タイトル一覧
イントゥ・ザ・ワイルド・ワイルド・ウエスト (0)
「さらば電王」の次は「電王よ永遠に」 (0)
超ウルトラ大戦α (0)
落下の王国の王と王女と国民が紡ぐ物語 (0)
モモタロスの居場所 (0)
サンダラ・サンダガ・サンダジャ (0)
神に選ばれし無敵のジョーカー (0)
スカイ・クロラと親殺し (2)
モーナモナモナ 怒られた (0)
モーナモナモナ 不倫の子 (0)
有名になれる15分間 (0)
樋口真嗣はまだ本気出してないだけ (0)
愛はミストの彼方に (2)
明日のルパンは君だ (0)
大量破壊怪獣クローバー登場 (0)
のび太とグリーンジャイアント (0)
人のセックスを笑うつもりはありません (0)
ハル・ベリーは大変なものを盗んでいきました。 (0)
テラビシアでやるエロゲー (0)
地球最後の引きこもり (0)
僕にもアイ・アム・レジェンドの脚本は書ける! (2)
我々はアンパンマンを侮っていた (0)
燃えろアンパンマン (2)
みんなひとりで映画をみてる (1)
貧乏と立喰 (0)
二匹で充分ですよ (2)
かもめ食堂と「デス・プルーフ」の70年代ソウルバー (0)
僕たちの好きなセカイ系 (0)
カート・ラッセルに萌えろ! (0)
タイラー・ダーデンはそこにいる その2 (0)
タイラー・ダーデンはそこにいる その1 (0)
トランスフォーマーのすべらない話 (0)
映画館デビュー失敗 (2)
レミーの美食倶楽部 (0)
More than meets the eye! (0)
アポカリプト・ナウ (0)
いやー映画って本っ当に面白いですね〜〜と気軽に言えないそんな世の中にポイズン (0)
隣のトラフォさん (0)
これは映画じゃないじゃないじゃない〜 (0)
ウルトラ・スーパー・デラックス大日本人 (0)
ブラックブックの感想をちゃんと書く (0)
これは神の書だ (0)
蟲師とフィッシュ・ウォッチング (0)
ブラックブックにアップルカバー (0)
だって美夜子さんだぜ!? その2 (0)
となり町が戦争です! (0)
フリージアとサバイブ (0)
邦画優里亜 (0)
逆襲のアルフォンソ (0)
「トゥモロー・ワールド」って題名だけ聞くとディズニーランドみたいだね (0)
2008年10月22日
イントゥ・ザ・ワイルド・ワイルド・ウエスト
都内では今週で公開も終わりらしいのだが、やはり書いておこうと思う。「イントゥ・ザ・ワイルド」がかなり面白かった。
裕福な家庭に育ち、大学を優秀な成績で卒業した青年が、両親への反発を契機としてアメリカ放浪の旅に出てしまうという内容の映画なのだが、学生の頃にバックパッカーの真似事なんかしたりした人間からすると、はっきりいってこういう映画はたまらないよね。
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裕福な家庭に育ち、大学を優秀な成績で卒業した青年が、両親への反発を契機としてアメリカ放浪の旅に出てしまうという内容の映画なのだが、学生の頃にバックパッカーの真似事なんかしたりした人間からすると、はっきりいってこういう映画はたまらないよね。
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2008年10月05日
「さらば電王」の次は「電王よ永遠に」
「劇場版さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」を観てきたのだが、……うーん、正直期待しすぎてしまったかねぇ。
いや、決してつまらないわけじゃないんだよ。でも、テレビ本編のあの完成度と比較すると、完結編を謳った今回の劇場版はもの凄いものを観せてくれるのでは?と期待してしまったのだな。期待しすぎたのがいけなかったのかもしれないなぁ。
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いや、決してつまらないわけじゃないんだよ。でも、テレビ本編のあの完成度と比較すると、完結編を謳った今回の劇場版はもの凄いものを観せてくれるのでは?と期待してしまったのだな。期待しすぎたのがいけなかったのかもしれないなぁ。
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2008年09月23日
2008年09月18日
落下の王国の王と王女と国民が紡ぐ物語
2008年08月23日
モモタロスの居場所
「劇場版キバ&ゴウオンジャー」を観にいったのだが、例年通り面白いというよりもお祭り的に楽しい内容で、「劇場版555 パラダイスロスト」の時のような奇跡はもう起こらんのかな〜と思っていたのだが、なんと秋に「電王」の映画第三弾をやるらしい。うひょー!大人も子供も視聴者もスタッフも、皆、「電王」が好きなのだな。
仮面ライダー電王×韮沢靖イマジンワークス ~SAY YOUR WISH・・・・~
韮沢靖


ちょっと思い出したのは、「イマジンワークス」という電王のデザイン画集の巻末に納められていた対談だ。イマジンのデザイナーである韮沢靖とプロデューサーである白倉伸一郎が対談しているのだが、その中で白倉はこんなことを言っているのだな。
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仮面ライダー電王×韮沢靖イマジンワークス ~SAY YOUR WISH・・・・~
韮沢靖

ちょっと思い出したのは、「イマジンワークス」という電王のデザイン画集の巻末に納められていた対談だ。イマジンのデザイナーである韮沢靖とプロデューサーである白倉伸一郎が対談しているのだが、その中で白倉はこんなことを言っているのだな。
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2008年08月17日
サンダラ・サンダガ・サンダジャ
AT-TEが崖を垂直によじ登り、そのコックピットの天辺に乗った若きジェダイがライトセーバーを振り回し、崖の上から放たれるビームの銃撃から機体を守るという、これぞイマジネーションの極北ともいうべき予告編を観て以来、大いに期待していた「クローン・ウォーズ」を観にいったのだが、上映中に良いところで音声が途切れた。
おお、これが噂の上映トラブルかと戸惑っていると、数秒後に映像も途切れる。ざわざわする観客席。事情を聞きに外へ出ていった家族連れのオバちゃんの話によると、どうも停電らしい。
私の住む埼玉県南部はさすが内陸部というかダサイタマというか、夏場に急な集中豪雨と落雷で数分間停電することが年に数回あるのだな。最近はゲリラ豪雨とか雷雨とか言うらしいが、埼玉に移り住んだ8年前から夏場にはお馴染みの現象だ。今年も既に数回あったのだが、流石に映画上映中は初めてだ。
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おお、これが噂の上映トラブルかと戸惑っていると、数秒後に映像も途切れる。ざわざわする観客席。事情を聞きに外へ出ていった家族連れのオバちゃんの話によると、どうも停電らしい。
私の住む埼玉県南部はさすが内陸部というかダサイタマというか、夏場に急な集中豪雨と落雷で数分間停電することが年に数回あるのだな。最近はゲリラ豪雨とか雷雨とか言うらしいが、埼玉に移り住んだ8年前から夏場にはお馴染みの現象だ。今年も既に数回あったのだが、流石に映画上映中は初めてだ。
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2008年08月14日
神に選ばれし無敵のジョーカー
無事に嫁と子供が実家に帰ったので、傑作との噂でもちきりな「ダークナイト」を観てきたのだが、確かに面白かった。
ティム・バートンが離れてからというもの映画のバットマンというものはイマ二つの出来で、映像作品としてはティム・ロスが担当したアニメ版の方が何倍も面白いというのが私の中での認識であったのだが、いやー、実写映画でもやればできるもんだよね。
クライマックスのフェリーへもっていくくだりがなんだか強引だなぁと思ったものの、良く考えれば全編に渡って強引というか寓話的で、バットマンというある意味手垢のついた題材を扱っているにも関わらず、物語中のあらゆる要素が現実におけるなんらかのメタファーで、つまりは現代の寓話的というか哲学的で、それなのに活劇としてのおもしろさも両立していて、そりゃ誰も彼もが絶賛するのも理解できる。でも、ある意味今の自国の「正義」を断罪するようなこの映画が4週連続で首位なんて、アメリカという国は民度が高いよな。
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ティム・バートンが離れてからというもの映画のバットマンというものはイマ二つの出来で、映像作品としてはティム・ロスが担当したアニメ版の方が何倍も面白いというのが私の中での認識であったのだが、いやー、実写映画でもやればできるもんだよね。
![]() | バットマン ザ・フューチャー 甦ったジョーカー ウィル・フリードル, ケビン・コンロイ by G-Tools |
![]() | バットマン マスク・オブ・ファンタズム ケヴィン・コンロイ マーク・ハミル ダナ・デラニー by G-Tools |
クライマックスのフェリーへもっていくくだりがなんだか強引だなぁと思ったものの、良く考えれば全編に渡って強引というか寓話的で、バットマンというある意味手垢のついた題材を扱っているにも関わらず、物語中のあらゆる要素が現実におけるなんらかのメタファーで、つまりは現代の寓話的というか哲学的で、それなのに活劇としてのおもしろさも両立していて、そりゃ誰も彼もが絶賛するのも理解できる。でも、ある意味今の自国の「正義」を断罪するようなこの映画が4週連続で首位なんて、アメリカという国は民度が高いよな。
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2008年08月02日
スカイ・クロラと親殺し
今夏は面白そうな映画ばかりで一映画好きとしてドキドキものだ。「スピードレーサー」も「ポニョ」も「ハプニング」も面白かった。「ドラゴンキングダム」も「ギララの逆襲」も楽しかった。「ダークナイト」や「クローン・ウォーズ」も楽しみだ。
で、今日はあんまり期待してなかった「スカイ・クロラ」を観てきたのだが、本気になった押井守はこんなに凄いのかと驚いてしまったよ。私は「立喰師列伝」も「真・女立喰師列伝」も大好きなのだけれど、あれらは左手でやったような仕事で、何年かぶりに本気で作った作品が、本作になるってことなんだと思う。
一番に感じたのは、押井守の老成ぶりだ。
本作のテーマが「終わりなき日常を生きる」であることは明白だと思うのだが、24年前に押井が監督した「ビューティフルドリーマー」でのそれは、幸せに満ち溢れたものだったんだよね。終わりなき日常、すなわち終わりなき文化祭前日、それはなんと幸福に満ちた日々か!……というものだった。うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
高橋留美子


