マシュラン外伝~MACHELIN GAIDEN~

拙者は食べ歩き、飲み歩きが好きで本家ブログ「大阪食べ歩きガイド・マシュラン」を開設していますが、食べ歩きには「旅」も付き物です。

好きな鉄道旅行を中心に、飲食店レビュー以外のネタをこの分家ブログで綴っていきます。

上野動物園放浪記 @後編

前編に続いて、恩賜上野動物園。

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東園を一通り見終わり、いそっぷ橋を渡って西園へ。

西園では、まず蓮に埋め尽くされた不忍池が目に入ってくる。
不忍池越しの精養軒、なかなかいい風景。

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西園一発目の奴は、ニホンコウノトリ。

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アイアイのすむ森。

夜行性展示のため、撮影は出来なかったが、
元気に動き回っていた。

童謡のイメージとは違って、悪魔的ルックス。

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両生爬虫類館「VIVARIUM」。

天王寺は爬虫類生態館「アイファー」という大層な名前の割に、
名古屋東山動物園に遥かに劣るクソ展示だったが、上野はどうか。

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入口にオオサンショウウオはありがちなパターン。

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なんとかトカゲ。

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寄ると、グロテスク。

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ニシアフリカコガタワニだったかな。

この手前に大型のイリエワニが居た。

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アメリカドクトカゲ。

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どこにでも展示される、グリーンイグアナ。

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二ホンマムシ。

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想像より、大きく強そうだったアオダイショウ。

天王寺よりもヘビの展示が多く、両生類がかなり充実。
アイファーより遥かに見ごたえがあった。

というか、アイファーを下回る方が難しい。

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オカピ。

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キリン。

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クロサイかな。
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カバ。

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続いて、コビトカバ。

「ジャイアントパンダ」。
「オカピ」。
「コビトカバ」。
世界三大珍獣のすべてが上野では飼育されている。

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シマウマ。

ライオンにせよ、トラにせよ、多くの動物の展示を見ると、
限られた敷地の中で、工夫してスペースを確保しているなと思ったが、
何故かシマウマのスペースは明らかに不遇と思える狭さ。

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アルマジロ。

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コウモリ。

ネズミや何とかネコの仲間を数多く展示している「小獣館」もなかなか面白い。

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ハシビロコウ。

攻撃的な性格らしく、同じ鳥舎で複数の個体の飼育が難しい。
人間に飼育されればされるほど、攻撃性が増すらしい。

厄介な・・・。

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ツチブタ。

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カンガルーは室内施設の奥に閉じこもっていて、皆から不評。

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そろそろ西園も終わりか、というところでフラミンゴ。

珍しくない(天王寺にも山ほど居る)、うるさい、臭い。

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ペンギンはいつでも、どこでも人気者。

動きも愛らしいが、臭いは遥かに強烈。

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こっちはインドゾウか。

天王寺は言うに及ばず。
東山動物園よりも「見せる」ことに工夫を凝らしている、
そういう印象を受けた。

これで600円。
コストパフォーマンス最高のレジャー。

上野動物園放浪記 @前編

ようやく念願叶って、恩賜上野動物園を訪問。
JR上野駅公園口から気持ち早足で、上野公園内を移動する。

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上野駅公園口から歩いて数分のところが、東園の表門。
上野恩賜動物園の正門という位置づけだろうか。

600円で入場券を買い、いよいよ足を踏み入れる。

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表門を入ってすぐ右手が、ジャイアントパンダの飼育ゾーン。
上野動物園の看板スターだけが、いきなりのお出迎えだ。

天王寺動物園は正門が新世界ゲートか、てんしばゲートかイマイチ分からないが、
大きな新世界ゲートを潜ってパッと目に入るのが、フラミンゴという脇役。
看板だろう珍獣コアラは、えらく奥まったところに展示されている。

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パンダ様が笹喰ってました。

人でごった返していたので、iPhoneカメラの限界距離からの撮影。
看板も見えないし、スタッフの説明も聞こえないので、
こいつが誰なのかはっきりと分からない。

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姿形から推測するに、オスのリーリーかな。
話題の「シャンシャン」の父親。

