2007年06月19日

La Vie En Rose

こんにちは。

全くフランス語の勉強をサボりにサボって更新しています。いや、勉強しないとついていけないって言うのに。

と言うのも週末見た映画が良かったからです。

フランスの映画でLa vie en rose(ああ、薔薇色の人生ですね、確か)。シャンソンで有名な一曲ですがこれは40年代に活躍したEdith Piafと言うフランスの歌手の作詞です。

この映画はこのEdith Piaf(エディット ピアフ)の一生の物語です。

彼女の一生は波乱の連続でパリのスラムで生まれて売春宿や大道芸人の父親と共に旅をしながら暮らしたり…。詳しく知りたい方は
このWikipediaに載っています。

ほとんど忠実に描かれていた彼女の人生。

実は、この映画の数年前にアマゾンで検索していて歌が素晴らしいな、と言う事でCDを買って、偶然、音大に行って歌を専攻していたというお友達に彼女の話をすると、彼女の人生って波乱なんだよ、と言われて興味を持ったのがこの映画を見たきっかけです。

歌声は一度聴いたら忘れられないような声量と独特のトーン。ちょっとだみ声にも聞こえる感じ。

もし、興味がある方はアマゾンの試聴も出来るし、このYou tubeは音は悪いけど映像つきです。


この原題のLa momeと言うのは英語でKidと言う意味だそうですが俗語で彼女のあだ名だったスズメと言う意味だそうです。

いや、小さいからだ(140cmだそうです)でこの声量はまさにスズメって感じです。

映画ではどん底からまさに這い上がってフランス一の歌手になりあの時代にアメリカでも活躍した彼女。

今で言えばアメリカで言うBritney Spearsくらいの人気。すごかったそうで、パリの交通がストップしたのは彼女の葬式の日だけだったそう。

その彼女、最初は目を覆いたくなるようなお下劣な女性で見てるだけで嫌になってくるのだけどそのうちに洗練された女性になり生涯の恋をするのだけどそれがまた悲劇に…。

この相手の男性が既婚者だと分った時は場内、ため息が漏れてました。アメリカってこういうとこ、ヨーロッパとは違うのよね。

フランスみたいに妾の子供が大統領の葬式に出席なんて事はない世相。

しかし、彼女、洗練されてきてはいてもやっぱりAbuseを経験した苦難の子供時代を持つとお決まりのパターンでまず、アルコール、そして、モルヒネへと落ちていく。

この辺、セラピスト的には本当に避けられないのか〜と思うほどお決まりのパターン。

愛人の死、自動車事故と次々と悲劇が見舞い、そして、その痛みを和らげるために使用しだしたモルヒネにはまるんですね〜。

そして、静かに自分で自分を殺していくのですよね。やっぱりうつだろうな、これは。


女優はIMDBにも写真がないほどのアメリカでは新しい方。Marion Cotillardと言う方。

この美しい方が40代で既に80代に見えるようなJunkyのEdithを演じていたのは圧巻。

シャリーズセロンのMonsterよりもすごい変身でした。

こういう感じのおばあさん
になるわけで…。

一番最後のほうの場面の写真が全然ないので残念なのだけどとても同じ人物とは思えない変身ぶりです。

フランスでもEdithの霊が乗り移ったんじゃないかとか色々言われるくらい評判だったようです。

有名どころで脇を固めていたのはあのGerad Depardieu

この人とも映画では辛い別れを経験します。

やっぱりLoss issuesと言うのは人間のWell-beingに異常なImpactを残す事は確実。

Edithはこの男性の事を父親と慕っていたのです。

本当の父親も母親もEdithを捨てたり利用したりした割には有名になってからはお金を引き出していたり。もう典型的な破綻の家族のなれの果て。

今だってそう言うのあるけど。マコーレーカルキンだって親を訴えたしね。

女優に話を戻すとやっぱりこのパフォーマンス。オスカー級では、と街猫的に思うのですよ。

シャリーズだってMonsterで獲ったしね。でもこの映画、外国語映画でしょ。だからどうかな、と思うけど、あのPenelopeもVolverでオスカーにノミネートされたしPromotionの仕方次第ではありうるんじゃないかと。

顔だけではなく、AttireとかAttitude、やっぱり姿勢の持って生きたかで身体と言うのは美しくも醜くもなるんだなあと納得。

美しい人と言うのは美しいからだと姿勢を持っているのだと今更ながらに思う。

やっぱりAtiitudeって大事だなあと思う。

映画自体は長〜くて、Directingはもうちょっと改善の余地があると思う。

ものすごく分かりやすい感じはなかったし。Edith Piafをよく知っているフランス人には分りやすいのかもしれないけど。

全編に使われている彼女の歌。初期の頃のは録音があまりにも悪かったので他のフランス人の歌手を吹き替えに使って、勿論女優はクチパクなのだが、それが本当に歌っているように見えるくらい自然。

最後の方の超有名曲、La vie en rose、Padam Padam、Non, je ne regrette rien(No regret)などは彼女自身の歌だったよう。

No regretなどは彼女のためにあるような歌で映画の中ではほとんど普段の生活もままならないくらい弱っていたのにこの曲に出会って最後のオリンピア劇場でのコンサートを成功させる設定になっている。

個人的には彼女の曲の中で一番、Passionを感じるのはHymne a l'amour(愛の賛歌)だと思うけど。

日本語の歌詞だと柔らかい表現でロマンティックに仕上げているけどこれは直訳では貴方のためなら何でもすると言うような単刀直入な歌らしい。

映画の中には出てこなかった曲。でも名曲です。

これは劇中にも登場する生涯の恋人のボクサーに捧げた歌で彼女が詩を書いたもの。

聴いてみたい方はこのAmazonの試聴でも出来ます。

私生活は滅茶苦茶ぽいけど沢山の歌手の才能を見出したり。とても人道的な人だったよう。

このCharles Aznavourと言う歌手もその一人で彼の作った歌、Plus bleu que tes yeux=Bluer than your eyesをVirtual duetしています。

そのYou tubeはとても美しいです。こちら

今までは演歌調というかそう言う歌が彼女の持ち味だと思っていたけれどこの曲、すばらしい出来だと思います。思わず、感動。


映画の中で彼女の晩年のインタビューのシーンとか見ても愛を一番大切な事に挙げていたりして、苦労の中にも何だかホッとする感じを見せます。

とにかく夫も私も感動したこの映画、お勧めです。

フランス映画、こないだのParis, Je'taimeといい中々良いですね。

Grade:A

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La vie en rose


この写真、一番美しく写ってます。映画では本物に忠実でした。この女優さん、おでこを広く見せるために剃ったんだそうですよ。

June 18, 2007 3:48pm (EDT)


machineko_nyc at 04:48│Comments(0)TrackBack(1)映画L | 映画−日本未公開

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