まちしん:一般財団法人まちづくり振興機構スタッフブログ

一般財団法人姫路市まちづくり振興機構が管理運営する施設での、日常の出来事やイベントの告知などを、スタッフ目線で綴っていきます。

テレビ放送

9/5植物園35周年記念講演会

こんにちは、Nです。土曜5日に取材に行ってきました(^^)/

手柄山温室植物園で、
この9月5日(土)から開催している「播磨の希少植物展」の初日に、
『35周年記念講演会』が開催されました。

なお講演会出席は、事前募集しておりました。
会場は、交流ステーション1階で、植物園から歩いて5分ほどの距離です。
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会場までは迷わないように各所に看板や掲示をしています。
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会場入り口は、生け花でおもてなし(^_-)-☆
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12時半より受付を済ませた方から、随時、席に座っていきます。

司会は、姫路市役所の広報推進員の長野さんです。
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35周年のお祝いに、
黒川副市長の挨拶と、
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松葉議長の挨拶をいただきました。
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会場には椅子を約270脚用意していたのですが、満員御礼です。
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講演会を前に、
「植物園の今までの取り組み」について、A主任が発表しました。
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定期的に展示会を開催していること、
観察会などの勉強の機会があること、また
市花サギソウと市蝶ジャコウアゲハの食餌の話など。

サギソウについては、園オリジナルの栽培温室があり、
球根を冷凍保存し植える時期を調整することで
「常に咲いている状態」を作り出しています。
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また、昨年より、園長を中心に「希少植物」の系統保存を始めました。
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希少植物等の紹介は、冊子にして本日の資料としてもお配りしています。
各ページは、植物園HP内からもダウンロードできます。

なお、本日5日より、
「播磨の希少植物展」を開催しておりますので、
講演会終了後には、ぜひ足を運んでご覧ください。
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続いて、岩槻邦男先生の講演会です。
岩槻先生は、兵庫県立人と自然の博物館名誉館長をされています。
「憩いながらまなぶ喜び~植物園での楽習を考える~」と題して、講演が始まりました。
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講演会終了後は、みなさまには
植物園のほうで展示会をご覧いただきました。

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すべて紙粘土と紙でできている創作人形。とても細かいです。
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昭和の創作人形(歩野香の会)と、
希少植物とのコラボレーション展示。
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われらがサギソウも、準絶滅危惧種なんですよ
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この展示会は、9月23日(水・祝)まで、
 手柄山温室植物園にて開催中です(金曜休園)。

なお、5日にサンテレビの取材があり、
12日9時からの「西はりまサタデーナイン」にて放送されます。
そちらもぜひ、ご覧下さい。
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ウインクテレビで放映されました(サギソウ植栽)

こんにちは、Nです。

以前、機構フェイスブックで一度書きましたが、

 619日(金)に、藤の木山自然公園にて「市花さぎ草の植栽」がありました。



その日は、ひめじケーブルテレビの取材もあり、

73日(金)~79日(木)の期間中、『ウイークリーひめじ』にて

 毎日三回11:4512:0017:4518:0021:4522:00内で放送されています。
ぜひ、ご覧ください。私
Nもちょっと写っています(;・∀・)


なお、ケーブルテレビが映らない方は、市役所広報課動画チャンネルも参考に。

https://www.youtube.com/user/himejicitych

【ユーチューブ動画】

https://youtu.be/DDn3oYzmk8s?t=4m5s


その日を思い出しながら今日はブログを書きます。

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2015619日金曜日午前に行われた、

サギソウ幼苗植え付けに、私Nも同行取材してきました。


今年も姫路市藤ノ木山自然公園の地元:

市立山田小学校6年生約30名と引率の先生方で行う予定でしたが、

雨天により今年は職員9名で植えつけることになりました

今まではトライやるウイークの一環で中学生に作業していましたが、

昨年度(26年)から地元の小学校生とともに取り組んでいます。

別途、小学校内でもサギソウの育成に取り組んでいただきたいと思っています。

 今回は雨天だったため、日を改めて山田小学校に指導に行くそうです。

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みんな、合羽と長靴着用です

 もともとここは湿地ですが、雨でこの後さらに泥まみれになります。


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植えている様子を撮影するケーブルテレビさんも、
 雨の中で傘をさして両手がふさがっていました。

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準備物は、サギソウの幼苗と、スコップ、赤玉土です。

植え付け予定地にはあらかじめ、草刈りをしています。今年は写真の
2か所です。
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 まずは予定地に「赤玉土」を用意します。
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苗は40センチぐらい間を開けて、丁寧に植えていきます。

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サギソウの自生地は、このような湿地です。
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苗を植え終わったら植えた場所に囲いをします
サギソウの周りに雑草が生えた時に
一緒に草刈りしてしまわないように、
 またイノシシ避けを兼ねています
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囲った柵に杭を立て、内側から支えて固定します。
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これから元気に育ちますように♪



ちなみに、一年たつとこうなります。
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柵の中で、去年植えたサギソウの苗が
雑草に紛れてはいますが
 元気に育っているようです(元気よく縦に伸びているのがサギソウです)。
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姫路市民ならご存知の市花「さぎ草」は、
姫路城の別名「白鷺城」にちなみ、

 昭和41818日に市花として制定されています。

また、兵庫県レッドデータブックでも絶滅危惧種に指定されており

 市内にいくつかある自生地でも消滅寸前の危機的状況に陥っています。



藤ノ木山公園への植え付けは、交流ステーションと緑の相談所の事業で、
市民の方々にサギソウに親しんでもらう場として、

また夏休みのキャンプで訪れる子供たちが
自然に近い状態で群生しているサギソウを観察でき
自然環境の大切さを学んでもらう場として、

姫路市で取り組んでいるサギソウの普及促進活動のひとつ「サギソウの人工自生地の創出」の一環です。


ほかにも
たとえば姫路市立手柄山温室植物園では、
専用栽培温室による『周年開花』や

『市花さぎ草の育て方講習会』、『市花さぎ草展』の実施などを行い、

最近では、系統保存のために『無菌培養増殖』にも努めています。


担当:緑の相談所(079)292-6887

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