2007年08月12日

Bourne Ultimatum=日本未公開

さて、何だかとっても涼しくなって嬉しいような寂しいようなNYC。秋の夜長みたいな雰囲気ですよ。

虫の音も聞こえたり...。

という訳で映画の方はhe Simpsons Movie、Interview、そしてBourne Ultimatumを見ています。

何かで見たのだけどマットデイモンってギャラの割に客集率がすごく高い俳優でハリウッド一だそうです。

何だかちょっと以外。

じゃあ、今日はそう言うわけでマットのBourne Ultimatumにしましょう。

いや、この映画初日に見に行かなかった割にはすごく良い入りでした。

マットのランキングもうなづける感じ。

実はシリーズ1のボーン アイデンティティを見てから2は見てないのですよ、私。

1なんですけどね。アクションは素晴らしかったのですけどストーリー展開と言うかラストがどうも頂けなかったのですよ。

とにかく理由付けがどうもちゃちって感じで納得できなかったわけです。

それで2は見なかったのですよね。

3を何で見たかと言うと夫が信頼している業界関係者のブログで良く書いてあったから見に行こうと言われたからで。

しかし、入りの良さに驚きました。まあ、3まで行ったからにはそれなりに入ると思って作っているわけでしょうが。

ストーリーはあのJason Bourneがアメリカに帰ってきて自分の過去を取り戻すべく動くってわけですけど。

やっぱり見せ場はアクションでしょうねえ。

マットはオーシャンズ13の時も思いましたがかなり鍛えて体がすごく分厚くなってます。

それにしてもこの映画を見て思ったがやっぱり人間ってヴァイオレンスが好きなんだなあ、って事。

予告編もまあ、マーケッティングだろうけどほとんどアクション映画でほとんどヴァイオレンスが主体だし。

このアクションシーンで盛り上がる事。何だかちょっと怖ろしくなりました。

人間の性かって感じで。


ストーリーなどはあんまり関係ないので割愛します。だって、ストーリーって言ってもねえ、自分の過去を探る活動ですから。

面白かったのがボーンを見つけようと躍起になるNoah Vosen(Good night and good luckのDavid Strathairn)がPamela Landy(Joan Allenが演じてます)の助けを借りるのだけど女性のPamelaの方が全然切れるところ。

今はこういうFieldでも女性の方が優秀だったりそれで結構はっきり言っちゃったりするところが好感が持てました。

Joan Allenという女優さんは本当に色んな役をやっていて変わったところではPleasantvilleというリースウイザースプーンとトビーマクガイアの出てる映画でのお母さん役。

この映画、大好きだったのだけど、50年代のテレビにリースとトビーが入り込んでしまい、悪や負のない爽やかなテレビの中の社会に旋風を巻き起こすという物語。

実際に負のない社会なんてものはなくて人間が考え、満足を求めるようになってくると秩序が乱れだすと言う非常にメッセージ色もあって考えさせられる作品なのだけど...。

Joanはこのプレゼントビルのドラマの主人公のお母さん役で最初はただの専業主婦でそれに疑問を持ってないのだけど女としての自分に目覚めたりして独立していく役。

結構面白かった。白黒のテレビの登場人物が自分を取り戻す度にカラーになっていくというそして、カラーになった人は迫害を受けたり...。

何だか象徴的で良く考えられた脚本に感心しました。邦題はカラーオブハートと言うそうです。

そして、続編の手がかり的なのはNicky役のJulia Stileが何だかBourneの相手役になるのではないかと言う感じ。

Jason Bourne誕生の秘密を彼女は知ってたとは何だか以外でした。

とにかくスペイン語だろうがロシア語だろうがペラペラのボーン。益々冴えるアクションと活躍。

完全にヒーロー像は出来上がって長くシリーズになるのではないかと言う予感。

だから映画の出来として最高かと聞かれれば、う〜ん、と考え込む感じ。

結局この映画見せるところは心得ていて良いのだけど、どうもプロットがねえ。

やっぱり最後にそんな事だったの、それだけって感じに思ってしまうのですよ。

アクションシーンをエンジョイすれば良しとする人なら良いけどやっぱりこういう訳でこうなったんだ、なるほどねえというストーリーの良さを求める人には、何だって感じになりそう。

一作目もそうだけど、最後にいつもこけてしまう街猫。

どうなんでしょう、それって。

しかし、見に行った映画館では異常な盛り上がり。続編は出来るでしょうね。

Grade:B

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Bourne Ultimatum



2007年08月08日

Rescue Dawn=日本未公開

Rescue Dawn、The Simpsons Movie、Interview、そして先週末にBourne Ultimatumを見ていますが、今日はRescue Dawnを。

Reviewが中々良く、しかもクリスチャン ベイル主演と言う事で小さい映画で限定公開であるにも関わらず映画館に足を運びました。

1つ気がかりはまた「例の」パターンのベトナム戦争映画だったらやだなあと。

もう、反戦とかそう言うのは結構うんざりしているのですよ。

しかし、この映画は戦争の意味とかそう言うのではなくただシンプルに飛行機が墜落して捕虜となった主人公、Dieterのサバイバル日記なのです。

そして、監督は例のドキュメンタリー、グリズリーマンの監督です。

これは良く出来たドキュメンタリーでサンダンス映画祭でも賞を取りました。

またまたアメリカ人役のChristian Bale。実はこの人の本来の英国訛りの英語を聞いた事がありません。それにしてもアメリカ英語、上手いです(笑)。

この映画で本物の蟲を食べたとかニュースになっていましたがこの人、役のためならほとんど何でもします。

体重を落としたり-それも骨と皮までです-バットマンの身体を造ったり、何でも自由自在の上に取り組み方も半端ではありません。

蟲くらいまあ、食べるでしょうね(笑)。

パイロットを夢見て入隊した役で突然飛行機が落ちてしまいベトナムで捕虜になってしまい虐待された上にアメリカ政府を支持しないという書類にサインするなら助けてやると言われて拒否して、牢獄生活を送るようになります。

牢獄と言っても本式のものではなく3,4人の捕虜と一緒に小屋に閉じ込められ、そして政府の監督ではないような民間人のCrazyな人たちに監視されます。

他の捕虜はDieterよりも何年も前に捕まっており淡々と毎日を過ごしています。

監視員を怒らせる事無いよう、首を縮めて生きています。

しかし、このDieterは希望を失わず、投了された日から逃げる事を考え、少しづつ準備して行きます。

この映画が面白かったのはこういった捕虜心理のようなものもきちんと描かれていて、かごの鳥は逃げる事を忘れる的な心理も描かれています。

毎日を面倒を起こさないように生きるという事に人間と言うのはいかに簡単に慣れてしまうかってちょっと怖い感じ。

自分の何気ない日常に疑問を持たず淡々と生きるというのは捕虜でも普通の人でも同じだったりして。

自分の毎日は鎖につながれて居なくても実は見えない鎖につながれていたりしてね。

人間と言うのは環境の動物でどんな悪い環境にも慣れるという事があるのですよね。

恐怖政治を敷かれて、逃走計画を実行するならする前にばらす、と言ったり、死ぬのが自分でない事を祈るのみと言ってはばからなかったり、捕虜達はどんどん希望をなくし擦り切れていく。

その中でDieterだけが希望をなくさずに皆をリードする存在でやっぱり精神的に強い人と言うのはいるのだなあ、と思った。

さらに、この映画のすごいところはこの捕虜の役者達の痩せぶり。尋常とは思えません。

画面に映るたびに見入ってしまうほどのすごさ。

もう、本物の捕虜だ、と思ってしまったのがGene役のJeremy Daviesという役者。

こいつ本物と思いました。いや、ほんとに。

こんな感じ。
Rescue Dawn 1


何とか逃走計画を実行してももう、逃げられないんですね、やっぱり。

それでもDieterとDuaneだけは脱走してどこまでも逃げる。

しかし...って感じですかね。

この感の心理描写とかやっぱり良かった。一緒に逃げる一体感とか、喪失感とか、色々。

ネタバレを抑えるためにこれ以上書けないけどやっぱり最後の方のエピソードとかも手を抜いておらず、中々良い仕上がり。

久しぶりに丁寧な仕事を見たような映画でした。

Grade:A


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Rescue Dawn 2


August 7, 2007 8:26pm (EDT)



Transformers=トランスフォーマーズ

暑い日が続いていますNYC。先日は鰻を食べて頑張っている街猫です(笑)。

最近、外で作業してじりじりと焼けた身体に午後は冷たいシャワーとかを頭から浴びています。

髪を後ろにやって髪の流れに沿ってシャワーをあてるとまるで滝にでもうたれているかのように気持ち良いです。

お陰でしょっちゅう濡れた髪をしていますが...。

さて、Rescue Dawn、The Simpsons Movie、Transformers、そしてInterview、そして先週末にBourne Ultimatumを見ていますが、古い順番から言って今日はトランスフォーマーズを。

公開してから割とすぐに見に行ったこの映画。Promotionは大分前から大々的に展開されていてもうコマーシャルも見飽きた感さえありました。

もうそれだけで良いかなあ、と思ったものの、あの主演の男の子がIndiana Jonesの最新作にも出るし、Next Tom Hanksだとか騒がれていると言うし、見に行こうという事になりました。

あの男の子と言うのはShia LaBeoufですね。

物語りも有名なこの作品、色んな意味でまあ、期待は高かったです。

確かにCGは素晴らしくてどこからか実写でどこからが人工のものかよく分らないほどの現実感がありました。

しかし、物語があまりにも突飛過ぎるものだという事がまず引っかかる。でもこれは映画にする前から分っていた事だし、この物語は機械の身体を持った異星人(しかも巨大な)の話なのだし。

それはそれで良いとしても、やっぱり現実感のある地球人の側の見せ場はあまりなかったようでそれがちょっと残念。

主人公の両親は何だかちょっと面白かったけど、見せ場は例のレノックス大尉のヒーロー像だっただろうけど、私には全然説得力がなかった。

設定は良くて、ほとんど説得されそうな感じもあったのに、あまりにも取ってつけたようなヒーローぶりだったからかなあ。

それと物語的に主人公のサムが人気のある女の子に憧れて...というのは説得力があったし、気を効かせてデートの設定をする車も可愛かったけど、その女の子がまたとってつけたように実は自分はみんなの思う自分とは違う...みたいなのがあって。

