音楽制作会社 MACH2 PHOTO日記

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ラゼック(エピレーシック)

【番外編】ラゼック体験記 4 「保護用コンタクトをとってから」

医師に宣言されていた通り、目の異物感と言うか痛みは術後4日目21日の昼くらいまで続きました。くだんの点眼目薬のおかげでなんとか耐えることが出来るようになっていたため、そこまで大変な想いはしませんでしたが、とは言っても相変わらず目をあけることが出来ないため、新人作家による応募楽曲やその他サウンドチェックなど、業務の一部を開始することにしました。

術後5日目22日にもなるとほとんど痛みはなくなりましたが、保護用のコンタクトをしているため、朝起きて乾いた目に目薬をさし、その後目ヤニがコンタクトに乗ることで発生する視界不良は相変わらず続いていました。それが理由でしょうか、ある程度視力が出るタイミングとそうでもないタイミングがあるような不安定さを感じました。


そして術後6、7、8日目、カレンダー的には23、24、25日になるとありがたいことに眩しさも以前と同じくらいになってきたので、以前から予定していた清掃ボランティアのため、陸前高田市の個人宅で瓦礫撤去や草むしりを行いました。
多少埃っぽい印象はありましたが、正直たかが知れていました。

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ある程度装備を充実させたため、目への影響は全くなし。作業終了後には温泉も行きましたが全然問題ありませんでしたね。
ただ、起床後に感じるコンタクトのはりつき感は相変わらずでした。


そして術後9日目の26日夕方、ちょっと遅くなりましたが一週間定期検診に行くとお待ちかね、保護用コンタクトが担当医師により、ピンセットで外されました。その後視力を測定するとまだ不安定ながらも両目ともに1.5見えているとのこと。
夢の裸眼生活が現実になりました。

ちなみに他の人のBLOGでは、外される時多少痛いみたいな書き方をされている方をみかけておりましたが、医師の腕が良いのか、自分でコンタクトをとる時と変わらないレベルでした。
この時も内心、「この人、プラモデル作ったら上手いだろうな」とか、余計なことを感じましたね。ハイ。

保護用コンタクトを取ると当然ながら起床時の不快感はなくなり、逆に多少目のごろつき感はありますが外してから13日目の本日まで、快適そのものであります。

視力もほぼ1.5くらいは見えている印象ですが、日によって確かに見え方が違います。
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ただし、以前はぼやけていたまわりの景色が、裸眼でこれくらい見えている状況になったのは、もう手放しで嬉しいとしか言いようがありません。正直、学生のうちにやっておきたかった。。。
何年も損してた印象。

ちなみに先日は府中の免許センターに行って、眼鏡等限定解除を申請して来ました。見えてるのに罰金取られてもバカバカしいので。

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目が良くなると、些細なことまでいちいち感動出来ることが素晴らしい。
今、心から感じてることと言えば術後に感じた2,3日の痛みなんて、やっぱりと言うか当然と言うか、この爽快感に比べれば大したことありません。

まだ迷っている人にとって、このBLOGシリーズが励みになればな、と心から思っています。

それから某銀座のクリニック、割引券が欲しい人は言ってくれれば差し上げますので、気軽に申し付けてくれれば嬉しいです。お会いしたことない人にも対処しますので、ね。

ラゼック万歳!

つづく

【番外編】ラゼック体験記 3 「痛みとの格闘」

手術後、家電量販店の眩しさに困惑しながらも事務所に戻り、言いつけ通り一時間に三種類の目薬点眼をしていたところ、その3時間後くらいから徐々に目の表面がひりついてきました。

ちなみに歩いていて街がどれくらい眩しかったかと言いますと、例えば某有名家電量販店。

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通常これくらいに感じる光量が、

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大袈裟じゃなく、これくらいに感じるわけです。


そして目の痛みを例えて言えば、よく染みる新鮮な生タマネギを、切ってるそばから5cmくらいの距離で見続けている感じ。
シ(*゚∀゚)っ(*゚∀゚)っ(*゚∀゚)っ(*゚∀゚)っ(*゚∀゚)っ(*゚∀゚)っシ(*゚∀゚)っミルッス

己が目から流れる凄まじい涙の量にびびりながらも、「痛みはそこまででもないかなー」とか気楽に考えていると、2時間くらいの感覚で痛みがどんどん強くなっていることに気づきました。

