プロローグ 20040215

今日も企画のHちゃんは最終電車の時間を目指して会社で仕事に励んでいた。私は帰宅の準備しながら、帰宅時間に終了時刻がかぶるオークションのチェックを会社のパソコンで行っていた。「マシンはXR100がいいなぁ」前々からロードではないにしろ純レーサーであるXRは一番のベース車両と思っていた。そこにうってつけの一台がオークションに出品されており、まもなく終了の時間を待っていた。「これいいよね」Hちゃんに言い放ったのも束の間、落札可能価格をビットした自分がいた。