設定は良いんだけどやっぱり駆け足で進むからこういう風にとってつけたような感じになるのかなあ。

Megan Fox
はいかにも同級生に憧れられる女の子って感じで良かったけど、期待が大きすぎたせいかサム役のShia LaBeoufにはあんまり感動しませんでしたが...。

いくら力が入った本作でもシングルヒットくらいにはなってもホームランとは行かないようです。

それでも映画は総合評価だと思うので悪い点をつけるにはいかないかな。期待の高さが災いしたか。

Grade:B+

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Transformers


August 7, 2007 7:26pm (EDT)

2007年08月02日

Live Free or Die Hard=ダイハード4.0

おはようございます。最近は9時には起きている街猫。今日のように午前中用事がないと非常に快適。

更新の時間もあるというもの。

さて、見た映画は、まずはLive Free or Die Hard=ダイハード 4、Rescue Dawn、The Simpsons Movie、Transformers、そしてこの週末にはInterviewを見ました。

さて、Live free or die hard=ダイハード4を。

お馴染みのダイハードシリーズのシリーズ4。

このシリーズは2,3と回を重ねても映画の質があまり落ちない珍しい映画。

だから、やっぱり見に行きました。

お馴染みのジョーン マクレーンが予期もせずにあっという間に事件に巻き込まれてそれを解決していくというパターンはあい変わらす。

今回は謎の爆発が全米の各地で起こりその調査のために一人のハッカーの男の子のところへ送られる。

いきなり撃ちあいになり男の子を救い出してDCまで届ける途中、あらゆるシステムが異常な反応を示し、何者かに国の燃料システムや交通システムを乗っ取られてしまう。

このオタク少年(Matt)とジョンとがこの何者かに立ち向かっていくというもの。

今までのシリーズとこれが一番違う点はジョン マクレーンが酒もタバコもやらず、いわゆる、責任のある大人に変身していた事。

今までのBad boyの魅力を期待するとちょっとがっかりするかも。

それから、今までのシリーズと違ってこれは完全なコンピューターによる遠距離からの犯罪であるから、敵との格闘シーンの連続とはなりにくい設定。

それに、ハッキングなどの技術も必要と言う事でこのMattの役が非常に重要になってくる。

そして、もう1つは、ジョンは離婚している設定なので例の妻とのケンカしながらでも愛という状況は消えている。

代りに年頃になった娘と仲直りしようとする設定になっている。

もう1つ感心したのがブルース ウイリス以外に超有名な俳優が出ていなかったこと。

まあ、シリーズ4作目ともなればブルース一人でお客を呼べるってわけ。

まあ、Maggie QとかはMission Impossibleにも出てるから有名といえば有名だけど。

最近はアジア人の俳優の登用がめざましくて、ワンシーンだけ出てくるような小さい役でも結構使われている。

街猫がアメリカに来た頃はそんな事はなかったからそれだけアジア系移民が社会に溶けこんで来た証拠だろうと思う。

それにしてもどうもルーシー ルーと言い何だか強くて感情のないようなサドタイプにアジア人が使われているよう。

アクセサリー的にサイレント ボブとして有名な映画監督でもあるKevin Smithが出ていたのは結構劇場でも受けていた。

その役もいかにも典型的なアメリカでは非常に恥ずかしい状態の、大学卒業後も親と-しかもこの場合Single motherっぽかったのだけど-同居して地下室を自分の要塞のように改造している超オタクの役だった。

これは爆笑だった。しかも、この状況、親との同居の超オタクとかはもうあまりにはまり過ぎてて、登場しただけで、負け犬〜って感じに盛り上がる。

それにしても、あのSilent Bobの映画Clerksって結構可笑しかった。あの主役の男の子、ものすごく口が悪いの心は本当にきれいだったりして...。

びっくりしたのが、このケヴィン スミスってあのJersey Girlの監督なんだそう。

ベン アフレックとジェニファー ロペスが付き合っていた時に共演した二作目の映画。


シリーズ4作目となっても期待を裏切らず楽しめる内容になっていたのは流石。

しかし、こんな風にサイバー戦争になっていく犯罪とジョン マクレーンを同時に登場させるとなるともっと難しくなっていくだろうこれから。

最新の007とかもそうだけど、最近のヒーローは体が丈夫なだけでなくテクノロジーにも通じていないと話にならないのだから。

ジョンはそういうタイプではないしね。

Grade:A

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Die hard 4


August 1, 2007 1:04pm (EDT)


2007年06月19日

La Vie En Rose

こんにちは。

全くフランス語の勉強をサボりにサボって更新しています。いや、勉強しないとついていけないって言うのに。

と言うのも週末見た映画が良かったからです。

フランスの映画でLa vie en rose(ああ、薔薇色の人生ですね、確か)。シャンソンで有名な一曲ですがこれは40年代に活躍したEdith Piafと言うフランスの歌手の作詞です。

この映画はこのEdith Piaf(エディット ピアフ)の一生の物語です。

彼女の一生は波乱の連続でパリのスラムで生まれて売春宿や大道芸人の父親と共に旅をしながら暮らしたり…。詳しく知りたい方は
このWikipediaに載っています。

ほとんど忠実に描かれていた彼女の人生。

実は、この映画の数年前にアマゾンで検索していて歌が素晴らしいな、と言う事でCDを買って、偶然、音大に行って歌を専攻していたというお友達に彼女の話をすると、彼女の人生って波乱なんだよ、と言われて興味を持ったのがこの映画を見たきっかけです。

歌声は一度聴いたら忘れられないような声量と独特のトーン。ちょっとだみ声にも聞こえる感じ。

もし、興味がある方はアマゾンの試聴も出来るし、このYou tubeは音は悪いけど映像つきです。


この原題のLa momeと言うのは英語でKidと言う意味だそうですが俗語で彼女のあだ名だったスズメと言う意味だそうです。

いや、小さいからだ(140cmだそうです)でこの声量はまさにスズメって感じです。

映画ではどん底からまさに這い上がってフランス一の歌手になりあの時代にアメリカでも活躍した彼女。

今で言えばアメリカで言うBritney Spearsくらいの人気。すごかったそうで、パリの交通がストップしたのは彼女の葬式の日だけだったそう。

その彼女、最初は目を覆いたくなるようなお下劣な女性で見てるだけで嫌になってくるのだけどそのうちに洗練された女性になり生涯の恋をするのだけどそれがまた悲劇に…。

この相手の男性が既婚者だと分った時は場内、ため息が漏れてました。アメリカってこういうとこ、ヨーロッパとは違うのよね。

フランスみたいに妾の子供が大統領の葬式に出席なんて事はない世相。

しかし、彼女、洗練されてきてはいてもやっぱりAbuseを経験した苦難の子供時代を持つとお決まりのパターンでまず、アルコール、そして、モルヒネへと落ちていく。

この辺、セラピスト的には本当に避けられないのか〜と思うほどお決まりのパターン。

愛人の死、自動車事故と次々と悲劇が見舞い、そして、その痛みを和らげるために使用しだしたモルヒネにはまるんですね〜。

そして、静かに自分で自分を殺していくのですよね。やっぱりうつだろうな、これは。


女優はIMDBにも写真がないほどのアメリカでは新しい方。Marion Cotillardと言う方。

この美しい方が40代で既に80代に見えるようなJunkyのEdithを演じていたのは圧巻。

シャリーズセロンのMonsterよりもすごい変身でした。

こういう感じのおばあさん
になるわけで…。

一番最後のほうの場面の写真が全然ないので残念なのだけどとても同じ人物とは思えない変身ぶりです。

フランスでもEdithの霊が乗り移ったんじゃないかとか色々言われるくらい評判だったようです。

有名どころで脇を固めていたのはあのGerad Depardieu

この人とも映画では辛い別れを経験します。

やっぱりLoss issuesと言うのは人間のWell-beingに異常なImpactを残す事は確実。

Edithはこの男性の事を父親と慕っていたのです。

本当の父親も母親もEdithを捨てたり利用したりした割には有名になってからはお金を引き出していたり。もう典型的な破綻の家族のなれの果て。

今だってそう言うのあるけど。マコーレーカルキンだって親を訴えたしね。

女優に話を戻すとやっぱりこのパフォーマンス。オスカー級では、と街猫的に思うのですよ。

シャリーズだってMonsterで獲ったしね。でもこの映画、外国語映画でしょ。だからどうかな、と思うけど、あのPenelopeもVolverでオスカーにノミネートされたしPromotionの仕方次第ではありうるんじゃないかと。

顔だけではなく、AttireとかAttitude、やっぱり姿勢の持って生きたかで身体と言うのは美しくも醜くもなるんだなあと納得。

美しい人と言うのは美しいからだと姿勢を持っているのだと今更ながらに思う。

やっぱりAtiitudeって大事だなあと思う。

映画自体は長〜くて、Directingはもうちょっと改善の余地があると思う。

ものすごく分かりやすい感じはなかったし。Edith Piafをよく知っているフランス人には分りやすいのかもしれないけど。

全編に使われている彼女の歌。初期の頃のは録音があまりにも悪かったので他のフランス人の歌手を吹き替えに使って、勿論女優はクチパクなのだが、それが本当に歌っているように見えるくらい自然。

最後の方の超有名曲、La vie en rose、Padam Padam、Non, je ne regrette rien(No regret)などは彼女自身の歌だったよう。

No regretなどは彼女のためにあるような歌で映画の中ではほとんど普段の生活もままならないくらい弱っていたのにこの曲に出会って最後のオリンピア劇場でのコンサートを成功させる設定になっている。

個人的には彼女の曲の中で一番、Passionを感じるのはHymne a l'amour(愛の賛歌)だと思うけど。

日本語の歌詞だと柔らかい表現でロマンティックに仕上げているけどこれは直訳では貴方のためなら何でもすると言うような単刀直入な歌らしい。

映画の中には出てこなかった曲。でも名曲です。

これは劇中にも登場する生涯の恋人のボクサーに捧げた歌で彼女が詩を書いたもの。

聴いてみたい方はこのAmazonの試聴でも出来ます。

私生活は滅茶苦茶ぽいけど沢山の歌手の才能を見出したり。とても人道的な人だったよう。

このCharles Aznavourと言う歌手もその一人で彼の作った歌、Plus bleu que tes yeux=Bluer than your eyesをVirtual duetしています。