しかし、本作でのそれは、終わりなき閉塞感、終わりなき中途半端な地獄、とでもいうものになっている。これは時代の変化もあるけど、押井自身が年取って老成してきたってことでもあるんじゃないかと思う。
以降はなんとなくネタバレありなのでご注意を。
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で、今日はあんまり期待してなかった「スカイ・クロラ」を観てきたのだが、本気になった押井守はこんなに凄いのかと驚いてしまったよ。私は「立喰師列伝」も「真・女立喰師列伝」も大好きなのだけれど、あれらは左手でやったような仕事で、何年かぶりに本気で作った作品が、本作になるってことなんだと思う。
一番に感じたのは、押井守の老成ぶりだ。
本作のテーマが「終わりなき日常を生きる」であることは明白だと思うのだが、24年前に押井が監督した「ビューティフルドリーマー」でのそれは、幸せに満ち溢れたものだったんだよね。終わりなき日常、すなわち終わりなき文化祭前日、それはなんと幸福に満ちた日々か!……というものだった。うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
高橋留美子

しかし、本作でのそれは、終わりなき閉塞感、終わりなき中途半端な地獄、とでもいうものになっている。これは時代の変化もあるけど、押井自身が年取って老成してきたってことでもあるんじゃないかと思う。
以降はなんとなくネタバレありなのでご注意を。
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2008年07月21日
モーナモナモナ 怒られた
レギュラー、全部おろされた〜♪
……というわけで「崖の上のポニョ」のことなのだが、いやー、ゴメンな。昨日書いた私の解釈は全て間違っていたよ!
今朝、電撃に打たれたように気づいたのだが、ポニョの正体は宮崎駿にとっての「アニメ」なんて小賢しい解釈は全くの誤解であったよ。
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……というわけで「崖の上のポニョ」のことなのだが、いやー、ゴメンな。昨日書いた私の解釈は全て間違っていたよ!
今朝、電撃に打たれたように気づいたのだが、ポニョの正体は宮崎駿にとっての「アニメ」なんて小賢しい解釈は全くの誤解であったよ。
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2008年07月20日
モーナモナモナ 不倫の子
……というわけで「崖の上のポニョ」観てきたのだが、いや面白かった。端睨すべからざる映画とはこういうもので、さすがに息子とは違うなと思ったよ。
「もののけ姫」でアカデミー賞を獲って以降の宮崎駿監督作はどれも、物語の整合性よりもパヤオの妄想を、パヤオのみせたい順序で、パヤオの望んだクォリティで観客に届けることが最重要視された作品なのだが、マガジンよりもジャンプの方が面白いのと同様に、やっぱり作家性の強い映画というものは最高だよね。
以下、ネタバレを含むのでそのつもりで。
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「もののけ姫」でアカデミー賞を獲って以降の宮崎駿監督作はどれも、物語の整合性よりもパヤオの妄想を、パヤオのみせたい順序で、パヤオの望んだクォリティで観客に届けることが最重要視された作品なのだが、マガジンよりもジャンプの方が面白いのと同様に、やっぱり作家性の強い映画というものは最高だよね。
以下、ネタバレを含むのでそのつもりで。
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2008年06月21日
有名になれる15分間
この前「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を観たのだが、フィリップ・シーモア・ホフマン演じるガストというCIA局員が出オチ級のインパクトあるキャラクターだった。
外見はメタボなおっさん、というか巨デブ。常にドーナツとかコーヒーとか、食べ物を手放さない。しかし、エージェントとしてはもの凄く優秀で、頭の回転が早く、世界情勢に関する知識が豊富なのは当たり前。切れ者過ぎて上司も手を焼き、人種を理由に閑職に回すが、持ち前の正義感でキレて窓ガラスを叩き割る。
その後、アフガン問題の専門家としてチャーリーに招聘された彼は、その能力と盗聴器が見つかっても動じないふてぶてしさを買われ、チャーリーの片腕かつ良心として大活躍する……というおいしいキャラクターであった。

で、先日秋葉原で通り魔事件があった際、容疑者をとりおさえた私服警官がいて、ものすごい巨デブ、というかメタボだったのだが、この人実は公安所属で、隣にいた制服警官よりも階級はずっと高くて、偶然現場に居合わせたので大活躍したらしいという噂を聞き、先のフィリップ・シーモア・ホフマン演じるガストを連想した次第だ。
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外見はメタボなおっさん、というか巨デブ。常にドーナツとかコーヒーとか、食べ物を手放さない。しかし、エージェントとしてはもの凄く優秀で、頭の回転が早く、世界情勢に関する知識が豊富なのは当たり前。切れ者過ぎて上司も手を焼き、人種を理由に閑職に回すが、持ち前の正義感でキレて窓ガラスを叩き割る。
その後、アフガン問題の専門家としてチャーリーに招聘された彼は、その能力と盗聴器が見つかっても動じないふてぶてしさを買われ、チャーリーの片腕かつ良心として大活躍する……というおいしいキャラクターであった。

で、先日秋葉原で通り魔事件があった際、容疑者をとりおさえた私服警官がいて、ものすごい巨デブ、というかメタボだったのだが、この人実は公安所属で、隣にいた制服警官よりも階級はずっと高くて、偶然現場に居合わせたので大活躍したらしいという噂を聞き、先のフィリップ・シーモア・ホフマン演じるガストを連想した次第だ。
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2008年05月25日
樋口真嗣はまだ本気出してないだけ
世間で悪評吹き荒れているリメイク版「隠し砦の三悪人」を観たのだが、そんなに悪い映画とも思えなかったけどねぇ、私は。
そりゃ、どちらが面白いかといえば明らかに元の黒澤版なのだが、これを現在リメイクするという観点からみたら、これはこれで受け入れられる、という話だ。
旧版が台詞だけで済ませていた六郎太の妹とか雪姫の民への思いなんかをきちんと映像で説明しているし、一方で冒頭部とか槍での決闘とか、かったるいシーンは無くしてテンポアップしているしで、決して出来の悪いリメイクではなかろう。時代性や新規性を無視して本当に交通整理的にそのまま同じことをやり直した織田裕二の「椿三十郎」や、テレビでやってた「生きる」や「天国と地獄」に比べれば余程マシなリメイクだろう。
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そりゃ、どちらが面白いかといえば明らかに元の黒澤版なのだが、これを現在リメイクするという観点からみたら、これはこれで受け入れられる、という話だ。
旧版が台詞だけで済ませていた六郎太の妹とか雪姫の民への思いなんかをきちんと映像で説明しているし、一方で冒頭部とか槍での決闘とか、かったるいシーンは無くしてテンポアップしているしで、決して出来の悪いリメイクではなかろう。時代性や新規性を無視して本当に交通整理的にそのまま同じことをやり直した織田裕二の「椿三十郎」や、テレビでやってた「生きる」や「天国と地獄」に比べれば余程マシなリメイクだろう。
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2008年05月11日
愛はミストの彼方に
闇の展覧会 霧 (ハヤカワ文庫NV)
カービー マッコーリー Kirby McCauley 広瀬 順弘

「少林少女」と「紀元前一万年」を観て、もう映画館で映画観るなんて無駄だなー、こういうのはDVDで充分だなー、やっぱり映画なんて大衆文化はボーッとした日曜の昼下がりに、油でギットギトのピザとペプシとプリングルスをお供に、大型液晶TVの前でボーッとしながら観た後、ブログやMixiにボーっとした悪口書いて、翌日胸焼けに苦しむものだなー、なんて思ったのだが、やはり私が間違っていた。
なんの話かというと、昨夜観た「ミスト」のことだ。私は高校の頃に原作を読んだのだが、何しろ生意気盛りだったもので、モンスターが大量出現したのでスーパーマーケットに立て篭もるなんて良くある話だよなーとか、本当に怖いのはモンスターじゃなく人間じゃ!みたいなメッセージは聞き飽きたYO!という感想を抱いたことを覚えている。あれをこんな風に映画化して、あんな新規ラストをつけるなんてなー。もうこの映画は歴史に残ること間違いないね。
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カービー マッコーリー Kirby McCauley 広瀬 順弘

なんの話かというと、昨夜観た「ミスト」のことだ。私は高校の頃に原作を読んだのだが、何しろ生意気盛りだったもので、モンスターが大量出現したのでスーパーマーケットに立て篭もるなんて良くある話だよなーとか、本当に怖いのはモンスターじゃなく人間じゃ!みたいなメッセージは聞き飽きたYO!という感想を抱いたことを覚えている。あれをこんな風に映画化して、あんな新規ラストをつけるなんてなー。もうこの映画は歴史に残ること間違いないね。
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2008年04月17日
明日のルパンは君だ
ここ数週間のわずらいごとであった馴らし保育を理由とした遅刻や早退や有休も本日をもって無事終了となった。馴らし保育は今週いっぱい続くらしいのだが、あとは嫁が対応してくれるとのことで、これでやっと仕事を進められる。その代わりというわけでもないのだが、少なくともあと5年は娘や息子を保育園や幼稚園に送っていくという責務があるのだが、この数週間の生活に比べればどうということもない。早く出勤して早く帰ろう。
そうそう、子供と留守番してる間はだいたい教育TVかDVDを視聴しまくっていたのだが、この前やっと観れた「ルパン三世 GREEN VS RED」は面白かった。レンタルDVD屋に何本も置いてあったのだが、いつ覗いても全て貸し出し中で、やっとレンタルできたのだ。今風にいえば、「ルパン三世」というのは50代のおっさんから10台の若人まで、広い世代に訴求する人気コンテンツなのだな。
ルパン三世 GREEN vs RED 【通常版】本編DVD+サントラCD
栗田貫一 小林清志 増山江威子


人気コンテンツであるからして、現在も年に一回はTVスペシャルが放送されているわけだが、毎年御覧になっている方ならお分かりの通り、これが「商品」としては良く出来ているが、「作品」としてはさして面白みのない、完全に守りに入った出来であるわけなのだが、それらと比較して「ルパン三世 GREEN VS RED」は凄かった。
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そうそう、子供と留守番してる間はだいたい教育TVかDVDを視聴しまくっていたのだが、この前やっと観れた「ルパン三世 GREEN VS RED」は面白かった。レンタルDVD屋に何本も置いてあったのだが、いつ覗いても全て貸し出し中で、やっとレンタルできたのだ。今風にいえば、「ルパン三世」というのは50代のおっさんから10台の若人まで、広い世代に訴求する人気コンテンツなのだな。
ルパン三世 GREEN vs RED 【通常版】本編DVD+サントラCD
栗田貫一 小林清志 増山江威子