シャンシャンは12月から限定公開を始める、とこの日の晩のニュースで知った。

関西人の動物園好きの多くは「南紀白浜アドベンチャーワールド」を経験している。
あそこではパンダが産まれまくったから、正直さほど希少価値を感じない。

なんぼ産んでも、中国に返さないといけない不条理を抱えつつ、
税金を投入する必要があるのか、と疑問に感じることも多々・・・。

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寒松院の閑々亭。
動物園の敷地内に、史跡が突然現れる。

伊勢国(安濃)津藩主の藤堂高虎は、上野に屋敷地を与えられていた。
徳川家康の死後、(上野)東照宮を建て、さらに寒松院という寺も建てた。

家康に重用され、二代・秀忠、三代・家光の信頼も厚かった高虎は、
上野の下屋敷地を幕府に献上し、そこに東叡山寛永寺が建立される。
(隣接の陸奥津軽藩主・津軽信枚、越後村上藩主・堀直寄の屋敷地も収公)

寒松院は寛永寺の主要伽藍と同じく、戊辰戦争時の彰義隊の戦いで消失したが、
閑々亭だけが残り、補修されて現在に至っているそうだ。

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動物園に隣接する(上野)東照宮は、彰義隊戦火、東京大空襲も耐え抜き、
三代将軍・徳川家光によって改築された慶安年代の建物が残っている(重要文化財)。

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閑々亭を抜け、「ゴリラ・トラのすむ森」ゾーンへ。
まずは、インドライオン、スマトラトラがお出迎え。

上野公園は「上野の森」「上野の山」とも呼称されるが、
武蔵野台地末端の舌状台地「上野台」に位置している。

その高低差を活かした設計になっており、動物を様々な角度で見ることができる。

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反対側に回ってライオンを見る。

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ニシローランドゴリラ。

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上に回って違うゴリラを見る。

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最初に見たポイントでよく見えなかったとしても、
横に回ったり、上へ行く・下に行くなど少し移動すれば、
高確率でベストポジションの動物に出会える。

天王寺公園も全体としては上町台地の西端にあるが、
高いエリアは天王寺公園、大阪市立美術館、慶沢園などだけがあり、
動物園の大半は平地部分にある。

高低差のある展示はまったく出来ていないため、基本的に一方向からしか動物を見れない。
そのため、奥まった所で寝られるとまず見えない。

ライオンやトラなどは展示設備の構造も極めて悪いというか、
旭山動物園の行動展示を勘違いして覚えて帰ってきた影響で、
間近で見ることはほぼ絶望的である。

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天王寺も鳥類の展示が多いが、上野は分散してさらに多い印象。

動物園の中で、鳥だけには何故か興味が沸かない。

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「ホッキョクグマとアザラシの海」
親子だろうか、寝そべるカリフォルニアアシカ。

このゾーンも正面、サイド、上、水中と多角度から見学できる。

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ホッキョクグマは天王寺でも人気者。

ただ、この天王寺はこの角度、正面からしか見れない。

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上野では水中から見ることが出来る。

泳ぎながら餌を食べるホッキョクグマの姿は新鮮だ。

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地上では距離があるが、水中展示ならばガラスのすぐ前まで寄ってくる。
ホッキョクグマの大きさが体感できるというもの。

天王寺も爬虫類生態館「アイファー」やアフリカサバンナゾーンなど、
意味の分からない(動物の種類が減り、距離が遠い等)ことに金を使うなら、
こういう展示にすればよいものを・・・。

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寝そべるエゾヒグマ

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正面へ回ると、木を噛み砕いていた。

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コツメカワウソはうたた寝中。

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クソガキがガラスを叩いて騒ぎ始めたので飛び起きる。
1匹は水を飲みに出かけた。

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帰ってきて。

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じゃれ合う。

ガラスを叩くのは明確なマナー違反だが、
寝そべっているだけより、いいシーンを見れたことはありがたい。

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別の飼育ゾーンに居る、別のホッキョクグマ。

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サル山。

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天王寺ではニホンザルが全滅。
なので、意外に新鮮。

サル山に居るのは下北半島生まれ「北限のサル」。
雑種など北限のサル以外は、別のサル舎に入っている。

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これはどっちだ、アフリカゾウか。

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プレーリードッグ。

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動物展示の周りの豆知識なども天王寺より遥かに充実。

羊などとの触れ合いコーナーも充実しており、
都市型動物園として名古屋東山を超える理想系かも、と思う。

書いていない動物も多いが、これが前編の東園。

後編の西園に続く。

生野銀山を探索する

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生野銀山探検。
始まりはJR大阪駅から。

最寄り駅は播但線・生野駅ということになろうが、駅からのアクセスが悪いため、
福知山まで行き、そこからレンタカーで移動することにした。

お、珍しい団体列車。

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団体列車は、緑色単一塗装の117系。
乗車するは、某新興宗教団体のご一行。

