5月24日町田市つくし野コミュニティーセンター音楽室にて開催いたしました第15回オーディオサークル町田オフ会の報告です。
開催時間は、午前(9:00~12:00)、午後(13:00~17:00)でした。
今回は8名の方に参加していただきました。
今回は以下のテーマで開催いたしました。
・TDA7377Amp+シリーズレギュレーター+各種アッテネーター(見元@大田区さん)
・LM3886(DC)*aitendo kit⇒BTL化、Sony,Victorのデモ用45rpmLP(山田@大田区さん)
・ボーズの作り替えスピーカー箱の検討と測定(永嶋@町田さん)
・PARC鑑賞会出品スピーカーのチューニング検討(関澤@池袋さん)
・LM3886片CH4パラのパワーアンプ100W×2製作中品(いしだ@八王子さん)
・OPA627+OPA604 プリアンプ(斉藤@町田さん)
・36リットルZWBRのFW108N+W2-835SL 2Wayスピーカー(塩沢@町田)
上の写真は、見元@大田区さんが持ってきてくれました改良されたTDA7377 Ampと新開発のスイッチング電源の後につけるシリーズレギュレーターです。
上の写真の左側はCDSフォトカプラを使用したアッテネータの外観、中央はレファレンスの抵抗アッテネータ―の外観、右側はロータリースイッチと抵抗を使用したアッテネータの外観です。
上の写真の左側はリファレンスの抵抗アッテネータの内部写真、中央はCDSフォトカプラを使用したアッテネータの内部写真、右側は新開発のシリーズレギュレータの内部写真です。
CDSフォトカプラを使用したアッテネータの回路図は次のURLをご参照ください。
会場での比較試聴では、CDSフォトカプラを使用したアッテネータが好評価されていました。
上の写真は、山田@大田区さんが持ってきてくれました、LM3886 BTL化アンプで出力に余裕があり会場で大きな音量でも余裕があります。
このアンプの試聴に使用した音源は、珍しい45rpmのLPです。SonyとVictorのデモ用のものです。
VictorのLPはSEAのデモでSEAで音が大きく変わることをデモしております。音源自体の質がそれほどよくなく45rpmのメリットあまり感じません。
Sonyの2枚のデモ用LPは76cm2Trackマスターテープから45rpmLPにしたもので良い音質で聞くことが出来ました。
このデモ用LP音源以外に、EXCEL ONE Glenn Miller OrchestraをLPで試聴いたしました。
上の写真は永嶋@町田さんが持ってきてくれましたBOSEのスピーカーシステムの改造品です。
左の写真はもともとのプラスティックエンクロージャーです。写真中央の左右のエンクロージャーがこのほどMDF材で作り直したエンクロージャーです。
右の写真はサブウーハーで左右別々のウーハーとダクトで構成されています。
左の写真はもともとのプラスティックエンクロージャーです。写真中央の左右のエンクロージャーがこのほどMDF材で作り直したエンクロージャーです。
右の写真はサブウーハーで左右別々のウーハーとダクトで構成されています。
このMDF材で作り直したエンクロージャーには2つのスピーカーユニットがついていますが上の方のユニットを軸上0度のケースと45度のケースについて、ユニットに並列に音場補正用のコンデンサーがついています。このコンデンサーの効果について測定をしてみました。
上のグラフは、ユニット軸上0度のケースで黒い線がコンデンサーあり、赤い線がコンデンサーなしの測定結果です。
上のグラフは、ユニットを軸上45度内側に振ったケースで黒い線がコンデンサーあり、赤い線がコンデンサーなしの測定結果です。
BOSEの設定は45度内側に振る状態で使用する写真があることから、この上のグラフの黒い線の特性を使用条件として想定しているようです。
BOSEの設定は45度内側に振る状態で使用する写真があることから、この上のグラフの黒い線の特性を使用条件として想定しているようです。
試聴した結果では、低域の特性が大きくうねっていますがサブウーハーとのつなぎもそれほど不自然でなく、違和感なく聞くことが出来ます。
上の写真は、関澤@池袋さんが持ってきてくれました、PARC鑑賞会用に製作したスピーカーシステムです。2Way構成でパッシブネットワークとマルチアンプ駆動の両方で使用することが出来ます。
当日会場で、パッシブネットワークとマルチアンプの比較検討を行いましたが、マルチアンプの方が特性の合わせこみが行い易いメリットがあるようです。
上のグラフが測定結果で、黒い線がパッシブネットワーク、赤い線がマルチアンプで調整後の特性です。
上の写真は、いしだ@八王子さんが持ってきてくれましたLM3886片CH4パラのパワーアンプ100W×2を製作途中のものです。配線など未完成ですが、綺麗な外観にまとまっております。
完成した音を聞いてみたいものです。
次回は6月28日(土)に開催の予定です。
文責:塩沢@町田
完成した音を聞いてみたいものです。
上の写真は、斉藤@町田さんが持ってきてくれましたプリアンプです。オークションで落札したプリアンプのオペアンプをOPA627とOPA604の換装したとのことです。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
このブログのコメントに皆様の感想やご意見などをお寄せいただければと思います。
次回は6月28日(土)に開催の予定です。
開催時間は、午前(9:00~12:00)と午後(13:00~17:00)
場所は、町田市つくし野コミュニティーセンター音楽室で開催します。
この会場は、音響効果も良く音楽を聴くのには大変良い環境です。また、開催時間も午前、
午後とありますので、じっくり比較試聴や条件を変えたトライアルが出来ますのでぜひお
越し下さるようにお願いします。
文責:塩沢@町田