そのYou tubeはとても美しいです。こちら

今までは演歌調というかそう言う歌が彼女の持ち味だと思っていたけれどこの曲、すばらしい出来だと思います。思わず、感動。


映画の中で彼女の晩年のインタビューのシーンとか見ても愛を一番大切な事に挙げていたりして、苦労の中にも何だかホッとする感じを見せます。

とにかく夫も私も感動したこの映画、お勧めです。

フランス映画、こないだのParis, Je'taimeといい中々良いですね。

Grade:A

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La vie en rose


この写真、一番美しく写ってます。映画では本物に忠実でした。この女優さん、おでこを広く見せるために剃ったんだそうですよ。

June 18, 2007 3:48pm (EDT)


2007年06月15日

Ocean's 13=オーシャンズ 13

ついに最後のOcean's 13まで来ました。

初日に見たこの映画、最初のOcean's 11はすごく良かったけれど、12は全く期待はずれ。

ジョージ クルーニーもこれには同感だったそうでこの13はそう言うことのないようにすると言っていたとか。

そう言う噂もあり、そしてゲストがアルパチーノだったので見る気になりました。

ジュリア ロバーツが出演していないためケンカしたのか?としつこく聞かれるダニー オーシャンから始まるこの映画。

ダニーが集合をかけてみなが又ラスベガスに集まります。

仲間の資金担当のルーベンがホテルをアル パチーノ演じるバンクに乗っ取られ心臓発作?を起こして昏睡状態になったため、彼を助けるためにまたBankのカジノから盗もうとする面々。

自身の資金を投じて何とか成し遂げようとするものの、足らなくなって仕方なくアンディ ガルシア演じるベネディクトに資金援助を求める事に。

彼も良い味を出しています。

まあ、筋はそう重要ではないこの映画。展開やシーンや変装が面白いこの映画。

そういう意味ではまあ面白かったと言えます。

マット デイモンのキャラは成長して?面白さを増してましたが、そういうキャラはマットだけだったし。

レブロンのCEOと離婚して女優復帰したエレン バーキン、悪くなかったですが、やっぱり年取ったなあって感じ。

最近アメリカで社会的地位が高い男性達が自分をサポートしてくれるような自分のキャリアを持たないような女性を求めているのだそうで。

このレブロンのCEOもそうで、そのために離婚になったと聞いたけど。

フェミニスト的には何だか時代を逆戻りしているようで何だか…。

それにしてもマットといいジョージといいブラットと良い、皆体作ってますねえって感じ。

マッチョが主流になったのはアーノルド シュワルツネガーの貢献に寄ると言ってたけど、それも久しいアメリカ。

全てがマッチョに走ってます。

スーツを着ていても身体の厚みが分るような鍛え方。


映画の方はしかし、一作目ほどの切れ味はないのが本音。やっぱり一作目をしのぐのはどの映画でも難しいようです。

チョイ役でVincent Casselも出ています。

アル パチーノも悪役としてアンディ ガルシアほどのインパクトはなかったし。

2作目よりは良かったものの、やっぱりそれほどの出来ではなかったよう。

やっぱり期待が高いだけにがっかりも大きいんでしょうか。

Grade:B

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Ocean's 13


June 14, 2007 11:03pm (EDT)


Year of the Dog=日本未公開

大分前に見たこの映画を見たきっかけは他の映画を見に行ってこの映画のチケットを買っている人が多い事に気がついて興味を持ったこと。

それなりに話題を集めた映画でした。

主演はSaturday Night Liveの往年のスターのMolly Shannon

ダークコメディと言うふれ込みのこの映画は一人の独身女性が犬を大事に飼っていたのにそれを事故で失ってしまったところからおかしくなる。

主人公のPeggyは心優しく同僚にも非常にナイスな独身女性だったのに犬をなくしてからうつ状態におちいる。

動物だけが自分に忠実なものだと信じ、どんどん動物愛護にはまっていってしまう。

飼い犬を救えなかったという罪悪感が全ての苦しんでいる動物は自分の責任下にあるような錯覚を覚えさせ、どんどん動物愛護にはまり、ベジタリアンになり…。

しかし、そこに動物の好きな気のあう男友達が現れる。これがPeter Sarsgaard

色んな映画に出ていて特にキンジーは印象的だった彼だけど最近はマギージレンホールの彼氏として有名。

キンジーではリーアム ニーソン演じるキンジーを誘惑したりしていたけれど。

この男友達が自分とは付き合えないと言ってから、ますますPeggyの行動は過激に。

隣人−John C Riley演じる−の車庫のなめくじ除去用の毒で自分の犬が死んだ事を突き止めると、過去に一度デートした事のある相手にも関わらず闘志をむき出しに。

ついには家に忍び込んでこの男を殺そうとする。

そこで逮捕される。

兄夫婦の援助により立ち直ろうとするのだが…。

この夫婦の妻をLaura Dernが演じていてこれが結構上手かった。何だか冴えない田舎のちょっときれいな人妻って感じ。

彼女、中々良い女優だと思うけどあまりにきれいなせいかあまり認められないよう。

ダリル ハンナとかもそうだけど。

映画を見て可哀そうになることしきり。だって、動物しか信じられないって本人の思い込みで回りの人はほんとに彼女にナイスだし。

あんな事件を起こしたって言うのに兄も妻も同僚もみな優しいし。

それと動物愛護とか言っても結局大きい犬が小さい犬を殺してしまったりするのを描いているとやっぱり自然の宿命で大きいものや優れたものは下のものを餌にするものだと理解は出来る。

とにかく、予想外の展開を見せるこの映画。最後はちょっと複雑。

Grade:B

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Year of the dog


June 14, 2007 10:24pm (EDT)



2007年06月14日

Hoax=日本未公開

さて、大分前に見たリチャードギアの新作、Hoax。

ストーリーは例のAviatorでLeo様が演じたハワードヒューズのインタビューを取って本を書いたという話が全くの嘘だったという実話を元に作られた映画です。

この映画のプロデュースのためにテレビ出演していたギアは例のインドで女優を抱擁して頬にキスした事件で立件されたばかりでその話題のほうが何だか優ってましたけど。

ギアはこの天才?編集者Clifford Irving役。相棒のDick役にはSpiderman 2でも悪役をやったAlfred Molina。この方もエゲレス人。

Hope DavisはCapoteの時のようにまた体重を増やして編集者役でした。またか〜って感じの70年代作品。

リチャードギアって同じような役柄が多くて例のUnfaithful=運命の女では普通の冴えない夫の役だったのにあまりそれがはまってなかったりしたのだけど、この役、いつもの感じと違う感じに仕上がってました。

普通の人って感じになっていたし、良かったと思う。

物語としてはハワード ヒューズが変わり者だけにインタビューをとったらすごい事だし、しかも、マスコミ嫌いなので否定もしないだろうという感じでこの世紀の茶番を計画するのだけど。

その過程でハワードの人となりをつかむために色んなところに出向いて資料を集めるのだけど、それも裁判の記録を盗んだり、と言うようなハラハラの連続。

と言うのもヒューズと言うのはそれだけ、資料が少ない人。Aviatorでも描かれていたけど裁判になった時はもう既に相当おかしくなっていたし、裁判のように召喚されないと表に出ないキャラだったりする。

とにかく茶番の連続で連続の危機を脱し、ついに出版までこぎつける。

この辺りのCliffordの才能はすごい。

人前で嘘をつくというのもそうだけど、それ以上にインタビューを本物らしく見せるテクニック。

ヒューズになりきって彼が言ったように夜通しタイプを打つ彼はやっぱりちょっと只者ではない感じ。

そしてついに嘘はばれてしまうのだけど。

この間にWatergate事件が起こってニクソンが失脚するのだけど、その事にヒューズが関与していたためにこの本の嘘がばれたような設定。

これも手が込んでいたと思うし、嘘だとしたら本当にすごいと思うので、何だか本当だったんじゃないかと思う。

本の執筆を助けるためにヒューズの資料がある日、なぞの人物から送られてきたり…。

ヒューズの関与を仄めかす事項入り。

最後にはクリフォードは刑務所に行くのだけど彼は司法取引でDickを守りDickは才能を生かして絵本作家になる設定。

妻はドイツ人だかスイス人だかの設定でMarcia Gay Hardenがやってました。

この人名優だけど、今回あんまり炸裂してなかったな。

ヒューズ宛に切られたチェックを換金するためにスイスの銀行に行ったり一肌脱いでいたのに、これもスイスで刑務所行きになったよう。

二人は離婚し、ギアの話ではクリフォードは健在で話をしたらどこまでほんとか分らないような茶番的な男だったそうです。

いや、ほんとに、すごい事です。全ての人を騙して手玉に取り、あの時代に臆の金を手にした男。

最近も嘘の記事を書いて問題になった記者が居たけどそんなものじゃないものね。

Shattered Glassも目じゃないって感じでしょうか。

街猫的には行けてた本作。

Grade:A-

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June 13, 2007 12:55pm (EDT)

Fracture=日本未公開

こんにちは。

陶芸も一段落し、時間が出来た街猫。更新をと思い立って書いております。

昨日はどしゃ降りの雨だと思ったら天気になったり妙な天気。その合間をぬって植え込みの大々的な刈り込みを行いました。

と言うのもこのアパート、元からきれいに植え込みがあったのですが。あまりGardeningを知らない人がやったとみえて2年でジャングルかと言うほど間が詰み過ぎてます。