人気コンテンツであるからして、現在も年に一回はTVスペシャルが放送されているわけだが、毎年御覧になっている方ならお分かりの通り、これが「商品」としては良く出来ているが、「作品」としてはさして面白みのない、完全に守りに入った出来であるわけなのだが、それらと比較して「ルパン三世 GREEN VS RED」は凄かった。
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2008年04月07日
大量破壊怪獣クローバー登場
昨夜は眠い目を擦りつつ「クローバーフィールド」を観てきたのだが、噂に違わぬ映画だった。
劇場を出たら「酔う」とか「気分が悪くなる」とか口にする人で一杯だったのだけれど、プロの仕事を見せ付けられる撮影手法はともかくとして、まず怪獣映画としての出来がスゴすぎる。いや、あれだね、やっとアメリカ人も、怪獣映画のなんたるかがわかってきたようだね。その昔「GODZILLA」という映画が公開されたとき、「あんなものは怪獣ではなくモンスターだ」とか「最後ミサイルで死ぬってどうよ?」みたいな意見が普段怪獣映画を観ることなんてないであろう渋谷のコギャルからも囁かれていたのだが、そういった不満が全て解消されていることが素晴らしいと思った。怪獣好きや特撮好きは三半規管を鍛え直してでも観るべき映画だ。ビルに登ったりヘリで浮上したりするシーンにおいて、「怪獣を俯瞰で見せたい!」という意図がありありと透けて見えたり、PG指定を避ける為か、残酷シーンは衝立の向こうで行われたりカメラが床に置かれたりするのには笑ってしまったのだけれど、母からの電話で現状を再確認させられる男をただ見つめるしかないシーンのただならなさには息を飲んだ。電話でこういうこと伝えなきゃいけない局面が将来の自分にきて欲しくなど無いよな。
実際の内容は「宇宙戦争」+「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の二語で説明できたりもするのだが、ここで重要なのは、「宇宙戦争」は良くできた怪獣映画であった、という事実だ。
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劇場を出たら「酔う」とか「気分が悪くなる」とか口にする人で一杯だったのだけれど、プロの仕事を見せ付けられる撮影手法はともかくとして、まず怪獣映画としての出来がスゴすぎる。いや、あれだね、やっとアメリカ人も、怪獣映画のなんたるかがわかってきたようだね。その昔「GODZILLA」という映画が公開されたとき、「あんなものは怪獣ではなくモンスターだ」とか「最後ミサイルで死ぬってどうよ?」みたいな意見が普段怪獣映画を観ることなんてないであろう渋谷のコギャルからも囁かれていたのだが、そういった不満が全て解消されていることが素晴らしいと思った。怪獣好きや特撮好きは三半規管を鍛え直してでも観るべき映画だ。ビルに登ったりヘリで浮上したりするシーンにおいて、「怪獣を俯瞰で見せたい!」という意図がありありと透けて見えたり、PG指定を避ける為か、残酷シーンは衝立の向こうで行われたりカメラが床に置かれたりするのには笑ってしまったのだけれど、母からの電話で現状を再確認させられる男をただ見つめるしかないシーンのただならなさには息を飲んだ。電話でこういうこと伝えなきゃいけない局面が将来の自分にきて欲しくなど無いよな。
実際の内容は「宇宙戦争」+「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の二語で説明できたりもするのだが、ここで重要なのは、「宇宙戦争」は良くできた怪獣映画であった、という事実だ。
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2008年03月13日
のび太とグリーンジャイアント
30〜40代位の漫画好きは、藤子・F・不二雄を神様の一人くらいのレベルで認識していると思うのだが、ご多分に漏れず私もそうだ。
そんな私は漫画版へのレスペクト溢れるリニューアル後のドラえもんについて割合好感を持って受け止めていて、特に春先に放映される映画版ドラえもんは大いに楽しんでいる。去年の「新魔界大冒険」も、一昨年の「恐竜2006」も大変に面白かった。
だから、今年も世間の悪評をものともせず意気揚々と劇場に乗り込んだのだが……あれだな、「ドラえもんの声に未だに馴染めない」とか「ゲストキャラの声優にタレントを起用するな!」とか「こんなタイアップ曲、要らん!」などといった不満が、本当に贅沢なものだったのだなと今更ながらに思ったよ。
つまり、「のび太と緑の巨人伝」は大変につまらん映画であったわけだ。
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そんな私は漫画版へのレスペクト溢れるリニューアル後のドラえもんについて割合好感を持って受け止めていて、特に春先に放映される映画版ドラえもんは大いに楽しんでいる。去年の「新魔界大冒険」も、一昨年の「恐竜2006」も大変に面白かった。
だから、今年も世間の悪評をものともせず意気揚々と劇場に乗り込んだのだが……あれだな、「ドラえもんの声に未だに馴染めない」とか「ゲストキャラの声優にタレントを起用するな!」とか「こんなタイアップ曲、要らん!」などといった不満が、本当に贅沢なものだったのだなと今更ながらに思ったよ。
つまり、「のび太と緑の巨人伝」は大変につまらん映画であったわけだ。
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2008年03月06日
人のセックスを笑うつもりはありません
先週末はまた嫁が実家に帰ったので気になっていた映画を観ることにした。
井口奈己監督の「人のセックスを笑うな」という映画だ。
私はロボットや宇宙人やモンスターが激しいアクションで殺しあったり、車や飛行機や宇宙船が大爆発したりするバイオレントな映画が大好きなのだけれど、色んな所でセックスセックスと大絶賛されていたので気になっていたのだ。
映画館に行っても、チケット売りのお姉さんが「セックス1枚ですね」。場内アナウンスのお兄さんが「セックスただいまより会場します」。やはり、世の中はセックスとバイオレンスに溢れているのだな。
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井口奈己監督の「人のセックスを笑うな」という映画だ。
私はロボットや宇宙人やモンスターが激しいアクションで殺しあったり、車や飛行機や宇宙船が大爆発したりするバイオレントな映画が大好きなのだけれど、色んな所でセックスセックスと大絶賛されていたので気になっていたのだ。
映画館に行っても、チケット売りのお姉さんが「セックス1枚ですね」。場内アナウンスのお兄さんが「セックスただいまより会場します」。やはり、世の中はセックスとバイオレンスに溢れているのだな。
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2008年02月24日
ハル・ベリーは大変なものを盗んでいきました。
自分くらいのおっさんになると映画やゲームといったものに対するアンテナというか嗅覚がある程度発達してきて、ネットや雑誌の前評判を入手して明らかにつまらなさそうな地雷映画や字義通りのクソゲーは可能な限り避ける、という知恵がついてくるわけだ。でも、スルーしながらも何かの続編やスピンオフだったり有名原作の映画だったりすると、心のどこかには引っ掛かっていて、テレビで放送される際は横にモニターをもう一つ置いて片目でゲームしたりしつつ片目で鑑賞する、なんてことをする。
でも、「エイリアンVSプレデター2」はしっかり地雷を踏んでしまったよ。今年のラジー賞で最低続編賞を逃したことに納得いかないな!全然関係ないけど、「きいちご賞」ってなんだよ!
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でも、「エイリアンVSプレデター2」はしっかり地雷を踏んでしまったよ。今年のラジー賞で最低続編賞を逃したことに納得いかないな!全然関係ないけど、「きいちご賞」ってなんだよ!
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2008年02月01日
テラビシアでやるエロゲー
忙しい忙しいと言いつつも、気になる映画はなるべくチェックすべく、夜中に観賞す
る日々である。シネコン万歳!でも、近所のワーナー・マイカルはファミリー向け映画以外だとまず上映しないので少し寂しい。
そんな中、ホラーであるにも関わらず、珍しくもシネコンで上映されていた「スウィーニー・トッド」と「28週後...」を観た。面白かったし、駄目な映画では全然無いと思うのだが……どちらもそれなりの面白さと出来の良さだったんだよね。
「スウィーニー・トッド」は、いつものティム・バートン+ジョニー・デップという感じで、そりゃこの2人がやればつまらん筈が無いだろーといった具合。本筋のお話も勿論面白いのだが、前々作位から全く隠そうとしなくなったティムの嫁(ヘレナ・ボナム・カーター)への愛がそこここに立ち込めていて、自分にはそこまで嫁を愛せないよーなんて全然関係無いことを考えてしまったよ。
「28週後...」は、アクションやサスペンスはとても面白かったのだけれど、なんか本筋のところでスゴい真面目というか素直な映画で、ヒネりが足らないというか、なんというか。そりゃ、軍隊が守るのは国民じゃなくて「国家」というか「国益」というか「秩序の安定」だけど、今更それを素直に差し出されてもなぁ、といった感じ。同じようなテーマを扱うにしても、前作のダニー・ボイルはもっとヒネっていたのになぁ。
2作とも、自分にとって驚きというかサプライズが足りない映画だったのだが、それじゃオマエが驚く映画って何かといえば最近観た映画の中で一番驚いたのは、これですよ。「テラビシアにかける橋」ですよ!
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る日々である。シネコン万歳!でも、近所のワーナー・マイカルはファミリー向け映画以外だとまず上映しないので少し寂しい。
そんな中、ホラーであるにも関わらず、珍しくもシネコンで上映されていた「スウィーニー・トッド」と「28週後...」を観た。面白かったし、駄目な映画では全然無いと思うのだが……どちらもそれなりの面白さと出来の良さだったんだよね。
「スウィーニー・トッド」は、いつものティム・バートン+ジョニー・デップという感じで、そりゃこの2人がやればつまらん筈が無いだろーといった具合。本筋のお話も勿論面白いのだが、前々作位から全く隠そうとしなくなったティムの嫁(ヘレナ・ボナム・カーター)への愛がそこここに立ち込めていて、自分にはそこまで嫁を愛せないよーなんて全然関係無いことを考えてしまったよ。
「28週後...」は、アクションやサスペンスはとても面白かったのだけれど、なんか本筋のところでスゴい真面目というか素直な映画で、ヒネりが足らないというか、なんというか。そりゃ、軍隊が守るのは国民じゃなくて「国家」というか「国益」というか「秩序の安定」だけど、今更それを素直に差し出されてもなぁ、といった感じ。同じようなテーマを扱うにしても、前作のダニー・ボイルはもっとヒネっていたのになぁ。
2作とも、自分にとって驚きというかサプライズが足りない映画だったのだが、それじゃオマエが驚く映画って何かといえば最近観た映画の中で一番驚いたのは、これですよ。「テラビシアにかける橋」ですよ!
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2007年12月30日
地球最後の引きこもり
ダラダラしているうちにもう一週間経ってしまったのだが、先日町山さんにポッドキャストにて日記の内容をご紹介頂いた。
http://59.106.15.152/mp3/tokuden45.mp3
どうもありがとうございます。
「非常に素晴らしいことを書いていたので引用したいんですけど……」なんて言葉のあとに朗読されると、頭の良いどこぞの誰かが書いた文章のように感じてしまったよ。でも、どこかで覚えのある内容だぞ……あ、私か!なんつってな。
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)
リチャード・マシスン 尾之上浩司