そんな状況になることは予め聞いていましたし、痛み止めも貰ってはいたのですが、点眼用の痛み止めは治りが遅くなると言う話だったので、根性で我慢。
「伊達に全国をチャリでまわってねーぞ、俺は!」などとむやみやたらに自分を鼓舞したりしていましたが、とは言え目を開けていられない状態なので無理をせず、その日はそのまま事務所に泊まることにしました。

とは言え、寝てる間は大したことなかったですね。

そして手術翌日の19日、朝の野暮用を済ませてから17時からの術後定期検診でクリニックに行きました。

保護用コンタクトの張り付きは気になるし、目の痛みは勿論視力まで安定してないような気がしたから定期検診があるのは不安の解消のためにもありがたかったです。

日中は太陽の光が眩しくて眩しくて本当に辛かったのですが、順調に回復していると言う医師の言葉を聞けたのはとても安心しました。その後自宅に戻った後は極力目は使わず、ただただ時が経つのを待っていました。内心、「これくらいならなんだかんだ、余裕で耐えられるなぁ」と思いました。

しかしその夜、ついに痛みのビッグサンダーマウンテンがやってきたのです。

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それまで目をつぶっていればどうにか耐えることが出来たのですが、その時から起こった染み方はかなりのレベルだったため、目をつぶっていても涙が出ると言う、北斗の拳のシュウも真っ青な泣きっぷりでした。

またそれ以上に気になったのが、視力の低下(0.6くらい?)。さすがにこれはとても不安になり、術後2日目20日の朝には直ぐに診察の予約を入れ、もう一度医師の診断を仰ぐことにしました。

病院に着くと他のお客さんがあまりいなかったため、すぐに説明を聞けたのですが、「視力については3ヶ月くらい安定しませんし、手術自体は成功しているため一過性のものだと考えて間違いありません。それよりもハママツさん、痛み止めは使っていますか?」と言う感じで質問をされたので、ワタクシ、自信をもって「治りが遅くなると言うから使っていません!」と答えたところ、「いや、そこまで痛かったらむしろ使って下さい。だいじょうぶですから。」と、ある意味当たり前なアドバイスをいただいてしまいました。

そこで初めて飲み薬による痛み止めを服用し、それでも調子が悪いときは目薬の痛み止めと専用点眼(3種類分は1日5回使用)をさしていたところ、徐々に回復していきました。

ただ夕方からの会合は大事をとってキャンセルさせていただきましたね。

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と言う訳で当たり前のことかもしれませんが、想定された痛みに対するクスリを必要以上に我慢したことが痛みの原因だったんだな、と感じました。

恥ずかしながら、です。

つづく

【番外編】ラゼック体験記 2 「検査&手術日」

待ちに待った検査日は2011年9月18日でした。

新宿の某ゴージャスクリニックより、正直設備は多少劣る気はしましたが、説明員も担当の医師もとてもマイルドで説明に嫌みがなかったため、それはあまり気にすることなく説明が聞けました。



担当医「ハママツさんの場合、データ上の判断は境界線なのでレーシックもいけるかもしれないのですが、術後に問題が発生する可能性がない訳ではない以上、多少の痛みはあるかもしれませんが、ラゼックをお勧めしたいと思います。」

正直で誠意の感じられる言葉に、私は本気で手術を決断しました。

痛みはともかく、次の日はバスケの試合だし(監督としての参加ですが)、私の予定上23日から3日ほど陸前高田市に瓦礫撤去ボランティアに行く予定だったので少々不安がありましたが、このクリニックでは予約の段階で手術を当日に受けるかどうかの手配までしてくれていたのです。

と言う訳で、検査時にさした麻酔薬が切れる17時から手術開始。

待ち合いに呼ばれると他の二人が待機をしており、新しい麻酔薬の点眼をされて何分くらいだっただろう、ベッドに案内されました。

医師「緑の点滅を見続けて、極力顎や首の位置を変えないで下さい」

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記憶が正しければこんな感じの模様と中心の緑が点滅するライトを見ているうちに、手術は進んで行きます。

麻酔薬が効いていることと緑のランプを見続けているため、医師がどんなことやっているかはわかりませんが、タイマーを測っている助手らしき人がしきりに秒数をカウントしていました。

自分の手術中でしたが別に痛みがあるわけでもないので、「ここで落語の時そばよろしく、スリかなんかが現れたら秒数狂うのかな?」とか考えていました。
つまりそれくらい痛くないってことです。

