aamall

June 05, 2018

芸を磨く


梅雨真っ只中☔️
ものすごい湿気と寒すぎる冷房に
悩まされる今日この頃です。

爽やかだった5月は、
本当に充実した音楽の日々を
過ごしました。

3回に亘る大ホールでの、
眠りの森の美女バレエ公演。
色々な事が起こりましたが、
念願の作品に参加できて
幸せでした。

3曲のソロも1回1回が試練の時でしたが、
オーケストラの皆と息を合わせて
舞台を盛り上げる事が
出来たのでは…と思っています。

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毎回、大きなソロの前に、
舞台上では幻想的な霧のシーンがあり、
ドライアイスの波がこの↑
オーケストラピットに降って来るのです💦

必死で楽器を守りつつ、
演奏しながら
ハンカチで拭いていました🎻

ピット演奏ならではの試練!

こんな風に弾きたい、と
思い描いていたソロでしたが、
舞台の上のダンサーと指揮に
テンポをぴったり合わせながら、
オーケストラの皆にも寄り添って、
その上に、
ドライアイスで湿った指板と
闘いながらの演奏…。

貴重な経験をさせて
もらいました✨


最後の名古屋公演の翌日には
水戸へ移動🚄。
昨年の秋以来の水戸室内管弦楽団の
101回目の定期演奏会でした。

バボラック氏と、ナカリャコフ氏、
アルゲリッチ様という、
三大それぞれの楽器の巨匠の
揃い踏みには、
大きな感銘を受けました。

ルーセル、ドビュッシー、
ミヨー、ショスタコヴィッチ
各作品の色彩分けが面白く、
4曲の違いがはっきり出て、
作品が生まれた背景を感じる事が
出来ました。

また、名手の手により、
音楽が、
紛れも無い芸術に昇華する瞬間が多々あり、
見惚れて、聴き惚れて、
感動しました。

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(まさに↑バボ氏に見惚れている瞬間)

バレエのダンサーの完璧な佇まいや
踊りからも感じましたが、
生涯や生活の全てを、
その芸を磨く事に捧げてきた人の
在り方は、本当に美しく、
そこから紡ぎ出されるものには、
心を奪われます。


技術的にも完璧な、
最高の演奏や演技の裏側にある、
想像を超える努力を思い、
背筋が伸びました。

心が豊かになった
MCOでした!

そしてその後は
束の間の自然に触れる時を
石垣島で過ごしました。

初めて行ったビーチは、
どこまでも透き通る海。

お魚さんと戯れました!

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(海の中!🐠)


また充電して
良い音楽を奏でたいと
思います🎵















machiko_shimada at 23:59|PermalinkComments(1)

May 07, 2018

眠りの森の美女


皆様こんにちは
GWはいかがお過ごしでしたか?


4月30日には大阪・シンフォニーホール
での関西フィルの定期演奏会を
聴きました。

指揮者がアドリアン・プラヴァバ氏、
彼は、この公演が日本デビューの
デトモルト時代の同門の学友です!

ヴァイオリンクラスの同門
だったのですが、当時から彼は
指揮者になりたくて、
学生オケとの共演&彼の指揮で
ブラームス協奏曲のソロを
弾かせてもらったりもしました。

15年来の旧友の日本デビュー、
応援に駆け付けました!

デュメイ氏ソロのコルンゴルドVn協奏曲や、
バルトークのオーケストラ協奏曲など、
熱演に大きな拍手を送りました。

adrian















 


そして、5月2日から5日は
京響に久しぶりに参加させて頂き、
びわ湖ホールでの近江の春・音楽祭、
2公演に出演しました。

音楽祭の総監督、沼尻氏の指揮で、
ドボルジャークの交響曲9番や
ラヴェルのボレロや歌との共演など、
名曲のプログラム。


快晴のびわ湖も
とってもきれいで、
音楽祭も大盛り上がりでした。

biwako














連休の最後だけ、
ゆっくりお休みして、
特別なランチタイムを過ごしたり、
近所の大きな公園に
お弁当を作って行き、
束の間の森林浴を楽しんだりしました。

筍ごはんのおにぎりや
唐揚げや鮭など、
シンプルなお弁当でも
緑の中、青空の元で食べると
何倍も美味しいのです


obento



















とても充実した
楽しい連休を過ごしました


今日は雨の名古屋に舞い戻り☔️
すぐに、セントラル愛知響の
練習が始まります。

今回は、英国バーミンガム・ロイヤル
バレエ団と共演の 
”眠りの森の美女”全幕公演!