ただ、謙遜するわけではないが、「アイ・アム・レジェンド=911後のアメリカ説」というのは、私のオリジナルな見方というわけではない。(真剣に作る)ゾンビ映画というものが時代の恐怖を反映しているものとして、もし現在のアメリカを舞台にして「地球最後の男」のリメイクをやるのならば、ポスト911的な要素を入れるのは当然だ。で、舞台が東京でもロンドンでもロサンゼルスでもなく、ニューヨークであるのならば、こういう見方というか見立てというか映画の受け取り方が最も「ベタ」なものとなる筈だ。
え?舞台が東京ならどうなるのかって?
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http://59.106.15.152/mp3/tokuden45.mp3
どうもありがとうございます。
「非常に素晴らしいことを書いていたので引用したいんですけど……」なんて言葉のあとに朗読されると、頭の良いどこぞの誰かが書いた文章のように感じてしまったよ。でも、どこかで覚えのある内容だぞ……あ、私か!なんつってな。
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)
リチャード・マシスン 尾之上浩司

ただ、謙遜するわけではないが、「アイ・アム・レジェンド=911後のアメリカ説」というのは、私のオリジナルな見方というわけではない。(真剣に作る)ゾンビ映画というものが時代の恐怖を反映しているものとして、もし現在のアメリカを舞台にして「地球最後の男」のリメイクをやるのならば、ポスト911的な要素を入れるのは当然だ。で、舞台が東京でもロンドンでもロサンゼルスでもなく、ニューヨークであるのならば、こういう見方というか見立てというか映画の受け取り方が最も「ベタ」なものとなる筈だ。
え?舞台が東京ならどうなるのかって?
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2007年12月22日
僕にもアイ・アム・レジェンドの脚本は書ける!
「(映画)ゾンビには人生のすべてがある」という映画秘宝の言に思わず膝を打った私であるが、今世紀に入ってからというもの「28日後…」とか「ドーン・オブ・ザ・デッド」とか「ランド・オブ・ザ・デッド」とか「ショーン・オブ・ザ・デッド」とか、気合いの入ったゾンビ映画が続いて嬉しい限りだ。CG技術の普及で崩壊した世界を大きなスケールで描くことが(比較的)簡単になったという理由の他に、今という世の中を表現するのに「世界の破滅」とか「動く死人」とかいった道具が非常に有効だと捉えている人間が多くなってきたことが大きな要因だとも思う。つまり、一部の人間にとっては、世界はもう「終わっている」のだ。その心の中では、ということだけれども。
そんなわけで出来の良い予告編を観て以来、「アイ・アム・レジェンド」には超期待していたのだが、微妙な作品でちとがっかりした。以降、ネタバレが続くのでそのつもりで。
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そんなわけで出来の良い予告編を観て以来、「アイ・アム・レジェンド」には超期待していたのだが、微妙な作品でちとがっかりした。以降、ネタバレが続くのでそのつもりで。
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2007年12月16日
我々はアンパンマンを侮っていた
それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ
戸田恵子 中尾隆聖 増岡弘
というわけで子供と一緒に「それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ」を観たのだが、いやー噂に違わぬスゴい映画だったよ。アンパンマンでこんなに重い話ができるのか!と観ている途中に何度も溜息をついてしまった。
「いのちの星のドーリィ」のテーマは「生きるとは何か」だ。幼児向けアニメにしては非常に重い。しかし、元々やなせたかしがアンパンマンに込めたテーマの一つでもある。例えば、アンパンマンの主題歌、「アンパンマンのマーチ」の第一番の歌詞はこんな具合だ。
ところで、皆は単に小麦粉の塊であるアンパンマンが何故生きているのか御存知だろうか?ある時、空から「いのちの星」が降り、ジャムおじさんが練っていたアンパンの種に命が宿って誕生したのがアンパンマンだ。おとぎの国だから生きているわけでは無く、「いのちの星」なる疑似科学的設定が存在したのだな。
この「いのちの星」は定期的にアンパンマンの世界に降り注ぎ、岩だらけの荒野を肥沃な土地に変えたり、色々なものに命をもたらしているらしい。アンパンマン世界の住人は「いのちの星」に敬意を抱き、年に一度「星祭り」というお祭りまで開催する。
今回のゲストキャラであるドーリイは「いのちの星」の力で命を持った人形の女の子だ。人形が主役で、「生きるとは何か」がテーマ。ここでピンときた方も多いだろう。そういえば、19世紀を「人間の時代」、20世紀を「心を失った人間=人形の時代」となぞらえる言説があった。20世後半には、フィリップ・K・ディックや手塚治虫や石森章太郎がアンドロイドやロボットといったメタファーを使って続けられてきたあれやこれやが、「アンパンマン」というフィールドで語り直されるのだ。しかも、幼児にも理解できる形で!
これ以後、ネタバレ満載なので、ここまで読んでちょっくら観てみるかと思った方は読まないように。いい年こいた大人でそう思う人はあまりいないかもしれんが。
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戸田恵子 中尾隆聖 増岡弘
というわけで子供と一緒に「それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ」を観たのだが、いやー噂に違わぬスゴい映画だったよ。アンパンマンでこんなに重い話ができるのか!と観ている途中に何度も溜息をついてしまった。「いのちの星のドーリィ」のテーマは「生きるとは何か」だ。幼児向けアニメにしては非常に重い。しかし、元々やなせたかしがアンパンマンに込めたテーマの一つでもある。例えば、アンパンマンの主題歌、「アンパンマンのマーチ」の第一番の歌詞はこんな具合だ。
なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ!
ところで、皆は単に小麦粉の塊であるアンパンマンが何故生きているのか御存知だろうか?ある時、空から「いのちの星」が降り、ジャムおじさんが練っていたアンパンの種に命が宿って誕生したのがアンパンマンだ。おとぎの国だから生きているわけでは無く、「いのちの星」なる疑似科学的設定が存在したのだな。
この「いのちの星」は定期的にアンパンマンの世界に降り注ぎ、岩だらけの荒野を肥沃な土地に変えたり、色々なものに命をもたらしているらしい。アンパンマン世界の住人は「いのちの星」に敬意を抱き、年に一度「星祭り」というお祭りまで開催する。
今回のゲストキャラであるドーリイは「いのちの星」の力で命を持った人形の女の子だ。人形が主役で、「生きるとは何か」がテーマ。ここでピンときた方も多いだろう。そういえば、19世紀を「人間の時代」、20世紀を「心を失った人間=人形の時代」となぞらえる言説があった。20世後半には、フィリップ・K・ディックや手塚治虫や石森章太郎がアンドロイドやロボットといったメタファーを使って続けられてきたあれやこれやが、「アンパンマン」というフィールドで語り直されるのだ。しかも、幼児にも理解できる形で!
これ以後、ネタバレ満載なので、ここまで読んでちょっくら観てみるかと思った方は読まないように。いい年こいた大人でそう思う人はあまりいないかもしれんが。
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2007年12月11日
燃えろアンパンマン
娘が「おかあさんといっしょ」に出演するというので、本日は有休を取得した。嫁が娘と渋谷のNHKを詣でる間、私は家で息子とお留守番だ。
息子は現在一歳五ヶ月。口から出る単語の約50%が「アンパンマン」もしくは「アンパン」という、大のアンパンマン好きだ。恐るべし、やなせたかし。幼児の居る家庭を訪問する際は、親の反応を重視するならディズニー・グッズ、子供の反応を重視するならアンパンマンの玩具を選べばハズれなしとは友人の言葉だが、実にその通りだと思う。
留守番の間、ハードディスクに撮り溜めしたアンパンマンを観たのだが、今まで何回も観た奴なので、正直飽きてきた。息子は何回見ても満足らしいのだが、私はもう限界だ。
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息子は現在一歳五ヶ月。口から出る単語の約50%が「アンパンマン」もしくは「アンパン」という、大のアンパンマン好きだ。恐るべし、やなせたかし。幼児の居る家庭を訪問する際は、親の反応を重視するならディズニー・グッズ、子供の反応を重視するならアンパンマンの玩具を選べばハズれなしとは友人の言葉だが、実にその通りだと思う。
留守番の間、ハードディスクに撮り溜めしたアンパンマンを観たのだが、今まで何回も観た奴なので、正直飽きてきた。息子は何回見ても満足らしいのだが、私はもう限界だ。
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2007年11月26日
みんなひとりで映画をみてる
この連休中は昼過ぎに起きてゲームしたりDVDを観たりレゴを弄んだり筋トレしたりした後、夕方頃スーパーに出かけて安い惣菜をゲットして夕食を済ませ、再度ゲームしたりDVDを観たりレゴを弄んだり筋トレしたりして朝方寝るという夢のような生活を謳歌していたのだが、そんな生活も今日で終わり。これから年末まで大忙しの日々が続くわけだ。ウエーン!悲しいよう、哀しいよう。
今日は生活リズムを元に戻すのと、せっかくの休日を有効活用すべく、映画を観にいった。シネフィルの聖地、渋谷のシネマヴェーラで「ファスタープッシーキャット キル!キル!」を鑑賞だ。先日観た「デス・プルーフ」が面白かったので、元ネタの一つと言われるこの映画が観たかったのだな。
「趣味は映画鑑賞ですが、履歴書で趣味の欄に”映画鑑賞”と書く輩とは一線を画しているつもりです」
……などという自意識過剰な台詞を就職活動の際に吐いた記憶があるが、シネマヴェーラを訪れるのは初めてだ。この日記を書いている男が、如何に中途半端な映画ヲタであるかが伺い知れよう。
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今日は生活リズムを元に戻すのと、せっかくの休日を有効活用すべく、映画を観にいった。シネフィルの聖地、渋谷のシネマヴェーラで「ファスタープッシーキャット キル!キル!」を鑑賞だ。先日観た「デス・プルーフ」が面白かったので、元ネタの一つと言われるこの映画が観たかったのだな。
「趣味は映画鑑賞ですが、履歴書で趣味の欄に”映画鑑賞”と書く輩とは一線を画しているつもりです」
……などという自意識過剰な台詞を就職活動の際に吐いた記憶があるが、シネマヴェーラを訪れるのは初めてだ。この日記を書いている男が、如何に中途半端な映画ヲタであるかが伺い知れよう。
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2007年11月15日
貧乏と立喰
絶望した!あまりの貧乏っぷりに絶望した!
……というわけで昨日は会社をサボり、いや有休をとって入学手続きに行ったのだが、入学金を払ったら銀行口座の残高が2万円になってしまったよ。今年32で子供も二人いるというのに、全財産が二万円とは……。あ、嫁に15万円借りてるし、ローンもあるからトータルでマイナスか。
そうそう、ちょっと驚いたのは、指導教官の方に「まだ入学金振り込まれてませんよー」電話がかかってきたことだ。今月は学会があったり論文の締め切りがあったりと忙しいことは前もってわかっていたので、入学手続きも期限日前日にやる予定だったのだが、まさかそんな電話がかかってくるとは思わなかったよ。そういう電話って普通、期限を過ぎてしまった学生を心配してかけてくるもんだと思っていたのだが、第一声が入学金ですか。大学も法人化すると金に厳しくなるってことだな。
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……というわけで昨日は会社をサボり、いや有休をとって入学手続きに行ったのだが、入学金を払ったら銀行口座の残高が2万円になってしまったよ。今年32で子供も二人いるというのに、全財産が二万円とは……。あ、嫁に15万円借りてるし、ローンもあるからトータルでマイナスか。
そうそう、ちょっと驚いたのは、指導教官の方に「まだ入学金振り込まれてませんよー」電話がかかってきたことだ。今月は学会があったり論文の締め切りがあったりと忙しいことは前もってわかっていたので、入学手続きも期限日前日にやる予定だったのだが、まさかそんな電話がかかってくるとは思わなかったよ。そういう電話って普通、期限を過ぎてしまった学生を心配してかけてくるもんだと思っていたのだが、第一声が入学金ですか。大学も法人化すると金に厳しくなるってことだな。
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2007年11月11日
二匹で充分ですよ

