2025年11月29日町田市つくし野コミュニティーセンターホールにて開催いたしましたオーディオサークル町田オフ会の報告です。

開催時間は午後(13:00~17:00)でした。16名の方に参加していただきました。
会場での発表者の説明の音声と配布資料及び事前のメールによるテーマ説明を生成AIで整理した結果を編集しております。


今回は5名の方から以下のテーマで発表して頂きました。

1. 森@大和市さん
 6次バンドパスのサブウーハー+8cm7ℓZWBRの試聴


発表概要
発表資料
超小型アイソバリック6次バンドパス型サブウーハーは、口径8cmスピーカーの低音補強、特にネパールのレストランでの使用を目的として製作された。
構造はT型ダクトつきで、Dayton Audio社製ユニット2つを対面配置し、アイソバリック方式を採用することで超小型化を実現している。
中高音ユニットとは2Way DSPで85Hz(-48db)にクロスオーバーを設定しており、低音補強によりメインSPの音が改善し、レストランのBGMとして適切な性能を発揮した。
一方で、流速オーバーによるポートノイズ(ボコボコ・バリバリ)が発生しており、ダクトの径と長さのさらなる検討が課題として挙げられている。

2. 高間@品川さん
 新作の6336B/6528共用 単管ppアンプ


発表概要
発表資料
出力トランス付き6336/6528共用単管PPアンプの製作と評価が発表された。
このアンプの最大の特徴は、μが約3倍異なる(6336と6528)両真空管を無調整で差し替え可能とする自動BIAS設定回路を採用した点である。低内部抵 抗の真空管を使用し、ダンピングの良さを追求している。
設計では、前面45mmの薄型シャーシを採用し、ヒーター電流の大きい6336に対応するため、スイッチング電源を搭載、30秒の電源ON遅延回路も設けた。
評価の結果、最大出力は6336で20W、6528で18Wであり、特に6528は高い帰還量によりダンピングファクター14.3を記録し、半導体アンプに近 い特性を示した。発表では、ダンピングファクターの違いによる音質変化が試聴を通じて確認された。

 3. HILO@町田さん
 秋月500円ウーハーとDaytonAudio PS95-8の2wayのリベンジ


発表概要
発表資料
前回と同じエンクロージャーで秋月500円ウーハーを用いたシリーズ・ケルトン型サブウーファーの「Ver 2.0リベンジ版」が発表された。FreeDSP Classicと自作DACボード(Rapberry-pi4+CyberBerry)音源をTAS3255アンプで駆 動し、デモを行った。
 低域の飽和を防ぎ、ローエンドを伸長させるため、ユニットをアイソバリック駆動に変更。これにより見かけ上のエンクロージャー容量が2倍相当となり、能率も 3dB向上しウーハーのインピーダンスも半分になっている。小音量再生であれば目標の45Hz再生帯域が実現保されたが、音量を上げるとサブウーファーの音圧 が飽和して帯域バランスが崩れる(コンプレッション)現象が発生した。これは安価なユニットの限界(Xmaxの小ささ)に起因しており、アイソバリック駆動を もってしてもユニットの振幅限界は超えられない壁だという結論に至った。
 Amanero Combo384互換のUSBーI2S変換ボードのYORK(https://www.tindie.com/products/eclipsevl /multichannel-usb-to-i2s-uac2-interface-york/)の開発者であるeclipsevlことVradislav氏 が来日中だったのでオフ会に参加して貰いました。

4. 永嶋@町田さん
 パッシブラジエーターサブウーファー+ZWBR-7L

発表概要
発表資料
永嶋氏の発表では、以前の4次バンドパスサブウーファーで発生したポートノイズや過大振動による歪みの解決策として、パッシブラジエーター(ドロンコーン)サ ブウーファーの測定と評価が行われた。
測定にはREWとDayton Audio iMM-6Cが有線接続で使用され、無線接続時の信頼性の欠如が改めて確認された。
結果として、パッシブラジエーターの採用によりポートノイズがなくなり、低域全般が持ち上がり再生帯域が40Hzまで伸びる良好な周波数特性が得られた。
今後は、アンプの性能への不満から、TB W3-1319SA ZWBR_7Lとの組み合わせを目的とした新しい6次バンドパスサブウーファーを製作する計画である。