個々が大きくなるのを考えて植えないと駄目ですよね。ホスタ何かかなり大きくなってます。

ホスタは刈り込みと言ってもあまり効果はないと思うけど、他の木系の植え込みはばっさりと刈って、庭は風通しもよくすっきりとしました。

大きな刈りバサミを買ったのが$9.99。それと私のLaborでこんなに違うのか〜と我ながら感心。


さて、映画の方はHoax、Year of the dog、Fracture、そしてOcean's 13を見ています。

では、結構気に入ったFractureを。

これは去年オスカーにノミネートされて一躍脚光を浴びたRyan Goslingがアンソニー ホプキンスと共演した映画。

ホプキンスがレクターに近いような殺人者を演じています。

Willie Beachum(ゴスリング)は将来を嘱望される若手の弁護士で、地方検事局で検事をして有罪率97%?を誇る凄腕。

大きく華やかな弁護士事務所への転職が決まり最後の仕事に嫌々出かける。

それも、妻を拳銃で撃ったという夫のケースでしかも自白も取れているといういかにも簡単そうなケース。だから、行く気になったという感じ。

その夫がホプキンス演じるテッドなのだけど。

テッドは一代で富をなしたビジネスマンで浮気をしていた妻を撃ち殺したという設定。

彼はWillieを一目見てこいつはいけると挑戦する姿勢。

と言うのも、Willieは見るからにケースをなめてかかった鼻っ柱の強い成り上がりの若造に見えるし、このテッドは貧しい農家から這い上がった経緯からこういう若者を毛嫌いしているのだ。

しかし、実はWillieも貧乏に育ち、自分のボスのように地方検事局で埋もれて終わるようなLoserではなく、弁護士として大金を稼ぐようになりたいと思っており、それを自分のボスにもストレートにいうような、まあ、Ass holeですな。

このボス役が例のGood night and good luckだっけ?のDavid Strathairn。今回あんまり光ってなかったけどね。

Willieはついに貧乏から抜け出すべく、判事の娘の弁護士の彼女もものにし、弁護士事務所にうつるって時にこの事件を担当する。

実はこの事件の担当刑事が妻の浮気相手だったというスキャンダルからこの自白も法廷では使えなくなる。

執念を燃やす刑事が証拠を捏造し、それを使えと迫られるがそれも出来ず。

そして、なんと言っても凶器の銃が見つからないという事で、テッドが犯人だという事は分っているのに、この事件は立件ならずと言う事で流れてしまう。

どうしてもテッドを挙げたいWillieは弁護士事務所に移るのをやめて、昏睡状態にあるテッドの妻を毎日のように見舞ったりする。

実際、妻が自分は夫に撃たれたと言えば立件できるものだったのだ。

Willieの決断が元でこの彼女とも別れる事になってしまい、将来の展望も大きく狂ってしまう、Willie。それでもこの昏睡状態にある被害者に報いたいと立ち上がる。

それにしてもこの彼女役の女優、美しかったけど見た事がない感じだった。Rosamund Pikeというイギリス人の女優さんらしい。

ボンド映画に出てたらしいけど、全く印象になし。


晴れて自由の身に成ったテッドは妻の呼吸器を停止する手続きをしヨーロッパに旅立とうとする。

その朝、Willieがテッドの自宅に現れるのだ。

結局最後には凶器を発見して検挙をするのだけど…。

この後の裁判の結果は分らないと言う設定。考えてみても本当にテッドが有罪になるのかなあと思わせる。

Double Jeopardyは何とかクリアする設定になっているのだけど…。


とにかく、名優はその仕事をし、若手のホープも良い仕事をし、脚本も監督も良かった。

久々に法廷、トリックもので、しかも、Smartなストーリー展開はやっぱりワクワクします。

お勧めの一本です。

Grade:A

Fracture


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June 13, 2007 12:24pm (EDT)


2007年06月12日

Spiderman 3=スパイダーマン 3

こんにちは。

昨日はまたOnceを見に行きました。やっぱり良いなあ、あの映画。

という訳でHoax、Year of the dog、そして初日に見たSpider Man 3、Fracture、そしてOcean's 13を初日に見ました。

今日はSpider Man 3を。

日本の方が公開が早かったのでもう見た人も多いと思いますが、今回も期待が大きかった一作。

その理由は、やっぱり1が良いのはまあ、当たり前としても2もそれに劣らず良いという映画はそうないもの。

あのMatrixでさえ、二作目は街猫的にはこけてたし。

ストーリーはSpider Manが悪のパワーに魅了されちょっぴり悪になってしまうというものなのだけど。

この悪の元がよく分らない宇宙からの物体だって言うのがちょっとこけました。

誰にでも取り付くので敵になった友達にも取り付いたりするのだけど。

悪役は二人でSandmanとVenom。

SandmanはSidewaysのThomas Haden Church、この人は良い俳優だけど今回の役はまあ光れるようなキャラじゃなかったしね。

VenomはTopher Graceという俳優で若い時にテレビで有名になったので結構知名度は高い。

分りやすいStoryと言うのは1も2もそうだったから問題ないのだけど、今回は全く仕上がりは違う感じ。

ちょっとギャグが入りすぎたのか何なのか面白くなかった。

4が作られるそうで、トビーやKirstenが出演するかどうか微妙と言うかKirstenはもう出演しないと言っているそうだけど。

4、残念ながら見たいかどうか分りません。

期待が大きかったのがいけなかったのか…。とにかく、笑いをとる場面では取れず、取らない場面で笑えるって言うのは…。

特にこれは大作だったので違うNeighborhoodの人達が来ていて、主にAfrican-Americansの方たちなのだけど、もう会話を交わしながら、野次を飛ばしながら見るものだから、ほんとにそっちの野次のほうがおかしかったりした変な状況だったけど。

大体、Dave Shappelleだっけ?のギャグでそうなったのかもしれないけど、あのN Wordの応酬は良いのかって感じ。

あんなところに子供を連れて行けません、とっても。

Nって何?とか聞かれるならまだしも、Okだと思って学校でN wordを使ったりしたらそりゃあ、大問題だろうしねえ。

テレビでもやってたけど、黒人でもN wordを使って欲しくないって有名人も居れば白人でもOkって人も居るそう。

色んな人にインタビューしていたけど、答えは人によってちょっと違ったりもするんだけど、黒人から見てCoolだって思える人はOkって感じののりだった。

それにしてもねえ…。

子供も見れる映画と思って結構お子さんを連れてきている人も居たけど、とてもGraphicだったので、泣き出したり。

それでも自分が見たいものだから親は去ろうとしないし。

あれは怖いだろうよ、4歳くらいの女の子だったけど隣の子。

勿論、初めから映画の途中の会話なんてマナー違反だけどまあ、あれだけの人達がみんなやってるとまあ、諦めるしかないでしょって感じ。

そういう時はカリカリしないで自分がエンジョイする術を探すべし。

それにしても真剣な場面でHarry(James Franco)の目が片一方変な感じだなあと思っていたら後ろの人が大きな声で"The ni*** got a funny eye."って言ったのは滅茶苦茶タイムリーで夫と二人で笑いかみ殺したなあ…。

何しろ真剣なシーンだったので笑いをこらえるのに必死。

しかし、実際あの発言がこの映画の最大の笑いのポイントだったとは何ともお粗末な出来って事で。

Grade:B-

私はがっかりしてちょっと怒ってます。

Spiderman 3


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June 11 2007 8:01pm (EDT)

2007年05月29日

Paris, Je T'aime

さて、今まで見ている映画は、Hoax、Year of the dog、そして初日に見たSpider Man 3、Paris, je t'aime、Fractureです。

今日はParis , Jet'maimeです。これは昨日見た記憶の新しい映画。

18の5分ものの短編からなる1つの映画。ほんとは20の予定だったんだそうですが、2個は仕上がらなかったのか提出されなかったよう。

キャストを見ると結構有名なのはNick NolteとかNatalie PortmanとかMaggie GyllenhallとかJuliett Binocheとか。ああ、例のGaspard君(Hannibal raisingの)も出てました。

監督もFargoの監督とか色々有名どころが作ってます。

Parisで活動しているような、日本人の監督も出てたし。この監督はJulietteの作品だったけど、中々良かった。

カンヌ映画祭のOpening作品になったそうで、全部の映画の舞台はParisで違った場所で撮っているため、これもパリって感じの映像もあり、Parisらしいものもあり。

中にはなにこれ、と思うようなものもありましたが、全体的に映像が良かったのはやっぱり短編ゆえにシーンにこだわる事が出来たせいかも。

個人的に好きだったのはFargoの監督のCohen兄弟が作ったTuileriesと言う作品。出演は Steve Buscemi、他。

Place des Victoiresはジュリエット ビノーシュ。彼女やっぱり、良いなあと思ったのは短い映画での演技でもやっぱり上手さは一際分る感じ。

この映画はスワと言う日本人の監督。映像がきれいで良かった。

そして、悲し〜い。

ウイレム デフォーも出てます。

14ème Arrondissementはアメリカでフランス語を学んだアメリカ人の中年女性がパリでの出来事をフランス語で朗読していたのだけど、発音がおかしいのか小さい劇場で結構来ていたらしいフランス人の人たちに大うけしていた。

勿論、こっちには何がおかしいのか分るはずもなかったけど。

この女優、Margo MartindaleというMillion Dollar Babyにも出ていた、女優。


Quartier des Enfants Rougesはマギー ジレンホールが出てたけど彼女も上手い。

短いフィルムでも存在感があります。

Quais de Seineは中東の女の子に恋をする物語。新鮮で可愛かった〜。このLeïla Bekhtiという女優さん、美しかった。

Quartier Latinは離婚しそうな老夫婦の話で、Gena Rowlandsが出てます。あのGloriaは好きな映画ですけどね。

オスカーにノミネートされたらしいですね、この作品で。1980年の事です。

あんなカッコいいおばさんになりたいと思い続けてますが。

この夫婦も離婚していくのが残念なくらい面白いコンビだったんですけどね。


とにかく、びっくりするような有名な監督や俳優が1つのプロジェクトに参加するってちょっと面白いし。

5分間だけの映画だから、面白いと先が見たい〜と思ったりするのですが、まあ、そのもうちょっと見たい、と思うところが良いのかも知れません。

前述したように、映像美はやっぱりこだわりがありそう。

Parisの美しさが十分に表現されていて思わず、パリに行きた〜い、と思うような感じ。こういう映画はやっぱり大画面で見るものでしょう。

夫と二人、パリに行きたいねえ、と言ったものです。

実は6月から夏のクラスでまたフランス語を始める街猫。一応、French IIです。

夫は時間が出来たら二人でフランス語を勉強したいねえ、って。二人でやれば覚えも早いんじゃないかって。

しかし、既にスペイン語がちょっと話せる夫(いや、日本語のほうがスペイン語よりずっと上手いようですが)はきっとフランス語もすぐに上手くなりそう。

似たようなラテンの言葉ですから。

私はと言えばアメリカで外国語を習うとどちらかと言うといつも遅れ気味。

やっぱりこっちの人って西洋語の人達なので東洋人には西洋語修得はハンデが必要か。

とにかく、今度パリに行く時にはちょっとした買い物くらいフランス語でするのが夢です。


ヨーロッパの薫り高いこの映画、お勧めです。

Grade:A

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Paris Je T'aime


May 28, 2007 7:56pm (EDT)