娘が折り紙で遊んでいたので、ここは親父の威厳を見せるチャンスと思いブレードランナーに出てくるアレを折った。
きちんと覚えている訳ではないので、「ちょっと待ってろ」と自室に籠もり、ネットにアップされている折り方を参照だ。ちなみに折り方は↓で紹介されてるぞ。
http://www.linkclub.or.jp/~null/unicorn/unicorn0.html
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2007年09月20日
かもめ食堂と「デス・プルーフ」の70年代ソウルバー
かもめ食堂
小林聡美 片桐はいり もたいまさこ

気になる映画なんだが劇場で観るまでも無いなと思いつつ、DVDになったら観るかといえばそのまま存在を忘れているような映画が何本かあって、稀に地上派やWOWOWで放映されれば良い機会とゲームなどしつつダラダラと観賞するのだが、たいていつまらない。しかし、この前の夜レゴを弄びながら観た「かもめ食堂」はおもしろかったよ。
小林聡美演じる主人公がフィンランドで小さな食堂を開き、そこを訪れる人々と展開されるスローライフとスローフード、というか地味な日常を描いた作品だ。特徴的なのは映画全体に流れる雰囲気で、共演の片桐はいりやもたいまさこやと交わされる会話は思わず「やっぱり猫が好き」や「すいか」を連想してしまうほどコミカルなのだが、映画全体に溢れているのは圧倒的な虚無感だ。もの凄い絶望を通り越した後の諦めの境地というか、余計なものが何も無い世界でおまけのように偶然手に入れた居場所というか、そんなようなものが主人公にとっての食堂なのだろう。
すいか DVD-BOX (4枚組)
小林聡美 ともさかりえ 市川実日子

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小林聡美 片桐はいり もたいまさこ

気になる映画なんだが劇場で観るまでも無いなと思いつつ、DVDになったら観るかといえばそのまま存在を忘れているような映画が何本かあって、稀に地上派やWOWOWで放映されれば良い機会とゲームなどしつつダラダラと観賞するのだが、たいていつまらない。しかし、この前の夜レゴを弄びながら観た「かもめ食堂」はおもしろかったよ。
小林聡美演じる主人公がフィンランドで小さな食堂を開き、そこを訪れる人々と展開されるスローライフとスローフード、というか地味な日常を描いた作品だ。特徴的なのは映画全体に流れる雰囲気で、共演の片桐はいりやもたいまさこやと交わされる会話は思わず「やっぱり猫が好き」や「すいか」を連想してしまうほどコミカルなのだが、映画全体に溢れているのは圧倒的な虚無感だ。もの凄い絶望を通り越した後の諦めの境地というか、余計なものが何も無い世界でおまけのように偶然手に入れた居場所というか、そんなようなものが主人公にとっての食堂なのだろう。
すいか DVD-BOX (4枚組)
小林聡美 ともさかりえ 市川実日子

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2007年09月12日
僕たちの好きなセカイ系
ようやくエヴァ新劇場版、いや「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を観たのだが、意外にもすごく楽しめた。
本放送の時は大学生だったのだが、皆様の御想像の通り、私もハマりまくっていたわけですよ。今となってはそのデカさに驚くレーザーディスクや、当時はためになると思い込んでいた関連本を買い漁ったり、友人にエヴァの素晴らしさについて、いかにもオタ臭い暑苦しさと早口で「布教」したりしていたわけですよ。
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本放送の時は大学生だったのだが、皆様の御想像の通り、私もハマりまくっていたわけですよ。今となってはそのデカさに驚くレーザーディスクや、当時はためになると思い込んでいた関連本を買い漁ったり、友人にエヴァの素晴らしさについて、いかにもオタ臭い暑苦しさと早口で「布教」したりしていたわけですよ。
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2007年09月02日
カート・ラッセルに萌えろ!
幼児が二人もいると土日に映画を観る時間を作るのも一苦労だ。寝る時間も段々遅くなってきたので、近くのシネコンで9時頃からのレイトショーには間に合わない。12時頃から始まる「ミッドナイトショー」みたいなヤツだと辛うじて鑑賞できる。それでも1本しか観られないので、本日のように大いに気になる映画が同日公開されると困ってしまう。
早い話、エヴァ新作と「デス・プルーフ」のどちらを観るか迷ったということなのだが、迷いに迷って観ましたよ、「デス・プルーフ in グラインドハウス」を。
ご多分に漏れず、私も本放送の際はエヴァンゲリオンにハマりまくったクチなのだが、それだけに今鑑賞するのはちょっと恥ずかしすぎる、という理由もあったし。前回の劇場版から10年ぶりの新作、というかリメイクという触れ込みなのだが、あと10年くらい経たないと冷静に観られん気がするな。まぁ、来週観るけど。
それはそれとして、「デス・プルーフ」は面白かったよ。
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早い話、エヴァ新作と「デス・プルーフ」のどちらを観るか迷ったということなのだが、迷いに迷って観ましたよ、「デス・プルーフ in グラインドハウス」を。
ご多分に漏れず、私も本放送の際はエヴァンゲリオンにハマりまくったクチなのだが、それだけに今鑑賞するのはちょっと恥ずかしすぎる、という理由もあったし。前回の劇場版から10年ぶりの新作、というかリメイクという触れ込みなのだが、あと10年くらい経たないと冷静に観られん気がするな。まぁ、来週観るけど。
それはそれとして、「デス・プルーフ」は面白かったよ。
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2007年08月30日
タイラー・ダーデンはそこにいる その2
(前回からの続きになっております)
ファイト・クラブ 新生アルティメット・エディション
ブラッド・ピット エドワード・ノートン ヘレナ・ボナム・カーター

映画「ファイト・クラブ」のテーマは、ズバリ現代社会におけるマッチョイズムへの憧れと去勢への恐怖である(原作は同名の小説)。
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ファイト・クラブ 新生アルティメット・エディション
ブラッド・ピット エドワード・ノートン ヘレナ・ボナム・カーター

