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皆さまどうもです!!!
最近は哲学書を読んだり、
思考実験をしたりして過ごしております美学者母です。

新作も今年中には発表しようと動いていますので、
みなさま楽しみにしていてください。

それで先ほどさらっと、
ドイツの哲学者、
マルクス・ガブリエルの、
「なぜ世界は存在しないのか」という本を読み終えまして、

この方は、
思弁的実在論のカンタン・メイヤスーなどとも、
連携し新しい哲学の潮流を作っている方です。
「新しい実在論」を提唱されています。

今回この本を読んでいて、
非常に私の世界観と近いので驚いています。
私がインターネットをマテリアルとして、
制作している作品群は、
この「新しい実在論」で最も重要なエレメントの、
「意味の場」を使っている作品群だからです。

また現在の経済や科学、テクノロジーなど、
最先端で起こっているムーブメント、
「分散型」の社会や世界を、
如実に語っていますし、
今後世界が向かうべき方向性が、
明らかに指し示されています。

現在は中央集権的社会、
世界が広がり、
またいきすぎた科学信仰でのニヒリズムなど、
様々な問題が人間の生きる意味を奪っています。

その上で、
「世界は存在しないのだ」という切り口で、
逆説的に、
「だから私たちは存在しているのだ」という解を導き、
その上で私たちが生きている意味を指し示します。

私はこのことを仏教哲学の、
「空観」「中観」「仮観」と同じだと感じました。

「空観」=「構築主義」

「中観」=「新しい実在論」

「仮観」=「形而上学」

これは仏教哲学も西洋哲学も理解しないと、
なかなか理解できないわけですが、

つまるところ、
唯一絶対性を求めると、
「ニヒリズム」に陥ってしまうということです。

私は特に多様性が重要であると最近言説しています。

それはまさに、

「中観」=「新しい実在論」

以上のような世界なわけです。

少なくとも、
様々な分野でこの様なムーブメントは、
同時多発的に起きてきています。

まず現在の状況で、
知性的であることの前提が、
多視点、多様性、多角的な作法が、
最低限の作法となる事は間違いありません。

今年は、
この辺の「分散型」「多視点」「多様性」「多角的」、
この様なことを広く研究します。

美学者母