" コーヒーの香りの中に、広島の街の姿が見えてくる、かも。。。”



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 63杯目  『さくら乃カフェ

たぶん初めて来る通り、そして、まったく知識なく初めて入るカフェ。
ちょっとした期待と緊張感にワクワクします。
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【こだわり】
夕方近く、ドアを開け店内に入ると、そこには誰もいなくて、奥からママさんの声が聞こえる。
「今日は、もう閉めようと思っとったんよ」
優しい声で席を勧められ、コーヒーを注文。
絶妙な感じのこじんまりした空間は、完全に昭和の喫茶店。なぜなら、壁にはずらりと懐かしのLP版レコードが掲げてあって、思わず、おおっ!と。
「今、孫を迎えにいっている夫の趣味なんよ」
何でも、旦那さんの退職後、2人でお店でも始めようかと、足掛十数年。旦那さんは好きなレコードをかけ、自分は手作りのケーキなどを振る舞ってきたとのことで、話の端々に仲のよさがにじみ出て、微笑んでしまいそう。
コーヒーの香りを愉しみながら眺めるLPは、ビートルズ、カーペンターズ、ポール・モーリアなどの洋楽と、石原裕次郎、山口百恵、ピンクレディーなどの邦楽に分けてあり、よく見ると、読売ジャイアンツの長嶋さんと王さんのLPもある!
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ここでいつものように、くらだらない思いが湧いてきた。
ずっと以前から時々感じていたことだけど、音楽にしろなんにしろ、自分の親の世代と子どもの世代くらいのものについては、一緒にテレビで見るなど否応なく接点があって、何となく馴染みがある。
だけど、自分から10~20歳くらい離れた世代、親でも子でも兄弟でもない世代。ここは、ちょっとした空白のスポットのように、音楽にしろ馴染みが薄い感じがしてしまう。
長嶋さんや石原裕次郎さんなんて、もちろん名前くらいは知ってても、その最盛期のことなどはよく分からない。
だからこそ、興味があり、憧れもあり、そんな世代に触れるのは面白い。
「夫がいたら好きなものを流してあげれたけど。でもね、時々、レコードをかけても音が出なくて、慌てることもあるけど(笑)」
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【スイーツ】
「もう、ずっと手づくりケーキは作っていないの」
ということで、出てきたのは、白玉ぜんざい。
それも、サービスなのか、沢庵と佃煮つき!
” 甘辛い(?)” スイーツというのも、よく分からなくて、いいかもです。。。
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ごちそうさまでした!