映画「ファイト・クラブ」のテーマは、ズバリ現代社会におけるマッチョイズムへの憧れと去勢への恐怖である(原作は同名の小説)。
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2007年08月29日
タイラー・ダーデンはそこにいる その1
大学のダイビング・サークルといえばクソ生意気な若者が親の金で海外で遊び惚けるというようなイメージがあると思うのだが、大学時代に所属していたダイビング・サークルはけっこうな体育会系サークルであった。
知識講習、プール練習、海洋練習と週に三日拘束されるのだが、基本的に練習中は先輩の命令に絶対服従。黒いウェットスーツに身を包み、バディを組んだ上級生の命令一つで素潜りで水底に置いたゴーグルを拾ってきたり、水中で機材を脱着したりする。最後は水面で円陣を組み、「ファイト!ファイト!」の声を張り上げ立ち泳ぎ。当然、カラフルなスーツを着た一般ダイバーからは白い目で遠巻きに見られる始末。一番最初のプール練で勝手にプールから出たらこっぴどく怒られたのも今では良い思い出だ。
ダイビングというスポーツは誰かと競争するわけではない。学生なので、自分の食い扶持を稼ぐ仕事としてやっているわけでもない。それなのに何故ここまで体育会系的な雰囲気の中、厳しい練習をしなくてはならないのか、そう疑問に思ったことは一度や二度では無い。実際、過去には死人も出ていて、夏休みに見知らぬ先輩の墓に参拝するのは恒例行事になっていた。
今なら過去の自分の疑問に即答できる。一つは安全管理の為だ。
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知識講習、プール練習、海洋練習と週に三日拘束されるのだが、基本的に練習中は先輩の命令に絶対服従。黒いウェットスーツに身を包み、バディを組んだ上級生の命令一つで素潜りで水底に置いたゴーグルを拾ってきたり、水中で機材を脱着したりする。最後は水面で円陣を組み、「ファイト!ファイト!」の声を張り上げ立ち泳ぎ。当然、カラフルなスーツを着た一般ダイバーからは白い目で遠巻きに見られる始末。一番最初のプール練で勝手にプールから出たらこっぴどく怒られたのも今では良い思い出だ。
ダイビングというスポーツは誰かと競争するわけではない。学生なので、自分の食い扶持を稼ぐ仕事としてやっているわけでもない。それなのに何故ここまで体育会系的な雰囲気の中、厳しい練習をしなくてはならないのか、そう疑問に思ったことは一度や二度では無い。実際、過去には死人も出ていて、夏休みに見知らぬ先輩の墓に参拝するのは恒例行事になっていた。
今なら過去の自分の疑問に即答できる。一つは安全管理の為だ。
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2007年08月14日
トランスフォーマーのすべらない話
嫁と子供が実家に帰ったので、やっと念願の夏休みだ。やったぜ!自由って良いな!
そんなわけで電王を観てきたのだが、期待が大きすぎたせいか、こんなもんかという感じ。いや、決してつまらなくはないよ。脚本家が本編と同じなので、例年あった「これちょっとTVとキャラクターが違うんじゃないか?」現象も無かったし。でも、戦国時代にタイムトラベルする必然性に「制作費が安く済むから」以上の理由を感じられないんところが辛いんだよな。「響鬼」とカブるってのもあるし。古代ローマ時代とか未来世界とか行って欲しいよ。
まぁ、それはそれとして夏休みだ。もっと、本読んだりイベントに参加したり映画観たりしよう!評判の良い、今日か明日にでも「トランスフォーマー」の吹替え版を観ようと考えているのだが、TF吹替えといえばやはり↓みたいな声優陣の暴走だ。
「亀頭にジュッ→求められた時困る(シルバーボルトとストライカの声優は夫婦です)」辺りの流れを今一度聞くに付け、これがMADビデオでもネットラジオでもなく、オフィシャルな吹き飼え版であるという事実にただただ唖然とするばかり。や、皆本当に良い仕事してるよな。
そんなわけで電王を観てきたのだが、期待が大きすぎたせいか、こんなもんかという感じ。いや、決してつまらなくはないよ。脚本家が本編と同じなので、例年あった「これちょっとTVとキャラクターが違うんじゃないか?」現象も無かったし。でも、戦国時代にタイムトラベルする必然性に「制作費が安く済むから」以上の理由を感じられないんところが辛いんだよな。「響鬼」とカブるってのもあるし。古代ローマ時代とか未来世界とか行って欲しいよ。
まぁ、それはそれとして夏休みだ。もっと、本読んだりイベントに参加したり映画観たりしよう!評判の良い、今日か明日にでも「トランスフォーマー」の吹替え版を観ようと考えているのだが、TF吹替えといえばやはり↓みたいな声優陣の暴走だ。
「亀頭にジュッ→求められた時困る(シルバーボルトとストライカの声優は夫婦です)」辺りの流れを今一度聞くに付け、これがMADビデオでもネットラジオでもなく、オフィシャルな吹き飼え版であるという事実にただただ唖然とするばかり。や、皆本当に良い仕事してるよな。
2007年08月05日
映画館デビュー失敗
どれだけ「電王」や「ゲキレンジャー」の面白さを力説しても「アンパンマンの方が良い!」と娘が譲らないので、結局「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」を観にいくこととなった。まぁ、仕方が無い。娘はこれが始めての映画館デビュー。今回で映画館での映画鑑賞というものに馴れさせ、後日改めてライダー鑑賞と洒落込めば良いだろう。
そこで昨日は近所のシネコンへと赴いた。一日に一度の上映なので館内は子供とその保護者で満杯だ。こんなに活気のある映画館も久しぶりだなぁ、それも「アンパンマン」でこんなことを感じるなんて!……などと一人で勝手に深い感慨に至っていると、隣に座ったオバちゃんがいきなり生ビールを飲みだしてビックリ。「AKIRA」でマシンガンでも撃っていそうな骨太のオバちゃんなのだが、昼の二時に生ビール!それもアンパンマンで!!やはり、子育てとはある程度パワフルでなければやっていけないものなのだな。
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そこで昨日は近所のシネコンへと赴いた。一日に一度の上映なので館内は子供とその保護者で満杯だ。こんなに活気のある映画館も久しぶりだなぁ、それも「アンパンマン」でこんなことを感じるなんて!……などと一人で勝手に深い感慨に至っていると、隣に座ったオバちゃんがいきなり生ビールを飲みだしてビックリ。「AKIRA」でマシンガンでも撃っていそうな骨太のオバちゃんなのだが、昼の二時に生ビール!それもアンパンマンで!!やはり、子育てとはある程度パワフルでなければやっていけないものなのだな。
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2007年07月28日
レミーの美食倶楽部
最近、映画館で子供向けの映画を観ると、CGアニメの予告編が必ず流れるのだが、それを観るだけでもどれがピクサー製でどれがそうじゃないか、すぐに判断できる。それほどまでにピクサーのCG技術と画作りへのこだわりは群を抜いている。
だが、ピクサーの凄さは文芸面にこそある。何十年にもわたって観客が愛着を持つキャラクターを創造し、自分たちの現実を少なからず反映した要素を劇中に持ち込み、おきまりでない物語で感動させる。
「ファインディング・ニモ」は親子愛を描くと見せかけて親が子供の自立を受け容れる物語であったし、「Mr. インクレディブル」は異能者が世間と折り合いをつける話であった。極めつけは「カーズ」で、カーレースものと見せかけてアメリカ中西部での田舎暮らしの素晴らしさを謳いあげる驚きの物語であった。
で、本作「レミーのおいしいレストラン」であるが、ネズミを主人公にした料理ものかと思いきや、テーマはなんと「人種差別」であった。
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だが、ピクサーの凄さは文芸面にこそある。何十年にもわたって観客が愛着を持つキャラクターを創造し、自分たちの現実を少なからず反映した要素を劇中に持ち込み、おきまりでない物語で感動させる。
「ファインディング・ニモ」は親子愛を描くと見せかけて親が子供の自立を受け容れる物語であったし、「Mr. インクレディブル」は異能者が世間と折り合いをつける話であった。極めつけは「カーズ」で、カーレースものと見せかけてアメリカ中西部での田舎暮らしの素晴らしさを謳いあげる驚きの物語であった。
で、本作「レミーのおいしいレストラン」であるが、ネズミを主人公にした料理ものかと思いきや、テーマはなんと「人種差別」であった。
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2007年07月26日
More than meets the eye!
この前、秋葉原に行ったらこんな感じのPOPを発見して爆笑した私だ。こんばんは。さて、あと数週間でトラフォ者にとって20周年に一度の祭、実写映画版トランスフォーマーが公開されるわけだが、幸運なことに試写会のチケットが手に入った。いやー、ネットやらテレビやらで試写会の案内を目にする度に年賀葉書の余りを送った甲斐があったよ。
本日観てきたのだが、もの凄い科学技術を持った機械生命体が地球の砂漠や荒野や名も知らぬ街角でドツきあうという、「トランスフォーマー」の名に恥じぬ実に正しい映画であった。
以下、微妙にネタバレなのでそのつもりでお読み下さい。
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2007年06月24日
アポカリプト・ナウ
「アポカリプト」のどこが面白いと感じたのか、きちんと述べていなかった気がするのでちゃんと感想を書こうと思う。この映画、歴史的間違いといか差別意識がミエミエとか、いろいろと問題があるのは分かる。でも、異世界を舞台にした追跡アクションとしては超A級と言って良いほど面白い。 続きを読む
2007年06月22日
いやー映画って本っ当に面白いですね〜〜と気軽に言えないそんな世の中にポイズン
「300」と「アポカリプト」を観たのだが、いやー映画って本っ当に面白いですね〜とキモいくらいの満面の笑みでウフウフ言いたい気分で一杯だ。色々と問題があって素直に楽しめないという意見も理解できるが、ポリティカル・コレクトネスと映画的面白さを天秤にかけるとしたら、私は断然後者を選びたい。半裸の男が荒野やジャングルを駆け巡り、自分の家族や人生をかけて「敵」と殺しあう。これ以上の映画的興奮があろうか?いや、ない!……というわけで本当に面白かった。
そういう意味では、しつこいようだけど、やはり「大日本人」も立派な映画だと思う。ようは「敵」が誰かという問題だ(言うまでも無いことかもしれないが、「大日本人」の主人公、大佐藤大は怪獣と戦っているが、怪獣が「敵」ではない)。つまり、敵が「ペルシアの軍隊」や「マヤの奴隷狩り」ではなく「顔の見えない世の中」であるだけで、本質的な構造は同じようなものだと思う。ただ分かりにくいだけだ。それは、現代的である、と言い換えても良いだろう。
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そういう意味では、しつこいようだけど、やはり「大日本人」も立派な映画だと思う。ようは「敵」が誰かという問題だ(言うまでも無いことかもしれないが、「大日本人」の主人公、大佐藤大は怪獣と戦っているが、怪獣が「敵」ではない)。つまり、敵が「ペルシアの軍隊」や「マヤの奴隷狩り」ではなく「顔の見えない世の中」であるだけで、本質的な構造は同じようなものだと思う。ただ分かりにくいだけだ。それは、現代的である、と言い換えても良いだろう。
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2007年06月11日
隣のトラフォさん
7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日でも、ケンドー・コバヤシやバキの誕生日でも、勿論うちの娘の誕生日でもなく、「トランスフォーマー」の公開記念日だ!っつーくらい映画版トランスフォーマーを楽しみにしている私だ。
どんな超大作にも悪意を忍び込ませるスピルバーグがプロデューサー、いい意味でも悪い意味でもバカなマイケル・ベイが監督ってことで、デストロンが人間を「宇宙戦争」みたいにブチブチ殺したり、宇宙の果てからやってきたのにアメリカンジョークを飛ばすサイバトロンに腰が抜けるほど驚いたり、どう考えても人間を大殺戮してるのだけど結局は異種族なんでそれほど気にしないコンボイが、同種族であるデストロンの殲滅には躊躇して「降伏しろ、メガトロン!」と呼びかけるみたいな、いい意味で残酷でバカで悪意たっぷりなシーンが満載だと良いなぁ。
でも、日本公開は8月4日だという。あー、あれか、アメリカは6月から3ヶ月夏休みがあるけど日本は7月からなんで1ヶ月遅らせるという、スターウォーズでもあった夏休み戦略か。チクショー、もっと早く公開しろよ!私のようなおっさんには、夏休みは1週間しかないんじゃい!!
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どんな超大作にも悪意を忍び込ませるスピルバーグがプロデューサー、いい意味でも悪い意味でもバカなマイケル・ベイが監督ってことで、デストロンが人間を「宇宙戦争」みたいにブチブチ殺したり、宇宙の果てからやってきたのにアメリカンジョークを飛ばすサイバトロンに腰が抜けるほど驚いたり、どう考えても人間を大殺戮してるのだけど結局は異種族なんでそれほど気にしないコンボイが、同種族であるデストロンの殲滅には躊躇して「降伏しろ、メガトロン!」と呼びかけるみたいな、いい意味で残酷でバカで悪意たっぷりなシーンが満載だと良いなぁ。
でも、日本公開は8月4日だという。あー、あれか、アメリカは6月から3ヶ月夏休みがあるけど日本は7月からなんで1ヶ月遅らせるという、スターウォーズでもあった夏休み戦略か。チクショー、もっと早く公開しろよ!私のようなおっさんには、夏休みは1週間しかないんじゃい!!
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2007年06月07日
これは映画じゃないじゃないじゃない〜
念の為に書いておくと、私はダウンタウンが大好きで、松本人志が大好きだ。だが、2chやその他で言われている「信者」とは一線を画しているつもりだ。正直、「ごっつ」後期は安易な企画ものばかりでつまらなかった。「一人ごっつ」も松本の自主トレにつきあわされているかのようで爆笑できなかった。「働くおっさん人形」や「劇場」は面白かったが、おろちょんの言うように、芸能人ほど身入りの無い素人があれほどまでにテレビで晒し者になって良いのかという疑問が頭に浮かび、純粋に楽しめなかった。
そこら辺の立ち位置をハッキリさせた上で主張したい。Mixiのレビューや映画感想ブログなんかで「大日本人」を観た感想として「映画をわかっているのか」とか「これは映画じゃない」なんて言ってる人達がいるが、あれはなんなのかねー。「オマエの考える映画って何なんだよ!」と胸倉を掴んで問いただしたい気持ちで一杯だ。
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そこら辺の立ち位置をハッキリさせた上で主張したい。Mixiのレビューや映画感想ブログなんかで「大日本人」を観た感想として「映画をわかっているのか」とか「これは映画じゃない」なんて言ってる人達がいるが、あれはなんなのかねー。「オマエの考える映画って何なんだよ!」と胸倉を掴んで問いただしたい気持ちで一杯だ。
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2007年06月06日
ウルトラ・スーパー・デラックス大日本人
現代を生きる芸人は過酷だ。舞台で笑いをとっていれば済むという時代はとっくの昔に過ぎた。テレビというものが発明されて以来、芸人は如何に自分がおもしろく映像に写し出されるかを意識せねばならなくなった。ひな壇に座って気の利いたコメントを言ったり、ヒモがちょっと長いバンジージャンプで髪の毛を濡らしたり、辛子の入ったシュークリームをわざと食べて顔をおもしろく歪ませたり、そういった映像面におけるセルフ・プロデュースが芸人の仕事の一つとなった。それ故に、司会業や俳優業は競争を勝ち抜いた芸人の仕事の一つだ。また、21世紀型芸人の仕事には、これにネットやラジオや文筆業といった、他のメディアでの活動も加わる。そしておそらく、「映画監督」はトップ芸人が選択しうる仕事の一つとなるのだろう。
さて、今話題の「大日本人」を観たのだが、とても面白かったので感想を書きたい。
テレビにおける松本人志の「笑い」は大きく二種類にわけられると思う。「ガキの使い」のフリートークや「夢で逢えたら」、「ごっつええ感じ」初期のコントに代表される、形式は(比較的)オーソドックだが完成度が高い笑い。もう一方は「ガキの使い」のニセ・ドキュメンタリーや「ごっつ」後期、「VISUALBUM」などに見られる、映像やメディアという形式を利用したり破壊したりすることで生み出される笑いだ。「浜田のツッコミがある方」と「無い方」にわけても構わない。また、前者は程よい長さなのに対し、後者は長尺あるいは短尺をいくつも集めた連作ものが多く、同じような内容を繰り返すと思わせつつ、ちょっとした差違や発想の妙で全てをひっくり返すような展開が特徴だ。
で、「大日本人」なのだが、「頭頭」や「寸止め海峡」といった松本人志のピン活動の系譜に属する、意図的にツッコミを排した、映像作家としての松本人志の集大成のような映画であった。
以下、ネタバレ満載なので未見の方はご注意下さい。
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さて、今話題の「大日本人」を観たのだが、とても面白かったので感想を書きたい。
テレビにおける松本人志の「笑い」は大きく二種類にわけられると思う。「ガキの使い」のフリートークや「夢で逢えたら」、「ごっつええ感じ」初期のコントに代表される、形式は(比較的)オーソドックだが完成度が高い笑い。もう一方は「ガキの使い」のニセ・ドキュメンタリーや「ごっつ」後期、「VISUALBUM」などに見られる、映像やメディアという形式を利用したり破壊したりすることで生み出される笑いだ。「浜田のツッコミがある方」と「無い方」にわけても構わない。また、前者は程よい長さなのに対し、後者は長尺あるいは短尺をいくつも集めた連作ものが多く、同じような内容を繰り返すと思わせつつ、ちょっとした差違や発想の妙で全てをひっくり返すような展開が特徴だ。
で、「大日本人」なのだが、「頭頭」や「寸止め海峡」といった松本人志のピン活動の系譜に属する、意図的にツッコミを排した、映像作家としての松本人志の集大成のような映画であった。
以下、ネタバレ満載なので未見の方はご注意下さい。
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2007年04月08日
ブラックブックの感想をちゃんと書く
ブラックブック(カリス・ファン・ハウテン)

