2009年05月01日

五里霧中

随分間を開けてしまったが更新。
年が明けてから今日まで本当に何かと忙しかった。
上司が変わるとやるべきことがガラッと変わる。ホントに勘弁して欲しい。


4月11日
加藤さんと喜多さんと花見に行く。
前の週には会社の花見があったのだが、それがもう最悪だったので、
この日はただ単純に花見を楽しむことにする。

行き先は京都の醍醐寺。今年の頭から京都に住んでいる喜多さんを京都で拾い、
久しぶりですね〜、とかいう会話を交わしながらほのぼの桜を見る。
もみじもみじ2さくらさくら2












地味に木漏れ日も綺麗だったので、木漏れ日マニアとしてはそっちのがテンション上がった。画像の桜は醍醐寺ではなく、醍醐寺の帰り道に偶然通りかかった市営運動場みたいな場所に咲いてあった桜。(醍醐寺の桜は既に8割散っていた)これがめちゃくちゃ綺麗だった。

桜って日本人にとって特別な存在で、入学式とか卒業式(始まりと終わり)とかを鮮やかに彩るアイテムとしてうってつけだとぼんやり思う。卒業も入学も刹那的で、その日一日は特別なんだけど、次の日になるとずっと昔のように感じるものだ。それが桜の刹那的な美しさとオーバーラップして、どこか意味ありげに記憶の中に印象付けられる。それぞれ形は違えど、誰しもが共有している心の原風景なのかもしれない。

桜を見に来ている人々はみな、記憶の片隅にずっと忘れずに置いてある一片を懐かしんでいるように俺には見えた。そんな桜をもしアメリカとか中国とかロシアとかが日本に攻め込んできて、日本を占領して、日本中の桜を全部没収します、とかいう流れになったら日本人はどういったリアクションを起こすんだろう、なんて小学生みたいな会話を加藤さんとしてみた。

「桜取られちゃったら、なんていうの、自我が崩壊しちゃうんじゃないの。富士山爆破されても同じだろうけど。あれだ、精神的にインポになると思うよ。」
「やっぱ日本人にとっては無くてはならない存在ですもんねえ」
「言語を奪われるのと同じ感覚だと思うよ。明日から日本語使うなとか言われちゃったら、なんつーか、人生辞めたくなる気がするんだよね」
「ほー、愛国心ってやつですかねー」
「まあ、そうなんかもねー」

落ちのないこの会話から感じたことは、普段気にも留めないことをたまには気にして想像してみると、ふと大切なことが見えたり見えなかったりするってことだ。慣れってのは大事だけど、たまには疑問符を浮かべてみるとワンランク上の発想が生まれるのかもしれない。

とにかく桜は美しい。ピンクで何かエロいし。


4月15日
加藤さんとスーパー銭湯に行く。
実は最近はまっているのだ。客層は学生だったりヤンキーだったりワケありって感じの人が多いのだが、そんなの気にせずに3時間くらいお湯に入ったりサウナで我慢したり水風呂に入ったりしている。いやあ、風呂っていいもんだ。いつ行ってもめちゃくちゃ混んでるんだが、それも何だか頷ける気がする。こりゃ流行るかもわからんね。もう流行ってるのかもしれんが。(或いはもうブーム過ぎたか)


4月25日
SPECIAL OTHERS、通称スペアザのライブを同期と観に行く。新しいアルバム「PB」はそりゃもう素晴らしい内容だった。スペアザほど期待を裏切らない存在も珍しい。WBCのイチローよろしく最後の最後に見せ場を作るのではなく、コンスタントに結果を出している安定感が何とも心強い。

スペアザのライブを見ると幸福になれる、と以前に書いたが、この日も例外なく終始顔がにやけっ放しだった。めちゃくちゃ楽しそうに演奏しているのだ。そりゃこっちも楽しくなる。演奏技術は言うまでもなく、セットリストの構成も素晴らしい。緩急自在のピッチングで翻弄され続けてしまった。いやあ、最前列だったし楽しかった。言うことなし。5月9日も楽しみにしてます。


5月1日
気付けば就職して1年が過ぎた。同じく社会人2年目の友達と話してみると、辞めたいとか、しんどいとか、不満があるとか、楽しくないとか、大概マイナスの内容の言葉をよく耳にする。飲み会を開くとほぼ9割以上は仕事の愚痴祭になる。不毛だが、それで心の平穏を得ているのなら大切なことなんだろう。愚痴を吐き出せずにぶっ倒れるなんかよりはよっぽどマシだ。(一人倒れて入院して仕事辞めた)

果たして俺はどうか。正直、そんなこと考える余裕もなかった。目の前に厳然とそびえ立っている仕事を一つ一つ片付けていたら今日になっていた、そんな感じ。それって充実してんじゃないの?とか言われるけど、そんなことは決してない。一日一日を仕事だけで潰してしまうなんて正気の沙汰じゃない。もっとこう、面白い人間になるために仕事以外のこともするべきなのだ。

そんなこと2年目でまだまだペーペーの俺が上司に口にすることもできず(たまには言うけど)、今は会社に迷惑かけないように仕事をせっせとこなすよう心がけることにする。後輩も入ってきたし、頑張らんといかん。



余談。

アカデミー賞も取った話題騒然の映画、おくりびとを結構前に加藤さんと観に行ったけど、大して面白くなかった。理由は何かと「下手糞」だったから。話の流れだったり、脚本だったり、演技だったり、カメラワークだったり、どうにもこうセンスを感じられなかった。題材は面白いし、死を演出する着眼点もいいんだけど、何だか勿体ない気がした。特にアレだったのが広末のポジション。主人公に対して「汚らわしい!」とか今日日使うかそんな言葉?みたいなツッコミを入れたくなったり、主人公の仕事に嫌気がさして実家に帰ったのはいいけど、何か知らんが戻ってきたり、どうにも説得力に欠けた。



とりあえず以上。



machura at 19:50│Comments(0)TrackBack(0)

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