しかし、センスのない塗装。
金がないのか、やる気がないのか、東京駅でこんな車両走りませんで・・・。

団体・臨時限定じゃなく、湖西線などで立派に現役だからなあ、JR西では・・・。

さて、団体を見送った後は、特急こうのとりの入線を待つばかり。
当然、新しい287系が来るんだろう。

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381系だよ・・・。
特急くろしおから北近畿方面に転用された381系。

制御できない自然振子機構だから、直線区間でも無駄に揺れる。
周りでは、くろしおではなく「げろしお」と呼んでいた。
だって、吐くもの。

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この辺りは、貴重な国鉄的洗面台を体感できるので貴重か。

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今となっては座り心地の悪いシート。

今回、久しぶりに381系に乗ったが、げろしおっぷりを堪能できた。

ロングレールが多い区間では、まだ大きな問題は感じなかった。
神戸線(東海道本線)の大阪~尼崎、宝塚線(福知山線)の尼崎~篠山口。

が、単線となり通常の継ぎ目ばかりとなる篠山口以北は、継ぎ目の度に揺れ、
ポイント(分岐器)通過時の揺れはもう半端ではなかった。

頼むから全廃してくれ、こんなボロ車両・・・。

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さて、福知山駅から快適なドライブを経て生野銀山へ。

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緑溢れる素晴らしい風景。

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滝もあり、鉱山云々の前に景色として美しい。

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フランス人鉱山師兼鉱学講師のジャン・フランソワ・コワニエ。
明治政府のお雇い外国人第1号。

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平安初期の開坑と伝えられるが、本格的な開発は戦国時代に入ってから。
但馬守護職の山名祐豊が石見銀山から技術を導入して採掘を始めたのだ。

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さあ、いざ坑道へ。

山名氏が衰退した後は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の直轄鉱山となり、
江戸幕府では生野代官が設置され、明治政府も直轄運営鉱山として採掘を続けた。

明治29(1896)年、生野鉱山は三菱合資会社に払い下げられる。
そして、品質の悪化、採掘コスト高騰などにより、昭和48(1973)年に閉山した。

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坑内は年間を通じて13度。

かなり暑い日だったが、入った瞬間「寒っ」と叫んだほど。
夏はここで寝たいなあ。

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江戸時代はこうやって風を送り込んでいたらしい。

ただでさえ狭い坑道。
そこを掘っているわけだから、騒音、粉塵含め地獄の環境だっただろう。

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当初は、坑夫がノミ1本で手掘りしていたらしい。

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もはや拷問というべき労働環境。

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いつも私が暑いやしんどい、などと愚痴るのは罰当たりかもしれない。

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年間通じて13度。
坑内にはワインや日本酒が保存してあった。

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壁も天井も水が染み出しているあたり、鉱山のリアルさを感じる。

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鉱山を支える様々な工夫。

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時代が下ると、手掘りを脱却し、様々な機械が導入された。

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運搬も手押しからモーター付きのトロッコに。

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ノミから、ストーパーやドリルに。

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ダイナマイトで発破し、一気に。

といっても、過酷な作業環境であることに変わりはない。
騒音、粉塵、振動、想像に絶する。

だいたい、ヘルメットライトが開発されてから、作業時間が延ばされたという。

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それにしても涼しく、観光する分には快適だ。

汗っかきの私が一滴も汗をかかない奇跡。

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太閤水。
豊臣秀吉がこの地を訪れた際、この水を飲んだ感動したとか。

今は飲めません・・・。

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シャバに通じる道。

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スゴイなあ・・・。

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佐渡送り、が厳罰だった理由がなんとなく分かる。

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江戸時代、女性も鉱山作業に携わっていた。

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夫婦で、ということだったらしい。

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唯一の安息。

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籠や水があるとすぐ小銭を投げる阿呆が多いのが、
現代日本の特徴。

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出口へつながる道には、トロッコの線路跡。

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外の景色は美しいが、暑い・・・。

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吹屋資料館。
江戸時代の精錬過程が展示されている。

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こっちはこっちで大変だ。

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しかし、何故にマネキンが外人?

子供の目がめっさ怖いんですが・・・。

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鉱山資料館。

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色々展示してあって面白いのだが、なにせクーラーがないのがきつい。

坑内が快適だっただけに、耐えられない。
って、坑夫の苦労を見て我が身を戒めたばかりなのに・・・。

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三菱っすね~。

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江戸時代の坑道模型。

まさに、アリの巣のように坑道が張り巡らされている。

最下層で働く人、行くも帰るも大変・・・。

いやあ、生野銀山。
素晴らしいスポットです、感動しました。

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さあ、福知山から大阪へ帰りましょう。

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今度こそ、287系で頼むね。

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また、お前か・・・。
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