Once

さて、見ている映画はHoax、Year of the dog、そして初日に見たSpider Man 3、Once、Paris, je t'aime、Fractureです。

記憶の新しいOnceから。

OnceはIreland?の田舎で曲をかいて街角で歌う男とそれに共感をおぼえて話しかける女の二人の音楽を通しての物語。

男は父親の掃除機修理と言うビジネスをサポートしていてそして趣味は音楽。曲を作り街角で歌う。

ある日、若い可愛い女の人にPerformance中に声をかけられて友達になる。

去られたばかりの恋人の歌を歌う彼は彼女に全く興味はなかったのだけど、女の提案でLunchを共に。

そして、友達になる。

女は街の楽器屋の店主と顔見知りで時々ピアノを弾きにこの店に来ているよう。

男を伴って彼の曲を彼のギターと彼女のピアノで共演する。

彼女の父親はピアニストだったとかそう言う設定。

急速に親しくなる二人、しかし、思わぬ障害が…。

この女性、若そうだし可愛いので少なくても私にはLocalの中流の家庭のお嬢さんっぽく見えるのだけど、ところが…。

この辺書くと見たとき面白くないので、割愛。

二人とも非常に惹かれあっているのにどうもシンプルに行かない関係。

でも、二人の音楽に対する情熱は本物で、銀行からお金を借りてレコーディングを敢行する事に。

街角のバンドを雇い、週末を通じてレコーディング。

最初は全然乗り気じゃなかった、StudioのStaffも彼らの音楽を聴いてすっかり感動。本気でレコーディングを続ける。

そして、そのテープを持ってLondonに行こうと決心する男。

果たして二人は一緒に行く事が出来るのか…。

こういう風に書けば何だかクラシックな悲恋みたいだけど、まあ、そんな雰囲気もある。

でも、それだけであればこの映画は普通だったと思うけど、この映画の素晴らしいところはその音楽の良さ。

台詞などは極力抑えられていて、音楽での共演で心情をつづるみたいな、Musical的な構成。

しかし、Musicalのようにシーンが展開しているのに突然歌が入りま〜す、みたいな無粋さでないところが又良い。

新しいタイプの映画といえよう。

とにかく、曲は素晴らしい出来で歌も二人の歌声はとてもマッチしていて良い仕上がり。

切ないような大人の純愛といった感じの物語も良い。

俳優はほとんど無名。

ImdbでもYahooでも俳優の経歴が載ってないくらいの無名さ。

この映画、海外の映画祭で脚光を浴びたそうで、夫がいつも参考にしているHollywoodで仕事をしている人のBlogで絶賛されていたそう。

見た後、何だか、悲しいような、暖かいような、微妙な感じになる映画。

それにしてもいつ見ても何かに情熱を燃やす人は美しいと思うなあ。

夢中になれることって素晴らしいと思うし、素晴らしいものを共に作り出すというプロセスのなんと尊いこと。

皆で完全燃焼したこの感覚。何だか文化祭とか思い出します。

物語の中に理不尽さを見た街猫も、それでもやっぱり悪い気分にはならないこの映画、かなりできると見た。

この裏にあるものはやっぱりSocio-economical issueなんでしょうか。

お勧めの一作です。

これを見てどういう訳でこの映画が出来たか分りました。この二人は本物のMusiciansだそうです。

サンダンス映画祭で評判になった作品。

Grade:A(結構つけてますがこのAは本物)


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Once


May 28, 2007 6:20pm(EDT)

2007年05月07日

After the Wedding=日本未公開

さて、映画はデンマークの映画After the Wedding、Hoax、Year of the dog、そして金曜日に封切りのSpider Man 3を見ています。

今日は、デンマークの映画でデンマーク語のこの映画、原題はEfter brylluppetだそうです。

主役は例の007で悪役をやったMads Mikkelsen

この映画を知る事となったのがオスカーの外国語映画のノミネーション。

NYCでさえ、限られた劇場でしか公開されていない小さい映画です。


まず、この映画、インドでチャリティをやっているJacob(Mades Mikkelsen)がデンマークに一時帰国するところから始まります。

出資者を獲得するために帰ってくるのだけどその出資者の娘の結婚式に招待されてから彼の運命は変わる。

赤い疑惑か何だかみたいな古典的な展開のこの映画。

出資者の妻がJacobの昔のGFであり、その娘が、結婚式の席で自分は父親の本当の娘でないと知らされたのだけど変わらず父を愛しているみたいな事を言ったために波紋は拡がる。

ここで非常に文化の違いを感じたのはアメリカって血のつながりってそんなに重視しないから血のつながりがなくてもOpenにそんな事みんな知ってたりするし。

この映画のように20年以上も黙ってるというのは今、あり得ないと思う。

と言うのも、アメリカではどんな事でさえ事実を隠す=嘘をつく、のは後々の信頼関係を悪化させると知っているので出来るだけ早いうちに告白したりする。

その上でやっぱり変わらず愛しているという風にするのが結構普通だと思う。

誰だっけ、Rapperの人が自分が養子だと言う事を30年以上もたって告げられてIdentity crisisにおちいるリアリティTVとか最近あったけど、そりゃそうだと思う。

だって、ずっと嘘をつき続けられると、もう何も信じられなくなるものね。

しかも一番信頼している家族だと言う事がたちが悪い。

ジャックニコルソンが30も過ぎてから自分の姉が母親だったと知ったのは有名な話だけどやっぱりそれも酷い話だと思う。

セラピー的にも家族の秘密のようなものはどっち道、本人の耳に入ってしまうのなら早いうちに、家族の口から、みたいな風に言われてます。


映画ではそれでもっと変なのは、血のつながりもないのに自分の子供として愛を注いで育てた父親は立派な人で父と母は未だに深く愛し合い、そして父親はBillionareであると言うのに、この娘、実父が生きていた事を隠していた両親を責め実父の元に走るのだけど。

これって不思議。

子供と言うのは心理学的に自分の両親が世界中で一番素晴らしいと思い込んで信頼して育つそうで、それがある時期に、そうではない、両親は普通の人間である事が分かるようになると、勝手に裏切られた、と思うそう。

そして、反抗や両親批判が始まるのが例のティーンエイジャーの時期。

裏切られた恨みで決定的に両親を憎み、きっと実の両親は他に居るはずなどと妄想を描くのもこの時期。

親が絶対に素晴らしいと思い込まなければSurvive出来ないのが生物としての子供だそうでこれは本能的な事らしいけど。

勝手に信じて、裏切られたと思うのは可笑しいけど、心理学的にはそうなんだそう。

だから、この娘がそんな時期にあったら、この行動も理解出来るけどそんな年じゃないし。

しかもこの実の父、ドラッグにはまっていて、このGFの友達と寝たり、そんな乱行に嫌気が差してこの母親は彼の元を去ったとそう言う事実も説明されてるのに。

父親って言ったって一度もあった事もなく昔はドラッグ中毒でどんな人か分らないじゃない。どうしてその人にそう、絶対に会いたいと思うかな、突然。

それに、このJacob(実父)も自分には知る権利があったとかなんとか家に怒鳴り込んだりさ。

自分の甲斐性のなさがこの事態を招いたという感じはまったくなく、GFとその夫を責めるばかり。

信じられないと思うこの変の展開。

変。

これからの展開がもっともっと変。

意外な展開となるのだけれど、それと人々の反応が全く理解不能って感じ。

これってやっぱり文化の違いでしょうか。

結局最後は世(デンマーク)を嫌ってインドに若くして逃避したJacobが責任を取らなければいけないという大人としての当然の使命を悟って責任を持つ事を学ぶみたいな感じになっているのだけど。

夫が信じられないと言ったのはインドに残してきた子供同然の男の子の事。

結局、その子と一緒に暮らすという約束を果たせないかもしれない状況に陥る。

それがアメリカ人的に信じられないんだそう。

血がつながってないけど、息子同然、なら約束を破るのは可笑しいという感じで。

映画ではこの男の子は自分の生活の場、インドにとどまる事を当然と思うようなシーンが出てくるので、人間とは運命に従うべきとか自分の与えられた環境で生きるべきとかGo back to the origin的な事を言いたかったのかもしれない。

そうであれば、やっぱりアメリカ人は理解しないな。

だって、今や白人の親が中国から養子取ったりが普通に起こっているここでは血のつながりやOriginより、愛が一番大切でそれ以外はあまり大きい問題ではないって感じが既にあるし。

うちだって子供が生まれなきゃ、養子だって結構普通に考えるもの。

陶芸のクラスメートなんか自然に出来ないなら、人工に頼る前にもう養子のApplicationとか取ったとか言ってたし。

とにかく、文化の違いも面白かったけど、やっぱり理解に苦しむ感は否めなかったなあ。

どうなんでしょ、その辺。

しかし、デンマークってアル中多いって言うけどほんとにお酒飲むねえ。それに何だか感情激しくて急に激るし。

コペンハーゲンとか静かで良い所だと思ったのにやっぱり海賊の子孫だったりして激しいんでしょうか:)。

After the wedding

映画そのものの質が悪いという感じではないのだけれどやっぱり理解に苦しんでしまう。

Grade:B+

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May 6, 2007 2:42pm (EDT)

Blades of Glory

さて、陽気もじょじょにではありますが良くなってきてるNYC。

桜は満開を過ぎました。

街猫のサイトで動画とかやってますのでNYCの桜、興味のある方はどうぞ

さて、映画は後、Blade of glory、そしてデンマークの映画After the Wedding、Hoax、Year of the dog、そして金曜日に封切りのSpider Man 3を見ています。

今日は、Blades of Gloryを。Will Farrelの新作コメディ。

ウィル ファレルってすごい売れてて色んなコメディに出てるけどこれは良く出来ていたと思います。

元々、コメディの大ファンではない街猫は結構夫のリクエストで見に行く事が多いのだけど、見なきゃ良かった、と言うかこれはやり過ぎって言うのが多いものね。

しかし、この映画、作る人はThey know what they are doing.って感じで程度をわきまえていたし、それがやっぱりバカらしい題材にも関わらず未だにBox officeの上位にランクしている理由と思われます。

