞台が設置され)、最後のブロックは狂言「見物左衛門」から。この演目は素人さんの狂言発表会か何かで見たような記憶もあります。爆笑するような演目ではありませんが、ひとり芝居で楽しげな祭りの情景を想像させ、ニヤリとさせられます。最後は「音楽堂へ能とオーケストラのコラボレーションを見物に参ろう」といったアレンジで和やかに落としました。

そしていよいよ本日のメイン演目、能とオーケストラのための「井筒」です。オーケストラは能舞台の奥上部に客席を背にして配置され、井上マエストロは客席に向かう形。今回のコラボレーション楽曲は、能「井筒」を囃子も地謡も通常通り上演し、その上にオーケストラの音色を伴奏的に重ねていくという試みでした。「井筒」の筋書きは、在原業平の妻が、業平亡き後、業平に扮して月夜に舞い、井戸に映る我が身を見て業平を偲ぶというもので、もともとはそれ自体とりたててストーリー性はありません。しかし、今回オーケストラによる伴奏効果で、切ない幽玄世界がよりドラマティックに表現されていたように思います。

そういえば、ラ・フォル・ジュルネ金沢2008のプレイベント「能舞とベートーヴェン」で、藪俊彦師がピアノ・ソナタ「月光」に合わせて舞っていた能が「井筒」でした。この演目は意外にクラシックと融和的なのかもしれません。

アンコールはOEKではなく金沢能楽会の囃子方による素囃子「獅子」。激しい曲調で聴き応え満点。能楽師さんたちによるカーテンコールは滅多に見られないので新鮮でした。

趣向を凝らしたプログラムの連続。大いに満喫しました。

オーケストラ・アンサンブル金沢
第250回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
「能とオーケストラのコラボレーション」

日時:2008年10月31日(金)19:00開演
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:井上道義 Michiyoshi Inoue
能楽:金沢能楽会 Kanazawa Nougakukai
コンサート・マスター:松井直 Naoki Matsui

《能の舞台》

■舞囃子「高砂」

 シテ:佐野由於
 笛 :吉野晴夫
 小鼓:住駒俊介
 大鼓:飯嶋六之佐
 太鼓:麦谷暁夫
 地謡:高橋右近 島村明宏 高橋憲正


---休憩---


《OEKのステージ》

■作曲家不詳
 「十字軍の音楽」から
 ・王の舞曲
   〜水谷元(Ob)/渡邉昭夫(打楽器)
 ・王のエスタンピI
   〜松井直(Vn)/黒瀬恵(手回しオルガン)
 ・王のエスタンピII
   〜大澤明(Vc)/フェレンツ・ボカニー(Cb)/渡邉昭夫(打楽器)
 ・王のエスタンピIII
   〜藤井幹人(Tp)/谷津謙一(Tp)/石黒靖典(Va)/??(打楽器)

■ヴィヴァルディ A. Vivaldi
 ファゴット協奏曲 変ロ長調 「夜」 RV.501 P.401 F.VII-I
 Concerto in B-flat major for basson "La Notte" RV.501 P.401 F.VII-I

  〜独奏:柳浦慎史 basson: Shinji Yagiura


---休憩---


《能とオーケストラのステージ》

■狂言「見物左衛門」

 シテ:野村祐丞

■高橋裕 Y. Takahashi
 能とオーケストラのための「井筒」(委嘱作品・世界初演)
 "Izutsu" for Noh and Orchestra (Commissioned by O.E.K. in 2008, World Premiere)
 シテ:広島克栄
 ワキ:苗加登久治
 後見:佐野由於 島村明宏
 笛 :吉野晴夫
 小鼓:住駒俊介
 大鼓:飯嶋六之佐
 地謡:渡邊容之助 高橋右近 松本博 高橋憲正

(アンコール)
■素囃子「獅子」

 笛 :吉野晴夫
 小鼓:住駒俊介
 大鼓:飯嶋六之佐
 太鼓:麦谷暁夫

【観能の夕べ】狂言「魚説法」能「三輪」

昨年に引き続き、この夏も高校の同窓生2人とともに「観能の夕べ」に行きました。気軽に能を楽しみ、その後は友と飲んで暑気払い。夏の恒例行事になりつつあります。

狂言「魚説法(うおぜっぽう)」。仏門に入ったばかりの新発意(しんぼち=新弟子)はお布施欲しさに法談の依頼を引き受けましたが、まだお経を知りません。そこで浜育ちの新発意は、魚の名前を織り込んで法談らしく仕立てて語ります。・・・こっちのほうがよっぽど難しいでしょう(笑)。魚の名前だということを分からせつつ、談義らしく語らなければならないので、演じるのは相当の技術を要するのではないでしょうか。これを演じたのは少年でしたが、立派だったと思います。