5. 堀@大田区さん
 トリップル・バスレフBoxの測定


発表概要
発表資料
堀敏夫氏による発表は、Hivi B4Nユニットなどを使用したトリプル・バスレフ(16.5L)2wayシステムの設計、測定結果、課題に関するものである。
上限周波数特性の課題から、当初のフルレンジ使用から3.2kHz、12dB/octの2wayシステムとして設計された。設計は群遅延最小の案が採用された が、トリプルバスレフは6次系となり理論解析が複雑である。
実際の測定ではシミュレーションと異なり4つの共振ピークが出現し、第3室の共振不全が推定された。このため、第3ダクトの短縮や底板開口面積拡大などの改造 が行われた。
吸音材を剥がす試みもなされたが、SPLは80dBと低能率で、中低域に凹凸が発生している。今後はこの現状の音響特性を確認し調整を目指すが、うまくいかな い場合はダブルバスレフへの改造も検討されている。

次回の予定

 ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
 次回は、2026年2月28日町田市つくし野コミュニティーセンター音楽室で開催します。

文責 塩沢@町田

2025年10月25日町田市つくし野コミュニティーセンター音楽室にて開催いたしましたオーディオサークル町田オフ会の報告です。

開催時間は午後(13:00~17:00)でした。11名の方に参加していただきました。
会場での発表者の説明の音声と配布資料及び事前のメールによるテーマ説明を生成AIで整理した結果を編集しております。


今回は5名の方から以下のテーマで発表して頂きました。

1. 石田@北柏さん
 Alpair5G(10cmガラスコーンフルレンジ)


発表概要
発表資料
ガラスコーンで注目されるMarkAudio Alpair5G(10cmフルレンジ)の特性を検証しました。他社ユニットと比較した結果、Alpair5Gは歪率が非常に低い(トッ プクラス)ことが特徴です。ただし、素の特性では低域が不足するため、イコライザー回路で補正を加えて試聴を行いました。

2. 岡崎@横浜さん
 1/3octaveイコライザとPEQ、Firの比較試聴


発表概要
発表資料
REWとrePhaseを使い、バックロードホーンの音響レスポンス修正を検討しました。複雑なFIR フィルタ設計により、振幅特性は優秀に補正されました。位相の直線化はインパルス応答上で改善が見 られたものの、聴感上の明確な効果は得難く、微妙な「音の整理」として捉えられました。

 3. 坂野@鎌倉さん
 自作の音響シミュレーションプログラム紹介



発表概要
発表資料
FDTD法を用いた音響シミュレーションでスピーカバッフル形状を検討した。計算時間短縮のため2次元で近似処理。平板や球体と比較し、扁平 な楕円形状のバッフルが高い周波数特性の平坦性を持つことが示された。

4. 高間@品川さん
 8012シングルアンプの大幅改善版

発表概要
発表資料
8012シングルアンプの改良版について報告。動作点をゼロバイアスから+4.9Vに変更し、負帰還を4.8dBへ 強化した。これにより、歪率が1.4%から0.2%へ大幅に改善し、最大出力は6.7Wから7.8Wに向上、周波数帯域も拡大した。

5. 斎藤@町田さん
 CROWN POWER LINE ONE パワーアンプ


発表概要
Crown Power Line Oneアンプの技術レポートは、完全デュアルモノラル構成とMOSFETを採用した本機の性能を検証しました。実測ではTHD 0.0002%レベル、周波数応答±0.02dBの極めて高い忠実度を達成。ただし発熱が大きく、4Ω駆動能力には限界が あるものの、音の純度を追求した優れた製品と結論付けられています。

次回の予定

 ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
 次回は、11月29日町田市つくし野コミュニティーセンターホールで開催します。

文責 塩沢@町田

2025年9月27日町田市つくし野コミュニティーセンターホールにて開催いたしましたオーディオサークル町田オフ会の報告です。
開催時間は午後(13:00~17:00)でした。15名の方に参加していただきました。
会場での発表者の説明の音声と配布資料及び事前のメールによるテーマ説明を生成AIで整理した結果を編集しております。


今回は7名の方から以下のテーマで発表して頂きました。

1. 森@大和市さん
 スピーカーボックスの塗装について報告


発表概要
スピーカーエンクロージャの塗装技術について発表しました 。入手しやすく乾きが早いラッカーを推奨 。下地は木目に沿ってサンドペーパーで整え 、着色には修正が可能なアルコール性顔料を使用します 。サンディングシーラーで色止め・肉厚をつけ 、カラークリアでムラを隠し、クリアラッカーを7~8回重ね塗りして深みを出します 。仕上げはつや消しラッカーと蜜蝋磨きで、スプレー缶を温めるなどの技術も紹介されました 。