11日兵庫県立芸術文化センター大ホール、
13日びわ湖ホール(大ホール)、
15日(旧)名古屋市民会館大ホールでの
3公演に参加します。



チャイコフスキーのバレエ、
「白鳥の湖」と「眠りの森の美女」
には、クライマックスの場面に
長いヴァイオリンソロがあり、
コンサートマスターが演奏します。

特に「眠りの森の美女」のソロは、
技巧的にも見事で長大なソロなのです。

今回の演出では、そのソロが
物語中の最大の見せ場、
オーロラ姫が王子のキスで目覚めた後に
踊られる、二人の美しいパ・ド・ドゥの為に
奏でられます。


ドイツ留学時代から、
ハンブルグ歌劇場のバレエ団が好きで
よく観に行き、チャイコフスキーの
バレエ音楽には憧れを
持っていました。

日本に帰国してすぐに、
コンマスとして初めて「白鳥の湖」を
全幕バレエと共演した際は、
本当に感激ひとしお…。

「眠れる森の美女」の演奏も、
待ち望んでいました!

ようやく今回、
コンサートマスターとして
ソロを含む全曲を弾く機会に恵まれ、
とても楽しみです。

オーケストラピットの中から、
ダンサーや大ホールのお客様
全員に届くように、
心を込めて弾きたいと思っています


お近くの皆さま、是非
ご来場下さい







machiko_shimada at 20:08|PermalinkComments(6) 出演コンサート 

April 10, 2018

感謝の1か月間



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3月3日の宗次ホール、バッハのソナタ6曲、
念願かなったリサイタルが終わりました。

チェンバロの北谷直樹氏とは
約一年振りの共演。
全てが集中の瞬間で、演奏家として
初心に戻る公演となりました。

この日は、最後の一曲になると、
「もうすぐ終わってしまう…」と
寂しい気持ちになるほど、あっという間の
2時間でした。その気持ちがあったので、
お客様に「この全曲はまた弾きます」と
アンコール前にお話しを致しました。

いつまでもこのホールとバッハの響きの
中にいたい…と心から思った日でした。

宗次ホールブログ

3月10日しらかわホールでの
セントラル愛知響の定期演奏会では
ブラームス交響曲1番を演奏し、
2楽章のコンサートマスターのソロは初体験、
マエストロ大友氏にもお導きを頂き、
また一つ良い経験をさせて頂きました。

ソリストの20歳の(!)佐藤晴真氏は
スケールの大きなエルガーを奏でられ、
これからの未来を客席皆が期待するような
大きな拍手。
とても良い公演になりました。

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(マエストロ、ソリスト、ご来場下さった宗次氏、
チェロ客演首席の山本氏と共に。)

3月26日には広島に行き、
27日はピアニストの松本和将氏と
ベートーヴェンのクロイツェルソナタを
共演。情熱的なピアノに支えられて
久々にベートーヴェンに熱くなりました。

そして4日間、早朝から晩まで
若い演奏家の皆さんに指導しながら
室内楽を共演。
メンデルスゾーン2番とシューベルトの
“断章”の弦楽四重奏曲2曲と、
メンデルスゾーンのピアノトリオ、
ブラームスのピアノ5重奏を生徒と共に
レッスン&リハーサルで掘り下げ、
3月31日の終了公演で演奏しました。

この日は講師だけでの室内楽もあり、
尊敬するヴァイオリン漆原啓子さんと、
ヴィオラ坂口弦太郎氏と、
ドボルザークのテルツェットも演奏。

この曲は特別に好きな作品で、
良い響きの大ホールでの、
幸せな室内楽のひと時でした。

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4月4日は、夢だった東京春祭、
東京博物館での“東博でバッハ”シリーズ
でのバッハソナタ全曲。
北谷さんと東京で再会し、
博物館の歴史の重みと柔らかな春の日差しに
包まれて、全曲のリハーサルをしました。

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本番は、驚くほど多くのお客様に
ご来場いただき、感激でした。
通常のコンサートとは異なる、明るい白いライトの
元での演奏。一音一音をかみしめながら、
バッハの道を歩いたような気持ちでした。