我々が映画に求めるものとはなんだろうか。
それはちんことうんこだ。それはセックスとバイオレンスだ。それは女体と死体だ。それは、未だかつて誰も見たことも聞いたこともないような映像と演出で描かれる、強姦や殺人シーンだ。そして、渾然一体となったそれらが観客に何がしかのエモーションを導くような編集がなされれば、なおのこと良い。
そういった理由から、現代において最も偉大な映画監督はポール・バーホーベンであると私は考えているのだが、そう主張すると私の周囲の自称映画ファンは何故だか皆ゲンナリしてしまう。
そして、待望のバーホーベンの新作「ブラックブック」はまた皆がゲンナリしてしまいそうな最高の映画であった。
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我々が映画に求めるものとはなんだろうか。
それはちんことうんこだ。それはセックスとバイオレンスだ。それは女体と死体だ。それは、未だかつて誰も見たことも聞いたこともないような映像と演出で描かれる、強姦や殺人シーンだ。そして、渾然一体となったそれらが観客に何がしかのエモーションを導くような編集がなされれば、なおのこと良い。
そういった理由から、現代において最も偉大な映画監督はポール・バーホーベンであると私は考えているのだが、そう主張すると私の周囲の自称映画ファンは何故だか皆ゲンナリしてしまう。
そして、待望のバーホーベンの新作「ブラックブック」はまた皆がゲンナリしてしまいそうな最高の映画であった。
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2007年04月07日
これは神の書だ
予想されていたことであるが、ここ数日スゲー忙しい。忙しい、忙しいと何度も書いているような気がするが、この忙しさは段違いだ。ELISA30枚って、アホか!……まぁ、抗体作ってるんだからしょうがないんだけどな。
そんな忙しさの中でも、年度末の割引を利用してネット通販で大量購入した本やらDVDやらレゴやらが続々と到着しているのだが、楽しむ暇がない。嗚呼、有休とかとってゆっくり休みてえなぁ。でも、先週のウイルス性大腸炎で遅れた分を取り戻さないと。
そんなわけでパッケージを眺めたまま指をくわえたり、パラパラページをめくった後そっと本棚に収めて読んだフリをして自分を騙したりしているのだが、それでも「スター・ウォーズ スカルプティング・ア・ギャラクシー」は徹夜しながら半分ほど読んでしまった。いや、スゴいよこの本。
スター・ウォーズ スカルプティング・ア・ギャラクシー ミニチュアモデル完全ガイド
ローン・ピーターソン 西浦 貴浩

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そんな忙しさの中でも、年度末の割引を利用してネット通販で大量購入した本やらDVDやらレゴやらが続々と到着しているのだが、楽しむ暇がない。嗚呼、有休とかとってゆっくり休みてえなぁ。でも、先週のウイルス性大腸炎で遅れた分を取り戻さないと。
そんなわけでパッケージを眺めたまま指をくわえたり、パラパラページをめくった後そっと本棚に収めて読んだフリをして自分を騙したりしているのだが、それでも「スター・ウォーズ スカルプティング・ア・ギャラクシー」は徹夜しながら半分ほど読んでしまった。いや、スゴいよこの本。
スター・ウォーズ スカルプティング・ア・ギャラクシー ミニチュアモデル完全ガイド
ローン・ピーターソン 西浦 貴浩