表面をなにかでこすっている感覚が終わり、「ジジジジ」と言う機械音とともに何かの焼ける匂いがしました。噂のレーザー照射だとすぐにわかりましたが、人間も焼けるとこんな匂いがするんだな、とか余計なことばっかり考えていました。

そんなこんなで数秒経ってからもう片方の目を施術。両目に保護用のコンタクトらしきものを乗せられる感じがしました。

トータルで数分後、「お疲れ様です〜。」みたいな状態で待合室に送り出され、少し目をつぶって待機するように言われたので言われるがまま聴力で周りの様子を伺っていましたが、こっそり目を開けてみると既にある程度、見えるではありませんか!

度の入っていない保護用のコンタクトをしているため、コンタクト装用時と感覚は近かったし、コンタクト装用時よりは見えていませんでしたが、視力は時間とともに安定して来ると聞いていたので、一人わくわくしたものです。
この時痛みは全然なかったので、「もしや俺は痛みに平気な人?アムロ並みのニュータイプ?(古いが)」とか思っていたのですが、その次の日にはそれが大きな勘違いだったと知らされました。

つづく



【番外編】ラゼック体験記 1 「タイミング」

今回は音楽にまつわるお話じゃないのですが、自分の受けた視力回復手術「ラゼック」に関する体験記があまり見つけられなかったので、「書いておけば、誰かの役に立つだろう」そんな気持ちで、何回かに分けて書いておこうと思います。

さて初めに、手術前の自分について書いておきましょう。

小学5年生以来つきあってきた私の近視レベルは0.04、どの程度の見え方かと言えばおよそ1メートルくらいからものを見た時、実感としてこれくらいの見え方でした。

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こんな状況だから当然裸眼では人の顔なんて見えやしません。しかも乱視が強いため、輪郭はぶれまくっており、仕事は勿論趣味のバスケをやる時、「眼鏡やコンタクトを忘れる=なにも出来ない」状況だったのです。

ところが、最近私のまわりの友達が次々とレーシックを受けて視力回復に成功しており、そのお陰で割引券が容易に手に入ることから自分も今週末に出発するオーストラリアロケの前に手術を受けることにしました。
※余談ですが、私はいなくとも他のディレクター等は会社におりますので、お仕事のご依頼はご安心ください。

友達から最初に紹介されたクリニックに電話で問い合わせをしたところ、割引チケットの期限が切れていると言う理由で断られてしまいあまり気のりがしなかったため、もう一人の友達が紹介してくれた新宿の某クリニックに電話をしたところ、「コンタクトをしている方は3日以上、外してからの検査」と言われたのでそれに従い会場へ行きました。

ゴージャスな器具での検査を受け、綺麗な女性説明員からひとしきり説明を受けた後、医師により一般的なレーシックよりも「ラゼック」と言う術式を薦められました。
目の形状を考えると、むしろこちらの方が安全だと言うのです。
ただ、この術式はレーシックよりも2、3日痛みを引きずるとのことなので、悩みました。
痛みの程度を尋ねると、人によって差異はあれど、痛い人には相当痛いと言うのです。

しかも料金的なことを言えば、私が提出した友達からの紹介状+割引キャンペーン期間が終了したため、割引は摘要されないと言うので、尚更気持ちは後ろ向きになりました。
そんなことは割引券にもホームページにも書いていなかったため、納得出来なかったのです。

「やっぱりレーシックはやめろ、って言うことなのかな?」そんな気持ちで半ば諦めかけていたところ、ホームページ上で銀座にある某クリニックのホームページを見つけました。

そこで問い合わせをしたところ、今度は「乱視のコンタクトをしている場合、2週間外してからの検査」だと言うのです。

正直、目のことですからそれくらい慎重に構えているクリニックの方が信用出来ました。

余談ですがその2週間の間に二度、新宿の某クリニックから「あの時はキャンペーン終了とお伝えしましたが、新たなキャンペーンが云々」と言う営業電話がかかって来たため、そのクリニックに対する気持ちは完全に切れました。
迷いから「不信」へと変化してしまったのです。

良かれと思って行った営業電話も、一歩方法を間違えると大変なことになるんだな、と教えられたような気がいたしました。

つづく


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映画「UCHI-BENKEI」予告編 PART1
MACH2が総力を上げて製作しています。
2012年5月初号完成予定

Original Sound

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