いや、ちょっと意外でしたけどね。ランキングはこちら

もう公開して一ヶ月以上たってますからね、これ。

物語はアマのフィギア スケーターの二人、Chazz(ウィルファレル)とJimmy(Jon Heder)は仲が悪いのが高じて公式の場で暴力騒ぎを起こしたために一生、Skateが出来ない処分を受けてしまう。

このChazzはSex中毒で練習などしない天才系のSkaterでJimmyはアメリカのアイドル的存在のSkaterと言う設定。

Coach、これがポルターガイストでお父さん役をやった俳優なのだけど、あんな有名な映画に出たのにパッとしないなあと思っていたらやっぱり良くなかった、今回。

このCoachがひょんな事からこの処分の穴を発見。シングルでは出場できないけれどダブルスはOK、しかもダブルスには男女のペアでなければいけないという規約がない事も。

かくて二人は仲が最悪なくせに男子同士のダブルスで復活を目指す事に。

ストーリーとしては割と単純だし、いつものギャグか〜みたいなのもやっぱりあるし、思うのだけど。

どこがって上手く説明できないのだけど、上手く感動させたり、上手い仕上がりになっていた感。

ウィルファレルはどんな役でも出来るやっぱり良い俳優だなと。

どこまでがCGでどこまでが実写か分らないのだけれどスケートシーンも素晴らしかったこの映画。

Grade:A

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Blades of Glory

May 6, 2007 2:02pm (EDT)

The Namesake

さて、この映画、主役のKal PennってNJ生まれのインド系アメリカ人で最近結構でてますね。

爆笑だったのがHarold & Kumarというコメディ。

アメリカでアジア人が学歴をつけて社会に進出する事を快く思わないRed neckyな白人との攻防とか結構時事ネタも入ってて。

と言うのは今アメリカでアジア系アメリカ人と言うのは一昔前のユダヤ系のような感じなんだそう。

良い大学にはアジア人が多くなったり、未だにAffirmative actionを採用している中西部などの大学、いや、私の修士のの学校もやり玉に上がってました:)−には枠からあぶれたアジア人が訴訟を起こしたり。

どういう意味かと言うと、Affirmative actionでMinority枠と言うのがあるんだけど、それではMinorityの中で均等に枠が分配されてるために成績が良くてもアジア人の中での競争が激化してしまい、黒人やラティーノの点数の低いほうの人が合格してしまうという減少が原因のようです。

アジア系の人達はマイノリティとして全ての人種を一くくりにすればアジア系がほとんど、マイノリティのスポットを取ってしまうとまで言ってます。

それだけ、アジア人が優秀だという事だそうですが。

逆にAffirmative actionを採用しないと決めた(逆差別だということでね)カリフォルニアなどの有名校ではアジア人の数が増えてしまってまるで小アジアのようになってしまってるそうです。

これに対してはMajorityの白人層からは文句はないようですが黒人とラティーノは快く思っていないようです。

色々難しいですよね。

Affirmative actionと言うのは元々人種をより均等に分配出来るように主に黒人層のために出来たシステムのようですが時が変わり他のマイノリティなどの台頭がありどんどんその在りようが問われる事となったようです。

この辺の記事、NY Timesで読みました。ただですのでチェックしてみてください。

最近、英語のボキャブラリーの勉強のために読み始めたんですけどね。今更って感じですけどやっぱりこれが一番の方法かと:)。

記事ではユダヤ系が差別を受けていてそれから子供達に教育を受けさせて今や高いランクのキャリアを持つ人にユダヤ系が多数いる事になったように次の成功の世代はアジア人だと言っています。

今にアジア系のCEOなどの顔がテレビに溢れるようになるんでしょうか。アジア系としてちょっと楽しみな感じもあります。

さて、映画に戻るとこのKal Pennの素顔同様、この主人公はアメリカで生まれた二世でGogolという変な名前をつけられた事に不満を持ってます。

父親は訳あって自由を求めて若くしてアメリカに来て、しかし、伝統的に奥さんはインドでお見合いでもらったという設定。

このお父さん役の俳優、良かった〜。お母さん役も若い娘からおばさんになるまで頑張ってやってました。

二人ともボリウッドの俳優さんらしい。レベルが高いね。

男にお茶を入れさせるなんてみたいな文化の描写が面白かったけど。

私もそういう文化を持って育ったのに今や麦茶が欲しいだの何が欲しいだの夫をあごで使う毎日。

夫は妻に仕えるものってこの家の風習です(爆)。

この子供にGogolと言う名前をつけた事がこの映画のタイトルのNamesakeってとこになってるのですが。

このGogol、ロシアかなんかの詩人で、まあ、例に漏れずCrazyな人だったそう。

詩人とか画家とかMentally illの人が多いから…。MSWでもCreativityとCrazinessと言うのは紙一重だってPresentationした女の子が居ました。

ちょっと聞いたんだけどミケランジェロはGod, free my spirit then I can please you.と言ったらしいけど。

ほんとだと思う。既存の型にはまらず自由に表現する事が芸術の最高峰だろうけど、この精神を自由にする、と言うの本当に難しい事だと思う。

だから、精神病とかでモラルや何だか正常な人の枠からはずれたような人がものすごく良いものを創るんだろうなあと思う。

にわか陶芸家(だって〜:))の私もやっぱり皿はこういうもの、カップはこういうものっていう枠があってそれを踏み越えて楽しいもの、個性的なものを創るというのは本当に難しいもの。


とにかく、Gogolは白人のUpper crustっぽい女の子と付き合い、名前を変えようとするのだけど、その時に父親からどうしてその名前をつけたか訳を説明される。

自分のOriginとかIdentityに目覚めたGogolはどんどん変わっていくのだけれど、この過程でインドのタージマハールとかの映像も美しい。

いや、行ってみたい。

結局インド系の女性と付き合うようになるGogol。この相手役がまたOMG、Smoking hotって感じの女性。

Zuleikha Robinsonと言うイギリスの女優なんだけど、本当にSexy。

エキゾティックな風貌はBurmese, Indian, Iranian, Scottish, and Englishの血が混じってるからだそうで。彼女の名前はベルシャ語?(Farsi)で"beautiful one" と言う意味だそう。

映画の中ではフランス文学かなんかのPhDを持つ役だったけど、それも手伝ってか本当にSexyだった。

写真はたくさんあります。こちら

映画の方は良くこれだけの内容を全部詰めたな〜と言うような本当に盛りだくさんの内容。

はっきり言ってつめ過ぎって感じだった。

このIdentity問題だけでもすごい大きなテーマなのに次から次へと。

本は素晴らしかったそう。陶芸教室で読んだという人が言ってました。

そりゃあ、本は大作だっただろうと思うけどね。

お父さん役はIrgan Khanと言う俳優だそうですが、良い味出してました〜。

しかしね、Conservativeな文化と言うのはこんな風にきれいにまとまるものではないと思うのですよね。

やっぱりDark sideみたいなのがいっぱいあるだろうし。そんなものは一切描かれてなかったのはちょっと非現実的かと。

お母さんが最後に母として主婦として生きることだけではなく「自分のやりたい事」を見つけてやり始めたのは嬉しかったけど。

あのインドの歌謡(Singing)って今までは息が苦しくなる〜と思って聞いてたけどこの映画のような落ち着いた曲はちょっと小唄の要素もあって面白い。

私も小唄とかやってみたいなあ。

映画の方はめざましく状況が変わって忙しい思い。三部作とかにした方が見やすかったのでは思います。

ヒンデューの葬式とか興味深かった。

MSWの時にLossのクラスで色んな文化の葬式のスタイルをClassmatesと紹介しあったけどやっぱり白なのねえ。喪の色。

フィリピンだかどこだかではバッジ(リボン?)みたいなものがあって家族が無くなると近親者はそれをつけて一年過ごすんだそう。

良いシステムだと思った。元気がないの、言い訳しなくても皆分ってくれるものね。

俳優は良かったし、制作費もかかってそうな壮大な映画だったけどやっぱり映画としてのまとまりには欠けたかな。

いや、それにしても、最後の方、ほんとに悲しくて泣いてしまいました。やっぱりあのお父さん、上手かったなあ。

日本人がProducerとして参加してましたが日本では公開されないんでしょうか。

Grade:B


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Namesake 1Namesake 2

May 6, 2007 1:40pm (EDT)

Pay it forward

ご無沙汰しました。ブログ存続の危機でした。

約一ヶ月ぶりの更新、最近はあまり良い映画がやってないですね。日本ではゴールデンウイーックなるものがあるけどアメリカにはそんなものないし。

普通に過ぎる日常です。

その中で私事に忙しい私。ちょっとしたProjectをやってまして、やっとその谷間になりました。

と言っても成功しなかったので谷間になったという訳ですからめでたくもないですけど。

さて、映画は、Pay it forward、Name Sake、Blade of glory、そしてデンマークの映画After the Wedding、Hoax、Year of the dog、そして金曜日に封切りのSpider Man 3を見ています。

NYCはやっと桜が満開を迎えましたが昨日の土曜日には豪快に散り始めました。

街猫のメインサイトの方で動画など桜の映像をどうぞ

昨日はちょっと暖かかったものの今日はまた肌寒い陽気。これじゃあ、いつまでたってもナスを植えられないと思う今日この頃。

茄子は夜の気温が最低55°Fを維持しないと駄目とかいてあるし。


さて、映画の方は今日は記憶も薄いPay it forwardから。

結構前の映画でHelen HuntとKevin Spacyが出て例のI see dead peopleのHaley Joel Osment君も出てます。と言うか彼がメインの映画かな。

Haleyって男の子もOkなんだ。女のこの名前かと思いました。

Hillaryはイギリスでは男もOKだそうで、アメリカでは女性の名前ですけど。


ストーリーはTrevor(Haley君)と言うアル中の母親(Arlene=ヘレンハント)を持つ男の子が社会科の宿題で世の中を変えるProjectとして良い事を始めるというもの。

