仕事無いし、補講も無いし、レディースディだし、映画でも見に行くかぁ……。と思い立ち、『姑獲鳥の夏』でも見ようと思って、映画館を調べたら自転車で50分くらいのワーナーマイカルで上映しているのを発見。時間も16時開始があるな。よしよし。と思って、いざ出発。


しかし、どうやらさたんさんは、上映時刻表を見間違えていたらしく、12時スタートの次は21時スタートのレイトショーしかなかった。
クソ暑い中、自転車をかっとばして来たと言うのに、このまま帰るのはイヤだ…と思い、何か良い物はないかと探す。

10分後に『鋼の錬金術師』がある

……最初の2〜3巻までしか読んでない。ゾロゾロ増えたキャラが出てこられても、ついていかれん!次!

あ、『ミュウと波動の勇者』もある

……いや、確かにもう一度くらいは映画館でピカチュウに萌えようと思ってはいたが、前回からのサイクルが短すぎるな…次!

『宇宙戦争』

……もう『宇宙戦争』はNOIZとRAPの『宇宙☆戦争』までいいよ!次だ次!

『スターウォーズ』

……実は、一作品もマトモに見てへん!!次!!


『アイランド』


これだ!『宇宙戦争』見に行った時に、映画予告やってて面白そうだと思ってたんだ。これにしよう!これに決定!


というわけで、以下ネタバレ含みます。


『アイランド』(goo 映画)
『アイランド』(公式サイト)


大気汚染から守られた清潔な都市空間。そこで暮らす人々が抱く共通の夢は、地上に残された最後の楽園「アイランド」へ行くこと。日々行われる抽選にみな一喜一憂している。しかし、リンカーンが知ってしまった真実は、そんな夢どころか、自らの根底さえも覆すものだった。自分たちは臓器を提供するためだけに生かされている。“クローン”であり、「アイランド行き」の名の下に葬り去られる運命にあるのだ。リンカーンは、アイランド行きが決まったジョーダンとともに、命がけの逃亡を決意する。



監督 : マイケル・ベイ
出演 : スカーレット・ヨハンソン
ユアン・マクレガー
ジャイモン・フンスー
スティーブ・ブシェミ
マイケル・クラーク・ダンカン



一言で言うと拍子抜け、これが率直な感想。
ていうか、この映画の予告編とCM作ったん誰やねん!?おもっくそ文句言いたいぞ!ゴルァ!

予告編だけでオチも展開も分かってもたやんか!!!

予告編のラストで、クローン達が施設から逃げ出す描写があったから、てっきりアタクシは、その後も二転三転あるのかと思いきやそれがラストシーンですか!?
あかんやん!まったくあかんやん!!!


テーマというか『自分が実は、他人の命の保険の為に作られたクローンだった』という設定は、漫画オタクのさたんとしては、特に衝撃的でもなく、『輝夜姫』や『多重人格探偵サイコ』を彷彿とさせる。しかも、これもまた予告編で主人公がクローンである事がバラされている為に、施設のスタッフから秘密を聞き出した時にも驚きはない……あ、アタシ最初から知ってたし。みたいな。


まぁ、アクションシーンが好きな人には、楽しめる映画かな?
どっきゅんばっきゅん、すがーんどかーん。ドドドドド、バリバリバリバリ級の無茶苦茶さ。主人公以外の命の重さなんて、少しも考えられてないのが素敵です。
その上、主人公達は高層ビルの上の方から落下してもカスリ傷程度で済むというミラクルロケット☆G5!!!普通は、落下中にショック死しています。

そして、主人公にしろ主人公のオリジナルにしろ、『自分とまったく同じもの』がそこにあり、自分が生き残るためには相手を犠牲にしなければならない事への葛藤がなかったのが残念。
監督か脚本家は、『人間は生き残るためならなんでもする』のセリフの中にそれを込めたのかもしれませんがね。

さたん偏見のハリウッド映画の特徴


・有り得ないアクションシーン(普通の人間は既に死んでます系)
・主人公は、運だけで生き抜いてます(サバイバル術における知恵や技術で生き抜いてるわけではない系)
・主人公以外の扱いのぞんざいさ(脇役は紙一重で殺される系)
・で!?その後の処理はどーするんだ!?後の処理は!?(実は結構、物事は解決してません系)




これを全て満たした映画でした。


大味というか何というか……あまり物事を深く考えたくないときに見るのに適した映画ではないでしょうか?……テーマの割にはね(笑)

あ、あと外してはいけないのがキャストですね。

ヒロインのスカーレット・ヨハンソンが、綺麗ででもカッコイイという、さたん的に美味しすぎる役を好演していました。
ヒーローのユアン・マクレガーもダブルキャストを上手に演じ分けていたように思います。