能は「三輪」。大和国三輪山の庵に住む玄賓僧都(げんぴんそうず)のもとに、樒(しきみ)と閼伽(あか)の水を持って毎日訪れる女がいます。ある夜、その女が罪をお助けくださいと玄賓に頼みに来ました。玄賓は女に衣を与え、住まいはどこかとを尋ねると、女は「わが庵は三輪の山もと恋しくば訪らひ来ませ杉立てる門」と言い残して去りました。(中入)里の男がやってきて、三輪明神にある杉の枝に玄賓の衣がかかっていると知らせてきました。そこで玄賓は三輪明神を訪ね、杉の木に女に与えた衣を見つけました。その衣には「三つの輪は清く浄きぞ唐衣 くると思ふな取ると思はじ」と記してあります。やがてその杉の木陰から、女体のご神体が男装で現れました。そして玄賓に罪を助けてほしいと乞い、三輪の妻問いの神話を語り、天照大神の岩戸隠れを真似た神楽を舞います。すると玄賓は伊勢と三輪の神が一体分身であると思い至り、夢のような夜が明けていきます。

・・・とあらすじを書いてみましたが、実はあまりよくわかっていません。特に終盤。神様についての基礎知識がないときちんと理解できませんなあ。。。

もっとも、神楽を舞うさまはとても幻想的な美しさでした。また、お囃子方がとてもすばらしく音楽的にも充実していました。なので舞台自体はたいそう堪能できました。


平成20年夏「観能の夕べ」

日時:2008年8月9日(土)19:00〜
会場:石川県立能楽堂
狂言「魚説法」木谷亮介/小正信
能「三輪」盒怯ηぁ針姪膰之

シューベルトと能の出会い

先日の狂言とセット購入。
クラシックとお能のコラボです。
これはすごいプログラムですね。金沢ならではかも。

まずはOEKメンバー(松井さん、竹中さん、石黒さん、大澤さん)によるシューベルト弦楽四重奏「死と乙女」。これはいい曲でした。
目付柱のすぐ前に座っていたので、能楽鑑賞的にはナナメ方向ですが、室内楽的にはちょうど正面でベストポジション。迫力もあって感動的でした。
ドレス&タキシードに足袋というのがすごい(笑)。

休憩を挟んで能「巴」。
最近会得したとおり、台詞や地謡を追うのではなく(挫折して眠たくなるから)、あくまで音楽&映像として楽しみました。

ミュージアムウィーク特別公演
「シューベルトと能の出会い」

日時:2007年10月8日(月・祝)15:00〜
会場:石川県立能楽堂

第1部:シューベルト/弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
 オーケストラ・アンサンブル金沢メンバーズ
 (Vn1 松井直 Vn2 竹中のりこ Va 石黒靖典 Vc 大澤明)

第2部:能「巴」
 シテ:佐野由於 ワキ:北島公之
 ワキツレ:芳賀俊嗣 アイ:野村祐丞
 笛:吉野晴夫 小鼓:住駒幸英 大鼓:飯嶋六之佐
 後見:三川泉 藪俊彦 渡邊茂人 佐野玄宜
 地謡:田屋邦夫 島村明宏 松本博 玉川博
    佐々木英一 高橋右任 寺田成秀 佐野弘宜

観能の夕べ

平成19年夏「観能の夕べ」
日時:2007年8月4日(土)19:00〜
会場:石川県立能楽堂
狂言「伯母ヶ酒(おばがさけ)」炭哲男
能「岩船(いわふね)」高橋右任
遠方より友来たりて。

能なんぞを見にいきました。
そういえば昨年も同じことしたなあ〜。
毎年恒例の観能の夕べは1000円なのでお手軽なのです。

狂言は気楽です。何も考えなくても楽しめますし。炭哲男さんと野村祐丞さんの両ベテランにすっかり笑わされました。

ただ、能のほうはそういうわけにはいきません。やはり言葉が聞き取れないので(台詞も地謡も)、相変わらず流れがよくわからないからだと思います。
そこで、最近は言葉を聞き取ろうとする努力を捨てました(苦笑)。あらすじはあらかじめ確認しておきますが、上演中は、衣装と舞と音楽を目と耳で楽しむことに徹しようと。理ではなく情というか。まあ、オペラを鑑賞するときの感覚ですね。
そうしたら、今回の「岩船」というのはかなり楽しめました。単純なお祝いの曲ですし、衣装が特にゴージャスで目でも楽しめました。

その後は木倉町の居酒屋で一献。
「にごり梅酒 梅太夫」は濃厚な味わい。
炭酸で割りたいと言ったら店の人に失笑されました。
そういうものか…。
Archives
Categories
記事検索
Recent Comments
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
Profile

quackey

♪体は40(以上)〜
♪でもハートは中2さ〜
quackeyは、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と中日ドラゴンズとナインティナインさんを応援しています!
いちおう金沢検定中級保持者です。

「ワチャゴナ!」
ブログ名「ワチャゴナ!」の由来は、ナイナイさんも大好きな知念里奈さんの「DO-DO FOR ME」です!
♪ワチャゴナドゥーフォーミー!

Passage〜Best Collection〜
Passage〜Best Collection〜
知念里奈
twitter




あわせて読みたい
  • ライブドアブログ