人に良い事をしてあげてその人が良い事を3人の人にしてあげると言うような事なんだけど。

その世の中を変えると思うような事をやってみましょうという宿題を出した社会科教師がユージーンというKavin Spacy演じる役。

結果的に文句を良いに来たArleneとEugeneはデートするようになるんだけど。

このArlene、どうしてもお酒をやめられないし、それとユージーンは顔に大きな火傷の跡を持つような複雑そうな役柄。

何だかアメリカの複雑な人たちの見本のような二人。

このユージーンの役、やっぱりケヴィン スペイシーって上手いなあと。

結局、Child abuseによって出来た傷なんだけどほんとに悲しかったなあこの告白のシーン。

そんな親、居るんだよね、ほんとに。

Social workerとかだから大変なんだけど。

これが皮肉にもね、自分の母親さえも変えられないTrevorが世の中を変えようとするのが。

人ってそう簡単に変わるもんじゃないんだなあ。

一番身近な人でさえ時に変えられなかったりするんだから。

そして、衝撃の結末に続くって感じか。

いや、セラピストにはEspeciallyに重い映画でした。

でも、Internの時にSupervisorに言われたように世の中を変えようと言うより、自分の患者さん一人の人生にちょっと関わってそしてそれがその時に実らなくてもいつか実を結ぶと考えましょうとか。

そうしないといつも失敗してるような気持ちになるこのセラピーの仕事。

勿論、立ち直って行く人もいるけどそういう人ばかりじゃなく、途中で投げ出して前の生活に戻ってしまう人の多いこと。

力及ばずって思う事が、むしろ、成功例よりそっちの方が心に残ったりするしね。

この映画も世の中は変わらなかったけれど、Made differencesという全くもってSocial workersが心しなければいけないような内容でした。

しかし、この映画、評価的にどうなんでしょう。あまりに救いがないようにも…。

しかし、役者は良かった。Haley君も良かったし。

後、James Caviezelと言う俳優。結構良いなと思います。

Count of Monte Cristoだっけ?良かったし。

Grade:B

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Pay it forward

May 6, 2007 12:41pm (EDT)

2007年04月09日

Dressed to kill=殺しのドレス

Pay it forward、Name Sake、Blade of glory、そして昨日デンマークの映画、After the Weddingを見ました。

さて、ブライアン デ パルマ監督のBlack Dahliaが全くの駄作だった時にこの監督は良い監督で良い作品を作ってるのよ、例えばDressed to killとか。

と言った事から夫がいそいそとNet Flixで注文して見た作品。

全く時の流れとは怖ろしいものです。この作品は1980年に作られた作品。

当時、夫は3歳。到底この映画を劇場で見ているはずはありません。

なんてったってヌードシーンもショックシーンも満載のこの映画。

今見ても、このヌードどうよ、と思う感じで不必要な感じのカットもあったりして。

今と違い女優さんの要求があまり通らなかったのかしらと勘ぐりたくなります。


当時、ヴィデオで見て初めて心理学に興味を持った、と言える作品。

今、セラピストになってしまっている結果を思えば何となく関係はない事はないかな、と思ったりする。


物語はケイトと言うマンハッタンに住む裕福な人妻が夫との関係に疑問を持ち、セラピーをうけていて弾みで見知らぬ男と関係を持ってしまう。

そして、情事からの帰りにエレベーターでかみそりで切られて惨殺されてしまうと言うもの。

この情事へのもって行き方が映像的に素晴らしい例の長回しの美術館のシーンだったりして音を消してカメラがフォローするこの取り方は今見ても結構良いなと思います。

この後、多数の映画監督がこの取り方をまねて撮っているのだろうからそう信じられないほど新鮮とは思いませんが、初めて話題になったのはこの監督かも知れません。

そしてタクシーの中からヒラヒラする手袋を追っていくうちに情事へと発展。

ここはメトロポリタン美術館かな。

彼女の精神科医の役、Dr. Elliotはマイケル ケイン

この人はコメディも上手いし、殺人犯も出来るという流石はオスカー俳優。

しかも未だに活躍しています。

さて、エレベーターで惨殺されたケイトを目撃したのがLizという売春婦。

この女優はNancy Allenと言ってデパルマ監督の妻だったのだけどこの後あまりパッとせず、知っているのはロボコップの同僚、アンルイス巡査役くらい。

売春婦だという事で警察からも証言を半分疑われケイトの息子、Mikeとの出会いから二人で犯人を追跡し始める。

このMikeがオタク系で色んな機器を発明しては捜査に役立てるのがおかしい。

そして、まあ最後には犯人を追い詰めるというわけ。

映画としてはセクシーなナンシーアレンのショットは満載だし、名優は名優なりの仕事をし、ショッキングなシュールなものに仕上がっている。

しかし、この時の流れと言うのは怖ろしいもので当時、サイコサスペンスなどと言うのはピッチコックかこの監督くらいが撮ったものだったのに今や誰でもこのような知識を持ちサイコサスペンスなんて一ひねりどころか二転三転の派手なものまであって逆に滑稽な結果になっていたりするのだけど。

この映画は当時にしてはあっと言うような内容だったにもかかわらず、夫なんか最初の何分かで犯人が分ったという始末。

私なんて20代の頃ドキドキしながら見て結末にあっと言ったものだけど。

まあ、登場人物的にも限りがあるし想像には難くないんだけど、それにしてもやっぱり時の流れとは怖ろしいもの。

観客も知識を見につけてるしちょっとのツイストじゃあもう満足しないはず。

そういう事を踏まえれば今見ると残念な結果だけどやっぱりこの映画は素晴らしくサイコスリラーの先駆けと言う事で評価したい。

映像的にも伝説を生んでるしね。

しかし、このDr.のオフィス、うちのアパートの建物にそっくり。この辺一帯こんな感じだけど。

多分Upper east sideか何かだと思うけど昔はあんな感じだったのねえって感じ。

夫と二人でうちにそっくりだねえと言い合って居ました。

Grade:A


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April 8, 2007 1:13pm (EDT)

2007年04月08日

復讐するは我にあり=Vengeance Is Mine

こんにちは お久しぶりです。

個人的にどうも立て込んでいて更新がおろそかになる今日この頃。

復讐するは我にありの後にDressed to killとPay it forward、そして昨日デンマークの映画、After the Weddingを見ました。

今日は復讐するは我にありを。

これはBAM(Brooklyn Academy of Music)で上映されていたもの。

このBAMはオペラなど色々な出し物を結構安価でやっていると言う事で友人の間でも結構人気が高い団体です。

今村昌平フェスティヴァルみたいなのをやっていた時に行ったのですが毎月色んな催しをしているらしい。

この催しの紹介で知ったのだけど今村昌平監督と言うのはカンヌ映画祭で二回勝った事のある5人の監督の中の一人なのだそうです。

結構メジャーな成功ですよね。

原作は第74回直木三十五賞を受賞した佐木隆三の小説で、実在した連続殺人犯・西口彰の犯行を題材にした作品だそうです。

1979年の映画化です。


すごく有名な映画なので内容を知っている人も多いと思うのでネタバレで書きます。


面白いのがこの犯人、榎津巌(えのきづ いわお)が敬謙なクリスチャンの家の出であるという点。

父親は九州の五島で漁師をやっていたが、クリスチャンだという事で政府から迫害を受けて船を取られてしまう。

最初に登場するのはこのシーンでほとんど抵抗せず天皇陛下のために船を寄付させられる父親を歯がゆく思い憲兵に反抗しようとする巌の姿が描かれている。

多分、このシーンの挿入の意味は巌の性格形成に自分は人に利用されたり不公平な事に無抵抗でしたがう人間にはなるまいとか果ては良い人で人に迷惑をかけないように生きても得な事はないという理論に発展した経緯を示していると思われる。

その示唆通り、詐欺師で人殺しの巌は九州で二人の男を殺し金を奪って連絡船で本州に逃げ、どんどん人殺しを重ねる。

37歳(1963年=昭和38年)に初めて人殺しをし指名手配されそれから大阪東京と逃げながら人殺しを重ねる。


この映画は原罪と言うのをテーマにしていて、果たして人間は悪いものとして生まれ精進して良い人間になるのか、それともそんな事は必要ないのか、と言う事をこの巌と対照的に信心深い父親(三国連太郎演じる)を対比して描かれている。

そのエピソードはこの巌の妻(倍賞美津子演じる)が義父に思いを寄せるところに描かれてもいる。

嫁は巌に散々迷惑をかけられ一度は逃げ出すのだけれど、義父が呼び戻しに来た事で復縁する。

自分よりも巌に苦労させられているのに、未だに巌を見捨てず尽くし続ける義父を尊敬し盲愛するようになる。

思いを遂げようと裸で迫るような嫁にも神の助けを借りて手を出さないような義父。

巌の母子関係も面白くて詐欺師の巌は出所してブラブラしながらも結局上手く母親に取り入って小遣いをせびったりするのだ。

父親とは殺し合いになるほどの対立をしながらも母親は上手に使うこの男。

弁護士に成りすまし、妾のハル(小川真由美)の家に入りびたりついに彼女に正体を知られてしまう。

しかし、このハル、実の母が殺人犯でありこの母親、自分の保身のためにハルの愛人に取り入って娘を売り渡すような女。

ハルは殺されても良いというか、半分死にたいような精神状態で結局はこの殺人は情けをかけたような殺人となる。

ハルは生きていても生き地獄と言うような描かれ方をしていた。

本物の弁護士を殺して本人に成りすますとか犯行は段々と大胆になるがついに逮捕されてしまう。

映画の中では人殺しをなんとも思わないような異常ぶりが散々描かれていてちょっとショッキング。

とにかく実話では43歳の時に処刑されてしまうこの犯人。

映画では母親は死に父親と嫁が骨を散布するシーンがラストシーンで死んでも信心深い父親が過ちを犯さないかどうか見ているぞ、と言うようなニュアンスが込められている。


やっぱり人間と言うは生まれながらに罪深いものなのでしょうか?それを宗教によって克服できるのでしょうか?等と今まで考えた事のないような事を考えてしまう映画。


心理学的?には巌が絶倫男として描かれているのはやっぱり性衝動と残虐性と言うのは関係あるに違いないと思ったりして。

殺しを楽しむような連続殺人犯は皆、男だしね。

とにかく面白い映画でした。

鬼畜といいこの映画といい殺人犯が上手くなるこの緒方拳氏。やっぱり上手いですね。

この通り海外でもちゃんと売ってます。

Grade:A

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April 8, 2007 10:39am (EDT)