2. 小高@練馬さん
 小型パワーアンプ


発表概要
発表資料
小型化したパワーアンプを製作し、試聴会を行いました 。前作からの変更点は、電源コンデンサの容量をほぼ変えずに部品を整理し、放熱板を1/4に小型化、アイドリング電流を68mAへ半減させたことです 。トランジスタも互換品に変更されました 。試聴には、Bob JamesやGeorge Duke、コーラスグループ(Quire、Singers Unlimited、Hi-Lo's)、Peggy Leeなどの楽曲が使われました 。

 3. 岡崎@横浜さん
 REWを使った実験


発表概要
発表資料
REW (Room EQ Wizard) を用いて、バックロードホーン型スピーカーの欠点である共鳴音をPEQフィルターで抑制する検討を報告しました。REWで自動計算したPEQは、ピーク・ディップが多い バックロードホーンでは手動修正が必要でした 。聴感で調整するGEQ(グラフィックイコライザ)はリアルタイム調整が可能で、ラウドネスや老人性難聴の特性が反映されやすい利点があるとの結論でした 。

4. 堀@大田区さん
 Edifier MR-5の紹介

発表概要
発表資料
Edifier MR-5アクティブ・スタジオ・モニタの技術概要を発表しました 。このスピーカーは、合計110W RMSのクラスDアンプと、高音・中音・低音にアンプを割り当てる3ウェイ・アクティブ・クロスオーバーを採用したハイテックな設計です 。6次バンド・パス(ケルトン型)ダクトによる低音技術や、Bluetooth 6.0/LDAC対応、ルーム・アコースティック補正機能も特徴です 。

 中華アンプノイズ対策確認

発表概要
発表資料
神本氏提供の基板を基に、中華アンプを小型化して製作・特性評価を行いました。主な課題は、電源オンオフ時のポップ・ノイズ、低域特性の不足、スイッ チング・ノイズで、これらをリレイ遅延や結合コンデンサの変更、コモン・チョークなどで解決しました。最終的に、商用トランスをスイッチング電源に代替し、総 重量2.2kgの50W+50WアンプをB5サイズで実現しました。

5. 高間@品川さん

 94年製作の8012シングルアンプ


発表概要
発表資料
1994年製作の「ゼロバイアス 半導体ドライブ 8012 シングル アンプ」の概要を発表しました。本アンプは、送信管RCA 8012をゼロバイアスで駆動し、ディスクリート半導体OPアンプでドライブするA2級ドライブを採用しています。最大出力は8W+8Wです。2009年のモディファイ で、NFB(負帰還)を廃止し、KNF(カソード負帰還)を施すことで安定度を向上させました。

6. HILO@町田さん
 シリーズケルトン型スピーカーシステムの設計と試聴


発表概要
発表資料
参照URL https://cyberpithilo.web.fc2.com/audio/s-kelton_2way/index.html
本報告は、安価な10cmウーファーとフルレンジユニットを用いたシリーズケルトン型エンクロージャーの2wayスピーカーシステム設計と試聴結果です。この 方式は容積が小さくても低域を伸ばせる反面、能率が約3dB低下します。試聴の結果、ウーファーユニットの能率の低さと音量の飽和が早く、大音量が出せないと いう課題が判明しました。シリーズケルトン型は強い制動をかけるため、高剛性のユニットが必要であると結論付けられました 。

7. 浅川@渋谷さん
 ヤマハ製フルレンジ9㎝ユニットによる自作スピーカー

発表概要
発表資料
作品「α&Ω」は、ヤマハ製9cmフルレンジユニットを使用した自作スピーカーです 。S/N比の向上とノイズの少ない音質をコンセプトに製作され 、ユニットとエンクロージャーが直接接触しないフローティングマウント方式と、共鳴を抑えるT形ダクト+閉管ダクトを採用しています 。これにより、60Hzから15kHzまで±3dB以内のフラット特性と、ノイズ感が少なくクリアな音質を実現しました 。

次回の予定

 ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
 次回は、10月25日町田市つくし野コミュニティーセンター音楽室で開催します。

文責 塩沢@町田



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