色々反省すべきこともありますが、
それでも、このような場を与えて頂き、
一つ、この大きな目標にたどり着き、
お客様に見守られながら
迎えた時間は、幸せでした。

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(こちらのページに↓他の写真掲載あります)
東京春祭FBアルバム

4月6日には名古屋のウィーンクラブでの
クローズ公演があり、
2017年の2月に北谷さんと一緒に弾いた
ラザールのバレエ組曲や
バッハの通奏低音ソナタなどを演奏。
チェンバロの可能性を北谷さんの
素晴らしい演奏で存分にお伝えし、
この日もたくさんのお客様に喜んで
頂きました。

いつも、北谷さんと共演する際は、
音で会話すること、
生きた音楽を奏でることの
素晴らしさを痛感します。

遠い存在だった音楽家を、
強い憧れだけで
ここまで引き寄せてしまいましたが、
幸運だったと、思っています。

私にとって、
ヴァイオリンをあらゆる方法で
弾き続けた、怒涛の一か月でした。

それでも、一つ一つの音や人との
出会いはかけがえのないもので、
良い事も悪い事も、そのすべてが
これからに繋がるものになると
実感しています。

公演を作って下さった皆様、
公演に来て下さった皆様、
支えて下さった皆様には
感謝しかありません。

どうもありがとうございました。















 


machiko_shimada at 16:08|PermalinkComments(1) 音楽家の気持ち | 出演コンサート

April 03, 2018

東博でバッバ



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東京・春・音楽祭の東博でバッバ、
明日です。

夜桜満開🌸の予定でしたが、
この春は、桜の開花も散るのも
例年より早かったですね💦

チケット情報です



ご来場をお待ちしております✨🐰




machiko_shimada at 00:35|PermalinkComments(1)

March 01, 2018

春が来ました


寒い寒い冬を乗り越えて、
ようやく春を感じられる陽気になり、
ほっとしています。

平昌での冬のオリンピック、
とても素晴らしい場面がたくさんあり、
スポーツや人間の素晴らしさに
感動を頂きました。

2年前の夏に松本でのご縁で
お目にかかった小平奈緒さん、
過去ブログ
応援していましたが、
全てが輝きに満ちておられ、
その美しさに見惚れました!

報道と同じく、私がお会いした時も、
前回ソチ五輪での悔しさを
話されてました。

一日一日を、どんな努力で
過ごされて来たのだろう、、、と、
思いながらの観戦、
小平さんを含め、たくさんの選手から、
興奮と熱気をもらいました。


さてさて、3月3日が
目前です。

先週、中日新聞本社に伺い、
長谷さまにバッハ公演への気持ちを
お話してまいりました。

そして、
素晴らしい記事を
掲載して下さいました。

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この機会を作って下さった
宗次ホールや、支えて下さる方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。

取材の際にもお話したのですが、
今回の全曲公演は、
前回の無伴奏ソナタ&パルティータでの
「集大成」とは異なり、
どちらかというと
「出発」の気持ちです。

このソナタは、バッハの
無伴奏作品ほどメジャーでは
ないのですが、
心躍る最高の名曲集です。

なので、これからも
何度も弾いて行きたいと
思っており、
今回がはじめの一歩です。

ご来場を、
お待ちしております🐰✨


そして、3月10日には、
セントラル愛知響の定期で、
ブラームスの1番交響曲を弾きます。

過去にも何度か弾いており、
サイトウキネンオケでは
カーネギーホールでも
弾かせて頂いた作品。

ですが、コンサートマスターとして
参加するこの曲からは、
また違う世界と景色を見ることに
なると思い、引き締まります。

エルガーのチェロ協奏曲のソリストは
佐藤晴真氏です。
彼が小学生の頃からの付き合いで、
今回、こういう形で共演出来る事は、
何よりも嬉しく、楽しみです。


月末には、
昨年は体調を崩して伺う事が出来なかった、
広島・呉でのマスタークラス。

今回は万全を期して、
指導や室内楽公演に、
精一杯の全力で
参加したいと思っています。

素晴らしい仲間や、生徒さんから
たくさん刺激を受けられそうです。


春も、気持ち新たに、
たくさんの音楽と人との出会いを
楽しみたいと思います。

皆様も、どうか、
花粉症などに負けず、
春を満喫して下さい






machiko_shimada at 00:27|PermalinkComments(1) 出演コンサート 
              
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