2007年03月23日

Half Nelson=日本未公開

こんにちは

先週雪が降って寒さが逆戻りしたと思ったらまた暖かくなってきたNYC。

さて、春は近いかな。

先日、あるところでShirley Knightと言う女優さんを見ました。

この方です。

それが可哀そうな事に彼女を見て女優だ、と思って引き返してきたという女性が居てその人が、全く違う女優の名前を言ってあなたのファンです、と言ったのです。

Shirleyは私も女優だけどShirley Knightと言うのよ、と訂正してました。

いや、ちょっと可哀そうだった。

最近ではYa ya sisterhoodとかDesparate Housewivesにも出てるんだけどって言ってました。

顔を見れば女優だと分る感じだけどね。

街猫的にはAs good as it gets=恋愛小説家の演技を思い出すけど。

主人公のヘレンハントの母親役で、どうしたらいいか分らない、と初めてのタイプの恋愛に戸惑う彼女にI still want to go out.と言う台詞が印象的だった。

普通の人みたいに出かけたりしてみたい、という場面だったんだけど。

彼の行為を受けて私達の生活を取り戻しましょう、あなたにはその価値があるって感じで、良かったけど。

いや、とにかく、本人は小さい。テレビとか映画に出てると大きく見えるというけどほんと。

それにこの方、71歳って信じられません。若い頃はとても美しい人だったよう。この写真をどうぞ

NYの人って驚いたり感嘆したらCoolじゃないって感じがあってあんまり大騒ぎしないせいか誰も彼女に話しかける人はなし。

街猫もあなたのあの演技良かったです、とか言おうと思ったけど、ちょっと恥ずかしいし、会った場所のせいもあってやめました。

きっと話しかけて欲しかっただろうな、と思ったりして。

今日は今日で地下鉄で元モデルのファッションジャーナリストみたいなおばさんを見た。

名前を覚えてないのだけど、NY訛りのある痩せてていつも瞼をブルーと言うか灰色っぽく化粧してる人。

あまりにもテレビどおりだったのでいやでも目に付きました。


さて、映画の方は復讐するは我にありの後にHalf NelsonとDressed to killとPay it forwardという映画も見ました。

今日はHalf Nelsonを。

この映画が何でまた街猫の気を惹いたかと言うとそれはもう、主役のRyan Goslingがオスカーにノミネートされたからです。

それと陶芸教室でご一緒しているJさんがこの映画作りに参加しているという理由もあるな。

この彼の演技を見たのはMurder by numberというサンドラ ブロック主演の映画だったのだけど、その時は高校生の役だった。

今回は中学の先生の役と、全く立場は違ってたりする。

熱意もある頭の良い中学の先生なのだけど、Drugsから抜け出せないと言う役どころ。

前にも施設に入って治療しているのだけど結局もとの木阿弥。

自分ではコントロールできてる、と思ってるんだけどどんどん落ちていくという典型的なパターン。

それに黒人の教え子の女の子が絡んでくる。

この子はお兄さんがDrug dealerかなんかで刑務所に入っていてその関係でDrug dealerの人と親しかったりするのだけど。

悲しいのが自分の教師がヤクチュウだと分ってもそうショックも受けないという生活環境にこの女の子が居る事。

アメリカのPublic Schoolってこういうところがちょっとショック。

やっぱりこのRyan Gosling、上手いと思った。

どうしようもなく落ち込んだ人って言うのを好演してました。

それもDVDの付録を見てるとカメラが回りだすと途端に退廃って感じが出る。

一秒前とは違う人のようです。

特に、この女の子が、薬をやるときはどんな気持ちなのかって聞いたところはほんとに辛そうな感じが伝わってきた。

この人は薬をやりたくはないのだ。

薬が気持ちいいからやるわけではない、と分った。

しかし、このどうしようもない"うつ”を忘れるためには薬しかないって感じ。

その痛みを止めるには薬しかないし、薬をやらなかったら、自分を傷つける方向に進むと思う。

いや、薬自体が自分を徐々に殺していく方法なのだけど。

それがつぶさに分る演技でセラピスト的に街猫はとても辛くなったし、ちょっとこの辺の演技は絶賛的だった。

一体どうしてまあこんなに暗くなってしまったのよ、と思ったけど、うつの原因って脳の化学物質のアンバランスと思考パターンだというし。

彼の家族も出てきてちょっと興味深く、セラピスト的に原因を解明しようとしたのだけれど:)。

この人、きっと、とても頭が良くて志も高かったから、平均的と言うかMiddle classの両親や弟と合わなかったんだと思った。

しかし、自分ひとりが家族の中で違っても、家族ってものは自分の出所(Origin)であるから、やっぱり自分は本来、平凡でつまらない人間なんだ、とか素晴らしくなれないんだとかそう思ったりしてね。

沢山の本を読み、生徒に理想を教え、頭が良いこの主人公だからこそ、世の中や、自分の家族に嫌気がさしたのかなあと思う。

結局、理想を持っても世の中と言うものはあまり変わらないし、それが証拠に自分の家族こそが何の疑問も持たずに暮らしている人たちだったりするわけだから。

こういう人は辛いだろうなあ、と。

いや、でも結構居ると思う。街猫の患者さんにも多数、居たし。

タイトルのHalf Nelsonと言うのはNelsonの素晴らしい引用をクラスでして、そしてこの主人公が素晴らしい人間で、Nelsonに近いHalf Nelsonである、と言うところから来ているのか。

確かにヤクチュウであっても志は高くこの主人公は鳶が鷹を生んだ的に家族からも異色だ。

この映画はこういった高い理想や志を持った人達に、現代と言うのはいかに生き難いところかと言う事を描きたかったのかもしれない。

映画としての完成度も高く、この女の子の演技も良かったし、勿論Ryanも良かったし。

お勧めの映画です。

Grade:A

Half Nelson


March 21, 2007 2:46pm (EDT)

2007年03月12日

Zodiac=日本未公開

こんにちは。

今6時半過ぎですけど、外はまだとっても明るい。それもそのはず、昨日まで5時半だったんですから今の時間。

腹時計だってまだお腹すいてないって言ってます。やっぱり晩ご飯は7時半ごろかな。

春眠暁を覚えずって感じでとっても眠いです。やっぱり春なのでしょうか。

そう言うと夫は、え〜っ冬の方が眠いんじゃないの〜?と反論します。

いや、少なくとも日本ではね、春は眠いと言われているの。

春眠暁を覚えずも、春眠と言うのは春の眠りの事で、暁と言うのはDawnの事でね、春の眠りはDawnが分らないくらい眠いって事なの、と易しい日本語で説明してやった。

まあ、動物ってものは冬が眠いのよね。だって熊の冬眠とかあるし。

じゃあ、何で日本では、春が眠いんでしょう。分りません。


今日は先日見たZodiacのReviewです。もうこれ以外に瞼がくっつくのを防ぐものなし。

やっぱりGlogだ〜という事で。


ご存知この映画は60年代〜70年代にサンフランシスコで起こった連続殺人事件の捜査を描いたRobert Graysmithと言う人の本を原作に作った映画。

この物語の主人公はRobert Graysmith自身で彼が核心に迫るまでの物語が描かれています。

この殺人が起こったとき、Robert Graysmith(ジェイク)は新聞社で漫画を書いてる社員で記事をかいたりするのには全く関係なかったものの、誰もが解決できない事件であり、新聞社に次々を送られてくる犯人からの手紙により興味をそそられる。

元々凝り性なところがある彼は犯人(ゾディアック)が送ってくる暗号文を解明しようと図書館で色んな本を読み漁る。

そしてその知識は実際の捜査員を上回るものだったりする。

やっぱりオタク系の方々と言うのは偉大ですね。

様々な疑問を持ち、それを捜査員に実際にぶつけながらどんどんのめりこんでいくRobert。

捜査員、David Toschi役にはMark Ruffalo

この刑事はこの事件で有名になりSteve McQueenBulittと言う映画ではこの刑事をモデルに物語が作られているそうです。

なるほどこの刑事さん、あくが強くて捜査熱心で中々良いキャラでした。

このMark Ruffaloという俳優。良く見るけど、いつでもパッとしなかったけどこの映画では結構光ってましたね。

その必死の捜査にも関わらず、後一歩と言うところで犯人を逮捕する事は出来ません。

追い詰めても筆跡鑑定がNoと出たり、DNAがマッチしなかったりと。

でもこの間、テレビで見てて分ったのだけれどDNAって人によっては二種類持ってたりするらしいしと聞いたし。

元々二人になるべく出来た受精卵が理由が分らないけれども一人の人間に収まってしまうらしく、性別の違う固体同士の場合はIntersexと言って男女の性を持って生まれるし、肌の色などが違う固体の場合、体がマーブルのように部分によって違う色になるらしい。

確かに自分が生んだ子でもDNA鑑定によって子供とは認められなかった例があったりして、身体の他の部分からDNAを採取するとマッチしたりするらしい。

ともあれ、かなり臭い容疑者も後一歩と言うところで逮捕できない。

3時間に近い映画で前半はずっとこんな調子。

そして後半はこのRobertがこの事件にのめり込んで仕事も辞め、本を書き始める。

その間に、同僚でライターだった、Paul Avery(ロバート ダウニー Jr.)が事件に巻き込まれて脅されたりしたためにどんどんアルコールに溺れていく。

この辺り、やっぱり地でもいけるだけあって:)Downy Jr.はやっぱり上手い。

映画の中ではZodiacの事件をBaseにして作られたクリント イーストウッドのダーティ ハリーの第一作目を観賞するシーンがあったりする。

この一作目のダーティ ハリーも刑事のモデルはToschiだったそうだけど。

最後には事件を解決したいがためにほとんど憑かれたようになってしまう、Robert。

しかし、周知の通り今現在も事件は未解決のまま。

この映画は事件に尽力した人達の事を中心に描いたものです。それだけに警察や沢山の人たちの努力や徒労に終わる様、苦労が分る作品となってます。

Grade:A

Zoniac


March 11 2007 8:05pm (EDT)