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2007年03月28日
蟲師とフィッシュ・ウォッチング
2007年03月25日
ブラックブックにアップルカバー
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金曜日のことだ。
会社から帰宅したら嫁が二階から降りてこない。まぁ、最近は寝るのが早いし、夫婦の会話も少ないし、こういうこともあるだろうと一人で夕飯をもそもそ喰っていると、喰い終る頃に嫁が階段を下ってくるなり、キッチンで枕を洗う。何事か。
「えいちゃん(息子)がノロウイルスに感染したみたい」
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金曜日のことだ。会社から帰宅したら嫁が二階から降りてこない。まぁ、最近は寝るのが早いし、夫婦の会話も少ないし、こういうこともあるだろうと一人で夕飯をもそもそ喰っていると、喰い終る頃に嫁が階段を下ってくるなり、キッチンで枕を洗う。何事か。
「えいちゃん(息子)がノロウイルスに感染したみたい」
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2007年03月11日
だって美夜子さんだぜ!? その2
嫁と子供が実家から戻ってきたので、またもや観たい映画が観られない辛い時期に入ってしまったなーなんて思っていたのだが、車で30分行ったところにあるシネコンが夜の11時までお目当ての映画をやっていることが判明。そんなわけで、昨日は真夜中に車を飛ばして観てきましたよ、「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜」を!
私は大長編ドラえもんの中でも「魔界大冒険」をあまり面白いと考えてなくて、「のび太の恐竜」の次にリメイクするんなら「宇宙開拓史」の方が先だろ!とか、順番を飛ばすにしてもなんで「海底鬼岩城」や「宇宙小戦争」や「鉄人兵団」みたいな格上作品が先じゃないんだ!みたいな疑問があって、もしかしてスタッフは「魔界大冒険」に登場するゲストキャラ「美夜子さん」にゾッコンなのではないか?みたいな邪推をしたのだが、はっきりいって正解だった。
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私は大長編ドラえもんの中でも「魔界大冒険」をあまり面白いと考えてなくて、「のび太の恐竜」の次にリメイクするんなら「宇宙開拓史」の方が先だろ!とか、順番を飛ばすにしてもなんで「海底鬼岩城」や「宇宙小戦争」や「鉄人兵団」みたいな格上作品が先じゃないんだ!みたいな疑問があって、もしかしてスタッフは「魔界大冒険」に登場するゲストキャラ「美夜子さん」にゾッコンなのではないか?みたいな邪推をしたのだが、はっきりいって正解だった。
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2007年02月15日
となり町が戦争です!
そういうわけで、映画「となり町戦争」は面白かった。
我々が小銭程度の金でファースト・フードを食べられたり、ガソリンを満タンにした車で行楽地に出かけたり、クーラーの効いた部屋でゲームに興じたりできるのは、中東で米軍が敵兵をブチ殺していたりやっていたり、日本海で北朝鮮籍の船を臨検しようとしたり、アフリカでの非人道的な内戦を内政不干渉の下に放っておいたりしているのと無関係ではない。時と場合によっては「無関係ではない」を「おかげである」に置き換えても良いかもしれない。
しかし、現在の日本に住み一般的な日常生活を送る我々が、そのようなことを実感する機会は稀である。それは、戦争と言うものがあくまでも政治の延長線上にある行為であるからで、前線から遠く離れた補給地では、メディアが発達し地球の裏で起こったおもしろニュースがすぐさまテレビを賑わす現在にあってもなお、自分自身を含めた様々な立ち位置にいる人々が戦争と戦場のありようについてはっきりとは分からない状態にあることを望んでいるからである。
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我々が小銭程度の金でファースト・フードを食べられたり、ガソリンを満タンにした車で行楽地に出かけたり、クーラーの効いた部屋でゲームに興じたりできるのは、中東で米軍が敵兵をブチ殺していたりやっていたり、日本海で北朝鮮籍の船を臨検しようとしたり、アフリカでの非人道的な内戦を内政不干渉の下に放っておいたりしているのと無関係ではない。時と場合によっては「無関係ではない」を「おかげである」に置き換えても良いかもしれない。
しかし、現在の日本に住み一般的な日常生活を送る我々が、そのようなことを実感する機会は稀である。それは、戦争と言うものがあくまでも政治の延長線上にある行為であるからで、前線から遠く離れた補給地では、メディアが発達し地球の裏で起こったおもしろニュースがすぐさまテレビを賑わす現在にあってもなお、自分自身を含めた様々な立ち位置にいる人々が戦争と戦場のありようについてはっきりとは分からない状態にあることを望んでいるからである。
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2007年02月11日
フリージアとサバイブ
三連休なので、久しぶりに嫁が子供達を連れて実家に帰った。お陰さまで自由を満喫中だ。
久しぶりに、夜遅くまでゲームができる。昼まで寝れる。
そしてハッキリと言っておくぜ。
オレたちチームはな!
そこら辺の掲示板や映画研究会で「映画が観たい」、「映画が観たい」って大口叩いて仲間と心を慰めあってるような負け犬どもとは訳が違うんだからな。
「映画が観たい」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!
フリージア 8 (8)
松本 次郎

そういうわけで、本日は気になっていた映画を観る日とした。
まずは「フリージア」を観たのだが、事前に聞いていた通り、あんまり面白く無かった……。未だ完結していない原作を映画向けにまとめる為、安易に創作したのが明白な「フェンリル計画」とか、トシオやヒグチ女史の大幅なキャラ変更とか、原作からの変更点が全て悪い方向に転んでしまった感じとでもいおうか。
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久しぶりに、夜遅くまでゲームができる。昼まで寝れる。
そしてハッキリと言っておくぜ。
オレたちチームはな!
そこら辺の掲示板や映画研究会で「映画が観たい」、「映画が観たい」って大口叩いて仲間と心を慰めあってるような負け犬どもとは訳が違うんだからな。
「映画が観たい」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!
フリージア 8 (8)
松本 次郎

そういうわけで、本日は気になっていた映画を観る日とした。
まずは「フリージア」を観たのだが、事前に聞いていた通り、あんまり面白く無かった……。未だ完結していない原作を映画向けにまとめる為、安易に創作したのが明白な「フェンリル計画」とか、トシオやヒグチ女史の大幅なキャラ変更とか、原作からの変更点が全て悪い方向に転んでしまった感じとでもいおうか。
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2007年01月31日
邦画優里亜
邦画業界に活気があるせいか、ちょっとばかり名の通ったマンガや小説ならどんな作品でも映画化が噂されるようになって久しい。
私は「フリージア」というマンガが大好きで、「デスノート」や「バトルロワイヤル」といった00年代を代表する「教科書に載っていないルールを見つけた奴が一番強い」的物語の先駈けではないかと個人的には思っているのだが(そのクセ完結してないけど)、今回映画化されるということで、これはなんとしても観なきゃならんと、なんとか暇を作った。
しかし、小屋に赴くも映画はかかっていない。調べてみると、公開日は来週。おかしいな、あの雑誌にには確かに1/27公開と書いてあったのだが……などと他人のせいにしつつも、どうやら日程を勘違いしたようだ。
せっかく時間が空いているので替わりになんか観るべぇと思い、迷った挙句「どろろ」を観た。「それでも僕はやっていない」や「悪夢探偵」や「ダーウィンの悪夢」にも心惹かれたのだが、時間的に適当だったのだな。
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私は「フリージア」というマンガが大好きで、「デスノート」や「バトルロワイヤル」といった00年代を代表する「教科書に載っていないルールを見つけた奴が一番強い」的物語の先駈けではないかと個人的には思っているのだが(そのクセ完結してないけど)、今回映画化されるということで、これはなんとしても観なきゃならんと、なんとか暇を作った。
しかし、小屋に赴くも映画はかかっていない。調べてみると、公開日は来週。おかしいな、あの雑誌にには確かに1/27公開と書いてあったのだが……などと他人のせいにしつつも、どうやら日程を勘違いしたようだ。
せっかく時間が空いているので替わりになんか観るべぇと思い、迷った挙句「どろろ」を観た。「それでも僕はやっていない」や「悪夢探偵」や「ダーウィンの悪夢」にも心惹かれたのだが、時間的に適当だったのだな。
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2006年12月16日
逆襲のアルフォンソ

最近ちと忙しかったので来週は仕事をサボって(有休はちゃんと申請するけどな)映画でも観にいこうかと色々と準備していたら、「トゥモロー・ワールド」が今週で上映終了だと知る。そんなに客が入らなさそうだなと想像していたのだが、残念ですな。皆、ちゃんと観たのかね?
上映期間はどうあれ、「トゥモロー・ワールド」は素晴らしい映画であった。あまりにも素晴らしい映画だったので、自宅に戻ってからも牛が食物を反芻するかのごとく、映画のあんなところやこんなところに思いを馳せていると、ちょっと頭に浮かんだのだが、この映画って「逆襲のシャア」と似ているような気がする、構成というか演出的な構造が。
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2006年11月28日
「トゥモロー・ワールド」って題名だけ聞くとディズニーランドみたいだね
「トゥモロー・ワールド」などというセンスゼロな邦題をつけられてしまった"Children of Men"、各所で様々な人々がお薦めしているので観たのだが、予想以上に凄いディストピアSFで驚いた。
その時代時代に合わせた悪夢的架空社会を描くことで現代社会を痛烈に批判できることがディストピアSFの持つ最大の強みであり、それ故にこのジャンルに属する作品はどれも一定の面白さを保証されているわけだが、それを差し引いても今後数十年は語り継がれるであろうディストピアSFの傑作であった。
破滅的な世界で厭世的に生きていた無気力中年オヤジがひょんなことから未来の希望を守りぬく……というプロットだけ聞くと凡庸な映画に思うかもしれないが、この映画を傑作たらしめているのはその徹底した完成度の高さだ。
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その時代時代に合わせた悪夢的架空社会を描くことで現代社会を痛烈に批判できることがディストピアSFの持つ最大の強みであり、それ故にこのジャンルに属する作品はどれも一定の面白さを保証されているわけだが、それを差し引いても今後数十年は語り継がれるであろうディストピアSFの傑作であった。
破滅的な世界で厭世的に生きていた無気力中年オヤジがひょんなことから未来の希望を守りぬく……というプロットだけ聞くと凡庸な映画に思うかもしれないが、この映画を傑作たらしめているのはその徹底した完成度の高さだ。
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